JPH05268195A - データエラー通知方式 - Google Patents
データエラー通知方式Info
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- JPH05268195A JPH05268195A JP6179392A JP6179392A JPH05268195A JP H05268195 A JPH05268195 A JP H05268195A JP 6179392 A JP6179392 A JP 6179392A JP 6179392 A JP6179392 A JP 6179392A JP H05268195 A JPH05268195 A JP H05268195A
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- Japan
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- data
- signal
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- error
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はデータエラー通知方式に関し、一方
向の伝送路のみでデータ受信エラ−の旨を送信側に効率
良く通知するデータエラー通知方式の提供を目的とす
る。 【構成】 伝送線路により接続した受信側2から送信側
1にデータ受信エラ−の旨を通知するデータエラー通知
方式において、内部の送信データのレベルと送信側1の
伝送線路端における送信データのレベルとを比較する比
較部15と、受信側2の伝送線路端に所定レベルの信号
を出力する信号出力部25とを備え、受信側2は受信デ
ータについてのエラー検出により信号出力部25を付勢
し、送信側1は比較部15の両比較入力が所定以外であ
ることによりデータ受信エラ−の旨の通知を検出する。
好ましくは、信号出力部25は受信側2の伝送線路端の
受信データレベルと反対レベルの信号又は一定レベルの
信号を出力する。
向の伝送路のみでデータ受信エラ−の旨を送信側に効率
良く通知するデータエラー通知方式の提供を目的とす
る。 【構成】 伝送線路により接続した受信側2から送信側
1にデータ受信エラ−の旨を通知するデータエラー通知
方式において、内部の送信データのレベルと送信側1の
伝送線路端における送信データのレベルとを比較する比
較部15と、受信側2の伝送線路端に所定レベルの信号
を出力する信号出力部25とを備え、受信側2は受信デ
ータについてのエラー検出により信号出力部25を付勢
し、送信側1は比較部15の両比較入力が所定以外であ
ることによりデータ受信エラ−の旨の通知を検出する。
好ましくは、信号出力部25は受信側2の伝送線路端の
受信データレベルと反対レベルの信号又は一定レベルの
信号を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータエラー通知方式に
関し、更に詳しくは伝送線路により接続した受信側から
送信側にデータ受信エラ−の旨を通知するデータエラー
通知方式に関する。
関し、更に詳しくは伝送線路により接続した受信側から
送信側にデータ受信エラ−の旨を通知するデータエラー
通知方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のデータエラー通知方式を説
明する図で、図において100はHDLCに従うパケッ
ト、5,6は通信装置(又は通信回路)、11、21は
情報処理部、12は送信モジュール(TM)、121 は
パラレルシリアル変換器(PS)、122 はフレームチ
ェック発生器(FCG)、13はトランスミッタ
(T)、23はレシーバ(R)、22は受信モジュール
(RM)、221 は8ビット長のシフトレジスタ(S
R)、222 はフレームパターン検出器(FD)、22
3はフレームチェック検査器(FCC)、224 はシリ
アルパラレル変換器(SP)である。
明する図で、図において100はHDLCに従うパケッ
ト、5,6は通信装置(又は通信回路)、11、21は
情報処理部、12は送信モジュール(TM)、121 は
パラレルシリアル変換器(PS)、122 はフレームチ
ェック発生器(FCG)、13はトランスミッタ
(T)、23はレシーバ(R)、22は受信モジュール
(RM)、221 は8ビット長のシフトレジスタ(S
R)、222 はフレームパターン検出器(FD)、22
3はフレームチェック検査器(FCC)、224 はシリ
アルパラレル変換器(SP)である。
【0003】パケット100のフレーム構成はビットパ
