JPH05268113A - コードレス電話セット - Google Patents
コードレス電話セットInfo
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- JPH05268113A JPH05268113A JP5018110A JP1811093A JPH05268113A JP H05268113 A JPH05268113 A JP H05268113A JP 5018110 A JP5018110 A JP 5018110A JP 1811093 A JP1811093 A JP 1811093A JP H05268113 A JPH05268113 A JP H05268113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- unit
- transmitter
- signal
- base unit
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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- H04B1/40—Circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/725—Cordless telephones
- H04M1/72502—Cordless telephones with one base station connected to a single line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 コードレス電話システムは1つのベースユニ
ットと少なくとも2つの遠隔ハンドユニットを含む。ベ
ースユニットは低インピーダンスを介して相互に結合さ
れかつ単一のアンテナに結合された2つの送信機チャン
ネル(292、288、284、280、275、29
4、290、286、282、275)を採用してい
る。送信機チャンネルはPLLの代わりに、電圧制御型
水晶発振器(284、286)と周波数3逓倍器回路
(288、290)とを含む。 【効果】 送信機増幅器の出力における相互変調歪みを
最小に維持する。
ットと少なくとも2つの遠隔ハンドユニットを含む。ベ
ースユニットは低インピーダンスを介して相互に結合さ
れかつ単一のアンテナに結合された2つの送信機チャン
ネル(292、288、284、280、275、29
4、290、286、282、275)を採用してい
る。送信機チャンネルはPLLの代わりに、電圧制御型
水晶発振器(284、286)と周波数3逓倍器回路
(288、290)とを含む。 【効果】 送信機増幅器の出力における相互変調歪みを
最小に維持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコードレス電話装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】この出願と関連する出願としては、199
2年1月8日付け米国特許出願第817,932号及び
同第817,934号がある。
2年1月8日付け米国特許出願第817,932号及び
同第817,934号がある。
【0003】
【発明の背景】家庭用のコードレス電話装置は広く使用
されている。このようなシステムは、ベースユニットと
遠隔ハンドユニットとを含んでいる。ベースユニットは
電話線に結合されており、FM無線信号により遠隔ハン
ドユニットと交信する。このようなコードレス電話シス
テムでは、利用者はハンドユニットをクレードルから取
上げて、家から短距離の範囲で持ち運んで電話をかけた
り、受けたりすることができる。このようなコードレス
電話セットとしては、例えば、米国インディアナ州イン
ディアナポリスのトムソン・コンシューマ・エレクトロ
ニクス・インコーポレーテッド社製のGEコードレス電
話モデル番号2−9675がある。
されている。このようなシステムは、ベースユニットと
遠隔ハンドユニットとを含んでいる。ベースユニットは
電話線に結合されており、FM無線信号により遠隔ハン
ドユニットと交信する。このようなコードレス電話シス
テムでは、利用者はハンドユニットをクレードルから取
上げて、家から短距離の範囲で持ち運んで電話をかけた
り、受けたりすることができる。このようなコードレス
