JP3238219B2 - リードフレームのピックアップ装置 - Google Patents

リードフレームのピックアップ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームのピック
アップ装置に関し、一層詳細には積層された複数枚のリ
ードフレームを1枚づつ把持すべく、相対的に接離動可
能な1対の把持手段と、把持手段を相対的に接離動させ
るための接離動手段とを具備するリードフレームのピッ
クアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばリードフレームのトリムア
ンドフォーミング(以下、T/Fと記す)加工におい
て、加工されるリードフレームを収納マガジンから取り
出し、T/F加工用金型へセットしたり、T/F加工後
のリードフレームをT/F加工用金型から取り出し、次
工程へ搬送する際にリードフレームのピックアップ装置
が使用されている。例えば、実開昭52−103581
号公報には、互いに接離動する1対のグリップ爪を有す
るリードフレームのピックアップ装置が開示されてい
る。グリップ爪は互いに平行な板体で形成され、両者が
接近した際に収納マガジンに積層状態で収納されている
リードフレームを把持可能になっている。この1対のグ
リップ爪がリードフレームを両側から挟んで把持し、搬
送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のリードフレームのピックアップ装置には次のよう
な課題がある。グリップ爪は互いに平行な板体で形成さ
れ、両者が接近した際に積層されているリードフレーム
を把持する構成のため、本来リードフレームを1枚づつ
把持すべきところを同時に複数枚把持してしまうことが
ある。リードフレームを同時に複数枚把持してしまう
と、例えばT/F加工用金型へ同時に複数枚のリードフ
レームがセットされてしまい、金型損傷の原因となる等
の課題がある。特に、リードフレームに油が付着してい
るような場合や、リードフレームを洗浄後に洗浄液が未
だ残留しているような場合、積層状態のリードフレーム
同士が油や洗浄液で互いに付着してしまい複数枚把持を
促進してしまうことがある。そこで、リードフレームが
複数枚把持されているか否かを検出するための検出機構
を付加することが提案されたが、装置の製造コストが上
昇してしまうという別の課題がある。従って、本発明は
積層されたリードフレームから確実に1枚づつ把持可能
なリードフレームのピックアップ装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、積層された複数
枚のリードフレームを1枚づつ把持すべく、相対的に接
離動可能な1対の把持手段と、該把持手段を相対的に接
離動させるための接離動手段とを具備するリードフレー
ムのピックアップ装置において、少なくとも一方の把持
手段は、他方の把持手段と相対的に接近した際に外周面
でリードフレームの縁部と当接可能な円柱体であり、該
円柱体を回転させるための回転駆動手段を設けたことを
特徴とする。
【0005】また、前記円柱体の外周面を弾性部材で被
覆したり、前記円柱体の外周面に軸線方向の溝を多数周
方向へ並設するようにしてもよい。また、前記他方の把
持手段は、上端より下端が把持しようとするリードフレ
ームに対して外方に位置する姿勢に常時保持された板体
でもよく、前記板体のリードフレームと対向する面に弾
性部材を配設したり、前記板体のリードフレームと対向
する面にリードフレームの側縁と平行な溝を形成しても
よい。また、前記他方の把持手段も、一方の円柱体と相
対的に接近した際に外周面でリードフレームの縁部と当
接可能な円柱体とし、前記回転駆動手段は、他方の円柱
体も回転させるようにしてもよい。さらに、前記回転駆
動手段は、前記把持手段の接離動方向へ配設されたラッ
クと、前記一方および/または他方の円柱体へ固定さ
れ、前記ラックと噛合するピニオンとから構成してもよ
い。
【0006】
【作用】作用について説明する。少なくとも一方の把持
手段は、他方の把持手段と相対的に接近した際に外周面
でリードフレームの縁部と当接可能であり、回転駆動手
段を介して回転する円柱体なので、把持手段がリードフ
レームを把持する場合、円柱体とリードフレームとの接
触は線接触である。従って、リードフレームは厚みが有
るので円柱体は1枚のリードフレームと線接触し、同時
に複数枚のリードフレームとの接触が防止される。ま
た、円柱体がリードフレームと線接触した状態で円柱体
が回転すると、最上層の1枚のリードフレームを持ち上
げるので当該リードフレームを下層のリードフレームか
ら離反させることが可能となる。円柱体の外周面を弾性
部材で被覆したり、外周面に軸線方向の溝を多数周方向
へ並設すると、リードフレームのスリップを防止可能と
なる。
【0007】また、他方の把持手段は、上端より下端が
把持しようとするリードフレームに対して外方に位置す
る姿勢に常時保持された板体とすると、板体はリードフ
レームに対して傾斜することになり、板体は最上層の1
枚のリードフレームとのみ当接可能となる。その板体の
リードフレームと対向する面に弾性部材を配設したり、
リードフレームの側縁と平行な溝を形成してもリードフ
レームのスリップを防止可能となる。また、他方の把持
手段も円柱体とすれば、両方の把持手段がリードフレー
ムと線接触することになり、両円柱体が回転すると、最
上層の1枚のリードフレームを持ち上げるので当該リー
ドフレームを下層のリードフレームから離反させること
が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、本実施例では、リードフ
レームの加工装置へリードフレームを供給すると共に、
加工後のリードフレームを当該加工装置から取り出すた
めのピックアップ装置を例に挙げて説明する。
【0009】図1は第1実施例のリードフレームのピッ
クアップ装置10の要部を示す正面図である。図1にお
いて、12は一方の把持手段の一例である円柱体ローラ
であり、保持アーム14の先端へ回動可能に取り付けら
れている。保持アーム14はスライド部材16aの下端
部へボルト18aを介して固定されている。ローラ12
の外周面は、弾性部材の一例である合成ゴム20で被覆
されている。22は他方の保持手段の一例である板状グ
リップ爪であり、スライド部材16bの下端部へボルト
18bを介して固定されている。グリップ爪22は、上
端より下端が把持しようとするリードフレーム24に対
して外方に位置する傾斜した姿勢に常時保持されてい
る。グリップ爪22の内面、すなわちリードフレーム2
4と対向する面にはリードフレーム24の側縁と平行な
溝26が上下方向へ多数形成されている。
【0010】スライド部材16a、16bはスライドガ
イド28へ摺動可能に取り付けられている。スライド部
材16a、16bは、接離動手段を構成する適宜なスラ
イド機構(例えば実開昭52−103581号公報参
照)30により、水平方向であって互いに接近する動
き、および互いに離反する方向への動きのみ可能になっ
ている。すなわち、スライドガイド28に対し、水平方
向(矢印A、B)へ互いに接離動可能になっている。ま
た、ローラ12、グリップ爪22は、それぞれスライド
部材16a、16bへ固定されているので、スライド部
材16a、16bと一体となりスライドガイド28に対
し水平方向へ互いに接離動可能になっている。ローラ1
2とグリップ爪22は互いに接近した際に積層されてい
るリードフレーム24を把持可能になっている。グリッ
プ爪22が常時リードフレーム24に対して傾斜した姿
勢が保持されているので、ローラ12とグリップ爪22
でリードフレーム24を把持する際に、積層されている
リードフレーム24の最上層のリードフレーム24a1
枚だけをピックアップ可能になっている。
【0011】32は回転駆動手段を構成するラックであ
り、スライドガイド28の下面に固定されている。ラッ
ク32はスライド部材16aの移動方向へ配設されてい
る。34は回転駆動手段を構成するピニオンであり、ロ
ーラ12へ同軸に固定されている。従って、ピニオン3
4はローラ12と一体に回転可能になっている。ピニオ
ン34はラック32と噛合しており、スライド部材16
aの移動に伴いピニオン34はラック32上を転動す
る。その際、ローラ12も軸36を中心に回転(矢印
C)しながら矢印A方向へ移動する。38はモータ部で
あり、接離動手段を構成する正逆両方向へ回転制御可能
なモータ(不図示)が内蔵されている。モータが駆動さ
れることにより、スライド機構30を駆動し、ローラ1
2とグリップ爪22を互いに接離動させる。
【0012】次に第1実施例のピックアップ装置10の
動作について説明する。まず、ピックアップ装置10を
好適な高さにセットする。積層されたリードフレーム2
4の最上層のリードフレーム24aをピックアップする
ために、モータ部38のモータを駆動し、スライド機構
30を介してローラ12とグリップ爪22を互いに接近
させる。この接近距離は把持しようとするリードフレー
ム24の幅により決定される。ローラ12、ピニオン3
4が時計方向へ回転しながらローラ12とグリップ爪2
2が接近すると、両者は最上層のリードフレーム24a
に当接する。さらに僅かな距離ローラ12とグリップ爪
22が接近すると、リードフレーム24aの左側縁はグ
リップ爪22の内面に押接され、溝26に掛止される。
一方、リードフレーム24aの右側縁は時計方向へ回転
するローラ12の外周面で上方へ押し上げられる。この
リードフレーム24aを上方へ押し上げる動作に要する
ローラ12の回転角度は僅かな角度でよい。その際、ロ
ーラ12の外周面にはゴム20が被着されているのでリ
ードフレーム24aが滑ることはない。
【0013】ローラ12によりリードフレーム24aが
押し上げられると、1枚のリードフレーム24aは他の
リードフレーム24と分離される。この状態がピックア
ップ状態であり、この状態のままピックアップ装置10
を移動させることでリードフレーム24aをT/F加工
用金型等、リードフレームの加工装置へセットすること
ができる。把持されているリードフレーム24aを解放
するには、モータ部38のモータを逆方向へ回転させ
る。すると、スライド機構30を介してローラ12とグ
リップ爪22は互いに離反する方向へ移動する。その結
果、リードフレーム24aはローラ12とグリップ爪2
2から解放される。なお、本実施例では、ローラ12と
グリップ爪22でリードフレーム24aを把持するに先
立って、ローラ12がリードフレーム24aを若干グリ
ップ爪22の方向へ押動する。この押動によりリードフ
レーム24aが下層のリードフレーム24と残留洗浄液
等により互いに付着していてもリードフレーム24aを
確実に剥離させることが可能になっている。
【0014】次に、第2実施例について図2を参照して
説明する。なお、第1実施例と同一の部材については第
1実施例と同一の符号を附し、説明は省略する。第1実
施例において、円柱体としてローラ12を使用したが、
第2実施例では円柱体はローラ12を使用せず、回転駆
動手段を構成するピニオン34に円柱体の役目を兼務さ
せている。また、グリップ爪22の内面には溝26を形
成せず、代わりに弾性部材の一例であるラバーシート1
00が貼着されている。他の部分の構造は第1実施例と
同一である。
【0015】次に第2実施例の動作について説明する。
このピックアップ装置10でリードフレーム24aをピ
ックアップしようとする場合、ピニオン34とグリップ
爪22を互いに接近させる。ピニオン34が時計方向へ
回転しながらグリップ爪22と接近すると、両者は最上
層のリードフレーム24aに当接する。さらに僅かな距
離ピニオン34とグリップ爪22が接近すると、リード
フレーム24aの左側縁はグリップ爪22の内面に押接
され、ラバーシート100に押接される。一方、リード
フレーム24aの右側縁は、時計方向へ回転するピニオ
ン34の外周面に軸線方向へ延び、多数周方向へ並設さ
れている歯部102同士の間の溝へ掛止され、上方へ押
し上げられる。このリードフレーム24aを上方へ押し
上げる動作に要するピニオン34の回転角度は僅かな角
度でよい。第2実施例においてもラバーシート100と
歯部102によりリードフレーム24aのスリップが防
止されている。
【0016】次に、第3実施例について図3を参照して
説明する。なお、先行実施例と同一の部材については先
行実施例と同一の符号を附し、説明は省略する。第1実
施例において、一方の把持手段は円柱体のローラ12を
使用し、他方の把持手段は板体のグリップ爪22を使用
した、第3実施例では両把持手段として円柱体のローラ
202a、202bを使用している。ローラ202a、
202bは、それぞれ保持アーム204a、204bの
先端へ回動可能に取り付けられている。保持アーム20
4a、204bは、それぞれスライド部材16a、16
bの下端部へボルト18a、18bを介して固定されて
いる。ローラ202a、202bの外周面は、弾性部材
の一例である合成ゴム20で被覆されている。ローラ2
02a、202bは互いに接近した際に積層されている
リードフレーム24を把持可能になっている。ローラ2
02a、202bはリードフレーム24に対して線接触
するので、ローラ202aと202bとでリードフレー
ム24を把持する際に、積層されているリードフレーム
24の最上層のリードフレーム24a1枚だけをピック
アップ可能になっている。
【0017】206a、206bは回転駆動手段を構成
するラックであり、スライドガイド28の下面に固定さ
れている。ラック206a、206bはスライド部材1
6a、16bの移動方向へ配設されている。208a、
208bは回転駆動手段を構成するピニオンであり、そ
れぞれローラ202a、202bへ同軸に固定されてい
る。従って、ピニオン208a、208bはローラ20
2a、202bと一体に回転可能になっている。ピニオ
ン208a、208bはラック206a、206bとそ
れぞれ噛合しており、スライド部材16a、16bの移
動に伴いピニオン208a、208bはラック206
a、206b上を転動する。その際、ローラ202a、
202bも軸210a、210bを中心に回転(矢印
D、E)しながら矢印A、B方向へ移動する。なお、ロ
ーラ202aとピニオン208aの回転方向と、ローラ
202bとピニオン208bの回転方向とは常時逆方向
となる。
【0018】次に動作について説明する。このピックア
ップ装置10でリードフレーム24aをピックアップし
ようとする場合、モータ部38のモータを駆動し、スラ
イド機構30を介してローラ202aと202bを互い
に接近させる。この接近距離は把持しようとするリード
フレーム24の幅により決定される。ローラ202a、
ピニオン208aが時計方向へ回転し、ローラ202
b、ピニオン208bが反時計方向へ回転しながらロー
ラ202aと202bが接近すると、両者は最上層のリ
ードフレーム24aに当接する。さらに僅かな距離ロー
ラ202aと202bが接近すると、リードフレーム2
4aの右側縁はローラ202aの外周面に押接され、リ
ードフレーム24aの左側縁はローラ202bの外周面
に押接される。
【0019】さらに、リードフレーム24aは、時計方
向へ回転するローラ202aの外周面と、反時計方向へ
回転するローラ202bの外周面とで上方へ押し上げら
れる。このリードフレーム24aを上方へ押し上げる動
作に要するローラ202a、202bの回転角度は僅か
な角度でよい。その際、ローラ202a、202bの外
周面にはゴム20が被着されているのでリードフレーム
24aが滑ることはない。また、第3実施例において
も、第1実施例と同様に、ローラ202aと202bで
リードフレーム24aを把持するに先立って、ローラ2
02a(または202b)がリードフレーム24aを若
干ローラ202b(または202a)の方向へ押動す
る。この押動によりリードフレーム24aが下層のリー
ドフレーム24と残留洗浄液等により互いに付着してい
てもリードフレーム24aを確実に剥離させることが可
能になっている。第3実施例において、円柱体としてロ
ーラ202a、202bを用いたが、第2実施例のよう
に円柱体としてピニオン208a、208bを用いるこ
とも可能である。以上、本発明の好適な実施例について
種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定される
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るリードフレームのピックア
ップ装置によれば、少なくとも一方の把持手段は、他方
の把持手段と相対的に接近した際に外周面でリードフレ
ームの縁部と当接可能であり、回転駆動手段を介して回
転する円柱体なので、把持手段がリードフレームを把持
する場合、円柱体とリードフレームとの接触は線接触で
ある。従って、リードフレームは厚みが有るので円柱体
は1枚のリードフレームと線接触し、同時に複数枚のリ
ードフレームとの接触が防止されるので、確実にリード
フレームを1枚づつピックアップすることができる。ま
た、円柱体がリードフレームと線接触した状態で円柱体
が回転すると、最上層の1枚のリードフレームを持ち上
げるので当該リードフレームを下層のリードフレームか
ら離反させることが可能となるので、リードフレーム同
士が付着した場合であっても1枚づつピックアップする
ことができる。円柱体の外周面を弾性部材で被覆した
り、外周面に軸線方向の溝を多数周方向へ並設すると、
リードフレームのスリップを防止可能となる。
【0021】また、他方の把持手段は、上端より下端が
把持しようとするリードフレームに対して外方に位置す
る姿勢に常時保持された板体とすると、板体はリードフ
レームに対して傾斜することになり、板体は最上層の1
枚のリードフレームとのみ当接可能となり、確実にリー
ドフレームを1枚づつピックアップすることができる。
その板体のリードフレームと対向する面に弾性部材を配
設したり、リードフレームの側縁と平行な溝を形成して
もリードフレームのスリップを防止可能となる。また、
他方の把持手段も円柱体とすれば、両方の把持手段がリ
ードフレームと線接触することになり、両円柱体が回転
すると、最上層の1枚のリードフレームを持ち上げるの
で確実にリードフレームを1枚づつピックアップするこ
とができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のリードフレームのピ
ックアップ装置の要部を示した正面図
【図2】第2実施例のリードフレームのピックアップ装
置のローラおよびグリップ爪の部分正面図。
【図3】第1実施例のリードフレームのピックアップ装
置の要部を示した正面図
【符号の説明】
10 ピックアップ装置 12 ローラ 20 ゴム 22 グリップ爪 24、24a リードフレーム 30 スライド機構 32 ラック 34 ピニオン 38 モータ部 100 ラバーシート 102 歯部 202a、202b ローラ 206a、206b ラック 208a、208b ピニオン

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数枚のリードフレームを1
    枚づつ把持すべく、相対的に接離動可能な1対の把持手
    段と、該把持手段を相対的に接離動させるための接離動
    手段とを具備するリードフレームのピックアップ装置に
    おいて、 少なくとも一方の把持手段は、他方の把持手段と相対的
    に接近した際に外周面でリードフレームの縁部と当接可
    能な円柱体であり、 該円柱体を回転させるための回転駆動手段を設けたこと
    を特徴とするリードフレームのピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記円柱体は外周面に弾性部材で被覆さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のリードフレー
    ムのピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記円柱体は外周面に軸線方向の溝が多
    数周方向へ並設されていることを特徴とする請求項1記
    載のリードフレームのピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記他方の把持手段は、上端より下端が
    把持しようとするリードフレームに対して外方に位置す
    る姿勢に常時保持された板体であることを特徴とする請
    求項1、2または3記載のリードフレームのピックアッ
    プ装置。
  5. 【請求項5】 前記板体のリードフレームと対向する面
    には弾性部材が配設されていることを特徴とする請求項
    4記載のリードフレームのピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記板体のリードフレームと対向する面
    にはリードフレームの側縁と平行な溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項4記載のリードフレームのピッ
    クアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記他方の把持手段は、一方の円柱体と
    相対的に接近した際に外周面でリードフレームの縁部と
    当接可能な円柱体であり、 前記回転駆動手段は、他方の円柱体を回転させることを
    特徴とする請求項1、2または3記載のリードフレーム
    のピックアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記回転駆動手段は、前記把持手段の接
    離動方向へ配設されたラックと、前記一方および/また
    は他方の円柱体へ固定され、前記ラックと噛合するピニ
    オンとから成ることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載のリードフレームのピックアッ
    プ装置。
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