JPH05261893A - スクリーン印刷法およびその装置 - Google Patents
スクリーン印刷法およびその装置Info
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- JPH05261893A JPH05261893A JP9372292A JP9372292A JPH05261893A JP H05261893 A JPH05261893 A JP H05261893A JP 9372292 A JP9372292 A JP 9372292A JP 9372292 A JP9372292 A JP 9372292A JP H05261893 A JPH05261893 A JP H05261893A
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- printing
- screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーン印刷法およびその装置に関する。
【構成】 被印刷紙上の印刷位置に印刷スクリーンを配
置し、その上にスキージを中心にしてその両側にドクタ
ーを設け、ドクターが上下して往復時に印刷を行うよう
にしたことを特徴とするスクリーン印刷法、および被印
刷紙上の印刷位置に印刷スクリーンを配置し、その上に
スキージを中心にしてその両側にドクターを設け、ドク
ターが上下して往復時に印刷を行うようにしたことを特
徴とするスクリーン印刷装置。
置し、その上にスキージを中心にしてその両側にドクタ
ーを設け、ドクターが上下して往復時に印刷を行うよう
にしたことを特徴とするスクリーン印刷法、および被印
刷紙上の印刷位置に印刷スクリーンを配置し、その上に
スキージを中心にしてその両側にドクターを設け、ドク
ターが上下して往復時に印刷を行うようにしたことを特
徴とするスクリーン印刷装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スクリーン印刷法お
よびその装置に関するものである。
よびその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスクリーン印刷装置(X) は、図１
に示すようにスキージ(A) とドクター(B) がスクリーン
［孔版］(S) 上に並置するように配置され、その間に印
刷インク(i) を供給し、スキージ(A) がスクリーン(S)
の版面まで下りて、一方に進行しながら印刷用紙(P) に
印刷し、図２に示すように反対方向に戻るときには、こ
のスクリーン(S) とスキージ(A) が上がり、ドクター
(B) がスクリーン(S) 上に下りて、いわゆるインキ返し
をする方式のために、一往復で一度の印刷しかできなか
った。これは印刷用紙(P) が枚葉（一枚のシート）印刷
であって、印刷用紙(P) が印刷されたその都度、取り出
し、つぎに新しい印刷用紙(P) をセットするような場合
は兎も角、これを連続するロール紙への印刷に適用しよ
うとすると、そのような印刷方式ではスピードが遅いと
いう欠点が避けられないこととなる。
に示すようにスキージ(A) とドクター(B) がスクリーン
［孔版］(S) 上に並置するように配置され、その間に印
刷インク(i) を供給し、スキージ(A) がスクリーン(S)
の版面まで下りて、一方に進行しながら印刷用紙(P) に
印刷し、図２に示すように反対方向に戻るときには、こ
のスクリーン(S) とスキージ(A) が上がり、ドクター
(B) がスクリーン(S) 上に下りて、いわゆるインキ返し
をする方式のために、一往復で一度の印刷しかできなか
った。これは印刷用紙(P) が枚葉（一枚のシート）印刷
であって、印刷用紙(P) が印刷されたその都度、取り出
し、つぎに新しい印刷用紙(P) をセットするような場合
は兎も角、これを連続するロール紙への印刷に適用しよ
うとすると、そのような印刷方式ではスピードが遅いと
いう欠点が避けられないこととなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明はスクリーン
印刷のスピードを倍加させ、とくに連続するロール紙へ
のスクリーン印刷にあたり、そのスピードを向上させる
ことを目的とする。
印刷のスピードを倍加させ、とくに連続するロール紙へ
のスクリーン印刷にあたり、そのスピードを向上させる
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】被印刷紙上の印刷位置に
印刷スクリーンを配置し、その上にスキージを中心にし
てその両側にドクターを設け、ドクターが上下して往復
時に印刷を行うようにしたことを特徴とするスクリーン
印刷法、および被印刷紙上の印刷位置に印刷スクリーン
を配置し、その上にスキージを中心にしてその両側にド
クターを設け、ドクターが上下して往復時に印刷を行う
