JPH0526280Y2 - - Google Patents

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JPH0526280Y2
JPH0526280Y2 JP13611586U JP13611586U JPH0526280Y2 JP H0526280 Y2 JPH0526280 Y2 JP H0526280Y2 JP 13611586 U JP13611586 U JP 13611586U JP 13611586 U JP13611586 U JP 13611586U JP H0526280 Y2 JPH0526280 Y2 JP H0526280Y2
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step motor
phase excitation
engine
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関のステツプモータ制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
アクセルペダルの踏込み動作に対してスロツト
ル弁の開弁動作を正確に対応させるために、或い
はアクセルペダルの踏込み動作に対してスロツト
ル弁の開弁動作を必ずしも対応させることなくア
クセルペダルの踏込み動作とは独立した好ましい
スロツトル弁の開弁動作を確保するためにアクセ
ルペダルとスロツトル弁を直接接続することな
く、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ
を設けてこのアクセル開度センサの出力信号によ
りスロツトル弁をステツプモータにより駆動する
ようにしたスロツトル弁駆動制御装置が公知であ
る(例えば特開昭51−138235号公報参照)。
このようなスロツトル弁駆動制御装置において
ステツプモータ駆動パルスの立上り特性を改善す
るためには定電流駆動方式を用いることが好まし
い。定電流駆動するためには定電流源を設ければ
よいわけであるが定電流源は大きなスペースを必
要とするために内燃機関に適用するには不向きで
ある。そこで従来よりパルスの立上り電流値が一
定値を越えたときにチヨツパ回路を用いてその一
定値にパルス電流を維持することにより定電流制
御を行なうようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでこのようにチヨツパ回路を用いるとパ
ルス電流値がチヨツピング動作により微少ながら
変動するためにステツプモータが微少に振動し、
その結果振動騒音を発生する。この振動騒音はス
テツプモータが1相励磁状態で静止しているとき
にはほとんど問題とはならないがステツプモータ
が2相励磁状態で静止しているときには各励磁コ
イルに供給されている電流値のチヨツピング周波
数が必ずしも一致しないためにチヨツピング周波
数の相互干渉によつて振動騒音が大きくなる。こ
のように振動騒音が大きくなつても機関運転中で
あれば機関の運転騒音にかき消されて特に問題と
はならないが機関が停止してしているときにステ
ツプモータが励磁されてこのような大きな振動騒
音が発生するとこの大きな騒音が車室内まで伝わ
り、運転者に不快感をもたらすという問題があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本考案によれば機
関制御用のステツプモータを定電流駆動する定電
流駆動回路を具備し、ステツプモータが1相励磁
された後に2相励磁され、2相励磁された後に再
び1相励磁され、これを繰返すことによつてステ
ツプモータが回転せしめられる内燃機関のステツ
プモータ制御装置において、機関が停止している
か否かを判別する機関停止判別手段と、ステツプ
モータの励磁状態が1相励磁状態であるか否かを
判別する励磁状態判別手段とを具備し、機関停止
判別手段および励磁状態判別手段の判別結果に基
いて機関が停止しているときには1相励磁状態で
もつてステツプモータを静止せしめるようにして
いる。
〔実施例〕
第1図を参照すると、1は吸気ダクト、2は吸
気通路、3は吸気通路2内に配置されたスロツト
ル弁、4はスロツトルシヤフト、5は吸気ダクト
1に固締されたステツプモータを夫々示す。ステ
ツプモータ5の出力軸6には小歯車7が取付けら
れ、この小歯車7と噛合する大歯車8がスロツト
ルシヤフト4の一端部に固定される。ステツプモ
ータ5が回転せしめられるとステツプモータ5の
回転運動は小歯車7および大歯車8により減速さ
れてスロツトルシヤフト4に伝えられ、従つてこ
れら小歯車7および大歯車8は減速機構を形成す
ることがわかる。スロツトルシヤフト4の他端部
にはレバー9が固締され、このレバー9には戻し
ばね10が取付けられる。スロツトル弁3はこの
戻しばね10のばね力によつて常時閉弁方向に付
勢される。また、吸気ダクト1にはレバー9によ
つて作動せしめられるスロツトル開度位置センサ
11が取付けられる。ステツプモータ5は電子制
御ユニツト20に接続され、電子制御ユニツト2
0の出力信号により制御される。
電子制御ユニツト20はデイジタルコンピユー
タからなり、双方向性バス21によつて相互に接
続されたリードオンリメモリ(ROM)22、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)23、マイクロ
プロセツサ(CPU)24、入力ポート25およ
び出力ポート26を具備する。CPU 24には
カウンタ27が接続される。アクセルペダル28
はアクセル開度センサ29に連結され、このアク
