JPH05267423A - 集積回路マスクパターン検証装置 - Google Patents

集積回路マスクパターン検証装置

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Publication number
JPH05267423A
JPH05267423A JP4063024A JP6302492A JPH05267423A JP H05267423 A JPH05267423 A JP H05267423A JP 4063024 A JP4063024 A JP 4063024A JP 6302492 A JP6302492 A JP 6302492A JP H05267423 A JPH05267423 A JP H05267423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
verification
wiring
layout
pattern data
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4063024A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Yamamoto
博文 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4063024A priority Critical patent/JPH05267423A/ja
Publication of JPH05267423A publication Critical patent/JPH05267423A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハプロセスにおける配線パターンデータ
の配線情報や配線接続情報などにより、レイアウトパタ
ーンデータの縦構造を考慮した3次元的な検証ができる
ようにすることを目的とする。 【構成】 パラメータファイル2の情報と検証ルール4
との情報により下層の段差の状態を考慮したチェック値
を用いて、レイアウト検証モジュール5でレイアウトデ
ータ1の多層配線部の検証を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路のレイ
アウトパターンデータの検証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の集積回路マスクパターン
検証装置の構成を示すブロック図である。図7におい
て、1はレイアウトパターンデータ、4aはレイアウト
パターンデータ1の配線情報やディバイス情報などの設
計寸法を検証するための検証ルール、5aは検証ルール
4aに従いレイアウトパターンデータ1から配線情報や
ディバイス情報などを抽出して検証を行い、検証結果を
生成し記憶するレイアウト検証モジュール、6aはレイ
アウト検証モジュール5aによって生成,記憶された検
証結果、8aは検証結果6aを表示するためのエラー表
示モジュールである。
【0003】つぎに、この集積回路マスクパターン検証
装置の動作について図8のフローチャートを用いて説明
する。まず、レイアウトパターンデータ1の配線情報や
ディバイス情報などの検証用情報を抽出し(ステップ1
1)、レイアウト構造(縦構造)に関係なく平面的な検
証を行うための検証ルール4aを用いて(ステップ1
2)、レイアウト検証モジュール5aでレイアウトパタ
ーンデータ1の検証を行い(ステップ13)、検証結果
6aを生成し記憶する(ステップ14)。ここで、エラ
ーがあれば(ステップ15)、生成記憶された検証結果
6aをエラー表示モジュール8aによってそのエラー箇
所を表示する(ステップ16)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路マスク
パターン検証装置は、以上のように構成されているの
で、レイアウトパターンデータ1を検証するために検証
ルール4aを用いるが、この検証ルール4aに定義する
チェック値は平面的なチェック値でしかなく、レイアウ
トパターンの縦構造(プロセス構造)を考慮した3次元
的な検証ができなかった。
【0005】例えば、図9に示すように、配線パターン
51〜55が重なっていて、配線パターン54と配線パ
ターン55がコンタクトホール56で接続されている構
造の場合、配線パターン54のマージン部58は下に段
差のある状態で形成される。このため、図9のA−A’
断面を示す図10の配線パターン54cに示すように、
図9の配線パターン54は、実際には設計値より図10
に点線で示したマージン部58だけ短く形成される。こ
の設計値と実際の値との差は、下の段差の状態により変
化する。
【0006】ここで、レイアウトパターンの配線層の厚
い部分(多層配線部)のチェック値が、配線層の段差に
関係なく一定のチェック、つまり、段差が大きい部分と
小さい部分のチェック値が同じ状態で検証されている
と、図9に示した実際に製造した場合には無くなってし
まうマージン部58は不良として検出されない。また、
実際に積層された構造をシミュレートしてチェック値を
決定していないので、設定したチェック値は曖昧な値で
あり、このチェック値による検証では、その検証結果の
品質に問題があった。
【0007】この発明は、以上のような問題を解消する
ためになされたもので、ウエハプロセスにおける配線パ
ターンデータの配線情報や配線接続情報などにより、レ
イアウトパターンデータの縦構造を考慮した3次元的な
検証ができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明の集積回路マスクパターン検証装
置は、ウエハプロセスにおけるプロセスパラメータおよ
びレイアウトパターンデータの検証情報を定義したパラ
メータファイルと、このパラメータファイルを用いてレ
イアウトパターンデータの多層配線部とその周辺データ
との配線層の段差とからチェック値を自動算出し、検証
ルール化する検証ルール生成手段とを備えるようにした
ものである。
【0009】
【作用】下が平坦でない部分の配線パターンは、その3
次元構造を考慮したチェック値により検証される。
【0010】
【実施例】以下、本発明による集積回路色マスクパター
ン検証装置の1実施例を図を用いて説明する。図1にお
いて、1は検証をするレイアウトパターンデータ、2は
ウエハプロセスにおける配線の膜厚や配線間の層間膜厚
などのプロセスパラメータと、レイアウトパターンデー
タ1の配線情報や配線接続情報などの検証用情報とを定
義したパラメータファイルである。
【0011】3はパラメータファイル2を用いてレイア
ウトパターンデータ1から配線層の多層配線部のレイア
ウトパターンデータを抽出し、更に抽出したレイアウト
パターンデータとその周辺データの配線層の段差とから
チェック値を自動算出し、検証ルール化する検証ルール
生成モジュール、4は検証ルール生成モジュール3で生
成された検証ルール、5は検証ルール4に従いレイアウ
トパターンデータ1の検証を行い、検証結果を生成して
記憶するレイアウト検証モジュール、6はレイアウト検
証モジュール5によって生成され記憶された検証結果、
7は検証結果6のエラー内容の表示を制御する検証結果
表示処理モジュール、8は検証結果表示モジュール7に
より制御されたデータを表示するエラー表示モジュール
である。
【0012】つぎに、このような集積回路マスクパター
ン検証装置の動作について、図2のフローチャートを用
いて説明する。まず、図3に示すような、配線名31,
