JPH0526986A - ゲートアレイの試験方法及び試験装置 - Google Patents

ゲートアレイの試験方法及び試験装置

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JPH0526986A
JPH0526986A JP3204793A JP20479391A JPH0526986A JP H0526986 A JPH0526986 A JP H0526986A JP 3204793 A JP3204793 A JP 3204793A JP 20479391 A JP20479391 A JP 20479391A JP H0526986 A JPH0526986 A JP H0526986A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲートアレイの集積度をあまり低下させること
なくその多数の論理素子の性能を確実に試験でき且つ実
用性及び経済性に優れたゲートアレイの試験方法及び試
験装置を提供する。 【構成】ゲートアレイGAに組み込まれた複数のプロー
ブ線P及び複数のセンス線Sと、プローブ線Pの1つに
順々に選択信号を出力する選択装置SDと、プローブ線
Pとセンス線Sとが交差する複数の格子点に夫々対応づ
けてゲートアレイGAに組み込まれ選択信号により導通
する選択スイッチと複数の試験点TPに接続された複数
の電子スイッチとを含む電子スイッチ装置DAと、各セ
ンス線Sに接続された2値化装置ADとを備え、各格子
点に対応する複数の試験点TPの2値化信号の組合せに
対応した多値化信号をセンス線Sに発生させ、これら多
値化信号を2値化装置ADにより試験点TPの2値化信
号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートアレイの試験方
法及び試験装置に関し、特にゲートアレイに予め組み込
んだ複数のプローブ線及びこれらに略直交状の複数のセ
ンス線を介して試験する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路に組み込まれた多
数の論理素子(論理ゲート)が正常に作動するか否かを
試験する技術として、スキャンパス方式やクロスチェッ
ク方式の技術が一般に採用されている。前者のスキャン
パス方式は、複数の試験パターン信号を半導体集積回路
に順々に供給してその出力パターン信号を解析する技術
であるが、最近では半導体集積回路の集積度が高まり、
半導体集積回路に組み込まれた論理素子の数も膨大化し
たことから、このようなスキャンパス方式で半導体集積
回路を試験するには、多大の試験時間と労力を要しその
コストが多大になること、および多数のフリップフロッ
プ回路を設ける必要があるという欠点がある。
【0003】一方、特開平1−179338号公報に
は、前記クロスチェック方式による半導体集積回路の試
験技術が開示されている。この試験技術においては、図
10に示すように、半導体集積回路に、多数行に亙るN
AND、NOR、INVERTER、D−F/Fなどの
論理素子のアレイの各行に夫々対応する多数のプローブ
線Pi 、Pi+1 、Pi+2 と、多数列に亙る論理素子のア
レイの各列に夫々対応する多数のセンス線Sj
j+1 、Sj+2 であって多数のプローブ線Pi
i+1 、Pi+2 に直交状の多数のセンス線Sj
j+1 、Sj+2 とを組み込み、プローブ線Pi
i+1 、Pi+2 とセンス線Sj 、Sj+1 、Sj+2 とが交
差する複数の格子点の各々に各論理素子が対応するよう
に配置されている。各論理素子の試験点TPはMOSF
ETからなる電子スイッチEQを介して対応するセンス
線に接続され、各電子スイッチEQは対応するプローブ
線の選択信号により導通状態に切り換えられるように構
成されている。ここで、半導体集積回路に複数の試験パ
ターン信号のうちの1つを供給した状態において、例え
ばプローブ線Pi に「1」レベルの選択信号を供給する
とこのプローブ線Pi に接続された複数の電子スイッチ
EQが導通状態になるので、INVERTER、NAN
D、NORなどの試験点TPの試験信号を夫々センス線
j 、Sj+1 、Sj+2 に出力させ、次にプローブ線P
i+1に「1」レベルの選択信号を供給してNOR、D−
F/Fなどの試験点TPの試験信号を前記同様に出力さ
せ、順次これを繰り返すことにより全部の論理素子につ
いて試験を行い、その後次の試験パターン信号を供給し
た状態で前記同様の試験を繰り返していって全部の試験
パターン信号についての半導体集積回路の全部の論理素
子の作動状態を試験する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の半導体集積
回路の試験技術においては、各試験点にプローブ線とセ
ンス線とが交差する格子点が1対1で対応するように多
数のプローブ線と多数のセンス線とを設ける必要があ
る。即ち、論理素子の格子構造つまり試験点の格子構造
がX行,Y列の配列サイズを持つときX本のプローブ線
とY本のセンス線とを設けることが必要であり、このよ
うに多数のプローブ線とセンス線とを組み込む必要があ
ることから、半導体集積回路の集積度が著しく低下して
しまい経済的な試験装置にはなり得ないという問題があ
る。本発明の目的は、前記クロスチェック方式と同様に
確実に試験でき且つ経済性を向上できるゲートアレイの
試験方法および試験装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るゲートア
レイの試験方法は、複数の論理素子を複数行、複数列に
2次元的又は3次元的に配設してなるゲートアレイに組
み込んだ複数のプローブ線と複数のセンス線とを介して
ゲートアレイを試験する試験方法において、前記ゲート
アレイの複数行の論理素子を複数の行群にグループ化し
且つ複数列の論理素子を複数の列群にグループ化し、前
記ゲートアレイに、予め、複数の行群に夫々対応する複
数のプローブ線及び複数の列群に夫々対応する複数のセ
ンス線を組み込むとともに、プローブ線とセンス線とが
交差する複数の格子点に夫々対応し且つ対応するプロー
ブ線に供給される選択信号に応動して対応するセンス線
に信号を出力可能となる複数の電子スイッチ装置であっ
て、その各々が対応する行群と列群に属する複数の論理
素子の複数の試験点に夫々接続され且つ対応するセンス
線に接続された複数の電子スイッチからなる複数の電子
スイッチ装置を組み込み、前記ゲートアレイに複数の試
験パターン信号の1つを選択的に供給する第1工程と、
前記複数のプローブ線の1つに選択信号を供給する第2
工程と、前記選択されたプローブ線に対応する複数の電
子スイッチ装置の各々から対応する各センス線に、複数
の試験点の2値化信号の組合わせに対応する多値化信号
を発生させる第3工程と、前記複数のセンス線に発生し
