JPH0526629B2 - - Google Patents

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JPH0526629B2
JPH0526629B2 JP63163237A JP16323788A JPH0526629B2 JP H0526629 B2 JPH0526629 B2 JP H0526629B2 JP 63163237 A JP63163237 A JP 63163237A JP 16323788 A JP16323788 A JP 16323788A JP H0526629 B2 JPH0526629 B2 JP H0526629B2
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lens
cleaning
wiping
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cleaning liquid
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Olympus Optical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/005Devices for removing chips by blowing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラスレンズの拭き取り方法及び拭き
取り装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、研磨直後のレンズは手作業によつて、レ
ンズ表面に付着した研磨剤、汚れ等を、エーテル
とアルコールの混合液等を浸した布や特殊な紙に
て拭き取り、その後保護剤を塗布してレンズ表面
を被覆し、ヤケやくもり等によるレンズ表面の変
化を防止して保管していた。このような手作業を
改善したものとして第8図に示すような特公昭61
−3626号がある。図において、スピンドル70に
据え付けて回転する洗浄皿71の表面には、レン
ズ72の曲率半径と対をなすような曲率半径の、
例えばフエルト類からなる拭き取り具73が貼付
けられている。一方ピボツト74に取りつけられ
たホルダ75はレンズ72を吸着した状態で上下
動するので、下降する場合には開閉自在な案内板
76を押し下げながらレンズ72を拭き取り具7
3に当接させる。結果、レンズ72は従属回転
し、拭き取り具73と相対すべりを生ずるととも
に洗浄油69によつてレンズ表面の付着物が除去
されている。洗浄後レンズ72は上昇し、ホルダ
75への吸着の停止によつて案内板76上に落下
し、容器77内に収納されるようになつている。
また第9図は上記の拭き取り部を簡略化した方
法を示すもので、洗浄皿81にスポンジ82を用
い、吸着パツド83にレンズ84を吸着した状態
で、回転している洗浄皿81にそれぞれの中心軸
を合わせながら落しつけ水をかけながら拭き取る
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の方法は、レンズ面の洗浄を
片面しか行えないために他面の洗浄を別工程に設
ける必要があり仕掛かりが長いという問題点があ
つた。また第8図の場合は、洗浄皿の形状をレン
ズの曲率半径と対をなすように形成するために、
洗浄皿に汎用性がないという問題があつた。さら
に第9図の場合は、拭き取りの能力が不完全であ
り、洗浄油の代わりに水を用いた場合にはレンズ
表面にヤケ等を生じさせることがあつた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、レ
ンズの両面の同時拭き取りが良好にでき、かつ洗
浄するレンズに対して汎用性がある拭き取り方法
と拭き取り装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
第1図A,Bは本発明の概念を説明するための
図であり、レンズ1(凸でも凹でもよい)はその
軸方向および径方向への移動を規制する手段によ
つて外周面を支持されている。またレンズ1の両
面側には、端部に拭き取り具2,3を取付けた洗
浄皿4,5が、レンズの中心軸と洗浄皿の中心軸
とをずらしてまたはずらせることができるように
して対向配置されている。前者では拭き取り具
