JPH05262172A - 車両シート支持用トラック組立体 - Google Patents
車両シート支持用トラック組立体Info
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- JPH05262172A JPH05262172A JP4107946A JP10794692A JPH05262172A JP H05262172 A JPH05262172 A JP H05262172A JP 4107946 A JP4107946 A JP 4107946A JP 10794692 A JP10794692 A JP 10794692A JP H05262172 A JPH05262172 A JP H05262172A
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- Japan
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- track
- assembly
- vehicle seat
- skirt
- upper track
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- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
- B60N2/07—Slide construction
- B60N2/0702—Slide construction characterised by its cross-section
- B60N2/0715—C or U-shaped
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60N2/0812—Location of the latch
- B60N2/0825—Location of the latch outside the rail
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- B60N2/0831—Movement of the latch
- B60N2/0837—Movement of the latch pivoting
- B60N2/0856—Movement of the latch pivoting about a vertical axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規な、改良したトラック組立体を提供する
こと。 【構成】 シートに固定され、床板に固定された下部ト
ラックに沿って前後に調整可能な上部トラックを含む車
両シート調整装置のトラック組立体であり、両トラック
間の摩擦が、トラック間の中央に位置する負荷ローラー
とトラックの側部に沿って配置された球状のボールとに
よって減少される。ローラーは拘束される可能性を防止
するためにボールと独立して移動し、トラックの各側部
に沿ったボールは細片様リテーナーによって長さ方向に
間隔をおいて保持される。ボールは上部トラックの下側
のコーナー部に配置され、仮に車両が正面衝突に遭遇し
たとき、該ボールは上部、下部トラックを相互にかみ合
わせるために上部トラックの一部を強制的に下部トラッ
クの一部間に挟み込ませ、それによって上部トラックが
シートベルト荷重が上部トラックに作用する影響下にお
いて下部トラックに対して前方に移動し且つ垂直方向に
離れる危険性を減少する。
こと。 【構成】 シートに固定され、床板に固定された下部ト
ラックに沿って前後に調整可能な上部トラックを含む車
両シート調整装置のトラック組立体であり、両トラック
間の摩擦が、トラック間の中央に位置する負荷ローラー
とトラックの側部に沿って配置された球状のボールとに
よって減少される。ローラーは拘束される可能性を防止
するためにボールと独立して移動し、トラックの各側部
に沿ったボールは細片様リテーナーによって長さ方向に
間隔をおいて保持される。ボールは上部トラックの下側
のコーナー部に配置され、仮に車両が正面衝突に遭遇し
たとき、該ボールは上部、下部トラックを相互にかみ合
わせるために上部トラックの一部を強制的に下部トラッ
クの一部間に挟み込ませ、それによって上部トラックが
シートベルト荷重が上部トラックに作用する影響下にお
いて下部トラックに対して前方に移動し且つ垂直方向に
離れる危険性を減少する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両シート支持用トラッ
ク組立体に係り、詳しくは車両の乗員室内において車両
シートを前後に選択的に調整するできるように支持する
シート調整装置、すなわちトラック組立体に関するもの
である。
ク組立体に係り、詳しくは車両の乗員室内において車両
シートを前後に選択的に調整するできるように支持する
シート調整装置、すなわちトラック組立体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】車両の前部シートは一般的に2個の調整
可能なトラック組立体によって支持されており、シート
下で各側部に沿って1個づつトラック組立体が配置され
ている。各組立体は、シートの下側に固定され、乗員室
内において前後方向に移動するように下部トラック上に
支持された上部トラックを有している。下部トラックは
車両の床板に固着されている。掛け金は、通常、下部ト
ラックに対して移動しないように上部トラックを保持
し、シートの調整を許容するために該上部トラックを選
択的に解錠である。
可能なトラック組立体によって支持されており、シート
下で各側部に沿って1個づつトラック組立体が配置され
ている。各組立体は、シートの下側に固定され、乗員室
内において前後方向に移動するように下部トラック上に
支持された上部トラックを有している。下部トラックは
車両の床板に固着されている。掛け金は、通常、下部ト
ラックに対して移動しないように上部トラックを保持
し、シートの調整を許容するために該上部トラックを選