た多値化信号を前記2値化信号の組合わせに対応する再
生2値化信号に夫々変換して出力する第4工程と、全部
のプローブ線について順々に第2〜第3工程を繰り返え
す第5工程と、順々に異なる試験パターン信号を用いて
第1〜第5工程を繰り返す第6工程とを含むことを特徴
とするものである。
【0006】請求項2に係るゲートアレイの試験装置
は、複数の論理素子を複数行、複数列に2次元的又は3
次元的に配設してなるゲートアレイに組み込まれた複数
のプローブ線と複数のセンス線とを介してゲートアレイ
を試験するゲートアレイの試験装置において、前記ゲー
トアレイの複数行の論理素子を複数の行群にグループ化
し且つ複数列の論理素子を複数の列群にグループ化し、
このゲートアレイに、複数の行群に夫々対応する複数の
プローブ線及び複数の列群に夫々対応する複数のセンス
線と、プローブ線とセンス線とが交差する複数の格子点
に夫々対応し且つ対応するプローブ線に供給される選択
信号に応動して対応するセンス線に信号を出力可能とな
る複数の電子スイッチ装置であって、その各々が対応す
る行群と列群に属する複数の論理素子の複数の試験点に
夫々接続され且つ対応するセンス線に接続された複数の
電子スイッチからなる複数の電子スイッチ装置とを組み
込み、前記複数のプローブ線の1つに順々に選択信号を
出力する選択手段を設け、前記各電子スイッチ装置の複
数の電子スイッチに接続された複数の試験点の2値化信
号の組合せに対応した多値化信号を対応するセンス線に
発生させる多値化手段を設け、前記各センス線に発生し
た多値化信号を複数の試験点の2値化信号の組合せに対
応する再生2値化信号に夫々変換する2値化手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項2の装置において、前記各電子スイッチ装置
は、複数の電子スイッチと対応するセンス線間に夫々介
設され且つ選択信号に応動して導通状態となる複数の選
択スイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項3の装置において、前記各電子スイッチ群に
おいて、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチが
夫々Nチャンネル型MOSトランジスタで構成され、複
数の選択スイッチのゲート電極がプローブ線に夫々接続
され且つこれら選択スイッチのドレン電極がセンス線に
夫々接続され、複数の電子スイッチのゲート電極が複数
の試験点に夫々接続され且つこれら電子スイッチのドレ
ン電極が対応する選択スイッチのソース電極に夫々接続
され且つこれら電子スイッチのソース電極がゲートアレ
イの接地に接続されたことを特徴とするものである。
【0009】請求項5に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項4の装置において、前記多値化手段は、各セ
ンス線に抵抗を介して接続されたゲートアレイの定電圧
源と、各電子スイッチ群の複数の電子スイッチのソース
電極に接続されたゲートアレイの接地と、各電子スイッ
チ群の複数の電子スイッチ及び/又はこれら複数の電子
スイッチに接続された複数の選択スイッチのW/L値を
相互に異ならせた構成とを備えていることを特徴とする
ものである。
【0010】請求項6に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項2の装置において、前記各電子スイッチ装置
は、複数の電子スイッチと対応するセンス線間に共通に
介設され且つ選択信号に応動して導通状態となる1つの
選択スイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項7に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項5の装置において、前記各センス線に接続さ
れた2値化手段がA/D変換器からなることを特徴とす
るものである。
【0012】請求項8に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項7の装置において、前記選択手段が複数のプ
ローブ線に択一的に選択信号を出力するシフトレジスタ
を含むことを特徴とするものである。
【0013】請求項9に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項8の装置において、前記複数のセンス線に夫
々接続された複数の2値化手段の出力を受ける観察手段
が設けられ、この観察手段が複数の2値化手段の出力を
受けて一時記憶するシフトレジスタを含むことを特徴と
するものである。
【0014】請求項10に係るゲートアレイの試験装置
は、請求項3の装置において、前記複数の選択スイッチ
及び複数の電子スイッチが夫々Pチャンネル型MOSト
ランジスタで構成され、複数の選択スイッチのゲート電
極がプローブ線に夫々接続され且つこれら選択スイッチ
のドレン電極がセンス線に夫々接続され、複数の電子ス
イッチのゲート電極が複数の試験点に夫々接続され且つ
これら電子スイッチのドレン電極が対応する選択スイッ
チのソース電極に夫々接続され且つこれら電子スイッチ
のソース電極がゲートアレイの定電圧源に接続されたこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1に係るゲートアレイの試験方法におい
ては、ゲートアレイの複数行の論理素子を複数の行群に
グループ化し且つ複数列の論理素子を複数の列群にグル
ープ化し、このゲートアレイに、予め、複数の行群に夫
々対応する複数のプローブ線及び複数の列群に夫々対応
する複数のセンス線を組み込む。更に、このゲートアレ
イに、予め、複数のプローブ線と複数のセンス線とが交
差する複数の格子点に夫々対応し且つ対応するプローブ
線に供給される選択信号に応動して対応するセンス線に
信号を出力可能となる複数の電子スイッチ装置であって
その各々が対応する行群と列群に属する複数の論理素子
の複数の試験点に夫々接続され且つ対応するセンス線に
接続された複数の電子スイッチを備えた複数の電子スイ
ッチ装置を組み込む。ここで、このゲートアレイを試験
する際には、ゲートアレイに複数の試験パターン信号の
1つを選択的に供給する第1工程を行い、複数のプロー
ブ線の1つに選択信号を供給する第2工程を行い、その
選択されたプローブ線に対応する複数の電子スイッチ装
置の各々から対応する各センス線に、前記複数の試験点
の2値化信号の組合わせに対応する多値化信号を発生さ
せる第3工程を行い、複数のセンス線に発生した多値化
信号を前記2値化信号の組合わせに対応する再生2値化
信号に夫々変換して出力する第4工程を行い、全部のプ
ローブ線について順々に第2〜第4工程を繰り返えす第
5工程を行い、順々に異なる試験パターン信号を用いて