ようにしたことを特徴とするスクリーン印刷装置とす
る。
印刷スクリーンを配置し、その上にスキージを中心にし
てその両側にドクターを設け、ドクターが上下して往復
時に印刷を行うようにしたことを特徴とするスクリーン
印刷法、および被印刷紙上の印刷位置に印刷スクリーン
を配置し、その上にスキージを中心にしてその両側にド
クターを設け、ドクターが上下して往復時に印刷を行う
ようにしたことを特徴とするスクリーン印刷装置とす
る。
【０００５】
【作用】往復時にスクリーン印刷を行い、印刷能率を倍
加し、それにより被印刷紙に効率よく印刷でき、スクリ
ーン印刷のスピード化を図ることができる。またこれに
よってスクリーン印刷に続く他の関連する工程のスピー
ドに対応できるようになる。
加し、それにより被印刷紙に効率よく印刷でき、スクリ
ーン印刷のスピード化を図ることができる。またこれに
よってスクリーン印刷に続く他の関連する工程のスピー
ドに対応できるようになる。
【０００６】
【実施例】図３はこの発明のスクリーン印刷方法および
その装置を示すもので、印刷用紙(P1)上にスクリーン
(S) を配置し、スクリーン印刷装置(X1)が配置されてい
る。すなわちスクリーン印刷装置(X1)は、スキージ(A)
を中心にドクター(B1)とドクター(B2)からなっている。
この図では開放面のレベルを示し、はインキ返し面
のレベル、は印刷面のレベルを示している。先ず、往
時においてはドクター(B1)によってスクリーン(S) 面、
すなわち版面にインク(i) を展開する。これが前記の
インキ返し面である。つぎにスキージ(A) がインキ(i)
をスクリーン(S) の下側へ押し出すようにして印刷を行
う。前記の印刷面である。このときドクター(B2)はイ
ンキ(i) およびスクリーン(S) には接触せず開放状態
［のレベル］である。矢印ｃは印刷方向を示し、(d)
は印刷された文字、模様などである。つぎに図４の復時
において、ドクター(B1)は開放状態となり［のレベ
ル］、スキージ(A) がインキ(i) をスクリーン(S) の下
側に押し出すようにして印刷を行う［のレベル］。そ
してドクター(B2)はスクリーン(S) の版面にインキ(i)
を展開し［のレベル］、つぎに前記、往時の行程とな
り、スキージ(A) が印刷を行う。矢印ｃ’は印刷方向を
示している。以後この動作を繰り返す。
その装置を示すもので、印刷用紙(P1)上にスクリーン
(S) を配置し、スクリーン印刷装置(X1)が配置されてい
る。すなわちスクリーン印刷装置(X1)は、スキージ(A)
を中心にドクター(B1)とドクター(B2)からなっている。
この図では開放面のレベルを示し、はインキ返し面
のレベル、は印刷面のレベルを示している。先ず、往
時においてはドクター(B1)によってスクリーン(S) 面、
すなわち版面にインク(i) を展開する。これが前記の
インキ返し面である。つぎにスキージ(A) がインキ(i)
をスクリーン(S) の下側へ押し出すようにして印刷を行
う。前記の印刷面である。このときドクター(B2)はイ
ンキ(i) およびスクリーン(S) には接触せず開放状態
［のレベル］である。矢印ｃは印刷方向を示し、(d)
は印刷された文字、模様などである。つぎに図４の復時
において、ドクター(B1)は開放状態となり［のレベ
ル］、スキージ(A) がインキ(i) をスクリーン(S) の下
側に押し出すようにして印刷を行う［のレベル］。そ
してドクター(B2)はスクリーン(S) の版面にインキ(i)
を展開し［のレベル］、つぎに前記、往時の行程とな
り、スキージ(A) が印刷を行う。矢印ｃ’は印刷方向を
示している。以後この動作を繰り返す。
【０００７】ドクター(B1),(B2) とスキージ(A) は、
のレベルにおいてはスクリーン(S)に接触しない最上位
にあり、のレベルにおいてはスクリーン(S) には接触
するが、印刷面には接触しない中位にあり、のレベル
はスクリーン(S) を印刷面に押し付ける下位となる三段
階になり、これによって往復時に印刷を行う。往時と復
時でドクター(B1),(B2) の上下の位置が変わり、それら
は反対方向に動くことになる。このように往時において
は、スクリーン印刷装置(X1)が矢印ｃ方向に動いて印刷
用紙(P1)に印刷し、ドクター(B1)はその後から直ちにイ
ンク返しの動作を行い、つぎに連続して図４に示すよう
に復時において、スクリーン印刷装置(X1)が矢印ｃ’の
方向に動いて印刷用紙(P2)に印刷が行われ、ドクター(B
2)がインキ返しを行う。これにより往復時において印刷
ができることとなる。このような動作を反復することに
より、往復時においてスクリーン印刷を行うことができ
る。印刷用紙は枚葉紙のみならず、一方と他方の巻き取
り装置の間にロール状としたロール紙に印刷することが
できる。
のレベルにおいてはスクリーン(S)に接触しない最上位
にあり、のレベルにおいてはスクリーン(S) には接触
するが、印刷面には接触しない中位にあり、のレベル
