JPH05263016A - 粉末ラッカー用の結合剤、その製造方法、粉末ラッカーおよびその製造方法 - Google Patents

粉末ラッカー用の結合剤、その製造方法、粉末ラッカーおよびその製造方法

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JPH05263016A
JPH05263016A JP4342032A JP34203292A JPH05263016A JP H05263016 A JPH05263016 A JP H05263016A JP 4342032 A JP4342032 A JP 4342032A JP 34203292 A JP34203292 A JP 34203292A JP H05263016 A JPH05263016 A JP H05263016A
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powder
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powder lacquer
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JP4342032A
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Albert Reich
ライヒ アルベルト
Rudolf Guggemos
グジェモ ルードルフ
Roland Kallen
カレン ローラント
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Uhde Inventa Fischer AG
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EMS Inventa AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/03Powdery paints
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2367/00Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
    • C08J2367/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

Abstract

(57)【要約】 【構成】 結合剤が0.001〜5.5mmの間の粒度
分布を有する粒子であることを特徴とする粉末ラッカー
用の結合剤。 【効果】 プレミックスの良好な混合性を示し、ならび
に押出機中での溶融混合において良好な分散性を示し、
製造された粉末ラッカー塗膜の著しく改善された表面特
性を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特許請求の範囲に記載し
た対象に関する。本発明は特に、限定されたかつ著しく
狭い粒度分布を有する粒子の形の粉末ラッカー用の結合
剤に関する。本発明は、同様にこのような結合剤の粉末
ラッカーの製造のための使用およびこのような結合剤を
含有する熱中で架橋可能な粉末ラッカーにも関する。本
発明は、この結合剤粒子の製造方法ならびにこの結合剤
粉末からなる熱中で架橋可能な粉末ラッカーの製造方法
にも関する。
【0002】
【従来の技術】粉末ラッカーは結合剤、顔料および/ま
たは充填剤、ならびに添加剤からなる。今日市販されて
いる熱中で架橋可能な粉末ラッカータイプは結合剤とし
てポリウレタン−、エポキシ−、ポリエステル−/エポ
キシ−、ポリエステル−またはアクリレート系を含有す
る。
【0003】ポリウレタン系はヒドロキシ末端基のポリ
エステルおよびマスクドイソシアネートからなる。エポ
キシド−粉末ラッカーは、有利にビスフェノールAベー
スのポリエポキシド化合物および相応する架橋剤を含有
する。ポリエステル−/エポキシド−系はカルボキシル
末端基のポリエステルおよびエポキシド化合物からな
り、その際、いわゆる混合粉末の場合にはビスフェノー
ルAベースのエポキシドおよびいわゆるポリエステル粉
末の場合にはトリスグリシジルイソシアネート(TGI
C)を架橋剤として使用する。ポリエステル粉末はTG
