JPH05264913A - 走査光ビーム位置検出装置 - Google Patents

走査光ビーム位置検出装置

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JPH05264913A
JPH05264913A JP9387692A JP9387692A JPH05264913A JP H05264913 A JPH05264913 A JP H05264913A JP 9387692 A JP9387692 A JP 9387692A JP 9387692 A JP9387692 A JP 9387692A JP H05264913 A JPH05264913 A JP H05264913A
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JP
Japan
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light beam
scanning light
optical fiber
scanning
fluorescent optical
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JP9387692A
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Shuichi Shimizu
修一 清水
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した精度で走査光ビームの位置検出を行
うことができ、また、簡略且つ安価な構成とすることが
できる走査光ビーム位置検出装置を提供する。 【構成】 走査方向Bに沿って複数の透光孔21が列設
されたスリット20に走査光ビームL2を入射させ、透
光孔21を透過した走査光ビームL2を蛍光性光ファイ
バに入射させてその端面において走査光ビームL2を受
光素子100で受光するに際して、蛍光性光ファイバ
を、走査光ビームL2の走査方向Bに分割した複数の蛍
光性光ファイバ分割体91,94,97で構成し、これ
ら蛍光性光ファイバ分割体91,94,97をその径方
向にずらして配置して、透光孔21を透過してビームス
プリッタ80で2つの光路L21,L22に分離された
走査光ビームL2が複数の蛍光性光ファイバ分割体9
1,94,97のうち少なくとも1つの周面93,9
6,99に入射されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定方向に走査移動す
る走査光ビームの位置を検出する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図2に示すように、一般的な
レーザフォトプロッタにおける走査光学系10において
は、印刷情報で変調された光源11からの光ビームL1
0をビームスプリッタ17を介してポリゴンミラー12
に入射させて主走査方向Aに走査偏向させ、走査偏向さ
れた走査光ビームL1をfθレンズ13及び反射ミラー
14を介してコンデンサレンズ15に導き、このコンデ
ンサレンズ15により前記走査光ビームL1が走査対象
16の走査面に垂直に入射されるようにしている。
【0003】また、図2の走査光学系10では、前記主
走査方向Aにおける走査光ビームL1の位置検出を行う
ために、前記光源11とは別の案内光ビームL20を常
時出力する光源18を設けており、光源18からの案内
光ビームL20をビームスプリッタ17を介してポリゴ
ンミラー12に入射させて走査偏向させ、走査偏向され
た走査光ビームL2を反射ミラー14で反射させた後
に、前記走査光ビームL1が入射されない位置に配設さ
れた反射ミラー19で再度反射させている。
【0004】そして、反射後の走査光ビームL2の走査
方向Bに沿って複数の透光孔21が列設されたスリット
20に走査光ビームL2を導き、走査方向Bへの移動に
伴って各透光孔21を透過する走査光ビームL2をスリ
ット20の背面側で検出して、その検出数をカウントす
ることにより主走査方向Aにおける走査光ビームL1の
位置を検出するようにしている。
【0005】図3は、スリット20の背面側で各透光孔
21を透過する走査光ビームL2を検出するための従来
構成例を示すもので、図3の構成では、スリット20の
背面側に、走査光ビームL2の走査方向Bにおいてスリ
ット20と略同一長の蛍光性光ファイバ50をスリット
20と並行して配設し、この蛍光性光ファイバ50の両
端面51に受光素子70の受光面71を臨ませて、各透
光孔21を透過する走査光ビームL2を蛍光性光ファイ
バ50の周面52に入射させて該蛍光性光ファイバ50
により両受光素子70の受光面71に導光している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示す従
