JPH0526535A - エンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法 - Google Patents
エンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法Info
- Publication number
- JPH0526535A JPH0526535A JP3202274A JP20227491A JPH0526535A JP H0526535 A JPH0526535 A JP H0526535A JP 3202274 A JP3202274 A JP 3202274A JP 20227491 A JP20227491 A JP 20227491A JP H0526535 A JPH0526535 A JP H0526535A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- oil
- heat pump
- pump device
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ガスエンジン51、圧縮機52、室内機5
4、室外熱交換器57などを順次連結して暖房回路Aと
冷房回路Bとを有するエンジン駆動ヒートポンプ装置に
おいて、室外コントローラ1、室内コントローラ2およ
びリモコン3をシリアル通信によってガスエンジン51
の運転制御を可能に接続し、ガスエンジン51の積算運
転時間が予め設定した時間以上になったとき、オイル交
換の注意信号P1をリモコン3のオイル交換情報表示部
31に点灯・表示する。 【効果】 リモコン3のオイル交換情報表示部31にオ
イル交換情報が表示されるため、時期を逸することなく
オイル交換することができる。
4、室外熱交換器57などを順次連結して暖房回路Aと
冷房回路Bとを有するエンジン駆動ヒートポンプ装置に
おいて、室外コントローラ1、室内コントローラ2およ
びリモコン3をシリアル通信によってガスエンジン51
の運転制御を可能に接続し、ガスエンジン51の積算運
転時間が予め設定した時間以上になったとき、オイル交
換の注意信号P1をリモコン3のオイル交換情報表示部
31に点灯・表示する。 【効果】 リモコン3のオイル交換情報表示部31にオ
イル交換情報が表示されるため、時期を逸することなく
オイル交換することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然ガスや石油などを燃
料とするエンジンによって圧縮機を駆動し、ヒートポン
プ冷/暖房運転などを行う装置の制御技術に関する。
料とするエンジンによって圧縮機を駆動し、ヒートポン
プ冷/暖房運転などを行う装置の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン駆動ヒートポンプ装置と
してはエンジン、圧縮機、四方弁、室内機、レシーバタ
ンク、室外電動弁、室外熱交換器、アキュームレータな
どを順次連結して、冬期の暖房運転だけではなく夏期の
冷房運転にも使用可能な構成にして製造・供給されるこ
とが多い。
してはエンジン、圧縮機、四方弁、室内機、レシーバタ
ンク、室外電動弁、室外熱交換器、アキュームレータな
どを順次連結して、冬期の暖房運転だけではなく夏期の
冷房運転にも使用可能な構成にして製造・供給されるこ
とが多い。
【0003】上記構成のエンジン駆動ヒートポンプ装置
においては、エンジンオイル(以下、単にオイルと記
す)の交換は装置に取り付けてあるエンジンの積算運転
時間計によって、サービスマンや使用者によりその時期
が判断されている。
においては、エンジンオイル(以下、単にオイルと記
す)の交換は装置に取り付けてあるエンジンの積算運転
時間計によって、サービスマンや使用者によりその時期
が判断されている。
【0004】しかし、従来のエンジン駆動ヒートポンプ
装置に取り付けられているエンジンの積算運転時間計は
オイル交換専用のものではないため、ゼロに戻すリセッ
ト機能を備えていないのでリセットすることができな
い。したがって、オイル交換してからの運転時間が分か
らず、例えばオイル交換した日付と時間とをメモしてお
き、次回のオイル交換時期をこのメモによって予想しな
ければならない。一方、エンジンの運転時間は空調機の
運転状況により大きく変動するため、次回のオイル交換
時期の予想は難しく管理が煩雑で大変であった。また、
通常の場合は積算運転時間計が室外機に取り付けられて
いるため、運転時間の確認が面倒であり忘れがちであっ
た。
装置に取り付けられているエンジンの積算運転時間計は
オイル交換専用のものではないため、ゼロに戻すリセッ
ト機能を備えていないのでリセットすることができな
い。したがって、オイル交換してからの運転時間が分か
らず、例えばオイル交換した日付と時間とをメモしてお
き、次回のオイル交換時期をこのメモによって予想しな
ければならない。一方、エンジンの運転時間は空調機の
運転状況により大きく変動するため、次回のオイル交換