2,3の大きさはレンズ1の半径より大きく、ず
らし量は拭き取り具2,3がレンズ1の中心から
外周まで当接するように調節されている(図A)。
また後者では洗浄皿4,5の移動によつて拭き取
り具2,3がレンズ中心から外周まで当接するよ
うに調整されている(図B)。
さらにレンズ1の両面に向けて洗浄液8の供給
用のノズル6,7が配置されている。
上記のような拭き取り装置によつて、拭き取り
具を取り付けた各洗浄皿のレンズ面に当接しつつ
各洗浄皿とレンズの少なくとも一方を回転し、洗
浄液を供給しながらあるいは供給した後相対動す
ることによつてレンズ両面に付着している異物等
の拭き取り作業を行うものである。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
(第1実施例) 第2図A,Bは本発明の第1実施例の要部の平
面図および断面説明図である。
図において、等配された3本の支持軸10の各
先端側には細径部分によつて凹部11が形成さ
れ、この各凹部11によつてレンズ1の外周面を
挾持するようになつている。この各支持軸10は
その中心位置に対してそれぞれa方向に移動する
ように不図示の支持手段に回転可能に軸支されて
おり、この支持軸10のうち少なくとも一軸は駆
動源(不図示)に接続されてb方向に回転(自
転)するようになつている。レンズ1の上下面側
には、筒状の弾性発泡体からなる拭き取り具1
2,13をそれぞれ端部に貼り付けた上下動自在
な洗浄皿14,15が、上記中心位置(レンズの
中心軸に相当する)からずれた位置に回転中心軸
を有するようにして、対向配置され、駆動源(不
図示)に接続されてc方向に回転するようになつ
ている。
拭き取り具12,13の大きさは、レンズ1の
半径より大ききく、レンズの中心軸と洗浄皿の中
心軸とのずらし量は、拭き取り具12,13がレ
ンズの中心から外周まで当接する(覆う)ように
調整されている。またレンズの上下面側には、各
レンズ面に向けて開口する洗浄液供給用のノズル
16,17が配設されている。
上記の装置によつてレンズを拭き取る方法につ
いて述べる。対向配置した洗浄皿14,15が互
いに上,下方向に後退し、3本の各支持軸10も
相離反するa方向に後退している。この状態下
で、不図示の搬送手段例えばレンズ外周面を挾持
するロボツトや手指などによりレンズ1を搬送し
て、各支持軸10の凹部11の高さに位置せしめ
るとともに、各支持軸10を前進してレンズ1の
外周面を挾持する。そして搬送手段を後退させ
る。次いで、駆動手段に接続した支持軸10を回
転(b方向)させて各支持軸10間でレンズ1を
回転(d方向)させる。同時にノズル16,17
から洗浄液18例えば石油系の水置換型の洗浄液
を吐出供給しながら、洗浄皿14,15をレンズ
面に接近して拭き取り具12,13を当接しつつ
それぞれを回転(c方向)させる。このようにし
てレンズ両面の拭き取り作業を同時に行う。拭き
取り作業の完了後は、レンズ両面から洗浄皿1
4,15を離反させて回転を停止し、洗浄液18
の供給を停止した後、支持軸10の回転を停止す
るとともにレンズ外周面を搬送手段で挾持し、各
支持軸10を相離反させてレンズ1を取り出す。
そして新たなレンズを供給して上記拭き取り作業
を反復する。
本実施例によれば、凹部11を有する支持軸1
0によつてレンズ1を挾持しながら回転するの
で、レンズ両面を同時に拭き取ることができる。
また、支持軸10の凹部11の形状、支持軸10
のa方向の移動量および洗浄皿14,15の大き
さをレンズ形状によつて適宜設定することによ
り、広範囲に対応できるものとなる。
なお上記実施例においては、洗浄液18を吐出
供給するノズル16,17を、レンズ1の供給、
排出に合わせてレンズ1に接近、離反する構成に
すると、供給、排出の作業がしやすくなる。また
レンズ1を挾持し、回転する支持軸10は3本に
限定するものではなく、必要に応じて増加しても
良い。
(第2実施例) 本発明の第2実施例を第3図A,Bに基づいて
説明する。なお以下の実施例については第1実施
例の第2図と同様な部材については同一符号を用
い、その詳細な説明を省略する。
図において、レンズ1を支持する各支持軸10
の中心方向に延在するアーム19,20の各先端
側には、相対向して洗浄皿21,22が固定され
ている。(または回転可能に配設してもよい。)こ
の洗浄皿21,22はそれぞれフエルトの芯を合
