JPH05263816A - ビス仮止めホルダ - Google Patents

ビス仮止めホルダ

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JPH05263816A
JPH05263816A JP6434892A JP6434892A JPH05263816A JP H05263816 A JPH05263816 A JP H05263816A JP 6434892 A JP6434892 A JP 6434892A JP 6434892 A JP6434892 A JP 6434892A JP H05263816 A JPH05263816 A JP H05263816A
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JP
Japan
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screw
held
film
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base section
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JP6434892A
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Takeomi Takamiya
武臣 高宮
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビス止め作業をする際に、ドライバ先端にビ
ス3を供給する動作を要さずに簡単に締め付けられるよ
うにする。 【構成】 ビス仮止めホルダ1は薄い合成樹脂フィルム
などからなる。ベース部2裏面に予め両面テープ5が貼
着しており、ビス止め箇所に接着できる。ビス保持部6
は一対の脚部7によってベース部2から離れた状態に支
持されており、その中央にビス3が保持されている。ビ
ス3は、その外径より僅かに小さな孔に圧入されている
ので抜け落ちることなく保持され、ベース部2に対し略
垂直に立った姿勢が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビスを予めビス止め
される部材の上に仮止め保持しておくためのビス仮止め
ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のボディサイドウエザース
トリップは、車体開口縁にビス止めされるチャンネル状
のリテーナを介して取り付けられるようになっている。
上記のリテーナは、車体艤装ラインにおいて作業者がド
ライバを用いて車体パネルにビス止めしている。このビ
ス止め作業に際しては、一般にドライバが磁石付となっ
ており、その先端に吸着させたビスをリテーナの取付孔
に差し込み、ドライバを駆動させてビス止めしている。
そして、リテーナは複数箇所でビス止めされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにビスが全く仮止めされていない方法では、複数個
のビスを持った一方の手でリテーナを押さえつつ他方の
手でドライバによる締付作業を行わなければならず、し
かも1箇所締め付けるたびに一方の手に持ったビスを磁
石付ドライバの先端に順次供給し、これをリテーナの取
付孔に差し込んで締め付けるという作業が必要で、非常
に面倒であった。しかも、作業中に持っていたビスを落
とし易く、車体内部に入り込んでしまうこともある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明ではビ
スをフィルム状のホルダで予め仮止めできるようにし、
そのまま締付作業を行えるようにした。すなわち、この
発明に係るビス仮止めホルダは、外側面に予め両面テー
プが貼着され、ビス止めされる部材の表面に上記両面テ
ープによって接着可能なフィルム状のベース部と、この
ベース部から所定の間隔を保って略平行に位置し、かつ
貫通した状態でビスを保持するフィルム状のビス保持部
と、このビス保持部と上記ベース部とを連結し、上記の
間隔を保つようにビス保持部を支持するフィルム状の脚
部とを備えて構成されている。
【0005】
【作用】ビスは、ビス仮止めホルダのビス保持部に貫通
状態で保持され、ベース部から浮き上がった状態とな
る。このビス仮止めホルダは、ベース部の両面テープを
利用して所望の箇所つまりビス止めすべき箇所に接着さ
れる。この状態でドライバにてビスを締め付けてやれ
ば、フィルム状の連結部等が容易に潰れるため、そのま
ま何ら支障なく締付作業が行える。
【0006】
【実施例】図1および図2は、この発明に係るビス仮止
めホルダ1の一実施例を示すもので、ベース部2は可撓
性を有する薄いフィルム状の材料、例えば合成樹脂フィ
ルム、薄い金属板などからなり、かつ細長い帯状をなし
ている。そして中央に、締付時にビス3が貫通するスリ
ット状の開口部4が設けられているとともに、外側面に
予め両面テープ5が貼着されている。尚、両面テープ5
の一方の貼着面は保護シートにより覆われている。
【0007】またビス保持部6および一対の脚部7は一
