JPH05263365A - 脂肪酸および放出剤を有する織物柔軟剤 - Google Patents

脂肪酸および放出剤を有する織物柔軟剤

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JPH05263365A
JPH05263365A JP33486892A JP33486892A JPH05263365A JP H05263365 A JPH05263365 A JP H05263365A JP 33486892 A JP33486892 A JP 33486892A JP 33486892 A JP33486892 A JP 33486892A JP H05263365 A JPH05263365 A JP H05263365A
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carbon atoms
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JP33486892A
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Peter J Frank
ジェイ フランク ピータ
Dale F Shumway
エフ シャムウエイ デイル
David E Whittlinger
イー ホワイトリンガ デイヴィッド
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Witco Corp
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Sherex Chemical Co Inc
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/04Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
    • C11D17/041Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
    • C11D17/047Arrangements specially adapted for dry cleaning or laundry dryer related applications
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D10/00Compositions of detergents, not provided for by one single preceding group
    • C11D10/04Compositions of detergents, not provided for by one single preceding group based on mixtures of surface-active non-soap compounds and soap

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、第四アンモニウム化合物、脂肪
酸、第三アミン塩および非イオン性放出助剤の混合物か
らなる多成分の織物柔軟剤組成物の製造方法に関する。 【効果】 前記組成物は、取扱が容易で、柔軟剤−空気
界面にスキンまたは密集した泡を形成しないで、ポリエ
ステル、レーヨンまたはフォームのような適当なサブス
トレート上に被覆されたとき、乾燥器に添加される柔軟
剤として用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は取扱が容易で、柔軟剤−
空気界面に表皮(skin)または密集した泡を生じな
い多成分の織物乾燥器用ハイソリッド柔軟剤(mult
icomponent high solid fab
ric dryer sofener)を提供する方法
に関する。本発明の好ましい局面は、脂肪酸および酸で
ない放出助剤(release aid)の存在下で第
三アミンを四級化して、洗濯用乾燥器で用いるために改
善された取扱特性および被覆特性を備えた多成分の織物
柔軟剤(fabric softeners)を製造す
ることに関する。
【0002】
【従来の技術】織物及び編物すなわち編織布を、特に洗
