JPH0526502A - パーソナル空調システム - Google Patents

パーソナル空調システム

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Publication number
JPH0526502A
JPH0526502A JP3180891A JP18089191A JPH0526502A JP H0526502 A JPH0526502 A JP H0526502A JP 3180891 A JP3180891 A JP 3180891A JP 18089191 A JP18089191 A JP 18089191A JP H0526502 A JPH0526502 A JP H0526502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
control circuit
air conditioning
room
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3180891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tanida
哲男 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP3180891A priority Critical patent/JPH0526502A/ja
Publication of JPH0526502A publication Critical patent/JPH0526502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事務室内に偏在する熱負荷を解消し、個人の
温熱的趣向に合った局所空間をつくりだすパーソナル空
調システムを提供する。 【構成】 インバータ駆動による圧縮機と、複数の電動
膨脹弁12とを設けた直膨分離多室内ユニット型の冷凍
回路構成を基本とし、前記室内ユニット8(電動膨脹弁
と同数)を執務者近傍に配置するとともに、前記執務者
近傍の温度を検知する温度センサー2と、執務者の好み
の温度を設定する温度設定回路3とを内部に設けた温度
リモコン(室内ユニットと同数)と、電動膨脹弁制御回
路11とインバータ出力制御回路14とを備えた構成に
て、その時々の執務者周辺の熱負荷を温度リモコンで認
識し、電動膨脹弁制御回路11とインバータ出力制御回
路14のはたらきにより、個人の温熱的趣向に合った局
所空調ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は快適な局所空間をつくり
だすパーソナル空調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、事務室においてOA機器(熱発生
機器)の導入や、パーティションによる執務空間の細分
化(熱の滞留)から空調負荷の偏在を原因として不快感
を訴える者が多くなったことがアンケート調査等により
広く知られるようになって来た。これら空調負荷の偏在
を解消し、快適な局所空間を創出するために、各種の空
調方式が提案されている。
【0003】以下従来の空調方式の構成例を図4にもと
づき説明する。図4では、床吹き出し方式の全体構成断
面図を示している。図に示すように、この空調方式で
は、事務室近傍に空気調和機110を設け、事務室内で
はコンクリート床101と、その上部に設置された二重
床102で形成された空間を給気チャンバー106と
し、還気チャンバー107としては天井材104の上部
天井裏を使用する。
【0004】また給気口については、前記二重床102
の必要な箇所(複数)にグリル103を設置するととも
に、還気口として前記天井材104に分散設置した還気
開口部105を使用する。
【0005】上記構成において、空気調和機110を運
転すると、下部吹出口(図示せず)より空調された給気
が、コンクリート床101と二重床102で形成された
給気チャンバー106を通じ二重床102に設置された
グリル103より事務室内へ吹き出される。吹き出され
た給気は、周辺の熱負荷と相殺され、天井材104に設
けられた還気開口部105から還気チャンバー107に
吸引され空気調和機110の吸込口112に戻り動作が
一巡する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調
方式では、一台の空気調和機110で熱交換された温
度,湿度のほぼ同一の給気を事務室内に分散設置された
グリル103(複数)より所定の風量しか送出されない
ため、局所的に異なった部所への熱負荷全てを解消する
ことができないという課題があった。(たとえば、局所
的にOA機器の使用頻度が高い場所とか、人が集中し、
急に熱負荷が高まった場合等。)本発明は上記課題を解
決するもので、局所的な熱負荷偏在に対応し、個人の温
感的趣向に対応したパーソナル空調システムを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、インバータ駆動による圧縮機と、複数の電
動膨脹弁とを設けた直膨分離多室内ユニット型の冷凍回
路構成を基本とし、前記室内ユニット(電動膨脹弁と同
数)を執務者近傍に配置するとともに、前記執務者近傍
の温度を検知する温度センサーと、執務者の好みの温度
を設定する温度設定回路とを内部に設けた温度リモコン
(室内ユニットと同数)と、電動膨脹弁制御回路と、イ
ンバータ出力制御回路とを備えた構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、執務者近傍に配
置された温度リモコン(複数)に内蔵された温度センサ
ーが検出した現状温度と、執務者個人が温度設定回路に
設定した温度設定値との温度差を前記温度設定回路が判
読するとともに、それら温度リモコン(複数)周辺の必
要とするそれぞれの空調負荷を割り出す。前記温度設定
回路で認識されたそれぞれの必要空調負荷に応じ電動膨
脹弁制御回路により電動膨脹弁の開度が設定されるとと
もに、システム全体で必要とする圧縮機のインバータ出
力がインバータ出力制御回路により設定される。これら
一連の動作により執務者近傍に設置された各室内ユニッ
トから現状の熱負荷に対応した最適な給気ができるもの
である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図2