ICの代りに、ヒドロキシアルキルアミドを架橋剤とし
て含有することもできる。たとえばここではFirma Rohm
und Haas社のプリミッド(Primid XL 552)が挙げられ
る。アクリレート−粉末ラッカーはカルボキシル−、グ
リシジル−またはヒドロキシル官能性アクリレートおよ
び適当な架橋剤からなる。
【0004】さらに、ヒドロキシ末端基のポリエステル
および置換メラミンまたは置換グリコールウリルからな
ることもできる。
【0005】粉末ラッカー製造は次のような工程からな
る:まず最初に、個々の粉末ラッカー成分を調合に従っ
て秤取し、予備混合装置中で均質に混合してプレミック
スにした。このために使用可能な予備混合装置は、たと
えば偏心ドラムミキサーまたは強制循環ミキサーであ
る。予備混合時間はこの機械の種類に応じて1〜60分
である。
【0006】引き続き、粉末ラッカーの製造は溶融混合
により結合剤の溶融範囲を上回り、かつ架橋剤の反応温
度を下回って、押出機中で行われる。溶融物の冷却後に
粉末ラッカーは粉砕され、引き続き篩別される。
【0007】仕上がった粉末ラッカーは静電気的にまた
は摩擦帯電的に被覆すべき素材に適用される。
【0008】粉末ラッカーの品質に対して、ひいては硬
化した粉末ラッカー塗膜の表面状態に対して、予備混合
ならびに押出機中でのプレミックスの分散も決定的に重
要である。
【0009】予備混合装置での個々の成分の混合および
押出機中でのプレミックスの分散は個々の成分の平均粒
径が相互に近ければそればより均一になる。
【0010】個々の粉末ラッカー成分の異なる粒径の明
瞭化のため、この明細書では、たとえば0.5μm〜約
10μmの顔料の平均粒径、およびさらに比較として1
0mmまでの市販の結合剤の通常の粒径が挙げられる。
【0011】先行技術により、たとえば結合剤中にポリ
エステル樹脂を含有する粉末ラッカーの製造用の結合剤
フレークは次のように製造される:溶融した樹脂を反応
釜からフィルターを通して水冷された冷却ベルトに流さ
れる。溶融物が凝固した後、樹脂を粉砕機で破砕した。
こうして得られた結合剤フレークは図1に示されたよう
に、0.001mm〜8.3mmの間の平均粒度分布を
有する。
【0012】先行技術により製造したこのような結合剤
フレークを有する粉末ラッカーは、プレミックスの悪い
混合性を示し、ならびに押出機中での溶融混合において
悪い分散性を示し、このことはこれから製造された粉末
ラッカー塗膜の悪い表面特性を引き起こす。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、最適なプレミックスが生じ、かつ押出機中での溶融
混合の際の均一な分散を保証する結合剤粉末、ならびに
この結合剤の製造方法、結合剤を含有する熱において架
橋可能な粉末ラッカーならびにこの粉末ラッカーの製造
方法を提供することであった。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1の
特徴を有する結合剤により、請求項7の特徴を有するそ
の製造方法により、ならびに請求項9記載の熱中で架橋
可能な粉末ラッカーにより、ならびに請求項10の特徴
を有するその製造方法により解決される。
【0015】意想外に、粒子が特定の粒度分布を有する
ような結合剤がこの課題を解決することが確認された。
【0016】本発明による結合剤を含有するプレミック
スは、さらに押出機またはコニーダー中での優れた流動
特性および引込特性を示す。押出機またはコニーダー自
体においてさらに、結合剤粒子の本発明による粒度分布
により達成される良好な予備混合に基づき、成分の最適
な分散に対する前提条件が成立し、このことが特に架橋
しがたい有機顔料の使用の場合にも特に有利である。本
発明による粒子のもう一つの利点は、特定の分散装置、
たとえばコニーダーにおいて、良好な分散特性を保持し
ながら、先行技術と比較して70%までの処理量の上昇
が達成される点にある。
【0017】さらに、本発明による供給形態により透明
な粉末ラッカーの製造の場合に著しい利点も達成され
る。
【0018】本発明による結合剤の製造方法において、
溶融物から相応する装置を用いて、まず第1工程で1〜
8mmの直径および0.5〜4mmの厚さを有するピル
を製造し、これを冷却した後に第2の工程で機械的に粉
砕する。