ターン「01111110」の開始フラグ(F)、アド
レス(A)、制御部(C)、情報部(I)、フレーム検
査シーケンス(FC)及びビットパターン「01111
110」の終結フラグ(F)から成っている。通信装置
5において、情報処理部11は開始フラグ(F)、アド
レス(A)、制御部(C)、情報部(I)及び終結フラ
グ(F)の各データを出力し、パラレルシリアル変換器
121 はこれらをシリアルデータに変換し、そして、フ
レームチェック発生器122 はアドレス(A)、制御部
(C)及び情報部(I)のシリアルデータよりフレーム
検査シーケンス(FC)を形成してこれを情報部(I)
と終結フラグ(F)の間に挿入する。
ターン「01111110」の開始フラグ(F)、アド
レス(A)、制御部(C)、情報部(I)、フレーム検
査シーケンス(FC)及びビットパターン「01111
110」の終結フラグ(F)から成っている。通信装置
5において、情報処理部11は開始フラグ(F)、アド
レス(A)、制御部(C)、情報部(I)及び終結フラ
グ(F)の各データを出力し、パラレルシリアル変換器
121 はこれらをシリアルデータに変換し、そして、フ
レームチェック発生器122 はアドレス(A)、制御部
(C)及び情報部(I)のシリアルデータよりフレーム
検査シーケンス(FC)を形成してこれを情報部(I)
と終結フラグ(F)の間に挿入する。
【0004】通信装置6において、受信データRDは8
ビット長のシフトレジスタ221 を通過しており、フレ
ームパターン検出器222 はシフトレジスタ221 のパ
ラレル出力を監視するこにより開始フラグ(F)を検出
している。そして、開始フラグ(F)を検出すると、開
始フラグ検出信号FDSを情報処理部21に入力すると
共に、フレームチェック検査器223 及びシリアルパラ
レル変換器224 を付勢する。これにより、情報処理部
21はシリアルパラレル変換器224 からアドレス
(A)、制御部(C)及び情報部(I)の各データを取
り込み、フレームチェック検査器223 はこれらのデー
タについてのパリティー(CRC)検査を行う。
ビット長のシフトレジスタ221 を通過しており、フレ
ームパターン検出器222 はシフトレジスタ221 のパ
ラレル出力を監視するこにより開始フラグ(F)を検出
している。そして、開始フラグ(F)を検出すると、開
始フラグ検出信号FDSを情報処理部21に入力すると
共に、フレームチェック検査器223 及びシリアルパラ
レル変換器224 を付勢する。これにより、情報処理部
21はシリアルパラレル変換器224 からアドレス
(A)、制御部(C)及び情報部(I)の各データを取
り込み、フレームチェック検査器223 はこれらのデー
タについてのパリティー(CRC)検査を行う。
【0005】そして、フレームパターン検出器222 が
終結フラグ(F)を検出すると、終結フラグ検出信号F
DSを情報処理部21に入力する。これにより、情報処
理部21はフレームチェック検査器223 のパリティー
検査結果を調べる。そして、もしトランスミッタ13の
動作不良又は伝送線路への雑音の影響等によりフレーム
チェック検査器223 がフレームチェックエラーFCE
を検出していた場合には、送信モジュール12を介して
通信装置5に対し、データ受信エラ−の旨のパケット1
00を送信する。
終結フラグ(F)を検出すると、終結フラグ検出信号F
DSを情報処理部21に入力する。これにより、情報処
理部21はフレームチェック検査器223 のパリティー
検査結果を調べる。そして、もしトランスミッタ13の
動作不良又は伝送線路への雑音の影響等によりフレーム
チェック検査器223 がフレームチェックエラーFCE
を検出していた場合には、送信モジュール12を介して
通信装置5に対し、データ受信エラ−の旨のパケット1
00を送信する。
【0006】しかし、通信路が常にこのように送受対向
に構成されているとは限らない。即ち、通信路が一方向
のみの場合もある。図6は従来の他のデータエラー通知
方式を説明する図で、通信路が一方向のみの場合を示し
ている。図5と同一符号は同一又は相当部分を示し、7
は送信装置(又は送信回路)、8は受信装置(又は受信
回路)、9は制御部である。
に構成されているとは限らない。即ち、通信路が一方向
のみの場合もある。図6は従来の他のデータエラー通知
方式を説明する図で、通信路が一方向のみの場合を示し
ている。図5と同一符号は同一又は相当部分を示し、7
は送信装置(又は送信回路)、8は受信装置(又は受信
回路)、9は制御部である。
【0007】図6の(A)のデータエラー通知方式では
別途にデータ受信エラー通知用の信号線を設けている。
また図6の(B)のデータエラー通知方式では送信装置
