JPH0526976A - テスト・パターン発生装置 - Google Patents

テスト・パターン発生装置

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JPH0526976A
JPH0526976A JP3204006A JP20400691A JPH0526976A JP H0526976 A JPH0526976 A JP H0526976A JP 3204006 A JP3204006 A JP 3204006A JP 20400691 A JP20400691 A JP 20400691A JP H0526976 A JPH0526976 A JP H0526976A
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Takashi Kitagaki
高士 北垣
Hiroyuki Shimizu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ICテスタ等において、同一パターンを連続し
てアクセスする際に生じる制限をなくし、任意のテスト
・パターンを高速で発生させるテスト・パターン発生装
置を提供する。 【構成】ビット保持手段3は入力アドレスのLSBを、
アドレス・サイクルごとに入力し、これを所定時間保持
して後、最下位ビット比較手段2に出力する。比較手段
2は、入力した最新のアドレスのLSBと上記最下位ビ
ット保持手段からの1アドレス・サイクル前のアドレス
のLSBとを比較し、両ビットが一致するか否かにより
定まる所定レベルの信号をアクセス・エリア選択手段
(J−K−FF4,アドレス反転器5,FF6からな
る)に出力する。レベル信号が前記両最下位ビットの一
致を内容とするときは1アドレス・サイクル前にアクセ
スしたバンクとは異なるバンクをアクセスするように
し、不一致を内容とするときは1アドレス・サイクル前
にアクセスしたバンクと同一のバンクをアクセスするよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばICテスト・シ
ステム、論理回路テスト・システムにおいて被試験素子
にテスト・パターンを印加する際に、テスト信号のデー
タが格納されたメモリに高速にアクセスできるテスト・
パターン発生装置に関する。
【0002】
【発明の背景】ICや論理回路のテストにおいては、被
試験素子に特定の信号(テスト・パターン)を印加し、
該被試験素子の該テスト・パターンに対する応答と、該
被試験素子が正常動作した場合に得られる応答(期待
値)とを比較することで、当該被測定素子の良否を判別
する手法が広く行われている。ところが、通常の方法で
メモリにアクセスする場合には、出力パターンの繰り返
しサイクルが、メモリのアクセス速度により制限を受け
るという不都合がある。すなわち、テスト・パターンを
メモリのアクセス・サイクルより速いサイクルで出力し
たい場合であっても、該メモリのアクセス・サイクル以
上の速さで動作することができず(換言するなら、該メ
モリへのアクセス・サイクルを一定時間より短くでき
ず)、試験効率の低下等を招くの不都合がある。
【0003】このような不都合を回避するために、従
来、インター・リービングによるアクセス方法が用いら
れている。この方法では、記憶素子として複数組のメモ
リ(バンク)を用い、各メモリにテスト・パターン・デ
ータを格納しておき、一方のバンクについてのアクセス
が終了する前に他方のバンクへのアクセスを開始する
(時間をずらして動作させる)ことで、メモリの動作サ
イクルよりも高速でテスト・パターンを出力させること
ができる。
【0004】図6は2バンク式インター・リービングに
おけるテスト・パターンのメモリへの格納方法の説明図
である。同図において♯1はLSB(最下位ビット)が
偶数であるアドレス(ADD0,ADD2,・・・,AD
2n-2)が割り振られたバンク、また♯2はLSBが奇
数であるアドレス(ADD1,ADD3,・・・,ADD
2n-1)が割り振られたバンクであり、複数のテスト・パ
ターン・データ(P0,P1,・・・,P2n-1)は、両バ
ンク♯0,♯1に交互に格納される。