【0019】第1工程でのこのピルの製造のために、タ
ブレット成形機が使用される。引き続くピルの機械的粉
砕は適当な破砕装置を用いて行う。
【0020】本発明による結合剤粉末は、先行技術によ
る結合剤フレークよりも狭い粒度分布を有するだけでな
くまったく別の粒度分布を有する。
【0021】図2は、本発明による方法により製造した
結合剤ポリエステル粒子の本発明による粒度分布を示
す。
【0022】図1は、先行技術により製造した結合剤ポ
リエステルのフレークの粒度分布を示す。
【0023】本発明のもう一つの利点は、狭い粒度分布
および小さい平均粒子直径により、本発明による結合剤
は、先行技術による結合剤と同じ割合の微粉塵の場合に
少ない粉塵発生を示す。これについての理由は、先行技
術による結合剤フレークにたいして著しく大きい表面積
を有する残りの粒子への微粉塵粒子の吸着にある。
【0024】本発明による結合剤を含有する粉末ラッカ
ー配合は、粉末ラッカーの製造において改善された加工
特性を示し、それにより製造されたラッカー塗膜は、著
しく改善された均展と共に改善された表面外観を示す。
【0025】粉末ラッカー用の本発明による結合剤粉末
は0.001〜5.5mm、有利に0.001〜4mm
の粒度分布を有する。本発明の結合剤は、有利にポリエ
ステル−、エポキシ−、アクリレート−またはポリエス
テル−/エポキシ樹脂を含有する。
【0026】本発明による結合剤粉末の製造方法は2工
程からなる。第1工程では、結合剤溶融物から、適当な
装置を用いて、1〜8mmの直径および0.5〜4mm
の厚さを有するピルを成形する。冷却後にこれは第2工
程で機械的に粉砕される。それにより、結合剤ピルは本
発明よる粒度分布を有する。
【0027】本発明による結合剤は粉末ラッカーの製造
のために使用される。
【0028】本発明による熱中で架橋可能な粉末ラッカ
ーは結合剤、顔料および/または充填剤および添加剤か
らなり、その際結合剤は0.001〜5.5mm、有利
に0.001〜4.0mmの間の本発明による粒度分布
を有する粉末の形で使用される。
【0029】本発明による粉末ラッカーの本発明による
製造方法の場合、第1工程では結合剤溶融物から適当な
装置を用いて1〜8mmの直径および0.5〜4mmの
厚さを有する結合剤ピルを成形し、これを第2の工程で
冷却後に機械的に粉砕し、その結果これは0.001〜
5.5mmの間の粒度分布を有し、次いでこの粒子を第
3工程で顔料および/または充填剤および添加剤と一緒
に混合してプレミックスにし、押出機中で溶融物の形で
加工して粉末ラッカーにし、これを次の工程で押し出
し、冷却し、破砕し、粉砕し、篩別する。
【0030】次の例は本発明を詳説するが、本発明をこ
れにより限定するものではない。
【0031】
【実施例】比較例および実施例において次の市販製品が
使用された:グリレスタ V73−15(Grilesta V73
-15):カルボキシル含有ポリエステル、EMS-CHEMIE AG
社、供給形態:0.001〜8.3mm(図1参照)の
粒度分布を有するフレーク、 軟化点:80〜90℃ 酸価:約33mgKOH/g 溶融粘度:20〜35Pa・s/160℃ グリレスタ V76−12(Grilesta V76-12):カル
ボキシル含有ポリエステル、EMS-CHEMIE AG社、供給形
態:0.001〜8.3mmの粒度分布を有するフレー
ク、 軟化点:80〜90℃ 酸価:約34mgKOH/g 溶融粘度:約38Pa・s/160℃ グリレスタ P 7401(Grilesta P7401):カルボ
キシル含有ポリエステル、EMS-CHEMIE AG社、供給形
態:0.001〜8.3mmの粒度分布を有するフレー
ク、 軟化点:80〜90℃ 酸価:30〜40mgKOH/g 溶融粘度:25〜45Pa・s/160℃ グリロニット H 88071(Grilonit H 88071):
変成ジシアンジアミド、EMS-CHEMIE AG社、 融点:169℃ グリロニット L 1203.5(Grilonit L 1203.
5):エポキシ樹脂、EMS-CHEMIE AG社、供給形態:0.
001〜8.3mmの粒度分布を有するフレーク、 エポキシド当量:715〜835 グリロニット L 1204.1(Grilonit L 1204.
1):エポキシ樹脂、EMS-CHEMIE AG社、供給形態:0.