電話セットとしては、例えば、米国インディアナ州イン
ディアナポリスのトムソン・コンシューマ・エレクトロ
ニクス・インコーポレーテッド社製のGEコードレス電
話モデル番号2−9675がある。
【0004】利用者がコードレス電話で話中に、その利
用者の家にいる他の人がその電話の話に加わりたい場
合、その第3者はハード接続された内線電話を取り上げ
ればよい。しかし、この電話での会話に参加しつづける
ためには、この人はそのハード接続電話ユニットの近く
にいなければならない。
用者の家にいる他の人がその電話の話に加わりたい場
合、その第3者はハード接続された内線電話を取り上げ
ればよい。しかし、この電話での会話に参加しつづける
ためには、この人はそのハード接続電話ユニットの近く
にいなければならない。
【0005】上記米国特許出願第817,934号に
は、ベースユニットと、2つのハンドユニットを含むコ
ードレス電話システムが開示されている。そのシステム
では、ベースユニットは同じアンテナに結合された2つ
の送信機チャンネルを介して、両方のハンドユニットに
同時に送信する。しかし、そのシステムの開発中に、上
述のGEコードレス電話モデル番号2−9675で用い
られている位相ロックループ(PLL)アップコンバー
ジョン(周波数逓昇)は、送信機の出力が相互に結合さ
れる時、ベースユニットからの送信機信号に許容できな
い程の相互変調歪みを生じさせてしまうことが判った。
は、ベースユニットと、2つのハンドユニットを含むコ
ードレス電話システムが開示されている。そのシステム
では、ベースユニットは同じアンテナに結合された2つ
の送信機チャンネルを介して、両方のハンドユニットに
同時に送信する。しかし、そのシステムの開発中に、上
述のGEコードレス電話モデル番号2−9675で用い
られている位相ロックループ(PLL)アップコンバー
ジョン(周波数逓昇)は、送信機の出力が相互に結合さ
れる時、ベースユニットからの送信機信号に許容できな
い程の相互変調歪みを生じさせてしまうことが判った。
【0006】
【発明の概要】単一のベースユニットと少なくとも2つ
の遠隔ハンドユニットを含むコードレス電話システムに
おいて、ベースユニットが単一のアンテナに接続された
2つの送信機チャンネルを用い、これらの送信機チャン
ネルが、送信機増幅器の出力における相互変調歪みを小
さくするために、PLLではなく、電圧制御水晶発振器
(VCXO)と周波数3逓倍器とを用いる。
の遠隔ハンドユニットを含むコードレス電話システムに
おいて、ベースユニットが単一のアンテナに接続された
2つの送信機チャンネルを用い、これらの送信機チャン
ネルが、送信機増幅器の出力における相互変調歪みを小
さくするために、PLLではなく、電圧制御水晶発振器
(VCXO)と周波数3逓倍器とを用いる。
【0007】
【詳細な説明】図1は、第1のハンドセットユニット1
00、第2のハンドセットユニット150及びベースユ
ニット120を含むコードレス電話セットを簡略化して
示す図である。ハンドセットユニット100と150は
同じ(但し、周波数の割当を除く)なので、ハンドセッ
ト100のみについて説明する。ハンドセットユニット
100はアンテナ102を介してRF信号を送受信す
る。アンテナ102は、受信機モード及び送信機モード
の両方で動作しうるデュプレクス無線トランシーバユニ
ット104に結合されている。受信機モードでは、トラ
ンシーバユニット104は受信され復調されたオーディ
オ信号を、増幅及びスピーカ108での最終的な再生の
ためにオーディオプロセッサユニット106に供給す
る。受信機モードでは、トランシーバ104は、さら
に、デジタルデータを制御器112の「データ受信」
(即ち、Rxdata)端子に供給する。
00、第2のハンドセットユニット150及びベースユ
ニット120を含むコードレス電話セットを簡略化して
示す図である。ハンドセットユニット100と150は
同じ(但し、周波数の割当を除く)なので、ハンドセッ
ト100のみについて説明する。ハンドセットユニット
100はアンテナ102を介してRF信号を送受信す
る。アンテナ102は、受信機モード及び送信機モード
の両方で動作しうるデュプレクス無線トランシーバユニ
ット104に結合されている。受信機モードでは、トラ
ンシーバユニット104は受信され復調されたオーディ
オ信号を、増幅及びスピーカ108での最終的な再生の