浄後に、その材料の剛さ(stiffness)および
静電荷を除去するために織物柔軟剤で処理することは当
該技術において周知である。柔軟剤を使用すると、一般
に編織布の手ざわりが改善され、そして衣類の場合には
その着ごこちが改善される。さらに、洗濯された編織布
はしわを保持し、また汚れとほこりの両方を引き付ける
傾向がある。これらの洗濯の望ましくない結果は、編織
布に柔らかさと柔軟性を付与し、また、静電荷を減らす
ために用いられる第四アンモニウム化合物を使用するこ
とによって克服されてきた。これらの第四アンモニウム
化合物は洗濯用洗剤の成分として混入されて、洗濯物に
別個に加えられるか、または乾燥機中に分散させること
ができる。
【0003】通常、柔軟剤は、小容量の織物柔軟化用組
成物を、例えば最後のゆすぎサイクル中に大容量の水に
加えることによって調製される水性液から加えられる。
この柔軟化用組成物は普通約3重量%ないし約10重量
%の第四アンモニウム化合物を含む水性の液体製品であ
る。このような組成物は、一般に、短鎖アルケノールを
溶剤として含む陽イオン性物質を水中に分散させること
によって調製される。イソプロピルアルコール(IP
A)のような引火性の溶剤が一般に使用されるが、IP
Aと水との混合物および水単独でも使用できる。所望の
最終製品が、屡々溶剤のない形で、または固体の形で使
用されるので、これらの溶剤は多くの適用において除去
しなければならない。運送および包装の費用を含む多く
の理由のため、ゆすぎサイクル中に柔軟剤の水性分散体
を編織布に加えるという使用方法は望ましくない。嵩張
った液体の織物用柔軟化用組成物に伴う問題は不織布、
スポンジ、吸取紙のようなサブストレートまたはポリウ
レンフォームのような重合体フォームの上に、溶液また
は分散体のいずれかの形で第四アンモニウム化合物を含
ませることによって克服できる。このようにして、織物
柔軟剤で含浸された乾燥サブストレートは編織布または
衣類がまだ湿気のある間に洗濯用乾燥機に直接加えるこ
とができる。第四アンモニウム化合物は普通、柔軟剤が
不織または多孔質の重合体サブストレートから編織布ま
たは衣類に移動するのを促進する脂肪酸エステルと共に
配合される。しかしながら、この方法は脂肪酸エステル
が第四アンモニウム化合物中に別個に配合されることを
要求する。この配合物は、普通約70%の二水素化タロ
ウジメチルアンモニウム(dihydrogenate
d tallow dimethyl ammoniu
m)および約30%の脂肪酸エステルからなる。この方
法は運送、取扱および配合の余分な製造段階を伴う。も
しこれらの段階を排除できれば、費用の節約が実現でき
るだろう。
【0004】最後に、第四アンモニウム化合物は、今や
固体および液体の洗濯用洗剤組成物の双方に直接加えら
れている。この適用方法の利点は編織物の洗濯サイクル
全体中に第四アンモニウム化合物を織物柔軟剤として混
和できることである。この適用方法において最も広範囲
に使用され、しかも好結果が得られる第四アンモニウム
化合物は、塩化ジメチル(二水素化タロウ)アンモニウ
ムまたは硫酸メチルである。
【0005】第四アンモニウム化合物は、また油井を掘
削する場合に使用される掘削泥水に添加できる有機変性
粘土を製造するために使用され、そしてこの有機変性粘
土は掘削泥水の改善された潤滑性およびレオロジー特性
を提供する。これらの有機粘土はまた、プラスチゾル、
オルガノゾル、塗料およびその他の保護塗料、グリース
添加剤、鋳物用添加剤、化粧品、樹脂および印刷インク
におけるチキソトロープ剤として使用される。この点に
ついて使用される最もありふれた第四アンモニウム化合
物は、塩化メチルジ(水素化タロウ)ベンジルアンモニ
ウム、塩化ジメチルジ(水素化タロウ)アンモニウムお
よび塩化ジメチル(水素タロウ)ベンジルアンモニウム
である。
【0006】第四アンモニウム化合物は、また殺細菌剤
としても使用され、その中の最もありふれたものは、塩
化ベンジルの第4アンモニウム化合物およびアルキル基
が約12個ないし約16個の炭素原子を有するジメチル
アルキルアミンの第四アンモニウム化合物並びにアルキ
ル基がオクタデシル基のような長鎖アルキルである塩化
トリメチルアルキルアンモニウムである。さらに、塩化
ジメチルジヤシ油の脂肪アンモニウム(dimethy
l dicoconut−oil fattyammo
