JP2011025342A - レンズ回転装置およびレンズクリーニング装置 - Google Patents

レンズ回転装置およびレンズクリーニング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】様々なコバの形態を有するレンズを安定的に回転させることができるレンズ回転装置およびレンズクリーニング装置を提供する。
【解決手段】レンズコバに複数箇所で接触してレンズ(メガネレンズL)を保持し、回転させる3個以上の転接ローラー23と、3個以上の転接ローラー23のうち、少なくとも1個の転接ローラー23を回転駆動するローラー回転機構(ローラー駆動機構24)と、を備え、各転接ローラー23は、レンズコバの一方の縁端に転接する第1転接部32と他方の縁端に転接する第2転接部33と、を有し、第1転接部32は、回転するレンズに第2転接部33側に向う分力を作用させ、第2転接部33は、回転するレンズに第1転接部32側に向う分力を作用させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として、異物を拭き取るためにレンズを回転させるレンズ回転装置およびレンズクリーニング装置に関する。
従来、レンズを外周面(コバ)で狭持し回転させる複数の支持部材(回転機構)と、レンズの表裏両面を拭き取る一対の拭き皿と、押圧シリンダ(エアーシリンダ)を駆動源とし、各拭き皿を上下方向に移動させてレンズに押し付ける平行リンク機構を有する一対のアームと、各平行リンク機構の2つの固定対偶の部分で各アームを支持すると共に、各アームを介して各拭き皿を水平面内で円運動させる回転シリンダーと、を備えたレンズ拭取り装置(レンズクリーニング装置)が知られている(特許文献1参照)。
この装置では、拭取り対象のレンズが、回転機構としての2つの回転可能な支持ローラーとその支持ローラーと向かい合って移動かつ回転可能な1つの移動ローラーとによって、回転可能に支持されている。2つの支持ローラーおよび1つの移動ローラーは、いずれも円筒状のゴムやポリウレタンで構成されており、3方からレンズのコバ(外周面)に押し当てられ、レンズを挟持状態で回転させるようになっている。レンズ拭取りに際して、移動ローラーは、レンズを挟持した時点でモーターの動力によって回転を行い、支持ローラーを介してレンズを回転させる。このとき、押圧シリンダーに圧縮空気が供給されることによって一対のアームの先端に取り付けられた拭き皿がレンズに押し当てられて、レンズ表裏両面の拭取りが行われる。
特開2003−039295号公報
上記のような従来のレンズクリーニング装置における回転機構では、例えば、周方向においてコバ厚が変化する非対称レンズ等の払拭を行うと、レンズのコバ端面と円筒状の支持ローラーとの接触点が連続的に変化するためレンズ位置が安定せず、レンズが水平姿勢を維持したまま安定に回転させることができない問題があった。この場合、拭き皿を当てると回転姿勢の崩れたレンズが支持ローラーから離脱してしまうため、良好な払拭動作を行うことができないことが想定される。このように、従来の回転機構では、様々なコバ厚のレンズの回転に対応することができなかった。
本発明は、様々なコバの形態を有するレンズを安定的に回転させることができるレンズ回転装置およびレンズクリーニング装置を提供することを課題とする。
本発明のレンズ回転装置は、レンズコバに複数箇所で接触してレンズを保持し、回転させる3個以上の転接ローラーと、3個以上の転接ローラーのうち、少なくとも1個の転接ローラーを回転駆動するローラー回転機構と、を備え、各転接ローラーは、レンズコバの一方の縁端に転接する第1転接部と他方の縁端に転接する第2転接部と、を有し、第1転接部は、回転するレンズに第2転接部側に向う分力を作用させ、第2転接部は、回転するレンズに第1転接部側に向う分力を作用させることを特徴とする。
この場合、第1転接部は、テーパー形状に形成され、第2転接部は、円筒形状に形成され、回転軸がレンズの光軸に対し所定の角度傾いていることが好ましい。
または、この場合、第1転接部は、テーパー形状に形成され、第2転接部は、第1転接部に対し逆テーパー形状に形成されていることが好ましい。