7及び受信装置8に共通な制御部9が存在しており、受
信装置8で検出したエラーを制御部9に通知し、該制御
部9から送信装置7に通知する方法を採っている。しか
し、図6の(A)の方式では伝送線路の他にもう一つの
信号線が必要であり、また図6の(B)の方式でも制御
部9との間に夫々信号線が必要である。
別途にデータ受信エラー通知用の信号線を設けている。
また図6の(B)のデータエラー通知方式では送信装置
7及び受信装置8に共通な制御部9が存在しており、受
信装置8で検出したエラーを制御部9に通知し、該制御
部9から送信装置7に通知する方法を採っている。しか
し、図6の(A)の方式では伝送線路の他にもう一つの
信号線が必要であり、また図6の(B)の方式でも制御
部9との間に夫々信号線が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のデ
ータエラー通知方式では、双方向の伝送線路又は別途に
データ受信エラー通知用の信号線が必要であった。本発
明の目的は、一方向の伝送路のみでデータ受信エラ−の
旨を送信側に効率良く通知するデータエラー通知方式を
提供することにある。
ータエラー通知方式では、双方向の伝送線路又は別途に
データ受信エラー通知用の信号線が必要であった。本発
明の目的は、一方向の伝送路のみでデータ受信エラ−の
旨を送信側に効率良く通知するデータエラー通知方式を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明のデータエラー通知方
式は、伝送線路により接続した受信側2から送信側1に
データ受信エラ−の旨を通知するデータエラー通知方式
において、内部の送信データのレベルと送信側1の伝送
線路端における送信データのレベルとを比較する比較部
15と、受信側2の伝送線路端に所定レベルの信号を出
力する信号出力部25とを備え、受信側2は受信データ
についてのエラー検出により信号出力部25を付勢し、
送信側1は比較部15の両比較入力が所定以外であるこ
とによりデータ受信エラ−の旨の通知を検出するもので
ある。
により解決される。即ち、本発明のデータエラー通知方
式は、伝送線路により接続した受信側2から送信側1に
データ受信エラ−の旨を通知するデータエラー通知方式
において、内部の送信データのレベルと送信側1の伝送
線路端における送信データのレベルとを比較する比較部
15と、受信側2の伝送線路端に所定レベルの信号を出
力する信号出力部25とを備え、受信側2は受信データ
についてのエラー検出により信号出力部25を付勢し、
送信側1は比較部15の両比較入力が所定以外であるこ
とによりデータ受信エラ−の旨の通知を検出するもので
ある。
【0010】
【作用】本発明のデータエラー通知方式においては、受
信側2より送信側1にデータ受信エラ−の旨を通知する
に際し、比較部15は内部の送信データのレベルaと送
信側1の伝送線路端における送信データのレベルbとを
比較している。一方、受信側2ではある受信データにつ
いての受信エラーを検出すると、信号出力部25を付勢
して、受信側2の伝送線路端に所定レベルの信号を出力
させる。これにより、送信側1では比較部15の両比較
入力のレベルa,bが所定以外であることによりデータ
受信エラ−の旨の通知を検出する。
信側2より送信側1にデータ受信エラ−の旨を通知する
に際し、比較部15は内部の送信データのレベルaと送
信側1の伝送線路端における送信データのレベルbとを
比較している。一方、受信側2ではある受信データにつ
いての受信エラーを検出すると、信号出力部25を付勢
して、受信側2の伝送線路端に所定レベルの信号を出力
させる。これにより、送信側1では比較部15の両比較
入力のレベルa,bが所定以外であることによりデータ
受信エラ−の旨の通知を検出する。
【0011】好ましくは、信号出力部25は受信側2の
伝送線路端の受信データレベルと反対レベルの信号を出
力する。また好ましくは、信号出力部25は一定レベル
の信号を出力する。従って、送信側1では、例えば比較
部15における正常時の比較入力レベルa,bが略a=
b(トランスミッタが非反転型の回路)の場合には、該
比較部15は略a=b以外の状態を検出することにより
データ受信エラ−の旨の通知を検出する。あるいは、比
較部15における正常時の比較入力レベルa,bが略a
=bでない場合(トランスミッタが反転型の回路の場
合)には、該比較部15は略a=bの状態を検出するこ
とによりデータ受信エラ−の旨の通知を検出する。
伝送線路端の受信データレベルと反対レベルの信号を出
力する。また好ましくは、信号出力部25は一定レベル
の信号を出力する。従って、送信側1では、例えば比較