成繊維布で被覆して形成したものでレンズ1より
も小径である。アーム19,20の基端側は各支
軸23を介して支持台24に連結するとともに、
アクチユエータ25,26によりそれぞれe方向
に回動自在な構成になつている。また支持台24
は、上記中心方向に進退移動する(f方向)よう
に不図示の駆動手段(例えばアクチユエータ)に
連結されている。
上記の装置によつて拭き取る方法について述べ
る。洗浄皿21,22をアクチユエータ25,2
6の作動によつて互いに相離反する方向に開き、
かつ支持台24を各支持軸10の中心方向から後
退せしめる。そして第1実施例と同様の方法及び
手順によつて、レンズ1を各支持軸10にて挾持
するとともに、レンズ1を回転(d方向)させ
る。次いで支持台24を前進させると共にアクチ
ユエータ25,26により洗浄皿21,22を相
接近する方向に閉じて、レンズ1の中央付近に当
接させる。この当接前または当接後に各ノズル1
6,17から洗浄液18としてアルコールをレン
ズ両面に供給する。そしてアルコールを供給しな
がら支持台24を中心位置からゆつくり後退させ
て、レンズ両面の拭き取りを行う。レンズ1の最
外周部まで拭き取つた後は、支持台24の最後退
位置まで移動させ、洗浄皿21,22をアクチユ
エータ25,26により開くとともに、洗浄液1
8の供給停止、支持軸10の回転停止をして洗浄
後のレンズの取り出し、次の新たなレンズの供
給、装置を行い、上記拭き取り作業の反復を行
う。
本実施例では、第1実施例と同様の効果の他
に、洗浄皿が小型で済むから、レンズ表面の拭き
取り能力がレンズ形状によらずに安定するという
効果を創する。
(第3実施例) 本発明の第3実施例を第4図A,Bに基づいて
説明する。
本実施例では、支持軸10と同様にa方向に移
動可能でかつ不図示の駆動手段で回転される支持
軸30を、他の支持軸10よりも上、下の両側に
長くするとともに、この支持軸30に嵌合してか
つ上下移動し、一体的になつて回転するように装
着(例えばスプライン軸とその受軸の関係)され
た洗浄皿31,32を有している。この洗浄皿3
1,32は、中空筒状の発泡弾性体からなる拭き
取り具33,34をそれぞれ先端に対向配置し、
背側にローラガイド35,36が形成されてい
る。このローラガイド35,36に係合するよう
に回転自在に配設された各ローラ37の軸部38
は、図示を省略したアクチユエータによりそれぞ
れg方向に摺動自在に案内された移動台39,4
0の各筒部41内に嵌合している。そして洗浄皿
31,32がa方向に進退動するときに追従案内
するようになつている。なお、ローラガイド3
5,36の蓋35a,36aを取り外して支持軸
30から抜き出し、各ローラ37の軸部38を筒
部41内に押し込むことによつて、洗浄皿31,
32を支持軸30から抜出すことができ、洗浄皿
31,32の交換ができる。なお、各筒部41内
に圧縮バネを配置してローラ37をローラガイド
35,36側に付勢すると都合が良い。
上記の装置によつて拭き取る方法について述べ
る。前記実施例と同様に、各支持軸30,10を
a方向に後退するとともに、移動台39,40を
g方向に相離反して解放する。そして不図示の搬
送装置にてレンズ1を各支持軸30,10の凹部
11の高さの位置に搬送するとともに、各支持軸
30,10を中心位置に接近するように移動させ
てレンズ1の外周面を挾持する。次いで、洗浄液
18として研削オイルや前記実施例の洗浄液をノ
ズル16,17から供給しつつ支持軸30を回転
することによつて、レンズ1および洗浄皿31,
32を回転し、移動台39,40を相接近するg
方向に移動して各ローラ37を介して洗浄皿3
1,32をレンズ1の両面に当接し、拭き取り作
業を行う。拭き取り完了後は、上記と逆の動作に
よつて作業後のレンズを取り出す。
本実施例によつて、第1の実施例と同様な効果
が得られる他に、装置の簡略化を図ることができ
る。
なお、各洗浄皿の先端に設けた拭き取り具は第
4図Cに示すように植設した耐洗浄液性を有する
ブラシ状のものも使用できる。
(第4実施例) 本発明の第4実施例を第5図A,Bに基づいて
説明する。
図において、レンズ1の外周面は、2本の支持
軸42の各凹部11と、長尺の移動レール43の
側面に形成した上記凹部11と同一断面形状の凹
部44によつて挾持される。即ち、凹部11が形
成された2本の支持軸42は、上記実施例と同様