これらの構成によれば、各転接ローラーにおける第1転接部および第2転接部がそれぞれ分力を作用させることによって、回転時に第1・第2両転接部の分力が拮抗する位置でレンズの位置が規制される。これにより、レンズを特定の平面内において高い安定性をもって回転させることができる。さらに、各拭き皿を上下から挟み込みレンズに押し付ける際に、レンズがある方向に動こうとした時でも、3点以上のローラーのうち、3点のローラーでレンズを回転させることにより、高い安定性をもって回転させることができる。これによって、周方向にコバ厚の異なるレンズであっても、回転時のレンズコバと転接ローラーとの接触点が一定の範囲に収束し、回転姿勢を安定させることができる。そして、第1転接部および第2転接部に分力を作用させる構造として、上記の具体的構造が製作容易なものとなる。
この場合、3個以上の転接ローラーは、周方向に均等配置した4個の転接ローラーで構成されていることが好ましい。
また、この場合、4個の転接ローラーのうち、隣接する2個の転接ローラーをそれぞれレンズに離接する方向に進退させるローラー進退機構を、更に備えたことが好ましい。
これらの構成によれば、レンズの着脱を容易に行うことができると共に、レンズにアクセスする装置や部材を適切に配置することができる。そして、転接ローラーはレンズのコバに4点で転接して、レンズを確実に挟持しつつ、安定して回転させる。
この場合、レンズが、円形のメガネレンズであることが好ましい。
この構成によれば、メガネレンズを安定に回転させることができるため、例えば、メガネレンズに付着した異物を除去するクリーニングを適切に行うことができる。
本発明のレンズクリーニング装置は、上記のレンズ回転装置と、回転するレンズに表裏両側から臨み、レンズを払拭する払拭機構と、を備えたことを特徴とする。
この場合、払拭機構は、回転するレンズに表裏両側から臨む一対の押圧パッドと、押圧パッドをその先端に取り付けたアームと、押圧パッドを押圧する押圧機構と、を備えたことが好ましい。
これらの構成によれば、レンズの回転姿勢を安定させた状態でレンズを両側から払拭することができるため、レンズに付着した異物を残すことなく確実に拭取ることができる。
第1実施形態に係るレンズクリーニング装置の平面図である。 第1実施形態に係るレンズクリーニング装置の側面図である。 第1実施形態の第1・第2変形例に係るレンズ回転機構における転接ローラーを示す摸式図である。 第2実施形態に係るレンズクリーニング装置の側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る回転装置を備えたレンズクリーニング装置について説明する。このレンズクリーニング装置は、研磨加工した後のメガネレンズ表面に付着している研磨剤等の異物を拭き取るためのものである。
図1および図2を参照して、第1実施形態に係るレンズクリーニング装置1について説明する。レンズクリーニング装置1は、メガネレンズLを平面内において回転させるレンズ回転機構2と、メガネレンズLの表裏両面を同時に払拭する一対の押圧パッド13を有する払拭機構3と、各押圧パッド13とメガネレンズLとの間に介設され、メガネレンズLの表裏表面に付着した異物を払拭するワイピングシート4と、ワイピングシート4をシート送り経路5に沿ってシート供給部14から一対の押圧パッド13を経由してシート回収部15に送るシート供給機構6と、ワイピングシート4にクリーニング液を滴下するクリーニング液供給機構7と、レンズ回転機構2を払拭機構3に対し略径方向に移動させる払拭移動機構8と、これらの機構を支持する機台9と、装置全体を統括制御する制御装置16と、を備えている。また、レンズクリーニング装置1は、レンズ回転機構2に対しメガネレンズLを搬入搬出する搬入搬出機構11と、搬入搬出機構11に対しメガネレンズLを除給材する除給材ロボット12と、を備えている。
除給材ロボット12により除給材トレイ17(模式的に小さく図示されている。)から搬入搬出機構11に移載されたメガネレンズLは、搬入搬出機構11によりレンズ回転機構2に搬入されこれに受け渡される。一方、レンズ回転機構2に受け渡されたメガネレンズLには、ワイピングシート4を介在させた一対の押圧パッド13が上下から接触する。この状態で、レンズ回転機構2によりメガネレンズLが水平姿勢のまま回転し、同時にシート供給機構6によりワイピングシート4の送りが実施される。さらに、この状態で払拭移動機構8により、レンズ回転機構2と共にメガネレンズLが径方向に移動することにより、メガネレンズLの裏表両面の全域が同時に払拭される。メガネレンズLの払拭動作が完了すると、これらの機構が停止すると共に、レンズ回転機構2に搬入搬出機構11が臨む。ここで、搬入搬出機構11はレンズ回転機構2からメガネレンズLを受け取り、除給材ロボット12の位置まで搬送してこれに受け渡す。そして、除給材ロボット12は、受け取ったメガネレンズLを除給材トレイ17に移載する。