ためにオーディオプロセッサユニット106に供給す
る。受信機モードでは、トランシーバ104は、さら
に、デジタルデータを制御器112の「データ受信」
(即ち、Rxdata)端子に供給する。
【0008】送信機モードでは、トランシーバ104
は、マイクロホン110でピックアップ(検出)され、
オーディオプロセッサユニット106で増幅されたオー
ディオ信号を受信して、ベースユニット120へ送信す
る。送信機モードでは、さらに、トランシーバ104は
制御器112から「データ送信」(即ち、Txdat
a)を受信して、ベースユニット120に送る。
は、マイクロホン110でピックアップ(検出)され、
オーディオプロセッサユニット106で増幅されたオー
ディオ信号を受信して、ベースユニット120へ送信す
る。送信機モードでは、さらに、トランシーバ104は
制御器112から「データ送信」(即ち、Txdat
a)を受信して、ベースユニット120に送る。
【0009】制御器112はキーボード114に結合さ
れており、利用者からのキーストローク(打鍵)指令を
受け取る。ハンドユニット100はそのハンドユニット
の回路に動作電力を供給するために、電源及び充電ユニ
ット116も備えている。
れており、利用者からのキーストローク(打鍵)指令を
受け取る。ハンドユニット100はそのハンドユニット
の回路に動作電力を供給するために、電源及び充電ユニ
ット116も備えている。
【0010】ベースユニット120はアンテナ122を
介して遠隔ハンドユニット100と150からRF信号
を受信し、また、これらのハンドユニットにRF信号を
送信する。アンテナ122は、受信機モードと送信機モ
ードで動作しうるデュプレクスデュアル無線トランシー
バユニット124に結合されている。受信機モードで
は、トランシーバユニット124は、遠隔ハンドユニッ
ト100と150のそれぞれからの2つの異なる周波数
のRF信号を受信し、受信し復調したオーディオ信号を
オーディオプロセッサユニット126に供給して増幅
し、電話インタフェースユニット128を介して電話シ
ステムに結合する。電話インタフェースユニット128
は、慣例的にチップ(T)及びリング(R)として知ら
れている2つの端子を介して電話システムに接続されて
いる。受信機モードでは、トランシーバ124は制御器
132の「データ受信」(即ち、Rxdata)端子に
デジタルデータを供給する。
介して遠隔ハンドユニット100と150からRF信号
を受信し、また、これらのハンドユニットにRF信号を
送信する。アンテナ122は、受信機モードと送信機モ
ードで動作しうるデュプレクスデュアル無線トランシー
バユニット124に結合されている。受信機モードで
は、トランシーバユニット124は、遠隔ハンドユニッ
ト100と150のそれぞれからの2つの異なる周波数
のRF信号を受信し、受信し復調したオーディオ信号を
オーディオプロセッサユニット126に供給して増幅
し、電話インタフェースユニット128を介して電話シ
ステムに結合する。電話インタフェースユニット128
は、慣例的にチップ(T)及びリング(R)として知ら
れている2つの端子を介して電話システムに接続されて
いる。受信機モードでは、トランシーバ124は制御器
132の「データ受信」(即ち、Rxdata)端子に
デジタルデータを供給する。
【0011】制御器132は制御端子Cを有し、これを
介して電話インタフェースユニット128が制御され
て、電話システムによる交信が行われる。
介して電話インタフェースユニット128が制御され
て、電話システムによる交信が行われる。
【0012】送信機モードでは、トランシーバ124は
電話システムにより搬送されて電話インタフェースユニ
ット128を介して結合され、オーディオプロセッサユ
ニット126で増幅されたオーディオ信号を受信して、
ハンドユニット100と150に送る。同じく送信機モ
ードでは、トランシーバ124は「データ送信」(Tx
data)を制御器132から受信し、ハンドユニット
100に送信する。ベースユニット120は、ベースユ
ニット120の回路に動作電力を供給するための電源ユ
ニット136も備えている。
電話システムにより搬送されて電話インタフェースユニ
ット128を介して結合され、オーディオプロセッサユ
ニット126で増幅されたオーディオ信号を受信して、
ハンドユニット100と150に送る。同じく送信機モ
ードでは、トランシーバ124は「データ送信」(Tx
