JPH05270076A - 印字装置の用紙選択排出制御方式 - Google Patents

印字装置の用紙選択排出制御方式

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JPH05270076A
JPH05270076A JP4839992A JP4839992A JPH05270076A JP H05270076 A JPH05270076 A JP H05270076A JP 4839992 A JP4839992 A JP 4839992A JP 4839992 A JP4839992 A JP 4839992A JP H05270076 A JPH05270076 A JP H05270076A
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JP
Japan
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paper
sheet
cassette
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printed
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Withdrawn
Application number
JP4839992A
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Inventor
Katsunori Murakami
克則 村上
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ソータのような印字用紙を分類する機構を持た
ない印字装置において、用紙カセットを2つ以上有する
場合に、一連の印字の後に、用紙の大きさまたは色の違
う用紙を排出するか、または印字データの識別コードを
印字し排出することにより、利用者による印字済用紙の
分離を容易にする。 【構成】上位装置1からの印字データ中の識別コードを
一時記憶回路35に記憶しておき、利用者の印字データ
を用紙カセット44の用紙を用いて印字した場合には、
利用者の印字終了後時間計数回路34で所定時間計数し
た後、もう1つの用紙カセット45の用紙に、この識別
コードを印字して排出する。最初に用紙カセット45の
用紙に印字した場合は、最後に用紙カセット44の用紙
に識別コードを印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字装置に関し、特に少
なくとも2つの用紙カセットを有するカット紙印字装置
の用紙選択排出の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印字装置、特に小型の印
字装置においては、経済的理由から、一般に排出後の印
字済みの用紙を仕分け、分類するためのソータ、ジョガ
ーを有していない。従って上位装置から受信した印字デ
ータを指定の用紙カセットの用紙に印字し、ただ一つの
用紙スタッカに積み上げる方式を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印字装
置では、数台の上位装置で一台の印字装置を共有する
と、複数の利用者の印字済み用紙が、排出した印字済み
用紙を積むための用紙スタッカ上に積み上げられること
になり、各利用者は大量の印字済み用紙の中から自分の
用紙を探し出すのに多大な労力と時間を必要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置の用紙
選択排出制御方式は、上位装置から受信した印字データ
に従い少なくとも2組の用紙カセットのいずれからかカ
ット紙を吸入し印字し同一の用紙スタッカに排出する印
字装置の用紙選択排出制御方式において、制御信号に基
づいて前記少なくとも2組の用紙カセットのいずれかを
選択し前記カット紙を吸入する用紙選択機構と、前記上
位装置からの印字データ受信後の時間経過を計測する時
間計数回路と、前記印字データを印字する前記カット紙
の吸入元として前記用紙カセットのいずれかを指定する
スイッチ回路と、前記スイッチ回路または前記上位装置
からの前記カセットの指定情報に基づいて前記制御信号
として前記少なくとも2組の用紙カセットのうち第1の
用紙カセットを指定する第1の制御信号を発生し前記用
紙選択機構に送出し、前記上位装置からの印字データを
前記用紙選択機構で選択された前記第1の用紙カセット
のカット紙に印字し排出させ、前記時間計数回路から所
定時間経過の信号を受信すると前記印字データの終了を
認識し、前記第1の用紙カセットとは異なる第2の用紙
カセットを指定する第2の制御信号を発生し前記用紙機
構に送出し、前記第2の用紙カセットのカット紙を排出
させるシーケンス制御回路とを備えている。
