JPH05268231A - 通信ステーション,通信制御方法および通信制御システム - Google Patents

通信ステーション,通信制御方法および通信制御システム

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JPH05268231A
JPH05268231A JP6313992A JP6313992A JPH05268231A JP H05268231 A JPH05268231 A JP H05268231A JP 6313992 A JP6313992 A JP 6313992A JP 6313992 A JP6313992 A JP 6313992A JP H05268231 A JPH05268231 A JP H05268231A
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JP
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station
communication
transmission
transmission path
switching
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Application number
JP6313992A
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English (en)
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Toshiyuki Murakami
利幸 村上
Toshifumi Yamamoto
敏文 山本
Osamu Anpo
統 安保
Takahiro Yokota
隆弘 横田
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トークンバス・ネットワークの伝送路多重化方
式において、伝送路の異常に対処する通信システムを提
供する。 【構成】CBM6の受信データ検出部から出力されるサ
イレンスやバッドシグナルを、切り換え制御部11の診
断に入力し、監視時間を超えて継続するとき伝送路切り
換え信号104を出力しマルチプレクサ8による受信伝
送路の選択を切り換える。伝送路切り換えによって通信
を再開したステーションは、通信処理装置4で送受する
データフレームによって、他局と切り換え伝送路を連絡
しあう。 【効果】伝送路異常の場合、直ちに伝送路が切り換えら
れるので、信頼性と効率の高い通信システムを管理局な
しに実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトークン・バス・ネット
ワークによる通信システムに係り、特に多重系伝送路の
切り換え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】バス型ネットワークの伝送制御方式とし
て、伝送路にアクセス権、いわゆるトークンフレームを
巡回し、トークンを持っている通信ステーション(局ま
たはノードとも呼ばれる)がデータフレームの送信を可
能とするトークンパッシング方式が広く採用されてい
る。このようなネットワークではシステムの信頼性向上
のために多重化構成されることが多い。たとえば、ネッ
トワーク内の各通信ステーションを2重化し、ステーシ
ョンは専用の伝送路で他のステーションと接続される完
全2重系、あるいは、通信ステーションは1つで、伝送
路とインタフェースのみを2重化する伝送路2重系など
がある。この種のシステムとしては、IEEE802・4 Proje
ct802−Local and Metropolit-an Area Networks等があ
げられる。
【0003】2重化構成の通信システムにおいては、マ
スタ局がネットワークに加入している各ステーションと
伝送路系の状態を監視し、正常なステーションまたは伝
送路との間でデータの送信と応答が行なわれるように管
理している。マスタ局による異常監視は、データフレー
ムのポーリングに応答しない局があると、伝送路を切り
換えて(1系から2系、あるいはその逆に)再度データ
フレームを送信する。これにも応答がなければ、マスタ
局は当該局が異常離脱と判断して各局に通知、以後この
局へのデータ伝送は行なわれない。一方、伝送路系切り
換えによって応答があれば、マスタ局は当該局の伝送路
1系に異常があると判断し、各局に伝送路系の切り換え
を指示する。このような例に、特開平2−60338 号など
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による伝送路
の切り換え制御は、マスタの管理のない場合、無応答時
にそのつどタイムアウトを待って行なわれるので、通信
効率を低下させる。さらに、伝送路異常の場合には、各
局による伝送路構成制御がなされてから伝送路の切り換
えに移るため、正常な伝送路による通信の再開までに時
間がかかり、システムの運用を著しく悪化させることが
ある。また、異常状態下での正常信号の喪失を完全には
リカバリーできないこともあり、この場合通信の信頼性
に問題が生じる。以下、このような状況を説明する。
【0005】図2はマスタのないステーション2−1〜
