JPH052640A - 画像回転装置 - Google Patents

画像回転装置

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Publication number
JPH052640A
JPH052640A JP3151552A JP15155291A JPH052640A JP H052640 A JPH052640 A JP H052640A JP 3151552 A JP3151552 A JP 3151552A JP 15155291 A JP15155291 A JP 15155291A JP H052640 A JPH052640 A JP H052640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
image
data
rotation
rotation processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3151552A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Suzuki
和夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3151552A priority Critical patent/JPH052640A/ja
Publication of JPH052640A publication Critical patent/JPH052640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の回転処理を高速化する。 【構成】 M×Nエリアフラグディテクタ13によっ
て、ページメモリ11に記憶された原画像中の所定の大
きさのエリアごとに、そのエリア内の各画素のデータが
全て0か、全て1か、あるいは0と1が混在しているか
を判断する。そして、エリア内の各画素のデータが全て
0または全て1と判断された領域については、M×Nロ
ーテータ12による回転を行わず、CPU14によって
求めた回転処理後のページメモリ11上の格納位置にそ
れぞれ全て0のデータまたは全て1のデータを格納し、
エリア内の各画素のデータが0と1が混在していると判
断された領域については、M×Nローテータ12によっ
て画像を回転した後、CPU14によって求められた回
転処理後のページメモリ11上の格納位置に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書や図形等の画像を
回転させる画像回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報が大いに利用されてお
り、画像処理や画像の編集の技術も進展している。画像
の編集の一つとして、画像の回転がある。この画像の回
転を行う場合、従来は、画像メモリに記憶された1ペー
ジの画像の全ての画素に対して回転処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法だと、1ページの画像の全ての画素に対
して回転後の座標を演算し、その座標にデータを転送す
る必要があるため、処理が膨大となり、画像の回転処理
に時間がかかるという問題点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、画像の回転処理を
高速化できるようにした画像回転装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像回転装置
は、回転処理前の画像および回転処理後の画像を記憶す
る記憶手段と、所定の大きさの画像の回転を行う画像回
転手段と、記憶手段に記憶された回転処理前の画像中の
前記所定の大きさの領域ごとに、その領域の回転処理後
の記憶手段上の格納位置を演算する演算手段と、記憶手
段に記憶された回転処理前の画像中の前記所定の大きさ
の領域ごとに、その領域内の各画素のデータが全て同じ
か否かを判断する判断手段と、この判断手段によって領
域内の各画素のデータが全て同じと判断された領域につ
いては、画像回転手段による回転を行わず、演算手段に
よって求められた格納位置に全て回転前と同じデータを
格納し、判断手段によって領域内の各画素のデータが全
て同じではないと判断された領域については、画像回転
手段によって画像を回転した後、演算手段によって求め
られた格納位置に格納するデータ処理手段とを備えたも
のである。
【0006】この画像回転装置では、判断手段によっ
て、記憶手段に記憶された回転処理前の画像中の所定の
大きさの領域ごとに、その領域内の各画素のデータが全
て同じか否かを判断する。そして、領域内の各画素のデ
ータが全て同じと判断された領域については、画像回転
手段による回転を行わず、演算手段によって求められた
回転処理後の記憶手段上の格納位置に全て回転前と同じ
データを格納し、領域内の各画素のデータが全て同じで
はないと判断された領域については、画像回転手段によ
って画像を回転した後、演算手段によって求められた回
転処理後の格納位置に格納する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係
る。
【0008】図1は本実施例の画像回転装置の構成を示
すブロック図である。この図に示すように、本実施例の
画像回転装置は、回転処理前の2値画像(以下、原画像
と記す。)および回転処理後の2値画像(以下、回転画
像と記す。)を記憶するページメモリ11と、このペー
ジメモリ11にMビットのデータバスを介して接続さ
れ、M×N画素のマトリクス状の画像の回転を行うM×
Nローテータ12と、ページメモリ11に記憶された原
画像中のM×N画素の領域(以下、エリアと記す。)ご
とにそのエリア内の各画素のデータが全て“0”か、全
て“1”か、あるいは“0”と“1”が混在しているか
を判断する判断手段としてのM×Nエリアフラグディテ
