JPH05261934A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH05261934A
JPH05261934A JP6487892A JP6487892A JPH05261934A JP H05261934 A JPH05261934 A JP H05261934A JP 6487892 A JP6487892 A JP 6487892A JP 6487892 A JP6487892 A JP 6487892A JP H05261934 A JPH05261934 A JP H05261934A
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JP
Japan
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ink
ink tank
tank
valve
printing
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JP6487892A
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Inventor
Takahiro Katakura
孝浩 片倉
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 攪拌することで常に良好な状態に保持された
インクのみをインク吐出部に供給することと、インクの
攪拌による圧力変動をインク吐出部に伝達させないこと
を両立させる。 【構成】 インク室には第2のインクタンク、第1のイ
ンクタンク、リザーバ部を介してインクが供給され、第
2のインクタンクは攪拌手段を備えており、第1のイン
クタンクは第2のインクタンクの間とインクの供給を制
御する手段を介して連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字信号に応じてイン
ク滴を吐出して、記録紙等の記録媒体上にインク像を形
成するインクジェットプリンタ、特に必要な時にだけイ
ンク滴を吐出するオンデマンド型インクジェットプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を必要な時にだけ吐出するオン
デマンド型インクジェットプリンタにおいては、インク
吐出状態および条件を常に一定に保つことは、高印字品
質を確保すること、および装置の簡略化のために重要で
ある。このため、例えば特開昭60−232962に示
されているように、記録ヘッド内のインクタンクにヒー
タを取り付け、さらに非印字時においてある一定、例え
ば10秒キャリッジ動作が停止している場合には、キャ
リッジを揺動することでインクを攪拌してインクの温度
を一定に制御するような構成をとっていた。このような
構成をとることにより、サブタンク内のインクは非印字
時にも一様な温度に保持することができ、一定の条件で
安定的に吐出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インクジェットプリン
タの印字品質を高めるよう鋭意努力した結果、インクの
色材に顔料を用いることにより、従来の色材として染料
を用いたインクを吐出するインクジェットプリンタより
も格段に印字品質の向上が実現できることが明らかにな
った。さらにより高い印字品質は、印字媒体の幅ほぼ全
体のサイズをもつラインヘッドで印字することで実現す
ることができる。しかしながら、顔料を分散したインク
を用いる場合には、顔料と溶剤の分離、顔料濃度の低
下、顔料の沈澱等を防止し、常に安定したインクを印字
ヘッドに供給することが非常に重要である。そのため、
インクタンク内のインクには電源が入っている状態では
常に攪拌しておくことにより、顔料が常に一定の状態を
保持するようにする必要がある。特に長時間放置されて
いたインクを吐出させるようにするためには、インクに
非常に大きな力を与え、沈澱したインクを均一な状態に
分散しなければならないが、前述の従来例におけるヘッ
ドのキャリッジ揺動程度では十分な攪拌を行うことがで
きないという課題を有していた。また、ラインヘッドに
おいてはキャリッジの往復による揺動ができないため、
インクの攪拌手段として印字ヘッド全体を揺動するとい
った非常に煩雑な構成をとる必要があった。さらにこの
ような構成においては、印字中においては印字ヘッドの
揺動を休止させる必要があり、常に一定のインクを印字
