JPH05267221A - 反応性イオンエッチング装置のエッチング圧力インターロック方法 - Google Patents

反応性イオンエッチング装置のエッチング圧力インターロック方法

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Publication number
JPH05267221A
JPH05267221A JP6295092A JP6295092A JPH05267221A JP H05267221 A JPH05267221 A JP H05267221A JP 6295092 A JP6295092 A JP 6295092A JP 6295092 A JP6295092 A JP 6295092A JP H05267221 A JPH05267221 A JP H05267221A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
etching
signal
interlock
butterfly valve
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Withdrawn
Application number
JP6295092A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Kimura
光彦 木村
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NEC Yamagata Ltd
Original Assignee
NEC Yamagata Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】真空計の圧力表示が実際の圧力と異なる表示の
ときに作動することなく正確に作動させるRIEのエッ
チング圧力のインターロック方法。 【構成】真空計1の圧力信号Spを検知して異常と判定
する他に、真空度を一定するために動作するバタフライ
弁4の開度を示す信号Svにより異常と判定し、装置を
停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造にお
ける反応性イオンエッチング装置(以下に単にRIEと
称す)のエッチング圧力インターロック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のRIEの圧力インターロッ
ク方法の一例を説明するためのブロック図である。従来
のRIEのエッチング圧力インターロック方法は、図2
に示すように、真空計1の圧力信号値Spが一定となる
ようにエッチング制御部3にてバタフライ弁4の開度を
バタフライ弁コントロール信号Svcによりコントロー
ルし、その時圧力監視部2において、真空計1からの圧
力値信号Spのみを監視し、あらかじめ設定された上限
圧力,あるいは下限圧力をこえた場合に圧力インターロ
ック信号Siをエッチング制御部3に出力し、エッチン
グを停止するという方法を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のRIEのエ
ッチング圧力インターロック方法では、圧力監視部にお
いて、真空計の圧力信号値のみの監視しか行っていな
い。そのため真空計のゼロ点ズレや電気回路上の故障等
があると、実際の圧力とずれて圧力信号値が入力された
場合では、実際の圧力が本来圧力インターロック機構を
働かせるべき圧力であったとしても、それを検出するこ
とが困難であった。このため半導体ウェーハは異常な圧
力でエッチングが行なわれてしまい、エッチング不良を
防止することができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、測定値のずれや、制御回
路の異常によることなく確実に圧力異常を検知し、装置
を停止出来るRIEのエッチング圧力インターロック方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のRIEエッチン
グ圧力インターロック方法は、真空計の圧力値と排気容
量を調節するバタフライ弁の開度の両方を監視すること
により適正な圧力で動作しているか否かを判定し、装置
の停止を行うことを特徴としている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明によるRIEのエッチング圧力インタ
ーロック方法の一実施例を説明するためのブロック図で
ある。このRIEのエッチング圧力インターロック方法
は、図1に示すように、バタフライ弁4の開度の信号S
Vcを圧力監視部2に入力し、RIEを停止させるイン
タロックとして付加させたことである。
【0007】まず、従来と同様に真空計1は、圧力を検
知し、信号Spを発生する。次に、圧力監視部2はSp
を入力し、圧力監視部2が入力された圧力値信号Spが
あらかじめ設定された上限圧力,あるいは下限圧力をこ
えた場合に圧力インターロック信号Siをエッチング制
御部3に出力し、エッチングを停止させる。さらに本発
明では、バタフライ弁4の開度信号値Svがあらかじめ
設定された上限開度、あるいは下限開度をこえた場合に
も圧力インターロック信号Siをエッチング制御部3に
出しエッチングを停止させるというインターロックを設
けたことである。
【0008】図2(a)及び(b)は本発明のRIEの
エッチング圧力インターロック方法を適用した場合にお
ける動作結果を示すグラフである。
【0009】ここで、図2(a)は正常にエッチング動
作が行なわれた場合の真空計1の圧力信号値Spと絶対
圧力Pによるバタフライ弁4の開度信号値Svの挙動を
示したものである。また、設定圧力は6Paであり、真
空計の圧力信号値Spも6Paを示しており、実際のチ
ャンバの圧力も6Paで真空計の圧力値とチャンバの圧
力値はずれは生じていない。さらにバタフライ弁4の開
度信号値Svは50%となっている。すなわち、通常の
装置稼働状態ならば、6Paの圧力を実現するためのバ
タフライ弁4の開度信号値Svは50±2%となる。
【0010】一方、図3(b)は真空計1のゼロ点ズレ
や、電気回路上の故障等がありチャンバの実際の圧力P
と真空計1の圧力信号値Spが異なる場合にインターロ
ック機構が動作した場合を示している。すなわち、真空
計1の圧力信号値Spは設定圧力6Paを示しているの
で本来圧力監視部2においても正常と判断されるが、バ
タフライ弁4の開度信号値Svは25%を示しており、
通常の50%と大きくずれているためインターロック機
構が動作し、途中でエッチングを停止させている。この
段階において停止できれば半導体ウェーハのエッチング
処理は再加工が可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明による反応性
イオンエッチング装置のエッチング圧力インターロック
方法は、真空計の圧力値とバタフライ弁の開度の両方を
監視することにより、エッチング圧力インターロック機
構を働かせるので、真空計のゼロ点ずれや電気回路の故
障等により真空計の圧力信号値と絶対圧力との間に大き
な差異が生じた場合にも圧力インターロック機構を働か
せることができ、異常を正確に把握し、装置を停止する
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRIEのエッチング圧力のインターロ
ック方法を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明のRIEのエッチング圧力のインタロッ
ク方法を適用した場合における動作結果を示すグラフで
ある。
【図3】従来のRIEのエッチング圧力のインターロッ
ク方法の一実施例を説明するためブロック図である。
【符号の説明】
1 真空計 2 圧力監視部 3 エッチング制御部 4 バタフライ弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空計の圧力値と排気容量を調節するバ
    タフライ弁の開度の両方を監視することにより適正な圧
    力で動作しているか否かを判定し、装置の停止を行うこ
    とを特徴とする反応性イオンエッチング装置のエッチン
    グ圧力インターロック方法。
JP6295092A 1992-03-19 1992-03-19 反応性イオンエッチング装置のエッチング圧力インターロック方法 Withdrawn JPH05267221A (ja)

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JPH05267221A true JPH05267221A (ja) 1993-10-15

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ID=13215108

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JP6295092A Withdrawn JPH05267221A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 反応性イオンエッチング装置のエッチング圧力インターロック方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191070A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Toshiba Corp 圧力制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012191070A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Toshiba Corp 圧力制御装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608