JPH05265341A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH05265341A
JPH05265341A JP6495392A JP6495392A JPH05265341A JP H05265341 A JPH05265341 A JP H05265341A JP 6495392 A JP6495392 A JP 6495392A JP 6495392 A JP6495392 A JP 6495392A JP H05265341 A JPH05265341 A JP H05265341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing
pressure roller
surface temperature
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP6495392A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Saito
聖治 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6495392A priority Critical patent/JPH05265341A/ja
Publication of JPH05265341A publication Critical patent/JPH05265341A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 加圧ローラの表面温度を検知する第1温度セ
ンサと雰囲気温度を検知する第2温度センサとを設け、
加圧ローラの表面温度と雰囲気温度を予め選定し、選定
した温度に対し前記センサにより検知される加圧ローラ
の表面温度と雰囲気温度が越えるか否かに応じて前記加
圧ローラの熱源を少なくとも2段階の温度に切換える。 【効果】 装置内温度が高くなることなく安定した定着
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザーファ
クシミリ、レーザープリンタ等の画像形成装置の定着装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の一例として、図5
に示すようなレーザプリンタが使用されている。
【0003】レーザプリンタは上部本体10aと下部本
体10bとを有する装置本体10を有し、上部本体10
aは軸11により下部本体10bに対して上下開閉動自
在に支持される。
【0004】装置本体10のほぼ中央部に感光体12が
設けられる。感光体12のまわりには矢印で示す周回動
方向に順に帯電手段13、現像装置14、転写手段1
5、クリーニング手段16のように光書き込み手段を除
いた他の電子写真プロセス手段が配置される。電子写真
プロセスの下側に光書き込み手段17が配置され、感光
体12の上側には給紙装置18より給紙ローラ19によ
り給送され、レジストローラ対21によりタイミングを
とられて送られる転写紙を転写手段15による転写位置
に搬送する搬送路20が形成される。
【0005】転写位置から送り出される転写後の転写紙
は定着搬送路22により定着装置23の入口24に搬送
される。
【0006】定着装置23は定着ローラ23aと加圧ロ
ーラ23bとを有し、転写紙の可視像を定着し、排紙ロ
ーラ25により排紙部26に排出され、排紙ガイド27
に案内されて排紙トレイ28にスタックされる。
【0007】感光体12は周回動する間に表面を帯電手
段13により一様に帯電され、光書き込み手段17から
のレーザ光を照射して静電潜像を形成し、該潜像は現像
装置14の傍らを通るときにトナーによって可視像化さ
れ、可視像は搬送路20を搬送される転写紙の下面に転
写手段15により転写され、定着装置23により定着さ
れる。
【0008】従来、定着装置においては加熱ローラ及び
加圧ローラに熱源を配置し、加圧ローラの温度を測定し
て定着温度を切換えることは知られている。
【0009】従来の画像形成装置においては、定着不足
がしばしば問題となっており、定着不足の理由としては
定着温度、加圧力、トナー成分、雰囲気温度等による影
響が考えられるが、特に定着温度による影響が大きい。
【0010】しかし定着不足を解消するために定着温度
を高くすると装置内温度が上昇し、機能面、安全面で問
題が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題点を解消し、定着温度を高く設定することによる
装置内温度上昇を防止し、しかも良好な定着性が得られ
る定着装置を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、内部に熱源を有する定着ローラと、該定着ローラに
圧接される加圧ローラとを有し、記録紙を定着ローラと
加圧ローラの間を通過させることによりトナー像を定着
する定着装置において、加圧ローラの表面温度を検知す
る第1温度センサと雰囲気温度を検知する第2温度セン
サとを設け、加圧ローラの表面温度と雰囲気温度を予め
選定し、この選定した温度を前記センサにより検知され
る加圧ローラの表面温度と雰囲気温度が越えるか否かに
応じて前記加圧ローラの熱源の温度を少なくとも2段階
の選定温度の間で切換えることを特徴とする定着装置に
より解決した。
【0013】
【作用】本発明により、第1温度検知センサにより検知
した加圧ローラの表面温度が予め選定した低温度以下又
は低温度と選定された高温度の間にあり、雰囲気温度が
選定された温度以下のときは定着ローラの熱源の温度は
高温に切換えられ、その他の条件では低温に切換えられ
る。
【0014】定着不足になる条件のもとでは定着温度を
高温に、定着が十分なときは低温に切換えられるので常
に安定した定着が可能になり、しかも装置内温度が必要
以上に高くなることが防止される。
【0015】
【実施例】本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説
明する。
【0016】図1において、定着装置23は定着ローラ
23aと加圧ローラ23bを有し、定着ローラ23aの
内部には熱源としてヒータ31が設けられ、定着ローラ
23aの表面温度を第1温度センサ32により、加圧ロ
ーラ23bの表面温度を第2温度センサ33により検知
可能に構成する。
【0017】記録紙は定着ローラ23aと加圧ローラ2
3bに挟持搬送される間に定着される。
【0018】加圧ローラ23bにはヒータ等の熱源は配
置されない。
【0019】第2温度センサ33により検知した加圧ロ
ーラ23bの表面温度に基づいて定着ローラ23aのヒ
ータ31を制御して定着ローラ23aの表面温度の制御
をする。
【0020】制御の一例として加圧ローラ23bの表面
温度に基づいて定着ローラ23aのヒータ31を制御し
て定着ローラ23aの表面温度の制御をする。
【0021】最も簡単な制御の例として加圧ローラ23
bの表面温度が所定温度X℃、例えば80℃以下か以上
かにより切換える。
【0022】図2において、加圧ローラ23bの表面温
度を第2温度センサ33により検知し、X℃例えば80
℃以上か判断する。Noのときは、定着温度を高温度に
切換え、Yesのときは定着温度を低温度に切換える。
つまり定着温度、例えばヒーター31を高低の2段に切