第1〜第5工程を繰り返す第6工程を行う。このように
して、複数の試験パターン信号の各々に対して全部の試
験点について確実に試験を行うことが出来る。このゲー
トアレイの試験方法によれば、プローブ線とセンス線と
の各格子点に複数の論理素子つまり複数の試験点を対応
させることが出来るので、プローブ線とセンス線の数を
著しく低減することが可能になる。即ち、ゲートアレイ
の試験点がX行、Y列の配列構造であり、各格子点に対
応させる複数の試験点がα行、β列の配列構造とする
と、プローブ線の数はX/α、センス線の数はY/βに
なり、これらの数を大幅に少なくすることが出来る。
【0016】請求項2に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、ゲートアレイの複数行と複数列の論理素子を
複数の行群と複数の列群にグループ化し、複数の行群に
夫々対応する複数のプローブ線及び複数の列群に夫々対
応する複数のセンス線をゲートアレイに組み込み、更
に、複数のプローブ線と複数のセンス線とが交差する複
数の格子点に対応し且つ対応するプローブ線に供給され
る選択信号に応動して対応するセンス線に信号を出力可
能となる複数の電子スイッチ装置であって各々が対応す
る行群と列群に属する複数の論理素子の複数の試験点に
夫々接続され且つ対応するセンス線に接続された複数の
電子スイッチを備えた複数の電子スイッチ装置を、ゲー
トアレイに組み込んでおく。ここで、このゲートアレイ
を試験する際には、ゲートアレイに複数の試験パターン
信号の1つを供給した状態において、選択手段がプロー
ブ線の1つに順々に選択信号を出力すると、その選択信
号が供給されたプローブ線に対応する複数の選択スイッ
チ装置が夫々対応するセンス線に信号を出力可能な状態
となる。すると、多値化手段が、選択されたプローブ線
に対応する各電子スイッチ装置の複数の電子スイッチに
接続された複数の試験点の2値化信号の組合せに対応し
た多値化信号を対応するセンス線に発生させるので、2
値化手段が、各センス線に発生した多値化信号を複数の
試験点の2値化信号の組合せに対応する再生2値化信号
に変換する。次に、全部のプローブ線について選択手段
から順々に選択信号を供給するのを繰り返して前記2値
化信号を順々に発生させ、これにより1群の再生2値化
信号が得られる。その後、順々に異なる試験パターン信
号を用いて前記と同様に繰り返して複数群の再生2値化
信号を求め、このようにして得られた複数群の再生2値
化信号に基いてゲートアレイの多数の論理素子の作動の
良否を試験することができる。このゲートアレイの試験
装置においては、プローブ線とセンス線との各格子点に
各電子スイッチ装置を対応させ、各電子スイッチ装置に
は複数の論理素子の複数の試験点に夫々接続された複数
の電子スイッチを設けてあるので、請求項1と同様に、
プローブ線とセンス線の数を著しく低減することが出来
る。即ち、ゲートアレイの試験点がX行、Y列の配列構
造であり、各格子点に対応させる複数の試験点がα行、
β列の配列構造とすると、プローブ線の数はX/α、セ
ンス線の数はY/βになる。
【0017】請求項3に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項2と同様の作用が得られる。
更に、各電子スイッチ装置には複数の電子スイッチと1
対1で対応する複数の選択スイッチを設けたので、安定
した性能が得られ、また多値化手段を構成する上でも有
利になる。
【0018】請求項4に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項3と同様の作用が得られる。
更に、各電子スイッチ群において、複数の選択スイッチ
及び複数の電子スイッチが夫々Nチャンネル型MOSト
ランジスタで構成され、複数の選択スイッチのゲート電
極がプローブ線に夫々接続され且つこれら選択スイッチ
のドレン電極がセンス線に夫々接続され、複数の電子ス
イッチのゲート電極が複数の試験点に夫々接続され且つ
これら電子スイッチのドレン電極が対応する選択スイッ
チのソース電極に夫々接続され且つこれら電子スイッチ
のソース電極がゲートアレイの接地に接続されている。
従って、選択信号に応動して複数の選択スイッチが導通
状態になって、複数の電子スイッチが対応するセンス線
に導通状に接続され、試験点から電子スイッチのゲート
電極に「1」レベル信号が供給されるとその電子スイッ
チが導通状態になりまた「0」レベル信号が供給される
と非導通状態を保持する。このように、選択スイッチ及
び電子スイッチを夫々小型で高速作動するNチャンネル
型MOSトランジスタで構成するので、これらスイッチ
類による集積度の低下及び作動速度の低下を極力防止す
ることが出来る。
【0019】請求項5に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項4と同様の作用が得られる。
更に、多値化手段は、各センス線に抵抗を介して接続さ
れたゲートアレイの定電圧源と、各電子スイッチ群の複
数の電子スイッチのソース電極に接続されたゲートアレ
イの接地と、各電子スイッチ群の複数の電子スイッチ及
び/又はこれら複数の電子スイッチに接続された複数の
選択スイッチのW/L値を相互に異ならせた構成とを備
えている。即ち、選択信号により選択スイッチが導通状
態になり、且つ試験点の「1」レベル信号により電子ス
イッチが導通状態になると、定電圧源から接地に至る電
流径路が形成されるが、各電子スイッチ群の複数の電子
スイッチ及び/又はこれら複数の電子スイッチに接続さ
れた複数の選択スイッチのW/L値を相互に異ならせて
あるので、電流径路に応じた電圧信号が前記抵抗の下流
側のセンス線部分に現れるため複数の試験点の2値化信
号の組合せに対応する多値化信号をセンス線に発生させ
ることが出来る。
【0020】請求項6に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項2と同様の作用が得られる。
更に、各電子スイッチ装置には複数の電子スイッチに共
通の1つの選択スイッチを設けたので、選択スイッチの
数を最小限まで少なくすることができる。
【0021】請求項7に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項5と同様の作用が得られる。
更に、各センス線に接続された2値化手段がA/D変換
器で構成されているので、多値化信号を簡単に再生2値
化信号に変換できる。
【0022】請求項8に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項7と同様の作用が得られる。
更に、選択手段が複数のプローブ線に択一的に選択信号
を出力するシフトレジスタを含むので、選択手段を簡単
