JPH05262436A - 薄膜体の剥離方法および剥離装置 - Google Patents

薄膜体の剥離方法および剥離装置

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JPH05262436A
JPH05262436A JP4063530A JP6353092A JPH05262436A JP H05262436 A JPH05262436 A JP H05262436A JP 4063530 A JP4063530 A JP 4063530A JP 6353092 A JP6353092 A JP 6353092A JP H05262436 A JPH05262436 A JP H05262436A
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JP
Japan
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thin film
film body
work
peeling roller
peeling
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JP4063530A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ichino
一夫 市野
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークが大型の場合にも薄膜体を確実に剥離す
ること。 【構成】薄膜体(S)の一側縁部を剥離ローラ(30)
の周面(30a)に吸着させる工程と、上記薄膜体
(S)が吸着された剥離ローラ(30)を、その軸心回
りに回転させた状態で該薄膜体(S)の他側縁に向けて
相対的に移動させる工程とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの表面を被覆す
る離型紙等の薄膜体を該ワークから剥離する方法および
剥離する装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自動車のルーフサイレンサの
ように、あらかじめ接着剤が塗布された状態で流通され
るワークにおいては、該接着剤の表面が離型紙によって
被覆保護されているため、接着の際には、この離型紙を
ワークから剥離させる必要がある。
【0003】このため従来では、図7に示すように、負
圧吸着カップ等の吸着手段BによってワークWに被覆さ
れた離型紙Sの一側縁部を吸着保持し(図7(a)に示
す)、該離型紙Sを吸着保持した状態でこの吸着手段B
をワークWに対して相対的に移動させることにより(図
7(b)に示す)、該ワークWから離型紙Sを剥離する
ようにしている。
【0004】なお、図7(c)に示すように、ワークW
から剥離された離型紙S′は、そのまま吸着手段Bによ
ってダストボックスDの上方域まで搬送され、そこで吸
着手段Bによる吸着力を除去することで該ダストボック
スD内へ廃棄される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の剥離方法では、吸着手段Bの吸着力のみによって離
型紙Sを保持するものであるため、ワークWからの剥離
が進んだ場合、離型紙Sの自重の増加によって吸着手段
Bへの負担が増大することになる。しかも、ワークWか
ら剥離された部分の離型紙S″は、該ワークWによる拘
束力が除去され、非常に変形し易い状態となっているた
め、上記吸着手段Bとの密着度を低下させることによっ
て該吸着手段Bによる吸着力の低下を招来する。
【0006】したがって、たとえば上述した自動車のル
ーフサイレンサ等のように、ワークWから剥離させる離
型紙Sが大型である場合には、剥離の途中において吸着
手段Bから脱落し、ワークWから剥離できない虞れがあ
る。
【0007】本発明の目的は、上記実情に鑑みて、薄膜
体が大型の場合にもこれを確実に剥離することのできる
剥離方法および剥離装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄膜体の剥
離方法は、ワークの表面を被覆する薄膜体を該ワークか
ら剥離する方法であって、上記薄膜体の一側縁部を剥離
ローラの周面に吸着させる工程と、上記薄膜体が吸着さ
