JPH05264135A - 空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置 - Google Patents

空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置

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Publication number
JPH05264135A
JPH05264135A JP6214492A JP6214492A JPH05264135A JP H05264135 A JPH05264135 A JP H05264135A JP 6214492 A JP6214492 A JP 6214492A JP 6214492 A JP6214492 A JP 6214492A JP H05264135 A JPH05264135 A JP H05264135A
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JP
Japan
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temperature
condenser
filter
outside air
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6214492A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yamaguchi
山口  努
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
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Publication of JPH05264135A publication Critical patent/JPH05264135A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出管の温度が外気温度の影響を受けて変化
しても凝縮器のフィルターの目詰まりを正確に検知し、
報知する。 【構成】 凝縮器2と圧縮機1とを接続する吐出管10
に温度センサ6を設けるとともに、該温度センサ6から
の出力で作動する警報装置9を設けた空冷式凝縮器のフ
ィルター目詰まり検知装置において、凝縮器2の外気吸
込側に外気温度を検出する温度センサ7を設け、この温
度センサ7で検出される外気温をもとに警報装置9を作
動させる温度値を設定する制御装置8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置を構成する空
冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷凍冷蔵ショーケースは、周知
のごとくショーケース本体内をダクト板で冷気循環路と
商品収納庫とに区画し、冷凍装置により冷却した冷気で
商品収納庫内の商品を冷却している。この冷凍装置は、
圧縮機、凝縮器、減圧装置、冷却器を冷媒管で順次接続
して冷凍サイクルを形成するもので、圧縮機で高温高圧
に圧縮した冷媒ガスを凝縮器に送り、ここで凝縮器に設
けたファンにより送風される外気で冷却、熱交換して中
温高圧の液冷媒にし、さらに減圧装置で減圧し低温低圧
の液冷媒とし、冷却器で蒸発させて冷却空気を得る。
【0003】圧縮機からの冷媒ガスを凝縮器で熱交換す
るとき、前記のようにファンで外気を凝縮器に取り込む
ようにしているが、外気中に含まれている塵埃などが空
気と共に凝縮器内に吸い込まれるのを防ぐため、凝縮器
の吸い込み側にフィルターを設けている。
【0004】しかし、このフィルターに目詰まりが生じ
ると、ファンにより凝縮器に送られる熱交換用の空気量
が減少し、その結果、凝縮器の温度が上昇して凝縮器の
熱交換量が減少し、冷却不良や圧縮機の損傷発生などの
おそれがある。
【0005】そこで、フィルターの目詰まりを検出する
ために、従来、例えば、圧縮機と凝縮器とを接続する冷
媒吐出管に温度センサを設けるとともに、警報装置を設
け該警報装置にこれを作動させる温度値を設定して、前
記温度センサで吐出管の温度を検出し、この温度が設定
値以上に上昇した場合に警報装置を作動させ、凝縮器の
温度上昇すなわちフィルターの目詰まりを報知してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】警報装置を作動させる
ための温度の設定値が常に一定の値に設定されているた
め、例えば、外気温が高くこの影響を受けて吐出管の温
度も上昇した場合は、フィルターに目詰まりが発生して
いなくても吐出管の温度が設定値に達すると、警報装置
が作動してしまい、フィルターの目詰まりを正確に報知
できなかった。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、吐出管の温度が外気温度の影響を受けて変化しても
フィルターの目詰まりを正確に検知し、報知できる空冷
式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、凝縮器と圧縮機とを接続する吐出管に温度セ
ンサを設けるとともに、該温度センサからの出力で作動
する警報装置を設けた空冷式凝縮器のフィルター目詰ま
り検知装置において、凝縮器の入口側に外気温度を検出
する温度センサを設け、この温度センサで検出される外
気温をもとに警報装置を作動させる温度値を設定する制
御装置を設けることを要旨とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、凝縮器の外気吸込側に設けた
外気温度を検出する温度センサで検出された外気温をも
とにして、警報装置を作動させる温度値が制御装置で設
定されるから、この設定温度は外気温により補正された
ものとなり、フィルターに目詰まりが発生したときの正
しい温度として設定され、吐出管に設けた温度センサで
検出される温度が外気温の影響を受けたものであって
も、フィルターに目詰まりが発生したときにのみ警報装
置が作動する。
【0010】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の空冷式凝縮器のフィルター目