択的に解錠である。
【0003】従来、下部トラックは、上方で開口した形
状で、上端に上向きの突出フランジを有して形成された
略U字状チャンネルである。上部トラックは逆U字形の
チャンネルで、下部トラックにまたがる垂れ下がった側
壁を含んでいる。内側に突出するフランジが上部トラッ
クの側壁の下端に形成され、下部トラックのフランジと
間隔をおいて対向関係となるように下向きに配置されて
いる。
状で、上端に上向きの突出フランジを有して形成された
略U字状チャンネルである。上部トラックは逆U字形の
チャンネルで、下部トラックにまたがる垂れ下がった側
壁を含んでいる。内側に突出するフランジが上部トラッ
クの側壁の下端に形成され、下部トラックのフランジと
間隔をおいて対向関係となるように下向きに配置されて
いる。
【0004】上部トラックを下部トラックに沿って比較
的低摩擦で動くことが出来るようにするために、ベアリ
ング組立体が2個のトラック間に介在されている。従来
のトラック組立体では、2個のベアリング組立体がトラ
ック間に位置し且つ該トラックに沿って互いに間隔があ
けられている。各ベアリング組立体はリテーナ、該リテ
ーナの中央部に位置する円柱状のローラー及び該リテー
ナと向かい合う側に位置する球状ボールとからなってい
る。このようなベアリング組立体において、前記ローラ
ーはシートの荷重を支え、上部トラックを上方に押し、
下部トラックを下方に押す。前記ボールは上部トラック
の下側コーナー部に位置し、該トラックの対向するフラ
ンジに対して作用し、この結果、上部トラックを上方に
押し、下部トラックを下方に押す。このようにしてボー
ルは両トラックの間に垂直方向の“遊び”をとり、上部
トラックが上方に緩むのを防止する。
的低摩擦で動くことが出来るようにするために、ベアリ
ング組立体が2個のトラック間に介在されている。従来
のトラック組立体では、2個のベアリング組立体がトラ
ック間に位置し且つ該トラックに沿って互いに間隔があ
けられている。各ベアリング組立体はリテーナ、該リテ
ーナの中央部に位置する円柱状のローラー及び該リテー
ナと向かい合う側に位置する球状ボールとからなってい
る。このようなベアリング組立体において、前記ローラ
ーはシートの荷重を支え、上部トラックを上方に押し、
下部トラックを下方に押す。前記ボールは上部トラック
の下側コーナー部に位置し、該トラックの対向するフラ
ンジに対して作用し、この結果、上部トラックを上方に
押し、下部トラックを下方に押す。このようにしてボー
ルは両トラックの間に垂直方向の“遊び”をとり、上部
トラックが上方に緩むのを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のタイプのベアリ
ング組立体は殆どの部分でうまく行っている。上部トラ
ックの下側コーナーにベアリング組立体のボールを位置
させると、該ボールは直ぐに止まり、摩耗が少なく、ブ
リンネリング(brinelling)を受けることはない。しか
し、時にはトラック、リテナー、ローラー及び/又はボ
ールの公差の変化によってローラーがリテナーに接触
し、トラック組立体の円滑な操作を妨げる。
ング組立体は殆どの部分でうまく行っている。上部トラ
ックの下側コーナーにベアリング組立体のボールを位置
させると、該ボールは直ぐに止まり、摩耗が少なく、ブ
リンネリング(brinelling)を受けることはない。しか
し、時にはトラック、リテナー、ローラー及び/又はボ
ールの公差の変化によってローラーがリテナーに接触
し、トラック組立体の円滑な操作を妨げる。
【0006】最近のシート調整装置ではシートベルトア
ンカーが通常ブラケット手段によって上部トラックに取
り付けられており、該シートベルトアンカーがシートベ
ルトの固定ストラップのアンカーポイントとして利用さ
れている。シートベルトの固定ストラップを上部トラッ
クに止めると、シートベルトをシートと共に前後を調整
することができ、乗員の座り心地を増加させる。しか
し、前面衝突が生じたときにシートベルトに抗した乗員
からの荷重が上部トラックに伝達され、上部トラックを
下部トラックに対して上向き及び前向きに移動させるよ
うになる。もし衝突中に上部トラックの移動が可能なら
ば、乗員が怪我する機会は増加する。したがって、トラ
ック組立体は、シートベルトをトラック組立体以外の構
造物に止める場合よりも大きな荷重に耐える能力がなけ
ればならない。
ンカーが通常ブラケット手段によって上部トラックに取
り付けられており、該シートベルトアンカーがシートベ
ルトの固定ストラップのアンカーポイントとして利用さ
れている。シートベルトの固定ストラップを上部トラッ
クに止めると、シートベルトをシートと共に前後を調整
することができ、乗員の座り心地を増加させる。しか
し、前面衝突が生じたときにシートベルトに抗した乗員
からの荷重が上部トラックに伝達され、上部トラックを
下部トラックに対して上向き及び前向きに移動させるよ
うになる。もし衝突中に上部トラックの移動が可能なら
ば、乗員が怪我する機会は増加する。したがって、トラ
ック組立体は、シートベルトをトラック組立体以外の構
造物に止める場合よりも大きな荷重に耐える能力がなけ
ればならない。
【0007】本発明の目的の一つは、ローラーがリテナ
ーに対して自由であるため、ボールが上部トラックの下
側コーナーに留まっている間、ローラーの阻害されない
回転が可能で、位置決めから生じる利点を保つような前
述のタイプの新規な改良したシートトラック組立体を提
供することである。
ーに対して自由であるため、ボールが上部トラックの下
側コーナーに留まっている間、ローラーの阻害されない
回転が可能で、位置決めから生じる利点を保つような前
述のタイプの新規な改良したシートトラック組立体を提
供することである。
【0008】本発明のさらなる目的は、万が一車両が激
しい前面衝突に遭遇して上部トラックに大きなシートベ
ルト荷重がかかったときに、上部、下部トラックがボー
ルと協力し、互いに係止するように形成されたトラック
組立体を提供することである。衝突中双方のトラックが