れた剥離ローラを、その軸心回りに回転させた状態で該
薄膜体の他側縁に向けて相対的に移動させる工程とを含
んでいる。
【0009】また本発明に係る薄膜体の剥離装置は、ワ
ークの表面を被覆する薄膜体を該ワークから剥離する装
置であって、その軸心回りに回動可能、かつ上記ワーク
の表面に沿う態様で、該ワークに対して相対的に移動自
在に配設され、その周面に上記薄膜体を吸着保持する剥
離ローラを備えている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ワークから剥離された薄膜
体が回転する剥離ローラに順次巻き取られる。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳細に説明する。図2は、本発明に係る薄膜体の剥離装
置を概念的に示したもので、自動車用ルーフサイレンサ
(ワーク)Wから離型紙(薄膜体)Sを剥離する際に適
用される剥離装置を例示している。ルーフサイレンサW
は、図6に示すように、表皮層F、ウレタン層Uおよび
このウレタン層Uの表面に塗布された接着剤層Cの3層
から構成され、さらに上記接着剤層Cの接着面に離型紙
Sが貼着されたもので、該離型紙Sを上方に向ける状態
で、図2に示すように、載置台T上に水平に複数積層さ
れている。
【0012】同図に示すように、この剥離装置は、上記
積層されたルーフサイレンサWの上方域に枠体10を備
えている。枠体10は、上記ルーフサイレンサWよりも
十分大きな矩形状を成しており、フロアから立設された
4本の柱状部材11,11…により、該ルーフサイレン
サWを覆う態様で水平に保持されている。図からも明ら
かなように、この枠体10には、その両側両端部にそれ
ぞれシリンダアクチュエータ12,12…が配設されて
いる。シリンダアクチュエータ12,12…は、図には
明示していないが、内部に圧力検出センサを備えるもの
で、個々の作動ロッド12a,12a…を鉛直下方に向
ける態様で、それぞれシリンダ本体12b,12b…を
介して上記枠体10に保持されている。
【0013】また、上記剥離装置は、上記積層されたル
ーフサイレンサWの両側方域に一対の案内手段20,2
0を備えている。案内手段20,20は、ぞれぞれ上記
ルーフサイレンサWよりも十分な長さを有した上下一対
のレール部材21,21および22,22と、これらレ
ール部材21,21および22,22の両端部を連結す
る一対の連結部材23,23…とによって矩形枠状に形
成されており、上レール部材21,21の両端部を介し
て上記枠体10に保持されたシリンダアクチュエータ1
2,12…の作動ロッド12a,12a…に連結されて
いる。図3および図4に示すように、上記上レール部材
21,21および下レール部材22,22の両側には、
それぞれ内方に向けて側壁24,24…が突設され、ま
た下レール部材22,22の上面には、その延在方向に
沿ってラック22a,22aが刻設されている。
【0014】さらに、上記剥離装置は、図1に示すよう
に、上記ルーフサイレンサWの幅よりも長く、かつ上記
一対の案内手段20,20相互の間隔よりは短く形成さ
れた剥離ローラ30を備えている。剥離ローラ30は、
図1および図3に示すように、両端が開放した円筒状を
成し、その周面30aに複数の吸引孔31,31…を有
するとともに、その両端部にそれぞれソケット32,3
2を備えており、後述する一対の駆動手段40,40を
介して上記一対の案内手段20,20間に横架保持され
ている。
【0015】吸引孔31,31…は、上記剥離ローラ3
0に対して十分小さい直径の円形状を成しており、該剥
離ローラ30の周面30aにおけるその軸心に沿った一
直線上に、互いに等間隔に並設されている。なお、図に
は明示していないが、これら吸引孔31,31…の周囲
には、それぞれゴム等の弾性部材によって成形されたグ
ロメットが嵌着されている。
【0016】ソケット32,32は、図3および図4に
示すように、個々の内部に複数の吸引通路32a,32
a…を有するとともに、個々の外周に連通部材33,3
3を備えており、それぞれのネジ部を介して上記剥離ロ
ーラ30の両端部外周に螺合されている。吸引通路32
a,32a…は、それぞれ上記ソケット32,32の内
端面と外周面とに開口する略L字状を成すもので、図に
は明示していないが、上記ソケット32,32の周方向