【0005】図7は従来のインター・リービング方式に
よるテスト・パターン発生回路の部分回路図であり、図
8はそのタイミング・チャートである。図7の回路で
は、入力されるアドレスADD(ADD0,ADD1,・
・・)のLSBが0か1かを選択回路21(NOTゲー
ト21aおよびANDゲート21b,21cにより構成
される)が判別することで、後述するバンク23a(♯
0)または23b(♯1)の何れかが選択される。ここ
では、ADDのLSBの値が交互に0,1となるように
アドレス生成手段(図示せず)が設定されている。選択
回路21は、このLSBおよび所定サイクル(アドレス
・サイクル)のタイミング・ラッチLTCHを入力し、
LSBが0であるか1であるかに応じてフリップ・フロ
ップ22a,22bのC端子にLTCHの1/2サイク
ルのクロック(図8では、FF0CLK,FF1CLKで
示す)を交互に出力している。
【0006】フリップ・フロップ22a,22bはFF
0CLK,FF1CLKを入力することで、FF0OU
T,FF1OUTを出力する。ここで、FF0OUT,F
1OUTはアドレス・サイクルのタイミングが、相互
に1/2サイクル分シフトしたアドレス信号であり、前
者は添字が偶数、後者は添字が奇数のアドレスである。
ADD0,ADD1,ADD2,・・・はADDの1/2
サイクル分シフトして交互にバンク23a,23bにア
クセスする。そして、両バンク23a,23bは、所定
アドレスに格納されているデータ、BNK0,BNK1
相互に1/2サイクル分シフトしたサイクルで、選択回
路25に出力する。選択回路25は、BNK0,BNK1
を選択信号SLCTのタイミングで交互に選択し(同図
では、立ち上りで♯0のバンク23aを,立ち下りで♯
1のバンク23bをそれぞれ選択している)、AD
0,ADD1,・・・に対応する出力パターンPTRN
(P0,P1,P2,・・・)を順次出力する。
【0007】しかし、上記のようなインター・リービン
グ方法においては、同一のバンク23a(またはバンク
23b)に格納されたテスト信号を連続的に出力する場
合には、出力パターンPTRNのサイクルがそのメモリ
の最高動作サイクルの周波数で制限されるという欠点が
ある。すなわち、異なるバンクにアクセスする場合には
一方のバンクのアクセス中に他方のバンクがアクセスを
開始できるが、同一のバンクにアクセスする場合にはこ
れができないので、シーケンス上の制限等を受けること
になる。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記問題点を解決するために
提案されたものであって、ICテスタ等においてテスト
・パターン発生の際に従来問題となっていた、同一パタ
ーンを連続してアクセスする場合に生じる制限をなく
し、任意のテスト・パターンを高速で発生させるテスト
・パターン発生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【発明の概要】上記目的を達成するために、本発明で
は、従来のインター・リービング方式と同様、アクセス
するメモリを2バンクにより構成した。そして、2n個
のアドレスからなるアドレス群を最下位ビットが一方の
バンクで0、他方のバンクで1となるように上記2バン
クに交互に割り振る。上記インタ・リービング・メモリ
のアドレス・エリアは、テスト・パターン・データ群が
前記アドレス群の先頭アドレスから昇順に格納された第
1エリアと前記テスト・パターン・データ群と同一のデ
ータ群が前記アドレス群の最終アドレスから降順に格納
された第2エリアとにより形成する。そして、入力アド
レスのLSBは、最下位ビット保持手段にアドレス・サ
イクルごとに入力され、該最下位ビット保持手段はLS
Bを保持し、これを所定時間の遅延して出力する。
【0010】また、最下位ビット比較手段は、入力した
最新のアドレスのLSBと上記最下位ビット保持手段か
らの1アドレス・サイクル前のアドレスのLSBとを比
較し、両ビットが一致するか否かにより所定レベルの信
号を出力する。さらに、アクセス・エリア選択手段は、
最新のアドレスおよび比較手段からのレベル信号を入力
し、該レベル信号が前記両最下位ビットの一致を内容と