ボールの作用により係止されるため、上部トラックが下
部トラックから垂直方向に離れて前方に移動する傾向が
軽減される。
しい前面衝突に遭遇して上部トラックに大きなシートベ
ルト荷重がかかったときに、上部、下部トラックがボー
ルと協力し、互いに係止するように形成されたトラック
組立体を提供することである。衝突中双方のトラックが
ボールの作用により係止されるため、上部トラックが下
部トラックから垂直方向に離れて前方に移動する傾向が
軽減される。
【0009】本発明は、またボールをトラック組立体の
各側部の長さ方向に間隔をおいて保持し且つこのような
ボールが互いに相手側に移動し相手側から離れるのを防
止するための、特有のリテナーストリップを提供するこ
とにある。
各側部の長さ方向に間隔をおいて保持し且つこのような
ボールが互いに相手側に移動し相手側から離れるのを防
止するための、特有のリテナーストリップを提供するこ
とにある。
【0010】本発明の、これらのそして他の目的及び利
益は、添付図面に関する以下の詳細な説明からより明確
になるであろう。
益は、添付図面に関する以下の詳細な説明からより明確
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の車両シート支持用トラック組立体は、床板
上に車両シートを支持する車両シート支持用トラック組
立体にして、前記床板に固定されるようにした下部トラ
ックと、前記シートに固定され、前記下部トラックに沿
って前後に調整可能な上部トラックとを具備してなり、
前記下部トラックは、略水平の底壁と該底壁と一体的に
形成され且つ該底壁から上方に延びる横方向において間
隔をあけた側壁とを有する上方に開口するチャンネルに
形成され、前記各側壁の上端に一体的に形成され、前記
側壁から横に外側に延びるフランジと、前記各フランジ
の外縁に一体的に形成され且つ該外縁から垂れ下がるス
カート部を備え、前記各スカート部が隣接する側壁から
横に外側に間隔があけられ且つ下方に進むにつれて隣接
する側壁に向かって傾斜し、該各スカート部の外側はボ
ールレースの輪郭をなし、前記上部トラックは、前記フ
ランジの上方に間隔をあけた略水平の上壁と該上壁と一
体的で且つ該上壁から下方に延びる横方向において間隔
をあけて形成された側壁とを有する下方に向けて開口す
るチャンネルに形成され、前記上部トラックの側壁が前
記下部トラックのスカート部から横に外側に間隔があけ
られ、前記上部トラックの前記各側壁の下端に一体的に
形成され且つ隣接するスカート部の真下に該下端から横
に内側に延びるフランジと、前記上部トラックの前記各
フランジの内縁に一体的に形成され且つ該内縁から上方
に延びるリップ部を備え、前記各リップ部が隣接するス
カート部の内側に沿って上方に突出し且つ該スカート部
と前記下部トラックの隣接する前記側壁との間に位置
し、前記トラック組立体の各側部に沿って間隔をあけて
設けられた複数のボールを備え、トラック組立体の各側
部に沿う前記ボールが前記ボールレース上に沿って載る
ように配置され且つ上部トラックの側壁とフランジとの
間の結合部上にも沿って載るように配置されたことを特
徴としている。
め、本発明の車両シート支持用トラック組立体は、床板
上に車両シートを支持する車両シート支持用トラック組
立体にして、前記床板に固定されるようにした下部トラ
ックと、前記シートに固定され、前記下部トラックに沿
って前後に調整可能な上部トラックとを具備してなり、
前記下部トラックは、略水平の底壁と該底壁と一体的に
形成され且つ該底壁から上方に延びる横方向において間
隔をあけた側壁とを有する上方に開口するチャンネルに
形成され、前記各側壁の上端に一体的に形成され、前記
側壁から横に外側に延びるフランジと、前記各フランジ
の外縁に一体的に形成され且つ該外縁から垂れ下がるス
カート部を備え、前記各スカート部が隣接する側壁から
横に外側に間隔があけられ且つ下方に進むにつれて隣接
する側壁に向かって傾斜し、該各スカート部の外側はボ
ールレースの輪郭をなし、前記上部トラックは、前記フ
ランジの上方に間隔をあけた略水平の上壁と該上壁と一
体的で且つ該上壁から下方に延びる横方向において間隔
をあけて形成された側壁とを有する下方に向けて開口す
るチャンネルに形成され、前記上部トラックの側壁が前
記下部トラックのスカート部から横に外側に間隔があけ
られ、前記上部トラックの前記各側壁の下端に一体的に
形成され且つ隣接するスカート部の真下に該下端から横
に内側に延びるフランジと、前記上部トラックの前記各
フランジの内縁に一体的に形成され且つ該内縁から上方
に延びるリップ部を備え、前記各リップ部が隣接するス
カート部の内側に沿って上方に突出し且つ該スカート部
と前記下部トラックの隣接する前記側壁との間に位置
し、前記トラック組立体の各側部に沿って間隔をあけて
設けられた複数のボールを備え、トラック組立体の各側
部に沿う前記ボールが前記ボールレース上に沿って載る
ように配置され且つ上部トラックの側壁とフランジとの
間の結合部上にも沿って載るように配置されたことを特
徴としている。
【0012】
【実施例】説明のため、本発明の実施例は、車両シート
を床板上に搭載し、該車両シートの選択的前後調整手段
として図示されている。この実施例の場合、搭載手段は
シートの両側の下側に沿って位置する、横方向に間隔を
あけ且つ長さ方向に延びる一対のトラック組立体からな
っている。図示された単一のトラック組立体10は乗員
サイドシートの内側部の下側に位置している。外側のト
ラック組立体は内側のトラック組立体と略同じであり、
したがって両方のトラック組立体を説明する代わりに一
方のトラック組立体を説明すれば足りるであろう。
を床板上に搭載し、該車両シートの選択的前後調整手段
として図示されている。この実施例の場合、搭載手段は
シートの両側の下側に沿って位置する、横方向に間隔を
あけ且つ長さ方向に延びる一対のトラック組立体からな
っている。図示された単一のトラック組立体10は乗員
サイドシートの内側部の下側に位置している。外側のト
ラック組立体は内側のトラック組立体と略同じであり、