2−4と、2重系伝送路1−1,1−2によってネット
ワークを構成している。各伝送路1−1や1−2には同
軸線などが用いられ、伝送路本線の両端部には反射波の
発生を抑制する終端インピーダンスが接続されている。
また、本線とステーション間は分岐線によって接続され
る。本線の延長や本線と分岐線の接続にはタップやカッ
プリングが用いられ、この接続部で断線を生じることが
ある。
【0006】図3は伝送路の本線断線による異常状態を
示したものである。ステーション#4から#3へ通信中
に、使用中の伝送路1系の本線が×印の部分で断線する
と、この断線端部からの反射波によって#3,#4の接
続される伝送路上には判別不能な信号がのり(後述する
バッドシグナル)、#4は#3からのアンサーを受信で
きなくなる。#4は応答タイムアウトになると伝送路を
2系に切り換えて、#3に再びデータ送信するが#3の
伝送路(受信)は1系のままなので応答はなく、再びタ
イムアウトになる。ここで#4,#3は他ステーション
と通信できない状態が所定時間を超えると、伝送路構成
制御を開始するがバッドシグナルのため再構成はできな
い。この状態で、各ステーションは自局の送信異常と判
断してその系の動作を停止し、別な伝送路(2系)に切
り換えて通信を再開する。片系送信部が故障したステー
ションへの送信は、そのままでは応答が得られない。各
ステーションは逐次伝送路を切り換え、ネットワーク内
はやがて2系に切り替わる。
【0007】一方、#1,#2は×印の断線でこの領域
の伝送路1系は無信号(後述するサイレンス)となるの
で、所定時間後に伝送路構成制御を開始するが、制御信
号が×印の断線端部で反射波を発生してしまい失敗す
る。この結果、自局の送信異常と判定して伝送路を2系
に切り換える。このように、従来の2重系では伝送路の
本線が断線すると、伝送路を切り換えて通信を再開する
までに多くの手順と時間を必要としている。
【0008】図4はステーション#3の1系の分岐線が
断線した例である。この場合、#4は#3からの応答タ
イムアウトが経過すると、2系に切り換えて再送し、構
成制御することなく通信を維持できる。しかし、#1や
#2が1系から#3に送信すると、無応答になるので2
系への切り換えによる再送が必要となる。このように分
岐線の異常の場合は、各ステーションの通信は確保でき
るが、ネットワークの通信効率の低下は避けられない。
【0009】なお、ネットワークの状態をマスタ局によ
って管理するシステムは、マスタが停止するとネットワ
ークが使用できず、システム運用の柔軟さに欠けるなど
の問題がある。
【0010】本発明は以上のような従来技術の問題点を
克服することにあり、その第1の目的は、通信ステーシ
ョンが伝送路の異常を検出し、自ら受信伝送路を切り換
えることでネットワークの通信を維持する、高い信頼性
と効率のよい通信ステーションを提供することにある。
【0011】本発明の第2の目的は、通信ステーション
や伝送路の異常に際し、管理局(マスタ局)なしでネッ
トワークを管理できる、シンプルで柔軟な通信システム
を提供することにある。
【0012】本発明のその他の目的は、以下の説明を通
して明らかにされる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はトークン・バス
・ネットワークによる通信を基本構成とする通信ステー
ション,通信制御方法および通信システムである。
【0014】第1の発明は、複数の伝送路に送信信号を
出力する送信手段と、1の伝送路の受信信号を入力して
識別する受信手段と、識別された受信信号の異常の有無
を診断する異常診断部と、異常と判定されるとき使用受
信信号を他の伝送路からの受信に切り換える伝送路切り
換え手段を有する通信ステーションを特徴とする。
【0015】第2の発明は、各通信ステーションに通信
処理装置を設け、通信処理装置は自局が伝送路を切り換
えて他局との通信を再開したとき、使用不可または使用
可能な伝送路を、他局の通信処理装置の認識できる所定
のデータフレーム(伝送路系設定フレーム)で各局に連
絡するようにした通信制御方法を特徴とする。
【0016】第3の発明は、各通信ステーションの通信
処理装置は自局の上位処理装置などの指示により予定の
行動としてネットワークからの離脱(以下、正常離脱)
を希望するとき、他局の通信処理装置が認識できる所定
のデータフレーム(離脱要求フレーム)によって連絡す
るようにした通信制御方法を特徴とする。
【0017】第4の発明は、複数の通信ステーションと
多重化された伝送路による通信システムにおいて、送信
に全伝送路、受信に1伝送路を使用する通信ステーショ
ンは、受信信号の異常を検出して自局の受信伝送路を他
に切り換える伝送路切り換え制御手段と、切り換え後の
伝送路を他局と連絡する伝送路設定フレームを送受する
通信処理装置を具備することを特徴とする。
【0018】
【作用】第1の発明によれば、各ステーションは伝送路
の異常(判別不能や無信号状態)を検出すると直ちに、自
局の受信伝送路を切り換え処理するので、ネットワーク
の現状の論理リングを維持でき、切り換え処理による通
信効率の低下もない。また、正常な信号受信が極めて短
時間に回復できるので、トークンや有効データの喪失も
ない。
【0019】第2の発明によれば、他系に切り換えるこ
とで通信できる他局を検知した場合、検知した当該ステ
ーションが切り換え後の伝送路を各局に連絡すること
で、各ステーションは初めから通信可能な伝送路に切り
換えることができる。
【0020】第3の発明によれば、管理局不在でも正常
離脱局に対する無駄な通信をしないですむ。
【0021】第4の発明によれば、異常検知した最先の
局が各局に伝送路切り換えを指示するので、一部の局に
よる検知ミスや遅れによる通信不能や構成制御の開始を
発生させることなく、通信システムの信頼性を向上でき
る。
【0022】
【実施例】本発明による第1の実施例を図1および図5
〜図16によって説明する。各図を通じて同一符号は同
じまたは同機能のものを示す。
【0023】図5は本実施例が適用される通信システム
の構成を示す。多重系の伝送路1系1−1ならびに2系
1−2には、通信ステーション2−1〜2−4が接続さ
れている。各ステーションは対等で、管理局として機能
するものは存在しない。ステーション2−1〜2−4の
各々には上位処理装置3−1〜3−4が接続されてい
る。上位処理装置3はCPUを備え、マルチ計算機シス
テムや分散制御システム等における計算機や制御装置な
どがこれに当る。処理装置3−1〜3−4は各々通信テ
ーション2−1〜2−4を経由して通信を行なう。以下
の記載で「局」の表現は、通信ステーション2を指す場
合のみならず、通信ステーション2と上位処理装置3を
含むものにも用いられる。
【0024】本システムの通信方法はパケットフレーム
を使用したトークンパッシング方式を採用している。な
お、本明細書に述べる各実施例においては、上位処理装
置3が通信処理装置4の機能の一部または全部を代替す
ることによっても実現可能である。
【0025】このようなシステムにおけるステーション
間の通信は、図6に示すタイミングで動作している。ス
テーション2−1〜2−4には、ステーションアドレス
#1から#4を設定する。各ステーションは自局宛ての
トークンフレーム(TK)を受信した時、送信要求のあ
る場合はデータフレームを送信し、データ送信後にTK
を次のステーションに送る。送信データの無い場合は、
直ちに次のステーションにTKを送る。
【0026】同図で、TKを巡回する通信ステーション
間の動作は、アドレス#4のステーション3−4からア
ドレス#3のステーション3−3へTK101を送る例
で始まっている。なお、DA=#3は送信先アドレス,
SA=#4は送信元(自局)アドレスである。一方、デ
ータの送信は自局宛てのTK101を受信したとき、デ
ータフレームによって行なわれる。たとえば、#2のス
テーション3−2はTK101を受信したとき、送り先
のステーションアドレスDA、自局のアドレスSAを付
したデータフレーム102を送信する。このデータフレ
ーム102は、上記処理装置3や後述する通信処理装置
4によって送受され、解釈される。
【0027】図7はTK101及びデータフレーム10
2のフォーマットを示す。TK101のフォーマットは、
フレーム信号取り込みの同期化信号プリアンブル201
と、フレームの先頭を区切るスターティングデリミタ
(SD)202と、フレームの種類を区分するフレーム
コントロール(FC)203と、フレームの送り先を設
定するデストネーションアドレス(DA)204と、フ
レームの送信元を設定するソースアドレス(SA)20
5と、フレーム内のデータをチェックする為のフレーム
チェックシーケンス(FCS)206およびフレームの
最後を区切るエンディングデリミタ(ED)207より
構成される。また、データフレーム102のフォーマッ
トは、FC203のパターンがトークンフレームと相違
し、かつ、SA205とFCS206の間にデータ20
8が追加される。
【0028】図1は、伝送路1とキャリアバンドモデム
(CBM)6からなる伝送路系のみを2重化した通信シ
ステムにおける通信ステーション2(多重化されていな
い)の構成を示したものである。このステーション2
は、伝送路信号の異常を検出して受信中の伝送路を切り
換え処理する伝送路切り換え制御装置7と、トークンパ
ッシング方式によるトークンの送受と論理リングの再構
成を処理するトークンバスコントローラ(TBC)5,
ステーション2各部の起動,停止やコントロールを行な
い、かつ、処理装置3のデータやコマンドの中継,解釈
なども処理する通信処理装置4から構成される。
【0029】伝送路切り換え制御装置7は、送受信デー
タをCBM6−1,6−2が同じタイミングで送受する
クロックを供給する発振器10,CBM6から異常信号
103の検出されるとき受信伝送路の切り換え信号104
を出力する切り換え制御部11を備えている。切り換え
制御部11の出力信号104は、CBM6−1及び6−
2から出力される受信信号の一方(伝送路系の一方)を
選択するマルチプレクサ8を切り換え制御する。マルチ
プレクサ8の出力はTBC5に伝えられる。本実施例の
動作を説明する。処理装置3は、ステーション2を使用
して処理装置間でデータの通信を行なう。処理装置3に
よるデータ通信処理は、データの送り先とデータ内容と
データの送り元のデータを作成し通信処理装置4に送
り、一方、通信処理装置4からの受信データを解釈し必
要な処理を行なう。
【0030】通信処理装置4は、処理装置3からの通信
用データの送信処理と、伝送路からの受信データを処理
装置3へ転送する処理と、トークンバス・コントローラ
(TBC)5の送受信動作の制御と、伝送路切り換え制
御装置7の起動,停止および伝送路切り換え信号104
の出力を要求する切り換え要求105の出力などを行な
う。伝送路切り換え要求105は、処理装置3からの指
示(メンテナンスなどのため)によっても発行される。
【0031】トークンバスコントローラ(TBC)5
は、伝送路1に送信するTKまたはデータフレームを図
4に示したフレームフオーマットに作成すること、受信
したフレームがデータフレームなら通信処理装置4へ送
り、TKならばその内容を解釈して加入や離脱の手続を
したり、下流局にトークンを伝送しその応答を監視する
など、所定のプロトコルに基づく論理リングの構成制御
を行なう。
【0032】CBM6はTBC5からのフレームを伝送
路上に送信するとき、プロトコルに規定されるアナログ
信号パターンに変換するとともに、伝送路から受信した
信号をTBC5が認識できるデジタル信号パターンに変
換する。図8はIEEE802.4 に規定される、伝送路上の5
種類のアナログ信号パターンを示したものである。すな
わち、伝送路上の所定期間に信号が全く無い状態のサイ
レンス301,所定期間に1周期分の正弦波信号が存在
しデータの1(one)を示すデータパターン302,2周期分
の正弦波信号が存在しデータの0(zero)を示すデータ
パターン303,0の成分と1の成分が混在する1及び
0以外のノン・データ304と305,非周期で信号と
して認識できないバッドシグナル306である。
【0033】図9および図10は、伝送路1とステーシ
ョン2のインターフエイスとなるCBM6の信号変換テ
ーブルを示したものである。TBC5から出力される送
信フレームは、上記各データパターン,サイレンスおよ
びプリアンブルの各信号を、図9の送信信号変換テーブ
ル16に示すTXSYM0〜3の組合せパターンで設定
している。この組合せパターンを受けたCBM6は、図
11に示すデータ変換手段18がテーブル16を参照し
て、上記各信号を図8のアナログ信号パターンに変換
し、データ生成部19を介して伝送路1−1および1−
2に送出する。一方、伝送路1−1,1−2からのアナ
ログ信号は、CBM6−1,6−2の受信クロック抽出
部20,データ検出部21によって図8の各パターンに
区分され、受診データ変換部22は図10の受信信号変
換テーブル17を参照しながらTBC5の認識できるデ
イジタル信号パターンRXSYM0〜3の組合せに変換
する。RXSYM0〜3の組合せによる受信信号は、マ
ルチプレクサ8によってステーションが使用を設定して
いる伝送路の受信信号が選択され、TBC5に伝送され
る。
【0034】図12はTBC5とCBM6間の上記した
送受信のための構成と、伝送路信号異常によって動作す
る切り換え制御部11の構成を示したものである。CB
M6のデータ検出部21でサイレンス301またはバッ
ドシグナル306を検出すると、これらの信号は切り換
え制御部11の異常診断部12に送られる。
【0035】図13は異常診断部12の構成を示す。信
号301,306は各系ごとにそれぞれサイレンスタイ
マ13またはバッドシグナルタイマ14に入力される。
各タイマは入力信号が監視時間を経過すると、タイムオ
ーバ信号103を出力し、かつ、マルチプレクサ8から
各系の受信動作中信号とのANDをとって、使用中の受
信系が異常の場合伝送路異常信号106を出力する。信
号16は図12のように、カウンタ15に入力され、カ
ウンタ15は切り換え伝送路をカウントアップして、伝
送路切り換え信号104を出力する。
【0036】図14に、伝送路切り換えタイミングの設
定条件を説明する。各伝送フレームは一定周期T(数〜
数10μs)で伝送路上に送出されていて、その最大フ
レーム長aと最小フレーム長bは予め定められている。
したがって、サイレンス監視時間は、正常通信における
最大あき時間d(無応答時の無信号時間)を超える時間
eに設定される。また、バッドシグナル監視時間は最大
フレーム長aに応答フレーム長cを加えた時間を超える
fに設定される。これらe,fは一周期(T)以内の値
となるが、実際のサイレンスやバッドシグナル監視時間
はマージンを含み10倍程度長く設定される。しかし、
伝送路正常時の応答のタイムアウトは現状、数〜数10
msとされるので、本実施例による切り換え処理の方が格
段に早く、無応答処理などを開始させることもない。
【0037】図15は伝送路の本線断線による本実施例
の動作タイムチャートを示す。1系を受信伝送路として
使用し、ステーション#4から#3へのデータフレーム
の送信中に、#3#と2間の×印で本線が断線した場合
である。#3は、#4からのデータと断線部から反射し
たデータとが衝突した判別不能のバッドシグナルを検出
する。#3はバッドシグナル監視時間経過後伝送路を2
系に切り換える。#2,#1は断線後信号がこないの
で、各々はサイレンス監視時間の経過後2系に切り換え
る。一方、#4は送信動作中なので、バッドシグナルを
検出しない。そこで#3からの応答を待ち、タイムアウ
トを経過すると2系に切り換える。#3,#4が2系に
切り換わると、#4からのデータの再送に対し#3が応
答して通信を終了する。
【0038】図16は伝送路の分岐線断線による本実施
例の動作タイムチャートである。
【0039】#4から#3へデータ送信中に#3の1系
(受信中)の分岐線が断線すると、#3はサイレンス監
視時間の後、伝送路を2系に切り換える。#4は1系受
信の為#3からの応答応答が得られず、タイムアウト経
過後伝送路を2系に切り換えてデータを再送する。これ
には応答があり、両者の通信は終了する。#2,#1も
#3への送信時、応答がないので伝送路を2系に切り換
えて通信を再開する。なお、上記実施例における診断部
12は、他系へ切り換える信号104を出力するとき、
切り換え先の伝送路の診断部12の出力(異常の有無)
も確認し、正常な伝送路を選択するようにしている。ま
た、異常となった伝送路はインタロックされて再度、メ
ンテナンス前に切り換えられることのないようにしてい
る。診断部12は1個とし使用中の系のみ監視するのみ
でも、2系が同時に異常となることは少ないから実用的
には可能である。
【0040】通信処理装置4から出力される切り換え要
求105は、伝送路異常によるものではない場合は、自
局がフレームを送信しているときに切り換え信号104
を出力する。これによって、切り換え中に送られてきた
トークンやデータを喪失することがない。
【0041】このように本実施例によれば、各ステーシ
ョンが伝送路上の信号の監視をしていて、異常を検出し
たら、直ちに伝送路の切り換え処理を行なうので、従来
のように再構成制御等の処理が不要で、伝送路の異常の
場合には正常な通信を即座に開始できる。
【0042】さらに、上記実施例は伝送路系の2重化に
よるシステムであるが、ステーションを含む完全2重系
の場合は、各ステーションに本例の切り換え制御部11
を設け、その伝送路異常信号の出力によって使用ステー
ションを切り換える手段を各局ごとに設けることで実現
できる。
【0043】図22はCBM6の追加機能である伝送路
状態表示手段23を示したものである。表示手段23
は、データ検出部21から出力されるサイレンス301
とバッドシグナル306を伝送路ごとに設けたLED2
4によって表示する。表示ドライバ25は自局の送信信
号を遮断するマスク回路26と、アンプ27からなる。
LED24は図23に示すステーションユニットケース
29のパネル面に配置したり、図24のように各ステー
ションの状態を1ヶ所に集中表示する。併せて、マルチ
プレクサ8からの各系の受信動作中信号をLED28で
表示してもよい。これによれば、分岐線が断線の場合は
当該ステーションのサイレンスのみが表示される。ま
た、本線の場合は発生の初期時、図24の1系のように
サイレンスとバッドシグナルに別れるので、この間に断
線があると判定でき、メンテナンスが容易になる。
【0044】上記実施例にて説明したように、伝送路の
分岐線が断線してサイレンス状態になると、当該ステー
ションはこれを検知して自局の伝送路を切り換える。こ
れによってマスタ管理のない場合にも、当該局から他局
への送信には何の支障もないが、他局から当該局への送
信には無応答となるので、他局はタイムアウト経過後伝
送路を切り換えて再送しなければならない。しかもこの
処理は他の局によっても次々と繰り返され、最終的には
ネットワーク内は一方の伝送路に切り換わるが、加入局
の数が多いと通信効率を著しく低下する。このような現
象は片系異常などによる送信異常の局によっても発生す
る。
【0045】一方、伝送路本線の異常が全局に及ぶ場合
は、伝送路が一斉に切り換えられるので問題はない。し
かし、データを受信していないステーションの場合は、
断線の送信データ側ではバッドシグナルを検出しない
(自局宛の受信動作をしていないので)場合がある。こ
の結果、その局は異常伝送路側にとり残されて送信も受
信もできない状態となり、上述のように論理リング再構
築の構成制御、送信異常判定などの手順を経なければ正
常側に切り換わることができない。この間、通信が停止
される。
【0046】なお、従来の通信システムにあっては、ス
テーションの加入や離脱はIEEE802.4 のプロトコルによ
って、トークンを送受する各局のTBC5で処理され
る。しかし、TBCはデータフレームによる他局からの
伝送路切り換え通知で自局の伝送路を切り換える機能は
有していない。
【0047】本発明による第2の実施例は、他局へのデ
ータ送信にたいする応答がなく、伝送路を切り換えて再
送した結果その局との通信を再開できた場合、当該送信
局は、切り換え伝送路を特定のデータフレームによって
ネットワークの各局に連絡し、連絡を受けた他局も伝送
路を一斉に切り換える制御方式である。すなわち、他局
の不応答により伝送路を切り換えて送信を再開したステ
ーション2が、自局の通信処理装置4から伝送路設定フ
レームをブロードキャストして他局に連絡し、このデー
タフレームを受信した各ステーションが自局の通信処理
装置4で指定伝送路を認識し、伝送路切り換え制御装置
7に切り換え要求105を出力して、直ちに伝送路を切
り換える。これによって、分岐線の断線や、片系異常等
の局があっても、この局と伝送路切り換えで最初に通信
を再開した局がそれを各局に通知し、伝送路の切り換え
が一斉に行なわれるので、以後の通信停止は回避され
る。図17は伝送路設定フレームのフォーマットを示
す。はトークンフレームと同じフォーマットで、FC
203を使用して伝送路を指定する。はデータフレー
ムと同じフォーマットで、データ部208を使用して伝
送路を指定する。
【0048】図18は無応答時のデータフレーム(D)
送信処理を示したもので、同図の上部は従来例、同図の
下部は伝送路設定フレームによる本実施例の動作であ
る。本例によれば、#1ステーションは応答(R1_1)の
ないとき伝送路を切り換えて再送(D1_2)、これに対
するアンサー(R1_2)が受信されると各局に伝送路設
定フレーム(設)を送信し、#2,#3局も一斉に伝送
路を切り換える。したがって#2,#3局送信(D
2_1,D3_1)には応答(R2_1,R3_1)があり、従来の
ように正常受信までの通信停止期間がない。
【0049】上記実施例は、無応答の場合に伝送路の切
り換えによって正常な通信を再開できる場合であった。
しかし、切り換えによっても通信が再開できない、いわ
ゆる異常離脱局の場合があり、この場合は以下に説明す
る論理リングの再構成が必要となる。
【0050】ネットワークにおけるステーションの加入
や離脱は、各局のTBC5がIEEE802.4 によって処理
し、トークン論理リングを再構成している。加入したい
局は、ソリシットサクセッサフレーム(SOLフレー
ム)を送信した局に、セットサクセッサフレーム(SE
Tフレーム)を送出することで可能になる。また、離脱
局が発生すると、上流局はTK応答無しを確認したの
ち、フーフォローズフレーム(WHOフレーム)をブロ
ードキャストし、WHOフレームで新たな下流局となる
ことを確認したステーションがSETフレームを返すこ
とで可能になる。また、処理装置3の指示などで正常に
離脱したいステーションは、TKが送られて来たとき、
上流局にたいしSETフレームで下流局の変更を知ら
せ、その後離脱する。
【0051】しかし、このようにIEEE802.4 に則って処
理するTBC5からは、下流局の変更の有無しか出力さ
れないので、信号処理装置4はその変更が加入によるも
のか離脱によるものか認識できない。このため、マスタ
局による管理がないと、データフレームの伝送は処理装
置3からの指示等で正常に離脱した局にも行なわれこと
になる。
【0052】そこで本実施例においては、正常離脱した
いステーションは、他局に離脱要求フレーム(データフ
レーム)をブロードキャストし、このステーションに対
し各局からの送信が行なわなれないようにする。すなわ
ち、各局は自分の通信処理装置4にある当該ステーショ
ンへの送信データを削除するとともに、以後は当該ステ
ーション向けへの送信データを作成しないよう管理して
いる。
【0053】図19に、ステーション#3の通信処理装
置4が、TKを受けて行なう全局に向け離脱要求フレー
ムを送出する動作と、#3のTBC5による#4へのS
ETフレーム送出及び#4,#2,#1によるトークン
リング構築の動作を示す。なお、離脱要求フレームのフ
ォーマットは伝送路設定フレーム(図17)の場合と同
様である。本実施例によればマスタ管理がなくても、正
常離脱局に対する無駄な送信処理がなくなる。
【0054】以上、説明した伝送路の異常検出と受信伝
送路の切り換え、送信再開局からの伝送路設定フレーム
による各局一斉の伝送路切り換え等の機能を適宜、組み
合わせて図4の通信システムないし制御システムを構成
することで、より効率的で信頼性の高いシステムを構築
できる。
【0055】図20は、伝送路異常検出による自局の切
り換えと、トークンを持つ送信再開局の通信処理装置4
による伝送路設定フレーム送出機能とを連続して処理す
るタイムチャートを示したものである。ステーション#
4〜#1のシステムにおいて、#2と#1間の受信に使
用中の1系本線が断線した例で説明する。#4から#3
への送信はデータと反射波の衝突によるバッドシグナル
のため、#3は一定時間後2系に切り替わる。#1はサ
イレンスとなるので、やはり一定時間後2系に切り替わ
る。#4は#1からの応答をフレームを待ち、応答がこ
ないのでタイムアウト後、伝送路を2系に切り換えてデ
ータを再送する。#3は#4のデータに応答し通信を終
了する。このとき、#4は2系にて通信するよう伝送路
設定フレームをブロードキャストし、#2も伝送路を切
り換えネットワーク内は全て2系を使用する。
【0056】図21は、上記と同様のシステムにおける
#3分岐線断線時の動作タイムチャートである。この場
合にはバッドシグナルは生じないので、伝送路異常を検
出して2系に切り換わるのは#3のみで、他は#4から
の伝送路設定フレームを受信して2系に切り換わる。
【0057】本実施例によって異常な受信を直ちに防止
するとともに、伝送路異常検出の場合の応答タイムアウ
トは、通常のデータフレームに対する応答タイムアウト
よりはるかに短いので、各局が正常な伝送路に切り換え
終了するまでの時間は、伝送路設定フレームのみを採用
する場合よりさらに短縮される。もちろん、上記した離
脱要求フレームの機能を追加すれば、効率はさらに向上
することになる。なお、異常検出による自局の伝送路切
り換えが処理されたとき、切り換え制御部11はそれを
通信処理装置4に連絡していて、他局からの指示で再度
動作されることはない。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、伝送路の異常が検出さ
れると直ちに自局の伝送路を切り換えて、正常な通信を
確保でき、伝送路系のみ2重化の通信ステーションにお
いても通信の信頼性を向上できる効果がある。
【0059】本発明によれば、送信中に伝送路を切り換
えたステーションから、各局に伝送路設定フレームによ
って切り換伝送路を指示できるので、通信効率が向上で
きる。
【0060】本発明によれば、正常に離脱する局は各局
に離脱要求フレーム通知するので、無駄な通信がなくな
る。
【0061】本発明によれば、伝送路異常による伝送路
切り換え機能と、切り換え後の伝送路を他局と連絡しあ
う機能を具備しているので、信頼性と通信効率が高く、
かつ、管理局不要、伝送路系のみ2重化のシンプルで柔
軟な構成の通信システムまたは制御システムを提供でき
る。
【0062】本発明によれば、メンテナンス容易な通信
システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信ステーションの構
成を示すブロック図。
【図2】伝送路の構成を説明する図。
【図3】伝送路の本線断線による従来技術の問題点を説
明する図。
【図4】伝送路の分岐線断線による従来技術の問題点を
説明する図。
【図5】本発明の適用されるシステム構成図。
【図6】図4の通信ステーションのアドレス構成と、動
作タイミングを説明する図。
【図7】トークンおよびデータフレームのフォーマット
図。
【図8】伝送路信号パターン図。
【図9】送信信号変換テーブル。
【図10】受信信号変換テーブル。
【図11】CBMの構成図。
【図12】伝送路切り換え制御部の構成図。
【図13】異常診断部の構成図。
【図14】伝送路切り換えタイミングを説明するタイム
チャート。
【図15】伝送路の本線断線時のシステムの動作タイム
チャート。
【図16】伝送路の分岐線断線時のシステムの動作タイ
ムチャート。
【図17】伝送路設定フレームのフォーマット図。
【図18】伝送路設定フレームによるシステムの動作を
説明するタイムチャート。
【図19】離脱要求フレームによるシステムの動作を説
明するタイムチャート。
【図20】伝送路異常(本線)検出による切り換えと、
他局への連絡を処理する動作タイムチャート。
【図21】伝送路異常(分岐線)検出による切り換え
と、他局への連絡を処理する動作タイムチャート。
【図22】伝送路異常表示手段の構成図。
【図23】伝送路異常表示の態様を説明する図。
【図24】伝送路異常の集中表示を説明する図。
【符号の説明】
1…伝送路、2…ステーション、3…処理装置、4…通
信処理装置、5…トークンバスコントローラ(TB
C)、6…キャリアバンドモデム(CBM)、7…伝送
路切り換え制御装置、8…マルチプレクサ、10…発振
器、11…切り換え制御部、12…異常診断部、17,
18…変換テーブル、18…データ変換部、19…デー
タ生成部、21…データ検出部、22…データ変換部、
23…伝送路異常表示手段、101…トークンフレーム
(TK)、102…データフレーム、103…異常確認
信号、104…伝送路切り換え信号、105…伝送路切
り換え要求信号、301…サイレンス、306…バッド
シグナル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 敏文 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 安保 統 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 横田 隆弘 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重化された伝送路によって構成されるネ
    ットワークの通信ステーションにおいて、 複数の伝送路に送信信号を出力する送信手段と、1の伝
    送路の受信信号を入力する受信手段と、前記受信信号の
    異常の有無を診断する異常診断部と、前記診断部によっ
    て前記受信信号の異常が診断されるとき前記1の伝送路
    を他の1の伝送路に切り換える伝送路切り換え手段を有
    することを特徴とする通信ステーション。
  2. 【請求項2】前記他の1の伝送路の受信信号は、前記異
    常診断部によって正常であることが確認されていること
    を特徴とする請求項1記載の通信ステーション。
  3. 【請求項3】前記受信信号の異常は、サイレンスおよび
    /またはバッドシグナルであることを特徴とする請求項
    1記載の通信ステーション。
  4. 【請求項4】前記サイレンスおよび/またはバッドシグ
    ナルの発生を伝送路に応じて表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信ステーション。
  5. 【請求項5】送信に複数伝送路、受信に1伝送路を使用
    する通信ステーション間のトークン・パッシング方式に
    よるネットワークの通信制御方法において、 伝送路を切り換えて所定の通信ステーションとの通信を
    再開した当該通信ステーションは、切り換え後の伝送路
    を各通信ステーションに連絡する伝送路設定フレームを
    送出することを特徴とする通信制御方法。
  6. 【請求項6】前記伝送路設定フレームは、前記当該通信
    ステーションがトークンを持っているときに送出される
    ことを特徴とする請求項5記載の通信制御方法。
  7. 【請求項7】前記伝送路設定フレームは、他通信ステー
