JPH05269853A - シートカバーの接着方法 - Google Patents
シートカバーの接着方法Info
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- JPH05269853A JPH05269853A JP4101611A JP10161192A JPH05269853A JP H05269853 A JPH05269853 A JP H05269853A JP 4101611 A JP4101611 A JP 4101611A JP 10161192 A JP10161192 A JP 10161192A JP H05269853 A JPH05269853 A JP H05269853A
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- JP
- Japan
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- adhesive
- pad
- high frequency
- seat cover
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートカバーの接着を良好に行ない得て、か
つモールドパッド内に水分を含ませることがなく、モー
ルドパッド及びシートカバーの物性を損なうことのない
シートカバーの接着方法を提供すること。 【構成】 ボックス状の加熱室内に圧締用治具が設けら
れかつ加熱室内に高周波が発生される高周波発生装置を
用いて、シート形成用のモールドパッドの表面にシート
カバーを接着する方法である。モールドパッドの所定表
面にはホットメルト系の接着剤を介してシートカバーを
配置し、これらを、前記高周波発生装置の圧締用治具に
適度の圧締状態に保持するとともに高周波を発生させて
前記接着剤を溶融することを特徴とする。
つモールドパッド内に水分を含ませることがなく、モー
ルドパッド及びシートカバーの物性を損なうことのない
シートカバーの接着方法を提供すること。 【構成】 ボックス状の加熱室内に圧締用治具が設けら
れかつ加熱室内に高周波が発生される高周波発生装置を
用いて、シート形成用のモールドパッドの表面にシート
カバーを接着する方法である。モールドパッドの所定表
面にはホットメルト系の接着剤を介してシートカバーを
配置し、これらを、前記高周波発生装置の圧締用治具に
適度の圧締状態に保持するとともに高周波を発生させて
前記接着剤を溶融することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシートカバーの接着方
法に関し、詳しくは、シート形成用のモールドパッドに
シートカバーを接着する方法に係わるものである。
法に関し、詳しくは、シート形成用のモールドパッドに
シートカバーを接着する方法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート(座席)用のモールドパッ
ドにシートカバー(表皮材)を接着する方法は、ホット
メルト系の接着材を表面に塗ったモールドパッドの該接
着剤を被って、通気性材質のシートカバーを配置し、こ
れを図8に示す圧締用の下型33と上型36間にシート
カバー32を下向きにしてモールドパッド30を配置す
るか、あるいは、図9に示す圧締用の下型41と上型4
2間にシートカバー32を下向きにしたモールドパッド
30を配置して、スチームの吹出しにより接着剤31を
加熱溶融させて接着している。
ドにシートカバー(表皮材)を接着する方法は、ホット
メルト系の接着材を表面に塗ったモールドパッドの該接
着剤を被って、通気性材質のシートカバーを配置し、こ
れを図8に示す圧締用の下型33と上型36間にシート
カバー32を下向きにしてモールドパッド30を配置す
るか、あるいは、図9に示す圧締用の下型41と上型4
2間にシートカバー32を下向きにしたモールドパッド
30を配置して、スチームの吹出しにより接着剤31を
加熱溶融させて接着している。
【0003】すなわち、図8に示す方法では下型33の
スチーム室34にスチームが供給可能とされ、下型33
型面33Aの多数の吹出し孔35よりスチームが吹出し
てシートカバー32を経て接着剤31を加熱溶融する。
スチーム室34にスチームが供給可能とされ、下型33
型面33Aの多数の吹出し孔35よりスチームが吹出し
てシートカバー32を経て接着剤31を加熱溶融する。
【0004】また、図9に示す方法では上型42はスチ
ーム室43の下面に多数の管状ニードル44を有するス
チーム型45と、管状ニードル44を挿通するニードル
孔46を備えかつモールドパッド30の裏面を押える押
圧板47とよりなる。そして図9のようにモールドパッ
ド30の裏面より押圧板47を介して管状ニードル44
を差込み、スチーム室43のスチームを管状ニードル4
4よりパッド内に吹出させ、接着剤31を加熱溶融す
る。なお、図8,図9においてスチームの吹出し後は、