に互いに等間隔に配設されている。連通部材33,33
は、それぞれ円筒状を成し、個々の内周面に上記複数の
吸引通路32a,32a…の周面側開口を囲繞する環状
の連絡溝33a,33aが形成された囲繞部33b,3
3bと、該囲繞部33b,33bの外周から径方向に延
在され、個々の外端部にバキュームユニット50,50
(真空発生手段)を保持するとともに、内部に上記環状
の連絡溝33a,33aとバキュームユニット50,5
0の図示していない吸入口との間を連通する連絡通路3
3c,33cが形成された連絡部33d,33dとを有
しており、上記囲繞部33b,33bを介して上記ソケ
ット32,32の外周に回動可能、かつ軸方向へは移動
不可能に配設されている。
【0017】一方、前述した駆動手段40,40は、そ
れぞれ上記ソケット32,32に固着された軸部材4
1,41と、これら軸部材41,41に連結された駆動
モータユニット42,42と、上記軸部材41,41に
貫挿されたピニオンギア43,43および電磁クラッチ
ユニット44,44とを備えている。軸部材41,41
は、個々の先端にフランジ41a,41aを有し、上記
ソケット32,32の外端面中心部からそれぞれ上記剥
離ローラ30の軸心に沿って外方に延設されており、個
々の先端部が上記案内手段20,20における上レール
部材21,21と下レール部材22,22との間に介装
されている。駆動モータユニット42,42は、図には
明示していないが、それぞれの内部に減速機構を備え、
個々の出力軸42a,42aの先端にフランジ42b,
42bを有しており、該フランジ42b,42bを介し
て上記軸部材41,41に連結されている。ピニオンギ
ア43,43は、ベアリングを介して上記軸部材41,
41における案内手段20,20の側壁24,24…間
に位置する部位に回動自在に配設されており、それぞれ
上記下レール部材22,22に刻設されたラック22
a,22aに歯合されている。電磁クラッチユニット4
4,44は、上記ピニオンギア43,43に対して作用
するもので、上記軸部材41,41におけるソケット3
2,32と上記ピニオンギア43,43との間に位置す
る部位に固着されている。なお、図中の符号45は、上
記ピニオンギア43,43に並設され、上記駆動手段4
0,40の回動を規制するフリーローラであり、個々の
回動軸45a,45aを介して上記バキュームユニット
50,50および駆動モータユニット42,42に連結
されている。
【0018】上記のように構成された剥離装置では、枠
体10に保持されたシリンダアクチュエータ12,12
…を作動させると案内手段20,20がそれぞれ鉛直方
向に沿って移動され、上記駆動手段40,40を介して
剥離ローラ30の高さ位置が変更される。
【0019】また、バキュームユニット50,50を作
動させると、連絡通路33c,33c、連絡溝33a,
33aおよび吸引通路32a,32a…を介して剥離ロ
ーラ30内のエアが吸引され、該剥離ローラ30の周面
30aにおける上記複数の吸引孔31,31…の周囲に
吸着力が発生する。
【0020】一方、駆動モータユニット42,42を駆
動すると、その回動力が軸部材41,41およびソケッ
ト32,32を介して剥離ローラ30に伝達され、該剥
離ローラ30がその軸心回りに回動される。さらに、こ
の状態から電磁クラッチユニット44,44をONする
と、該電磁クラッチユニット44,44がピニオンギア
43,43と連結され、上記軸部材41,41の回転力
がそれぞれピニオンギア43,43に伝達されるため、
該ピニオンギア43,43が上記案内手段20,20の
ラック22a,22a上を転動することにより、上記剥
離ローラ30が案内手段20,20に沿って水平方向に
移動することとなる。
【0021】以下、図1を参照しながら、上記剥離装置
を適用してルーフサイレンサWから離型紙Sを剥離する
方法について説明する。なお、この剥離装置では、上述
したバキュームユニット50,50、駆動モータユニッ
ト42,42および電磁クラッチユニット44,44が
すべてOFFとなり、しかも剥離ローラ30が、図2に
おいて案内手段20,20の右方端部に占位され、図5
に示すように、案内手段20,20の上レール部材2
1,21に配設された初期位置確認センサ25がONし
た状態が待機状態となっている。
【0022】上述した待機状態から図示していない起動