図1に示すように、除給材ロボット12は、水平多関節ロボット(スカラーロボット)であり、ロボットアーム18の先端に設けたコレット19により、除給材トレイ17上のメガネレンズLをチャック(吸着)し、旋回動作して搬入搬出機構11に受け渡す(載置)。また、払拭済みのメガネレンズLに対し除給材ロボット12は、上記と逆の手順で搬入搬出機構11からメガネレンズLを受け取り、除給材トレイ17に受け渡す。一方、搬入搬出機構11は、直動のロッドレスシリンダーで構成されており、シリンダー本体21とシリンダー本体21により進退する載置テーブル22と、を備えている。除給材ロボット12により載置テーブル22上にメガネレンズLが載置されると、シリンダー本体21が駆動し、メガネレンズLを前進させてレンズ回転機構2の中心位置に搬入する。また、払拭済みのメガネレンズLに対し搬入搬出機構11は、逆の手順でレンズ回転機構2からメガネレンズLを受け取り、除給材ロボット12の位置(ホーム位置)まで搬出する。
払拭機構3は、メガネレンズLを中心に上下に対峙するように設置された一対の押圧パッド13と、各押圧パッド13に圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給設備(図示省略)と、先端に各押圧パッド13を保持した上下一対の回動アーム42と、押圧パッド13がメガネレンズLに離接するように各回動アーム42を回動させる上下一対のサーボモーター(押圧機構)43と、一対のサーボモーター43を上下に配置した状態で支持する装置フレーム(図示省略)と、を備えている。
一対の押圧パッド13は回動アーム42の先端に取り付けられており、一方はメガネレンズLの表面に、他方はメガネレンズLの裏面に離接するように配置されている。各押圧パッド13は、ゴム等の弾性材によりゴム風船様に形成されており、その表面がワイピングシート4に覆われるようになっている。また、圧縮エアー供給機構は、押圧パッド13に接続されたエアー配管(図示省略)と、エアー配管に介設された、エアー供給をコントロールするためのエアーバルブ(図示省略)とを有している。各押圧パッド13には、内部が適正圧力になるように、エアー配管を通じて圧縮エアーが供給される。この状態で、メガネレンズLに押し付けられた押圧パッド13は、メガネレンズLの形状に倣って変形するため、メガネレンズLに密着させて拭取りを行うことができ、拭き残しのない良好なクリーニングを行うことができる。特に、メガネレンズLの周縁部の拭取りを均一に行うことができる。
一対の回動アーム42は、払拭開始位置に臨んだメガネレンズLを上下から挟むようにして上下対称に配設されている。各回動アーム42は、基端部をサーボモーター43のモーター軸44に固定したアーム本体45と、その先端に取り付けた押圧パッド13の押圧力を測定するフォースゲージ46と、を有している。一対の回動アーム42は、サーボモーター43によってモーター軸44の回転に伴ってアーム本体45を回動させて、その先端に取り付けられた押圧パッド13を、ワイピングシート4を介してメガネレンズLに押し当て、メガネレンズLの表裏両面の拭取りを行う。
サーボモーター43は、モーター軸44を回動させる駆動源となる駆動モーター47と、モーター軸44の回転角度を検出するエンコーダー(図示省略)と、制御装置16の演算結果による信号を駆動モーター47の駆動に必要な電力に変換する電力変換装置(図示省略)と、から構成されている。そして、フォースゲージ46からの測定信号およびエンコーダーからの出力信号に基づいて、駆動モーター47が制御されるようになっている。
クリーニング液供給機構7は、ワイピングシート4の繰出し側上方(送込み経路52)に設置されており、クリーニング液タンク(図示省略)と、クリーニング液タンクに接続されたディスペンサー(図示省略)と、を備える。このディスペンサーは、ワイピングシート4の拭取り面に対峙し、ワイピングシート4の繰出し動作に合わせて、クリーニング液タンクから供給されるアセトン、アルコール等のクリーニング液をワイピングシート4に滴下する。すなわち、制御装置16は、シート供給機構6に同期してクリーニング液供給機構7を駆動する。ワイピングシート4に滴下されたクリーニング液は、湿潤剤となって、メガネレンズLとワイピングシート4との摩擦を防ぐので、メガネレンズLを傷つけることなく拭取り動作を行うことができる。