するときは1アドレス・サイクル前にアクセスした前記
アドレス・エリアとは異なるエリアをアクセスするよう
にし、前記レベル信号が前記両最下位ビットの不一致を
内容とするときは1アドレス・サイクル前にアクセスし
た前記アドレス・エリアと同一のエリアをアクセスする
ようにする。これにより、本発明では、入力アドレスが
ジャンプしてもメモリ・サイクルの約2倍の速度でメモ
リ(何れかのバンク)にアクセスできるので、高速で所
定のパターン・データを出力することができる。
【0011】また、本発明においては、2タイプのテス
ト・パターン・データ群が2組格納された、2バンクか
らなるメモリも使用される。この場合、一のテスト・パ
ターン・データ群を構成するデータ、および該テスト・
パターン・データ群と同一のデータ群を構成する前記デ
ータと同一データは、異なるバンクに格納される。そし
て、入力アドレスにジャンプが生じたときには、ジャン
プ検出回はジャンプが生じた旨の信号を出力する。アド
レス発生器は、上記入力アドレスを入力し所定のアドレ
ス変換を行って新たなアドレスを出力するが、前記ジャ
ンプ検出回路からジャンプが生じた旨の信号を入力した
場合には、ジャンプ直前にアクセスしていたバンクとは
異なるバンクにアクセスするためのアドレス変換を行
う。制御信号発生器が、入力アドレスの1/2のサイク
ルで両バンクにアクセスするためのアドレス保持手段を
交互に駆動し、メモリ・サイクルの約2倍の速度でテス
ト・パターンを発生させることができる。
【0012】
【実施例】図1(A)は本発明におけるテスト・パター
ンのメモリへの格納形式の一例を示す図であり、テスト
・パターンPTRN(P0,P1,P2,・・・,
n-1)の2組が、2つのバンク1a(♯0),1b
(♯1)に分割して格納されている。また、アドレスA
DD(ADD0,ADD1,・・・,ADD2n-1)はそれ
ぞれのバンクをまたいで交互に両バンク1a,1bに割
り振られ、この結果、ADDのLSBはバンク1aにつ
いては0に、バンク1bについては1となっている。そ
して、テスト・パターンPTRNのうち一組は、アドレ
スの昇順にADD0〜ADDn-1に格納され、他の一組は
アドレスの降順にADDn〜ADD2n-1に格納される。
【0013】図1(B)は、上記のように両バンク1
a,1bに割り振られたアドレスを、連続したアドレス
・エリア上に示す説明図であり、アドレス・エリアのセ
ンタCを中心とした第1,第2のエリア上にテスト・パ
ターン・データが対称に格納された様子を示している。
例えば、ADDk(k≦n−1)に対応する対称アドレ
スはADD2n-1−kであり、アドレスADDkには、セン
タCを中心とした対称アドレスADD2n-1−kと同一の
テスト・パターンPkが格納されることになる。なお、
参考のため、図1(A)にも、センタCおよび第1およ
び第2エリアの関係を示しておく。ここで、センタC
は、必ずしも全メモリ容量の中間の点に位置する必要は
なく、任意のオフセットを持っていてもいてもよい。本
発明では、全メモリ容量を2分し、第1エリアのADD
0〜ADDn-1にP0〜Pn-1を、第2エリアのADDn
ADD2n-1にPn-1〜P0を格納している。このようにア
ドレス・エリアを構成することで、後述するアドレス反
転器5を用いてADDに対称なアドレスADDを容易
に得ることができる。
【0014】図2は、本発明のテスト・パターン発生装
置の一実施例を示す回路図であり、図3は図2の装置の
各部の動作状態を示すタイミング・チャートである。入
力されたアドレスADDのLSBは比較器(図2におい
てはEx.NORゲート2)の一方の入力端子aに入力
されると共に、フリップ・フロップ3のD端子に入力さ
れ、フリップ・フロップ3はクロックCLK(ADDの
アドレス・サイクル)ごとにADDのLSBを保持す
る。ここで、Ex.NORゲート2が本発明の最下位ビ
ット比較手段を、フリップ・フロップ3が本発明の最下
位ビット保持手段を構成しており、フリップ・フロップ
3のQ出力(FFQ)は、Ex.NORゲート2の他方
の入力端子bに入力されている。
【0015】上記フリップ・フロップ3は、クロックC
LKのアップ・エッジを入力するまで、1アドレス・サ