枚の連続した帯状のフィルム状材料を折曲して形成され
ており、両脚部7の先端部7aを外側へ折り曲げてベー
ス部2に重ね合わせ、かつ互いに接合してある。このフ
ィルム状の材料もベース部2と同様に可撓性を有する合
成樹脂フィルムや薄い金属板などが用いられ、合成樹脂
フィルム同士の場合には接着剤や溶着等でベース部2に
接合される。金属板同士の場合には、接着剤やスポット
溶接等でベース部2に接合される。
【0008】ビス保持部6は、一対の脚部7によって両
側から支持されており、ベース部2に対しビス3の長さ
に見合った間隔だけ離れた状態で略平行に配置されてい
る。そして、このビス保持部6の中央部には、ビス3の
径より僅かに小さな孔が設けられており、ここにビス3
が圧入されている。従って、ビス3は、ビス保持部6を
貫通した状態のまま抜け落ちることなく保持される。
【0009】また上記のビス保持部6を支持する一対の
脚部7は、上下方向の力を受けた際に容易に変形するよ
うに、それぞれ内側へ湾曲した形となっている。
【0010】上記構成のビス仮止めホルダ1は、図4に
示すように両面テープ5の保護シートを剥がして所望の
場所つまりビス止めすべき箇所に取り付けられて用いら
れる。図4の例は、ビス止めされる部材として前述した
ウエザーストリップ用リテーナ8に適用した例を示して
おり、リテーナ8のビス用貫通孔の上にそれぞれビス仮
止めホルダ1が配設される。尚、リテーナ8はこのよう
にビス仮止めホルダ1を備えた状態で車体艤装ラインへ
搬入される。この状態で、ビス3はベース部2に対し略
垂直に立った姿勢で保持されているので、作業者はリテ
ーナ8を車体パネル9(図3参照)の所定位置に位置合
わせした上で、ドライバ10によりビス3を押し込みな
がら締め付けてやれば良い。このビス3の締付力によっ
て薄いフィルム状の材料からなるビス仮止めホルダ1は
図3のように容易に潰れてしまい、リテーナ8のビス止
めに際して何ら支障となることがない。
【0011】従って、作業者は一方の手でリテーナ8を
押さえつつ他方の手に持ったドライバ10により多数の
ビス3を連続的に締め付けることができ、その作業性が
飛躍的に向上する。
【0012】また、図5は、ビス仮止めホルダ1を矩形
のボックス状に形成した実施例を示している。このビス
仮止めホルダ1は、一枚の連続した細長いフィルム状の
材料を4箇所でそれぞれ90°折曲し、ベース部2の中
央部で両面テープ5を利用して両端を連結した構成とな
っている。この実施例では、その構成が一層簡単なもの
となり、安価に製造することができる。
【0013】尚、上述した各実施例では一対の脚部7が
ビス保持部6を両側から支持しているが、脚部7の剛性
を若干高め、片側のみで支持するように構成しても良
い。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係るビス仮止めホルダによれば、所望の場所にビスを
立った姿勢で保持することができ、作業者が単にドライ
バで締め付けてやるだけで連続的に締付作業を行うこと
ができる。従って、組立ライン等における作業能率の大
幅な向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るビス仮止めホルダの一実施例を
示す斜視図。
【図2】同じく断面図。
【図3】ビス締付時の変形状態を示す断面図。
【図4】このビス仮止めホルダを用いたリテーナの取付
作業を示す説明図。
【図5】この発明に係るビス仮止めホルダの異なる実施
例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…ビス仮止めホルダ 2…ベース部 3…ビス 5…両面テープ 6…ビス保持部 7…脚部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側面に予め両面テープが貼着され、ビ
    ス止めされる部材の表面に上記両面テープによって接着
    可能なフィルム状のベース部と、このベース部から所定
    の間隔を保って略平行に位置し、かつ貫通した状態でビ
    スを保持するフィルム状のビス保持部と、このビス保持
    部と上記ベース部とを連結し、上記の間隔を保つように
    ビス保持部を支持するフィルム状の脚部とを備えてなる
    ビス仮止めホルダ。
JP06434892A 1992-03-23 1992-03-23 ビス仮止めホルダ Expired - Fee Related JP3209783B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2390515A1 (en) 2010-05-24 2011-11-30 Mitsumi Electric Co., Ltd. Fixing device

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EP2390515A1 (en) 2010-05-24 2011-11-30 Mitsumi Electric Co., Ltd. Fixing device

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