換える。
【0023】この方法では加圧ローラ23bの表面温度
がX℃の近傍にあるときには定着温度の設定値が頻繁に
切り換わる。
【0024】別の例として図3に示すように、加圧ロー
ラ23bの表面温度をY℃、Z℃の2種類設定し、定着
温度を切換える。例えば定着温度を高温度に設定して定
着処理をし、加圧ローラ23bの表面温度がY℃、例え
ば60℃以上か否か判断し、Noのときは定着温度を高
温度に設定したまま保持する。YesのときはY℃より
高い表面温度Z℃、例えば100℃以上か否かを判断す
る。Z℃以下でNoのときはそのまま継続し、Z℃以上
になったことを検出してYesであれば定着温度を低温
度に切り換える。この例では加圧ローラ23bの表面温
度がY℃とZ℃の間では定着温度の切換は行わず、それ
まで設定された定着温度で継続する。Y℃以下に低下す
ると定着温度を高温度に、Z℃以上に上昇すると定着温
度を低温度に切換える。
【0025】更に別の例では加圧ローラの表面温度の設
定値Y℃、Z℃の外に雰囲気温度T℃を設定し、図3の
例のY℃とZ℃の間の加圧ローラ表面温度に対して図4
に示すように制御することができる。加圧ローラの表面
温度がY℃以下、Z℃以上の場合は図3の場合と同じで
あるが、X℃以上でZ℃以下の場合は雰囲気温度T℃以
上であるか否か判断し、T℃以下例えば18℃以下のと
きは定着温度を高温度に切換え、T℃以上のときは定着
温度を低温度に切換える。
【0026】上記の例に示すように加圧ローラの表面温
度X、Y、Z及び雰囲気温度Tに最適値を選定し、表面
温度X、Y、Z及び雰囲気温度Tが選定した温度を越え
るか否かに応じて定着温度を少なくとも2段階に切換え
るようにし、しかも切換える定着温度として最適温度を
選定することにより、効率よく安定した定着条件が得ら
れる。
【0027】定着温度は2段階に限らず3段階、4段階
又はそれ以上において制御することも可能である。
【0028】加圧ローラの表面温度により定着温度を切
換えるので、加圧ローラが冷えている装置の立ち上げ時
や、熱を奪われやすい厚紙通紙時には定着温度が高い温
度に自動的に切換えられ安定した定着性が得られ、通常
使用時には定着温度は通常設定値に戻るので、節電がで
き、機内昇温等の定着温度が高すぎるときの別作用の発
生を防ぐことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明により、加圧ローラの表面温度及
び雰囲気温度が選定値以上と以下により定着温度を切換
えることによって安定した定着性が得られ、しかも節電
が可能になり効率よい定着が可能になった。
【0030】選定温度を外部より変更することによりそ
の装置にとって最適の条件を設定することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の概略図である。
【図2】温度切換制御の一例のフローチャートである。
【図3】温度切換制御の他の例のフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る温度切換制御の一例のフローチャ
ートである。
【図5】画像形成装置の一例の全体概略図である。
【符号の説明】
23 定着装置 23a 定着ローラ 23b 加圧ローラ 31 熱源 32 第1温度検知センサ 33 第2温度検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に熱源を有する定着ローラと、該定
    着ローラに圧接される加圧ローラとを有し、記録紙を定
    着ローラと加圧ローラの間を通過させることによりトナ
    ー像を定着する定着装置において、 加圧ローラの表面温度を検知する第1温度センサと雰囲
    気温度を検知する第2温度センサとを設け、加圧ローラ
    の表面温度と雰囲気温度を予め選定し、この選定した温
    度を前記センサにより検知される加圧ローラの表面温度
    と雰囲気温度が越えるか否かに応じて前記加圧ローラの
    熱源の温度を少なくとも2段階の選定温度の間で切換え
    ることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 加圧ローラの表面温度として高温と低温
    の2段階の温度を選定し、検知された加圧ローラの表面
    温度が選定された低温以下のときと、選定された低温と
    高温の中間にあり雰囲気温度が選定した温度以下にある
    ときには加熱ローラの熱源を高温に、他のときは低温に
    切換えることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 加圧ローラの表面温度、雰囲気温度及び
    定着ローラの熱源の夫々の選定温度が外部からの操作に
    より変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の定着装置。
JP6495392A 1992-03-23 1992-03-23 定着装置 Pending JPH05265341A (ja)

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JP6495392A JPH05265341A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 定着装置

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JP6495392A JPH05265341A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 定着装置

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ID=13272914

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JP (1) JPH05265341A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0722129A2 (en) * 1995-01-11 1996-07-17 Mita Industrial Co., Ltd. Fixing temperature control device
KR100441245B1 (ko) * 1997-06-26 2005-05-17 삼성전자주식회사 전자사진장치의정착온도제어방법및장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0722129A2 (en) * 1995-01-11 1996-07-17 Mita Industrial Co., Ltd. Fixing temperature control device
EP0722129A3 (en) * 1995-01-11 1999-11-10 Mita Industrial Co., Ltd. Fixing temperature control device
KR100441245B1 (ko) * 1997-06-26 2005-05-17 삼성전자주식회사 전자사진장치의정착온도제어방법및장치

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