化でき、またこのシフトレジスタとしてはゲートアレイ
のものを有効活用することも可能である。
【0023】請求項9に係るゲートアレイの試験装置に
おいては、基本的に請求項8と同様の作用が得られる。
更に、複数のセンス線に夫々接続された複数の2値化手
段の出力を受ける観察手段が設けられ、この観察手段が
複数の2値化手段の出力を受けて一時記憶するシフトレ
ジスタを含むので、観察手段を簡単化でき、またこのシ
フトレジスタとしてはゲートアレイのものを有効活用す
ることも可能である。
【0024】請求項10に係るゲートアレイの試験装置
においては、基本的に請求項3と同様の作用が得られ
る。更に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチ
が夫々Pチャンネル型MOSトランジスタで構成され、
複数の選択スイッチのゲート電極がプローブ線に夫々接
続され且つこれら選択スイッチのドレン電極がセンス線
に夫々接続され、複数の電子スイッチのゲート電極が複
数の試験点に夫々接続され且つこれら電子スイッチのド
レン電極が対応する選択スイッチのソース電極に夫々接
続され且つこれら電子スイッチのソース電極がゲートア
レイの定電圧源に接続されている。従って、請求項5と
同様に、選択信号により選択スイッチが導通状態とな
り、また試験点の「1」レベル信号により対応する電子
スイッチが導通状態となって、定電圧源から電子スイッ
チと選択スイッチを経由してセンス線に至る電流径路が
形成されることになる。
【0025】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように、次のよ
うな効果が得られる。請求項1に係るゲートアレイの試
験方法によれば、複数の試験パターン信号でもって全部
の試験点を確実に試験することができるうえ、プローブ
線とセンス線との各格子点に複数の試験点を対応させる
ためプローブ線とセンス線の数を著しく低減することが
可能になり、多数のプローブ線と多数のセンス線によっ
てゲートアレイの集積度が低下するのを防止して試験装
置の実用性と経済性を飛躍てきに高めることが出来る。
【0026】請求項2に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、複数のプローブ線と、複数のセンス線と、選択
手段と、各格子点に対応する電子スイッチ装置であって
複数の試験点に夫々接続された複数の電子スイッチを備
えた電子スイッチ装置と、多値化手段と、2値化手段と
を設けたことにより、請求項1と同様に、プローブ線と
センス線の数を著しく低減することが可能になり、多数
のプローブ線と多数のセンス線とによってゲートアレイ
の集積度が低下するのを防止して試験装置の実用性と経
済性を飛躍的に高めることが出来る。
【0027】請求項3に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項2と同様の効果が得られる。更
に、複数の電子スイッチと1対1で対応する選択スイッ
チを設けたことにより、安定した性能が得られ、また多
値化手段を構成する上でも有利になる。
【0028】請求項4に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項3と同様の効果が得られる。更
に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチを夫々
小型で高速作動するNチャンネル型MOSトランジスタ
で構成するので、これらスイッチ類による集積度の低下
及び作動速度の低下を極力防止することが出来る。
【0029】請求項5に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項4と同様の効果が得られる。更
に、多値化手段は、ゲートアレイの定電圧源とゲートア
レイの接地とを有効活用しているので、その構成を簡単
化でき、また多値化手段の要部は、各電子スイッチ群の
複数の電子スイッチ及び/又はこれら複数の電子スイッ
チに接続された複数の選択スイッチのW/L値を相互に
異ならせた構成でもって構成されているので、その構成
が簡単化する。
【0030】請求項6に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項2と同様の効果が得られる。更
に、各電子スイッチ装置の複数の電子スイッチに共通の
1つの選択スイッチを設けたので、選択スイッチの数を
最小限まで少なくすることができる。
【0031】請求項7に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項5と同様の効果が得られる。更
に、各センス線に接続された2値化手段がA/D変換器
で構成されているので、多値化信号を簡単な構成により
再生2値化信号に変換できる。
【0032】請求項8に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項7と同様の効果が得られる。更
に、選択手段が複数のプローブ線に択一的に選択信号を
出力するシフトレジスタを含むので、選択手段を簡単化
でき、またこのシフトレジスタとしてはゲートアレイの
ものを有効活用することも可能である。
【0033】請求項9に係るゲートアレイの試験装置に
よれば、基本的に請求項8と同様の効果が得られる。更
に、複数のセンス線に夫々接続された複数の2値化手段
の出力を受ける観察手段が設けられ、この観察手段が複
数の2値化手段の出力を受けて一時記憶するシフトレジ
スタを含むので、観察手段を簡単化でき、またこのシフ
トレジスタとしてはゲートアレイのものを有効活用する
ことも可能である。
【0034】請求項10に係るゲートアレイの試験装置
によれば、基本的に請求項3と同様の効果が得られる。
更に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチを夫
々小型のPチャンネル型MOSトランジスタで構成する
ので、これらスイッチ類で集積度が低下するのを防止で
き、またPチャンネル型MOSトランジスタは導通抵抗
が高いため、これらスイッチ類を多値化手段の一部とし
て電流径路の抵抗として活用するうえで有利である。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、ゲートアレイの試験方法及び試
験装置に本発明を適用したものである。先ず、試験装置
の基本構成について説明する。図1に示すように、試験
装置は、種々の機能の論理素子LE1 〜LEi (以下、
LEと総称する)を有するゲートアレイGAに2次元的
に組み込まれたm本のプローブ線P1 〜Pm (以下、P
と総称する)及びm本のプローブ線Pと略直交するよう
に配設されたn本のセンス線S1 〜Sn (以下、Sと総
称する)と、ゲートアレイGAの周縁部に配置され各プ
ローブ線Pに接続された選択装置SDと、プローブ線P
とセンス線Sとが交差する格子点の各々に対応づけてゲ
ートアレイGAに組み込まれたm×n組の電子スイッチ
装置DA11〜DAmn(以下、DAと総称する)と、ゲー
トアレイGAの周縁部に配置され各センス線Sに夫々入
力端子において接続された2値化装置AD1 〜AD
n (以下、ADと総称する)と、ゲートアレイGAの周
縁部に配置され2値化装置ADに接続された観察装置O
Dと、ゲートアレイGAの外部に配置されゲートアレイ
GAの周縁部に設けられた複数のパッドPDにプローブ
を介して接続される試験用電子装置TEなどを備えてい
る。
【0036】各電子スイッチ装置DAは、その近傍のi
個の論理素子LEの出力ライン上の試験点TP1 〜TP
i (以下、TPと総称する)に夫々接続され電子スイッ
チ群Gを構成するi個の電子スイッチEQと、各電子ス
イッチEQに1対1に対応して接続されたi個の選択ス
イッチSQであって各々が対応するプローブ線P及びセ
ンス線Sに接続された選択スイッチSQとを備えてい
る。選択装置SDは、プローブ線Pの1つに順々に選択
信号を出力し、選択信号が供給されたプローブ線Pに接
続された各電子スイッチ装置DAの選択スイッチSQを
導通させるものであり、後述のように、プローブ線Pに
選択信号が出力されると、各電子スイッチ装置DAを介
してそのプローブ線Pに接続された各論理素子LEの試
験点TPの2値化信号の組合せに対応した多値化信号が
各センス線Sに夫々発生するようになっている。2値化
装置ADは、それが接続されたセンス線Sに発生した多
値化信号を各群のi個の試験点TPにおける元の2値化
信号に再生するもので、各電子スイッチ群Gのi個の電
子スイッチEQに夫々接続されたi個の試験点TPに対
応するi本の出力ラインL1 〜Li (以下、Lと総称す
る)を介して観察装置ODに接続されている。各2値化
装置ADで再生されたi個の再生2値化信号は、夫々試
験点TPに対応する出力ラインLを介して観察装置OD
に出力されるようになっている。観察装置ODは、2値
化装置ADから出力された再生2値化信号を一時記憶し
て所定のタイミングで試験用電子装置TEに出力するも
のである。試験用電子装置TEは、そのプローブにより
ゲートアレイGAに形成されたパッドPDを介して各論
理素子LEの入力端子、選択装置SD及び観察装置OD
に電気的に接続され、ゲートアレイGAへの既知の種々
の試験パターン信号の入力及び選択装置SDと観察装置
ODへのデータやクロック信号の入力を行うとともに、
観察装置ODから出力された再生2値化信号を分析し、
ゲートアレイGAの良否の判定、不良論理素子の特定及
び性能評価等を行うものである。試験用電子装置TE
は、パターン発生部、タイミング発生部、制御部、フェ
イルメモリ及びフォーマッタ等を備え、半導体集積回路
の試験用としては周知の装置と略同様のものなので、以
下の説明においては詳細な説明は省略する。
【0037】次に、前記試験装置の詳細な構成の1例に
ついて図2に基いて説明する。尚、各電子スイッチ群G
に接続される試験点TPの数は2個とする。ゲートアレ
イGAに組み込まれたm本のプローブ線Pとn本のセン
スSとが交差する格子点の各々に対応して夫々配置され
た電子スイッチ装置DAは、論理素子LE1 ・LE2
出力ライン上の試験点TP1 ・TP2 に夫々接続され電
子スイッチ群Gを構成するNチャンネル型MOSトラン
ジスタからなる電子スイッチEQ1 ・EQ2 と、各電子
スイッチEQ1 ・EQ2 に夫々接続されたNチャンネル
型MOSトランジスタからなる選択スイッチSQ1 ・S
2とで構成され、プローブ線Pに選択信号を出力する
選択装置SDは、m個のD型フリップフロップFF1
FFm を縦続接続したシフトレジスタを備え、各センス
線Sに夫々接続された2値化装置ADは2ビットのA/
D変換器を備えている。また、各センス線Sは、各電子
スイッチ群Gの電子スイッチEQ1 ・EQ2 に夫々接続
された試験点TP1 ・TP2 における2値化信号の組合
せに対応した多値化信号を電子スイッチEQ1 ・EQ2
及び選択スイッチSQ1 ・SQ2 と協働してセンス線S
に発生させるために抵抗Rを介してゲートアレイGAの
定電圧源Vcに接続されている。観察装置ODは、n個
の2ビットの直列/並列型シフトレジスタSR1 〜SR
n (以下、SRと総称する)を縦続接続して構成され、
各2値化装置ADとこれに対応するシフトレジスタSR
とは2本の出力ラインK1 ・K2を介して接続され、こ
れらラインK1 ・K2 は夫々試験点TP1 ・TP2 に対
応づけられている。選択装置SDは、試験用電子装置T
Eからの制御データ及びクロック信号が夫々入力される
パッドPD1 ・PD2 に接続されるとともに、試験用電
子装置TEに制御データを出力するためのパッドPD3
に接続され、観察装置ODは、試験用電子装置TEから
のクロック信号、各シフトレジスタSRを直列モード又
は並列モードに設定するためのモード設定信号及び試験
用の観察データが夫々入力されるパッドPD4 〜PD7
に接続されるとともに、試験用電子装置TEに再生2値
化信号を出力するためのパッドPD8 ・PD9 に接続さ
れている。選択装置SDと観察装置ODは、ゲートアレ
イGAの論理素子LEを用いて構成されている。
【0038】プローブ線Pを選択する選択信号を「1」
レベル、選択しない非選択信号を「0」レベルとする
と、ゲートアレイGAを試験する場合には、先ず全ての
プローブ線Pに非選択信号を供給して初期化し、次に試
験用電子装置TEから入力用のパッドPDi を介して複
数の試験パターン信号のうちの選択された1つをゲート
アレイGAに供給する。次にパッドPD1 から入力され
るクロック信号の第1回目の立ち上がり時に「1」レベ
ルの制御データを入力することによりプローブ線P1
選択信号を出力してプローブ線P1 に接続された選択ス
イッチEQ1 ・EQ2 を導通させる。このとき、プロー
ブ線P1 に対応するn組の電子スイッチ群Gの各々から
対応するセンス線Sに、試験点TP1 ・TP2 の2値化
信号の組合せに対応する多値化信号が発生する。センス
線Sに発生した多値化信号は夫々対応する2値化装置A
Dにより元の試験点TP1 ・TP2 における2値化信号
に再生され、再生された2値化信号は試験点TP1 ・T
2 に対応する出力ラインK1 ・K2 を介して観察装置
ODの対応するシフトレジスタSRに出力される。各2
値化装置ADに出力された再生2値化信号は、観察装置
ODにより一時記憶され、その後所定のタイミングで順
々に観察装置ODから試験用電子装置TEに出力され
る。次にクロック信号の第2回目以降の立ち上がり時毎
に「0」レベルの制御データを入力することにより、プ
ローブ線P1 から順次隣接するプローブ線Pに選択信号
が出力され、第m+1回目のクロック信号の立ち上がり
時にはプローブ線Pm に選択信号が出力される。このよ
うにその他のプローブ線Pに順々に選択信号を供給し、
前記同様に、各センス線への多値化信号の発生と、2値
化信号への再生と、再生2値化信号の観察装置ODへの
出力及び再生2値化信号の試験用電子装置TEへの出力
が繰り返される。このようにして1つの試験パターン信
号についての試験が完了すると、次に別の試験パターン
信号を選択して、前記同様に全部のプローブ線Pを介し
て試験を行い、以下同様に繰り返して全部の試験パター
ン信号についての試験を行う。尚、符号PDO は出力用
のパッドである。
【0039】前記プローブ線Pのうちの例えばプローブ
線P5 に選択信号が出力されると、定電圧源Vc、抵抗
R、選択スイッチSQ1 ・SQ2 及び電子スイッチEQ
1 ・EQ2 により、試験点TP1 ・TP2 における
「1」又は「0」レベルの2値化信号の4通りの組合わ
せのうちの1つの組合せに対応した多値化信号がセンス
線S2 に発生して2値化装置AD2 に入力される。この
多値化信号は、2値化装置AD2 により試験点TP1
TP2 における元の2値化信号に再生され、再生2値化
信号は、試験点TP1 ・TP2 に対応する出力ラインK
1 ・K2 を介して観察装置ODの対応するシフトレジス
タSR2 に出力される。同様に、その他の電子スイッチ
装置DAを介してプローブ線P5 に接続されたその他の
群の試験点TP1 ・TP2の2値化信号は夫々多値化さ
れ、対応する2値化装置ADにより再生されて観察装置
ODに出力される。各2値化装置ADから観察装置OD
に出力された再生2値化信号は、観察装置ODの各シフ
トレジスタSRがモード設定信号により並列モードに設
定されていて且つパッドPD4 から入力されるクロック
信号が第1回目に立ち上がる時に観察装置ODに記憶さ
れ、次に各シフトレジスタSRがモード設定信号により
直列モードに設定された後、第2回目以降のクロック信
号が入力される毎にセンス線Sn に出力された多値化信
号の再生2値化信号から順次隣接するセンス線Sに出力
された多値化信号の再生2値化信号がパッドPD8 ・P
9 を介して試験用電子装置TEに出力される。
【0040】次に、試験点TPにおける2値化信号の組
合わせとそれに対応してセンス線Sに発生する多値化信
号の1例について図3・図4に基いて詳細に説明する。
尚、プローブ線P5 に選択信号が出力されてセンス線S
2に発生する多値化信号を例に説明する。図3に示すよ
うに、プローブ線P5 とセンス線S2 とが交差する格子
点に対応して配置された電子スイッチ装置DA52は、N
チャンネル型MOSトランジスタからなり且つ試験点T
1 ・TP2 に夫々接続された電子スイッチEQ1 ・E
2 と、Nチャンネル型MOSトランジスタからなり且
つ電子スイッチEQ1 ・EQ2 に夫々接続された選択ス
イッチSQ1 ・SQ2 とで構成され、各電子スイッチE
1 ・EQ2 のゲート電極、ソース電極及びドレイン電
極は、夫々対応する試験点TP1 ・TP2 、ゲートアレ
イGAの接地GND及び対応する選択スイッチSQ1
SQ2 のソース電極に接続され、各選択スイッチSQ1
・SQ2 のゲート電極とドレイン電極は夫々プローブ線
5 とセンス線S2 とに接続されている。このように電
子スイッチEQ1 ・EQ2 と選択スイッチSQ1 ・SQ
2 を接続することにより、プローブ線P5 に「1」レベ
ルの選択信号が供給されていない時には、選択スイッチ
SQ1 ・SQ2 が導通せずセンス線S2 と接地GNDと
は電気的に切り離され、プローブ線P5 に選択信号が供
給されている時には、選択スイッチSQ1 ・SQ2 が導
通するので、試験点TP1 ・TP2における2値化信号
の「1」又は「0」に応じてセンス線S2 と接地GND
は電気的に接続又は切り離された状態となる。
【0041】センス線S2 を所定のインピーダンスで定
電圧源Vcに接続した状態において、プローブ線P5
選択信号が供給されると、各試験点TP1 ・TP2 にお
ける2値化信号の組合わせに対応して定電圧源Vcから
抵抗Rを介してセンス線S2 を流れる電流について4通
りの電流経路が形成でき且つこれら電流経路毎に異なる
電流値の電流がセンス線S2 に流れるように、各電子ス
イッチEQ1 ・EQ2 のW/L値は同一に設定され、選
択スイッチSQ1 ・SQ2 のW/L値は相互に異なるよ
うに設定されている。即ち、プローブ線P5 に選択信号
が出力された状態において、試験点TP1 ・TP2 の2
値化信号が両方とも「0」レベル、試験点TP1 の2値
化信号が「1」レベルで試験点TP2 の2値化信号が
「0」レベル、試験点TP1 の2値化信号が「0」レベ
ルで試験点TP2 の2値化信号が「1」レベル、試験点
TP1 ・TP2 の2値化信号が両方とも「1」レベルの
夫々の場合に応じて形成される定電圧源Vcから接地G
NDにいたる4通りの電流経路を流れる電流によりセン
ス線S2 と2値化装置AD2 の入力端子との交点Ipに
発生する多値化信号の電圧レベルを夫々V00、V10、V
01及びV11とすると、図4に示すように、V00>V10
01>V11なる関係で多値化されるように選択スイッチ
SQ1 ・SQ2 のW/L値は相互に異なるように設定さ
れている。このように、試験点TP1 ・TP2 における
2値化信号の組合せに対応する電圧信号は2値化装置A
2 に入力され、その多値化信号は、2値化装置AD2
により試験点TP1 ・TP2 の元の2値化信号に再生さ
れ、試験点TP1 ・TP2 に対応した出力ラインK1
2 を介して観察装置ODに出力される。
【0042】次に、ゲートアレイGAの論理素子LEと
電子スイッチ装置DAと試験点TPを具体的に示した例
について図5に基いて詳細に説明する。尚、各電子スイ
ッチ群Gに接続される試験点TPの数は4個とする。セ
ンス線Si とプローブ線Pi とが交差する格子点の近傍
には、この格子点に対応する1群の論理素子LEとし
て、インバータLE1 、ナンドLE2 、ノアLE3 及び
D型フリップフロップLE4 などの論理素子LEが配置
され、これら論理素子LE1 〜LE3 の出力ライン上と
論理素子LE4 の正論理出力ライン上に試験点TP1
TP4 が夫々設けられ、これら試験点TP1 〜TP4
は夫々電子スイッチ群Gを構成する電子スイッチEQ1
〜EQ4 が接続されている。電子スイッチEQ1 〜EQ
4 は夫々Nチャンネル型MOSトランジスタで構成さ
れ、電子スイッチEQ1 〜EQ4 のゲート電極、ソース
電極及びドレイン電極は、対応する試験点TP1 〜TP
4 、ゲートアレイGAの接地GND及びNチャンネル型
MOSトランジスタで構成された対応する選択スイッチ
SQ1 〜SQ4 のソース電極に夫々接続され、選択スイ
ッチSQ1 〜SQ4 のゲート電極とドレイン電極は夫々
プローブ線Pi とセンス線Si とに接続されている。
【0043】このように電子スイッチEQ1 〜EQ4
選択スイッチSQ1 〜SQ4 を接続することにより、試
験点TP1 〜TP4 における2値化信号の16通りの組
合わせに対応して定電圧源Vcから抵抗Rを介してセン
ス線Si を流れる電流について16通りの電流経路が形
成されるが、これら電流経路毎に異なる電流値の電流が
センス線Si に流れるように、各電子スイッチEQ1
EQ4 のW/L値は同一に設定され、選択スイッチSQ
1〜SQ4 のW/L値は相互に異なるように設定されて
いる。このように電子スイッチEQ1 〜EQ4 及び選択
スイッチSQ1 〜SQ4 のW/L値を設定することによ
り、試験点TP1 〜TP4 における2値化信号の組合わ
せに対応する電圧レベルの異なる多値化信号をセンス線
i に発生させることが出来る。
【0044】図6は、ゲートアレイGAにおけるプロー
ブ線P、センス線S及びスイッチ装置DAのレイアウト
の1例の一部を示すものである。このレイアウトには、
図7の等価回路図に示すように、Pチャンネル型MOS
トランジスタQ1 とNチャンネル型MOSトランジスタ
2 とで構成されたインバータLE1 と、Pチャンネル
型MOSトランジスタQ3 ・Q4 とNチャンネル型MO
SトランジスタQ5 ・Q6 とで構成されたナンドLE2
とが論理素子LEとして設けられている。スイッチ装置
DAiiは、インバータLE1 の出力ライン上の試験点T
1 に接続された電子スイッチEQ1 及びこれに接続さ
れた選択スイッチSQ1 とナンドLE2の出力ライン上
の試験点TP2 に接続された電子スイッチEQ2 及びこ
れに接続された選択スイッチSQ2 とで構成されてい
る。電子スイッチEQ1 ・EQ2 及び選択スイッチSQ
1 ・SQ2 はNチャンネル型MOSトランジスタで構成
され、センス線Si に多値化信号を発生させるため、選
択スイッチSQ1 ・SQ2 のW/L値は相互に異なるよ
うにレイアウトされている。
【0045】このように前記ゲートアレイGAの試験装
置によれば、ゲートアレイGAの試験点TPがX行、Y
列の配列構造の場合に、各格子点に対応させる複数の試
験点TPをα行、β列の配列構造にすると、プローブ線
Pの数をX/α本に、センス線Sの数をY/β本に著し
く低減することが可能になり、多数のプローブ線Pと多
数のセンス線SによってゲートアレイGAの集積度が低
下するのを防止して試験装置の実用性と経済性とを飛躍
的に高めることが出来る。
【0046】ここで、図8に示すように、電子スイッチ
装置DAの各電子スイッチEQに接続される選択スイッ
チSQを1つの選択スイッチSQで共通化することが出
来る。電子スイッチ装置DAiiは、試験点TP1 に接続
された電子スイッチEQ1 と試験点TP2 に接続された
電子スイッチEQ2 と電子スイッチEQ1 ・EQ2に接
続された1つの選択スイッチSQ1 とで構成され、電子
スイッチEQ1 ・EQ2 のW/L値を相互に異なるよう
に設定してある。このように電子スイッチ装置DAii
構成することにより、前記実施例と同様に試験点TP1
・TP2 における2値化信号の組合せに対応した多値化
信号をセンス線Si に発生させることが出来、且つ電子
スイッチ装置DAiiを構成する選択スイッチSQの数を
低減することが出来る。
【0047】〔別実施例〕本実施例の試験装置は、複数
のセンス線Sに出力される多値化信号を1つの共通の2
値化装置ADで2値化するように構成したものである。
図9に示すように、ゲートアレイGAに組み込まれた各
センス線Sにアナログスイッチで構成された選択装置S
DAが接続され、選択装置SDAにはラインHを介して
1つの2値化装置ADが接続され、2値化装置ADは電
子スイッチ装置DAに接続された試験点TPの数と同数
の出力ラインL1 〜Li を介して観察装置ODAに接続
されている。選択装置SDからプローブ線Pに順次択一
的に選択信号を出力することによりセンス線Sに出力さ
れる多値化信号は、選択装置SDAにより各センス線S
に出力された多値化信号毎に所定のタイミングで順次2
値化装置ADに出力され、2値化装置ADで元の2値化
信号が再生されて試験点TP1 〜TPi に対応する出力
ラインL1 〜Li から観察装置ODAに出力されるよう
になっている。このように試験装置を構成することによ
り、2値化装置AD及び観察装置ODを小規模化出来且
つそれらを接続するライン数を大幅に削減出来る。
【0048】尚、電子スイッチEQ及び選択スイッチS
QをPチャンネル型MOSトランジスタで構成すること
も可能であるし、MOSトランジスタに限らずバイポー
ラトランジスタ、ジョセフソン素子、或いはGaAs素
子で構成することも有り得る。また、前記変形例を除く
実施例においては、電子スイッチ装置DAを構成する各
電子スイッチEQのW/L値を同一に設定し、選択スイ
ッチSQのW/L値を相互に異なるように設定したが、
選択スイッチSQのW/L値を同一に設定し、電子スイ
ッチEQのW/L値を相互に異なるように設定してもよ
いし、電子スイッチEQと選択スイッチSQの組合せに
おけるW/L値を相互に異なるように設定してもよい。
更に、レーザビームや電子ビームを用いてセンス線Sに
発生した信号を観察したり、プローブ線Pに選択信号を
出力することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゲートアレイの試験装置の基本構成図である。
【図2】同試験装置の詳細回路図である。
【図3】電子スイッチ装置と2値化装置の接続を示す回
路図である。
【図4】センス線に出力された多値化信号の1例を示す
線図である。
【図5】電子スイッチ装置の1例を示す回路図である。
【図6】センス線、プローブ線及びスイッチ装置の1例
を示すレイアウト図である。
【図7】図6の等価回路図である。
【図8】変形例に係るゲートアレイの試験装置の図3相
当図である。
【図9】別実施例に係るゲートアレイの試験装置の図1
相当図である。
【図10】従来技術に係る半導体集積回路の試験装置の
図5相当図である。
【符号の説明】
AD 2値化装置 DA 電子スイッチ装置 EQ 電子スイッチ G 電子スイッチ群 GA ゲートアレイ GND 接地 OD・ODA 観察装置 P プローブ線 R 抵抗 S センス線 SD 選択装置 SQ 選択スイッチ TE 試験用電子装置 Vc 定電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 T 8427−4M

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の論理素子を複数行、複数列に2次
    元的又は3次元的に配設してなるゲートアレイに組み込
    んだ複数のプローブ線と複数のセンス線とを介してゲー
    トアレイを試験する試験方法において、 前記ゲートアレイの複数行の論理素子を複数の行群にグ
    ループ化し且つ複数列の論理素子を複数の列群にグルー
    プ化し、 前記ゲートアレイに、予め、複数の行群に夫々対応する
    複数のプローブ線及び複数の列群に夫々対応する複数の
    センス線を組み込むとともに、複数のプローブ線と複数
    のセンス線とが交差する複数の格子点に夫々対応し且つ
    対応するプローブ線に供給される選択信号に応動して対
    応するセンス線に信号を出力可能となる複数の電子スイ
    ッチ装置であって、その各々が対応する行群と列群に属
    する複数の論理素子の複数の試験点に夫々接続され且つ
    対応するセンス線に接続された複数の電子スイッチを備
    えた複数の電子スイッチ装置を組み込み、 前記ゲートアレイに複数の試験パターン信号の1つを選
    択的に供給する第1工程と、 前記複数のプローブ線の1つに選択信号を供給する第2
    工程と、 前記選択されたプローブ線に対応する複数の電子スイッ
    チ装置の各々から対応する各センス線に、複数の試験点
    の2値化信号の組合わせに対応する多値化信号を発生さ
    せる第3工程と、 前記複数のセンス線に発生した多値化信号を前記2値化
    信号の組合わせに対応する2値化信号に夫々変換して出
    力する第4工程と、 全部のプローブ線について順々に第2〜第4工程を繰り
    返えす第5工程と、 順々に異なる試験パターン信号を用いて第1〜第5工程
    を繰り返す第6工程とを含むことを特徴とするゲートア
    レイの試験方法。
  2. 【請求項2】 複数の論理素子を複数行、複数列に2次
    元的又は3次元的に配設してなるゲートアレイに組み込
    まれた複数のプローブ線と複数のセンス線とを介してゲ
    ートアレイを試験するゲートアレイの試験装置におい
    て、 前記ゲートアレイの複数行の論理素子を複数の行群にグ
    ループ化し且つ複数列の論理素子を複数の列群にグルー
    プ化し、このゲートアレイに、複数の行群に夫々対応す
    る複数のプローブ線及び複数の列群に夫々対応する複数
    のセンス線と、複数のプローブ線と複数のセンス線とが
    交差する複数の格子点に夫々対応し且つ対応するプロー
    ブ線に供給される選択信号に応動して対応するセンス線
    に信号を出力可能となる複数の電子スイッチ装置であっ
    て、その各々が対応する行群と列群に属する複数の論理
    素子の複数の試験点に夫々接続され且つ対応するセンス
    線に接続された複数の電子スイッチを備えた複数の電子
    スイッチ装置とを組み込み、前記複数のプローブ線の1
    つに順々に選択信号を出力する選択手段を設け、 前記各電子スイッチ装置の複数の電子スイッチに接続さ
    れた複数の試験点の2値化信号の組合せに対応した多値
    化信号を対応するセンス線に発生させる多値化手段を設
    け、 前記各センス線に発生した多値化信号を複数の試験点の
    2値化信号の組合せに対応する再生2値化信号に夫々変
    換する2値化手段を設けたことを特徴とするゲートアレ
    イの試験装置。
  3. 【請求項3】 前記各電子スイッチ装置は、複数の電子
    スイッチと対応するセンス線間に夫々介設され且つ選択
    信号に応動して導通状態となる複数の選択スイッチを備
    えたことを特徴とする請求項2に記載のゲートアレイの
    試験装置。
  4. 【請求項4】 前記各電子スイッチ群において、複数の
    選択スイッチ及び複数の電子スイッチが夫々Nチャンネ
    ル型MOSトランジスタで構成され、複数の選択スイッ
    チのゲート電極がプローブ線に夫々接続され且つこれら
    選択スイッチのドレン電極がセンス線に夫々接続され、
    複数の電子スイッチのゲート電極が複数の試験点に夫々
    接続され且つこれら電子スイッチのドレン電極が対応す
    る選択スイッチのソース電極に夫々接続され且つこれら
    電子スイッチのソース電極がゲートアレイの接地に接続
    されたことを特徴とする請求項3に記載のゲートアレイ
    の試験装置。
  5. 【請求項5】 前記多値化手段は、各センス線に抵抗を
    介して接続されたゲートアレイの定電圧源と、各電子ス
    イッチ群の複数の電子スイッチのソース電極に接続され
    たゲートアレイの接地と、各電子スイッチ群の複数の電
    子スイッチ及び/又はこれら複数の電子スイッチに接続
    された複数の選択スイッチのW/L値を相互に異ならせ
    た構成とを備えていることを特徴とする請求項4に記載
    のゲートアレイの試験装置。
  6. 【請求項6】 前記各電子スイッチ装置は、複数の電子
    スイッチと対応するセンス線間に共通に介設され且つ選
    択信号に応動して導通状態となる1つの選択スイッチを
    備えたことを特徴とする請求項2に記載のゲートアレイ
    の試験装置。
  7. 【請求項7】 前記各センス線に接続された2値化手段
    がA/D変換器からなることを特徴とする請求項5に記
    載のゲートアレイの試験装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段が複数のプローブ線に択一
    的に選択信号を出力するシフトレジスタを含むことを特
    徴とする請求項7に記載のゲートアレイの試験装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のセンス線に夫々接続された複
    数の2値化手段の出力を受ける観察手段が設けられ、こ
    の観察手段が複数の2値化手段の出力を受けて一時記憶
    するシフトレジスタを含むことを特徴とする請求項8に
    記載のゲートアレイの試験装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の選択スイッチ及び複数の電
    子スイッチが夫々Pチャンネル型MOSトランジスタで
    構成され、複数の選択スイッチのゲート電極がプローブ
    線に夫々接続され且つこれら選択スイッチのドレン電極
    がセンス線に夫々接続され、複数の電子スイッチのゲー
    ト電極が複数の試験点に夫々接続され且つこれら電子ス
    イッチのドレン電極が対応する選択スイッチのソース電
    極に夫々接続され且つこれら電子スイッチのソース電極
    がゲートアレイの定電圧源に接続されたことを特徴とす
    る請求項3に記載のゲートアレイの試験装置。
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