来構成では、スリット20と略同一長の蛍光性光ファイ
バ50を必要とするため、走査光ビームL2の走査範囲
が広い場合には、スリット20の両端に近い透光孔21
を透過する走査光ビームL2と、スリット20の中央に
近い透光孔21を透過する走査光ビームL2とでは、蛍
光性光ファイバ50内を導光される距離にかなりの差が
生じ、走査方向Bにおける走査光ビームL2の位置によ
って蛍光性光ファイバ50内を導光される走査光ビーム
L2の減衰率が異なることから、走査光ビームL2を受
光する受光素子70の受光レベルが大きくばらついて、
走査光ビームL1の位置検出に狂いが生じる場合がある
と共に、走査方向Bにおけるスリット20の長さと略同
一長の長尺で傷のない蛍光性光ファイバが必要となり、
高価な部品となる不具合があった。
【0007】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
で、走査光ビームの走査範囲が広い場合にも走査光ビー
ムの位置を正確に検出することができ、また、部品コス
トを低く押えることができる走査光ビーム位置検出装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、走査光ビームの光路上に配設され、該走査
光ビームを透過させる透光孔が前記走査光ビームの走査
方向に沿って複数設けられたスリットと、前記スリット
を透過した走査光ビームが通過する箇所に前記走査光ビ
ームの走査方向に沿って延設され、前記走査光ビームが
その周面から入射される蛍光性光ファイバと、前記蛍光
性光ファイバの周面から入射された前記走査光ビームを
該蛍光性光ファイバの端面において受光する受光素子と
を備える走査光ビーム位置検出装置であって、前記蛍光
性光ファイバを前記走査光ビームの走査方向に分割した
複数の蛍光性光ファイバ分割体で構成し、隣り合う前記
蛍光性光ファイバ分割体を該蛍光性光ファイバ分割体の
径方向にずらして、前記スリットを透過する走査光ビー
ムが前記複数の蛍光性光ファイバ分割体のうち少なくと
も1つに入射されるように配設したことを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記スリットを透過した走
査光ビームを複数の光路に分離する分光手段をさらに備
え、該分離された複数の走査光ビームの光路上に前記複
数の蛍光性光ファイバ分割体が配設されているものとし
た。さらに本発明は、前記スリットと蛍光性光ファイバ
分割体との間に、前記スリットを透過した走査光ビーム
を拡散させる拡散レンズを配設し、該拡散レンズにより
拡散された走査光ビームが前記蛍光性光ファイバ分割体
の周面から入射されるように該複数の蛍光性光ファイバ
分割体が配設されているものとした。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1及び図3は、図6の構成による走査光
学系10に適用される、本発明の第1及び第2実施例に
よる走査光ビーム位置検出装置の要部構成を示す説明
図、図2及び図4は図1及び図3に示す第1及び第2実
施例による走査光ビーム位置検出装置における走査光ビ
ームの光路を示す説明図であり、図1乃至図4中図6と
同一の要素には図6で付したものと同一の引用符号を付
し、その説明を省略する。
【0011】そして、図1に示す本発明の第1実施例に
よる走査光ビーム位置検出装置では、スリット20の背
面側に、該スリット20と略同一長のビームスプリッタ
80(分光手段)をスリット20と並行して配設し、こ
のビームスプリッタ80により、各透光孔21を透過し
た走査光ビームL2を2つの光路L21,L22に分離
している。分離された走査光ビームL2の2つの光路L
21,L22上には、走査光ビームL2の走査方向Bに
沿って3本の蛍光性光ファイバ分割体91,94,97
が設けられている。
【0012】これら蛍光性光ファイバ分割体91,9
4,97は、隣り合う2本の蛍光性光ファイバ分割体9
1と94、94と97が互いに径方向にずれるように、
図1中真ん中の蛍光性光ファイバ分割体94が一方の光
路L21上に、蛍光性光ファイバ分割体94の両隣りの
蛍光性光ファイバ分割体91,97が他方の光路L22
上にそれぞれ配置されている。また、各蛍光性光ファイ
バ分割体91,94,97は、隣りの蛍光性光ファイバ
分割体91,94,97に走査光ビームL2の走査方向
Bにおいて一部重なるように配置されており、これによ
り、各透光孔21を透過した走査光ビームL2がこれら
3本の蛍光性光ファイバ分割体91,94,97のうち
少なくとも1本にその周面93,96,99から入射さ
れるようにしている。
【0013】さらに、各蛍光性光ファイバ分割体91,
94,97の両端面92,95,98には、蛍光性光フ