ヘッドに供給するといった目的を十分に満足させること
ができないという課題があった。
【0004】さらに、印字ヘッド内に設けられたインク
タンク内にモーターで駆動される攪拌棒を設け、インク
を攪拌することが前述の従来例に示されているが、印字
ヘッドが印字中においては、攪拌における圧力変動が印
字ヘッドに伝達されてしまい、インク吐出が安定的に行
うことができないという課題、あるいは、印字中は攪拌
動作を休止しなければならないという課題を有してい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドは、インク吐出口からインク滴を吐出させるイン
クジェットプリンタにおいて、インク滴を吐出するイン
ク吐出部にインクを供給するリザーバ部と、リザーバ部
に連通する第1のインクタンクと、攪拌手段を備えた第
2のインクタンクを有し、第1のインクタンクと第2の
インクタンクはインクの供給を制御する手段を介して連
通していることを特徴とする。あるいは、さらには、第
2のインクタンクから第1のインクタンクには、印字中
はインクを供給しないように制御することを特徴とす
る。あるいは、さらには、リザーバ部と第2のインクタ
ンクが連通しており、閉ループの循環回路を構成してい
ることを特徴とする。あるいは、さらには、第1のイン
クタンクには選択的に大気開放するバルブと大気開放口
を有し、印字時には大気開放するようにバルブを開に
し、非印字時にはバルブを閉にすることを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明を適用したインクジェットプリ
ンタの実施例の構成を示す斜視図、図2は本実施例のイ
ンク吐出部を示す断面図、図3は本実施例の流路構成を
示す模式図、図4は本実施例の動作タイミングを示すタ
イミング図である。
【0007】これらの図において、1は印字ヘッドであ
り、インク室2内のインク3の圧力を圧電素子4を駆動
することにより高め、インク吐出口5からインク滴とし
て吐出させるものである。圧電素子4は第1の固定板6
aと第2の固定板6bに挟まれて固定されており、第1
の固定板6a上には圧電素子4に駆動信号を電圧として
与えるための駆動回路7が設置されている。インク室2
は第1の供給口8を介して第1のリザーバ部9と連通し
ており、第1のリザーバ部9からインク3がインク室2
に供給されるようになっている。第1のリザーバ部9は
大気開放口を有する第1のインクタンク10と連通して
おり、大気開放バルブ11によって大気開放口の開閉を
選択的に行えるようになっている。大気開放口の直下に
は、大気開放口からゴミ等の異物がインク中混入するの
を防ぐめにフィルター12が設置されている。このフィ
ルター12は常にインク3中に配置されるように設置さ
れている。外気と接触したインクは乾燥し固形物が析出
する可能性があるが、この固形物がリザーバあるいはイ
ンク室内のインク中に混入するのを防止するため、固形
物をインク中に配置されているフィルター12によって
回収することができる。第1のインクタンク10および
第1のリザーバ部9はインク吐出口5の配列方向と平行
な方向に数ブロックに隔離されており、隣接するブロッ
ク間にはインクが連通しないように構成されている。
【0008】さらに、インク室2には第1の供給口8と
対向する位置に第2の供給口13が設けられており、こ
の第2の供給口13を介してインク室2と第2のリザー
バ部14とが連通している。第2のリザーバ部14も第
1のリザーバ部9と同様に、数ブロックに隔離されてお
り、隣接するブロック間にはインクが連通しないように
構成されている。
【0009】15はポンプユニットであり、例えばギア
ポンプからなる圧力変動手段16、および電磁ソレノイ
ドからなる第1のバルブ17が内蔵されている。そして
圧力変動手段16と第1のバルブ17との間で、ブロッ
ク毎に隔離された第1のインクタンク10と対応するよ
うに分配路が形成されている。第1のインクタンク10
と第2のインクタンク18とはポンプユニット15を介
して連通している。第2のインクタンク18内には、モ
ーター19によって駆動される回転体20が設置されて
おり、第2のインクタンク18内のインク3が攪拌され
る構成となっている。第2のインクタンク18の底部は
第1のインクタンク10および第1のリザーバ部9の底
部よりも上方に位置するように構成されている。そして
第1のバルブ17が図2中の1点鎖線で示されるような
