JPH0526293U - 作動部材の駆動装置 - Google Patents

作動部材の駆動装置

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JPH0526293U
JPH0526293U JP7505691U JP7505691U JPH0526293U JP H0526293 U JPH0526293 U JP H0526293U JP 7505691 U JP7505691 U JP 7505691U JP 7505691 U JP7505691 U JP 7505691U JP H0526293 U JPH0526293 U JP H0526293U
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JP
Japan
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support shaft
paper
cutter
lever
operating
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Withdrawn
Application number
JP7505691U
Other languages
English (en)
Inventor
浩隆 清田
Original Assignee
株式会社小森コーポレーシヨン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷抜けの原因となる巻取紙の切断端部の毟
れなどを防止して印刷機械の高速化に対して十分に対応
可能とする。 【構成】 作動部材(カッタ)の駆動装置において、走
行する巻取紙の幅方向に沿って延びフレーム36,37
に回転自在に支持された支持軸39と、その支持軸39
に取付けられたカッタ32(作動部材)と、支持軸39
に固着された操作レバー41と、操作レバー41を作動
するエアシリンダ35と、エアシリンダ35にエアを供
給するエア供給源と、支持軸39と一体の被操作レバー
45の作動を阻止する阻止レバー49とを具え、カッタ
32を作動させるときにエアシリンダ35を予め加圧し
ておくことでこのカッタ32を高速で作動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は巻取紙を印刷ユニットに供給するフライングオートペースタに用いら れる作動部材の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業機械の高速化に伴い、印刷機械においてもウェブの供給速度は年々高速化 の傾向にある。巻取紙を印刷ユニットに供給するフライングオートペースタにお いも高速での紙継ぎ作業及び巻出し作業を確実に行うことが必要となってきてい る。
【0003】 ウェブの紙継ぎ作業は新しい巻取紙に両面テープを貼っておき、走行している 巻取紙とこの新しい巻取紙の走行速度が一致したときに圧接部材で押圧し、両者 を接合する。その後、カッタが作動して走行紙を切断して作業が完了する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の紙継ぎ作業において、カッタの刃形状は、図6(a)に示すよ うに、山形形状となっており、そのため、切断されるウェブの端部も同様の形状 となることが望ましい。ところが、印刷機械の高速化に伴ってウェブの走行速度 が高速になると、このウェブの走行速度とカッタの作動速度とに速度差が生じて 、図6(b)に示すように、ウェブの切断端部の山形がウェブの走行方向に沿っ て長くなったり、図6(c)に示すように、毟り取られた形状となってしまう。 すると、ウェブが印刷胴を通過する際にブランケットに張り付き、印刷抜けを発 生させる原因となってしまうという問題があった。
【0005】 本考案はこのような問題を解決するものであって、印刷機械の高速化を図った 作動部材の駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の作動部材の駆動装置は、走行するウェブ の幅方向に沿って延びフレームに回転自在に支持された支持軸と、該支持軸に取 付けられた作動部材と、前記支持軸に固着された操作レバーと、該操作レバーを 作動する流体圧シリンダと、前記支持軸あるいは操作レバーの作動を阻止する阻 止部材とを具えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
流体圧シリンダを作動すると操作レバーを介して支持軸を回動し、作動部材を 作動させようとする。ところが、支持軸あるいは操作レバーは阻止部材によって 作動が阻止させており、流体圧シリンダ内の流体は加圧状態となる。そして、所 定時間加圧された後に阻止部材を除去すると、支持軸が回動して作動部材を高速 で作動させる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0009】 図1に本考案の一実施例に係る作動部材の駆動装置としてのウェブ切断装置の 断面、図2にウェブ切断装置の右側面、図3にウェブ切断装置の左側面、図4に 紙継ぎ装置の側面、図5にカッタの作動を表すタイムチャートを示す。