イクル前のアドレスのLSBを出力している。これによ
り、Ex.NORゲート2は、端子aに入力される最新
のADDi(iは整数)のLSBの値(0または1)と
1アドレス・サイクル前のアドレスADDi-1のLSB
の値とを比較して、ADDiがアクセスすべきバンク
が、ADDi-1がアクセスしたバンクと同じか否かを判
断することができる。ADDiのLSBとADDi-1のL
SBが一致するときには、Ex.NORゲート2はHレ
ベル、両LSBが不一致であるときにはLレベルの信号
を出力(以下、この信号を「Ex.NOR出力」と言
う)する。なお、フリップ・フロップ3がCLKのアッ
プ・エッジを入力すると、Ex.NORゲート2の2入
力端子には同レベルの信号が入力されることになるの
で、該アップ・エッジの入力時にEx.NORゲート2
の出力がLレベルにあるときはEX.NOR出力はHレ
ベルに立ち上り、Ex.NORゲート2の出力がHレベ
ルにあるときはEX.NOR出力はHレベルを維持す
る。
【0016】上記Ex.NORゲート2の出力はJ−K
フリップ・フロップ4のJ端子およびK端子にそれぞれ
入力されている。また、このフリップ・フロップ4のク
ロック端子には、前記クロックCLKが入力されてい
る。したがって、フリップ・フロップ4はCLKのアッ
プ・エッジで、Ex.NORがHレベルであるとき(す
なわち、LSBが連続して同じ値をとるとき)にはQ端
子出力(反転フラグRFLG)を反転させ、Ex.NO
RがLレベルであるとき(すなわち、LSBが1アドレ
ス・サイクル前のLSBと異なる値をとるとき)はQ端
子出力レベルを維持する。
【0017】上記反転フラグRFLGはアドレス反転器
5の一方の端子に入力される。アドレス反転器5は他方
の端子に前記アドレスADDを入力しており、RFLG
のエッジにより、ADDとADDを交互に出力する。
すなわち、反転器5は、RFLGのアップ・エッジでA
DDをADDに反転し(すなわち、ADDi =AD
2n-1-iに変換し)、ダウン・エッジでADDをAD
Dに戻して次段のフリップ・フロップ6のD端子に出力
している。このフリップ・フロップ6のクロック端子は
前記CLKが遅延回路5(該回路の出力をDLYとす
る)を介して入力しており、DLYのタイミングでアド
レス反転器5からの出力ADDまたはADDをラッチ
し、図1(A)に示したバンク1a,1bからなるイン
ター・リービング・メモリに出力している。なお、本実
施例では、フリップ・フロップ4,6、アドレス反転器
5,遅延回路7が本発明のアクセスエリア選択手段を構
成している。
【0018】以下、上記構成のテスト・パターン発生装
置の動作をより詳細に説明する。まず、LSBが連続し
て同じ値をとる場合、何ら手段を講じないと、図1
(A),(B)から判るように、同一バンクの同一エリ
アにアクセスしてしまうことになる。したがって、この
ような場合には、前述したようにCLKのアップ・エッ
ジでEx.NOR出力がHレベルとなり、これによりR
FLGがレベル変化することで、第1エリアから第2エ
リアに、またはその逆にアクセスするエリアが切り替え
られ、同一バンクへの連続したアクセスが回避される。
例えば、図1(A),(B)において、第2エリアのア
ドレスADD2n-1−kに格納されているテスト・パター
ンは、第1エリアのアドレスADDkに格納されている
テスト・パターンと同一(Pk)であり、また該パター
ンが存在するバンクは異なっている(ADD2n-1−k
♯0,ADDkは♯1)ので、最新のADDのLSB
が、1アドレス・サイクル前のLSBと一致する場合に
は、アドレス反転器5によりADDを反転する(また
は、反転している状態を元に戻す)ことで、異なるバン
クにアクセスすることができる。
【0019】次に、最新のADDのLSBが1アドレス
・サイクル前のADDのLSBと異なる値をとる場合、
ADDを反転しなくても(既に反転した状態のときは、
ADDを元に戻さなくても)、同一エリア内の異なる
バンクにアクセスすることができる。したがって、この
場合には、前述したようにCLKのアップ・エッジでE
x.NOR出力がLレベルとなるので、RFLGはレベ
ル変化せず、エリアの切り替えは行われない。
