JPH05268756A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH05268756A
JPH05268756A JP9018092A JP9018092A JPH05268756A JP H05268756 A JPH05268756 A JP H05268756A JP 9018092 A JP9018092 A JP 9018092A JP 9018092 A JP9018092 A JP 9018092A JP H05268756 A JPH05268756 A JP H05268756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
center
stator
exciting
stepping motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9018092A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Togo
晋 東郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rigaku Corp
Original Assignee
Rigaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rigaku Corp filed Critical Rigaku Corp
Priority to JP9018092A priority Critical patent/JPH05268756A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータを所定のステップ角度ずつ回転させる
ステッピングモータにおいて、ロータ停止時の該ロータ
の振動を低減する。 【構成】 励磁コイルA,B,Cが多相に巻かれたリン
グ状のステータ1と、ステータ1の内部に回転自在に配
置されたロータ3とを有しており、多相コイルを選択的
に励磁することによりロータ3を任意の角度回転させる
ようにしたステッピングモータにおいて、ロータ3の外
形中心Qと該ロータの回転中心Pとを偏心させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステータに巻かれた多
相コイルを選択的に励磁してロータを所定のステップ角
度ずつ回転させるステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にステッピングモータは、励磁コイ
ルが多相に巻かれたリング状のステータと、ステータの
内部に回転自在に配置されたロータとを有している。多
相励磁コイルのうちの一つ又はいくつかを選択的に励磁
してステータに回転磁界を形成し、その回転磁界によっ
てロータを回転させ、さらに磁界を固定することにより
ロータを停止させる。これにより、ロータが所定のステ
ップ角度だけ回転する。この従来のステッピングモータ
においては、通常、ロータの外形中心と該ロータの回転
中心とが一致していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ステッピングモータにおいては、ロータ停止時の振動が
大きいという問題があった。本発明者は、その問題を解
消すべく種々の実験を行ない、ロータの外形中心と該ロ
ータの回転中心とをずらせれば、ロータ停止時の振動を
低減できることを知見した。
【0004】従って、本発明の目的は、ロータを所定の
ステップ角度ずつ回転させるステッピングモータにおい
て、ロータ停止時の該ロータの振動を低減することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るステッピングモータは、励磁コイルが
多相に巻かれたリング状のステータと、ステータの内部
に回転自在に配置されたロータとを有しており、上記多
相コイルを選択的に励磁することによりロータを任意の
角度回転させるようにしたステッピングモータにおい
て、ロータの外形中心と回転中心とを偏心させたことを
特徴としている。
【0006】
【作用】ロータの外形と回転中心とを偏心させたことに
より、ロータの外周の一部分が他の部分よりもステータ
に近接することになる。この近接した部分はステータに
よって磁気的に強く吸引されることになり、その結果、
ロータの停止時における振動が小さくなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係るステッピングモータの一
実施例を示している。この実施例は、三相巻線構造のス
テータを用いたステッピングモータに本発明を適用した
場合の実施例である。同図において、円筒状のステータ
1の内周面に多数の櫛歯状励磁極2が形成されている。
各励磁極2には、A,B,Cの三つの励磁コイルが交互
に巻かれている。
【0008】ステータ1の内部には、磁石によって構成
された円柱状のロータ3が設けられている。このロータ
3は、紙面に対して垂直方向に延びる回転中心Pを中心
として回転自在に支持されている。ロータ3の回転中心
Pはステータ1の中心と一致している。ロータ3の平面
断面形状は円形であるがその円形の中心Qは、回転中心
Pと位置的に異ならせてある。すなわち、ロータ3の回
転中心Pと外形中心Qとが偏心している。
【0009】本ステッピングモータは以上の構成から成
っているので、三相の励磁コイルA,B,Cのうち一相
又は二相を順次選択して励磁、すなわち通電すれば、ス
テータ1に回転磁界が形成されてロータ3が回転する。
ロータ3が所定のステップ角度だけ回転すると磁界が固
定、すなわちいずれか一つの励磁コイルのみが励磁さ
れ、ロータ3の回転が停止する。
【0010】ロータ3の外周面とステータ1の励磁極2
との関係を見ると、ロータ3における回転中心Pから見
た場合の大径部Rは、ロータ3の他の円周部分よりも励
磁極2に近接する。従って、ステップ回転した後のロー
タ3の停止時、その大径部Rは他のロータ円周部よりも
磁気的に強く吸引される。その結果、ロータ3は大きく
振動することなく停止する。
【0011】以上、一つの実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
い。例えば、本発明が適用できるステッピングモータは
三相励磁コイル構造のものに限られない。また、ロータ
の構造も磁石によって形成される円柱形状に限られず、
電磁鋼板を用いて突極を持った円柱形状に形成したり、
その他種々の形状とすることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ステッピングモータに
おいてロータの停止時の振動を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステッピングモータの一実施例を
示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 励磁極 3 ロータ A,B,C 励磁コイル P ロータの回転中心 Q ロータの外形中心 R ロータの回転中心から見た大径部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルが多相に巻かれたリング状の
    ステータと、ステータの内部に回転自在に配置されたロ
    ータとを有しており、上記多相コイルを選択的に励磁す
    ることによりロータを任意の角度回転させるようにした
    ステッピングモータにおいて、ロータの外形中心と該ロ
    ータの回転中心とを偏心させたことを特徴とするステッ
    ピングモータ。
JP9018092A 1992-03-16 1992-03-16 ステッピングモータ Pending JPH05268756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9018092A JPH05268756A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9018092A JPH05268756A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05268756A true JPH05268756A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13991293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9018092A Pending JPH05268756A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 ステッピングモータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05268756A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528891A (ja) * 2008-07-22 2011-11-24 ドゥラショー エス.アー. 偏心ロータを備えたモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011528891A (ja) * 2008-07-22 2011-11-24 ドゥラショー エス.アー. 偏心ロータを備えたモータ

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