【0010】 本実施例では、本考案の作動部材の駆動装置としてのウェブ切断装置を輪転印 刷機に連続して巻取紙を供給するフライングオートペースタに適用している。
【0011】 図4に示すように、床面上に設置された架台11には旋回軸12が回転自在に 支持されており、この旋回軸12にはそれぞれ3本のターレットアーム13を有 する巻取紙支持装置14が旋回軸12と一体的に回転するように取付けられてい る。また、架台11内には旋回軸12を回転駆動するための図示しない駆動モー タが設けられている。なお、架台11の上部には走行紙のガイドローラ15が、 また、走行紙の張力を検出するテンションピックアップローラ16、テンション センサ17がそれぞれ設けられている。
【0012】 また、架台11には巻取紙回転用の図示しないモータが設置されおり、一方、 旋回軸12の外周にはこの旋回軸12に対して相対回転自在である駆動歯車18 が嵌合しており、前述したモータは図示しない歯車群を介してこの駆動歯車18 と駆動連結されている。そして、ターレットアーム13には駆動歯車18と噛み 合う歯車19が支持され、この歯車19と一体の歯車20は歯車21と噛み合い 、更に巻心支持軸22に固着された歯車23と噛み合っている。なお、1つのタ ーレットアーム13について説明したが、他の2つについても同様の構造となっ ている。
【0013】 上述したフライングオートペースタには紙継ぎ用の圧接部材31とカッタ32 からなる紙継装置33が設けられている。この圧接部材31及びカッタ32はエ アシリンダ34,35によってそれぞれ駆動することができるようになっている 。
【0014】 図1に示すように、架台11に上下方向移動自在に取付けられた一対の対向す るフレーム36,37には軸受38を介して支持軸39が走行紙の幅方向に沿っ て軸方向に延びて回転自在に支持されている。そして、この支持軸39には複数 のホルダ40によって作動部材としてのカッタ32が取付けられている。
【0015】 また、図1及び図2に示すように、支持軸39の一端(図1において右端)に はキーによって操作レバー41が固着されており、この操作レバー41にはエア シリンダ35のシリンダロッド42の先端部が連結されている。従って、エアシ リンダ35の作動によって操作レバー41を介して支持軸39(カッタ32)を 回動操作することができる。なお、エアシリンダ35には図示しないエア供給源 及び急速排気弁43が接続されている。また、44は操作レバー41のストッパ である。
【0016】 一方、図1及び図3に示すように、支持軸39の他端(図1において左端)に はキーによって被操作レバー45が固着されており、この操作レバー45にはカ ムピン46が固着されている。また、フレーム36にはエアシリンダ47が取付 けられており、更に、このフレーム36に軸48によって阻止部材とての阻止レ バー49が枢支されている。そして、この阻止レバー49の一端にはエアシリン ダ47のシリンダロッド50の先端部が連結されており、他端には操作レバー4 5のカムピン46と当接可能なカムフォロワ51が固着されている。なお、エア シリンダ47には図示しないエア供給源及び急速排気弁52が接続されている。 また、53は被操作レバー45のストッパ、54は阻止レバー49のストッパで ある。
【0017】 而して、走行紙(旧巻取紙)61を新巻取紙62に継ぎ合わせて交換するには 、モータを駆動して新巻取紙62を任意の回転数で回転させる。そして、走行紙 61の巻径が小さくなり予備径に達すると、検出器がこれを検出して駆動用モー タを駆動し、旋回軸12を所定角度回転させて走行紙61と新巻取紙62の位置 を図4に示す位置に移動する。そして、この走行紙61と新巻取紙62の速度が 同じになったときに紙継ぎが行われる。
【0018】 まず、新巻取紙62に両面テープを貼り、走行紙61とこの新巻取紙62の走 行速度が一致したときに所定の位置でエアシリンダ34を作動して圧接部材31 により走行紙61と新巻取紙62を押圧し、両面テープによって両者を接合する 。次に、カッタ32を作動させて走行紙61を切断する。
【0019】 即ち、図1乃至図3に示すように、カッタ32及びカムピン46、カムフォロ ワ51はそれぞれ各図面に実線にて示す位置にある。この状態から、まず、エア 供給源からエアシリンダ35にエアを供給する。ところが、操作レバー41は支 持軸39の反対側に固着された被操作レバー45のカムピン46が阻止レバー4 9のカムフォロワ51に当接しており、その作動が阻止されている。従って、エ アシリンダ35内のエアは加圧されて供給圧と同様の圧力状態となる。
【0020】 そして、所定時間加圧された後、走行紙61が所定の位置にくると、図5に示 すように、図示しない検出器からペースタ信号が入力され、エアシリンダ47に エアが供給されて作動し、阻止レバー49を回動してカムフォロワ51を除去す ると、被操作レバー45は回動可能となる。従って、支持軸39が回動して操作 レバー41も同様に回動し、カッタ32が高速で作動することで走行紙61が切 断される。
【0021】 なお、各エアシリンダ35,47には急速排気弁43,52が接続されており 、各エアシリンダ35,47の作動と同時に排気圧を即座に大気開放するので、 排気圧によって作動障害を起こすことはない。