払拭移動機構8は、機台9上に設けられ、後述するレンズ回転機構2における機構ベース26をスライド自在に支持するガイドレール48と、機構ベース26の裏面に固定され、ガイドレール48に契合する前後のスライダー49と、ガイドレール48を案内にして機構ベース26を直動させるモーター(図示省略)と、を備えている。ガイドレール48は、上記の回動アーム42の延在方向に延びており、払拭移動機構8は、機構ベース26と共にレンズ回転機構2を、この延在方向に進退させる。すなわち、払拭動作に際して、払拭移動機構8は、払拭開始位置にあるレンズ回転機構2を、給材位置方向にメガネレンズLの略半径に相当する距離を移動させる。この半径方向への移動と回転により、メガネレンズLの表裏両面を、拭き残しなく拭取ることができる。なお、払拭移動機構8が、レンズ回転機構2ではなく、払拭機構3を移動させることによって、一対の押圧パッド13がメガネレンズLに対し径方向に相対的に移動するようにしてもよい。
制御装置16は、パーソナルコンピュータ(PC)で構成されており、レンズクリーニング装置1全体を統括制御する。また、制御装置16は、キーボード等の入力デバイスを用いてユーザーからの各種パラメーターの入力を受けると共に、ディスプレイやスピーカー等の出力手段によりレンズクリーニング装置1の状態をユーザーに提示(報知)する。
シート供給機構6は、ワイピングシート4を供給するシート供給部14と、拭取り作業後のワイピングシート4を回収するシート回収部15と、シート供給部14からシート回収部15に至るワイピングシート4のシート送り経路5を構成する経路変更手段51と、を備えている。また、シート送り経路5は、シート供給部14から上側の押圧パッド13に至る送込み経路52と、上側の押圧パッド13からメガネレンズLを迂回して下側の押圧パッド13に至る迂回経路53と、下側の押圧パッド13からシート回収部15に至る送出し経路54と、を有している。
シート供給部14は、ワイピングシート4をロール状に巻回した繰出しリール55と、繰出しリール55を繰出し回転させる繰出しモーター56と、を備えている。繰出しモーター56は、ワイピングシート4に張りを与えつつ繰り出すものであり、例えばインダクションモーターで構成されている。一方、シート回収部15は、拭取り作業後のワイピングシート4を巻き取る巻取りリール57と、巻取りリール57を巻取り回転させる巻取りモーター58と、を備えている。巻取りモーター58は、ワイピングシート4を一定の速度および張力で巻き取るものであり、例えばトルクモーターで構成されている。繰出しモーター56と巻取りモーター58とは同期回転し、張った状態のワイピングシート4を、シート供給部14から送込み経路52を介して上側の押圧パッド13に導くと共に、迂回経路53を経て下側の押圧パッド13に導き、さらに送出し経路54を介して最終的にシート回収部15に送り入れる。
経路変更手段51には、送込み経路52をシート供給部14から上側の押圧パッド13に向って経路変更する第1変更ローラー61と、迂回経路53の上流側において経路変更を行う第2変更ローラー62および第3変更ローラー63と、迂回経路53の中間点に介設したシート反転機構59と、迂回経路53の下流側において経路変更を行う第4変更ローラー64および第5変更ローラー65と、送出し経路54を下側の押圧パッド13からシート回収部15に向って経路変更する第6変更ローラー66と、を有している。
第1変更ローラー61および第2変更ローラー62は、送られてゆくワイピングシート4が上側の押圧パッド13の下面を円弧状に覆うように、ワイピングシート4を経路変更する。同様に、第5変更ローラー65および第6変更ローラー66は、送られてゆくワイピングシート4が下側の押圧パッド13の上面を円弧状に覆うように、ワイピングシート4を経路変更する。また、第3変更ローラー63および第4変更ローラー64は近接して配設され、シート反転機構59を通過するワイピングシート4が略「C」字状に周回するように経路変更する。
