JPH05266492A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH05266492A JPH05266492A JP4063810A JP6381092A JPH05266492A JP H05266492 A JPH05266492 A JP H05266492A JP 4063810 A JP4063810 A JP 4063810A JP 6381092 A JP6381092 A JP 6381092A JP H05266492 A JPH05266492 A JP H05266492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- objective lens
- disk
- optical disk
- wavelength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板の厚さやレーザ光の波長が異なる光ディ
スクに対しても記録再生が行える光ディスク装置を提供
すること。 【構成】 光源と光ディスク１との間に配置された対物
レンズ４を通る光路上に、対物レンズ４の焦点距離を補
正する平行平板６を介挿可能とした。
スクに対しても記録再生が行える光ディスク装置を提供
すること。 【構成】 光源と光ディスク１との間に配置された対物
レンズ４を通る光路上に、対物レンズ４の焦点距離を補
正する平行平板６を介挿可能とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置では、ハード面
でも一定の規格を有する。したがって、光ディスクの基
板の厚さが規格に合わない場合には、記録再生は行えな
い。また、規格と異なる波長で記録された光ディスクの
再生も行えない。
でも一定の規格を有する。したがって、光ディスクの基
板の厚さが規格に合わない場合には、記録再生は行えな
い。また、規格と異なる波長で記録された光ディスクの
再生も行えない。
【０００３】これは、基板の厚さや波長が異なると、光
源を出て対物レンズを介して光ディスク上に照射される
レーザ光のスポット・サイズが異なることになるからで
ある。 例えば、基板の厚さｔ＝１．５の光ディスクに
８３０ｎｍの波長のレーザ光ででデータを記録した場
合、基板の厚さｔ＝１．２、レーザ光の波長８３０ｎｍ
以下に対応するように設定された対物レンズでは、記録
再生は不可能であった。
源を出て対物レンズを介して光ディスク上に照射される
レーザ光のスポット・サイズが異なることになるからで
ある。 例えば、基板の厚さｔ＝１．５の光ディスクに
８３０ｎｍの波長のレーザ光ででデータを記録した場
合、基板の厚さｔ＝１．２、レーザ光の波長８３０ｎｍ
以下に対応するように設定された対物レンズでは、記録
再生は不可能であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の光デ
ィスク装置では、光ディスクの基板の厚さやレーザ光の
波長が規格と異なると、光ディスク上に照射されるレー
ザ光のスポット・サイズが規格と異なり、記録再生が行
えないという問題があった。
ィスク装置では、光ディスクの基板の厚さやレーザ光の
波長が規格と異なると、光ディスク上に照射されるレー
ザ光のスポット・サイズが規格と異なり、記録再生が行
えないという問題があった。
【０００５】本発明は、このような事情に基づきなされ
たもので、基板の厚さやレーザ光の波長が異なる光ディ
スクに対して記録再生が行える光ディスク装置を提供す
ることを目的としている。
たもので、基板の厚さやレーザ光の波長が異なる光ディ
スクに対して記録再生が行える光ディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、光源と光ディスクとの間に配置された対物
レンズを通る光路上に、対物レンズの焦点距離を光ディ
スクの基板厚または光源の波長に応じて補正する光学系
を介挿可能としたことを特徴とする。
決するため、光源と光ディスクとの間に配置された対物
レンズを通る光路上に、対物レンズの焦点距離を光ディ
スクの基板厚または光源の波長に応じて補正する光学系
を介挿可能としたことを特徴とする。
【０００７】対物レンズの焦点距離を補正する光学系と
しては、例えば平行平板や収差補正板がある。
しては、例えば平行平板や収差補正板がある。
【０００８】
【作用】本発明では、光ディスクの基板の厚さやレーザ
光の波長に応じて対物レンズの焦点距離を補正する所定
の光学系を介挿しあるいはこの光学系を外すことで、光
ディスク上に照射されるレーザ光のスポット・サイズが
規格と同様になり、基板の厚さやレーザ光の波長が異な
る光ディスクに対して記録再生が行える。
光の波長に応じて対物レンズの焦点距離を補正する所定
の光学系を介挿しあるいはこの光学系を外すことで、光