ァイバ分割体91,94,97の周面93,96,99
から入射されて前記両端面92,95,98に導光され
た走査光ビームL2(光路L21,L22による)の受
光時に信号を出力する受光素子100の受光面101を
臨ませており、この受光素子100には、受光素子10
0から出力される所定レベル以上の信号のカウント数に
基づいて走査光ビームL1の位置を検出する検出部(図
示せず)が接続されている。
【0014】尚、走査光ビームL2の走査方向Bにおけ
る蛍光性光ファイバ分割体91,94,97の長さは、
走査光ビームL2の受光時に受光素子100から出力さ
れる信号のレベルが、走査光ビームL2の走査方向Bに
おける該走査光ビームL2の蛍光性光ファイバ分割体9
1,94,97への入射位置に関わらず常に前記所定レ
ベル以上となる長さで形成されている。
【0015】このような構成による第1実施例の走査光
ビーム位置検出装置では、走査方向Bへの移動に伴って
各透光孔21を透過する走査光ビームL2が図2に示す
ようにビームスプリッタ80により2つの光路L21,
L22に分離されて、スリット20の両端に近い部分の
各透光孔21を透過した走査光ビームL2が蛍光性光フ
ァイバ分割体91,97の周面93,99に入射され、
スリット20の中央に近い部分の各透光孔21を透過し
た走査光ビームL2が蛍光性光ファイバ分割体94の周
面96に入射される。さらに、これら入射された走査光
ビームL2が蛍光性光ファイバ分割体91,94,97
内を導光されて、それらの両端面92,95,98に配
置された受光素子100の受光面101に入射される。
【0016】そして、本第1実施例の走査光ビーム位置
検出装置によれば、図1及び図2に示すように、スリッ
ト20の透光孔21を透過した走査光ビームL2が周面
から入射される蛍光性光ファイバを、走査光ビームL2
の走査方向Bに複数に分割した3本の蛍光性光ファイバ
分割体91,94,97によって構成することにより、
従来のように走査方向Bにおけるスリット20の長さと
略同一長の長尺な蛍光性光ファイバを用いる必要がなく
なり、スリット20に比べてかなり短い長さの蛍光性光
ファイバ分割体91,94,97を用いることができる
ので、蛍光性光ファイバの部品コストを低く押えること
ができる。
【0017】また、蛍光性光ファイバを前記3本の蛍光
性光ファイバ分割体91,94,97によって構成する
ことにより、蛍光性光ファイバ分割体91,94,97
内を導光される走査光ビームL2の減衰率のばらつきを
少なくすることができ、特に、走査光ビームL2の走査
方向Bにおける各蛍光性光ファイバ分割体91,94,
97の長さを上述した長さとすることにより、蛍光性光
ファイバ分割体91,94,97の周面93,96,9
9に入射されて両端面92,95,98に導光された走
査光ビームL2を受光した時の受光素子100の出力信
号レベルを、常に検出に支障のない信号レベルとするこ
とができ、よって、走査光ビームL1の位置を正確に検
出することができる。
【0018】一方、図3に示す本発明の第2実施例によ
る走査光ビーム位置検出装置では、スリット20の背面
側に、該スリット20と略同一長の、例えばフレネルレ
ンズ等の拡散レンズ110をスリット20に並行して配
設し、拡散レンズ110により拡散された走査光ビーム
L2のビーム径内に納まるように3本の蛍光性光ファイ
バ分割体121,124,127を走査光ビームL2の
走査方向Bに沿って配設している。これら蛍光性光ファ
イバ分割体121,124,127は、隣りの蛍光性光
ファイバ分割体121,124,127に走査光ビーム
L2の走査方向Bにおいて一部重なり、且つ、隣り合う
2本の蛍光性光ファイバ分割体121と124、124
と127が互いに径方向にずれるように配置されてお
り、これにより、各透光孔21を透過して拡散レンズ1
10により拡散された走査光ビームL2が、これら3本
の蛍光性光ファイバ分割体121,124,127のう
ち少なくとも1本にその周面123,126,129か
ら入射されるようにしている。
【0019】さらに、各蛍光性光ファイバ分割体12
1,124,127の両端面122,125,128に
は、蛍光性光ファイバ分割体121,124,127の
周面123,126,129から入射されて前記両端面
122,125,128に導光された走査光ビームL2
の受光時に信号を出力する受光素子130の受光面13
1を臨ませており、この受光素子130には、受光素子
130から出力される所定レベル以上の信号のカウント
数に基づいて走査光ビームL1の位置を検出する検出部
(図示せず)が接続されている。
【0020】尚、走査光ビームL2の走査方向Bにおけ
る蛍光性光ファイバ分割体121,124,127の長
さは、走査光ビームL2の受光時に受光素子130から