シート反転機構59は、ワイピングシート4を表裏反転した状態に掛け渡す上下一対の反転部変更ローラー67と、一対の反転部変更ローラー67間において、ワイピングシート4の捻じった状態を保持する保持ローラー68と、を有している。一対の反転部変更ローラー67は、上下に十分な距離を隔てて配設されており、両反転部変更ローラー67間において、ワイピングシート4が表裏反転した状態、すなわち180°捻じられた状態に掛け渡されている。一方、保持ローラー68は、両反転部変更ローラー67の中間位置に配設された一対のフリーローラーで構成されている。一対のフリーローラーは、ニップローラーの形態を有し、90°に捻じられたワイピングシート4の走行をガイドする。
迂回経路53において、上側の押圧パッド13を経て送られてきたワイピングシート4は、第3変更ローラー63からシート反転機構59に送り込まれ、ここで表裏反転して、第4変更ローラー64から下側の押圧パッド13に導かれる。これにより、ワイピングシート4は、メガネレンズLの表面および裏面を、異なる拭取り面で払拭する。したがって、ワイピングシート4の両面を無駄なく使用することができ、大幅にコスト削減を達成することができる。なお、保持ローラー68の設置数は任意であり、ワイピングシート4の各部の捻り角度に応じて2個以上設置してもよい。
次に、本発明の特徴的部分であるレンズ回転機構2について説明する。
レンズ回転機構2は、メガネレンズLのコバを挟持状態で回転自在に支持する複数(図示のものでは4つ)の転接ローラー23と、複数の転接ローラー23のうち1つの転接ローラー23を回転駆動するローラー駆動機構(ローラー回転機構)24と、他の3つの転接ローラー23のうちの隣接する2つの転接ローラー23を、メガネレンズLの径方向にそれぞれ進退自在に支持する2つのローラー進退機構25と、これら構成部品を支持する機構ベース26と、を備えている。払拭移動機構8により移動可能なレンズ回転機構2は、セットされたメガネレンズLの中央に一対の押圧パッド13が上下から接触する位置、すなわち、払拭開始位置をホーム位置とする。
複数の転接ローラー23に囲まれた位置にメガネレンズLが搬入されると、ローラー進退機構25が駆動し、2つの転接ローラー23を径方向に前進させる。これにより、メガネレンズLが、複数の転接ローラー23によりチャックされ、この状態で、ローラー駆動機構24を駆動することにより、メガネレンズLがその光軸を中心に水平面内で回転する。なお、払拭開始位置から離れた位置をレンズ回転機構2のホーム位置としてもよい。この場合、払拭動作に際して、メガネレンズLがセットされた後、払拭移動機構8によってレンズ回転機構2を払拭開始位置まで移動させる必要がある。
複数の転接ローラー23は、周方向に均等配置され、鉛直姿勢で従動回転する3つの従動ローラー27と、鉛直姿勢で駆動回転する1つの駆動ローラー28とで構成されている。各従動ローラー27および駆動ローラー28は、メガネレンズLのコバに4点で転接して、メガネレンズLを確実に挟持しつつ、これを安定して回転させる。3つの従動ローラー27のうち、2つの従動ローラー27は、ローラー進退機構25によりメガネレンズLの径方向に進退可能に構成され、1つの従動ローラー27は、機構ベース26上において固定的に立設されている。
各転接ローラー23は、鉛直姿勢で設置されたローラー軸29と、ローラー軸29の先端に設けられた、レンズコバの一方の縁端に転接する第1転接部32と他方の縁端に転接する第2転接部33とを有するローラー本体31と、を備えている。ローラー本体31は、第1転接部32がテーパー形状に形成され、第2転接部33が第1転接部32に対し逆テーパー形状に形成されていて、全体として鼓状に形成されている。メガネレンズLの回転に際して、第1転接部32および第2転接部33がそれぞれ分力を作用させ、第1転接部32および第2転接部33の分力が拮抗する位置でメガネレンズLの位置が規制される。すなわち、メガネレンズLの回転時には、レンズコバと転接ローラー23との接触点が一定の範囲に収束し、回転姿勢を安定させる。したがって、複数の転接ローラー23は、第1転接部32と第2転接部33との拮抗作用によって、周方向にコバ厚の異なるメガネレンズLのような、様々な厚みを有するレンズを支持し、安定して回転姿勢を維持することができる。また、各転接ローラー23(ローラー本体31)は、メガネレンズLのコバの欠けや傷を防止するため、ゴムやポリウレタン等で構成されている。