クタ14と、ページメモリ11に記憶された原画像中の
M×Nのエリアごとにそのエリアの回転処理後のページ
メモリ11上の格納位置を演算する演算手段およびM×
Nエリアフラグディテクタ14の判断結果に基づいてペ
ージメモリ11に回転画像のデータを格納するデータ処
理手段としての中央処理装置(以下、CPUと記す。)
14とを備えている。
【0009】なお、M×Nエリアフラグディテクタ14
は、ページメモリ11に記憶された原画像が予めエリア
ごとにそのエリア内の各画素のデータが全て“0”か、
全て“1”か、あるいは“0”と“1”が混在している
かが識別されており、その情報を画像データとは別にフ
ラグとして持っている場合に、そのフラグを判断するこ
とによってエリア内の各画素のデータが全て“0”か、
全て“1”か、あるいは“0”と“1”が混在している
かを判断するものでも良いし、実際にエリア内の各画素
のデータが全て“0”か、全て“1”か、あるいは
“0”と“1”が混在しているかを判断して、その判断
結果をフラグとしてCPU14へ送るものでも良い。
【0010】図2(a)は原画像を示す。ここでは、原
画像を、M×N画素のマトリクス状の25個のエリアに
分割するものとし、I(i,j)(ただし、i,jは0
〜4の整数)をエリアの位置とする。この原画像をエリ
アごとに、そのエリア内の各画素のデータが全て“0”
か、全て“1”か、あるいは“0”と“1”が混在して
いるかを見ていくと、図2(b)に示すようになる。こ
の図におけるエリア内の“0”、“1”はそれぞれ全て
“0”、全て“0”のエリアを示し、斜線部は“0”と
“1”が混在しているエリアを示している。
【0011】同様に、図2(c)は90度回転画像を示
し、図2(d)は回転画像の各エリアが全て“0”か、
全て“1”か、あるいは“0”と“1”が混在している
かを示す。これらの図において、I′(i,j)(ただ
し、i,jは0〜4の整数)は回転処理後のエリア(以
下、新エリアと記す。)の位置である。また、M′×
N′は回転処理後のエリアの大きさを示す。なお、90
度、270度回転の場合にはM′=N、N′=Mであ
り、180度回転の場合にはM′=M、N′=Nであ
る。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
図3は本実施例の動作を示すフローチャートである。本
実施例では、まず、ステップ(以下、Sと記す。)10
1でi=0,j=0とする。次に、S102で、CPU
14によって原画像中のエリアI(i,j)の回転後の
新エリアの位置I′(i,j)を演算する。次に、S1
03で、M×Nエリアフラグディテクタ14が、ページ
メモリ11からエリアI(i,j)のデータを読み出
し、そのエリア内の各画素のデータが全て“0”か、全
て“1”か、あるいは“0”と“1”が混在しているか
を判断し、判断結果をCPU14へ送る。次に、CPU
14は、S104で、M×Nエリアフラグディテクタ1
4からの判断結果に応じて、以下のS105、S10
6、S107に分岐する。すなわち、エリア内の各画素
のデータが全て“0”の場合は、S105で画像の回転
を行わず新エリアI′(i,j)に全て“0”のデータ
を埋め込み、エリア内の各画素のデータが全て“1”の
場合は、S106で画像の回転を行わず新エリアI′
(i,j)に全て“1”のデータを埋め込み、それぞれ
S109へ進む。また、エリア内の各画素のデータが
“0”と“1”が混在している場合には、S107で、
ページメモリ11から読み出したエリアI(i,j)の
データをM×Nローテータ12で回転し、S108で回
転後のデータを新エリアI′(i,j)に埋め込んで、
S109へ進む。
【0013】S109では、i=imax (図2の例では
4)か否かを判断し、NOの場合はS110で、i=i
+1としてS102へ戻り、右側の次のエリアについて
上記の処理を行う。S109でYESの場合は、S11
1でi=0とし、S112でj=jmax (図2の例では
4)か否かを判断する。NOの場合はS113で、j=
j+1としてS102へ戻り、下の段の左端のエリアか
ら順に上記の処理を行う。そして、S112でYESに
なったら終了する。
【0014】ここで、図4を参照して、新エリアの位置
の演算について説明する。図4に示すようにx軸とy軸
を設定した場合、原点を中心とする右回転の座標変換
は、次式、数1で表わされる。
【0015】
【数1】X′=Xcosθ−Ysinθ Y′=Xsinθ+Ycosθ
【0016】ただし、(X,Y)は回転前の座標、
(X′,Y′)は回転後の座標、θは回転角度である。
【0017】ここで、原画像の中心のエリアの位置をI
(x0 ,y0 )、任意のエリアの位置をI(x,y)、
回転後の新エリアの位置をI′(x′,y′)とする
と、数1は、次式、数2のように書き換えられ、この式
により新エリアの位置が求められる。
【0018】
【数2】 (x′−x0 )=(x−x0 )cosθ−(y−y0 )sinθ (y′−y0 )=(x−x0 )sinθ+(y−y0 )cosθ
【0019】次に、図5を参照して、M×Nローテータ
12の構成と動作について説明する。このM×Nローテ
ータ12は、M×N画素の画像メモリ21を有する。図
5(a)はM=N=16とした場合の画像メモリ21を
示す。ページメモリ11から読み出されたエリアI
(i,j)のデータは、画像メモリ21に対して、符号
22で示すように1行ごとに0行目から順に格納され
る。なお、この場合、0列目が最下位ビット(LSB)
となる。90単位回転させる場合には、図5(b)にお
いて符号23で示すように1列ごとに0列目から順に画
像メモリ21からデータを読み出す。なお、この場合、
15行目が最下位ビット(LSB)となる。このように
して読み出されたデータを、図5(b)に示すように、
ページメモリ11の新エリアに対して、このページメモ
リ11からのデータの読み出しの際と同じ順番で書き込
めば、この新エリアに書き込まれた画像は90度回転し
たものとなる。
【0020】180度、270度の回転も、同様に、画