出力される信号のレベルが、走査光ビームL2の走査方
向Bにおける該走査光ビームL2の蛍光性光ファイバ分
割体121,124,127への入射位置に関わらず常
に前記所定レベル以上となる長さで形成されている。
【0021】このような構成による第2実施例の走査光
ビーム位置検出装置では、走査方向Bへの移動に伴って
各透光孔21を透過する走査光ビームL2が図4に示す
ように拡散レンズ110により拡散されて、スリット2
0の両端に近い部分の各透光孔21を透過した走査光ビ
ームL2が蛍光性光ファイバ分割体121,127の周
面123,129に入射され、スリット20の中央に近
い部分の各透光孔21を透過した走査光ビームL2が蛍
光性光ファイバ分割体124の周面126に入射され
る。さらに、これら入射された走査光ビームL2が蛍光
性光ファイバ分割体121,124,127内を導光さ
れて、それらの両端面122,125,128に配置さ
れた受光素子130の受光面131に入射される。
【0022】そして、本第2実施例の走査光ビーム位置
検出装置によっても、第1実施例の走査光ビーム位置検
出装置と同様に、従来のような走査方向Bにおけるスリ
ット20の長さと略同一長の長尺な蛍光性光ファイバを
用いる必要がなくなり、スリット20に比べてかなり短
い長さの蛍光性光ファイバ分割体121,124,12
7を用いることができるので、蛍光性光ファイバの部品
コストを低く押えつつ走査光ビームL1の位置を検出す
ることができ、また、蛍光性光ファイバ分割体121,
124,127内を導光される走査光ビームL2の減衰
率のばらつきを少なくし、ひいては走査光ビームL2の
走査方向Bにおける走査光ビームL2の位置によらず常
に一定以上のレベルで受光素子130が走査光ビームL
2を受光することができるようにして、走査光ビームL
1の位置を正確に検出することができる。
【0023】尚、第1実施例において、隣りの蛍光性光
ファイバ分割体91,94,97と走査光ビームL2の
走査方向Bにおいて重なっている蛍光性光ファイバ分割
体91,94,97部分に入射される走査光ビームL2
については、受光素子100の出力信号に基づいて走査
光ビームL1の位置検出を行う検出部(図示せず)側に
おいて、走査光ビームL1の位置検出に参照する走査光
ビームL2の受光信号の出力元の受光素子100を、受
光素子100から出力される信号のカウント数に応じて
切り換えることにより対応することができる。また、前
記不図示の検出部において、走査光ビームL2が入射さ
れた2つの蛍光性光ファイバ分割体91,94、又は9
4,97に対応する受光素子100からの出力信号の論
理和を取るようにしても対応することができ、これは、
第2実施例についても同様である。
【0024】さらに、第1実施例における分光手段とし
てのビームスプリッタ80はハーフミラー等であっても
よく、第2実施例における拡散レンズ110はフレネル
レンズに限らず、例えば図5に示すように、各透光孔2
1を透過した走査光ビームL2が入射される面に断面円
弧状の凹部141が形成され、反対側に走査光ビームが
2つの光路L23,L24に分離されて出射される2つ
の出射面142,143が形成された、分光機能を兼備
する拡散レンズ140等であってもよい。この場合に
は、拡散レンズ140を透過して2つの光路L23,L
24に分離された走査光ビームL2のうち、スリット2
0の両端に近い部分の各透光孔21を透過した走査光ビ
ームL2が蛍光性光ファイバ分割体121,127の周
面123,129に入射され、スリット20の中央に近
い部分の各透光孔21を透過した走査光ビームL2が蛍
光性光ファイバ分割体124の周面126に入射され
る。そして、本発明が適用される走査光学系は図6に示
す構成のものに限定されず、例えばレーザプリンタ等に
おける走査光学系のようにコンデンサレンズ15が省略
された走査光学系であってもよい。
【0025】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、走査光
ビームの走査方向に複数の透光孔が列設されたスリット
に前記走査光ビームを入射させ、前記スリットを透過し
た走査光ビームを、前記スリットに並行して配設した蛍
光性光ファイバの周面に入射させ、入射した走査光ビー
ムを前記蛍光性光ファイバの端面に導光して受光素子で
受光するに際して、前記蛍光性光ファイバを前記走査光
ビームの走査方向に分割した複数の蛍光性光ファイバ分
割体で構成し、隣り合う前記蛍光性光ファイバ分割体を
該蛍光性光ファイバ分割体の径方向にずらして、前記ス
リットを透過する走査光ビームが前記複数の蛍光性光フ
ァイバ分割体のうち少なくとも1つに入射されるように
配設した。このため、スリットの長さに合わせた長尺な
蛍光性光ファイバが不要となり、スリットに比べて短い
長さの蛍光性光ファイバ分割体を用いることができるの