部15における正常時の比較入力レベルa,bが略a=
b(トランスミッタが非反転型の回路)の場合には、該
比較部15は略a=b以外の状態を検出することにより
データ受信エラ−の旨の通知を検出する。あるいは、比
較部15における正常時の比較入力レベルa,bが略a
=bでない場合(トランスミッタが反転型の回路の場
合)には、該比較部15は略a=bの状態を検出するこ
とによりデータ受信エラ−の旨の通知を検出する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のデータ
エラー通知方式の構成を示す図で、図において1は送信
装置(又は送信回路)、11は情報処理部、12は送信
モジュール(TM)、13はオープンコレクタ又は3ス
テート等によるレベル反転型のトランスミッタ(T)、
14はエラー通知信号(ERS)検出部、15はEX−
OR回路(図1の比較部に相当)、16はDタイプのフ
リップフロップ(FF)、2は受信装置、21は情報処
理部、22は受信モジュール(RM)、23はレベル反
転型のレシーバ(R)、24はDタイプのフリップフロ
ップ(FF)、25はオープンコレクタ又は3ステート
等によるレベル非反転型のバッファ回路(B)(図1の
信号出力部に相当)である。
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のデータ
エラー通知方式の構成を示す図で、図において1は送信
装置(又は送信回路)、11は情報処理部、12は送信
モジュール(TM)、13はオープンコレクタ又は3ス
テート等によるレベル反転型のトランスミッタ(T)、
14はエラー通知信号(ERS)検出部、15はEX−
OR回路(図1の比較部に相当)、16はDタイプのフ
リップフロップ(FF)、2は受信装置、21は情報処
理部、22は受信モジュール(RM)、23はレベル反
転型のレシーバ(R)、24はDタイプのフリップフロ
ップ(FF)、25はオープンコレクタ又は3ステート
等によるレベル非反転型のバッファ回路(B)(図1の
信号出力部に相当)である。
【0013】送信装置1において、情報処理部11は開
始フラグ(F)、アドレス(A)、制御部(C)、情報
部(I)及び終結フラグ(F)の各データを出力し、送
信モジュール12はこれらをシリアルデータに変換する
と共に、フレーム検査シーケンス(FC)を挿入して送
信データTDを形成し、これをトランスミッタ13を介
して伝送線路に送信する。
始フラグ(F)、アドレス(A)、制御部(C)、情報
部(I)及び終結フラグ(F)の各データを出力し、送
信モジュール12はこれらをシリアルデータに変換する
と共に、フレーム検査シーケンス(FC)を挿入して送
信データTDを形成し、これをトランスミッタ13を介
して伝送線路に送信する。
【0014】一方、受信装置2においては、受信モジュ
ール22が開始フラグ(F)を検出するとその開始フラ
グ検出信号FDSを情報処理部21に入力し、これによ
り、情報処理部21はアドレス(A)、制御部(C)及
び情報部(I)の各データを取り込む。そして、受信モ
ジュール22が終結フラグ(F)を検出するとその終結
フラグ検出信号FDSを情報処理部21に入力し、これ
により、情報処理部21は受信モジュール22における
パリティー検査結果を調べる。
ール22が開始フラグ(F)を検出するとその開始フラ
グ検出信号FDSを情報処理部21に入力し、これによ
り、情報処理部21はアドレス(A)、制御部(C)及
び情報部(I)の各データを取り込む。そして、受信モ
ジュール22が終結フラグ(F)を検出するとその終結
フラグ検出信号FDSを情報処理部21に入力し、これ
により、情報処理部21は受信モジュール22における
パリティー検査結果を調べる。
【0015】一方、送信装置1においては、EX−OR
回路15が内部の送信データTDの信号レベルと送信装
置1の伝送線路端の送信データTD´の信号レベルとを
比較している。この場合に、もしトランスミッタ13が
故障しており、例えばその入出力間が短絡していたよう
な場合には送信データTDの信号レベルと送信データT
D´の信号レベルとは略同一レベルになってしまう。ま
たトランスミッタ13の入出力間が開放している場合で
も、送信データTDが変化することによってその信号レ
ベルと送信装置1の伝送線路端の信号レベルとが略同一
レベルになることがある。かかる場合には、受信装置2
よりデータ受信エラーの旨の通知を受ける迄もなく、E
X−OR回路15は単独で送信エラーを検出できる。そ
して、この場合のEX−OR回路15の出力はLOWレ
ベルになるから、これを所定のクロック信号φによりフ
リップフロップ16でサンプリングし、その出力Q/