像メモリ21に対するデータの書き込みの際のアドレス
の順番と読み出しの際のアドレスの順番とを変えること
によって可能である。
【0021】以上説明したように本実施例によれば、エ
リア内の各画素のデータが全て“0”または全て“1”
のエリアについてはM×Nローテータ12による回転を
行わず新エリアにそれぞれ全て“0”のデータまたは全
て“1”のデータを格納し、領域内の各画素のデータが
“0”と“1”が混在しているエリアについては、M×
Nローテータ12によって画像を回転した後、新エリア
に格納するするようにしたので、“0”と“1”が混在
しているエリアについてのみM×Nローテータ12によ
る画像の回転がなされるので、画像全体の回転処理を高
速化できる。
【0022】また、本実施例では、1ページの画像を複
数のエリアに分割して各エリアごとに回転処理を行うの
で、1ページの画像中の一部分の回転処理が容易であ
る。
【0023】なお、本発明は、2値画像に限らず、多値
画像や、2値部分と多値部分とが混在する画像に対して
も適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転処理前の画像中、所定の大きさの領域内の各画素の
データが全て同じ領域については画像の回転を行わず、
回転処理後の格納位置に回転前と同じデータを格納し、
領域内の各画素のデータが全て同じではない領域につい
ては画像を回転した後、回転処理後の格納位置に格納す
るようにしたので、画像の回転処理を高速化できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の画像回転装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 一実施例における原画像および回転画像を示
す説明図である。
【図3】 一実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 新エリアの位置の演算方法を説明するための
説明図である。
【図5】 M×Nローテータの構成および動作を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
11…ページメモリ、12…M×Nローテータ、14…
CPU、13…M×Nエリアフラグディテクタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転処理前の画像および回転処理後の画
    像を記憶する記憶手段と、所定の大きさの画像の回転を
    行う画像回転手段と、前記記憶手段に記憶された回転処
    理前の画像中の前記所定の大きさの領域ごとに、その領
    域の回転処理後の記憶手段上の格納位置を演算する演算
    手段と、前記記憶手段に記憶された回転処理前の画像中
    の前記所定の大きさの領域ごとに、その領域内の各画素
    のデータが全て同じか否かを判断する判断手段と、この
    判断手段によって領域内の各画素のデータが全て同じと
    判断された領域については、前記画像回転手段による回
    転を行わず、前記演算手段によって求められた格納位置
    に全て回転前と同じデータを格納し、前記判断手段によ
    って領域内の各画素のデータが全て同じではないと判断
    された領域については、前記画像回転手段によって画像
    を回転した後、前記演算手段によって求められた格納位
    置に格納するデータ処理手段とを具備することを特徴と
    する画像回転装置。
JP3151552A 1991-06-24 1991-06-24 画像回転装置 Pending JPH052640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3151552A JPH052640A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 画像回転装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3151552A JPH052640A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 画像回転装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052640A true JPH052640A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15521017

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3151552A Pending JPH052640A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 画像回転装置

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JP (1) JPH052640A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194960A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Kyocera Mita Corp 画像表示装置及び表示制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194960A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Kyocera Mita Corp 画像表示装置及び表示制御プログラム
JP4731916B2 (ja) * 2005-01-11 2011-07-27 京セラミタ株式会社 画像表示装置及び表示制御プログラム

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