【0005】また、上記構成において、前記上位装置か
らの識別コードを一時記憶する一時記憶回路を備え、前
記第2の用紙カセットのカット紙の排出時に前記識別コ
ードを印字する構成とすることができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明による印字装置の一実施例の
構成図である。パーソナルコンピュータ、ワークステー
ション、ホストコンピュータ等の上位装置1に通信回線
20を介して接続する印字装置2は、大きくは印字制御
機構3と印字機構4とで構成する。印字制御機構3は、
通信回線20を接続する通信回線制御回路31と、印字
装置2の利用者が操作可能なスイッチ回路32と、印字
装置の制御に必要な時間の計数を行う時間計数回路34
と、上位装置1から受信した印字データa中の印字デー
タの識別コードを必要に応じて記憶する一時記憶回路3
5と、これら通信回線制御回路31とスイッチ回路32
と時間計数回路34と一時記憶回路35の動作を各々信
号b,c,d,hを介して制御するシーケンス制御回路
33とで構成する。また印字機構4は、用紙カセット4
4または用紙カセット45のいずれかから用紙の吸入す
る用紙選択機構41と、用紙に印字の画像を形成する印
字形成機構42と、印字済みの用紙を用紙スタッカ46
に排出する用紙排出機構43とで構成する。用紙選択機
構41、印字形成機構42及び用紙選択機構43は、シ
ーケンス制御回路33からの信号e,f,及びgを介し
た指示に従ってそれぞれ動作する。
【0008】図2及び図3はシーケンス制御回路33の
動作フローチャートであり、図1〜図3を参照して印字
装置2の動作について説明する。
【0009】まず、シーケンス制御回路33は印字デー
タが有るかどうかを通信回線制御回路31からの信号b
によって判定する(ステップ100)。もし印字データ
が無ければ本判定を繰り返し、もし印字データが有れば
次のステップ101に進む。ステップ101では通信回
線制御回路31を動作させ信号bを介して上位装置1か
ら送信される印字データaを受信する。この処理の中
で、もしこの印字データaの中に印字データの識別コー
ド、例えば印字データ全体の管理番号,JOB名または
印字データの作成者名等が存在すれば、これらを一時記
憶回路35に一旦記憶しておく(ステップ102)。次
のステップ103では用紙カセット44の用紙を使って
印字するかどうかを判定する。もし用紙カセット44で
なければ用紙カセット45の用紙を使うかどうかの判定
(ステップ113)に進み、もし用紙カセット44の用
紙を使って良ければ次のステップ104に進む。ステッ
プ104では先の判定により用紙カセット44の用紙を
吸入して印字形成機構42に用紙を送り込んで画像を形
成し、更に用紙排出機構43に用紙を送り込んで用紙を
用紙スタッカ46に排出する。次のステップ105では
スイッチ回路32に設けた追加排出スイッチの状態が有
効かどうかの判定を行う。このスイッチは印字装置2の
利用者が有効か無効かのいずれかに設定することが可能
であり、もし次のステップに進むことで利用者に提供さ
れる機能を利用者が使うことを望む場合にはこのスイッ
チを有効にし、そうでない場合にはこのスイッチを無効
にすれば良い。さてこのスイッチが無効であればシーケ
ンス制御回路33の状態は印字データの有無判定に(ス
テップ100)に戻り、有効の場合は次のステップ10
6に進む。ステップ106では信号dを介して時間計数
回路34の計数値を零にリセットした後にこれからの経
過時間tの計数を開始させる。次のステップ107では
次のページの印字データが有るかどうかの判定を行う。
もし印字データがあれば印字データを受信するステップ
101に戻り、もし印字データが無ければ次のステップ
108に進む。ステップ108では先に計数を開始した
経過時間の計数値tを或る特定の値であるTよりも大き
いかどうかを判定する。もしtがTよりも小さければ、
これは直前の用紙を排出してから、すなわち直前の印字
を終了してから時間Tが経過していないことを意味し、
この場合は印字データの有無判定のステップ107に戻
り、印字データの到来か時間の経過を待つことになる。
もしtがTよりも大きければ、これは直前の印字を終了
してから時間Tが経過したことを意味し、この場合は次
のステップ109に進む。ステップ109では先に一時
記憶回路35に記憶した印字データの識別コード、例え
ば印字データ全体の管理番号,JOB名または印字デー
タの作成者名等を読み出して、用紙カセット45の用紙
に印字して排出する。用紙カセット45に予め用紙カセ
ット44とは色または大きさなどが異なる用紙をセット
しておけば以前のページとは色大きさなど特徴の異なる
用紙が排出されて用紙スタッカ46上の既に排出された
用紙の上に積まれることになる。
【0010】ステップ113で用紙カセット45の用紙
を使って印字すると判定されれば、上記と同様なステッ