nium)もまた、殊に油井に見出される硫酸塩還元菌
である嫌気性細菌に対して有効な殺菌剤、例えば殺細菌
剤または静菌剤であり、そして、これらの細菌は、この
種の第四アンモニウム化合物が最小限に抑えることがで
きるか、または排除できるが、激しい腐食の問題および
地層の閉塞を引き起こすものである。さらに、嫌気性細
菌に対して有効なこれらの第四アンモニウム化合物はま
た、油井における砂岩層から油を取り除くのに有効であ
る上に、殺細菌剤として作用するばかりでなく、所謂石
油の二次回収を促進するように作用する2重の効果を提
供する。
【0007】第四アンモニウム化合物によって得られる
帯電防止効果ばかりでなく、湿潤および乾燥の両方の状
態の櫛けずり性またはブラッシング(brushin
g)における改善を促進し、且つ表面光沢および手ざわ
りを改善する向上した湿潤性のために、このような化合
物はさらにヘヤートリートメントにおいて使用される。
この点に関して最も普通に使用される第四アンモニウム
化合物は、塩化トリメチルアルキルアンモニウム、塩化
ペンタエトキシステアリルアンモニウム、塩化ジメチル
ステアリルベンジルアンモニウムおよび塩化ジメチルジ
アルキルアンモニウムである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、脂肪酸エステ
ル、脂肪アルコール、脂肪エトキシル化またはプロポキ
シル化アルコール(fatty ethoxylate
d or propxylated alcohol)
または脂肪トリグリセライドと組み合せて脂肪酸を使用
して柔軟剤−空気界面に表皮または泡の層を形成しない
洗濯乾燥器用柔軟剤を製造するものである。より特定的
には、本発明は脂肪酸および非イオン性放出酸(rel
ease acid)の存在下で第三アミンを四級化し
て多成分の柔軟剤を製造することに関する。
【0009】本発明は、製品の形成および輸送における
過度の発泡およびレーヨン、ポリエステルまたは発泡シ
ートのような織物サブストレート(fabric su
bstrate)上に柔軟剤を塗布するときに示される
発泡状態を包含する、従来技術の乾燥器柔軟剤(dry
er softeners)と通常結び付く問題を排除
する。本方法は、またローラ上の泡の蓄積による、より
速い被覆状態およびより少ない浪費を考慮に入れてい
る。本発明はまた、第四アンモニウムおよびPEGエス
テルを含有する従来技術の柔軟剤と比べて、低い粘度を
有し、かつ低い温度で配合でき、そしてサブストレート
に適用できる柔軟剤を製造する。
【0010】本発明のもう1つの利点は、従来技術の乾
燥器柔軟剤よりも、貯蔵および被覆に低いエネルギー要
件が要求されるので、それが運転費を減少させることで
ある。
【0011】本発明は (a)式 または 〔ここでR、R、およびRは (1)22個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
の脂肪族飽和または不飽和炭化水素基; (2) ヒドロキシ低級アルキル基; (3) 式 で表されるアルキルアミドアルキレン基;(ここでR
は低級アルキレンであり、そしてRはR、Rまたは
のいずれかである) (4)低級アルコキシ基; (5) ポリ(オキシ低級アルキレン)基;であり、そ
れでR、RまたはRの中の少なくとも一つ前記炭化
水素基の中の一つであるか、または前記ヒドロキシ低級
アルキル基の中の一つであり、ここでRは、22個ま
での炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族飽和ま
たは不飽和炭化水素基であり、そしてRは級アルキレ
ン基であり、ここでRは、低級アルキル基またはシク
ロ低級アルキル基、例えばベンジル、シクロヘキシルメ
チル、トリル、キシリル、ナフチルメチルであり、ここ
でAは陰イオンである。〕を有する第四アンモニウム
化合物; (b)約12ないし約22個の炭素原子を有する直鎖ま
たは分枝鎖の飽和または不飽和脂肪酸、; (C) 式(I) または(II)を有する第三アミン
塩(ここでR(は水素である);および (d)非イオン成分が、 (i)式 〔ここでRは約11ないし約21個の炭素原子を有す
る直鎖または分枝鎖の脂肪族飽和または不飽和の基であ
り、ここでRはCないしC12のアルキル、−(C
CHO)Hまたは−(CO)Hである