スイッチを押下すると、まず、枠体10に配設されたシ
リンダアクチュエータ12,12…がそれぞれ作動さ
れ、図1(a)に示すように、案内手段20,20およ
び駆動手段40,40を介して剥離ローラ30の周面3
0aが載置台T上に積層されたルーフサイレンサWの離
型紙Sに当接保持される。このとき、剥離ローラ30の
周面30aは、上記離型紙Sにおける接着剤の塗布され
てない部分の中間部に当接されるものとする。
【0023】上記シリンダアクチュエータ12,12…
に内蔵された図示していない圧力検出センサによって剥
離ローラ30の周面30aが離型紙Sに当接されたこと
が確認されると、上記バキュームユニット50,50が
作動され、該剥離ローラ30内のエアが吸引されるとと
もに、駆動モータユニット42,42が作動され、上記
剥離ローラ30が上記離型紙Sに当接した位置におい
て、図1中の時計回りに回転される。この間、上記バキ
ュームユニット50,50においては、内蔵された図示
していない吸引圧力検出センサによってその吸引圧力が
常時検出されている。
【0024】上記バキュームユニット50,50内にお
いて検出されていた吸引圧力が大きく変化すると、すな
わち上記離型紙Sの一側縁部が複数の吸引孔31,31
…を介して上記剥離ローラ30の周面30aに吸着保持
されることにより、これら吸引孔31,31…の開口が
離型紙Sによって閉塞されると、上記シリンダアクチュ
エータ12,12…が再び作動され、予設定された圧力
で上記剥離ローラ30の周面30aが上記離型紙Sの上
面に押圧保持されるとともに、電磁クラッチユニット4
4,44がONされ、上記剥離ローラ30がその軸心回
りに回転した状態で、該電磁クラッチユニット44,4
4とピニオンギア43,43とが互いに連結される。
【0025】上記の状態においては、上記剥離ローラ3
0が離型紙Sの一側縁部を吸着保持した状態で、該離型
紙S上を他側縁部に向けて押圧転動することになるた
め、図1(b)および図1(c)に示すように、水平方
向への移動が進むにつれて、上記ルーフサイレンサWか
ら離型紙Sが順次剥離されることとなる。この間、ルー
フサイレンサWから剥離された離型紙S′は、剥離ロー
ラ30の回転によって順次この剥離ローラ30の外周に
巻き取られていくため、その自重の増加や変形等が招来
されることはなく、該剥離ローラ30から脱落する虞れ
はない。しかも、離型紙S′が剥離ローラ30に1周以
上巻回された際には、その巻回力によって離型紙S′が
剥離ローラ30に保持されるため、バキュームユニット
50,50をOFFさせた状態で離型紙Sの剥離を続行
することも可能となり、剥離作業のコストを大幅に削減
することができる。
【0026】ルーフサイレンサWから離型紙S′が完全
に剥離された後、図5中の2点鎖線で示すように、案内
手段20,20の上レール部材21,21に配設された
廃棄位置確認センサ26によって上記剥離ローラ30が
ダストボックスDの上方域に配置されたことが確認され
ると、電磁クラッチユニット44,44がOFFされ、
該剥離ローラ30の案内手段20,20に沿う方向への
移動が停止されるとともに、駆動モータユニット42,
42が反転され(なお、バキュームユニット50,50
がOFFされていない場合には、この時点でOFFされ
る)、図1(d)に示すように、上記剥離ローラ30の
外周に巻回されていた離型紙S′がダストボックスDに
廃棄される。
【0027】図示していない検出センサによって離型紙
S′が剥離ローラ30から除去されたことが確認される
と、電磁クラッチユニット44,44が再びONされ、
ピニオンギア43,43が反転することによって上記剥
離ローラ30が初期位置に復帰移動される。
【0028】なお、上記離型紙S′の廃棄動作の間、も
しくは剥離ローラ30の復帰移動の間、載置台T上にお
いては、図示していない組付ロボット等によって離型紙
S′が剥離されたルーフサイレンサWが除去されてお
り、すなわち自動車のルーフ内面に貼着されており、離
型紙Sによって被覆された新たなルーフサイレンサWが
その最上位に占位されることになる。
【0029】以下、上述した作用が繰り返し行われ、載
置台T上に積層されたルーフサイレンサWの離型紙Sが
順次剥離される。
【0030】なお、上記実施例では、自動車用ルーフサ
イレンサWから離型紙Sを剥離するようにしているが、