時期の予想は難しく管理が煩雑で大変であった。また、
通常の場合は積算運転時間計が室外機に取り付けられて
いるため、運転時間の確認が面倒であり忘れがちであっ
た。
【0005】このため、適切な時期にオイル交換するの
が困難であり、オイル交換を忘れたためにエンジンの不
調、甚だしい場合にはエンジンが壊れると云ったことが
起こっていた。そして、このようなトラブルを恐れる余
り、オイル交換には早いが他の定期点検などのついでに
交換すると云ったことも行われていた。
が困難であり、オイル交換を忘れたためにエンジンの不
調、甚だしい場合にはエンジンが壊れると云ったことが
起こっていた。そして、このようなトラブルを恐れる余
り、オイル交換には早いが他の定期点検などのついでに
交換すると云ったことも行われていた。
【0006】また、多数の装置を一箇所にまとめて設置
している場合には、運転状況の違いからオイル交換時期
はそれぞれの装置についてまちまちとなるが、このよう
な場合にも作業の効率化を考慮して複数の装置のオイル
交換が同時に行われており、このためある装置はオイル
交換時期を過ぎており、ある装置についてはオイル交換
時期に至っていないといったことが起こり、客先によっ
ては若干のトラブルを生じることがあった。
している場合には、運転状況の違いからオイル交換時期
はそれぞれの装置についてまちまちとなるが、このよう
な場合にも作業の効率化を考慮して複数の装置のオイル
交換が同時に行われており、このためある装置はオイル
交換時期を過ぎており、ある装置についてはオイル交換
時期に至っていないといったことが起こり、客先によっ
ては若干のトラブルを生じることがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のエン
ジン駆動ヒートポンプ装置においてはオイル交換を適宜
の時期に行うことが困難であったので、この点の解決が
課題とされていた。
ジン駆動ヒートポンプ装置においてはオイル交換を適宜
の時期に行うことが困難であったので、この点の解決が
課題とされていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、エンジンによ
って圧縮機を駆動し、冷媒を圧縮・循環させるヒートポ
ンプ装置において、エンジンの積算運転時間が予め設定
した時間以上になったとき、オイル交換の注意信号を表
示することを特徴とするエンジン駆動ヒートポンプ装置
の制御方法であり、オイル交換の注意信号表示をキャン
セルする選択肢を有するエンジン駆動ヒートポンプ装置
の制御方法であり、積算運転時間をリセットする選択肢
を有するエンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法であ
り、オイル交換の注意信号を表示した後、エンジンがオ
イル交換されることなく所定の時間運転されたとき、エ
ンジンを自動停止させるエンジン駆動ヒートポンプ装置
の制御方法であり、エンジンによって圧縮機を駆動し、
冷媒を圧縮・循環させるヒートポンプ装置において、エ
ンジンの積算運転時間が予め設定した時間以上になった
とき、エンジンを自動停止させることを特徴とするエン
ジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法であり、自動停止
したエンジンを、オイル交換することなく所定時間運転
を可能としたエンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法
を提供することにより、オイルの交換時期を容易に把握
し、前記した従来技術の課題を解決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、エンジンによ
って圧縮機を駆動し、冷媒を圧縮・循環させるヒートポ
ンプ装置において、エンジンの積算運転時間が予め設定
した時間以上になったとき、オイル交換の注意信号を表
示することを特徴とするエンジン駆動ヒートポンプ装置
の制御方法であり、オイル交換の注意信号表示をキャン
セルする選択肢を有するエンジン駆動ヒートポンプ装置
の制御方法であり、積算運転時間をリセットする選択肢
を有するエンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法であ
り、オイル交換の注意信号を表示した後、エンジンがオ
イル交換されることなく所定の時間運転されたとき、エ
ンジンを自動停止させるエンジン駆動ヒートポンプ装置
の制御方法であり、エンジンによって圧縮機を駆動し、
冷媒を圧縮・循環させるヒートポンプ装置において、エ
ンジンの積算運転時間が予め設定した時間以上になった
とき、エンジンを自動停止させることを特徴とするエン
ジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法であり、自動停止
したエンジンを、オイル交換することなく所定時間運転
を可能としたエンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法