(ここでnは1ないし10である)〕を有する脂肪酸エ
ステル; (ii)12ないし22個の炭素原子を含む脂肪アルコ
ール; (iii)R−O−(CO)−HまたはR
−O−(CO)−Hで表されるエトキシル化ま
たはプロポキシル化脂肪アルコール〔ここでR10は1
2ないし22個の炭素原子を有するアルキル基またはア
ルケニル基であり、そしてnは1ないし10である〕; (iv)脂肪トリグリセライド;および前記のもののい
ずれかの混合物、からなる群から選択される非イオン成
分、並びに前記の何れかの混合物の混合物を含む物質の
組成物に関する。先に触れたように、本発明は、第四ア
ンモニウム化合物、脂肪酸、第三アミン塩および非イオ
ン性放出助剤を含む多成分のハイソリッド織物柔軟剤組
成物の製造方法に関する。
【0012】本発明の最も広い局面において、本発明
は、第三アミン、四級化剤、脂肪酸および非イオン性化
合物の1種を反応させることによって、第四アンンモニ
ウム化合物、脂肪酸、第三アミン塩および非イオン性放
出助剤を含有する織物柔軟剤組成物を製造する方法を目
指しているので、要するに、前記混合物は、少くとも第
四アンモニウム成分、脂肪酸、第三アミン塩および非イ
オン性薬剤を含有する。
【0013】本発明で用いられる第三アミンは次の式: 〔式中R,R,Rは次の組合せ、すなわち: (1)C〜C22原子を含む直鎖または分枝鎖の脂肪
族飽和または不飽和炭化水素基; (2) 低級ヒドロキシアルキル基、アミノ低級アルキ
ル基またはアミノ基; (3) 式: で表されるアルキルアミドアルキレン基(式中Rは低
級アルキレンであり、そしてRは、R,RまたはR
のいずれかである); (4)低級アルコキシ基; (5)ポリ(オキシ低級アルキレン)基;のいずれか一
つであることができ、それでR,RまたはRのうち
の少なくとも一つは前記直鎖もしくは分枝鎖の脂肪族飽
和炭化水素基の一つまたは前記ヒドロキシ低級アルキル
基の一つである〕を有するか、あるいは前記の第三アミ
ンは式: 〔ここでRはC〜C22原子を有する直鎖または分
枝鎖の脂肪族飽和または不飽和炭化水素基であり、そし
てRは低級アルキレン基である〕で表されるイミダゾ
リンであり ;そして、
【0014】前記四級化剤は、当該技術において公知で
あって、陰イオンAを有する第四アンモニウム化合物
を生成する。一般にこれらの四級化剤は、式R
(a−b)X;〔ここでRは低級アルキル基またはシ
クロ低級アルキル基、例えばベンジル、シクロヘキシ
ル、メチル、トリル、キシリル、ナフチルメチルであ
り、そしてXは、塩素、ヨウ素、臭素、硫酸基、メチル
硫酸基、炭酸基、燐酸基、硼酸、蟻酸基、酢酸基、プロ
ピオン酸基、アジピン酸基、安息香酸基およびこれらに
類するものであり、ここで(a)は、Xの原子価に等し
く、そして(b)は1ないしXの原子価である〕を有す
る四級化剤であり;
【0015】前記脂肪酸は、好ましくはヤシ油、植物
油、綿実油、動物脂肪または魚油に基づく、約12ない
し約22個の原子を含む直鎖または分枝鎖の脂肪族飽和
または不飽和脂肪酸であり:
【0016】前記非イオン性放出助剤は、脂肪エステ
ル、脂肪アルコール、脂肪エトキシル化またはプロポキ
シル化脂肪アルコールおよび脂肪トリグリセライドから
なる群から選ばれ;
【0017】ここで前記脂肪エステルは、CないしC
12アルキル基、あるいは−(CHCHO)Hま
たは−(CO)H〔ここでnは1ないし10で
ある〕でエステル化された、約12ないし約22個の原
子を含む直鎖または分枝鎖の脂肪族飽和または不飽和脂
肪酸である。本発明で使用できる脂肪エステルの若干の
例は、ステアリン酸メチル、メチルタロウワート(me
lthyl tallowate)、PEG−200モ
ノステアラート、パルミチン酸メチル、およびラウリン
酸メチルまたはこれらのいずれかの混合物を包含してい
る;
【0018】ここで前記脂肪アルコールは、約12ない
し約22個の原子を含む、長い直鎖状または分枝鎖状の
脂肪族飽和または不飽和脂肪アルコールである。この点
に関して使用される種々の脂肪アルコールは、ステアリ
ルアルコール、タロウアルコール(tallow al
cohol)、パルミチルアルコール、ラウリルアルコ
ールおよびココナツアルコールまたはこれらのいずれか
の混合物を包含しており;
【0019】ここで前記エトキシル化またはプロポキシ