プ114〜120の処理が行われ、用紙スタッカ46に
はまず用紙カセット45内の用紙が排出され、最後に用
紙カセット44内の用紙が排出される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明による印字装
置では、一連の印字データを受信して印字した後、或る
一定の期間印字データを受信しない場合は直前の印字に
用いた用紙カセットとは別の用紙カセットに格納してあ
る色または大きなの異なる用紙を自動的に排出し、さら
には識別コードを印字することも可能なので、排出され
ている印字用紙群の境界が明確になり、1台の印字装置
を多人数または多数の上位装置で共有する場合に、各利
用者が速やかに自分の用紙を探し求めることができ、こ
れまでに必要であった労力と時間を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印字装置の一実施例の構成図であ
る。
【図2】図1の実施例のシーケンス制御回路の動作フロ
ーチャート(その1)である。
【図3】図1の実施例のシーケンス制御回路の動作フロ
ーチャート(その2)である。
【符号の説明】
1 上位装置 2 印字装置 3 印字制御機構 4 印字機構 31 通信回線制御回路 32 スイッチ回路 33 シーケンス制御回路 34 時間計数回路 35 一時記憶回路 41 用紙選択機構 42 印字形成機構 43 用紙排出機構 44,45 用紙カセット 46 用紙スタッカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から受信した印字データに従い
    少なくとも2組の用紙カセットのいずれからかカット紙
    を吸入し印字し同一の用紙スタッカに排出する印字装置
    の用紙選択排出制御方式において、 制御信号に基づいて前記少なくとも2組の用紙カセット
    のいずれかを選択し前記カット紙を吸入する用紙選択機
    構と、 前記上位装置からの印字データ受信後の時間経過を計測
    する時間計数回路と、 前記印字データを印字する前記カット紙の吸入元として
    前記用紙カセットのいずれかを指定するスイッチ回路
    と、 前記スイッチ回路または前記上位装置からの前記カセッ
    トの指定情報に基づいて前記制御信号として前記少なく
    とも2組の用紙カセットのうち第1の用紙カセットを指
    定する第1の制御信号を発生し前記用紙選択機構に送出
    し、前記上位装置からの印字データを前記用紙選択機構
    で選択された前記第1の用紙カセットのカット紙に印字
    し排出させ、前記時間計数回路から所定時間経過の信号
    を受信すると前記印字データの終了を認識し、前記第1
    の用紙カセットとは異なる第2の用紙カセットを指定す
    る第2の制御信号を発生し前記用紙機構に送出し、前記
    第2の用紙カセットのカット紙を排出させるシーケンス
    制御回路とを備えることを特徴とする印字装置の用紙選
    択排出制御方式。
  2. 【請求項2】 前記上位装置からの識別コードを一時記
    憶する一時記憶回路を備え、前記第2の用紙カセットの
    カット紙の排出時に前記識別コードを印字することを特
    徴とする請求項1記載の印字装置の用紙選択排出制御方
    式。
JP4839992A 1992-03-05 1992-03-05 印字装置の用紙選択排出制御方式 Withdrawn JPH05270076A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4839992A JPH05270076A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 印字装置の用紙選択排出制御方式

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JPH05270076A true JPH05270076A (ja) 1993-10-19

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ID=12802228

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JP4839992A Withdrawn JPH05270076A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 印字装置の用紙選択排出制御方式

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Date Code Title Description
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Effective date: 19990518