したがって両方のトラック組立体を説明する代わりに一
方のトラック組立体を説明すれば足りるであろう。
【0013】図1に示すように、トラック組立体10
は、その前方部分と後方部分がシートの下側に鋲13或
いは他の適宜固定手段によって固着できるようにされ
た、長く延びる上部トラック11を有している。この上
部トラックは、前方の鋲しか示されていないが、前方と
後方の鋲17によって床板に固定されるようにした長く
延びる下部トラック15に沿って前後に移動できるよう
に支えられている。
は、その前方部分と後方部分がシートの下側に鋲13或
いは他の適宜固定手段によって固着できるようにされ
た、長く延びる上部トラック11を有している。この上
部トラックは、前方の鋲しか示されていないが、前方と
後方の鋲17によって床板に固定されるようにした長く
延びる下部トラック15に沿って前後に移動できるよう
に支えられている。
【0014】長く延びたラッチング板19は下部トラッ
ク15にしっかり固定され且つトラック組立体10の一
側部に沿って延びている。長さ方向に間隔をあけ且つ横
方向に面する数個の窓21が前記ラッチング板を貫通し
て形成されている。上部トラック11に接続され、該上
部トラック11によって保持されるブラケット27の箇
所25に留め金23が枢着されている。前記留め金が、
図1に示すようにそのラッチ位置にあるとき、留め金2
3上の2個のラッチング歯29を隣接するラッチング板
19の窓21を通して突出し、上部トラック11を下部
トラック15に対して長さ方向に移動しないように保持
する。長く延びたハンドル31を使って留め金を枢軸2
5の回りに回転させると、ラッチング歯29は窓21か
ら引っ込んで上部トラック及びシートの調整を許容す
る。収縮スプリング33は通常留め金をそのラッチ位置
に保持する。
ク15にしっかり固定され且つトラック組立体10の一
側部に沿って延びている。長さ方向に間隔をあけ且つ横
方向に面する数個の窓21が前記ラッチング板を貫通し
て形成されている。上部トラック11に接続され、該上
部トラック11によって保持されるブラケット27の箇
所25に留め金23が枢着されている。前記留め金が、
図1に示すようにそのラッチ位置にあるとき、留め金2
3上の2個のラッチング歯29を隣接するラッチング板
19の窓21を通して突出し、上部トラック11を下部
トラック15に対して長さ方向に移動しないように保持
する。長く延びたハンドル31を使って留め金を枢軸2
5の回りに回転させると、ラッチング歯29は窓21か
ら引っ込んで上部トラック及びシートの調整を許容す
る。収縮スプリング33は通常留め金をそのラッチ位置
に保持する。
【0015】図示した内側トラック組立体10の場合、
延長部35(図1)がラッチブラケット27から後方且
つ上方に突出している。水平ピン37は、前記延長部3
5に支持され、車両安全ベルト装置の固定ベルト39の
据え付け手段として作用する。固定ベルトの上端には安
全ベルト装置の伸び縮み可能なベルトの舌片(図示せ
ず)を受け入れるためのソケット41が形成されてい
る。この装置により、固定ベルト39は、シートが調節
されたとき、乗員が伸び縮み可能なベルトの長さを調節
しなくても済むように、シートに連動して前後方向に調
節される。ベルトがトラック組立体10に固定されてい
るので、車両が前面衝突に巻き込まれたとき、追加荷重
がベルト、ブラケット27を経由して該トラック組立体
に掛かり、該追加荷重は上部トラック11及びシートを
下部トラック15に対して上方且つ前方に移動させよう
とする。乗員の重傷の危険性を減らすためにこのような
動きを抑制する必要がある。
延長部35(図1)がラッチブラケット27から後方且
つ上方に突出している。水平ピン37は、前記延長部3
5に支持され、車両安全ベルト装置の固定ベルト39の
据え付け手段として作用する。固定ベルトの上端には安
全ベルト装置の伸び縮み可能なベルトの舌片(図示せ
ず)を受け入れるためのソケット41が形成されてい
る。この装置により、固定ベルト39は、シートが調節
されたとき、乗員が伸び縮み可能なベルトの長さを調節
しなくても済むように、シートに連動して前後方向に調
節される。ベルトがトラック組立体10に固定されてい
るので、車両が前面衝突に巻き込まれたとき、追加荷重
がベルト、ブラケット27を経由して該トラック組立体
に掛かり、該追加荷重は上部トラック11及びシートを
下部トラック15に対して上方且つ前方に移動させよう
とする。乗員の重傷の危険性を減らすためにこのような
動きを抑制する必要がある。
【0016】本発明の一つの局面によれば、上部トラッ
クに大きな上方荷重が掛かったときに上部トラックと下
部トラックが互いにかみ合うように特別に構成されてい
る。このようにかみ合う結果、激しい衝突状態の下で、
上部トラックは下部トラックに対して上方且つ前方に移
動する傾向が少なくなる。
クに大きな上方荷重が掛かったときに上部トラックと下
部トラックが互いにかみ合うように特別に構成されてい
る。このようにかみ合う結果、激しい衝突状態の下で、
上部トラックは下部トラックに対して上方且つ前方に移
動する傾向が少なくなる。
【0017】より詳細には、下部トラック15(図5)
は金属板によって作られており、横断面が略U字チャン
ネル形状である。したがって、下部トラックは略水平の
底壁43を有し、さらに一体的で且つ底壁の側縁から上
方に突出する、横方向に間隔をおいた一対の側壁45を
有している。略水平のフランジ47が各側壁と一体的に
形成され、各側壁の上縁から横方向に外側に延びてい
る。スカート部49が各フランジの外縁に一体的に形成
され且つ該外縁から垂れ下がっている。各スカート部は
隣接する側壁45から横方向外側に間隔があけられ且つ
下方に下がるにつれて側壁に向かって内方に傾斜して曲
げられており、該スカート部の下端が側壁の約半分の高
さに位置している。本発明に合わせ、各スカート部はそ
の外側面が凹状で且つ51に示すように略アーチ状のボ
ールレースとなるように曲線形状に曲げられている。
は金属板によって作られており、横断面が略U字チャン