真空引きして接着剤31部分を冷却することよりモール
ドパッド30とシートカバー32が接着される。
ーム室43の下面に多数の管状ニードル44を有するス
チーム型45と、管状ニードル44を挿通するニードル
孔46を備えかつモールドパッド30の裏面を押える押
圧板47とよりなる。そして図9のようにモールドパッ
ド30の裏面より押圧板47を介して管状ニードル44
を差込み、スチーム室43のスチームを管状ニードル4
4よりパッド内に吹出させ、接着剤31を加熱溶融す
る。なお、図8,図9においてスチームの吹出し後は、
真空引きして接着剤31部分を冷却することよりモール
ドパッド30とシートカバー32が接着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た図8及び図9に示す方法は接着剤31の加熱をスチー
ムにて行ない、かつ接着後に冷却をするため、モールド
パッド30の内部に水が含まれることになる。このた
め、モールドパッド30あるいは接着したシートカバー
32の物性を悪くする場合が生じたり、成形したシート
の品質を低下させる心配があった。
た図8及び図9に示す方法は接着剤31の加熱をスチー
ムにて行ない、かつ接着後に冷却をするため、モールド
パッド30の内部に水が含まれることになる。このた
め、モールドパッド30あるいは接着したシートカバー
32の物性を悪くする場合が生じたり、成形したシート
の品質を低下させる心配があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、前述した従来の
図8,図9の方法における不都合な問題点を解消せんと
したものであり、シートカバーの接着を良好に行ない得
て、かつモールドパッド内に水分を含ませることがな
く、モールドパッド及びシートカバーの物性を損なうこ
とのない、シートカバーの接着方法を提供することにあ
る。
図8,図9の方法における不都合な問題点を解消せんと
したものであり、シートカバーの接着を良好に行ない得
て、かつモールドパッド内に水分を含ませることがな
く、モールドパッド及びシートカバーの物性を損なうこ
とのない、シートカバーの接着方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、本発明はボックス状に構成される加熱室内に圧
締用治具が設けられかつ加熱室内に高周波が発生される
高周波発生装置を用いて、シート形成用のモールドパッ
ドの表面にシートカバーを接着する方法であって、前記
モールドパッドの所定表面にはホットメルト系の接着剤
を介してシートカバーを配置し、これらを、前記高周波
発生装置の圧締用治具に適度の圧締状態に保持するとと
もに高周波を発生させて前記接着剤を溶融することを特
徴とする。
ために、本発明はボックス状に構成される加熱室内に圧
締用治具が設けられかつ加熱室内に高周波が発生される
高周波発生装置を用いて、シート形成用のモールドパッ
ドの表面にシートカバーを接着する方法であって、前記
モールドパッドの所定表面にはホットメルト系の接着剤
を介してシートカバーを配置し、これらを、前記高周波
発生装置の圧締用治具に適度の圧締状態に保持するとと
もに高周波を発生させて前記接着剤を溶融することを特
徴とする。
【0008】
【作用】シートカバーとモールドパッドは適度の圧締状
態に保持される一方、接着剤は高周波誘電によって加熱
溶融される。溶融した接着剤により、シートカバーはモ
ールドパッド面に接着される。
態に保持される一方、接着剤は高周波誘電によって加熱
溶融される。溶融した接着剤により、シートカバーはモ
ールドパッド面に接着される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を、図1〜図7を参照
して説明する。まず、シートを形成するためのモールド
パッド1(図4,図5参照)が用意される。モールドパ
ッド1は通気性の多孔質組織よりなるクッション体であ
り、シートの座席あるいは背もたれ部の所定形状に成形
されている。本例のモールドパッド1はポリウレタンの
クッション体よりなり、座部を形成するための所定形状
をなし、表面(上面)1Aの所定位置には後述するシー
トカバー4の縫着部4Aを挿入する収納溝1Bが設けて
ある。図4に示すように、モールドパッド1の所定の表
面1A部分にはホットメルト系の接着剤2が塗着され
る。本例はエチレン酢酸ビニル共重合樹脂のエマルジョ
ンをスプレー手段(図4のスプレーノズル3参照)にて
塗着した。本例の接着成分の融点は60〜65℃であ
る。
して説明する。まず、シートを形成するためのモールド
パッド1(図4,図5参照)が用意される。モールドパ
ッド1は通気性の多孔質組織よりなるクッション体であ
り、シートの座席あるいは背もたれ部の所定形状に成形
されている。本例のモールドパッド1はポリウレタンの
クッション体よりなり、座部を形成するための所定形状
をなし、表面(上面)1Aの所定位置には後述するシー
トカバー4の縫着部4Aを挿入する収納溝1Bが設けて
ある。図4に示すように、モールドパッド1の所定の表
面1A部分にはホットメルト系の接着剤2が塗着され
る。本例はエチレン酢酸ビニル共重合樹脂のエマルジョ
ンをスプレー手段(図4のスプレーノズル3参照)にて
塗着した。本例の接着成分の融点は60〜65℃であ
る。
【0010】一方、図5に示すようにモールドパッド1
を被うためのシートカバー4が用意される。シートカバ
ー4は織布などの通気性を有する生地を裁断し、図5に
示すように、必要により適所を縫着加工(縫着部4A参
照)した所定形状のものである。接着剤2を塗ったモー
ルドパッド1の表面1Aには、図6に示すように、表面
を(外面)を外向きにしたシートカバー4が接着剤2部
分を被い、かつ縫着部4Aを収納溝1Bに挿入させて重
ねられる。
を被うためのシートカバー4が用意される。シートカバ
ー4は織布などの通気性を有する生地を裁断し、図5に
示すように、必要により適所を縫着加工(縫着部4A参
照)した所定形状のものである。接着剤2を塗ったモー
ルドパッド1の表面1Aには、図6に示すように、表面
を(外面)を外向きにしたシートカバー4が接着剤2部
分を被い、かつ縫着部4Aを収納溝1Bに挿入させて重
ねられる。
【0011】次いで、シートカバー4を重ねたモールド
パッドは図1の高周波発生装置6の加熱室6Aにてモー
ルドパッド1にシートカバー4が接着処理される。
パッドは図1の高周波発生装置6の加熱室6Aにてモー
ルドパッド1にシートカバー4が接着処理される。
【0012】すなわち、この高周波発生装置6は内部に
加熱室6Aを有するボックス状に構成され、加熱室6A
を開閉する開閉扉7を有する。加熱室6Aは鋼板にて形
成され、開閉扉7を閉じた状態において適当な通気孔
(図示しない。)を有する。加熱室6Aの上壁部には高
周波誘電加熱をするための発振装置(発振器となるマグ
ネトロン,導波管,及びスタラーファンなど)8が組み
込まれている。開閉扉7を閉じ、押しボタン式のスイッ
チ9をオン(通常は電流が流れないオフ状態にある。)
した場合は、交流電流が通電され、加熱室6A内に電界
をつくり、加熱室6Aの被加熱体に電気力線を通し、い
わゆる高周波誘電により被加熱体を加熱可能にされてい
る。また、高周波発生装置6は加熱室6Aの高周波誘電
の状態において装置外には高周波がもれない構造にされ
ている。本例は出力4.5KW,周波数2450MHZ
のマグネトロン発振器が使用されている。
加熱室6Aを有するボックス状に構成され、加熱室6A
を開閉する開閉扉7を有する。加熱室6Aは鋼板にて形
成され、開閉扉7を閉じた状態において適当な通気孔
(図示しない。)を有する。加熱室6Aの上壁部には高
周波誘電加熱をするための発振装置(発振器となるマグ
ネトロン,導波管,及びスタラーファンなど)8が組み
込まれている。開閉扉7を閉じ、押しボタン式のスイッ
チ9をオン(通常は電流が流れないオフ状態にある。)
した場合は、交流電流が通電され、加熱室6A内に電界
をつくり、加熱室6Aの被加熱体に電気力線を通し、い
わゆる高周波誘電により被加熱体を加熱可能にされてい
る。また、高周波発生装置6は加熱室6Aの高周波誘電
の状態において装置外には高周波がもれない構造にされ
ている。本例は出力4.5KW,周波数2450MHZ
のマグネトロン発振器が使用されている。
【0013】また、前記加熱室6Aにはシートカバー4
を配置したモールドパッド1を圧締する圧締用治具11
が設けられている。圧締用治具11は図3に示すよう
に、圧締のための下型12と上型13が支腕部14,1
5を介して加熱室6Aの一側部の支持部材16に軸支さ
れ、支腕部14,15の外端部14A,15Aは装置外
へ延出され外端部14A,15Aにおいてシリンダ等の
作動手段17に接続され、該作動手段17の作動によっ
て下型12と上型13が開閉されるようにされている。
前記下型12及び上型13の圧締面は各々モールドパッ
ドの形状に合致する形状に形成されていて、下型12及
び上型13は加熱室6Aの中央部位に位置するように設
けられている。
を配置したモールドパッド1を圧締する圧締用治具11
が設けられている。圧締用治具11は図3に示すよう
に、圧締のための下型12と上型13が支腕部14,1
5を介して加熱室6Aの一側部の支持部材16に軸支さ
れ、支腕部14,15の外端部14A,15Aは装置外
へ延出され外端部14A,15Aにおいてシリンダ等の
作動手段17に接続され、該作動手段17の作動によっ
て下型12と上型13が開閉されるようにされている。
前記下型12及び上型13の圧締面は各々モールドパッ
ドの形状に合致する形状に形成されていて、下型12及
び上型13は加熱室6Aの中央部位に位置するように設
けられている。
【0014】しかして、図3に示すように、開いた状態
の下型12と上型13間には、図1に示すように、シー
トカバー4を下向き状態に重ねたモールドパッド1を配
置し、作動手段17を作動させてモールドパッド1及び
シートカバー4を下型12と上型13にて適度な圧締状
