JPH05262152A - 変速モニタ装置 - Google Patents

変速モニタ装置

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JPH05262152A
JPH05262152A JP9183692A JP9183692A JPH05262152A JP H05262152 A JPH05262152 A JP H05262152A JP 9183692 A JP9183692 A JP 9183692A JP 9183692 A JP9183692 A JP 9183692A JP H05262152 A JPH05262152 A JP H05262152A
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Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Mitsuhiko Ikeda
光彦 池田
Yoshinori Doi
義典 土居
Hideki Koike
英樹 小池
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 変速操作を自動的に行うようにしたトラクタ
等の走行車両を操縦する際に、変速設定操作からシフト
チェンジ完了までのタイムラグを感じさせないようにす
る。 【構成】 変速操作を自動的に行うようにした走行車両
に設けられるモニタ装置43であって、変速のシフト位
置を設定する設定器51と、各シフト位置にそれぞれ対
応するシフト位置数分の表示部54と、前記設定器でシ
フト位置を設定してからシフトチェンジが完了するまで
の間、設定したシフト位置に対応する表示部をオンにす
る第1表示手段と、シフトチェンジが完了したときにそ
の時点における実際のシフト位置に対応する表示部をオ
ンにする第2表示手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変速操作を自動的に行
うようにした走行車両に設けられる変速モニタ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】設定スイッチでシフト位置を設定する
と、油圧で変速用シフタを作動させてそのシフト位置に
自動的にシフトチェンジするようにしたトラクタがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記自動変速式のトラ
クタの場合、シフトチェンジが完了後ランプ等の表示手
段で現在のシフト位置を表示するようになっていた。こ
のため、シフトチェンジ中は変速操作が正常に行われて
いるのか、あるいは設定スイッチを正しく操作したかを
確認できないという問題があった。また、表示用のラン
プ等へはコントローラから指令が出されるので、コント
ローラに内部異状があった場合、シフト位置が誤って表
示されるおそれもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる変速モニタ装置は、変速操作を自動的に行うよ
うにした走行車両に設けられるモニタ装置であって、変
速のシフト位置を設定する設定器と、各シフト位置にそ
れぞれ対応するシフト位置数分の表示部と、前記設定器
でシフト位置を設定してからシフトチェンジが完了する
までの間、設定したシフト位置に対応する表示部をオン
にする第1表示手段と、シフトチェンジが完了したとき
にその時点における実際のシフト位置に対応する表示部
をオンにする第2表示手段とを有することを特徴として
いる。
【0005】
【作用】設定器で所望のシフト位置を設定すると、第1
表示手段が働いて設定したシフト位置に対応する表示部
がオンになり、シフトチェンジ中はその状態のまま保た
れる。シフトチェンジが完了すると、第2表示手段が働
いてその時点における実際のシフト位置に対応する表示
部がオンになる。このため、シフトチェンジ中に、変速
操作が正常に行われているのか、あるいは設定スイッチ
を正しく操作したかを確認できる。
【0006】
【実施例】図4は本発明の1例であるトラクタの伝動系
統図である。図において、1はエンジン、2はメインク
ラッチ、3は前後進切替装置、4は主変速装置、5は副
変速装置、6は前輪、7は後輪であり、Sを冠した符号
はそれぞれ回転軸、Gを冠した符号はそれぞれギヤをあ
らわしている。エンジン1の回転出力は、メインクラッ
チ2を経由後、走行出力とPTO出力に分離される。走
行出力は、前後進切替装置3で前進速と後進速に適宜切
り替えられると共に、主変速装置4と副変速装置5で変
速され、前輪6.6および後輪7,7にそれぞれ伝達さ
れる。