data)を制御器132から受信し、ハンドユニット
100に送信する。ベースユニット120は、ベースユ
ニット120の回路に動作電力を供給するための電源ユ
ニット136も備えている。
【0013】図2は図1のデュプレクスデュアル無線ト
ランシーバ124のより詳細なブロック図である。アン
テナ122はデュプレクサ200(これはソーシン・エ
レクトリック・リミテッド(Soshin Elect
ric Ltd.)製のDPX 46/49−B10デ
ュプレクサとすることができる)を介してRF増幅器2
02に接続されている。ハンドセット100と150は
49MHzに近い、互いに異なる周波数で送信する。こ
れらのハンドユニットから受信された信号はミクサ20
5と235に供給される。ミクサ205は第2の入力が
局部発振器(L.O.)210に結合されていて、39
MHzに近い発振器信号を受信するようにされている。
即ち、局部発振器210は、遠隔ハンドユニットの一方
のものの送信周波数と、受信機チャンネルAの10.7
2MHzという第1の中間周波数(IF)との差の周波
数で発振するように同調されている。同様に、局部発振
器240は、2つの遠隔ハンドユニットの他方のものの
送信周波数と、受信機チャンネルBの10.68MHz
という第1の公称IF周波数との差で発振するように同
調されている。
ランシーバ124のより詳細なブロック図である。アン
テナ122はデュプレクサ200(これはソーシン・エ
レクトリック・リミテッド(Soshin Elect
ric Ltd.)製のDPX 46/49−B10デ
ュプレクサとすることができる)を介してRF増幅器2
02に接続されている。ハンドセット100と150は
49MHzに近い、互いに異なる周波数で送信する。こ
れらのハンドユニットから受信された信号はミクサ20
5と235に供給される。ミクサ205は第2の入力が
局部発振器(L.O.)210に結合されていて、39
MHzに近い発振器信号を受信するようにされている。
即ち、局部発振器210は、遠隔ハンドユニットの一方
のものの送信周波数と、受信機チャンネルAの10.7
2MHzという第1の中間周波数(IF)との差の周波
数で発振するように同調されている。同様に、局部発振
器240は、2つの遠隔ハンドユニットの他方のものの
送信周波数と、受信機チャンネルBの10.68MHz
という第1の公称IF周波数との差で発振するように同
調されている。
【0014】チャンネルAとBのそれぞれの第1のIF
周波数は、前記米国特許出願第817,932号に記載
されているように、正規の値10.7MHzから偏移し
ている。
周波数は、前記米国特許出願第817,932号に記載
されているように、正規の値10.7MHzから偏移し
ている。
【0015】各チャンネルのダウンコンバートされた4
55KHzの信号は、それぞれのIF増幅器230と2
60に供給される。増幅された後、これらの信号は、検
波器・伸張器ユニット232と262で検波及び伸張さ
れ、ベースバンドオーディオ信号が生成される。これら
のベースバンドオーディオ信号は、加算ユニット265
で加算され、ハイブリッド変成器ユニット270を介し
て電話線に結合される。
55KHzの信号は、それぞれのIF増幅器230と2
60に供給される。増幅された後、これらの信号は、検
波器・伸張器ユニット232と262で検波及び伸張さ
れ、ベースバンドオーディオ信号が生成される。これら
のベースバンドオーディオ信号は、加算ユニット265
で加算され、ハイブリッド変成器ユニット270を介し
て電話線に結合される。
【0016】説明の便宜上、ハンドセットAが受信機チ
ャンネルAで処理される信号を送信し、ハンドセットB
が受信機チャンネルBで処理される信号を送信するもの
とする。A+B側音(sidetone)信号(即ち、
2つのチャンネルからの受信信号の一部)が、ハンドユ
ニットへの送信のために、ハイブリッド変成器ユニット
270から自動レベル制御器(ALC)ユニット275
を介してトランシーバの送信機側へ供給される。このよ
うにして、ハンドセットAから受信された信号に対応す
る側音信号が再びハンドセットAに供給され、同じく、
ハンドセットAから受信された信号はハンドセットBに
も送信され、AからBへの交信が行われる。
ャンネルAで処理される信号を送信し、ハンドセットB
が受信機チャンネルBで処理される信号を送信するもの