に不図示の支持手段にて回転可能に軸支され、か
つ両軸の相互の間隔の調整が可能であるとともに
上記移動レール43の方向(h方向)に押し当て
るように支持されている。移動レール43の一端
はアクチユエータ44に連結され、i方向に往復
動するようになつている。また移動レール43の
上下両面にある立設部43aには、それぞれ支軸
23を介して揺動板45,46が軸支されてい
る。この揺動板45,46のレンズ装着側には抜
き取り具として長尺の洗浄ブラシ47,48を有
する洗浄腕49,50(洗浄皿に相当する)が相
対向して配設され、反対側には直動アクチユエー
タ51が両板45,46を連結して洗浄腕49,
50を揺動するように配設してある。
上記の装置によつて拭き取る方法について述べ
る。まず洗浄ブラシ47,48を直動アクチユエ
ータ51の作動によつて開くとともに、各支持軸
42も移動レール43からh方向に後退してお
く。そして不図示の搬送手段により、レンズ1を
移動レール43と各支持軸42間の所定の高さに
位置せしめた後、各支持軸42を移動レール43
側に移動(h方向)させ、レンズ1の外周面を3
ケ所で挾持する。その後、アクチユエータ51に
よつて洗浄ブラシ47,48を閉じてレンズ両面
に当接させ、次いで洗浄液18を供給しながら移
動レール43をi方向に往復動させる。往復動に
よつてレンズ1は回転し、洗浄ブラシ47,48
によつてレンズ両面の拭き取り作業が行われる。
作業完了後は、上記と逆の動作によつてレンズを
取り出す。
本実施例ではレンズの移送を兼ねながら拭き取
り作業を行うことのできるので、自動化が容易で
あり、拭き取りの処理能力も高くなるという効果
も得られる。
なお、移動レール43を往復動する代わりに、
各支持軸42を移動レール43と平行移動しても
同様に作業を行うことができる。
(第5実施例) 本発明の第5実施例を第6図A,Bに基づいて
説明する。
輪帯状の支持板52には等配して支持棒53が
嵌装され、各支持棒53内部に装着されたアクチ
ユエータ54のロツド端部を支持板52に固定す
ることによつて、各支持棒53が支持板52の半
径方向(a方向)に摺動可能となつている。そし
て各支持棒53の移動によつて支持板52の中央
に搬送されるレンズ1の外周面を挾持あるいは解
放するようになつている。(図Aは挾持状態を示
す。)支持板52の上、下には、支持板52の中
心を通る軸線にほぼ一致した回転中心軸を有する
偏心軸55,56を配置してある。各偏心軸5
5,56には回転中心軸と偏心して、相対向する
位置に洗浄ブラシ57,58を有する洗浄皿5
9,60が回転可能に軸支されている。
洗浄ブラシ57,58の直径は、レンズ1の半
径よりも大きく形成され、偏心量は洗浄ブラシ5
7,58がレンズの中心から外周部まで覆うよう
に設定されている。ノズル63,64は各偏心軸
55,56内部に配設されている。上記各偏心軸
55,56は不図示のモーターにより回転可能
(j方向)になつており、また不図示アクチユエ
ータにより回転軸方向(上下方向)に移動可能に
なつている。
上記の装置によつて拭き取る方法について述べ
る。各偏心軸55,56を介して洗浄皿59,6
0を上、下に後退させた状態にて各支持棒53を
後退させ、支持板52の中央に不図示の搬送手段
にてレンズ1を位置せしめ、そして各支持棒53
を前進してレンズ1の外周面を押圧挾持する。次
いで、偏心軸55,56を上、下から前進して、
洗浄皿59,60にてレンズ1の両面を覆うとと
もに、洗浄液18をノズル63,64から供給し
つつ偏心軸55,56を回転させる。このとき
に、洗浄皿59,60は洗浄ブラシ57,58と
レンズ1のと間で生ずる摩擦力により従属回転す
る。拭き取り作業完了後は、上記と逆の手順によ
り移動させ、レンズ1を取り出した後は、新たな
レンズを供給する。
本実施例によれば、レンズを回転しなくともレ
ンズの両面を同時に拭き取り作業が行えるととも
に、レンズの保持が容易であり、拭き取り具を適
宜効果的な位置に配置できる利点を有する。
なお、偏心軸55,56の軸心と洗浄皿59,
60の軸心とを平行に配置して説明したが、レン
ズ形状によつて適宜傾斜するように配置してもよ
い。
またレンズ1の外周面を押圧挾持する部材とし
て、第7図A,Bに示すようなレンズのふち厚さ
より薄い厚さを有する一対のV字状の支持腕65
を進退動するようにして用いてもよい。
以上の各実施例においては、拭き取りするレン