で、蛍光性光ファイバの部品コストを低く押えることが
できる。また、スリットに比べて短い長さの蛍光性光フ
ァイバ分割体を用いるので、蛍光性光ファイバ分割体の
周面から入射されて端面へ導光される走査光ビームの減
衰率のばらつきを少なくすることができ、よって、蛍光
性光ファイバ分割体の端面で走査光ビームを受光する受
光素子の受光量を安定させて、走査光ビームの位置を正
確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による走査光ビーム位置検
出装置の要部構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す走査光ビーム位置検出装置における
ビームスプリッタ透過後の走査光ビームの光路を示す説
明図である。
【図3】本発明の第2実施例による走査光ビーム位置検
出装置の要部構成を示す説明図である。
【図4】図2に示す走査光ビーム位置検出装置における
拡散レンズ透過後の走査光ビームの光路を示す説明図で
ある。
【図5】図3の走査光ビーム位置検出装置に適用される
他の拡散レンズと該拡散レンズ透過後の走査光ビームの
光路とを示す説明図である。
【図6】図1及び図3の走査光ビーム位置検出装置が適
用される一般的なレーザフォトプロッタにおける走査光
学系の構成の一例を示す説明図である。
【図7】従来の走査光ビーム位置検出装置における要部
構成の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
20 スリット 21 透光孔 80 ビームスプリッタ(分光手段) 91,94,97,121,124,127 蛍光性光
ファイバ分割体 100 受光素子 110,140 拡散レンズ 92,95,98,122,125,128 蛍光性光
ファイバ端面 93,96,99,123,126,129 蛍光性光
ファイバ周面 B 走査方向 L2 走査光ビーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光ビームの光路上に配設され、該走
    査光ビームを透過させる透光孔が前記走査光ビームの走
    査方向に沿って複数設けられたスリットと、 前記スリットを透過した走査光ビームが通過する箇所に
    前記走査光ビームの走査方向に沿って延設され、前記走
    査光ビームがその周面から入射される蛍光性光ファイバ
    と、 前記蛍光性光ファイバの周面から入射された前記走査光
    ビームを該蛍光性光ファイバの端面において受光する受
    光素子とを備える走査光ビーム位置検出装置であって、 前記蛍光性光ファイバを前記走査光ビームの走査方向に
    分割した複数の蛍光性光ファイバ分割体で構成し、 隣り合う前記蛍光性光ファイバ分割体を該蛍光性光ファ
    イバ分割体の径方向にずらして、前記スリットを透過す
    る走査光ビームが前記複数の蛍光性光ファイバ分割体の
    うち少なくとも1つに入射されるように配設した、 ことを特徴とする走査光ビーム位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記スリットを透過した走査光ビームを
    複数の光路に分離する分光手段をさらに備え、該分離さ
    れた複数の走査光ビームの光路上に前記複数の蛍光性光
    ファイバ分割体が配設されている請求項1記載の走査光
    ビーム位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記スリットと蛍光性光ファイバ分割体
    との間に、前記スリットを透過した走査光ビームを拡散
    させる拡散レンズを配設し、該拡散レンズにより拡散さ
    れた走査光ビームが前記蛍光性光ファイバ分割体の周面
    から入射されるように該複数の蛍光性光ファイバ分割体
    が配設されている請求項1又は2記載の走査光ビーム位
    置検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6326609B1 (en) 1998-10-12 2001-12-04 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Scanning drawing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6326609B1 (en) 1998-10-12 2001-12-04 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Scanning drawing apparatus

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