はスクリーン(S) を印刷面に押し付ける下位となる三段
階になり、これによって往復時に印刷を行う。往時と復
時でドクター(B1),(B2) の上下の位置が変わり、それら
は反対方向に動くことになる。このように往時において
は、スクリーン印刷装置(X1)が矢印ｃ方向に動いて印刷
用紙(P1)に印刷し、ドクター(B1)はその後から直ちにイ
ンク返しの動作を行い、つぎに連続して図４に示すよう
に復時において、スクリーン印刷装置(X1)が矢印ｃ’の
方向に動いて印刷用紙(P2)に印刷が行われ、ドクター(B
2)がインキ返しを行う。これにより往復時において印刷
ができることとなる。このような動作を反復することに
より、往復時においてスクリーン印刷を行うことができ
る。印刷用紙は枚葉紙のみならず、一方と他方の巻き取
り装置の間にロール状としたロール紙に印刷することが
できる。
【０００８】
【発明の効果】この発明は、往復時にスクリーン印刷を
行い、印刷能率を倍加し、それにより紙上に往復にわた
り効率よく印刷できる。これはロール紙の印刷において
スピード化をもたらし他の関連する工程のスピードにも
対応でき、印刷手段として精度が高く、美麗なスクリー
ン印刷を、たとえばラベル、シール、レッテルなどの小
片で速い印刷速度が要求される対象物の印刷にも適用で
きることとなり、まことに有用である。
行い、印刷能率を倍加し、それにより紙上に往復にわた
り効率よく印刷できる。これはロール紙の印刷において
スピード化をもたらし他の関連する工程のスピードにも
対応でき、印刷手段として精度が高く、美麗なスクリー
ン印刷を、たとえばラベル、シール、レッテルなどの小
片で速い印刷速度が要求される対象物の印刷にも適用で
きることとなり、まことに有用である。
【図１】従来のスクリーン印刷の印刷状態を示す説明
図。
図。
【図２】図１の従来のスクリーン印刷におけるインク返
しの状態を説明する図。
しの状態を説明する図。
【図３】この発明のスクリーン印刷の往時の状態を説明
する図。
する図。
【図４】この発明のスクリーン印刷の復時の状態を説明
する図。
する図。
【符号の説明】 (X) スクリーン印刷装置 (X1) スクリーン印刷装置 (S) スクリーン (A) スキージ (B1) ドクター (B2) ドクター (i) 印刷インク (P） 印刷用紙 (P1) 印刷用紙 (P2) 印刷用紙
Claims (2)
- 【請求項１】 被印刷紙上の印刷位置に印刷スクリーン
を配置し、その上にスキージを中心にしてその両側にド
クターを設け、ドクターが上下して往復時に印刷を行う
ようにしたことを特徴とするスクリーン印刷法。 - 【請求項２】 被印刷紙上の印刷位置に印刷スクリーン
を配置し、その上にスキージを中心にしてその両側にド
クターを設け、ドクターが上下して往復時に印刷を行う
ようにしたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09372292A JP3225322B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | スクリーン印刷法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09372292A JP3225322B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | スクリーン印刷法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05261893A true JPH05261893A (ja) | 1993-10-12 |
| JP3225322B2 JP3225322B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=14090308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09372292A Expired - Fee Related JP3225322B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | スクリーン印刷法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3225322B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP09372292A patent/JP3225322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3225322B2 (ja) | 2001-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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