【0020】図3は、ADD0,ADD1,ADD2,A
DD2,・・・のように、アドレスが順序不同で図2の
テスト・パターン発生装置に入力され、図1(A)のバ
ンク1a,1bのデータがアクセスされる場合を示すタ
イミングチャートである。同図では、2番目のアドレス
・サイクル(ADD1)において、ADD1のLSBは1
であるが、ADD0のLSBが0であるので、Ex.N
OR出力はLSBのアップエッジで立ち下がっている。
次いで、LレベルとなったEx.NOR出力は、J−K
フリップ・フロップ4の出力FFQがCLKが立ち上っ
た後立ち上がるが、CLKとこの立ち上りとの間には若
干のタイムラグがあるため、J−Kフリップ・フロップ
4にはCLKのアップ・エッジのタイミングでLレベル
信号が入力されているので、その出力RFLGは反転せ
ずLレベルを維持する。
【0021】また、3番目のアドレス・サイクル(最初
のADD2)においては、ADD2のLSBは0であり、
その前のADD1のLSBが1であるので、上記2番目
のアドレス・サイクルの場合と同様、J−Kフリップ・
フロップ4の出力RFLGは反転しない。
【0022】4番目のアドレス・サイクル(後のADD
2)においては、LSBがその前のアドレスのLSBと
同一(0)であるので、LSBのアップ・エッジにより
Ex.NORが立ち下がるということはない。このと
き、J−Kフリップ・フロップ4にはCLKのアップ・
エッジのタイミングでHレベル信号が入力されているの
で、RFLGは反転しHレベルに立ち上がる。この立ち
上りのタイミングで、アドレス反転器5(その出力をT
PADD’で示す)はADD2をADD2 に反転させ
る。5番目,6番目のアドレス・サイクル(ADD3
ADD4)においては、LSBが1,0なので、直前の
アドレスとはLSBが異なる。したがって、第2,第3
番目のアドレス・サイクルの場合と同様、Ex.NOR
は立ち下り、RFLGは反転せず、アドレス反転器5は
ADD3,ADD4を反転させたままADD3 ,ADD
4 として出力する。
【0023】7番目のアドレス・サイクル(ADD6
においては、LSBが0であり、その前のADD6のL
SBも0である。したがって、4番目のアドレス・サイ
クルの場合と同様、Ex.NORは立ち下がらずHレベ
ルを維持しているので、RFLGは反転(この場合はL
レベルに変化)する。これにより、アドレス反転器5の
出力は反転したアドレスADDを非反転のアドレスA
DD6に戻す。このようにして、図2のテスト・パター
ン発生装置では、フリップ・フロップ6が同図3に示す
ようなアドレスTPADDを出力し、アクセスするメモ
リのエリアを必要に応じて変更して、常にバッファ♯
0,♯1を交互にアクセスすることができる。
【0024】以上、図1〜図3により説明したテスト・
パターン発生装置は、各種半導体装置等のテスト・シス
テムに広く適用できるが、特に、テスト・システムがダ
ブル・ヘッド方式を採用している場合のテスト・パター
ン発生装置を、以下に説明する。図4はこのような装置
における、テスト・パターンのメモリへの格納形式の一
例を示す図である。同図では、図1(A)に示した2バ
ンク式のインター・リービングの場合と同様に、テスト
・パターンの記憶領域は2つのバンク11a(♯0),
11b(♯1)により構成されている。この場合、これ
らのバンク11a,11bはには図4に示すように2つ
のテスト・ヘッド用の2タイプの波形データが格納され
る。ここで、一方のタイプの波形データは2種の波形デ
ータ群Aαn,Aβnから構成され、他方のタイプの波形
データは同じく2種の波形データ群Bαn,Bβnから構
成されている。ここで、nはテスト・パターンの通常の
発生順序を示している。
【0025】上記2タイプの波形データは、図1(A)
に示した格納方法と同様、各バッファ♯0,♯1をそれ
ぞれ二分して構成したエリア(第1,第2エリア)に一
組づつ格納される。しかし、波形データが一体不可分に
連続した群を成すときには、バンク♯0,♯1に交互に
波形データ群を配置しておきさえすれば、同一のバンク
にアクセスすることは有り得ないので、必ずしも両エリ
アに波形データを一組づつ配置する必要はない。例え