ル化脂肪アルコールは、約12ないし約22個の原子を
含む長い直鎖状または分枝鎖状の脂肪族飽和または不飽
和脂肪アルコールのエトキシル化またはプロポキシル化
誘導体である。このエトキシル化合物は次の式: R−O−[CO]−H を有し、そしてこのプロポキシル化化合物は次の式: R−O−[CO]−H を有し
【0020】ここでR基は、ステアリルアルコール、
タロウアルコール、水素化タロウアルコール、およびラ
ウリルアルコールのようなアルコールから誘導され;そ
してnは1ないし10であり;ここで前記脂肪トリグリ
セライドは長い直鎖状または分枝鎖状の脂肪族飽和また
は不飽和トリグリセライド(CHOC(O)R)−
(CHOC(O)R)−(CHOC(O)R)〔式中
Rは約12ないし約22個の炭素原子を含む〕である。
この点に関して、使用できる種々のトリグリセライド
は、水素化タロウ、タロウ、ココナツ油、パーム油およ
び水素添加菜種油またはこれらのいずれかの混合物を包
含している。
【0021】この点に関して使用できる種々の第三アミ
ンは下記のものを包含している。 ジメチルアミノプロピルアミン、アミノエタノルアミ
ン. ジステアリルメチルアミン 二水素化タロウメチルアミン ジタロウメチルアミン ジメチル水素化タロウアミン ジメチルココアミン ジステアリルエトキシエチルアミン ステアリルビス−ヒドロキシエチルアミン ステアリルビス(ポリエトキシエタノール)アミン ビス(タロウアミドエチル)2−ヒドロキシエチルアミ
ン ビス(タロウアミドエチル)2−ヒドロキシプロピルア
ミン 1−水素化タロウアミドエチル−2−水素化タロウイミ
ダゾリン タロウアミドプロピルジメチルアミンおよび 水素化タロウヒドロキシエチルイミダゾリン [ここでR、R10、R11およびR12は後で定義
される。]
【0022】従来技術はまた参考のため、全てここに組
み入れられている、マーシュナー(Marschne
r)に与えられた米国特許第4,859,456号明細
書;カズウエル(Caswell)等に与えられた米国
特許第4,857,213号明細書;デマンジオン(D
emangeon)に与えられた米国特許第4,85
1,141号明細書およびマーメルステイン(Marm
elstein)等に与えられた米国特許4,844,
824号明細書(これらはまた以下に“本明細書中に引
用された従来技術”として参照される)に記載されたよ
うな、使用できるその他のアミンも開示している。
【0023】使用できるイミダゾリン化合物は、また、
デマンジオン(上記)に記載されており、一方四級化剤
は硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、塩化メチル、臭化メチ
ルおよび塩化ベンジル並びに本発明書中に引用された従
来技術で引用された四級化剤を包含している。
【0024】このようにして得られる四級アンモニウム
化合物は式 または [ここでR、R、R、R、R、R、Rおよ
びRは前に定義された通りであり;ここでAは、R
(a−b)Xを基とする陰イオンまたは第四アンモニ
ウム化合物において公知の当量陰イオンである];
【0025】得られる第三アミン塩は式 または を有する。
【0026】別の実施態様においては、得られる多成分
の織物柔軟剤が約10ないし約80重量%、そして好ま
しくは約35ないし約70重量%の前記四級アンモニウ
ム化合物、約1ないし約70重量%、そして好ましくは
約5ないし約35重量%の前記脂肪酸および約1ないし
約70重量%、そして好ましくは約5ないし約25重量
%の前記非イオン性放出助剤の1種、および約1ないし
約30重量%の前記塩を含有するような量で、第三アミ
ン、四級化剤、脂肪酸、および非イオン性放出助剤が、
それぞれ互いに反応させられる。前記四級アンモニウム
化合物対前記非イオン性薬剤の重量比は好ましくは約
5:1ないし約1:3である。前記脂肪酸対前記非イオ
ン性薬剤との重量比は少なくとも1:2、通例1:1で
あるが、脂肪酸対非イオン性薬剤との重量比は約2:1
またはそれ以上であるのが好ましい。多成分の織物柔軟
剤組成物が低過ぎる脂肪酸濃度を含むと、非イオン性薬
剤は過度に発泡する結果、取扱が極端に難しい材料を生
ずる。さらに、材料の粘度を上昇させる表皮または外皮
が柔軟剤−空気の界面に生ずる。しかしながら、脂肪酸
と非イオン性成分との間に適当な釣合がとれると、粘度