その他のワークから薄膜体を剥離するものにももちろん
適用することができる。また、水平に積層されたワーク
Wから薄膜体Sを剥離しているが、ワークの姿勢は必ず
しも水平である必要はない。
【0031】また、上記実施例では、剥離ローラ30を
移動させて薄膜体をS剥離するようにしているが、本発
明では剥離ローラを移動させずにワークを移動させるよ
うにしてもよいし、また両者を共に移動させても構わな
い。さらに、その周面30aを薄膜体Sに圧接させた状
態で剥離ローラ30を移動させるようにしているが、剥
離ローラをワークに対して相対的に移動させる場合、必
ずしも薄膜体に圧接、もしくは当接させる必要はなく、
該薄膜体から離隔した状態で剥離ローラを相対的に移動
させてもよい。この場合、剥離ローラの断面は、必ずし
も円形である必要もない。
【0032】さらに、上記実施例では、駆動モータユニ
ット42の駆動力によって剥離ローラ30の回転と、該
剥離ローラ30のワークWに対する移動とを行うように
しているが、その他のアクチュエータを適用してもよい
し、またそれぞれを別個のアクチュエータで行うように
してももちろんよい。また、バキュームユニット50や
駆動モータユニット42等のアクチュエータを剥離ロー
ラ30の両端部に配設しているが、片側だけに配設して
も構わない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワークから剥離された薄膜体が回転する剥離ローラに順
次巻き取られるため、薄膜体が大型の場合にも、途中で
脱落することなくこれを確実に剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)乃至図1(d)は、本発明に係る薄
膜体の剥離方法を順次示した概念図である。
【図2】図2は、本発明に係る薄膜体の剥離装置を概念
的に示した斜視図である。
【図3】図3は、その要部断面側面図である。
【図4】図4は、その要部断面平面図である。
【図5】図5は、図4における V−V 線断面図である。
【図6】図6は、本発明に適用されるワークを概念的に
示した拡大側面図である。
【図7】図7(a)乃至図7(c)は、従来の薄膜体の
剥離方法を順次示した概念図である。
【符号の説明】
W…ワーク S,S′…薄膜体 30…剥離ローラ 30a…剥離ローラの周面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの表面を被覆する薄膜体を該ワー
    クから剥離する方法であって、 上記薄膜体の一側縁部を剥離ローラの周面に吸着させる
    工程と、 上記薄膜体が吸着された剥離ローラを、その軸心回りに
    回転させた状態で該薄膜体の他側縁に向けて相対的に移
    動させる工程とを含むことを特徴とする薄膜体の剥離方
    法。
  2. 【請求項2】 ワークの表面を被覆する薄膜体を該ワー
    クから剥離する装置であって、 その軸心回りに回動可能、かつ上記ワークの表面に沿う
    態様で、該ワークに対して相対的に移動自在に配設さ
    れ、その周面に上記薄膜体を吸着保持する剥離ローラを
    備えたことを特徴とする薄膜体の剥離装置。
JP4063530A 1992-03-19 1992-03-19 薄膜体の剥離方法および剥離装置 Pending JPH05262436A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100692678B1 (ko) * 2000-12-29 2007-03-14 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정표시장치의 편광판 제거장치
JP2017154874A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 住友ゴム工業株式会社 台紙剥離装置
KR102125907B1 (ko) * 2019-02-19 2020-06-23 주식회사 유한이엔지 접착시트의 이형지 제거장치
KR102191451B1 (ko) * 2019-06-26 2020-12-15 주식회사 유한이엔지 개량된 시트 고정구조를 갖는 접착시트의 이형지 제거장치

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