【0022】 このように巻取紙を切断するときに、カッタ32を作動させるエアシリンダ3 5を予め加圧しておくことでカッタ32を高速で作動させることができる。従っ て、巻取紙の走行速度を高速としても巻取紙の切断端部をカッタ32の刃の形状 に近い形状とすることができ、印刷抜けの原因となる巻取紙の切断端部の毟れな どを防止することができる。
【0023】 なお、上述の実施例では、作動部材をカッタ32として説明したが、本考案の 作動部材の駆動装置はこれに限定されるものではなく、作動部材として、例えば 、紙継装置33の圧接部材31を適用しても同様の効果を奏することができる。 また、紙継装置33のフレーム36,37を架台11に上下方向移動自在に取付 けられたが、固定してもよい。更に、支持軸39の一端に操作レバー41を、他 端に被操作レバー45及び阻止レバー49を設けたが、装着位置はこれに限らず 、同じ端部でもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案の作動部材の駆動装置によ れば、フレームに回転自在に支持された支持軸に作動部材を取付けると共にこの 支持軸に操作レバーを固着してその操作レバーを流体圧シリンダによって作動で きるようにし、且つ、支持軸あるいは操作レバーの作動を阻止する阻止部材を設 けたので、作動部材を作動させるときに流体圧シリンダを予め加圧しておくこと でこの作動部材を高速で作動させることができ、印刷機械の高速化に対して十分 に対応することができる。また、この作動部材として巻取紙のカッタを適用した 場合には、カッタを高速で作動させることで巻取紙を高速走行させても巻取紙の 切断端部を最適な形状とすることができ、印刷抜けの原因となる巻取紙の切断端 部の毟れなどを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る作動部材の駆動装置と
してのウェブ切断装置の断面図である。
【図2】ウェブ切断装置の右側面図である。
【図3】ウェブ切断装置の左側面図である。
【図4】紙継ぎ装置の側面図である。
【図5】カッタの作動を表すタイムチャートである。
【図6】ウェブの切断端部の説明図である。
【符号の説明】
31 圧接部材 32 カッタ(作動部材) 33 紙継装置 34,35,47 エアシリンダ(流体圧シリンダ) 36,37 フレーム 39 支持軸 41 操作レバー 45 被操作レバー 46 カムピン 49 阻止レバー(阻止部材) 51 カムフォロワ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するウェブの幅方向に沿って延びフ
    レームに回転自在に支持された支持軸と、該支持軸に取
    付けられた作動部材と、前記支持軸に固着された操作レ
    バーと、該操作レバーを作動する流体圧シリンダと、前
    記支持軸あるいは操作レバーの作動を阻止する阻止部材
    とを具えたことを特徴とする作動部材の駆動装置。
JP7505691U 1991-09-18 1991-09-18 作動部材の駆動装置 Withdrawn JPH0526293U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7505691U JPH0526293U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 作動部材の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7505691U JPH0526293U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 作動部材の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526293U true JPH0526293U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13565167

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JP7505691U Withdrawn JPH0526293U (ja) 1991-09-18 1991-09-18 作動部材の駆動装置

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JP (1) JPH0526293U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137301A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Dainippon Printing Co Ltd 連続シート供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010137301A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Dainippon Printing Co Ltd 連続シート供給装置

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951130