の低下および僅かな発泡が観察されるか、または発泡が
全く観察されない。このようにして、本発明の多成分系
の織物柔軟剤は、この織物柔軟剤組成物によって発揮さ
れる低い粘度および非発泡特性を提供することによっ
て、取扱、輸送およびサブストレートの被覆に関する難
しさを減少する。
【0027】本発明は、また前記のような種々の脂肪酸
および非イオン性放出剤と、そして前記のような量と割
合で組み合せた、前記のような種々の四級アンモニウム
化合物の混合物に関する。
【0028】本発明はまた、自動の洗濯用乾燥器におい
て通常遭遇する柔軟化条件下で前記多成分の織物柔軟剤
を生地または織物に向かって放出するザブストレートと
共同して作用する、本明細書中で先に述べたいずれかの
化合物の織物柔軟化量を含む織物柔軟化用製品に関し、
そして重合体フォームサブストレートのいずれかの形の
不織繊維または繊維織物と関係して織物を柔軟化させる
前記混合物のいずれかを使用する方法を包含しており、
そしてこのような組成物は当該技術で十分に教示されて
いる方法によって製造される。多成分の織物柔軟剤は1
1−インチ(27.9cm)の乾燥器シートにより、9
−インチ(22.9cm)に付き約0.1ないし約10
g、そして殊に1ないし約4gの量で使用される。
【0029】多成分の柔軟剤はポリエステル、レーヨン
またはフォームのような適当なサブストレート上に塗布
されたときには、乾燥器に添加された柔軟剤として使用
できる。
【0030】四級化反応の間に脂肪酸が存在する必要は
ないが、本明細書で述べた所望の特性を得るために最後
の組成物は前記の脂肪酸を含有することが肝心である。
本発明の組成物は、さらに、編織布の洗浄組成物、例え
ば洗剤を含有するものを調製するのに使用できる。次の
実施例は本発明を例証するものである。本発明の方法並
びにこの方法によって得られる混合物は表示された量の
下記成分によって例証される。
【0031】
【実施例】
【0032】140°F(60℃)に加熱されている、
汚れていない、乾燥した反応器に二水素化タロウアミ
ン、ステアリン酸および水素化タロウを装入した。アミ
ンが空気と相互に作用するのを防ぐために、この混合物
の上で若干の窒素パージを使用した。ついで、反応混合
物の温度を150〜175°F(65.6〜79.4
℃)の間に制御するために、少量の硫酸ジメチルを加え
た。四級化反応は発熱的であって、発熱量がもはや得ら
れなくなるときに反応の終点が或程度示される。必要な
らば、反応混合物の遊離アミン%が1.0〜1.5%の
間になるまでさらに硫酸ジメチルを添加することによっ
て、その遊離アミン%を調整することができる。反応終
了後、混合物を周囲温度まで冷やした。随意に、還元を
促進させ、そして混合物の色彩を安定化させるため、四
級化反応の前または後のいずれかで、約0.5ないし3
3重量%の活性なNaHSO/HO溶液を加えても
よい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 13/402 D06M 13/40 (72)発明者 デイル エフ シャムウエイ アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 ジェ ーンズビル ベンタン アヴェニュー 1202 (72)発明者 デイヴィッド イー ホワイトリンガ アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 ジェ ーンズビルルーガ アヴェニュー 2927

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)式 または 〔ここでR、RおよびRは、 (1)22個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
    の脂肪族飽和または不飽和炭化水素基; (2)ヒドロキシ低級アルキル基、アミノ低級アルキル
    基またはアミノ基; (3)式 (ここでR低級アルキレンであり、そしてRはR、
    たはRのいずれかである)で表されるアルキルア
    ミドアルキレン基; (4)低級アルコキシ基; (5)ポリ(オキシ低級アルキレン)基;であり、それ
    でR、RまたはRの中の少なくとも一つは前記炭化
    水素基の中の一つであるか、または前記ヒドロキシ低級