001〜8.3mmの粒度分布を有するフレーク、 エポキシド当量:850〜1000 プリミド XL 552(Primid XL 552):ヒドロキ
シアルキルアミド、Fa. ROHM und HAAS社、 ヒドロキシル当量:82〜86 アラルジット PT 810(Araldit PT 810):トリ
スグリシジルイソシアヌレート、CIBA-GEIGY AG社 クロノス 2160(Kronos 2160):ルチルタイプの
二酸化チタン、Fa. KRONOS TITAN GmbH社 レシフロウ PV 88(Resiflow):レベリング剤、
Fa. WORLEE社 A. 本発明による結合剤粒子の製造 例I カルボキシル含有ポリエステルの溶融物から、タブレッ
ト成形装置を用いて、1〜8mmの直径および0.5〜
4mmの厚さを有するピルを製造した。これを冷却後に
第2工程で破砕装置で機械的に粉砕した。この本発明に
よる結合剤ポリエステル粉末は、0.001〜4mmの
間の粒度分布を有していた(図2参照)。この場合、こ
の粒度分布は次のように測定した:メッシュ幅に関して
減少する順序で110μm、200μm、400μm、
1200μmおよび2000μmのメッシュ幅の篩を相
互に積み重ね、最上の篩は最も大きく、最下の篩は一番
小さいメッシュ幅を有した。次いで、最上の篩の表面に
試料100gを置いた。自動振動装置を正確に2分間運
転させた。引き続き、異なるフラクションの成分を秤取
し、総量の%として表示した。
【0032】例II エポキシド樹脂の溶融物から、タブレット成形装置を用
いて1〜8mmの直径および0.5〜4mmの厚さのピ
ルを製造した。これを冷却した後第2工程で破砕装置で
機械的に粉砕した。この本発明による結合剤エポキシド
粉末は0.001〜4mmの間の粒度分布を有してい
た。この場合、粒度分布は次のように測定した:メッシ
ュ幅に関して減少する順序で110μm、200μm、
400μm、1200μmおよび2000μmのメッシ
ュ幅の篩を相互に積み重ね、最上の篩は最も大きく、最
下の篩は一番小さいメッシュ幅を有した。次いで、最上
の篩の表面に試料100gを置いた。自動振動装置を正
確に2分間運転させた。引き続き、異なるフラクション
の成分を秤取し、総量の%として表示した。
【0033】B. 粉末ラッカーの製造 比較例1(先行技術による粉末ラッカー) ミキサコ−ミキサー(Mixaco-Mischer)(混合時間:3
分;速度:5m/s)中で、次の成分: グリレスタ V 73−15(フレーク) 456重量% アラルジット PT 810 41重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% からプレミックスを製造した。これから引き続き粉末ラ
ッカーを、ブス コニーダー(Buss Cokneter PLK 46)
中で押し出すことにより製造した(区域1:80C;区
域2:80C;回転軸10℃;速度75U/分)。
【0034】押し出した混合物を水冷した冷却ベルとで
冷却し、その後、破砕機で破砕し、次に粉砕し(Microp
ul Bantam SH)および篩別した(<100μm)。粉末
ラッカーの適用は摩擦帯電または静電気的に行った。
【0035】得られた粉末ラッカー表面は、中程度の均
展(1〜5の内部評価スケールにより等級3、その際、
等級1が最良の均展に相当する)ならびにクレーターを
示し、ピンホールがなかった。
【0036】例2(本発明による粉末ラッカー) 比較例1に記載したように、粉末ラッカーを次の成分: 例1のポリエステルから例Iにより製造された結合剤粉末 456重量% アラルジット PT 810 41重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% から製造し、その際、本発明による0.001〜4mm
の粒度分布の結合剤粉末を使用した。
【0037】比較例1とは反対に、プレミックスは良好
な流動特性を示した。これは、良好な分散特性の保持下
で、特に押出機中での良好な引き込みおよび機械的押
出、特にコニーダー中の処理量の増加が顕著になる。本
発明による粉末ラッカーを用いて製造したラッカー塗膜
は表面欠陥がまったくなく、著しく改善された均展(等
級1)を示した。
【0038】比較例3(先行技術による粉末ラッカー) ミキサコ−ミキサー(Mixaco-Mischer)(混合時間:3