(但し、/は論理否定を表す)のHIGHレベルのアラ
ーム信号ALを情報処理部11に入力する。
回路15が内部の送信データTDの信号レベルと送信装
置1の伝送線路端の送信データTD´の信号レベルとを
比較している。この場合に、もしトランスミッタ13が
故障しており、例えばその入出力間が短絡していたよう
な場合には送信データTDの信号レベルと送信データT
D´の信号レベルとは略同一レベルになってしまう。ま
たトランスミッタ13の入出力間が開放している場合で
も、送信データTDが変化することによってその信号レ
ベルと送信装置1の伝送線路端の信号レベルとが略同一
レベルになることがある。かかる場合には、受信装置2
よりデータ受信エラーの旨の通知を受ける迄もなく、E
X−OR回路15は単独で送信エラーを検出できる。そ
して、この場合のEX−OR回路15の出力はLOWレ
ベルになるから、これを所定のクロック信号φによりフ
リップフロップ16でサンプリングし、その出力Q/
(但し、/は論理否定を表す)のHIGHレベルのアラ
ーム信号ALを情報処理部11に入力する。
【0016】また、トランスミッタ13が正常な場合に
は送信データTDの信号レベルと送信データTD´の信
号レベルとは常に逆関係のレベルにある筈であるから、
EX−OR回路15の出力は常にHIGHレベルにな
る。従って、アラーム信号ALが情報処理部11に入力
することはない。しかし、トランスミッタ13が正常で
あっても、もしデータ送信中の伝送線路に対して雑音等
の悪影響があると、受信装置2においてはデータ受信エ
ラーが起こる可能性がある。そして、受信装置2の情報
報処理部21がパリティー検査結果を調べた時に、もし
受信モジュール22がフレームチェックエラーFCEを
検出していたような場合には、情報報処理部21は直ち
にデータ受信エラ−の旨の通知信号ERSを出力する。
これにより、フリップフロップ14は通知信号ERSの
立ち上がりでその時点の受信データRDをサンプリング
する。そして、バッファ回路25は通知信号ERSがO
Nの区間に付勢され、その出力はそれまでのハイインピ
ーダンス状態から変わり、その時点の受信装置2の伝送
線路端の受信データRD´の信号レベルと反対レベルの
信号ERS´を該受信装置2の伝送線路端に出力する。
は送信データTDの信号レベルと送信データTD´の信
号レベルとは常に逆関係のレベルにある筈であるから、
EX−OR回路15の出力は常にHIGHレベルにな
る。従って、アラーム信号ALが情報処理部11に入力
することはない。しかし、トランスミッタ13が正常で
あっても、もしデータ送信中の伝送線路に対して雑音等
の悪影響があると、受信装置2においてはデータ受信エ
ラーが起こる可能性がある。そして、受信装置2の情報
報処理部21がパリティー検査結果を調べた時に、もし
受信モジュール22がフレームチェックエラーFCEを
検出していたような場合には、情報報処理部21は直ち
にデータ受信エラ−の旨の通知信号ERSを出力する。
これにより、フリップフロップ14は通知信号ERSの
立ち上がりでその時点の受信データRDをサンプリング
する。そして、バッファ回路25は通知信号ERSがO
Nの区間に付勢され、その出力はそれまでのハイインピ
ーダンス状態から変わり、その時点の受信装置2の伝送
線路端の受信データRD´の信号レベルと反対レベルの
信号ERS´を該受信装置2の伝送線路端に出力する。
【0017】一方、送信装置1の伝送線路端において
は、送信データTD´の信号レベルとバッファ回路25
からの通知信号ERS´の信号レベルとが重なり、正常
な送信データTD´の信号レベルとはならない。即ち、
送信データTDの信号レベルと送信データTD´の信号
レベルとは逆関係のレベルを維持できなくなる。従っ
て、この場合のEX−OR回路15の出力はLOWレベ
ルになるから、これをクロック信号φによりフリップフ
ロップ16でサンプリングし、その出力Q/のアラーム
信号ALを情報処理部11に入力する。
は、送信データTD´の信号レベルとバッファ回路25
からの通知信号ERS´の信号レベルとが重なり、正常
な送信データTD´の信号レベルとはならない。即ち、
送信データTDの信号レベルと送信データTD´の信号
レベルとは逆関係のレベルを維持できなくなる。従っ
て、この場合のEX−OR回路15の出力はLOWレベ
ルになるから、これをクロック信号φによりフリップフ
ロップ16でサンプリングし、その出力Q/のアラーム
信号ALを情報処理部11に入力する。
【0018】図3は実施例のデータエラー通知方式の動
作タイミングチャートで、図は受信装置2が終結フラグ
(F)を受信した時点の動作を詳細に示している。図に