詰まり検知装置が実施される冷凍装置の回路図で、圧縮
機1、凝縮器2、減圧装置である膨張弁3、冷却器4、
アキュムレータ5を冷媒管で順次接続して冷凍サイクル
を形成している。
【0011】圧縮機1と凝縮器2とを接続する吐出管1
0に該吐出管10の温度すなわち吐出管10内を流れる
冷媒の温度を検出する温度センサ6を設けるとともに、
凝縮器2の外気吸込側にフィルター11と外気温度を検
出する温度センサ7を設け、また、この冷凍装置が配設
されるショーケースなどの適宜個所にフィルター11の
目詰まりを報知する警報装置9を設置した。
【0012】図中8は、外気温度をもとにして警報装置
9を作動させる温度値を設定する制御装置を示し、該制
御装置8の入力側に前記温度センサ6,7を接続し、出
力側に警報装置9を接続した。
【0013】次に動作を図2のフローチャートについて
説明する。標準的な運転条件として、たとえば、外気温
度25°Cでフィルター11の目詰まり状態が80%程
度のときの吐出管10の温度を経験則から90°Cと設
定し、これを警報装置9の動作設定値Ta=90°Cと
して制御装置8に予め設定しておく〔ステップ
(イ)〕。
【0014】冷凍装置が運転を開始し、凝縮器2が外気
を吸い込むとこの外気の温度が温度センサ7で検出され
〔ステップ(ロ)〕、検出された外気温度Tbが例えば
Tb=35°Cで、前記動作設定値Taを設定する際の
基準となった外気温度25°Cと異なる場合は、制御装
置8で設定値を補正する〔ステップ(ハ)〕。
【0015】この温度補正は、図3に示す補正曲線に従
って行なわれ、外気温度が例えばTb1の場合は補正温
度はTc1となり、補正値Tcが警報装置9を作動させ
る適切な温度値として制御装置8に設定される。
【0016】そして、温度センサ6で検出される吐出管
10の温度Tdと補正値Tcとが比較され〔ステップ
(ニ)、(ホ)〕、吐出管温度Tdの方が補正値Tcよ
りも大きければ制御装置8から警報装置9に出力してこ
れを作動させ〔ステップ(ヘ)〕、フィルター11に目
詰まりが発生していることを報知する。
【0017】なお、温度センサ7では定期的、例えば1
時間ごとに外気温度を検出し、その都度、警報装置9を
作動させる設定値を変更する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の空冷式凝縮器
のフィルター目詰まり検知装置は、吐出管の温度が外気
温度の影響を受けて変化してもフィルターの目詰まりを
正確に検知し、報知できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検
知装置が実施される冷凍装置の回路図である。
【図2】本発明の空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検
知装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検
知装置の設定値の補正グラフである。
【符号の説明】
1…圧縮機 2…凝縮器 3…膨張弁 4…冷却器 5…アキュムレータ 6…温度センサ 7…温度センサ 8…制御装置 9…警報装置 10…吐出管 11…フィルター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮器と圧縮機とを接続する吐出管に温
    度センサを設けるとともに、該温度センサからの出力で
    作動する警報装置を設けた空冷式凝縮器のフィルター目
    詰まり検知装置において、凝縮器の外気吸込側に外気温
    度を検出する温度センサを設け、この温度センサで検出
    される外気温をもとに警報装置を作動させる温度値を設
    定する制御装置を設けることを特徴とする空冷式凝縮器
    のフィルター目詰まり検知装置。
JP6214492A 1992-03-18 1992-03-18 空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置 Pending JPH05264135A (ja)

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JP6214492A JPH05264135A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置

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JP6214492A JPH05264135A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置

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ID=13191613

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JP6214492A Pending JPH05264135A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 空冷式凝縮器のフィルター目詰まり検知装置

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JP (1) JPH05264135A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0894220A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Matsushita Refrig Co Ltd 冷却装置の放熱異常警報装置
JPH1073348A (ja) * 1996-08-28 1998-03-17 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍機の安全装置
CN109838967A (zh) * 2017-11-29 2019-06-04 三电零售冷机系统株式会社 冷冻装置的管理系统
WO2024018848A1 (ja) * 2022-07-20 2024-01-25 株式会社日立産機システム 空気圧縮機

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