ネル形状である。したがって、下部トラックは略水平の
底壁43を有し、さらに一体的で且つ底壁の側縁から上
方に突出する、横方向に間隔をおいた一対の側壁45を
有している。略水平のフランジ47が各側壁と一体的に
形成され、各側壁の上縁から横方向に外側に延びてい
る。スカート部49が各フランジの外縁に一体的に形成
され且つ該外縁から垂れ下がっている。各スカート部は
隣接する側壁45から横方向外側に間隔があけられ且つ
下方に下がるにつれて側壁に向かって内方に傾斜して曲
げられており、該スカート部の下端が側壁の約半分の高
さに位置している。本発明に合わせ、各スカート部はそ
の外側面が凹状で且つ51に示すように略アーチ状のボ
ールレースとなるように曲線形状に曲げられている。
【0018】上部トラック11(図4)もまた金属板か
ら作られ且つ略チャンネル状であるが、逆U字状になる
ように形成されている。上部トラックは下部トラック1
1のフランジ47の上方に間隔をあけて位置する略水平
の上壁53を有している(図3)。略垂直の側壁55が
上壁53の側縁に一体的で且つ側縁から垂れ下がって形
成されている。側壁55は前記スカート部49の横方向
外側に間隔をあけて該スカート部よりも下方に延びてい
る。フランジ57が上部トラックの各側壁55と一体的
に形成され、それから横方向に内側に延び、そして隣接
するスカート部49の下端から下方に間隔があけられて
いる。各フランジ57と隣接する側壁55との間の接合
点すなわちコーナー部59はアールになっている。
ら作られ且つ略チャンネル状であるが、逆U字状になる
ように形成されている。上部トラックは下部トラック1
1のフランジ47の上方に間隔をあけて位置する略水平
の上壁53を有している(図3)。略垂直の側壁55が
上壁53の側縁に一体的で且つ側縁から垂れ下がって形
成されている。側壁55は前記スカート部49の横方向
外側に間隔をあけて該スカート部よりも下方に延びてい
る。フランジ57が上部トラックの各側壁55と一体的
に形成され、それから横方向に内側に延び、そして隣接
するスカート部49の下端から下方に間隔があけられて
いる。各フランジ57と隣接する側壁55との間の接合
点すなわちコーナー部59はアールになっている。
【0019】上部トラック11はフランジ57の内縁と
一体的に形成された垂直に延びるリップ61によって完
結する。2個のトラック11、15が図3に示すように
組み立てられたとき、各リップ61は隣接する側壁45
と下部トラック15のスカート部49との間の空間内に
上方に突出し、該リップの上端は上を覆うフランジ47
の下に空間をあけて位置する。前記リップは、通常、側
壁45及びスカート部49から離れていて、上部トラッ
ク11が下部トラック15に対して調整されたときにこ
れら要素とこすり合わないようになっている。
一体的に形成された垂直に延びるリップ61によって完
結する。2個のトラック11、15が図3に示すように
組み立てられたとき、各リップ61は隣接する側壁45
と下部トラック15のスカート部49との間の空間内に
上方に突出し、該リップの上端は上を覆うフランジ47
の下に空間をあけて位置する。前記リップは、通常、側
壁45及びスカート部49から離れていて、上部トラッ
ク11が下部トラック15に対して調整されたときにこ
れら要素とこすり合わないようになっている。
【0020】上部トラック11が下部トラック15に対
して比較的低い摩擦で前後に移動出来るようにするた
め、2個の円柱状ローラー63(図2)がこれらトラッ
ク間に介在している。各ローラーは上部トラックの上壁
53に係合し且つ下方に押し付けられ、そして下部トラ
ックの底壁43を下方に押し付けている。ローラーはシ
ートの荷重を上部トラックから下部トラックに伝達す
る。2個のローラーを長さ方向において互いに間隔をお
いて離すため、突出部65が下部トラック15の底壁4
3から上方に打ち出され、上部トラック11の上壁53
から下方に打ち出されている。突出部は2個のローラー
のための隔室を区画し、各ローラーの移動を予め設定し
たトラック組立体10の長さ方向の範囲内に制限する。
して比較的低い摩擦で前後に移動出来るようにするた
め、2個の円柱状ローラー63(図2)がこれらトラッ
ク間に介在している。各ローラーは上部トラックの上壁
53に係合し且つ下方に押し付けられ、そして下部トラ
ックの底壁43を下方に押し付けている。ローラーはシ
ートの荷重を上部トラックから下部トラックに伝達す
る。2個のローラーを長さ方向において互いに間隔をお
いて離すため、突出部65が下部トラック15の底壁4
3から上方に打ち出され、上部トラック11の上壁53
から下方に打ち出されている。突出部は2個のローラー
のための隔室を区画し、各ローラーの移動を予め設定し
たトラック組立体10の長さ方向の範囲内に制限する。
【0021】本発明を実施するため、球状のボール67
(図2、3及び6)が、下部トラック15の各スカート
部49と上部トラック11の側壁55とフランジ57間
の接合点すなわちコーナー59との間に配置されてい
る。トラック組立体10の各側のボールはアール状コー
ナー部59に沿って支えられ且つスカート部49の外側
に形成されたボールレース51の輪郭に沿って支えられ
ている。この実施例では、2個のボールが67がトラッ
ク組立体10の各側に沿って長さ方向に互いに間隔をあ
けて配置されている。2個のボール間の固定空間を維持
するため、デルリンや同等物の比較的硬質なプラスチッ
クの狭く且つ長く延びたストリップ形状のリテーナー6
9(図2及び6)が用意されている。各リテーナーはス
カート部49と隣接する側壁55との間に挿入されてお
り、その端部にはボールを回転可能につかまえる下方に
開口したポケット71(図6)が形成されている。
(図2、3及び6)が、下部トラック15の各スカート
部49と上部トラック11の側壁55とフランジ57間
の接合点すなわちコーナー59との間に配置されてい
る。トラック組立体10の各側のボールはアール状コー
ナー部59に沿って支えられ且つスカート部49の外側
に形成されたボールレース51の輪郭に沿って支えられ