【0007】前後進切替装置3は、軸S4とギヤG3を
連結しギヤG2,G3を介して軸S3から軸S4に伝動
すると前進速となり、軸S4とギヤG6を連結しギヤG
4,G5,G6を介して軸S3から軸S4に伝動すると
後進速となり、また軸S4がギヤG3,G6のいずれと
も連結しないようにすると軸S3から軸S4への伝動が
断たれる。すなわち、この前後進切替装置3は、前進と
後進を切り替える役割と、後記主変速装置4および副変
速装置5をシフトチェンジする際におけるクラッチとし
ての役割を有する。
【0008】主変速装置4は、ギヤG7,G8を介して
軸S4から軸S5に伝動すると1速、ギヤG9,G10
を介して軸S4から軸S5に伝動すると2速、ギヤG1
1、G12を介して軸S4から軸S5に伝動すると3
速、ギヤG13,G14を介して介して軸S4から軸S
5に伝動すると4速になる。なお、1速、2速、3速、
4速の順に伝動比が大きくなる。この変速操作はシフタ
10,11で行う。
【0009】副変速装置5は、軸S5と軸S6を直結す
ると高速伝動、ギヤおよび軸のうちG15,G16,S
6,G17,G18を介して軸S5から軸S6に伝動す
ると中速伝動、ギヤおよび軸のうちG15,G19,S
8,G20,G21,S9を介して軸S5から軸S6に
伝動すると低速伝動、ギヤおよび軸のうちG15,G1
9,S8,G20,G21,S9,G22,G23,S
7,G17,G18を介して軸S5から軸S6に伝動す
ると超低速伝動となる。この変速操作はシフタ12,1
3で行う。
【0010】前後進切替装置3は油圧クラッチであり、
また変速操作用のシフタ10,11,12,13は油圧
シリンダで駆動される。これら変速制御にかかわる部分
の油圧回路は図5の如く構成されている。すなわち、ポ
ンプ15から送出される油は分流弁16で2方向に分流
され、一方向の油は昇圧制御弁17を経由して油圧切替
装置3を切替駆動する切替弁18に供給され、他方向の
油はシフタ駆動用油圧シリンダを制御する切替弁20,
21,22,23に供給される。図における24,25
は主変速装置4のシフタ10,11を操作する油圧シリ
ンダである。なお、図5では副変速装置5のシフタ1
2,13を操作する油圧シリンダは図示を省略されてい
る。副変速装置5の切替弁22,23も主変速装置の切
替弁20,21と同様の構成であり、その先にシフタ1
2,13を操作する油圧シリンダが接続されている。
【0011】このトラクタの変速制御系を模式的に示す
と図6のようになる。すなわち、軸S2,S4,S6の
回転数を回転センサ30,31,32で検出し、シフタ
10,11,12,13の移動量をストロークセンサ3
3,34,35,36で検出し、リフトアーム角をリフ
トアーム角センサ37で検出し、ステアリング角をステ
アリング角センサ38で検出する。そして、これら各セ
ンサの検出結果と操作部40から与えられる設定指令を
コントローラ41で処理し、前後進切替装置3、主変速
装置4および副変速装置5を制御するための油圧バルブ
18,20,21,22,23に出力指令を出す。その
時のシフト位置は変速モニタ装置43に表示される。
【0012】操作部40のうち、主変速シフト位置の設
定器は押しボタン式スイッチになっており、図1に示す
如く操作パネル50に組み込まれている。スイッチ51
(1)を押すと1速になり、スイッチ51(2)を押す
と2速になり、スイッチ51(3)を押すと3速にな
り、スイッチ51(4)を押すと4速になる。
【0013】変速モニタ装置43は図2の回路図に示す
如く構成されている。図中の52,53は通電すると赤
色と緑色に発光する発光素子であり、設定スイッチ51
(1〜4)の近傍に設けた表示部としての各表示ランプ
54(1〜4)内に組み込まれている。赤色の発光素子
52は、設定スイッチ51の操作に基づいてコントロー
ラ41から出される発光指令信号によって発光するよう
になっている。また、緑色の発光素子53は、油圧シリ
ンダ24,25に設けた表示スイッチ55(図5参照)
をオンの場合は発光し、オフの場合は発光しないように
なっている。表示スイッチ55は、シフタが入っている
ときはオンで、入っていないときはオフになる。
【0014】次に、変速モニタ装置43の動作例とし
て、主変速を1速から2速に切り替える場合について説
明する。シフト位置が1速の場合は、1速の赤色と緑色
の両方の発光素子52(1),53(1)が発光するの
で、図3(a)に示すように、表示ランプ54(1)は
オレンジ色に点灯する。この状態で設定スイッチ51
(2)を押すと、発光指令信号が(1)から(2)に切
り替わり、2速の赤色発光素子52(2)が発光するよ
うになるので、2速の表示ランプ54(2)は赤色に点