とする。A+B側音(sidetone)信号(即ち、
2つのチャンネルからの受信信号の一部)が、ハンドユ
ニットへの送信のために、ハイブリッド変成器ユニット
270から自動レベル制御器(ALC)ユニット275
を介してトランシーバの送信機側へ供給される。このよ
うにして、ハンドセットAから受信された信号に対応す
る側音信号が再びハンドセットAに供給され、同じく、
ハンドセットAから受信された信号はハンドセットBに
も送信され、AからBへの交信が行われる。
【0017】さらに、ハンドセットBから受信された信
号に対応する側音信号はハンドセットBに送り返され、
同時に、ハンドセットBから受信された信号はハンドセ
ットAにも送られて、BからAへの交信が行われる。
号に対応する側音信号はハンドセットBに送り返され、
同時に、ハンドセットBから受信された信号はハンドセ
ットAにも送られて、BからAへの交信が行われる。
【0018】自動レベル制御器ユニット275からの信
号は2つの圧縮器ユニット280と282の入力に供給
される。圧縮されたオーディオ信号は別々の発振器28
4と286の制御入力に加えられ、発振器のそれぞれの
出力信号を変調する。電圧制御型水晶発振器284と2
86は、互いに異なる15MHzに近い周波数で発振す
る。変調された信号は、それぞれの周波数3逓倍器28
8と290に供給されて、互いに異なる46MHz近傍
の最終的な周波数にされる。
号は2つの圧縮器ユニット280と282の入力に供給
される。圧縮されたオーディオ信号は別々の発振器28
4と286の制御入力に加えられ、発振器のそれぞれの
出力信号を変調する。電圧制御型水晶発振器284と2
86は、互いに異なる15MHzに近い周波数で発振す
る。変調された信号は、それぞれの周波数3逓倍器28
8と290に供給されて、互いに異なる46MHz近傍
の最終的な周波数にされる。
【0019】周波数3逓倍器288と290はトランジ
スタとフィルタ素子とを含んでいる。トランジスタにお
ける非直線性のために、基本の15MHz信号の第3高
調波が生成される。フィルタ素子はこの第3高調波を中
心とする信号の狭帯域(即ち、46MHz近傍)を通過
させるように同調されている。次いで、これらの信号は
増幅器292と294で増幅され、合成され、デュプレ
クサ200を通してアンテナ122に供給される。
スタとフィルタ素子とを含んでいる。トランジスタにお
ける非直線性のために、基本の15MHz信号の第3高
調波が生成される。フィルタ素子はこの第3高調波を中
心とする信号の狭帯域(即ち、46MHz近傍)を通過
させるように同調されている。次いで、これらの信号は
増幅器292と294で増幅され、合成され、デュプレ
クサ200を通してアンテナ122に供給される。
【0020】前述したように、この装置のこれまでのも
のでは、各送信機チャンネルにPLLアップコンバータ
ユニットが用いられていた。PLLが用いられてきたの
は、これを用いると、10の利用可能なコードレス電話
チャンネルの各々の合成が容易となるためであった。出
力RF増幅器292と294の出力端子が直結されると
いう構成を採用しているために、ある程度の相互変調歪
み(IMD)は予想されていた。しかし、相当な相互変
調歪みが観察された。(図3に示す、PLLを使用した
場合の送信機スペクトル参照。)
のでは、各送信機チャンネルにPLLアップコンバータ
ユニットが用いられていた。PLLが用いられてきたの
は、これを用いると、10の利用可能なコードレス電話
チャンネルの各々の合成が容易となるためであった。出
力RF増幅器292と294の出力端子が直結されると
いう構成を採用しているために、ある程度の相互変調歪
み(IMD)は予想されていた。しかし、相当な相互変
調歪みが観察された。(図3に示す、PLLを使用した
場合の送信機スペクトル参照。)
【0021】図3を参照すると、PLLアップコンバー
タユニットの代わりにVCXOと周波数3逓倍器の構成
を採用すると、相互変調歪みが急激に減少することが分
かる。PLLアップコンバータユニットからVCXO回
路への変更に伴う相互変調歪みの急激な減少は、相互変
調歪みの主なものの源は増幅器292と294の出力端
子を直結したことではなく、PLLアップコンバージョ
ンプロセスにより生成されたものに関係していることを
如実に示す。
タユニットの代わりにVCXOと周波数3逓倍器の構成
を採用すると、相互変調歪みが急激に減少することが分