位置に移動することで、第2のインクタンク18と圧力
変動手段部16とが連通し、圧力水頭差でインク3が第
2のインクタンク18から圧力変動手段部分16に供給
される。
【0010】第2のインクタンク17には全体にインク
が充満しているよりも、上部において空気層が設けられ
る構成にすることより、さらに攪拌効率を高めることが
できる。また、攪拌手段としてインクタンク内に金属あ
るいはセラミック等からなる球状の攪拌ボールを1個ま
たは複数個入れることにより、第2のインクタンク18
を振動あるいは揺動することで攪拌することも可能であ
る。
【0011】第2のリザーバ部14と第2のインクタン
ク18とは、チューブ21および第2のバルブ22を介
して連通しており、印字ヘッド全体として閉ループの循
環回路を構成してる。第2のインクタンク18は図示し
ていないインク供給口が設けられており、同じく図示し
ていないインクカートリッジと接続できるようになって
いる。第2のインクタンク18には液量検出手段23が
設置されており、インクを補給するような液量になった
時には、液量検出手段23からの指令に従って例えばプ
リンタのパネルにインク補給ランプを点灯させるように
なっている。インクカートリッジ内のインクは装着時に
その容量全部が第2のインクタンク18に供給されるよ
うになっており、インクカートリッジを保存している間
に色材が沈澱する等の不具合が発生したインクは全て第
2のインクタンク18内の攪拌手段によって良好な分散
状態に復帰できる。
【0012】次に各部の動作タイミングを図4に従って
説明する。印字中においては、第2のインクタンク18
内の攪拌動作を実施しながら第1および第2のバルブ1
7、22を閉じ、大気開放バルブ11を開く。第1およ
び第2のバルブ17、22を閉じることにより、攪拌に
よる第2のインクタンク18内の圧力変動がインク室2
に伝達されることを防ぐ。同時に第2のインクタンク1
8の水頭値がインク室2の圧力と無関係になるため、第
2のインクタンク18の設置場所の自由度を高くするこ
とができる。すなわち、インク室2では、非印字時にイ
ンク吐出口5からインク3が出てこなく、インク吐出口
5から適正な量引き込んだインクメニスカスが安定的に
形成されるように大気圧と比べて適度な負の圧力にする
事が必要である。しかしながら、負圧量はインクの吐出
状態に大きく関係しており、例えば負圧量が必要以上に
大きい場合には、インク吐出口5におけるインクのメニ
スカスがわずかな衝撃等で破壊してしまい、インク室2
内に気泡を取り込んでしまいインクの吐出が不能にな
る。そのため、適度なある一定の範囲の負圧量に保持し
ておくことは非常に重要であるが、インクタンクとイン
ク吐出口との間にバルブを設けない従来の構成では、イ
ンクタンク内の攪拌による圧力変動がインク室に伝達さ
れてしまい、インクの吐出が不安定になってしまう。さ
らに、インクタンクの配置、寸法、あるいはプリンタの
姿勢等さまざまな制約事項がある。特に表面張力の低い
インク、例えば石油系溶媒に顔料を分散したインクで
は、インク室内の負圧量の適正範囲が狭く、非常に困難
である。本実施例においては、第1のバルブおよび第2
のバルブ17、22を閉じることにより、第2のインク
タンク18とインク室2との間を遮断すると同時に、第
1のインクタンク10にある大気開放バルブ11を開く
ことにより、印字中は第1のインクタンク10の液面レ
ベルによる負圧量の変動しか発生しない。ラインヘッド
を用いるインクジェットプリンタにおいては、インク吐
出口が長い距離にわたって配列されているため、プリン
タの設置姿勢により負圧量の変動がより顕著になるが、
第1のインクタンク10には必要最低限のインク量、例
えば印字媒体1枚分のインク量のみを貯溜する容積に
し、第2のインクタンク18に多量のインク量、例えば
印字媒体1000枚程度分の量を貯溜するような構成を
とることにより、プリンタ姿勢差による負圧量変動を最
低限小さくすることができる。また、第2のインクタン
ク18およびインクカートリッジの設置位置を自由にで
きるため、装置の簡略化、小型化が容易に行えるという
効果がある。
【0013】印字媒体1枚の印字が完了した後、第1の
バルブ17を開き、圧力変動手段16を動作することに
より、第2のインクタンク18から第1のインクタンク
10にインク3を供給する。さらに大気開放バルブ11
を閉じ、第2のバルブ22を開き、インク室2、第2の
リザーバ14を介して第2のインクタンク18へとイン