ローラー駆動機構24は、動力源となる回転駆動モーター34と、回転駆動モーター34の主軸35に軸着した駆動プーリー36と、転接ローラー23のローラー軸29に軸着した従動プーリー37と、駆動プーリー36と従動プーリー37との間を掛け渡したタイミングベルト38と、で構成されている。回転駆動モーター34は、スピードコントロールモーターやステッピングモーターで構成され、メガネレンズLの回転数を適宜変更できるようになっている。駆動ローラー28は、機構ベース26上に設けた軸受けブロック39によって回転自在に支持され、回転駆動モーター34の回転に伴って回転する。駆動ローラー28の回転を受けて、メガネレンズLが回転し、さらにメガネレンズLのコバに転接する3つの従動ローラー27が回転する。
ローラー進退機構25は、3つの従動ローラー27のうちの隣接する2つの従動ローラー27を径方向にそれぞれ進退自在に支持するスライダー付のエアーシリンダー41で構成されている。エアーシリンダー41は、駆動ローラー28を含む2つの転接ローラー23に対し、他方の2つの転接ローラー23を進退させ、メガネレンズLの着脱を容易にする。そして、機構ベース26は、機構ベース26上に、ローラー進退機構25、ローラー駆動機構24および複数の転接ローラー23をすべて支持している。
なお、転接ローラー23の数は、任意であるが、駆動ローラー28を1つ以上有し、合計4つの転接ローラー23が等間隔で配置されていることが好ましい。4つの転接ローラー23を設置することによって、メガネレンズLの着脱を容易に行うことができると共に、メガネレンズLにアクセスする装置や部材を適切に配置することができる。
ここで、メガネレンズLの払拭作業(クリーニング作業)の動作について簡単に説明する。
先ず、除給材ロボット12により除給材トレイ17から載置テーブル22に移載されたメガネレンズLは、搬入搬出機構11によりレンズ回転機構2に搬入され受け渡される。その後、ユーザーは、キーボード等の入力デバイスを用いて、メガネレンズLに対する押圧パッド13の理想的な押圧力である目標押圧力Fを入力する。この目標押圧力Fは、予め実験的に求めておくことが望ましい。
次に、駆動モーター47により一対の回動アーム42を回動させ、各回動アーム42の先端に固定された押圧パッド13を、メガネレンズLの両面から挟み込むようにして接触させる。メガネレンズLの表裏両面を押圧した状態で、レンズ回転機構2によりメガネレンズLを水平面内で回転させると同時に、シート供給機構6によりワイピングシート4の送りが実施される。メガネレンズLを把持する各転接ローラー23は、第1・第2両転接部32,33の分力が拮抗する位置でメガネレンズLの位置を規制し、メガネレンズLを特定の平面内において高い安定性をもって回転させる。
また、シート供給部14から繰出されたワイピングシート4は、一定の速度および張力を保ちながら、シート送り経路5に沿って送られ、一方の押圧パッド13を通って迂回経路53に至る。ワイピングシート4は、迂回経路53に配設されたシート反転機構59を通過し、表裏反転した状態で他方の押圧パッド13に向けて送られる。このとき、払拭移動機構8のモーターを駆動させ、レンズ回転機構2をホーム位置から給材位置方向に向かって移動させる。これにより、拭き残すことなくメガネレンズLの表裏両面が同時に払拭される。レンズ回転機構2が、メガネレンズLの略半径に相当する距離(中心を僅かに越えた位置から半径分)を移動すると、メガネレンズLの表裏全体がすべて払拭され、クリーニング作業が終了する。
メガネレンズLのクリーニング作業の終了後、これらの機構が停止すると共に、レンズ回転機構2に搬入搬出機構11が臨む。ここで、ローラー進退機構25により、2つの転接ローラー23が進退動作をすると同時に、搬入搬出機構11はレンズ回転機構2からメガネレンズLを受け取り、除給材ロボット12の位置まで搬送してこれに受け渡す。そして、除給材ロボット12は、受け取ったメガネレンズLを除給材トレイ17に移載する。
次に、図3を参照して、第1実施形態に係るレンズ回転機構2の第1変形例および第2変形例について説明する。なお、第1実施形態との重複記載を避けるため、特徴的部分であるレンズ回転機構2についてのみ説明する。