を提供することにより、オイルの交換時期を容易に把握
し、前記した従来技術の課題を解決するものである。
【0009】
【作用】エンジンの積算運転時間が予め設定した時間以
上になると、オイル交換の注意信号が表示される。この
オイル交換信号表示は任意にキャンセルすることがで
き、エンジンの積算運転時間はリセットすることができ
る。オイル交換の注意信号が表示された後、オイル交換
することなくエンジンをさらに所定の時間運転すると、
エンジンは自動停止する。あるいは、エンジンの積算運
転時間が予め設定した時間以上になったとき、エンジン
は自動停止する。そして、自動停止したエンジンは、オ
イル交換することなく所定時間だけ運転することが可能
である。
上になると、オイル交換の注意信号が表示される。この
オイル交換信号表示は任意にキャンセルすることがで
き、エンジンの積算運転時間はリセットすることができ
る。オイル交換の注意信号が表示された後、オイル交換
することなくエンジンをさらに所定の時間運転すると、
エンジンは自動停止する。あるいは、エンジンの積算運
転時間が予め設定した時間以上になったとき、エンジン
は自動停止する。そして、自動停止したエンジンは、オ
イル交換することなく所定時間だけ運転することが可能
である。
【0010】
【実施例】図1は、本発明になる制御方法を適用したエ
ンジン駆動ヒートポンプ装置のシステム図の一例であ
る。図中51は例えば都市ガスを燃料とするガスエンジ
ン、52は圧縮機、53は四方弁、54は室内機、55
はレシーバタンク、56は室外電動弁、57は室外熱交
換器、58はアキュームレータであり、これら機器単体
は従来周知のものと何ら変わるものではなく、順次連結
して破線で示した暖房回路Aと実線で示した冷房回路B
とが構成されており、これに室外コントローラ1、室内
コントローラ2およびリモートコントロール装置(以
下、リモコンと記す)3がシリアル通信配線によってガ
スエンジン51の運転制御を可能に接続されている。
ンジン駆動ヒートポンプ装置のシステム図の一例であ
る。図中51は例えば都市ガスを燃料とするガスエンジ
ン、52は圧縮機、53は四方弁、54は室内機、55
はレシーバタンク、56は室外電動弁、57は室外熱交
換器、58はアキュームレータであり、これら機器単体
は従来周知のものと何ら変わるものではなく、順次連結
して破線で示した暖房回路Aと実線で示した冷房回路B
とが構成されており、これに室外コントローラ1、室内
コントローラ2およびリモートコントロール装置(以
下、リモコンと記す)3がシリアル通信配線によってガ
スエンジン51の運転制御を可能に接続されている。
【0011】室外コントローラ1は、例えば7セグメン
トLEDにより構成された運転時間表示部11を備えて
おり、ガスエンジン51の積算運転時間をデジタル表示
することが可能である。また、積算運転時間をクリアー
するリセットスイッチ12とオイル異常リセットスイッ
チ14およびリモコン3に設けたオイル交換情報表示部
31の表示を無効にすることのできる選択スイッチ13
とを備えている。
トLEDにより構成された運転時間表示部11を備えて
おり、ガスエンジン51の積算運転時間をデジタル表示
することが可能である。また、積算運転時間をクリアー
するリセットスイッチ12とオイル異常リセットスイッ
チ14およびリモコン3に設けたオイル交換情報表示部
31の表示を無効にすることのできる選択スイッチ13
とを備えている。
【0012】前記リセットスイッチ12は、運転時間表
示部11に表示されている積算運転時間を一旦ゼロに戻
すスイッチであるから通常はオイル交換したときに用
い、オイル交換後の運転時間を新規に積算表示するため
に使用される。また、オイル異常リセットスイッチ14
は、後述する方法によって自動停止させたガスエンジン
51を再起動可能にするスイッチである。
示部11に表示されている積算運転時間を一旦ゼロに戻
すスイッチであるから通常はオイル交換したときに用
い、オイル交換後の運転時間を新規に積算表示するため
に使用される。また、オイル異常リセットスイッチ14
は、後述する方法によって自動停止させたガスエンジン
51を再起動可能にするスイッチである。
【0013】リモコン3も、例えば7セグメントLED
により作られたオイル交換情報表示部31を有してお
り、室外コントローラ1からの指示によって適宜の信号
(例えばP1、P2、P3、P4、P5など)を用いて
ガスエンジン51のオイルの状態を表示するものであ
る。なお、この表示は前記選択スイッチ13の操作によ
って無効とし、消しておくことも可能である。
により作られたオイル交換情報表示部31を有してお
り、室外コントローラ1からの指示によって適宜の信号
(例えばP1、P2、P3、P4、P5など)を用いて
ガスエンジン51のオイルの状態を表示するものであ
る。なお、この表示は前記選択スイッチ13の操作によ
って無効とし、消しておくことも可能である。
【0014】例えば、ガスエンジン51が4000時間