セル開度センサ29はアクセルペダル28の踏み
込み量に比例した出力電圧を発生する。アクセル
開度センサ29はAD変換器30を介して入力ポ
ート25に接続される。また、入力ポート25に
はクランク角センサ31が接続される。このクラ
ンク角センサ31は機関クランクシヤフトが所定
角度、例えば30度回転する毎に出力パルスを発生
する。従つてクランク角センサ31が一定時間以
上出力パルスを発生していないことは機関が停止
していることを意味しており、斯くしてクランク
角センサ31の出力パルスから機関が停止してい
るか否かを判別することができる。従つて、クラ
ンク角センサ31は機関が停止しているか否かを
判別する機関停止判別手段を形成している。一
方、出力ポート26は定電流駆動回路32に接続
され、この定電流駆動回路32の出力端子はステ
ツプモータ5に接続される。定電流駆動回路32
については詳述しないがチヨツパ回路を用いたも
のである。
第2図はステツプモータ5の作動を説明するた
めにステツプモータ5を模式的に表わしている。
ステツプモータ5は基本的にはロータ40と、一
対のU字形をなすステータ41,42からなり、
各ステータ41,42には夫々励磁コイル43,
44が巻設される。これら励磁コイル43,44
の両端子は駆動回路32に接続される。今、コイ
ル43に矢印Aの向きにWで示すような励磁電流
が流れたとするとステータ41には第2図に示す
ようにN極、S極が発生し、ロータ40は第2図
に示す位置で静止する。次いでコイル43への電
流の供給を停止し、コイル44に矢印Bの向きに
電流を流すとステータ42には破線で示すように
N極、S極が発生し、その結果ロータ40は矢印
Xの方向に90度回転する。次いでコイル44への
電流の供給を停止し、コイル43に矢印Cの向き
に電流を流すと第2図において実線で示すN,S
は逆転し、その結果ロータ40は矢印Xの方向に
更に90度回転する。次いでコイル43への電流の
供給を停止し、コイル44に矢印Dの向きに電流
を流すと第2図において破線で示すN,Sは逆転
し、その結果ロータ40は矢印Xの方向に更に90
度回転する。このように順次電流A,B,C,D
を流すことによつてロータ40が回転することに
なる。このときの電流A,B,C,Dをベクトル
図で表わすと第3図aのようになる。第3図aに
示されるようにいずれかのコイル43,44に一
方向の電流しか作用しない励磁状態を1相励磁と
いう。
次に第2図においてまず始めに電流Aのみを流
しておき、次いで電流Aを流したままで電流Bを
流すと各ステータ41,42には夫々第2図に示
すようなN極、S極が発生し、その結果ロータ4
0は矢印X方向に45度回転する。このときのベク
トルが第3図bにおいて破線Eで示される。この
場合には第3図bにおいて順次電流A,E,B,
F,C,G,D,Hを流すことによつてロータ4
0は45度ずつ回転することになる。第3図bにお
いてベクトルE,F,G,Hで示される励磁状
態、即ち各コイル43,44に同時に電流を流す
状態を2相励磁状態という。従つてこの場合には
1相励磁状態、2相励磁状態次いで再び1相励磁
状態を繰返すことによつてロータ40が回転せし
められる。このように1相励磁と2相励磁を併用
して電流をA,E,B,F,C,G,D,Hと順
次流す励磁方法を1−2相励磁方法という。な
お、第3図bにおいて電流Aを流し続ければロー
タ40は第2図に示す位置で静止し続け、第3図
bにおいて電流Eを流し続ければ、即ち各コイル
43,44に夫々電流A,Bを流し続ければロー
タ40は第2図において矢印Xの方向に45度回転
したところで静止し続ける。
第3図cは更に細かく励磁状態を分けた場合を
示している。第3図cにおいてベクトルIは電流
Aと、電流Aの半分の電流Bを同時に流したとこ
ろを示しており、ベクトルMは電流Bの半分の電
流Aと、電流Bを同時に流したところを示してい
る。この場合には順次電流A,I,E,M,B,
J,F,N,C,K,G,O,D,L,H,Pを
流すことによつてロータ40は約22.5度ずつ回転
する。本考案におけるステツプモータ5の駆動方
式は第3図b或いは第3図cに示すような多相励
磁駆動方式を採用しており、従つてステツプモー
タ5は1相励磁された後に2相励磁状態を経て再
び1相励磁されることにより回転せしめられる。
例えば第3図bに示す駆動方式を採用している場
合には通常スロツトル弁3が予め定められた開度
位置にあればA,B,C,Dで示される1相励磁
状態か、或いはE,F,G,Hで示される2相励
磁状態に維持される。次いで目標スロツトル弁開
度が変れば、それに伴なつてステツプモータ5が
駆動され、目標スロツトル開度に達すればステツ
プモータ5は1相励磁状態か2相励磁状態で静止
せしめられる。
ところが機関始動前のように機関が停止してい
る場合であつてもステツプモータ5にはステツプ
モータ5を所定位置に保持するために励磁電流が
加えられており、場合によつては所定のスロツト
ル弁開度までスロツトル弁3を回動するためにス
テツプモータ5が駆動制御される場合もある。と
ころで機関停止時にステツプモータ5を所定位置
に静止させておくために、2相励磁状態にすると
前述したように大きな振動騒音を発生し、運転者
に不快感を与える。そこで本考案では機関停止時
にステツプモータ5を所定位置に静止させておく
ためには1相励磁状態にするようにしている。
次に第4図を参照してステツプモータ5の作動
について説明する。
イグニツシヨンスイツチがオンにされて電子制
御ユニツト20に電力が供給されるとまず始めに
第4図のステツプ50においてステツプモータ5が