ている。この実施例では、2個のボールが67がトラッ
ク組立体10の各側に沿って長さ方向に互いに間隔をあ
けて配置されている。2個のボール間の固定空間を維持
するため、デルリンや同等物の比較的硬質なプラスチッ
クの狭く且つ長く延びたストリップ形状のリテーナー6
9(図2及び6)が用意されている。各リテーナーはス
カート部49と隣接する側壁55との間に挿入されてお
り、その端部にはボールを回転可能につかまえる下方に
開口したポケット71(図6)が形成されている。
【0022】ボール67は上部トラック11が比較的低
い摩擦で下部トラック15に合わさるようにローラー6
3と共に働く。さらに、ボール67は、2個のトラック
間で垂直方向の遊びを取り且つ上部トラックが上方に持
ち上げられて下部トラックから外れるのを防止するため
に、上部トラック11のフランジ57に抗して下方に押
し且つ下部トラック15のスカート部49を上方に押
す。ボールが従来技術のトラック組立体と同様に上部ト
ラックの下側コーナー部59に配置されているので、ボ
ールに特有の割り込み、ブリンネリング(brinelling)、
摩耗は予知可能な要因である。ボールとローラーとは分
離され且つ共通リテーナーによって連結されていないの
で、ローラーはトラック、ローラー及びボールの公差が
変化するにもかかわらず拘束されないで自由に回転す
る。
い摩擦で下部トラック15に合わさるようにローラー6
3と共に働く。さらに、ボール67は、2個のトラック
間で垂直方向の遊びを取り且つ上部トラックが上方に持
ち上げられて下部トラックから外れるのを防止するため
に、上部トラック11のフランジ57に抗して下方に押
し且つ下部トラック15のスカート部49を上方に押
す。ボールが従来技術のトラック組立体と同様に上部ト
ラックの下側コーナー部59に配置されているので、ボ
ールに特有の割り込み、ブリンネリング(brinelling)、
摩耗は予知可能な要因である。ボールとローラーとは分
離され且つ共通リテーナーによって連結されていないの
で、ローラーはトラック、ローラー及びボールの公差が
変化するにもかかわらず拘束されないで自由に回転す
る。
【0023】重要なことは、車両が激しい正面衝突にさ
らされたときにボール67が2個のトラック11と15
を互いにかみ合わせることである。このような状況の下
で、シートベルト荷重によって上部トラック11に加え
られた上方且つ前方に向かう力が、上部トラックの下側
コーナー59でボールを図7に示すように上方に押すよ
うにさせる。ボールは下部トラック15のスカート部4
9に押し付けられ、そして該スカート部を上部トラック
のリップ部61に抗して内側に曲げる。次いで、リップ
部は下部トラック15の側壁45に押し付けられる。こ
のようにして上部トラック11のリップ部61は強制的
にスカート部49と下部トラック15の側壁45との間
に挟み込まれ、上部トラックが下部トラックに沿って前
方へ移動するのを防止させると共に上部トラックが下部
トラックから垂直的に離れるのを防止する。さらに激し
い衝突の場合には、リップ部61の上端が上方に押し付
けられてフランジ47の下側と係合することも可能で、
上部トラックの前方への移動に対するより大きな抵抗力
を与えることになる。
らされたときにボール67が2個のトラック11と15
を互いにかみ合わせることである。このような状況の下
で、シートベルト荷重によって上部トラック11に加え
られた上方且つ前方に向かう力が、上部トラックの下側
コーナー59でボールを図7に示すように上方に押すよ
うにさせる。ボールは下部トラック15のスカート部4
9に押し付けられ、そして該スカート部を上部トラック
のリップ部61に抗して内側に曲げる。次いで、リップ
部は下部トラック15の側壁45に押し付けられる。こ
のようにして上部トラック11のリップ部61は強制的
にスカート部49と下部トラック15の側壁45との間
に挟み込まれ、上部トラックが下部トラックに沿って前
方へ移動するのを防止させると共に上部トラックが下部
トラックから垂直的に離れるのを防止する。さらに激し
い衝突の場合には、リップ部61の上端が上方に押し付
けられてフランジ47の下側と係合することも可能で、
上部トラックの前方への移動に対するより大きな抵抗力
を与えることになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ラック11と15の連結構造が、トラック組立体10が
より大きな荷重を支え且つ衝突状況の下で起こりそうな
組立体の故障を減少することを可能にする。
ラック11と15の連結構造が、トラック組立体10が
より大きな荷重を支え且つ衝突状況の下で起こりそうな
組立体の故障を減少することを可能にする。
【図1】本発明の特徴を含んだ、新規で改良されたシー
ト調整トラック組立体を示す斜視図である。
ト調整トラック組立体を示す斜視図である。
【図2】トラック組立体のある構成要素の分解組立て斜
視図ある。
視図ある。
【図3】トラック組立体の通常状態を示す拡大横断面図
である。
である。
【図4】図3のトラック組立体の上部トラックの横断面
図である。
図である。
【図5】図3のトラック組立体の下部トラックの横断面
図である。
図である。
【図6】図3の略6−6線に沿った断面図である。
【図7】図3と略同様の図であるが、車両が激しい正面
衝突した後のトラック組立体の状態を示している。
衝突した後のトラック組立体の状態を示している。
10 トラック組立体 11 上部トラック 15 下部トラック 43 底壁 45 側壁 47 フランジ 49 スカート部 53 上壁 55 側壁 57 フランジ 59 コーナー部 61 リップ部 63 ローラー 65 突出部 67 ボール 69 細片(リテーナー) 71 ポケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロジャー・エル・ブロック アメリカ合衆国イリノイ州,ロスコー,レ イ・ドライブ 10258 (72)発明者 ビリー・エル・ラーソン アメリカ合衆国イリノイ州ロックフォー ド,ウィルシャー・ドライブ 424