本変形例におけるレンズ回転機構2は、第1実施形態と同様に、複数(本変形例では4つ)の転接ローラー23と、ローラー駆動機構24と、ローラー進退機構25と、これら構成部品を支持する機構ベース26と、を備えている。また、複数の転接ローラー23は、周方向に均等配置され、従動回転する3つの従動ローラー27と、駆動回転する1つの駆動ローラー28とで構成されている。第1実施形態と同様に、3つの従動ローラー27のうち、2つの従動ローラー27は、ローラー進退機構25によりメガネレンズLの径方向に進退可能に構成され、1つの従動ローラー27は、機構ベース26上において固定的に立設されている。
先ず、第1変形例における各転接ローラー23は、図3(a)に示すように、メガネレンズLの光軸に対して約7°外側に傾斜して設置されたローラー軸29と、ローラー軸29の先端に設けられたローラー本体31と、を備えている。ローラー本体31は、テーパー形状に形成された第1転接部32と、円筒形状に形成された第2転接部33と、を有する。ローラー軸29の傾斜によって、第1転接部32は、レンズコバの一方の縁端に転接すると共に、第2転接部33は他方の縁端に転接するようになっている。これによって、メガネレンズLの回転に際して、第1転接部32および第2転接部33はそれぞれ分力を作用させ、第1転接部32および第2転接部33の分力が拮抗する位置でメガネレンズLの位置が規制される。
次に、第2変形例における各転接ローラー23は、図3(b)に示すように、メガネレンズLの光軸に対して約7°内側に傾斜して設置されたローラー軸29と、ローラー軸29の先端に設けられたローラー本体31と、を備えている。ローラー本体31は、円筒形状に形成された第1転接部32と、テーパー形状に形成された第2転接部33と、を有する。ローラー軸29の傾斜によって、第1転接部32は、レンズコバの一方の縁端に転接すると共に、第2転接部33は他方の縁端に転接するようになっている。これによって、メガネレンズLの回転に際して、第1転接部32および第2転接部33はそれぞれ分力を作用させ、第1転接部32および第2転接部33の分力が拮抗する位置でメガネレンズLの位置が規制される。
このように、本変形例における転接ローラー23は、ローラー軸29をメガネレンズLの光軸に対して内側または外側に傾斜させることによって、回転時のレンズコバとローラー本体31との接触点が一定の範囲に収束し、メガネレンズLの回転姿勢を安定させる。なお、上記ローラー軸29の傾きは、光軸に対して5°から10°とすることが好ましい。
次に、図4を参照して第2実施形態に係るレンズグリーニング装置1について説明する。ここでも、重複記載を避けるため、第1実施形態と異なる部分であるシート供給機構6についてのみ説明する。
第2実施形態におけるシート供給機構6は、メガネレンズLの表面を払拭する一方(上側)の押圧パッド13に対してワイピングシート4を送る第1シート供給機構6aと、メガネレンズLの裏面を払拭する他方(下側)の押圧パッド13に対してワイピングシート4を送る第2シート供給機構6bと、で構成されている。すなわち、メガネレンズLの表面および裏面に対して、それぞれ別々のワイピングシート4を供給するために、2つのシート供給機構6を有している。
第1シート供給機構6aは、ワイピングシート4を供給する第1シート供給部14aと、メガネレンズL表面を拭取った後のワイピングシート4を回収する第1シート回収部15aと、第1シート供給部14aから第1シート回収部15aに至るワイピングシート4の第1シート送り経路5aを構成する第1経路変更手段51aと、を備えている。第2シート供給機構6bは、ワイピングシート4を供給する第2シート供給部14bと、メガネレンズL裏面を拭取った後のワイピングシート4を回収する第2シート回収部15bと、第2シート供給部14bから第2シート回収部15bに至るワイピングシート4の第2シート送り経路5bを構成する第2経路変更手段51bと、を備えている。なお、各シート供給部14および各シート回収部15は第1実施形態と同様に構成されており、各シート供給部14は繰出しリール55および繰出しモーター56を、各シート回収部15は巻取りリール57および巻取りモーター58を備えている。