ディスク上に照射されるレーザ光のスポット・サイズが
規格と同様になり、基板の厚さやレーザ光の波長が異な
る光ディスクに対して記録再生が行える。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例に係る光ディスク
装置の記録再生系の構成を示している。
装置の記録再生系の構成を示している。
【００１１】同図において、１は本装置により記録再生
が行われる光ディスクを示している。この光ディスク１
の表面には、スパイラル状または同心円状に記録トラッ
クが略等間隔で形成されている。
が行われる光ディスクを示している。この光ディスク１
の表面には、スパイラル状または同心円状に記録トラッ
クが略等間隔で形成されている。
【００１２】２は光ディスク１を一定の速度で回転する
スピンドルモータ２を示している。３は光ディスク１に
対する記録再生を行う光学ヘッド３を示している。この
光学ヘッド３は、レーザ光を光ディスク１上に焦光させ
るとともに光ディスク１上からの反射光を平行光にする
対物レンズ４を、アクチュエータ５によりフォーカシン
グ方向（対物レンズ４の光軸方向）とトラッキング方向
（光ディスク１の半径方向）に移動するように構成され
ている。なお、光学ヘッド３は、リニアモータ（図示省
略）により光ディスク１の半径方向に移動されるように
なっている。また、光学ヘッド３の開口部３ａには、光
軸と垂直に平行平板６を取り付け、取り外すことができ
るようになっている。つまり、光ディスク１と対物レン
ズ４との間に平行平板６が介挿できるようになってい
る。
スピンドルモータ２を示している。３は光ディスク１に
対する記録再生を行う光学ヘッド３を示している。この
光学ヘッド３は、レーザ光を光ディスク１上に焦光させ
るとともに光ディスク１上からの反射光を平行光にする
対物レンズ４を、アクチュエータ５によりフォーカシン
グ方向（対物レンズ４の光軸方向）とトラッキング方向
（光ディスク１の半径方向）に移動するように構成され
ている。なお、光学ヘッド３は、リニアモータ（図示省
略）により光ディスク１の半径方向に移動されるように
なっている。また、光学ヘッド３の開口部３ａには、光
軸と垂直に平行平板６を取り付け、取り外すことができ
るようになっている。つまり、光ディスク１と対物レン
ズ４との間に平行平板６が介挿できるようになってい
る。
【００１３】ここで、光学ヘッド３の開口部３ａに平行
平板６が取り付けられていない状態で、対物レンズ４は
基板の厚さｔ＝ａの光ディスク１を記録再生できるよう
に設定されているとする。
平板６が取り付けられていない状態で、対物レンズ４は
基板の厚さｔ＝ａの光ディスク１を記録再生できるよう
に設定されているとする。
【００１４】このように設定された対物レンズ４によっ
て基板の厚さｔ＝ａ−ｂ（ａ＞ｂ）の光ディスク１を記
録再生するときには、厚さｔ＝ｂの平行平板６を光学ヘ
ッド３の開口部３ａに取り付ければよい。
て基板の厚さｔ＝ａ−ｂ（ａ＞ｂ）の光ディスク１を記
録再生するときには、厚さｔ＝ｂの平行平板６を光学ヘ
ッド３の開口部３ａに取り付ければよい。
【００１５】この後、基板の厚さｔ＝ａの光ディスク１
を記録再生するときには、平行平板６を光学ヘッド３の
開口部３ａから取り外せばよい。
を記録再生するときには、平行平板６を光学ヘッド３の
開口部３ａから取り外せばよい。
【００１６】また、光学ヘッド３の開口部３ａに平行平
板６が取り付けられていない状態で、対物レンズ４は波
長６８０ｎｍのレーザ光で光ディスク１を記録再生でき
るように設定されているとする。なお、光ディスク１の
基板の厚さはｔ＝ｃで一定とする。
板６が取り付けられていない状態で、対物レンズ４は波
長６８０ｎｍのレーザ光で光ディスク１を記録再生でき
るように設定されているとする。なお、光ディスク１の
基板の厚さはｔ＝ｃで一定とする。
【００１７】このように設定された対物レンズ４によっ
て波長８３０ｎｍのレーザ光で光ディスク１を記録再生
するときには、厚さｔ＝ｄの平行平板６を光学ヘッド３
の開口部３ａに取り付ければよい。
て波長８３０ｎｍのレーザ光で光ディスク１を記録再生
するときには、厚さｔ＝ｄの平行平板６を光学ヘッド３
の開口部３ａに取り付ければよい。
【００１８】この後、波長６８０ｎｍのレーザ光で光デ
ィスク１を記録再生するときには、平行平板６を光学ヘ
ッド３の開口部３ａから取り外せばよい。
ィスク１を記録再生するときには、平行平板６を光学ヘ
ッド３の開口部３ａから取り外せばよい。
【００１９】したがって、本実施例の光ディスク装置
は、光ディスク１の基板の厚さが異なる場合であって
も、レーザ光の波長が異なる場合であっても、光ディス
ク１の記録再生が可能である。
は、光ディスク１の基板の厚さが異なる場合であって
も、レーザ光の波長が異なる場合であっても、光ディス
ク１の記録再生が可能である。