    ショの通信処理装置によって認識できるデータフレーム
    によって構成されることを特徴とする請求項5記載の通
    信制御方法。
  8. 【請求項8】複数の通信ステーション間でトークン・パ
    ッシング方式によって通信するネットワークの通信制御
    方法において、 自局の処理装置などの指示によってネットワークから正
    常に離脱する通信ステーションは、トークンを有すると
    きに自局の正常離脱を通知する離脱要求フレームを各局
    の通信ステーションに送出したのち離脱することを特徴
    とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】前記離脱要求フレームを受信した各局の通
    信ステーションは、前記離脱要求を送出した通信ステー
    ションに対して送信しないよう管理することを特徴とす
    る請求項8記載の通信制御方法。
  10. 【請求項10】送信に応答の無い通信ステーションに対
    し、伝送路を切り換えて送信を再開した当該通信ステー
    ションは、切り換え後の伝送路を連絡する伝送路設定フ
    レームを各局の通信ステーションに送出することを特徴
    とする請求項8記載の通信制御方法。
  11. 【請求項11】複数の通信ステーションと多重化された
    伝送路によるトークン・バス・ネットワーク構成の通信
    システムにおいて、 送信に全伝送路、受信に1伝送路を使用する前記通信ス
    テーションは、受信信号の異常を検出して自局の受信伝
    送路を他に切り換える伝送路切り換え制御手段と、他局
    と切り換え後の伝送路を連絡する伝送路設定フレームを
    送受する通信処理装置を具備することを特徴とする通信
    システム。
  12. 【請求項12】前記通信処理装置は、自局の受信伝送路
    を切り換えて再送したデータフレームに応答のあると
    き、他局に前記伝送路設定フレームを出力することを特
    徴とする請求項11記載の通信システム。
  13. 【請求項13】前記通信処理装置は、他局から受信した
    前記伝送路設定フレームから切り換え伝送路を認識し、
    前記伝送路切り換え制御手段を制御して自局の受信伝送
    路を切り換えることを特徴とする請求項11記載の通信
    システム。
  14. 【請求項14】前記通信処理装置は、自局のネットワー
    クからの正常離脱を通知する離脱要求フレームを各局に
    出力して離脱し、該離脱要求を受信した他局の通信処理
    装置は前記正常離脱した局にデータを送信しないように
    管理することを特徴とする請求項11記載の通信制御シ
    ステム。
  15. 【請求項15】前記通信ステーションは、自局の上位処
    理装置の通信を中継するとともに、該上位処理装置の指
    示によって伝送路の切り換えまたはネットワークからの
    加入/離脱をおこなうことを特徴とする請求項11記載
    の通信制御システム。
  16. 【請求項16】前記上位処理装置は、他局の上位処理装
    置との間でデータの送受を行なう計算機装置で構成され
    ることを特徴とする請求項15記載の通信制御システ
    ム。
  17. 【請求項17】前記上位処理装置は、他局の上位処理装
    置との間でデータの送受を行なう制御装置で構成される
    ことを特徴とする請求項15記載の通信制御システム。
  18. 【請求項18】前記上位処理装置は、前記通信処理装置
    の機能の一部または全部の機能を代替することを特徴と
    する請求項15記載の通信制御システム。
  19. 【請求項19】多重化伝送路に、処理装置(CPU)を
    有する複数の制御装置が通信ステーションを介して接続
    されてトークン・バス・ネットワークを構成する制御用
    計算機システムにおいて、 前記通信ステーションは、伝送路からの受信信号の異常
    を検出する異常検出手段と、異常の検出された使用中の
    伝送路を他の伝送路に切り換える切り換え手段と、他の
    ステーションと切り換え後の伝送路を連絡する通信処理
    装置を具備することを特徴とする制御用計算機システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136921B2 (en) 2001-06-19 2006-11-14 Nec Corporation Network system, detection method and monitoring method of network entity faults, and storage medium

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US7136921B2 (en) 2001-06-19 2006-11-14 Nec Corporation Network system, detection method and monitoring method of network entity faults, and storage medium

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