ク3を循環させることで、常に攪拌され良好な状態に保
たれているインクを印字することができる。この時には
印字を中断することで常に安定した印字品質を得ること
ができる。
【0014】電源を入れた直後あるいは印字待機時にお
いても、第1および第2のバルブ17、22を開き、大
気開放バルブ11を閉じ、圧力変動手段16を動作させ
ることにより、インク室2内のインク3を第2のリザー
バ部14を介して第2のインクタンク18に戻すような
閉ループの循環回路を構成する。このような動作を行う
ことにより、プリンタの休止中に顔料の沈澱、顔料の濃
度低下、粘度変化等の発生した印字ヘッド1内のインク
3を第2のインクタンク18に送ることができる。そし
て攪拌され均一な状態になったインク3をインク室2内
に置換することができる。循環時にはインク吐出口5を
覆うキャップをすることにより、インク吐出口5からの
インクの流出を防ぐことができる。
【0015】インク吐出口5付近のインクの乾燥、顔料
沈澱による増粘、目詰まり、あるいはインク吐出口への
異物付着等によりインク吐出が不能になった場合、第2
のバルブ22、大気開放バルブ11を閉にし圧力変動手
段16を動作させる加圧モードにすることにより、イン
ク吐出口5から増粘等の発生したインクを廃出し回復さ
せることができる。廃出されたインクは、図示していな
いインク受け手段を介してインクカートリッジの廃イン
ク貯溜部に回収される。本実施例においてインク受け手
段は印字ヘッド1の側面に配置された回転手段によっ
て、印字時にはノズルから待避しており、加圧モード時
にはノズル吐出面に接触し、廃出されたインクを受けら
れるように構成されている。このような構成の他にも、
例えばインク受け手段は紙送り手段側に配置されていて
もよい。
【0016】次に本実施例における印字ヘッド1の印字
動作を図5に従って説明する。印字媒体を巻き付けたド
ラム、あるいは中間転写ドラム30に対向して、ある間
隔をもって印字ヘッド1を設置する。印字ヘッド1のイ
ンク吐出口のピッチは所望する印字媒体上での画素ピッ
チp1のn倍(n×p1)に製造されている。(ただ
し、nは自然数)そしてドラムが1回転する毎に印字ヘ
ッド1は、画素ピッチp1分ドラムの回転方向と直行す
る方向に移動し、それをn回繰り返し印字媒体1枚分の
印字を完了する。その後、印字ヘッド1は初期のホーム
ポジションに移動する。このように印字ヘッドを構成お
よび印字動作を行わせることで、印字ヘッドのインク吐
出口のピッチは印字媒体上での画素ピッチp1のn倍で
良く、製造が簡略化でき安価に製造できるといった効果
がある。さらに、印字媒体上での画素ピッチを変化させ
ることも容易にできる。例えば、印字媒体上での画素ピ
ッチp1を2倍のp2(p2=2×p1)にするような
高速印刷モードの設定においては、ドラムが1回転する
毎に印字ヘッドを新しい画素ピッチp2だけ移動させ、
それをn/2回繰り返すことにより、印字媒体1枚分の
印字を完了する。画素ピッチを1/2に設定するような
高精細モードの場合には、同様に印字ヘッドの移動量を
p1/2とし、それを2×n回繰り返すことにより印字
を完了できる。このように、印字媒体上での画素ピッチ
を、例えばプリンタに設置されているパネル操作により
ユーザーが設定することで、ノーマルモード、高速印刷
モード、高精細モードなど自由に選択できる。さらに、
前記の画素ピッチによってインクの印字媒体上でのドッ
ト径を変えることで、さらに高品質の画像を得ることが
できる。インクのドット径は、例えば圧電素子4の駆動
電圧あるいは駆動波形を変換することでインク滴の吐出
量を可変させることで実現できる。または、同じ位置あ
るいは非常に近接する位置に複数回インク滴を吐出する
ことで、その回数を可変させることによっても印字媒体
上でのドット径を変えることもできる。
【0017】本実施例においては第1のインクタンク1
0と第1のバルブ17の間に圧力変動手段16を配置し
たが、例えば圧力変動手段は第1のバルブを兼ねるよう
な、逆止弁とピストンで構成されているポンプを用いて
もよいし、第2のバルブ22と第2のリザーバ14の
間、あるいは第2のバルブ22と第2のインクタンク1
8との間に設けてもよい。また、分配路も第1のインク
タンク10と圧力変動手段16との間、あるいは第2の
インクタンク18と第1のバルブ17との間に設置して
もよい。
【0018】また、第1のインクタンク10に配置され
ている大気開放口に加圧手段を設ける構成でもよい。こ
のような構成の場合には、インクを循環させる時には、