の運転毎にオイル交換を必要とする装置の場合には、例
えば積算の運転時間が3750時間以上となったときに
オイル交換情報表示部31に室外コントローラ1の指示
に基づいて例えば信号P1などと点灯・表示し、オイル
交換時期の近いことを知らせる。
の運転毎にオイル交換を必要とする装置の場合には、例
えば積算の運転時間が3750時間以上となったときに
オイル交換情報表示部31に室外コントローラ1の指示
に基づいて例えば信号P1などと点灯・表示し、オイル
交換時期の近いことを知らせる。
【0015】しかし、オイル交換を行う時間が取れない
ときもあり得るので積算の運転時間が4000時間以上
になってもガスエンジン51は運転可能となっており、
このようなときにはオイル交換情報表示部31にオイル
交換時期を超えて運転していることを表示するために例
えば信号P2を点灯・表示する。
ときもあり得るので積算の運転時間が4000時間以上
になってもガスエンジン51は運転可能となっており、
このようなときにはオイル交換情報表示部31にオイル
交換時期を超えて運転していることを表示するために例
えば信号P2を点灯・表示する。
【0016】さらに、オイル交換を行うことなく規定の
積算運転時間を例えば100時間超えて運転したときに
は、エンジントラブルを未然に防止するためガスエンジ
ン51を室外コントローラ1の指示によって自動停止さ
せると共に、オイル交換情報表示部31にオイル交換す
ることなく規定の時間(この場合は4000時間)を所
定の時間(この場合は100時間)だけ超えて運転され
たことを意味する信号P3を点灯・表示する。
積算運転時間を例えば100時間超えて運転したときに
は、エンジントラブルを未然に防止するためガスエンジ
ン51を室外コントローラ1の指示によって自動停止さ
せると共に、オイル交換情報表示部31にオイル交換す
ることなく規定の時間(この場合は4000時間)を所
定の時間(この場合は100時間)だけ超えて運転され
たことを意味する信号P3を点灯・表示する。
【0017】自動停止したガスエンジン51は、オイル
異常リセットスイッチ14を操作するとによりオイル交
換することなく予め定めた時間、例えは50時間の運転
を例えば補充用のオイルを用意して特別な管理の下で行
うことが可能である。そして、オイル交換しないで管理
運転されていることを表示するため、例えば信号P4を
オイル交換情報表示部31に点灯・表示する。さらに、
このままオイル交換しないで運転した場合にはガスエン
ジン51は再度自動停止し、オイル交換情報表示部31
にはオイル交換しないと運転できないことを意味する信
号例えばP5を点灯・表示する。
異常リセットスイッチ14を操作するとによりオイル交
換することなく予め定めた時間、例えは50時間の運転
を例えば補充用のオイルを用意して特別な管理の下で行
うことが可能である。そして、オイル交換しないで管理
運転されていることを表示するため、例えば信号P4を
オイル交換情報表示部31に点灯・表示する。さらに、
このままオイル交換しないで運転した場合にはガスエン
ジン51は再度自動停止し、オイル交換情報表示部31
にはオイル交換しないと運転できないことを意味する信
号例えばP5を点灯・表示する。
【0018】上記構成の装置の実際の動作を説明する
と、購入・設置して運転を始めたガスエンジン51の積
算運転時間が3750時間以上になると、オイル交換情
報表示部31にオイル交換時期の近いことを知らせる信
号P1が点灯・表示される。
と、購入・設置して運転を始めたガスエンジン51の積
算運転時間が3750時間以上になると、オイル交換情
報表示部31にオイル交換時期の近いことを知らせる信
号P1が点灯・表示される。
【0019】この制御例の場合には、適正なオイル交換
時期の250時間前に信号P1がオイル交換情報表示部
31に表示されるので、この信号P1が点灯・表示され
てから一ケ月後(8時間/1日の運転として)を目処に
オイル交換を計画・実行すれば良い。
時期の250時間前に信号P1がオイル交換情報表示部
31に表示されるので、この信号P1が点灯・表示され
てから一ケ月後(8時間/1日の運転として)を目処に
オイル交換を計画・実行すれば良い。
【0020】計画通りオイル交換を行ったときには、リ
セットスイッチ12を操作して運転時間表示部11に表
示されていた積算の運転時間をゼロに戻し、オイル交換
後の運転時間を新たに積算表示可能とする。そして、運
転時間表示部11の表示がゼロにクリアーされると、オ
イル交換情報表示部31に点灯・表示されていた注意信
号は室外コントローラ1の指示によって自動的に消去さ
れる。
セットスイッチ12を操作して運転時間表示部11に表
示されていた積算の運転時間をゼロに戻し、オイル交換
後の運転時間を新たに積算表示可能とする。そして、運
転時間表示部11の表示がゼロにクリアーされると、オ
イル交換情報表示部31に点灯・表示されていた注意信
号は室外コントローラ1の指示によって自動的に消去さ
れる。
【0021】なお、1日の運転時間が10時間以上にな