1相励磁された状態で静止せしめられ、次いでス
テツプ51においてカウンタ27が“0”にリセツ
トされる。このカウンタ27は例えばステツプモ
ータ5を一ステツプだけ正転方向に回転せしめる
励磁パルスが発せられる毎にカウントアツプさ
れ、ステツプモータ5を一ステツプ逆転方向に回
転せしめる励磁パルスが発せられる毎にカウント
ダウンされる。従つてこのカウンタ27はステツ
プ数をカウントするステツプカウンタを構成し、
このステツプカウンタ27のカウント値から励磁
状態を知ることができる。次いでステツプ52では
アクセル開度センサ29の出力信号から目標ステ
ツプ数が計算され、目標ステツプ数に達するまで
のステツプモータ5のステツプ数と回転方向が計
算される。次いでステツプ53では計算されたステ
ツプ数と回転方向に従つて励磁パルスが発生せし
められる。ステツプ54では励磁パルスが発生する
毎にステツプカウンタ27がカウントアツプ或い
はカウントダウンされる。次いでステツプ55では
クランク角センサ31の出力信号から機関が回転
中であるか否かが判別され、機関が回転中であれ
ばステツプ52に戻つて新たな目標ステツプ数を計
算する。一方、機関が停止しているときにはステ
ツプ56に進んでステツプカウンタ27のカウント
値から1相励磁状態であるか否かが判別される。
従つてステツプ56およびステツプカウンタ27は
ステツプモータ5の励磁状態が1相励磁状態であ
るか否かを判別する励磁状態判別手段を形成す
る。1相励磁状態であればステツプ52に戻つて新
たな目標ステツプ位置を計算する。目標ステツプ
位置に変りがなければステツプモータ5は1相励
磁状態で静止せしめられる。一方、ステツプ56に
おいてステツプモータ5が1相励磁状態でないと
判別されたときはステツプ57に進んで正転方向或
いは逆転方向において1相励磁となるまでのステ
ツプ数を計算する。次いでステツプ53において1
相励磁状態となるまでステツプモータ5が回転せ
しめられる。なお、第3図bの駆動方式を採用し
た場合には1相励磁状態とするために一ステツプ
回転せしめればよいことになる。このように機関
始動前はもとより機関運転中においても機関が停
止した場合にはステツプモータ5は1相励磁状態
で静止せしめられることになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば機関が停止しているときにはス
テツプモータが1相励磁状態で静止せしめられる
のでチヨツピング周波数の相互干渉が発生するこ
とがなく、斯くして振動騒音の発生を抑制するこ
とができる。従つて運転者に不快感を与えるのを
阻止することができる。一方、ステツプモータ駆
動時には多相励磁が行なわれるのでステツプモー
タの滑らかな回転を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスロツトル弁制御装置の全体図、第2
図はステツプモータを模式的に表わした図、第3
図はステツプモータの励磁コイルに供給される電
流のベクトル図、第4図はフローチヤートであ
る。 3……スロツトル弁、4……スロツトルシヤフ
ト、5……ステツプモータ、29……アクセル開
度センサ、31……クランク角センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関制御用のステツプモータを定電流駆動する
    定電流駆動回路を具備し、該ステツプモータが1
    相励磁された後に2相励磁され、2相励磁された
    後に再び1相励磁され、これを繰返すことによつ
    てステツプモータが回転せしめられる内燃機関の
    ステツプモータ制御装置において、機関が停止し
    ているか否かを判別する機関停止判別手段と、ス
    テツプモータの励磁状態が1相励磁状態であるか
    否かを判別する励磁状態判別手段とを具備し、機
    関停止判別手段および励磁状態判別手段の判別結
    果に基いて機関が停止しているときには1相励磁
    状態でもつてステツプモータを静止せしめるよう
    にした内燃機関のステツプモータ制御装置。
JP13611586U 1986-09-06 1986-09-06 Expired - Lifetime JPH0526280Y2 (ja)

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JP13611586U JPH0526280Y2 (ja) 1986-09-06 1986-09-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13611586U JPH0526280Y2 (ja) 1986-09-06 1986-09-06

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Publication Number Publication Date
JPS6342840U JPS6342840U (ja) 1988-03-22
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JP13611586U Expired - Lifetime JPH0526280Y2 (ja) 1986-09-06 1986-09-06

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JPS6342840U (ja) 1988-03-22

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