ば、図4のAβn群,Bβn群は異なるエリアかつ異なる
バンクに同一データを配置しているが、Aαn群,Bαn
群はこのような一体不可分に連続した波形データである
ので、異なるエリアに同一データを配置していない。
【0026】このようにして配置したデータ、例えばB
αn群をアクセスする場合には、図4の矢印で示すよう
な順序でアクセスが行われる。この場合にも、図1
(A)の場合と同様、センタCは必ずしも全メモリ容量
の中間の点に位置する必要はなく、任意のオフセットを
持っていてもいてもよい。
【0027】図5は上記のようにして波形データが格納
されたメモリを用いたテスト・パターン発生装置の一実
施例を示している。アドレスADDはアドレス発生器1
2,ジャンプ検出回路13および制御信号発生器14に
入力される。ジャンプ検出回路13はアドレスADDの
ジャンプを検出するとアドレス発生器12にアドレス変
換の変更を指示する。そして、アドレス発生器12は該
指示に応じたアドレス変換を行い、変換後のアドレスA
DDを図5に示したバンク11a,11bの対応するア
ドレスADD’に変換してアドレス・ラッチ(同図では
フリップ・フロップ15a,15b)に出力する。
【0028】ジャンプ発生が起こらないときには、図5
に示したように、バンク11a,11bへのアクセスは
交互に行われるのでジャンプ検出回路13はアドレス発
生器12にアドレス変換の変更を指示することはなく、
両フリップ・フロップ15a,15bは制御信号発生器
14からのクロックにより、交互にアドレス発生器12
からのアドレスをバンク11a,11bに出力する(な
お、図5においてはバンク11a,11bには制御信号
発生器14からの制御信号CSが入力されている)。そ
して、データセレクト回路16は、制御信号発生器14
からのデータセレクト制御信号DSLCTに基づきバン
ク11a,11bの何れかからテスト・パターン・デー
タDATAを取り込み、波形パターンPTRNを出力す
る。
【0029】以下、図5の回路動作を簡単に説明する。
まず、ADDにジャンプ発生が生じたものとする。この
場合には、ジャンプ検出回路13は該ジャンプ発生を検
知し、アドレス発生器12および制御信号発生器14に
アドレス変換の所定の指示を行う。この場合、ジャンプ
直前のアドレスとジャンプ直後のアドレスとが異なるバ
ンクに割り振られているときには、そのままジャンプす
る。また、ジャンプ直前のアドレスとジャンプ直後のア
ドレスとが同一のバンクに割り振られているときには、
他のバンクの同一波形データにアクセスする。この場
合、ジャンプ前のパターンとジャンプ後のパターンとは
同じテスト・パターンのデータ群から構成されており、
各テスト・パターン・データ群は異なるバンクに割り振
られているので、テスト・パターンの発生サイクルが遅
延することはない。本実施例では、例えば、デュアル・
テスト・ヘッドを使用する場合に、各テストヘッドによ
りテスト・パターン・データの数が異なる場合(例え
ば、Bαn,Bβnのデータ数の総計が、Aαn,Aβn
データ数の総計より圧倒的に多い場合)であっても、メ
モリいっぱいに各データを格納できるので(図4参照)
メモリの有効利用を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明、上記のように構成したので以下
の効果を奏するとができる。 (1)同一内容のテスト・パターン・データ群を2つの
バンクからなるメモリに格納し、両バンクへのアクセス
を常に交互に行うことにしたので、最大、メモリのアク
セス・サイクルの2倍近い速度でテスト・パターンを生
成することができる。 (2)単に同一内容のテスト・パターン・データ群を2
つのバンクからなるメモリに格納しただけではなく、メ
モリ・エリアの適宜の点(センタ)に対して対称に両テ
スト・パターン・データを格納したので、単にアドレス
を反転するだけで目的とする対称アドレスを得ることが
できる。 (3)デュアル・テスト・ヘッドを用いたテスト・シス
テムに本発明を適用する場合には、各テスト・ヘッドに
用いるテスト・パターンの数が異なっていても、メモリ
の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(A)は本発明のテスト・パターン発生装