Claims (8)
- 【請求項1】 床板上に車両シートを支持する車両シー
ト支持用トラック組立体にして、 前記床板に固定されるようにした下部トラックと、 前記シートに固定され、前記下部トラックに沿って前後
に調整可能な上部トラックとを具備してなり、 前記下部トラックは、略水平の底壁と該底壁と一体的に
形成され且つ該底壁から上方に延びる横方向において間
隔をあけた側壁とを有する上方に開口するチャンネルに
形成され、 前記各側壁の上端に一体的に形成され、前記側壁から横
に外側に延びるフランジと、 前記各フランジの外縁に一体的に形成され且つ該外縁か
ら垂れ下がるスカート部を備え、 前記各スカート部が隣接する側壁から横に外側に間隔が
あけられ且つ下方に進むにつれて隣接する側壁に向かっ
て傾斜し、該各スカート部の外側はボールレースの輪郭
をなし、 前記上部トラックは、前記フランジの上方に間隔をあけ
た略水平の上壁と該上壁と一体的で且つ該上壁から下方
に延びる横方向において間隔をあけて形成された側壁と
を有する下方に向けて開口するチャンネルに形成され、 前記上部トラックの側壁が前記下部トラックのスカート
部から横に外側に間隔があけられ、 前記上部トラックの前記各側壁の下端に一体的に形成さ
れ且つ隣接するスカート部の真下に該下端から横に内側
に延びるフランジと、 前記上部トラックの前記各フランジの内縁に一体的に形
成され且つ該内縁から上方に延びるリップ部を備え、 前記各リップ部が隣接するスカート部の内側に沿って上
方に突出し且つ該スカート部と前記下部トラックの隣接
する前記側壁との間に位置し、 前記トラック組立体の各側部に沿って間隔をあけて設け
られた複数のボールを備え、 トラック組立体の各側部に沿う前記ボールが前記ボール
レース上に沿って載るように配置され且つ上部トラック
の側壁とフランジとの間の結合部上にも沿って載るよう
に配置されたことを特徴とする車両シート支持用トラッ
ク組立体。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用トラック組立体に
して、 車両が激しい前面衝突に遭遇したときに付随して生じる
上向の大きな荷重が前記上部トラックに作用した場合
に、前記ボールが前記リップ部に抗して前記スカート部
を締め付け且つ前記リップ部を前記下部トラックの前記
側壁に抗して締め付けることを特徴とする車両シート支
持用トラック組立体。 - 【請求項3】 請求項1記載の車両用トラック組立体に
して、 2個のボールが前記トラック組立体の各側部に沿って間
隔をあけて配置され、 長く延びた細片が、前記各スカート部と隣接する前記上
部トラックの側壁との間に延び且つ前記トラック組立体
の各側部上の前記2個のボールを相互連結して該ボール
を固定分離関係に保持することを特徴とする車両シート
支持用トラック組立体。 - 【請求項4】 前記各細片は、前記ボールを受け入れる
下方に開口したポケット部を有してなることを特徴とす
る請求項3記載の車両シート支持用トラック組立体。 - 【請求項5】 前記各細片は、プラスチック製であるこ
とを特徴とする請求項4記載の車両シート支持用トラッ
ク組立体。 - 【請求項6】 請求項1記載の車両シート支持用トラッ
ク組立体にして、前記トラック間に介在し且つ該トラッ
クに沿って間隔をあけられた円柱状ローラーを更に含
み、該ローラーが、下部トラックの底壁と上部トラック
の上壁を支え、前記上部トラックが前記下部トラックに
沿って調整された場合に前記ボールと独立して移動する
ことを特徴とする請求項1記載の車両シート支持用トラ
ック組立体。 - 【請求項7】 請求項1記載の車両シート支持用トラッ
ク組立体にして、 前記底壁から上方に突出し且つ前記上壁から下方に突出
し、前記上部トラックが前記下部トラックに沿って調整
された場合に前記各ローラーの移動を予め設定した範囲
内に制限する手段を有することを特徴とする車両シート
支持用トラック組立体。 - 【請求項8】 請求項3記載の車両シート支持用トラッ
ク組立体にして、 前記トラック間に介在され且つ該トラックに沿って空間
をあけられた円柱状ローラーを更に含み、該ローラー
が、下部トラックの底壁と上部トラックの上壁を支え、
前記上部トラックが前記下部トラックに沿って調整され
た場合に前記ボールと独立して移動することを特徴とす
る車両シート支持用トラック組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/691,735 US5076530A (en) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | Seat adjuster with interlocking tracks |
US691735 | 1991-04-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05262172A true JPH05262172A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=24777734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4107946A Pending JPH05262172A (ja) | 1991-04-26 | 1992-04-27 | 車両シート支持用トラック組立体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5076530A (ja) |
EP (1) | EP0510622B1 (ja) |
JP (1) | JPH05262172A (ja) |
DE (1) | DE69204887T2 (ja) |
MX (1) | MX9201447A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6176460B1 (en) | 1997-12-25 | 2001-01-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat sliding apparatus for a vehicle |