おいて、受信装置2が終結フラグ(F)を受信した後の
伝送線路には、引き続き次フレームの開始フラグ(F)
が送られるか、又は該伝送線路はスペース(SP)の状
態で放置されるとする。
作タイミングチャートで、図は受信装置2が終結フラグ
(F)を受信した時点の動作を詳細に示している。図に
おいて、受信装置2が終結フラグ(F)を受信した後の
伝送線路には、引き続き次フレームの開始フラグ(F)
が送られるか、又は該伝送線路はスペース(SP)の状
態で放置されるとする。
【0019】受信装置2において、受信モジュール22
が終結フラグ(F)を検出するとその終結フラグ検出信
号FDSを情報処理部21に入力し、これにより、情報
処理部21は受信モジュール22におけるパリティー検
査結果を調べる。そして、もし受信モジュール22がフ
レームチェックエラーFCEを検出していた場合には、
情報報処理部21は直ちにデータ受信エラ−の旨の通知
信号ERSを出力する。これにより、フリップフロップ
14は通知信号ERSの立ち上がりでその時点の受信デ
ータRD(=TD)をサンプリングする。そして、バッ
ファ回路25は通知信号ERSがONの区間に付勢さ
れ、その出力はそれまでのハイインピーダンス状態から
変わり、その時点の受信装置2の伝送線路端の受信デー
タRD´(=TD´)の信号レベルと反対レベルの信号
ERS´を該受信装置2の伝送線路端に出力する。
が終結フラグ(F)を検出するとその終結フラグ検出信
号FDSを情報処理部21に入力し、これにより、情報
処理部21は受信モジュール22におけるパリティー検
査結果を調べる。そして、もし受信モジュール22がフ
レームチェックエラーFCEを検出していた場合には、
情報報処理部21は直ちにデータ受信エラ−の旨の通知
信号ERSを出力する。これにより、フリップフロップ
14は通知信号ERSの立ち上がりでその時点の受信デ
ータRD(=TD)をサンプリングする。そして、バッ
ファ回路25は通知信号ERSがONの区間に付勢さ
れ、その出力はそれまでのハイインピーダンス状態から
変わり、その時点の受信装置2の伝送線路端の受信デー
タRD´(=TD´)の信号レベルと反対レベルの信号
ERS´を該受信装置2の伝送線路端に出力する。
【0020】一方、送信装置1の伝送線路端において
は、送信データTD´の信号レベルとバッファ回路25
からの通知信号ERS´の信号レベルとが重なり、これ
により送信データTDの信号レベルと送信データTD´
の信号レベルとは逆関係のレベルを維持できなくなる。
従って、この場合のEX−OR回路15の出力はLOW
レベルになるから、これをクロック信号φによりフリッ
プフロップ16でサンプリングし、その出力Q/のアラ
ーム信号ALを情報処理部11に入力する。
は、送信データTD´の信号レベルとバッファ回路25
からの通知信号ERS´の信号レベルとが重なり、これ
により送信データTDの信号レベルと送信データTD´
の信号レベルとは逆関係のレベルを維持できなくなる。
従って、この場合のEX−OR回路15の出力はLOW
レベルになるから、これをクロック信号φによりフリッ
プフロップ16でサンプリングし、その出力Q/のアラ
ーム信号ALを情報処理部11に入力する。
【0021】図4は実施例のデータエラー通知方式を応
用した多重通信システムのブロック図で、図において3
10 ,311 は送信回路(TX)、130 ,131 はト
ランスミッタ(T)、140 ,141 はエラー通知信号
検出部(ERSD)、32は監視部、230 ,231 は
レシーバ(R)、410 ,411 は受信回路(RX)、
420 ,421 はデータ受信エラー監視部(M)、43
はセレクタ(SEL)、44はフリップフロップ(F
F)、240 ,241 はDタイプのフリップフロップ
(FF)、250 ,251 はバッファ回路である。
用した多重通信システムのブロック図で、図において3
10 ,311 は送信回路(TX)、130 ,131 はト
ランスミッタ(T)、140 ,141 はエラー通知信号
検出部(ERSD)、32は監視部、230 ,231 は
レシーバ(R)、410 ,411 は受信回路(RX)、
420 ,421 はデータ受信エラー監視部(M)、43
はセレクタ(SEL)、44はフリップフロップ(F
F)、240 ,241 はDタイプのフリップフロップ
(FF)、250 ,251 はバッファ回路である。
【0022】なお、この二重化された伝送線路CH0 ,
CH1 にはSTM(Synchronous Transfer Mode )にお
ける符号化音声信号等の同一の伝送データDATAが流
れており、本発明の適用はパケット通信に限らない。一
般に、二重化された伝送線路CH0 ,CH1 の切替は受