態に保持するとともに交流電源のスイッチ9がオンにさ
れて加熱室6Aが高周波誘電の状態にされる。本例では
高周波出力4.5KW,周波数2450MHZ において
40秒間誘電加熱した。
の下型12と上型13間には、図1に示すように、シー
トカバー4を下向き状態に重ねたモールドパッド1を配
置し、作動手段17を作動させてモールドパッド1及び
シートカバー4を下型12と上型13にて適度な圧締状
態に保持するとともに交流電源のスイッチ9がオンにさ
れて加熱室6Aが高周波誘電の状態にされる。本例では
高周波出力4.5KW,周波数2450MHZ において
40秒間誘電加熱した。
【0015】誘電加熱においてホットメルト系の接着剤
2は溶融し、かつシートカバー4をモールドパッド1に
接着させ得る。スイッチ9をオフにした後、高周波加熱
装置6の開閉扉7を開き、作動手段17を作動させて下
型12と上型13の圧締を解き、シートカバー4の接着
されたモールドパッド1を得た。なお、このモールドパ
ッド1のシートカバー4は外周部が未接着状態であるこ
とより、該シートカバー4の外周部をモールドパッド1
の側面に被着処理して図7に示す座部用のシートクッシ
ョン21を得る。このシートクッション21はモールド
パッド1に対するシートカバー4の接着性良好であって
仕上り性の良いものであった。
2は溶融し、かつシートカバー4をモールドパッド1に
接着させ得る。スイッチ9をオフにした後、高周波加熱
装置6の開閉扉7を開き、作動手段17を作動させて下
型12と上型13の圧締を解き、シートカバー4の接着
されたモールドパッド1を得た。なお、このモールドパ
ッド1のシートカバー4は外周部が未接着状態であるこ
とより、該シートカバー4の外周部をモールドパッド1
の側面に被着処理して図7に示す座部用のシートクッシ
ョン21を得る。このシートクッション21はモールド
パッド1に対するシートカバー4の接着性良好であって
仕上り性の良いものであった。
【0016】前記実施例はモールドパッド1の表面(上
面)1Aに接着剤2を塗布し、この接着剤2を被ってシ
ートカバー4を配置したが、接着剤はシートカバーの裏
面に塗着してモールドパッドに重ねるようにしてもよ
い。また、前記実施例におけるシートカバー4は通気性
の生地のものとしたが、これに限るものではなく、非通
気性材質のシートカバーも適用することができる。本例
の加熱室6Aは高周波により加熱する従来公知のバッジ
式の誘電加熱炉(図示せず)をそのまま利用することが
でき、誘電加熱炉の炉内に圧締用治具11を設けること
により、高周波発生装置となし得る。
面)1Aに接着剤2を塗布し、この接着剤2を被ってシ
ートカバー4を配置したが、接着剤はシートカバーの裏
面に塗着してモールドパッドに重ねるようにしてもよ
い。また、前記実施例におけるシートカバー4は通気性
の生地のものとしたが、これに限るものではなく、非通
気性材質のシートカバーも適用することができる。本例
の加熱室6Aは高周波により加熱する従来公知のバッジ
式の誘電加熱炉(図示せず)をそのまま利用することが
でき、誘電加熱炉の炉内に圧締用治具11を設けること
により、高周波発生装置となし得る。
【0017】
【発明の効果】本発明はモールドパッドにホットメルト
系の接着剤を介してシートカバーを重ね、該シートカバ
ーとモールドパッドを適度の圧締状態に保持する一方、
高周波誘電により接着剤を加熱溶融させるため、モール
ドパッドに良好にシートカバーを接着させることができ
る。そして、本発明は接着剤の溶融を高周波誘電により
行なうので、従来のスチームにより接着剤を溶融する場
合とは異なり、モールドパッド及びシートカバーに水分
を含ませることがなく、モールドパッド及びシートカバ
ーの物性を損うことがない。
系の接着剤を介してシートカバーを重ね、該シートカバ
ーとモールドパッドを適度の圧締状態に保持する一方、
高周波誘電により接着剤を加熱溶融させるため、モール
ドパッドに良好にシートカバーを接着させることができ
る。そして、本発明は接着剤の溶融を高周波誘電により
行なうので、従来のスチームにより接着剤を溶融する場
合とは異なり、モールドパッド及びシートカバーに水分
を含ませることがなく、モールドパッド及びシートカバ
ーの物性を損うことがない。
【図1】高周波発生装置による表皮接着工程を示す略体
図。
図。
【図2】高周波発生装置の一部破断した平面図。
【図3】圧締用治具の構造図。
【図4】モールドパッドに接着剤を塗布する工程図。
【図5】シートカバーをモールドパッドに配置する工程
図。
図。
【図6】高周波接着処理後のモールドパッドにおけるシ
ートカバーの接着状態図。
ートカバーの接着状態図。
【図7】シートカバーが被着されたシートの斜視図。
【図8】モールドパッドにシートカバーを接着する従来
工程図。
工程図。
【図9】モールドパッドにシートカバーを接着する従来
工程の別例図。
工程の別例図。