ったり、交換忘れなどの理由によってオイル交換しない
で行う運転の積算時間が4000時間を超えたときに
は、オイル交換情報表示部31にオイル交換時期を超え
て運転していることを示す信号P2が点灯・表示される
ので、オイルの交換を速やかに計画・実行する。そし
て、オイル交換した後は前記したようにリセットスイッ
チ12を操作して運転時間表示部11の表示をゼロに戻
す。
ったり、交換忘れなどの理由によってオイル交換しない
で行う運転の積算時間が4000時間を超えたときに
は、オイル交換情報表示部31にオイル交換時期を超え
て運転していることを示す信号P2が点灯・表示される
ので、オイルの交換を速やかに計画・実行する。そし
て、オイル交換した後は前記したようにリセットスイッ
チ12を操作して運転時間表示部11の表示をゼロに戻
す。
【0022】さらに、オイル交換することなく積算運転
時間が4100時間以上になると、ガスエンジン51は
自動的に停止し、同時にオイル交換情報表示部31に信
号P3が点灯・表示される。このような制御を行うこと
により、管理担当者の不在などに対応することが可能で
ある。すなわち、管理担当者が長期出張、長期休暇など
で不在のときにはオイル交換情報表示部31に250時
間も前からオイルの交換注意信号P1またはP2が表示
されていても、オイル交換が全く計画されていないこと
もあり得るので、このようなときにはエンジントラブル
を引き起こす前にガスエンジン51の運転を自動的に停
止させて、オイル交換の時期に来たことを使用者に知ら
せる。
時間が4100時間以上になると、ガスエンジン51は
自動的に停止し、同時にオイル交換情報表示部31に信
号P3が点灯・表示される。このような制御を行うこと
により、管理担当者の不在などに対応することが可能で
ある。すなわち、管理担当者が長期出張、長期休暇など
で不在のときにはオイル交換情報表示部31に250時
間も前からオイルの交換注意信号P1またはP2が表示
されていても、オイル交換が全く計画されていないこと
もあり得るので、このようなときにはエンジントラブル
を引き起こす前にガスエンジン51の運転を自動的に停
止させて、オイル交換の時期に来たことを使用者に知ら
せる。
【0023】ガスエンジン51が自動停止し、オイル交
換情報表示部31にはオイル交換することなく規定の運
転時間(4000時間)を所定の時間(100時間)超
えて転されたことを意味する信号P3が表示されるた
め、オイル交換情報表示部31の注意信号に気が付かな
いで運転していたときにもオイル交換の必要性に気付
き、時期を逸することなくオイル交換することができる
ので、装置を破損すると云った問題を引き起こすことが
ない。しかも、オイル異常リセットスイッチ14を操作
することによって予め定めた時間(この場合は50時
間)の運転は、オイルを交換しなくても可能であるか
ら、サービス員を呼ぶまでの2〜3日は特別な管理の下
に運転することができるので実際的な制御である。
換情報表示部31にはオイル交換することなく規定の運
転時間(4000時間)を所定の時間(100時間)超
えて転されたことを意味する信号P3が表示されるた
め、オイル交換情報表示部31の注意信号に気が付かな
いで運転していたときにもオイル交換の必要性に気付
き、時期を逸することなくオイル交換することができる
ので、装置を破損すると云った問題を引き起こすことが
ない。しかも、オイル異常リセットスイッチ14を操作
することによって予め定めた時間(この場合は50時
間)の運転は、オイルを交換しなくても可能であるか
ら、サービス員を呼ぶまでの2〜3日は特別な管理の下
に運転することができるので実際的な制御である。
【0024】なお、オイル交換情報表示部31に点灯・
表示されたオイル交換情報に気付いてオイル交換の手配
を既に終えており、オイル交換情報表示部31にはなに
も表示したくない場合、例えばオイル交換時期を既に超
えているが、他の機器と数日後に同時に交換する計画を
立てたときなどは、選択スイッチ13を操作してオイル
交換情報表示部31の表示を消しておくことも可能であ
る。また、このようなオイル交換情報表示部31は室内
コントローラ2、室外コントローラ1の何れの側に設け
ても良いし、同時に複数箇所に設けることも可能であ
る。
表示されたオイル交換情報に気付いてオイル交換の手配
を既に終えており、オイル交換情報表示部31にはなに
も表示したくない場合、例えばオイル交換時期を既に超
えているが、他の機器と数日後に同時に交換する計画を
立てたときなどは、選択スイッチ13を操作してオイル
交換情報表示部31の表示を消しておくことも可能であ
る。また、このようなオイル交換情報表示部31は室内
コントローラ2、室外コントローラ1の何れの側に設け
ても良いし、同時に複数箇所に設けることも可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエンジン駆
動ヒートポンプの制御方法によれば、オイル交換時期の
把握が容易であり、しかもオイル交換した日付をメモし
