JPH0526984Y2 - - Google Patents

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JPH0526984Y2
JPH0526984Y2 JP1986178935U JP17893586U JPH0526984Y2 JP H0526984 Y2 JPH0526984 Y2 JP H0526984Y2 JP 1986178935 U JP1986178935 U JP 1986178935U JP 17893586 U JP17893586 U JP 17893586U JP H0526984 Y2 JPH0526984 Y2 JP H0526984Y2
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chamber
seal
center
housing
diaphragm
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は差圧測定装置に関するものである。
更に詳述すれば、センタダイアフラムを利用す
る過大圧保護機構の改良に関するものである。
(従来の技術) 第2図は従来より一般に使用されている従来例
の構成説明図である。
図において、1はボデイ1A,1Bよりなるブ
ロツク状の本体ボデイ、2は本体ボデイ内に設け
られた室を第1センター室21と第2センター室
22とに分けるセンタダイアフラムである。セン
タダイアフラム2はブロツク1Aと1Bとに狭持
されている。31,32は本体ボデイ1の両側面
に設けられ本体ボデイ1とそれぞれ第1シール室
33、第2シール室34を構成する第1,第2シ
ールダイアフラムである。35,36はそれぞれ
第1,第2シールダイアフラム31,32に対向
して本体ボデイ1に設けられたバツクアツプネス
トである。11は第1センタ室21と第1シール
室33とを連通する連通孔である。12は第2セ
ンタ室22と第2シール室34とを連通する連通
孔である。4は本体ボデイ1外に設けられた差圧
変換部で、この場合は、半導体圧力センサが用い
られている。41,42は差圧変換部4と第1セ
ンタ室21、第2センタ室22とをそれぞれ結ぶ
導通路である。51,52はそれぞれ第1,第2
シールダイアフラム31,32を覆つて本体ボデ
イ1に取付けられ、それぞれ受圧室53,54を
構成するカバーである。101,102は、第
1,第2センタ室21,22、第1,第2シール
室、連通孔11,12、導圧路41,42、差圧
変換部4とで構成される2個の室にそれぞれ満さ
れた非圧縮性の封入液体で、この場合はシリコン
オイルが用いられている。
以上の構成において、測定圧P1,P2が、それ
ぞれ第1,第2シールダイアフラム31,32に
加わると、封入液101,102を介して測定圧
P1,P2は差圧変換部4に加わる。差圧変換部4
において、測定圧P1,P2の差圧が測定される。
測定圧が測定レンジ幅以上の過大圧が加わつた
場合には、過大圧が加わつた側のシールダイアフ
ラムがバツクアツプネストに密着し、その状態以
上の圧力は加わらない。この結果、差圧変換部4
が保護される。バツクアツプネストにシールダイ
アフラムが密着した事により排除された封入液
は、センタダイアフラム2の変位によつて吸収さ
れる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このようなものにおいては、カバー5
1,52をボルト(図示せず)により締付ける
と、本体ボデイ1は変形する。センタダイアフラ
ム2は、ボデイ1の変形の影響を受け装置のリニ
アリテイや測定スパンが変化する。ボデイ1の変
形は、ボルト締付け以外に、静圧印可時、過大圧
印加時にも生じる。
本考案はこの問題点を解決するものである。
本考案の目的は、ボルト締付け力の変化や、静
圧や過大圧印加等の差圧測定装置が受ける機械的
外乱に対して、リニアリテイや測定スパンの変化
を生じるおそれの少ない、かつ安価な差圧測定装
置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案は、ハウジ
ングと、該ハウジングの両側面にそれぞれ第1,
第2シール室を構成するように設けられたシール
ダイアフラムと、該シールダイアフラムに対向し
てそれぞれ前記ハウジングに設けられたバツクア
ツプネストと、前記ハウジング内に設けられた内
部空所と、該内部空所に設けられたボデイと、該
ボデイを前記内部空所に該ボデイの全周面にわた
つて隙間を保つて支持するように該ボデイに一端
が接続され他端が前記ハウジングに接続されたチ
ユーブと、前記ボデイ内に設けられた室と、該室
を第1センタ室と第2センタ室とに分けるセンタ
ーダイアフラムと、前記第1センタ室と前記第1
シール室とを前記チユーブを通つて連通する第1
連通孔と、前記第2センタ室と前記内部空所とを
連通する第2連通孔と、前記内部空所と前記第2
シール室とを連通する第3連通孔と、前記ハウジ
ングの外部に設けられた差圧変換部と、前記第
1,第2シール室の圧力をそれぞれ前記差圧変換
部へ導く導通路と、前記第1,第2シール室と前
記第1センタ室と第2センタ室と前記内部空所と
前記第1,第2,第3連通孔と前記導通路とで構
成される2個の室にそれぞれ満たされた非圧縮性
の封入液とを具備してなる差圧測定装置を構成し
たものである。
(作用) 以上の構成において、測定圧がそれぞれのシー
ルダイアフラムに加わると、封入液を介して測定
圧は差圧変換部に加わる。而して、差圧変換部で
は測定圧の差圧が測定される。
而して、ボデイはハウジン内の内部空所にチユ
ーブにより内部空所より隙間を保つて支持されて
いて、ハウジングの変形等の影響を受けない。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例の構成説明図であ
る。
図において、第2図と同一記号は同一機能を示
す。
以下、第2図と相違部分のみ説明する。
6はブロツク状のハウジングである。第1,第
シールダイアフラム31,32はハウジング6の
両側面に設けられそれぞれ第1シール室33,第
2シール室34を構成する。バツクアツプネスト
35,36はそれぞれ、シールダイアフラム3
1,32に対向してハウジング6に設けられてい
る。61はハウジング6に設けられ内部空所であ
る。本体ボデイ1は内部空所61に設けられてい
る。7は本体ボデイ1を内部空所61に隙間を保
つて支持するように本体ボデイ1に一端が支持さ
れ他端がハウジング6に接続されたチユーブであ
る。13は第1センタ室21と第1シール室33
とをチユーブ7を通つて連通する第1連通孔であ
る。14は第2センタ室22と内部空所6とを連
通する第2連通孔である。15は内部空所61と
第2シール室34とを連通する第3連通孔であ
る。103,104は第1,第2シール室33,
34と第1,第2センタ室21,22と内部空所
61と第1,第2,第3連通孔13,14,15
と連通路41,42とで構成される2個の室にそ
れぞれ満された非圧縮性の封入液で、この場合
は、シリコンオイルが用いられている。
以上の構成において、測定圧P1,P2が、それ
ぞれ第1,第2シールダイアフラム31,32に
加わると、封入液103,104を介して測定圧
P1,P2は差圧変換部4に加わる。而して、差圧
変換部4において、測定圧P1,P2の差圧が測定
される。
次に、過大圧が加わつた場合には、過大圧が加
わつた側のシールダイアフラムがバツクアツプネ
ストに密着し、それ以上の圧力上昇はなく、差圧
変換部4が保護される。バツクアツプネストにシ
ールダイアフラムが密着することにより排除され
た封入液はセンタダイアフラム2の変位によつて
吸収される。
次に、カバー51,52をボルト(図示せず)
により締付ける事による影響に対しては、ボルト
締付けにより変形するのは、ハウジング6であ
る。しかし、ハウジング6の変形は、チユーブ7
のアイソレート効果のために、センタダイアフラ
ム2には伝わらない。過大圧に対しても同様の効
果がある。
次に、高圧の静圧が印加された場合には、本体
ボデイ1は、内側と外側とから静圧を受けること
になり、センタダイアフラム2の特性を変化させ
る事はない。
次に、温度変化に対しては、センタダイアフラ
ム2の材質を、外気に接しない本体ボデイ1と同
じにすることにより温度の影響を受けることがな
い。従来は、耐食性が要求されるボデイに、たと
えば、溶接されていたので、センタダイアフラム
2の材質に制約を受けていた。
この結果、カバーボルト締付力、静圧、過大
圧、周囲温度変化等の外乱がセンタダイアフラム
2に伝わらず、したがつて、上記外乱に基づく、
リニアリテイや測定スパンの変化が生じない装置
が得られる。
更に、本体ボデイ1は外気に接しないために、
材質の選択範囲が広くなり、通常、本体ボデイ1
と同材質とするセンタダイアフラム2の材質の選
択範囲も広がることとなり製品設計上の自由度が
広がる。
第2図は、本考案の他の実施例の構成説明図で
ある。
本実施例においては、測定圧P1が過大圧であ
つた場合に、差圧変換部4に過大圧が加わらない
ように、第1センタ室21と差圧変換部4とを連
通する第4連通孔16を設けたものである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、ハウジング
と、該ハウジングの両側面にそれぞれ第1,第2
シール室を構成するように設けられたシールダイ
アフラムと、該シールダイアフラムに対向してそ
れぞれ前記ハウジングに設けられたバツクアツプ
ネストと、前記ハウジング内に設けられた内部空
所と、該内部空所に設けられたボデイと、該ボデ
イを前記内部空所に該ボデイの全周面にわたつて
隙間を保つて支持するように該ボデイに一端が接
続され他端が前記ハウジングに接続されたチユー
ブと、前記ボデイ内に設けられた室と、該室を第
