JPH0527033A - 魚群移動監視装置 - Google Patents

魚群移動監視装置

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JPH0527033A
JPH0527033A JP19983391A JP19983391A JPH0527033A JP H0527033 A JPH0527033 A JP H0527033A JP 19983391 A JP19983391 A JP 19983391A JP 19983391 A JP19983391 A JP 19983391A JP H0527033 A JPH0527033 A JP H0527033A
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JP
Japan
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fish school
fish
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school
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP19983391A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Kawaguchi
真一郎 河口
Takeshi Sakuma
健 佐久間
Hideichiro Sugitani
秀一郎 杉谷
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定置網における魚群量を正確に把握する。 【構成】 定置網で規定されたエリアに向けて送受波器
32から超音波信号が送出され、この超音波信号の反射
が反射エコー信号として送受波器で受信される。検波回
路35は反射エコー信号の強度を反射強度情報として検
出する。一方、ドップラー周波数再生回路36は反射エ
コー信号から魚群の移動に伴うドップラー効果を反射エ
コー信号からドップラー周波数情報として検出する。そ
して、これら反射強度情報及びドップラー周波数情報は
受信装置に送られ、検波回路45、ドップラー周波数再
生回路46、及び入出魚群判別回路47によって魚群の
移動方向及び魚群量が判定される。このように、反射エ
コーの強度を検出するとともに魚群の移動方向に応じた
ドップラー効果をドップラー周波数情報として検出して
いるから、定置網における魚群量を正確に監視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚群移動監視装置に関
し、特に、定置網に出入する魚群の移動方向及びその量
を監視するための監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の魚群移動監視装置とし
て、例えば、図3に示す構成の魚群移動監視装置が知ら
れている。図3を参照して、図示の魚群移動監視装置は
ブイ11と受信装置12とを備えている。そして、ブイ
11は定置網近傍に設置される。ブイ11は送信器13
及び送受波器14を備えている。定置網に出入する魚群
を監視する際には、送信器13から送信バースト信号を
送出する。送受波器14は送信バースト信号を受けて超
音波信号として送出する。そして、超音波信号は魚群で
反射された際反射超音波信号(反射エコー)として送受
波器14に与えられる。送受波器14は反射超音波信号
を電気信号(受信エコー信号)に変換して送出する。こ
の電気信号は増幅器15で増幅され、検波回路16で検
波されて包絡線信号とされる。つまり、魚群の反射強度
に応じた反射強度情報が得られることになる。この反射
強度情報は無線機17に与えられ、無線機17は反射強
度情報により搬送波を変調後、無線信号としてアンテナ
18から受信装置12に送出する。
【0003】この無線信号はアンテナ19で受信され、
無線機20で復調された後、検波回路21で検波され、
魚群からの受信反射強度情報として表示器22に与えら
れる。表示器22は反射強度情報をカラー表示又は濃淡
表示することにより、定置網に出入する魚群を監視する
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
魚群移動監視装置では、単に魚群からの反射エコーの強
度に基づいて定置網中の魚群を監視しているだけである
から、定置網に入網中(つまり、定置網に入りつつあ
る)魚群から定置網に出網中(つまり、定置網から出つ
つある)の魚群を識別することが極めて困難である。つ
まり、入網中の魚群と出網中の魚群とを分離して識別す
ることが難しく、監視の結果得られた魚群量と実際の漁
獲量とが大きく異なってしまうという問題点がある。即
ち、定置網中の魚群量を正確に監視できないという問題
点がある。本発明の目的は定置網中の魚群量を正確に監
視することのできる魚群移動監視装置を提供することに
ある。本発明の他の目的は魚群の移動方向を正確に監視
することのできる魚群移動監視装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、予め定
められたエリアにおける魚群の移動方向及び魚群量を監
視するための魚群移動監視装置であって、前記エリアに
向けて超音波信号を送出する超音波送出手段と、前記超
音波信号の反射を反射エコー信号として受けるエコー受
信手段と、前記反射エコー信号の強度を反射強度情報と
して検出する第1の検出手段と、前記反射エコー信号か
ら前記魚群の移動に伴うドップラー効果を前記反射エコ
ー信号からドップラー周波数情報として検出する第2の
検出手段とを備える監視部と、前記判定部は前記反射強
度情報及び前記ドップラー周波数情報に基づいて前記魚
群の移動方向及び前記魚群量を判定する判定部とを有す
ることを特徴とする魚群移動監視装置が得られる。
【0006】
【作用】本発明では、魚群による反射エコーの強度を検
出するとともに魚群の移動方向に応じたドップラー効果
をドップラー周波数情報として検出しているから、魚群
量を正確に監視できるばかりでなく魚群の移動方向を正
確に監視することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。図1を参照して、図示の魚群移動監視装置はブイ3
0及び受信装置31を備えている。ブイ30は送受波器
32を備えており、この送受波器32は水平方向に対し
て角度(俯角:θ)の方向に超音波信号(超音波パルス
信号)を送出する。送信器33からはバースト信号が送
出され、送受波器32はこのバースト信号に応じて超音
波信号を水中に送出する。この超音波信号は魚群等で反
射され、反射エコー信号として送受波器32に与えられ
る。この反射エコー信号は送受波器32で電気信号(受
信エコー信号)に変換された後、増幅器34で増幅さ
れ、検波回路35に与えるとともにドップラー周波数検
出回路36に与える。
【0008】検波回路35では反射エコー信号が包絡線
検波され、魚群の反射強度に応じた反射強度情報が得ら
れることになる。図2(a)に示すように検波信号は検
波回路35で最高値が+10ボルトに調節される。検波
信号は減衰(ATT)回路37でそのレベルが半分に減
衰され、出力される(図2(b))。その後、オフセッ
ト回路38で基準電圧(+5ボルト)が加えられ、直流
成分が加算されたオフセット信号として出力される(図
2(c))。
【0009】ドップラー周波数検出回路36では反射エ