JP2006298104A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Shiroki Corp | シートトラック装置 |
WO2013146774A1 (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-03 | テイ・エス テック株式会社 | スライドレール機構 |
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JP3269208B2 (ja) * | 1993-09-22 | 2002-03-25 | アイシン精機株式会社 | シートのスライド装置 |
US5417358A (en) * | 1993-10-12 | 1995-05-23 | Haselgrove; Michael B. | Pull down utility roof rack |
DE19521566B4 (de) * | 1995-06-19 | 2008-07-10 | C. Rob. Hammerstein Gmbh & Co. Kg | Längsführung für einen Fahrzeugsitz mit zwei Schienen und zwischen diesen angeordneten Führungsmitteln |
KR100289093B1 (ko) * | 1996-09-26 | 2001-05-02 | 가또 게이 | 차량 좌석 슬라이드 장치 |
US5855350A (en) * | 1996-10-03 | 1999-01-05 | Excel Industries, Inc. | Seat track assembly |
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DE102011050972A1 (de) | 2010-06-29 | 2012-03-01 | Westfalia Presstechnik Gmbh & Co. Kg | Schienensystem mit Verriegelung für die Linearverstellung eines Sitzes, welcher insbesondere im Fahrzeugbereich eingesetzt wird |
DE102014214975B4 (de) | 2014-07-30 | 2023-10-05 | Keiper Seating Mechanisms Co., Ltd. | Schienenanordnung für einen Fahrzeugsitz und Fahrzeugsitz |
US10960786B2 (en) * | 2019-02-19 | 2021-03-30 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Seat moving structure for utility vehicle |
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FR1565545A (ja) * | 1968-03-05 | 1969-05-02 | ||
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JPS6331838A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | Oi Seisakusho Co Ltd | シ−トスライド装置 |
US4852846A (en) * | 1987-09-04 | 1989-08-01 | General Motors Corporation | Method and apparatus of a conventional fore and aft vehicle seat adjuster convertible into an easy entry seat adjuster slide |
-
1991
- 1991-04-26 US US07/691,735 patent/US5076530A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-30 MX MX9201447A patent/MX9201447A/es not_active IP Right Cessation
- 1992-04-23 DE DE69204887T patent/DE69204887T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-23 EP EP92106905A patent/EP0510622B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-27 JP JP4107946A patent/JPH05262172A/ja active Pending
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Also Published As
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---|---|
EP0510622A2 (en) | 1992-10-28 |
DE69204887D1 (de) | 1995-10-26 |
MX9201447A (es) | 1993-09-01 |
EP0510622B1 (en) | 1995-09-20 |
US5076530A (en) | 1991-12-31 |
DE69204887T2 (de) | 1996-05-23 |
EP0510622A3 (en) | 1993-01-20 |
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