    アルキシ基の中の一つであり、 ここでRは、22個までの炭素原子を有する直鎖また
    は分枝鎖の脂肪族飽和または不飽和炭化水素基であり、
    そしてRは低級アルキレン基であり、 ここでRは、低級アルキル基またはシクロ低級アルキ
    ル基、例えばベンジル、シクロヘキシルメチル、トリ
    ル、キシリル、ナフチルメチルであり、 ここでAは陰イオンである。を有する第四アンモニウ
    ム化合物; (b)約12ないし約22個の炭素原子を有する直鎖ま
    たは分枝鎖の飽和または不飽和脂肪酸; (c)式(I)または(II)を有する第三アミン塩
    〔ここでRは水素である〕;および (d)(i)式 〔ここでRは約11ないし約21個の炭素原子を有す
    る直鎖または分技鎖の脂肪族飽和または不飽和の基であ
    り;ここでRはCないしC12のアルキル、−(C
    CHO)Hまたは−(CO)Hである
    (ここでnは1ないし10である)〕を有する脂肪酸エ
    ステル; (ii)12ないし22個の炭素原子を含む脂肪アルコ
    ール; (iii)式R−O−(CO)−HまたはR
    −O−(CO)−Hで表されるエトキシル化
    またはプロポキシル化脂肪アルコール〔ここでRは1
    2ないし22個の炭素原子を有するアルキル基またはア
    ルケニル基であり、そしてnは1ないし10である]; (iv)脂肪トリグリセライド;および前記のもののい
    ずれかの混合物からなる群から選択される非イオン成
    分;の混合物からなる物質の組成物。
  2. 【請求項2】 10重量%ないし約80重量%の前記四
    級アンモニウム化合物、約1重量%ないし約30重量%
    の前記塩、約1重量%ないし約70重量%の前記非イオ
    ン性成分、約1重量%ないし約70重量%の前記脂肪酸
    を含み、そして前記脂肪酸対前記非イオン性成分の重量
    比が少なくとも約1:2であることを特徴とする請求項
    1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 約35重量%ないし約70重量%の前
    記四級アンモニウム化合物、約1重量%ないし約30重
    量%の前記塩、約5重量%ないし約25重量%の前記非
    イオン性成分、および約5重量%ないし約35重量%の
    前記脂肪酸を含むことを特徴とする請求項1に記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記四級アンモニウム化合物が(I)
    であり、そして前記R、RおびR基のうちの少なく
    とも一つが約12ないし約22個の炭素原子を有する分
    枝鎖または直鎖の脂肪族飽和または不飽和炭化水素基で
    あり、そして前記R、RおよびR基の残りが、もし
    存在するならば、低級アルキル基であることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか一項に記載の混合物。
  5. 【請求項5】 Aが低級アルキル硫酸基であり、そ
    してR、RおよびRが飽和されている前記炭化水素
    基であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    一項に記載の混合物。
  6. 【請求項6】 織物柔軟化条件の下で前記混合物を布に
    対して放出するサブストレートと作用的に関連する、請
    求項1ないし5のいずれか一項に記載の混合物の織物柔
    軟化量を含むことを特徴とする織物柔軟化用製品。
  7. 【請求項7】 前記サブストレートが布、または多孔質
    重合体材料であることを特徴とする請求項6の製品。
  8. 【請求項8】 編織布洗浄用組成物を製造する場合に
    使用するためのものであることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか一項に記載の物質組成物。
  9. 【請求項9】 編織布洗浄用組成物が洗剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項8の組成物。
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