分;速度:5m/s)中で、次の成分: グリレスタ V 76−12(フレーク) 560重量% プリミッド XL 552 30重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% からプレミックスを製造した。これから引き続き粉末ラ
ッカーを、ブス コニーダー(Buss Cokneter PLK 46)
中で押し出すことにより製造した(区域1:80C;区
域2:80C;回転軸10℃;速度75U/分)。
【0039】押し出した混合物を水冷した冷却ベルとで
冷却し、その後、破砕機で破砕し、次に粉砕し(Microp
ul Bantam SH)および篩別した(<100μm)。粉末
ラッカーの適用は摩擦帯電または静電気的に行った。
【0040】得られた粉末ラッカー表面は、中程度の均
展(1〜5の内部評価スケールにより等級3、その際、
等級1が最良の均展に相当する)ならびにクレーターを
示し、ピンホールがなかった。
【0041】例4(本発明による粉末ラッカー) 比較例3に記載したように、粉末ラッカーを次の成分: 例3のポリエステルから例Iにより製造された結合剤粉末 560重量% プリミッド XL 552 30重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% から製造し、その際、本発明による0.001〜4mm
の粒度分布の結合剤粉末を使用した。
【0042】比較例3とは反対に、プレミックスは良好
な流動特性を示した。これは、良好な分散特性の保持下
で、特に押出機中での良好な引き込みおよび機械的押
出、特にコニーダー中の処理量の増加が顕著になる。本
発明による粉末ラッカーを用いて製造したラッカー塗膜
は表面欠陥がまったくなく、著しく改善された均展(等
級2)を示した。
【0043】比較例5(先行技術による粉末ラッカー) ミキサコ−ミキサー(Mixaco-Mischer)(混合時間:3
分;速度:5m/s)中で、次の成分: グリレスタ P 7401(フレーク) 411重量% グリロニット L 1203.5(フレーク) 176重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% からプレミックスを製造した。これから引き続き粉末ラ
ッカーを、ブス コニーダー(Buss Cokneter PLK 46)
中で押し出すことにより製造した(区域1:80C;区
域2:80C;回転軸10℃;速度75U/分)。
【0044】押し出した混合物を水冷した冷却ベルとで
冷却し、その後、破砕機で破砕し、次に粉砕し(Microp
ul Bantam SH)および篩別した(<100μm)。粉末
ラッカーの適用は摩擦帯電または静電気的に行った。
【0045】得られた粉末ラッカー表面は、良好な均展
(等級2)を示したが、クレーターを有し、ピンホール
がなかった。
【0046】例6(本発明による粉末ラッカー) 比較例5に記載したように、粉末ラッカーを次の成分: 例5のポリエステルから例Iにより製造された結合剤粉末 411重量% 例IIにより製造されたグリロニット L 1203.5 176重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% から製造し、その際、本発明による0.001〜4mm
の粒度分布のポリエステル樹脂およびエポキシ樹脂(グ
リロニット L 1203.5)からなる結合剤粉末を
使用した。
【0047】比較例5とは反対に、プレミックスは良好
な流動特性を示した。これは、良好な分散特性の保持下
で、特に押出機中での良好な引き込みおよび機械的押
出、特にコニーダー中の処理量の増加が顕著になる。
【0048】本発明による粉末ラッカーを用いて製造し
たラッカー塗膜は表面欠陥がまったくなく、著しく改善
された均展(等級1)を示した。
【0049】比較例7(先行技術による粉末ラッカー) ミキサコ−ミキサー(Mixaco-Mischer)(混合時間:3
分;速度:5m/s)中で、次の成分: グリロニット L 1204.1(フレーク) 556重量% グリロニット H 88071 31重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% からプレミックスを製造した。これから引き続き粉末ラ
ッカーを、ブス コニーダー(Buss Cokneter PLK 46)
中で押し出すことにより製造した(区域1:80C;区
域2:80C;回転軸10℃;速度75U/分)。
【0050】押し出した混合物を水冷した冷却ベルとで
冷却し、その後、破砕機で破砕し、次に粉砕し(Microp