灯し、1速の表示ランプ54(1)は緑色に点灯する。
この状態は、1速から2速にシフトチェンジ中であるこ
とを意味する。シフトチェンジが完了すると、表示スイ
ッチ55(1)がオフ、表示スイッチ55(2)がオン
となるので、2速の発光素子52(2),53(2)が
発光し、2速の表示ランプ54(2)がオレンジ色に点
灯すると共に、1速の表示ランプ54(1)は消灯す
る。
【0015】上記動作例の如く、設定器である設定スイ
ッチ51でシフト位置を設定してからシフトチェンジが
完了するまでの間、設定したシフト位置に対応する表示
ランプ54が赤色に点灯すると共に、元のシフト位置に
対応する表示ランプ54が緑色に点灯し、シフトチェン
ジが完了するとその時点における実際のシフト位置に対
応する表示ランプがオレンジ色に点灯するようになって
いる。ここで、赤色の発光素子52は「請求項1」に記
載するところの第1表示手段であり、この第1表示手段
はコントローラ41から出力される発光指令信号によっ
て発光する。一方、緑色の発光素子53は「請求項1」
に記載するところの第2表示手段であり、この第2表示
手段はコントローラ41を介在させず、実際のシフト位
置の変化に直接連動する表示スイッチ55によって発光
と非発光が切り替わるようになっている。このため、コ
ントローラ41に内部異状があった場合でもシフト位置
が誤って表示されることがない。
【0016】このトラクタは、上述のように設定スイッ
チ51を押すことにより手動で主変速のシフト位置を選
択するほか、走行状態や作業状態に合わせて自動的に主
変速のシフト位置を選択する機能を有する。以下、この
自動変速機能について説明する。
【0017】図7は変速制御のフローチャートであっ
て、この制御系には図8に示すサブルーチンが組み込ま
れている。サブルーチンでは、リフトアーム角とステア
リング角が共に所定値以上である場合、現在のシフト位
置が回行に適切なシフト位置よりも高ければ(速けれ
ば)シフト位置を1段落とし、また現在のシフト位置が
開口に適切なシフト位置よりも低ければ(遅ければ)シ
フト位置を1段上げるようになっている。このため、小
回り旋回および高速旋回が良好に行われるようになり、
作業能率が向上する。
【0018】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかるモ
ニタ装置は、シフトチェンジ中に変速操作が正常に行わ
れているのか、あるいは設定スイッチを正しく操作した
かを確認できるので、誤操作のない安全な作業を行える
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】モニタ装置の表示部を示す図である。
【図2】モニタ装置の電気回路図である。
【図3】モニタ装置の動作例を示す図である。
【図4】トラクタの伝動系統図である。
【図5】図4に示すトラクタの油圧回路の要部を示す図
である。
【図6】変速制御系のブロック図である。
【図7】変速制御のフローチャート図である。
【図8】サブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 3 前後進切替装置 4 主変速装置 5 副変速装置 41 コントローラ 43 モニタ装置 51 設定スイッチ(設定器) 52 赤色発光素子(第1表示手段) 53 緑色発光素子(第2表示手段) 54 表示ランプ(表示部) 55 表示スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 英樹 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速操作を自動的に行うようにした走行
    車両に設けられるモニタ装置であって、変速のシフト位
    置を設定する設定器と、各シフト位置にそれぞれ対応す
    るシフト位置数分の表示部と、前記設定器でシフト位置
    を設定してからシフトチェンジが完了するまでの間、設
    定したシフト位置に対応する表示部をオンにする第1表
    示手段と、シフトチェンジが完了したときにその時点に
    おける実際のシフト位置に対応する表示部をオンにする
    第2表示手段とを有することを特徴とする変速モニタ装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6948582B2 (en) 2001-03-02 2005-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift device for vehicle

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