1 モールドパッド 2 接着剤 4 シートカバー 6 高周波発生装置 6A 加熱室 7 開閉扉 8 発振装置 11 圧締用治具 12 下型 13 上型 14,15 支腕部 17 作動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ボックス状に構成される加熱室内に圧締
用治具が設けられかつ加熱室内に高周波が発生される高
周波発生装置を用いて、シート形成用のモールドパッド
の表面にシートカバーを接着する方法であって、 前記モールドパッドの所定表面にはホットメルト系の接
着剤を介してシートカバーを配置し、これらを、前記高
周波発生装置の圧締用治具に適度の圧締状態に保持する
とともに高周波を発生させて前記接着剤を溶融すること
を特徴としたシートカバーの接着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101611A JPH05269853A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | シートカバーの接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101611A JPH05269853A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | シートカバーの接着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05269853A true JPH05269853A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14305205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4101611A Pending JPH05269853A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | シートカバーの接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05269853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0791555A1 (fr) * | 1996-02-26 | 1997-08-27 | Cesa Compagnie Europeenne De Sieges Pour Automobiles | Procédé de fabrication d'un coussin recyclable pour siège et siège muni de ce coussin |
FR2785580A1 (fr) * | 1998-11-06 | 2000-05-12 | Magna Seating Systems Gmbh | Procede de fabrication d'un corps de siege a surface utile concave |
JP2017524580A (ja) * | 2014-05-22 | 2017-08-31 | シー−ジェクス システムズ | 電磁波を用いて可撓性の被覆材を支持体に接着する方法及び機器、並びに得られる装飾品 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP4101611A patent/JPH05269853A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0791555A1 (fr) * | 1996-02-26 | 1997-08-27 | Cesa Compagnie Europeenne De Sieges Pour Automobiles | Procédé de fabrication d'un coussin recyclable pour siège et siège muni de ce coussin |
FR2745282A1 (fr) * | 1996-02-26 | 1997-08-29 | Cesa | Procede de fabrication d'un coussin pour siege, coussin pour siege et siege muni de ce coussin |
FR2785580A1 (fr) * | 1998-11-06 | 2000-05-12 | Magna Seating Systems Gmbh | Procede de fabrication d'un corps de siege a surface utile concave |
JP2017524580A (ja) * | 2014-05-22 | 2017-08-31 | シー−ジェクス システムズ | 電磁波を用いて可撓性の被覆材を支持体に接着する方法及び機器、並びに得られる装飾品 |
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