配線接続関係32,コンタクト名33等のレイアウトパ
ターンデータ1の配線情報や配線接続情報などからなる
検証用情報と、各配線の膜厚34,配線間の層間膜厚3
5等のウエハプロセスにおけるプロセスパラメータとを
定義したパラメータファイルを用いて、配線層の厚い多
層配線部のパターンデータをレイアウトパターンデータ
1から抽出する(ステップ21〜23)。つぎに、抽出
したパターンデータとその周辺データとの配線層の段差
とからチェック値を自動算出して図4に示すような検証
ルール4を生成する(ステップ24,25)。
【0013】次に、レイアウト検証モジュール5で、生
成された検証ルール4からレイアウトパターンデータ1
の配線情報やディバイス情報などを抽出し、それにより
パターンデータを検証し(ステップ26)、検証結果6
を生成し、記憶する(ステップ27)。ここで、エラー
があれば(ステップ28)、検証結果6のエラー状態を
検証結果表示処理モジュール7によって、レイアウトパ
ターンデータ1を使用して、レイアウトの縦構造データ
を生成する(ステップ29)。そして、生成されたレイ
アウトの縦構造データより、実際に製造された状態では
設計値より小さくなるレイアウトパターンデータ1の多
層配線部のエラー内容とチェック内容と、エラー表示モ
ジュール8に表示する(ステップ30)。
【0014】ところで図4は図9の配線パターン54と
コンタクトホール56の間隔(図9マージン部58の
幅)のチェックのための検証ルール4を示す説明図であ
り、例えば、図10に示す「High」が93000n
mから129000nmで「Dist」が3μmから5
μmの場合、配線パターン54とコンタクトホール56
の間隔のチェック値(Check_value)を3μ
mとすることを示している。また図5は、エラー表示モ
ジュール8に表示される検証しているレイアウトパター
ンデータ1の多重配線部を示す平面図、図6は同様に表
示される図5のA−A’の断面を示す断面図であり、エ
ラーの部分(エラー内容)が太線57で表示され、配線
パターン54の端部とコンタクトホール56の間隔が、
斜線部54aに示した部分だけ必要であるというチェッ
ク内容を示していて、他の符号は図9,10と同様であ
る。
【0015】すなわち、図9に示すレイアウトパターン
データ1の検証において、図10の「High」が93
000nmから129000nmの範囲で「Dist」
が3μmから5μmの範囲にはいる場合は、チェック値
が3μmになる。一方、配線パターン54は段差がある
上に形成されるので、配線パターン54のコンタクトホ
ール56に対するマージン(図9マージン部58の幅)
はほとんど無く、チェック値3μmより小さい。従っ
て、この部分が不良となり、図5,6に示すようにその
エラー内容が太線57で示される。そして、図10に示
す実際に必要なマージン部58は、図6に示すように斜
線部54aで表示され、図5に示すようにレイアウトパ
ターンデータ1の平面図には斜線部54aが追加されて
表示される。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、実際に
製造された3次元構造状態を考慮した状態で、レイアウ
トパターンの検証を行えるので、レイアウトパターンの
検証精度が向上し、検証結果の品質が向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す集積回路マスクパタ
ーン検証装置のブロック図である。
【図2】図1の集積回路マスクパターン検証装置の動作
を示すフローチャートである。
【図3】図1のパラメータファイル2の1例を示す説明
図である。
【図4】図9の配線パターン54とコンタクトホール5
6の間隔のチェックのための検証ルール4(図1)を示
す説明図である。
【図5】図1のエラー表示モジュール8に表示される、
検証しているレイアウトパターンデータ1の多重配線部
を示す平面図である。
【図6】図1のエラー表示モジュール8に表示される、
図5のA−A’の断面を示す断面図である。
【図7】従来のマスクパターン検証装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図7のマスクパターン検証装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】レイアウトパターンデータの多重配線部を示す
平面図である。
【図10】図9のレイアウトパターンデータが実際の製
品になった場合のA−A’断面を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レイアウトパターンデータ 2 パラメータファイル 3 検証ルール生成モジュール 4 検証ルール 5 レイアウト検証モジュール 6 検証結果 7 検証結果表示処理モジュール 8 エラー表示モジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハプロセスにおける配線の膜厚や配
    線間の層間膜厚などのプロセスパラメータとレイアウト
    パターンデータの配線情報や配線接続情報などの検証情
    報とを定義するパラメータ記憶手段と、 検証するレイアウトパターンデータ中の多層配線部と前
    期パラメータ記憶手段中の前期多層配線部の周辺データ
    との配線層の段差からチェック値を自動算出して検証ル
    ール化する検証ルール生成手段と、 前記検証ルール生成手段により生成された検証ルールを
    用いてレイアウトパターンデータの検証を行いその検証
    結果を記憶するレイアウト検証手段と、 記憶された検証結果におけるレイアウトパターンデータ
    中のエラーデータを縦構造データとして生成する検証結
    果表示処理手段と、 前記エラーデータを表示するエラー表示手段とを有する
    ことを特徴とする集積回路マスクパターン検証装置。
JP4063024A 1992-03-19 1992-03-19 集積回路マスクパターン検証装置 Pending JPH05267423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063024A JPH05267423A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 集積回路マスクパターン検証装置

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JP4063024A JPH05267423A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 集積回路マスクパターン検証装置

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Publication Number Publication Date
JPH05267423A true JPH05267423A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13217348

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063024A Pending JPH05267423A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 集積回路マスクパターン検証装置

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