信側自身でのエラー検出結果に基づいて行われる。即
ち、CH0 のデータ受信エラー監視部420 がデータ受
信エラーを検出すると、そのエラー検出信号ERS0 に
よりフリップフロップ44をセットし、セレクタ43の
接続をb−c側に切り替える。また、CH1 のデータ受
信エラー監視部421 がデータ受信エラーを検出する
と、そのエラー検出信号ERS1 によりフリップフロッ
プ44をリセットし、セレクタ43の接続をa−c側に
切り替える。そして、このエラー検出状況が遠隔の監視
部32に別途電話回線等を介して知らされ、監視部32
で送信部のメインテナンスを行う。
CH1 にはSTM(Synchronous Transfer Mode )にお
ける符号化音声信号等の同一の伝送データDATAが流
れており、本発明の適用はパケット通信に限らない。一
般に、二重化された伝送線路CH0 ,CH1 の切替は受
信側自身でのエラー検出結果に基づいて行われる。即
ち、CH0 のデータ受信エラー監視部420 がデータ受
信エラーを検出すると、そのエラー検出信号ERS0 に
よりフリップフロップ44をセットし、セレクタ43の
接続をb−c側に切り替える。また、CH1 のデータ受
信エラー監視部421 がデータ受信エラーを検出する
と、そのエラー検出信号ERS1 によりフリップフロッ
プ44をリセットし、セレクタ43の接続をa−c側に
切り替える。そして、このエラー検出状況が遠隔の監視
部32に別途電話回線等を介して知らされ、監視部32
で送信部のメインテナンスを行う。
【0023】ところで、このような二重化された通信シ
ステムに本発明を適用すると、受信側は伝送線路CH0
又はCH1 を介してエラー検出状況を直ちに遠隔の監視
部32に知らせることができる。しかも、トランスミッ
タ130 又は131 が故障した場合、又は伝送線路CH
0 又はCH1 が地絡したような障害時には、受信側から
エラー通知信号を受ける迄もなく、送信側独自でエラー
を検出でき、速やかに対処できる。
ステムに本発明を適用すると、受信側は伝送線路CH0
又はCH1 を介してエラー検出状況を直ちに遠隔の監視
部32に知らせることができる。しかも、トランスミッ
タ130 又は131 が故障した場合、又は伝送線路CH
0 又はCH1 が地絡したような障害時には、受信側から
エラー通知信号を受ける迄もなく、送信側独自でエラー
を検出でき、速やかに対処できる。
【0024】なお、図2のバッファ回路25は、データ
受信エラー通知信号ERSがONの区間に付勢されて、
一定レベルの信号を出力するように構成してもよい。も
しこの区間に受信データRD´の信号レベルが変化すれ
ば、受信データRD´の信号レベルとバッファ回路25
の出力する一定の信号レベルとが逆関係になるからであ
る。
受信エラー通知信号ERSがONの区間に付勢されて、
一定レベルの信号を出力するように構成してもよい。も
しこの区間に受信データRD´の信号レベルが変化すれ
ば、受信データRD´の信号レベルとバッファ回路25
の出力する一定の信号レベルとが逆関係になるからであ
る。
【0025】また、図2のトランスミッタ13及び又は
レシーバ23をレベル非反転型の回路で構成しても良
く、また図2のバッファ回路25をレベル反転型の回路
又はリレー接点等で構成しても良い。また、図2のEX
−OR回路15の代わりに電圧コンパレータ等により比
較部15を構成しても良い。こうすれば、比較部15の
両比較入力が所定以外の関係にあるか否かの判断を精密
に行える。
レシーバ23をレベル非反転型の回路で構成しても良
く、また図2のバッファ回路25をレベル反転型の回路
又はリレー接点等で構成しても良い。また、図2のEX
−OR回路15の代わりに電圧コンパレータ等により比
較部15を構成しても良い。こうすれば、比較部15の
両比較入力が所定以外の関係にあるか否かの判断を精密
に行える。
【0026】また、図2の伝送線路には、実施例のよう
にユニポーラ型の信号のみでなく、バイポーラ型の信号
を流すように構成しても良い。この場合には、伝送線路
を例えばISDNの基本インタフェースにあるような送
信のための2対線路と成し、該線路に流す電流の方向に
よりバイポーラ型の信号を流すものでも良い。
にユニポーラ型の信号のみでなく、バイポーラ型の信号
を流すように構成しても良い。この場合には、伝送線路
を例えばISDNの基本インタフェースにあるような送
信のための2対線路と成し、該線路に流す電流の方向に
よりバイポーラ型の信号を流すものでも良い。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、内部の
送信データのレベルと送信側1の伝送線路端における送