ておく必要がないため管理が容易になった。このため、
適切な時期にオイル交換ができるのでエンジントラブル
を未然に防止することが可能である。また、オイル交換
を促すことによりサービスの向上が図れ、客先ごとにオ
イル交換情報を表示したり、消去することもできるので
無用なトラブルを防止することができる。さらに、自動
停止した後も、オイル異常リセットスイッチを操作する
ことによって所定時間だけ運転可能となっているので、
サービス員を呼ぶまでの短期間を特別な管理の下に運転
することが可能であり実際的な制御とすることが可能と
なった。
動ヒートポンプの制御方法によれば、オイル交換時期の
把握が容易であり、しかもオイル交換した日付をメモし
ておく必要がないため管理が容易になった。このため、
適切な時期にオイル交換ができるのでエンジントラブル
を未然に防止することが可能である。また、オイル交換
を促すことによりサービスの向上が図れ、客先ごとにオ
イル交換情報を表示したり、消去することもできるので
無用なトラブルを防止することができる。さらに、自動
停止した後も、オイル異常リセットスイッチを操作する
ことによって所定時間だけ運転可能となっているので、
サービス員を呼ぶまでの短期間を特別な管理の下に運転
することが可能であり実際的な制御とすることが可能と
なった。
【図1】一実施例の説明図である。
【図2】室外コントローラの説明図である。
【図3】リモコンの説明図である。
1 室外コントローラ
11 運転時間表示部
12 リセットスイッチ
13 選択スイッチ
14 オイル異常リセットスイッチ
2 室外コントローラ
3 リモコン
31 オイル交換情報表示部
51 ガスエンジン
52 圧縮機
53 四方弁
54 室内機
55 レシーバタンク
56 室外電動弁
57 室外熱交換器
58 アキュームレータ
A 暖房回路
B 冷房回路
P1 信号
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジンによって圧縮機を駆動し、冷媒
を圧縮・循環させるヒートポンプ装置において、エンジ
ンの積算運転時間が予め設定した時間以上になったと
き、オイル交換の注意信号を表示することを特徴とする
エンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法。 - 【請求項2】 オイル交換の注意信号表示をキャンセル
する選択肢を有する請求項1記載のエンジン駆動ヒート
ポンプ装置の制御方法。 - 【請求項3】 積算運転時間をリセットする選択肢を有
する請求項1記載のエンジン駆動ヒートポンプ装置の制
御方法。 - 【請求項4】 オイル交換の注意信号を表示した後、エ
ンジンがオイル交換されることなく所定の時間運転され
たとき、エンジンを自動停止させる請求項1〜3何れか
に記載のエンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法。 - 【請求項5】 エンジンによって圧縮機を駆動し、冷媒
を圧縮・循環させるヒートポンプ装置において、エンジ
ンの積算運転時間が予め設定した時間以上になったと
き、エンジンを自動停止させることを特徴とするエンジ
ン駆動ヒートポンプ装置の制御方法。 - 【請求項6】 自動停止したエンジンを、オイル交換す
ることなく所定時間運転を可能とした請求項4または請
求項5記載のエンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202274A JP3066123B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | エンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202274A JP3066123B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | エンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526535A true JPH0526535A (ja) | 1993-02-02 |
JP3066123B2 JP3066123B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=16454827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3202274A Expired - Fee Related JP3066123B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | エンジン駆動ヒートポンプ装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066123B2 (ja) |
Cited By (4)
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