1センタ室と第2センタ室とに分けるセンターダ
イアフラムと、前記第1センタ室と前記第1シー
ル室とを前記チユーブを通つて連通する第1連通
孔と、前記第2センタ室と前記内部空所とを連通
する第2連通孔と、前記内部空所と前記第2シー
ル室とを連通する第3連通孔と、前記ハウジング
の外部に設けられた差圧変換部と、前記第1,第
2シール室の圧力をそれぞれ前記差圧変換部へ導
く導通路と、前記第1,第2シール室と前記第1
センタ室と第2センタ室と前記内部空所と前記第
1,第2,第3連通孔と前記導通路とで構成され
る2個の室にそれぞれ満たされた非圧縮性の封入
液とを具備してなる差圧測定装置を構成した。
この結果、 (1) カバーボルトの締め付け力の変化や、過大圧
や静圧によるハウジングの変形の影響等の差圧
測定装置が受ける機械的外乱に対して、リニア
リテイや測定スパンの変化が生じる恐れが少な
い。
(2) センサ本体部分がチユーブにより、ボデイが
内部空所に、ボデイの全周面にわたつて隙間を
保つて支持するように、ボデイに一端が接続さ
れ他端がハウジングに接続されているので、ハ
ウジング部分とボデイ部分の熱膨張係数を考慮
する必要がない。
従つて、本考案によれば、ボルトの締め付け力
の変化や、過大圧や静圧によるハウジングの変形
の影響等の差圧測定装置が受ける機械的外乱に対
して、リニアリテイや測定スパンの変化が生じる
恐れが少ない、温度特性が良好な差圧測定装置を
実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成説明図、第2
図は本考案の他の実施例の構成説明図、第3図は
従来より一般に使用されている従来例の構成説明
図である。 1……本体ボデイ、103,104……封入
液、13……第1連通孔、14……第2連通孔、
15……第3連通孔、2……センタダイアフラ
ム、21……第1センタ室、22……第2センタ
室、31……第1シールダイアフラム、32……
第2シールダイアフラム、33……第1シール
室、34……第2シール室、35,36……バツ
クアツプネスト、4……差圧変換部、41,42
……導通路、51,52……カバー、53,54
……受圧室、6……ハウジング、61……内部空
所、7……チユーブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングと、 該ハウジングの両側面にそれぞれ第1,第2シ
    ール室を構成するように設けられたシールダイア
    フラムと、 該シールダイアフラムに対向してそれぞれ前記
    ハウジングに設けられたバツクアツプネストと、 前記ハウジング内に設けられた内部空所と、 該内部空所に設けられたボデイと、 該ボデイを前記内部空所に該ボデイの全周面に
    わたつて隙間を保つて支持するように該ボデイに
    一端が接続され他端が前記ハウジングに接続され
    たチユーブと、 前記ボデイ内に設けられた室と、 該室を第1センタ室と第2センタ室とに分ける
    センターダイアフラムと、 前記第1センタ室と前記第1シール室とを前記
    チユーブを通つて連通する第1連通孔と、 前記第2センタ室と前記内部空所とを連通する
    第2連通孔と、 前記内部空所と前記第2シール室とを連通する
    第3連通孔と、 前記ハウジングの外部に設けられた差圧変換部
    と、 前記第1,第2シール室の圧力をそれぞれ前記
    差圧変換部へ導く導通路と、 前記第1,第2シール室と前記第1センタ室と
    第2センタ室と前記内部空所と前記第1,第2,
    第3連通孔と前記導通路とで構成される2個の室
    にそれぞれ満たされた非圧縮性の封入液と を具備してなる差圧測定装置。
JP1986178935U 1986-11-20 1986-11-20 Expired - Lifetime JPH0526984Y2 (ja)

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JPS63174043U JPS63174043U (ja) 1988-11-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109486A (en) * 1978-02-15 1979-08-28 Shimadzu Corp Differential pressure converter for high static pressure

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5763242U (ja) * 1980-09-30 1982-04-15
JPS5930447Y2 (ja) * 1980-10-16 1984-08-30 横河電機株式会社 圧力計

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