信データのレベルとを比較する比較部15と、受信側2
の伝送線路端に所定レベルの信号を出力する信号出力部
25とを備え、受信側2は受信データについてのエラー
検出により信号出力部25を付勢し、送信側1は比較部
15の両比較入力が所定以外であることによりデータ受
信エラ−の旨の通知を検出するので、一方向の伝送路の
みでデータ受信エラ−の旨を送信側に効率良く通知でき
る。
送信データのレベルと送信側1の伝送線路端における送
信データのレベルとを比較する比較部15と、受信側2
の伝送線路端に所定レベルの信号を出力する信号出力部
25とを備え、受信側2は受信データについてのエラー
検出により信号出力部25を付勢し、送信側1は比較部
15の両比較入力が所定以外であることによりデータ受
信エラ−の旨の通知を検出するので、一方向の伝送路の
みでデータ受信エラ−の旨を送信側に効率良く通知でき
る。
【図1】図1は本発明の原理的構成図である。
【図2】図2は実施例のデータエラー通知方式の構成を
示す図である。
示す図である。
【図3】図3は実施例のデータエラー通知方式の動作タ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図4】図4は実施例のデータエラー通知方式を応用し
た多重通信システムのブロック図である。
た多重通信システムのブロック図である。
【図5】図5は従来のデータエラー通知方式を説明する
図である。
図である。
【図6】図6は従来の他のデータエラー通知方式を説明
する図である。
する図である。
1 送信装置 2 受信装置 15 比較部 25 信号出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧山 信二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 竹田 聡 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 伝送線路により接続した受信側(2)か
ら送信側(1)にデータ受信エラ−の旨を通知するデー
タエラー通知方式において、 内部の送信データのレベルと送信側(1)の伝送線路端
における送信データのレベルとを比較する比較部(1
5)と、 受信側(2)の伝送線路端に所定レベルの信号を出力す
る信号出力部(25)とを備え、 受信側(2)は受信データについてのエラー検出により
信号出力部(25)を付勢し、送信側(1)は比較部
(15)の両比較入力が所定以外であることによりデー
タ受信エラ−の旨の通知を検出することを特徴とするデ
ータエラー通知方式。 - 【請求項2】 信号出力部(25)は受信側(2)の伝
送線路端の受信データレベルと反対レベルの信号を出力
することを特徴とする請求項1のデータエラー通知方
式。 - 【請求項3】 信号出力部(25)は一定レベルの信号
を出力することを特徴とする請求項1のデータエラー通
知方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179392A JPH05268195A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | データエラー通知方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179392A JPH05268195A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | データエラー通知方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268195A true JPH05268195A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13181336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6179392A Withdrawn JPH05268195A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | データエラー通知方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05268195A (ja) |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6179392A patent/JPH05268195A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |