JPH05262430A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH05262430A
JPH05262430A JP9328592A JP9328592A JPH05262430A JP H05262430 A JPH05262430 A JP H05262430A JP 9328592 A JP9328592 A JP 9328592A JP 9328592 A JP9328592 A JP 9328592A JP H05262430 A JPH05262430 A JP H05262430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnet
magnetic poles
dust
dustproof body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9328592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Okawa
吉徳 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP9328592A priority Critical patent/JPH05262430A/ja
Publication of JPH05262430A publication Critical patent/JPH05262430A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃の付着がなく清浄の状態のまま搬送物体
を目的箇所へ短時間で搬送し得る低価格な搬送装置を提
供する。 【構成】 本発明の搬送装置1は、搬送物体を載置する
磁石を用いた搬送媒体を筒状の防塵体内にその長さ方向
に移動可能に配置し、防塵体の外側に多数の磁極を具備
する磁力付与手段7を配置し、制御手段8により磁力付
与手段7の磁極の極性を制御し防塵体を介して搬送媒体
に磁気作用による浮上力及び推進力を付与させるように
した。このような簡略な構成により、搬送物体に塵埃が
付着することがなく、また移し換えの必要が無くなり、
搬送物体を目的箇所へ短時間で搬送することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置に関し、より
詳しくは、例えば、半導体製造工程におけるウェハの自
動搬送に好適な搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程では、通常、ウェハはク
リーンルーム内で自動で搬送されている。すなわち、ウ
ェハをロット単位でウェハキャリアに収納し、さらにウ
ェハキャリアをキャリアケースに収納し、このキャリア
ケースを、ロボットアームが付いた床上を走行する自動
搬送車により搬送したり、天井直下に配置したモノレー
ルで搬送したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、ウ
ェハをウェハキャリアに移し換え、さらにキャリアケー
スに入れて運搬するため、多くの作業時間を要する他、
移し換え機構が高価格になるという問題があった。
【0004】さらに、移し換え時にはウェハをキャリア
ケースの外に出すため、ウェハに塵埃が付着するという
問題があり、このような塵埃の付着を防止するためには
クリーンルーム内の清浄度を向上させる必要があり、設
備コストの上昇を招くという問題があった。
【0005】本発明は上記の事情に基づいてなされたも
のであり、塵埃の付着がなく清浄の状態のまま搬送物体
を目的箇所へ短時間で搬送し得る低価格な搬送装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の搬送装置は、搬送物体を載置する磁石を
用いた搬送媒体と、前記搬送媒体が内部において長さ方
向に移動可能な筒状の防塵体と、この防塵体の外側で多
数の磁極を防塵体の長さ方向に沿って配置した磁力付与
手段と、この磁力付与手段の磁極の極性を制御し前記防
塵体を介して前記搬送媒体に磁気作用による浮上力及び
推進力を付与させる制御手段とを具備することを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】以下に本発明の搬送装置の作用について説明す
る。筒状の防塵体の内部に配置した搬送物体を載置した
磁石を用いた搬送媒体に対して、制御手段により磁極の
極性が制御される磁力付与手段は防塵体を介して搬送媒
体に磁気作用による浮上力及び推進力を付与する。これ
により、搬送媒体は搬送物体とともに防塵体の内部で浮
上したまま防塵体の長さ方向に沿って迅速に搬送され
る。この結果、搬送物体の搬送領域にはこすれ等による
発塵部分が皆無となり、搬送物体に塵埃が付着すること
がなく、また、移し換えの必要が無くなり、搬送物体を
目的箇所へ短時間で搬送することができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
しつつ説明する。図1は本発明の一実施例である搬送装
置の概略構成図である。図1に示す搬送装置1は、搬送
物体としてのウェハ2を載置する板状の永久磁石(又は
電磁石)を用いた搬送媒体としての浮上磁石3と、浮上
磁石3が内部において長さ方向に移動可能な筒状で長尺
な非磁性材料からなる防塵体としてのガラス管4と、こ
のガラス管4の両側において各々多数の電磁石の磁極5
a、5b、5c、・・・ 、6a、6b、6c、・・・ をガラ
ス管4の長さ方向に沿って配置した磁力付与手段7と、
この磁力付与手段7の各磁極5a、5b、5c、・・・ 、
6a、6b、6c、・・・ の極性を制御しガラス管4を介
して浮上磁石3に磁気作用による浮上力及び推進力を付
与させる制御手段8とを具備している。
【0009】磁力付与手段7は、図3に示すように、ガ
ラス管4断面の下側にやや偏って配置されている。ま
た、磁力付与手段7の各磁極5a、5b、5c、・・・ 、
6a、6b、6c、・・・ は、図3に示すように、制御手
段8により浮上磁石3のN、S磁極に対して常に反対の
極性となるように制御される。これにより、各磁極5
a、5b、5c、・・・ 、6a、6b、6c、・・・ と浮上
磁石3のN、S磁極との間に反発力が作用して、浮上磁
石3はガラス管4内において浮上するようになってい
る。
【0010】また、浮上磁石3のガラス管4の長さ方向
に沿った寸法L1 は、各磁極5a、5b、5c、・・・ 、
6a、6b、6c、・・・ の同方向の寸法L2 よりも長く
設定され(L1 >L2 )、これにより、各磁極5a、5
b、5c、・・・ 、6a、6b、6c、・・・ による浮上磁
石3に対する磁気作用を順次切り換えることにより、浮
上磁石3に対して推進力を付与する。
【0011】次に、上述した構成の搬送装置1の動作を
説明する。磁力付与手段7の各磁極5a、5b、5c、
・・・ 、6a、6b、6c、・・・ は、制御手段8により浮
上磁石3のN、S磁極に対して常に反対の極性となるよ
うに制御され、これにより、各磁極5a、5b、5c、
・・・ 、6a、6b、6c、・・・ と浮上磁石3のN、S磁
極との間に反発力が作用して、浮上磁石3はガラス管4
内において浮上する。
【0012】今、図1に示すように、例えば、磁極5
b、6bは浮上磁石3と互いに引き合っている。この状
態から制御手段8の制御により磁極6cをSからNに、
磁極5cをNからSに変化させるとともに、磁極6bを
NからSに、磁極5bをSからNに変化させることによ
り浮上磁石3には矢印方向の推進力が作用する。これに
より、浮上磁石3とともにウェハ2を矢印方向に迅速
に、かつ、ガラス管4内において塵埃の付着を防止しつ
つ、また何等の移し換え作業を要すること無く、所定の
位置に搬送することができる。
【0013】この場合、上述したように、各磁極5a、
5b、5c、・・・ 、6a、6b、6c、・・・ の寸法L2
は浮上磁石3の寸法L1 よりも短いので、浮上磁石3の
進行をより円滑に行うことができる。また、ウェハ2の
搬送はガラス管4内で行われるので、従来例のようなク
リーンルームの清浄度を高めることは不要となり、各種
の半導体製造装置のコストの低減を図ることもできる。
【0014】尚、上記の実施例では、浮上磁石に永久磁
石を用いた場合について説明したが、浮上磁石は電磁石
でもよい。浮上磁石3として電磁石を用いる場合は、浮
上磁石3にバッテリーと電磁石のスイッチをガラス管4
の外から入、切するための通信制御手段を設置すればよ
い。また、上記の実施例では、浮上磁石上にウェハを直
接載置して搬送する場合について説明したが、ウェハを
キャリアに保持し、そのキャリアを浮上磁石上に載置す
るようにしてもよい。
【0015】また、図1に示すガラス管4の前後にプロ
セス処理装置を直結するか、又は一時的にウェハを蓄え
る緩衝手段を設けることにより、連続してウェハプロセ
ス処理を行うことが可能となる。
【0016】本発明は、上述した実施例のほか、種々の
変形が可能である。例えば、本発明の搬送装置は上述し
たウェハの搬送に用いるほか、塵埃の付着を嫌う種々の
物体の搬送に適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送物体を載置する磁石を用いた搬送媒体を、筒状の防塵
体内で、磁力を用いて搬送することにより、搬送物体の
搬送領域には、摺動等による発塵部分が皆無となり、搬
送物体に塵埃が付着することがなく、また移し換えの必
要が無くなり、搬送物体を目的箇所へ短時間で搬送する
ことができ、しかも安価な搬送装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である搬送装置の概略構成図
である。
【図2】本発明の実施例装置における磁力付与手段、ガ
ラス管、浮上磁石及びウェハを示す切欠斜視図である。
【図3】本発明の実施例装置における磁力付与手段、ガ
ラス管、浮上磁石及びウェハを示す断面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 ウェハ 3 浮上磁石 4 ガラス管 7 磁力付与手段 8 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 A 8418−4M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物体を載置する磁石を用いた搬送媒
    体と、前記搬送媒体が内部において長さ方向に移動可能
    な筒状の防塵体と、この防塵体の外側で多数の磁極を防
    塵体の長さ方向に沿って配置した磁力付与手段と、この
    磁力付与手段の磁極の極性を制御し前記防塵体を介して
    前記搬送媒体に磁気作用による浮上力及び推進力を付与
    させる制御手段とを具備することを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁力付与手段が用いる各磁極の長さ
    方向の長さは、前記搬送媒体が用いる磁石の長さ方向の
    長さより短く形成されている請求項1記載の搬送装置。
JP9328592A 1992-03-19 1992-03-19 搬送装置 Withdrawn JPH05262430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9328592A JPH05262430A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9328592A JPH05262430A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05262430A true JPH05262430A (ja) 1993-10-12

Family

ID=14078146

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9328592A Withdrawn JPH05262430A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 搬送装置

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JP (1) JPH05262430A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5669652A (en) * 1995-08-16 1997-09-23 Balzers Und Leybold Deutschland Holding Ag Apparatus for gripping a flat substrate
CN103420165A (zh) * 2013-08-06 2013-12-04 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种基片传输装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5669652A (en) * 1995-08-16 1997-09-23 Balzers Und Leybold Deutschland Holding Ag Apparatus for gripping a flat substrate
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608