第2のバルブを開き加圧することにより、インク室内の
インクを第2のリザーバ部、さらに第2のインクタンク
へと移動させ、次いで加圧を停止し大気開放口を開いた
状態で第1のバルブを開き、第2のインクタンクから第
1のインクタンク、第1のリザーバ部を通ってインク室
にインクが供給される。また、印字時には大気開放口を
開いた状態のまま、第1、第2のバルブを閉じた状態で
印字を行うことで、第2のインクタンク内の攪拌動作中
でもそれによる圧力変動の影響をインク室が受けること
なく良好な印字状態を維持することができる。また、イ
ンク廃出時においては、第1、第2のバルブを閉じ、大
気開放口からの加圧により、ノズル開口から増粘、乾燥
等の発生したインクを廃出する。
【0019】第2のインクタンクはユーザーが交換でき
るインクカートリッジとなっていてもよく、この場合に
は第2のインクタンクにはインク供給口は不要であり、
圧力変動手段16を介して第1のインクタンクへインク
を供給できるように大気開放口を設けるような構成で容
易に実現できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2のインクタンク内で攪拌され、良好な状態にに保たれ
たインクのみを圧力室に供給することができ、さらにそ
の攪拌時の圧力変動が圧力室に伝達されることがないた
め、電源が入っている期間は常時インクを攪拌している
ことが可能となる。また、第2のインクタンクの位置に
よるインク水頭値が印字部である圧力室でのインク圧力
に影響を及ぼさないようにすることができるため、イン
クタンクの設置位置の自由度が増すという効果がある。
さらに印字媒体のほぼ幅の長さを持つラインヘッドを搭
載したプリンタにおいては、プリンタが傾いて設置され
た場合インクの圧力水頭値が大きくばらついてしまう
が、必要最小限のインクのみを第1のインクタンクに貯
溜し、大部分のインクを第2のインクタンクに貯溜し、
印字時には第2のインクタンクと第1のインクタンク、
印字ヘッドとをバルブにより隔離することで、圧力室の
インク圧力をほぼ一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】同上実施例のインク吐出部の部分断面図であ
る。
【図3】同上実施例の流路構成を示す断面図である。
【図4】同上実施例のインクの制御タイミングを示すタ
イミング図である。
【図5】同上実施例の印字順序を示す図である。
【符号の説明】
1 …印字ヘッド 2 …インク室 3 …インク 4 …圧電素子 5 …インク吐出口 8 …第1の供給口 9 …第1のリザーバ部 10 …第1のインクタンク 11 …大気開放バルブ 13 …第2の供給口 14 …第2のリザーバ部 15 …ポンプユニット 16 …圧力変動手段 17 …第1のバルブ 18 …第2のインクタンク 19 …モーター 20 …回転体 22 …第2のバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク吐出口からインク滴を吐出させる
    インクジェットプリンタにおいて、インク滴を吐出する
    インク吐出部にインクを供給するリザーバ部と、リザー
    バ部に連通する第1のインクタンクと、攪拌手段を備え
    た第2のインクタンクを有し、第1のインクタンクと第
    2のインクタンクはインクの供給を制御する手段を介し
    て連通していることを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  2. 【請求項2】第2のインクタンクから第1のインクタン
    クには、印字中はインクを供給しないように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリン
    タ。
  3. 【請求項3】リザーバ部と第2のインクタンクが連通し
    ており、閉ループの循環回路を構成していることを特徴
    とする請求項1または2記載のインクジェットプリン
    タ。
  4. 【請求項4】第1のインクタンクには選択的に大気開放
    するバルブと大気開放口が配置されており、印字時には
    大気開放するようにバルブを開にし、非印字時にはバル
    ブを閉にすることを特徴とする請求項2または3記載の
    インクジェットプリンタ。
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