置に使用されるテスト・パターン・データのメモリへの
格納状態を示す図であり、同図(B)は(A)をアドレ
ス・エリア上に書き直した図である。
【図2】本発明のテスト・パターン発生装置の一実施例
を示す回路図である。
【図3】図2の回路の各部の信号を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】デュアル・テストヘッド・システムに本発明を
適用する場合の、テスト・パターン・データの格納方法
の一例を示す図である。
【図5】本発明をデュアル・テストヘッド・システムに
適用する場合の一実施例を示す回路図である。
【図6】従来のインター・リービング・メモリのデータ
格納の様子を示す図である。
【図7】従来のテスト・パターン発生装置を示す部分回
路図である。
【図8】図7の回路図の各部の信号を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1a,1b インター・リービング・メモリ 2 最下位ビット比較手段 3 最下位ビット保持手段 4〜7 アクセス・エリア選択手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2バンクにより構成されたメモリであ
    り、2n個のアドレスからなるアドレス群が最下位ビッ
    トが一方のバンクで0、他方のバンクで1となるように
    交互に割り振られ、アドレス・エリアが、テスト・パタ
    ーン・データ群が前記アドレス群の先頭アドレスから昇
    順に格納された第1エリアと、前記テスト・パターン・
    データ群と同一のデータ群が前記アドレス群の最終アド
    レスから降順に格納された第2エリアとにより形成され
    たインター・リービング・メモリと、 アドレス・サイクルごとに、該アドレスの最下位ビット
    の値を保持し所定時間の遅延の後出力する最下位ビット
    保持手段と、 入力された最新のアドレスの最下位ビットと上記最下位
    ビット保持手段からの1アドレス・サイクル前のアドレ
    スの最下位ビットとを入力し、両最下位ビット同士を比
    較し、両ビットが一致するか否かにより所定レベルの信
    号を出力する最下位ビット比較手段と、 前記最新のアドレスおよび上記比較手段からのレベル信
    号を入力し、該レベル信号が前記両最下位ビットの一致
    を内容とするときは1アドレス・サイクル前にアクセス
    した前記アドレス・エリアとは異なるエリアをアクセス
    し、前記レベル信号が前記両最下位ビットの不一致を内
    容とするときは1アドレス・サイクル前にアクセスした
    前記アドレス・エリアと同一のエリアをアクセスするア
    クセス・エリア選択手段と、 を有してなることを特徴とするテスト・パターン発生装
    置。
  2. 【請求項2】 2タイプのテスト・パターン・データ群
    と、該2タイプのテスト・パターン・データ群と同一の
    テスト・パターン・データ群が格納される2バンクによ
    り構成されたメモリであって、一のテスト・パターン・
    データ群中のデータおよび該データと同一内容の他のデ
    ータ群中のデータが異なるバンクに格納されて構成され
    た一対のメモリと、 入力アドレスのジャンプの有無を検出しジャンプが生じ
    た旨の信号を出力するジャンプ検出回と、 上記入力アドレスを入力し所定のアドレス変換を行って
    新たなアドレスを出力し、前記ジャンプ検出回路からジ
    ャンプが生じた旨の信号を入力した場合に、ジャンプ直
    前にアクセスしていたバンクとは異なるバンクに常にア
    クセスするためのアドレス変換を行うアドレス発生器
    と、 アドレス発生器の新たなアドレスを保持する一対のアド
    レス保持手段と、 入力アドレスの1/2のサイクルで前記両アドレス保持
    手段を交互に駆動する制御信号発生器と、 を有してなることを特徴とするテスト・パターン発生
    器。
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