第1シート送り経路5aは、第1シート供給部14aから上側の押圧パッド13に至る送込み経路52と、上側の押圧パッド13から第1シート回収部15aに至る送出し経路54と、を有している。同様に、第2シート送り経路5bは、第2シート供給部14bから下側の押圧パッド13に至る送込み経路52と、下側の押圧パッド13から第2シート回収部15bに至る送出し経路54と、を有している。また、各シート送り経路5において、ワイピングシート4の繰出し側上方(送込み経路52)にクリーニング液供給機構7がそれぞれ設置されている。また、第1経路変更手段51aは、送込み経路52をシート供給部14から上側の押圧パッド13に向かって経路変更する第1変更ローラー61を有し、第2経路変更手段51bは、下側の押圧パッド13から送出し経路54に向って経路変更する第2変更ローラー62を有している。
メガネレンズLの払拭時には、レンズ回転機構2によりメガネレンズLを水平面内で回転させると同時に、各シート供給機構6によりメガネレンズLの表面および裏面に対してそれぞれワイピングシート4の送りが実施される。このとき、各シート供給機構6において、繰出しモーター56と巻取りモーター58とが同期回転し、張った状態のワイピングシート4を押圧パッド13に送り込むことによって、メガネレンズLの表裏両面の払拭が同時に行われる。
以上の構成によれば、メガネレンズLは、転接ローラー23(ローラー本体31)の第1転接部32および第2転接部33がそれぞれ分力を作用させることによって、メガネレンズLの回転時に第1・第2両転接部32,33の分力が拮抗する位置で回転姿勢が維持される。これによって、周方向にコバ厚の異なるメガネレンズLであっても、回転時のレンズコバと転接ローラー23との接触点が一定の範囲に収束し、回転姿勢を安定に維持することができる。
1…レンズクリーニング装置 2…レンズ回転機構 3…払拭機構 4…ワイピングシート 13…押圧パッド 23…転接ローラー 24…ローラー駆動機構 25…ローラー進退機構 29…ローラー軸 32…第1転接部 33…第2転接部 42…回動アーム 43…サーボモーター L…メガネレンズ

Claims (8)

  1. レンズコバに複数箇所で接触してレンズを保持し、回転させる3個以上の転接ローラーと、
    3個以上の前記転接ローラーのうち、少なくとも1個の前記転接ローラーを回転駆動するローラー回転機構と、を備え、
    前記各転接ローラーは、前記レンズコバの一方の縁端に転接する第1転接部と他方の縁端に転接する第2転接部と、を有し、
    前記第1転接部は、回転する前記レンズに前記第2転接部側に向う分力を作用させ、前記第2転接部は、回転する前記レンズに前記第1転接部側に向う分力を作用させることを特徴とするレンズ回転装置。
  2. 前記第1転接部は、テーパー形状に形成され、
    前記第2転接部は、円筒形状に形成され、回転軸が前記レンズの光軸に対し所定の角度傾いていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ回転装置。
  3. 前記第1転接部は、テーパー形状に形成され、
    前記第2転接部は、前記第1転接部に対し逆テーパー形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ回転装置。
  4. 3個以上の前記転接ローラーは、周方向に均等配置した4個の前記転接ローラーで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレンズ回転装置。
  5. 4個の前記転接ローラーのうち、隣接する2個の前記転接ローラーをそれぞれ前記レンズに離接する方向に進退させるローラー進退機構を、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のレンズ回転装置。
  6. 前記レンズが、メガネレンズであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のレンズ回転装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにのレンズ回転装置と、
    回転する前記レンズに表裏両側から臨み、前記レンズを払拭する払拭機構と、を備えたことを特徴とするレンズクリーニング装置。
  8. 前記払拭機構は、回転する前記レンズに表裏両側から臨む一対の押圧パッドと、前記押圧パッドをその先端に取り付けたアームと、前記押圧パッドを押圧する押圧機構と、を備えたことを特徴とする請求項7に記載のレンズクリーニング装置。
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