【００２０】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れない。
れない。
【００２１】上述した実施例において、平行平板６の代
わりに収差補正板を用いても同様の作用効果を奏する。
わりに収差補正板を用いても同様の作用効果を奏する。
【００２２】また、上述した光学ヘッド３の開口部３ａ
で平行平板６または収差補正板を取り付け、取り外し可
能としたが、図２に示すように、平行平板６または収差
補正板を光学ヘッド３内の対物レンズ４の外側に取り付
け、取り外し可能とし、アクチュエータ５により対物レ
ンズ４と一体に移動させるようにしてもよい。
で平行平板６または収差補正板を取り付け、取り外し可
能としたが、図２に示すように、平行平板６または収差
補正板を光学ヘッド３内の対物レンズ４の外側に取り付
け、取り外し可能とし、アクチュエータ５により対物レ
ンズ４と一体に移動させるようにしてもよい。
【００２３】またさらに、図３に示すように、収差補正
板７を光学ヘッド３内の対物レンズ４の内側に取り付
け、取り外し可能とし、アクチュエータ５により対物レ
ンズ４と一体に移動させるようにしてもよい。
板７を光学ヘッド３内の対物レンズ４の内側に取り付
け、取り外し可能とし、アクチュエータ５により対物レ
ンズ４と一体に移動させるようにしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対物レンズを通る光路上に対物レンズの焦点距離を補正
する光学系を介挿可能としたので、基板の厚さやレーザ
光の波長が異なる光ディスクに対しても記録再生が行え
る。
対物レンズを通る光路上に対物レンズの焦点距離を補正
する光学系を介挿可能としたので、基板の厚さやレーザ
光の波長が異なる光ディスクに対しても記録再生が行え
る。
【図１】本発明の一実施例に係る光ディスク装置の記録
再生系の構成を示す図である。
再生系の構成を示す図である。
【図２】本発明の他の実施例に係る光ディスク装置の記
録再生系の構成を示す図である。
録再生系の構成を示す図である。
【図３】本発明の他の実施例に係る光ディスク装置の記
録再生系の構成を示す図である。
録再生系の構成を示す図である。
１……光ディスク ２……スピンドルモータ ３……光学ヘッド ４……対物レンズ ５……アクチュエータ ６……平行平板
Claims (2)
- 【請求項１】 光源と光ディスクとの間に配置された対
物レンズを通る光路上に、対物レンズの焦点距離を前記
光ディスクの基板厚に応じて補正する光学系を介挿可能
としたことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項２】 光源と光ディスクとの間に配置された対
物レンズを通る光路上に、対物レンズの焦点距離を前記
光源の波長に応じて補正する光学系を介挿可能としたこ
とを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063810A JPH05266492A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063810A JPH05266492A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266492A true JPH05266492A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13240107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4063810A Pending JPH05266492A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266492A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08249718A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-27 | Lg Electron Inc | 多重フォーカシング可能な光ピックアップ装置 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP4063810A patent/JPH05266492A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08249718A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-27 | Lg Electron Inc | 多重フォーカシング可能な光ピックアップ装置 |
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