かる。PLLアップコンバータユニットからVCXO回
路への変更に伴う相互変調歪みの急激な減少は、相互変
調歪みの主なものの源は増幅器292と294の出力端
子を直結したことではなく、PLLアップコンバージョ
ンプロセスにより生成されたものに関係していることを
如実に示す。
【0022】余分に費用はかかるが、RF増幅器292
と294の出力を合成するために合成回路を用い、ま
た、送信機チャンネル間にシールドを付加することによ
り、さらに分離を高めることができる。
と294の出力を合成するために合成回路を用い、ま
た、送信機チャンネル間にシールドを付加することによ
り、さらに分離を高めることができる。
【図1】この発明によるコードレス電話システムのブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1のベースユニットの詳細を示すブロック図
である。
である。
【図3】PLLを用いた動作時と、VCXOを用いた動
作時における、送信機スペクトルを示す。
作時における、送信機スペクトルを示す。
100 第1のハンドユニット 150 第2のハンドユニット 120 ベースユニット 122 アンテナ 284 電圧制御型水晶発振器 286 電圧制御型水晶発振器 288 周波数3逓倍器構成 290 周波数3逓倍器構成
フロントページの続き (72)発明者 サミユエル ロツコ パニツシア ジユニ ア アメリカ合衆国 ニユーヨーク州 13088 リバプール パインクレスト・マナー アパートメント・イー・20
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のハンドユニットと、第2のハンド
ユニットと、上記第1と第2のハンドユニットの信号を
電話システムに結合するベースユニットとを有し、 上記ハンドユニットと上記ベースユニットは、ベースユ
ニットに設けられた単一のアンテナを介して交信し、 上記第1のハンドユニットは第1の周波数で送信し、第
2の周波数で受信し、また上記第2のハンドユニットは
第3の周波数で送信し、第4の周波数で受信し、 上記ベースユニットは、それぞれ上記第2と第4の周波
数で送信する第1と第2の送信機チャンネルを含み、こ
れらの第1と第2の送信機チャンネルの出力端子は低イ
ンピーダンスを介して相互に結合されており、 上記送信機チャンネルの各々は、電圧制御型水晶発振器
と周波数3逓倍器構成とを含んでいる、 コードレス電話セット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US81793392A | 1992-01-08 | 1992-01-08 | |
US817933 | 1992-01-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268113A true JPH05268113A (ja) | 1993-10-15 |
JP2750492B2 JP2750492B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=25224240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5018110A Expired - Fee Related JP2750492B2 (ja) | 1992-01-08 | 1993-01-07 | コードレス電話装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5625674A (ja) |
EP (1) | EP0550912B1 (ja) |
JP (1) | JP2750492B2 (ja) |
KR (1) | KR970006042B1 (ja) |
CN (1) | CN1028702C (ja) |
CA (1) | CA2085722C (ja) |
DE (1) | DE69227017T2 (ja) |
MX (1) | MX9300048A (ja) |
MY (1) | MY108906A (ja) |
SG (1) | SG84476A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
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