および図3を参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、事務室内に設置された机
1の上面には内部に温度センサー2と、温度設定回路3
を設けた温度リモコン4が設置され、前記机1の背面に
は上部に吹出しグリル5と下部に連絡口6を設けてなる
パーティション7が設置されている。前記連絡口6に連
通する構成で室内ユニット8の吹出口9が接続されてい
る。また二重床16の下には電動膨脹弁制御回路11と
電動膨脹弁12を内蔵した分岐ユニット10が埋設され
ている。さらに事務室外にはインバータ出力制御回路1
4とインバータ圧縮機15が内蔵された室外ユニットが
設置されている。
【0011】上記構成において、システムの運転を開始
すると、先ず机1の上面に設置された温度リモコン4に
内蔵された温度設定回路3へ執務者の温感的趣向に応じ
た温度設定を行なうとともに、その時点での机1周辺の
温度を前記温度リモコン4に内蔵された温度センサー2
で検知し、前記設定温度との差を各温度リモコン4単位
での必要空調負荷と見なし、その信号を電動膨脹弁制御
回路11とインバータ出力制御回路14へ送る。この
後、インバータ出力制御回路14では各温度リモコン4
から入った信号を集積し、システム全体で必要とするイ
ンバータ出力をインバータ圧縮機に送るとともに、前記
各温度リモコン4からの信号は電動膨脹弁制御回路11
に入り、各温度リモコン4に対応する室内ユニット8へ
の必要空調負荷に見合う冷媒循環量を調節すべく電動膨
脹弁12へ開度信号を出す。これらの動作により、各室
内ユニット8ごとに各必要空調負荷に見合った給気が前
記室内ユニット8の吹出口9から送出され、連通するパ
ーティション7下部に設けられた連絡口6よりパーティ
ション7内部を通り上部に設けられた吹出しグリル5よ
り机1周辺へと吹き出される。
【0012】このように本発明の実施例のパーソナル空
調システムによれば局所的に偏在した熱負荷を解消し執
務者個人々人の温熱的趣向に合ったきめの細かな局所空
調ができる。
【0013】なお、実施例では冷房モードを基本に説明
したが、モードを暖房に変えてもよく、その作用効果に
差異を生じない。
【0014】また、吹出し媒体としてパーティション7
を利用したものを中心に説明したが、室内ユニット8か
らの給気を二重床16下に設けたチャンバーに吹き込
み、前記二重床16面上に開口部を設けた床吹出し方式
でもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、直膨分離多室内ユニット型の室内ユニット
を執務者個人ごとに設置するとともに、温度リモコンへ
の個人の温熱的趣向を設定することより、その時々の熱
負荷に応じた給気が執務者近傍に送出されることより、
個人の温熱的趣向に合ったきめ細かな局所空調ができる
パーソナル空調システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパーソナル空調システムの
全体構成斜視図
【図2】同パーソナル空調システムの部分側断面図
【図3】同パーソナル空調システムの電気,冷凍回路図
【図4】従来の空調方式の全体構成断面図
【符号の説明】
2 温度センサー 3 温度設定回路 4 温度リモコン 8 室内ユニット 11 電動膨脹弁制御回路 12 電動膨脹弁 14 インバータ出力制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 インバータ駆動による圧縮機と、複数の
    電動膨脹弁とを設けた直膨分離多室内ユニット型の冷凍
    回路構成を基本とし、前記室内ユニット(電動膨脹弁と
    同数)を執務者近傍に配置するとともに、前記執務者近
    傍の温度を検知する温度センサーと、執務者の好みの温
    度を設定する温度設定回路とを内部に設けた温度リモコ
    ン(室内ユニットと同数)と、電動膨脹弁制御回路とイ
    ンバータ出力制御回路とを備えたパーソナル空調システ
    ム。
JP3180891A 1991-07-22 1991-07-22 パーソナル空調システム Pending JPH0526502A (ja)

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JP3180891A JPH0526502A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 パーソナル空調システム

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JP3180891A JPH0526502A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 パーソナル空調システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526502A true JPH0526502A (ja) 1993-02-02

Family

ID=16091139

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JP3180891A Pending JPH0526502A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 パーソナル空調システム

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JP (1) JPH0526502A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014228198A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 日立アプライアンス株式会社 空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014228198A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 日立アプライアンス株式会社 空気調和機

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