コー信号のドップラー周波数に基づいて魚群の移動方向
を検出する。つまり、送受波器34に対する魚群の移動
方向に応じて反射エコー信号におけるドップラーの極性
が異なるから、ドップラー周波数検出回路36では反射
エコー信号からドップラー極性を判定し、ドップラー極
性信号を送出する(図2(d))。ここでは魚群が送受
波器32に向かってくるとき(つまり、魚群が入網する
とき)正極性とし、魚群が送受波器32から離れるとき
(つまり、魚群が出網するとき)負極性とする。なお、
ここでは、入網する魚群を入網魚群と呼び、出網する魚
群を出網魚群と呼ぶ。そして、ドップラー極性信号はド
ップラー極性が正のとき+1ボルトとなり、ドップラー
極性が負のとき−1ボルトとなる。
【0010】上述のオフセット信号及びドップラー極性
信号は乗算器39で乗算され、乗算信号として送出され
る。つまり、ドップラー極性が正のときには、乗算信号
は基準電圧を越える信号となり、ドップラー極性が負の
ときには、乗算信号は基準電圧未満の信号(但し、0ボ
ルト以上)となる(図2(e))。そして、この乗算信
号は無線機40に与えられ、乗算信号により搬送波を変
調後無線信号として(例えば、FM変調)、アンテナ4
1から受信装置31に送出される。
【0011】受信装置31ではアンテナ42で無線信号
を受信すると、無線機43では乗算信号を復調信号とし
て取り出す(例えば、F/V変換する)。この復調信号
はオフセット回路44で基準電圧分が除去され、検波回
路45及びドップラー周波数再生回路46に送られる。
【0012】検波回路45では包絡線検波され、魚群の
反射強度に応じた反射強度情報を生成する。一方、ドッ
プラー周波数再生回路46では信号の正負に応じてドッ
プラー極性を再生する。つまり、信号が正の場合には、
ドップラー極性を正として再生し、信号が負の場合に
は、ドップラー極性を負として再生し、ドップラー再生
信号を生成する。
【0013】上記の検波信号及びドップラー再生信号は
入出網魚群判別回路47に与えられ、ドップラー再生信
号が正極性を示している場合には、入出網魚群判別回路
47は入網魚群と判別して検波信号を入網魚群信号とし
て表示器48に出力する(図2(f))。一方、ドップ
ラー再生信号が負極性を示している場合には、入出網魚
群判別回路47は出網魚群と判別して検波信号を出網魚
群信号として表示器48に出力する(図2(g))。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では魚群に
よる反射エコーの強度を検出するとともに魚群の移動方
向により生ずるドップラー周波数を検出しているから、
定置網に出入する魚群の魚群量を正確に監視できるばか
りでなく魚群の移動方向を正確に監視することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による魚群移動監視装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す魚群移動監視装置の動作を説明する
ための波形図である。
【図3】従来の魚群移動監視装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 ブイ 12 受信装置 13 送信器 14 送受波器 15 増幅器 16,21 検波回路 17,20 無線機 18,19 アンテナ 22 表示器 30 ブイ 31 受信装置 32 送受波器 33 送信器 34 増幅器 35,45 検波回路 36 ドップラー周波数検出回路 37 減衰(ATT)回路 38,44 オフセット回路 39 乗算器 40,43 無線機 41,42 アンテナ 46 ドップラー周波数再生回路 47 入出網魚群判別回路 48 表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたエリアにおける魚群の移
    動方向及び魚群量を監視するための魚群移動監視装置で
    あって、前記エリアに向けて超音波信号を送出する超音
    波送出手段と、前記超音波信号の反射を反射エコー信号
    として受けるエコー受信手段と、前記反射エコー信号の
    強度を反射強度情報として検出する第1の検出手段と、
    前記反射エコー信号から前記魚群の移動に伴うドップラ
    ー効果を前記反射エコー信号からドップラー周波数情報
    として検出する第2の検出手段とを備える監視部と、前
    記判定部は前記反射強度情報及び前記ドップラー周波数
    情報に基づいて前記魚群の移動方向及び前記魚群量を判
    定する判定部とを有することを特徴とする魚群移動監視
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された魚群移動監視装置
    において、前記監視部と前記判定部とは無線回線で接続
    され、前記監視部は前記反射強度情報と前記ドップラー
    周波数情報とを混合して魚群情報を生成する生成手段
    と、該魚群情報を送出する送出手段とを有することを特
    徴とする魚群移動監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された魚群移動監視装置
    において、前記判定部は前記魚群情報を受信魚群情報と
    して受ける受信手段と、該受信魚群情報から前記反射強
    度情報を抽出する第1の抽出手段と、該反射強度情報か
    ら前記魚群量を判定する第1の判定手段と、前記受信魚
    群情報から前記ドップラー周波数情報を抽出する第2の
    抽出手段と、該ドップラー周波数情報に基づいて前記魚
    群の移動方向を判定する第2の判定手段とを有すること
    を特徴とする魚群移動監視装置。
JP19983391A 1991-07-16 1991-07-16 魚群移動監視装置 Pending JPH0527033A (ja)

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JP19983391A JPH0527033A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 魚群移動監視装置

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JPH0527033A true JPH0527033A (ja) 1993-02-05

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JP (1) JPH0527033A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10355472B2 (en) 2015-11-19 2019-07-16 Fuji Electric Co., Ltd. Over temperature protection circuit and semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10355472B2 (en) 2015-11-19 2019-07-16 Fuji Electric Co., Ltd. Over temperature protection circuit and semiconductor device

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991020