ul Bantam SH)および篩別した(<100μm)。粉末
ラッカーの適用は摩擦帯電または静電気的に行った。
【0051】得られた粉末ラッカー表面は、良好な均展
(1〜5の内部評価スケールにより等級2、その際、等
級1が最良の均展に相当する)を示すが、クレーターを
有し、ピンホールがなかった。
【0052】例8(本発明による粉末ラッカー) 比較例5に記載したように、粉末ラッカーを次の成分: 例7のエポキシ樹脂から例IIにより製造した結合剤粉末 556重量% グリロニット H 88071 31重量% クロノス 2160 400重量% レシフロウ PV 88 8重量% ベンゾイン 5重量% から製造し、その際、本発明による0.001〜4mm
の粒度分布の結合剤粉末を使用した。
【0053】比較例7とは反対に、プレミックスは良好
な流動特性を示した。これは、良好な分散特性の保持下
で、特に押出機中での良好な引き込みおよび機械的押
出、特にコニーダー中の処理量の増加が顕著になる。
【0054】本発明による粉末ラッカーを用いて製造し
たラッカー塗膜は表面欠陥がまったくなく、著しく改善
された均展(等級1)を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術により製造した結合剤ポリエステルの
フレークの粒度分布。
【図2】本発明による方法により製造した結合剤ポリエ
ステル粒子の本発明による粒度分布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルードルフ グジェモ スイス国 ドーマット−エムス ヴィア ファブラ 8 (72)発明者 ローラント カレン スイス国 ドーマット−エムス ヴィア ダ ムント 33

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合剤が0.001〜5.5mmの間の
    粒度分布を有する粒子であることを特徴とする粉末ラッ
    カー用の結合剤。
  2. 【請求項2】 結合剤粒子が0.001〜4mmの間の
    粒度分布を有する請求項1記載の結合剤。
  3. 【請求項3】 結合剤がポリエステル樹脂を含有する請
    求項1または2記載の結合剤。
  4. 【請求項4】 結合剤がエポキシ樹脂を含有する請求項
    1または2記載の結合剤。
  5. 【請求項5】 結合剤がアクリレート樹脂を含有する請
    求項1または2記載の結合剤。
  6. 【請求項6】 結合剤がポリエステル樹脂およびエポキ
    シ樹脂を含有する請求項1または2記載の結合剤。
  7. 【請求項7】 第1工程において、結合剤溶融物から適
    当な装置を用いて直径1〜8mmおよび厚さ0.5〜4
    mmを有する結合剤ピルを形成させ、これを第2工程に
    おいて冷却後に、生じる粒子が0.001〜5.5の間
    の粒度分布を有するように機械的に粉砕することを特徴
    とする請求項1記載の結合剤粒子の製造方法。
  8. 【請求項8】 結合剤ピルを、第2工程で、生じる粒子
    が0.001〜4mmの間の粒度分布を有するように機
    械的に粉砕する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から6までのいずれか1項記載
    の結合剤を含有することを特徴とする結合剤、顔料およ
    び/または充填剤および添加剤からなる熱中で架橋可能
    な粉末ラッカー。
  10. 【請求項10】 第1工程において、結合剤溶融物から
    適当な装置を用いて直径1〜8mmおよび厚さ0.5〜
    4mmを有する結合剤ピルを形成させ、これを第2工程
    において冷却後に機械的に粉砕して、生じた粒子は0.
    001〜5.5mmの間の粒度分布を有し、この粒子を
    第3工程において顔料および/または充填剤および添加
    剤と一緒に、いわゆるプレミックスに混合し、これを溶
    融物の形で加工して粉末ラッカーにし、次の工程で押し
    出し、冷却し、破砕し、粉砕し、篩別することを特徴と
    する請求項9項記載の粉末ラッカーの製造方法。
  11. 【請求項11】 結合剤ピルを第2の工程で、生じる粒
    子が0.001〜4mmの間の粒度分布を有するように
    機械的に粉砕する請求項10記載の方法。
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