ズの軸心を垂直方向にして説明したが、その向き
は適宜設定できるものである。また、洗浄液を吐
出するノズルは、凸レンズなどの拭き取り作業に
おいては、レンズの外周面に垂直な方向(例えば
第7図A,Bにおいて点線にて示ノズル)からレ
ンズ外周面に吐出するように複数個所に等配する
こともできる。またノズルから吐出供給する洗浄
液は、継続的に供給してもよいし、断続的に供給
してもよいし、あるいはレンズ両面を拭き取るた
めにレンズと各洗浄皿とを相対回転する前に予め
供給し拭き取り作業の開始前に供給を停止するよ
うにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明の方法および装置
によれば、レンズ両面の洗浄が同時に良好に行え
るので短時間に拭き取り作業が出き、また洗浄皿
に汎用性があるので経済的になる。さらにレンズ
の拭き取り作業の自動化を高い信頼性で実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本発明の概念を説明する図、第
2図A,Bは本発明の第1実施例を示す平面図お
よび側面図、第3図A,Bは第2実施例を示す平
面図および側面図、第4図A,B,Cは第3実施
例を示す平面図、側面図および洗浄皿の変形例、
第5図A,Bは第4実施例を示す平面図および断
面図、第6図A,Bは第5実施例を示す平面図お
よび断面図、第7図A,Bは第6図A,Bの変形
例を示す断面図および平面図、第8図,第9図は
従来の洗浄装置および洗浄方法の説明図である。 1……レンズ、2,3,12,13,33,3
4……拭き取り具、4,5,14,15,21,
22,31,32,49,50,59,60……
洗浄皿、6,7,16,17,63,64……ノ
ズル、8,18……洗浄液、10,30,42…
…支持軸(支持部材)、11,44……凹部、4
3……移動レール(支持部材)、47,48,5
7,58……洗浄ブラシ(拭き取り具)、49,
50……洗浄腕(洗浄皿)、53……支持棒(支
持部材)、55,56……偏心軸、65……支持
腕(支持部材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 研磨後のレンズ面を拭き取る方法において、
    レンズの支持位置からレンズ外周面と各レンズ面
    とをそれぞれ解放するように複数の支持部材と一
    対の洗浄皿とを後退し、前記支持位置にレンズを
    搬送し、次いで複数の支持部材でレンズ外周面を
    挾持するとともに各洗浄皿をレンズ面に当接し、
    レンズ両面にそれぞれ洗浄液を供給しつつあるい
    は供給した後レンズと各洗浄皿とを相対回転し、
    レンズ両面を同時に拭き取ることを特徴とするレ
    ンズの拭き取り方法。 2 レンズの外周面を挾持または解放するように
    進退動する複数の支持部材と、 レンズの各レンズ面側にそれぞれ設けられ、端
    部に拭き取り具を有する一対の洗浄皿と、 各レンズ面に向けてそれぞれ洗浄液を吐出する
    ノズルと、 前記支持部材に挾持されたレンズまたは一対の
    洗浄皿の各中心軸をずらし、または移動手段によ
    つてずらせることができるとともに少なくとも一
    方を回転させる駆動手段と、 を備え、レンズと洗浄皿とを相対動しつつ洗浄液
    を供給して各レンズ面を同時に拭き取ることを特
    徴とするレンズの拭き取り装置。
JP63163237A 1988-06-30 1988-06-30 レンズの拭き取り方法および拭き取り装置 Granted JPH0215961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025342A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Seiko Epson Corp レンズ回転装置およびレンズクリーニング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025342A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Seiko Epson Corp レンズ回転装置およびレンズクリーニング装置

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