JPH05261781A - 成形機 - Google Patents

成形機

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JPH05261781A
JPH05261781A JP8394191A JP8394191A JPH05261781A JP H05261781 A JPH05261781 A JP H05261781A JP 8394191 A JP8394191 A JP 8394191A JP 8394191 A JP8394191 A JP 8394191A JP H05261781 A JPH05261781 A JP H05261781A
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screw
resin
temperature
flight
groove
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JP8394191A
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Osamu Amano
修 天野
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/58Details
    • B29C45/60Screws

Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂の可塑化速度を低下させることなく、樹脂
温度分布幅を低減させることができ、成形品の生産性を
維持しつつ、高品質化および高精密化を図ることであ
る。 【構成】間欠的および/または周期的に樹脂を可塑化さ
せる成形機において、溶融溝37および固体溝36を形
成する主フライト33および副フライト35とを有し、
溶融溝37の深さが供給部31の固体溝36深さの50
%以上の深さに形成されているバリアフライトスクリュ
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出および中空成形の
ようにスクリュを間欠的および/または周期的に回転さ
せて、熱可塑性プラスチックを可塑化させる成形機に係
り、特に、スクリュの形状および寸法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形や中空成形等のように、スクリ
ューを間欠的および/または周期的に回転させて、熱可
塑性プラスチックを可塑化する成形機に対する要望は、
第1に、可塑化されたプラスチックの温度が、加熱筒設
定温度と等しく、かつ1ショット内およびショット間で
変動がないことである。即ち、温度的均一性である。第
2は、ショット内およびショット間で可塑化されたプラ
スチックが良くに混練されていることである。即ち、組
成的均一性で、スクリュの混練性能に大きく支配され
る。第3は、短時間にできるかぎり多く材料を可塑化す
ることで、スクリュの可塑化能力を意味する。この3要
求に、如何に答えることができるかがプラスチック成形
機の性能ともなり、その主役がプラスチックを可塑化す
るスクリュであることを、利用者も成形機の製造業者も
ある程度知っており、過去および現在ともに大きな努力
を払ってきた。
【0003】しかし、第1の要求である温度の均一性に
関しては、溶融プラスチックが非常に小さい熱伝導率と
非常に大きな溶融粘度を併せ持つために、非定常的に運
動している樹脂の温度を正確に測定することが非常に困
難で、射出成形や中空成形のように間欠的および/また
は周期的に成形機から射出されたり押出されたりする樹
脂溶融体の温度は、不明のまま残された未解決の課題と
なっている。連続的にスクリュを回転させて樹脂を可塑
化する押出成形では、スクリュ軸(時間軸)方向の樹脂
温度の変化はスクリュ形状を反映した固有の樹脂温度分
布ではなく、単なる温度変動と理解されている。それ
故、スクリュが非連続的に回転する成形方法において
は、十分に利用者の要求を満たしたスクリュの設計およ
び製作は行われていないばかりか、利用者と成形機製造
業者の両者ともに問題の本質を正確に把握していないの
が実情である。 発明者は、射出の動的状態で加熱筒か
ら射出される1ショット内の溶融体の温度を、成形機の
ノズルに設置した熱電対を利用して測定する新しい方法
を開発した(プラスチック成形加工学学会誌「成形加
工」第1巻 第4号(1989)「成形中の樹脂温度お
よび圧力測定」)。射出成形のように樹脂に圧力が作用
して流動すると、熱電対等のセンサ−から得られる樹脂
温度は大気圧下で流動しない状態で測定した樹脂温度と
著しく異なることが知られている。このため、気体の場
合と同じように、樹脂温度も大気圧下で溶融体が流動し
ない基準状態に換算して比較することが肝要となる。
【0004】この上記方法では、溶融体を大気圧下で流
動しない基準状態に規格化し、補正された溶融体温度お
よび温度分布が得られるので、スクリュで可塑化された
溶融体の温度的均一性を通して、各種スクリュの正確な
性能比較が始めて可能となった。
【0005】ところで、射出および中空成形機で利用さ
れているスクリュの殆どは、図13に示すように、供給
部3、圧縮部2および計量部1から構成されたフルフラ
イト・スクリュ(スクリュNo.10)である。典型的
な形状および寸法のスクリュNo.10を用いた場合に
おける溶融体の温度分布のスクリュ回転速度依存性につ
いて、図14を用いて説明する。なお、このスクリュN
o.10の各部の寸法は、図7に示すような値に設定さ
れている。また、図14中、縦軸は樹脂温度の基準温度
(加熱筒設定温度)からの温度差、横軸は射出のスクリ
ュ・ストロ−クを示している。また、ここで用いている
温度は、射出の動的安定状態での加熱筒リザ−バ内の1
ショットのスクリュの中心軸に沿った樹脂溶融体の基準
状態に規格化されたものを用いている。樹脂としては、
高密度ポリエチレンを用いている。
【0006】100rpmの遅いスクリュ回転速度におい
ては、スクリュ・ストロ−クの前半に高温部が現われ、
後半に低温部が現われているものの、樹脂溶融体の温度
は加熱筒設定温度に比較的近く、スクリュ軸方向の温度
分布幅も小さい。しかし、この温度分布幅は、スクリュ
回転速度の増大とともに、大きくなり、スクリュ回転速
度が300rpmのときには、実に20℃以上にもなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
スクリュを備えた成形機では、樹脂温度分布幅が大きく
なりがちである。しかし、樹脂成形において、射出1シ
ョット内の樹脂溶融体における温度分布が広いと、成形
品の品質上、望ましくない。そこで、温度分布幅を小さ
くするため、前述したように、スクリュ回転速度を遅く
すると可塑化速度が遅くなり生産性が低下する。このよ
うに、従来の成形機では、高い生産性を維持しようとす
ると、温度分布幅の広い樹脂溶融体が形成され、高品質
の成形品を生産することが難しい問題点がある。これ
は、樹脂成形業者にとって、常々問題となってきたが、
可塑化速度を遅くして温度分布幅を小さくするとか、ま
たは成形品の品質に問題が残るものの温度分布幅を無視
して生産するなどして、対応しており、スクリュ形状と
可塑化された樹脂温度との間の系統的および包括的研究
がなされていなかった過去においては、大きな可塑化速
度およびショット内およびショット間で均一な樹脂温度
を持つスクリュの設計は、容易でなかった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、可塑化速度が速く、かつ樹
脂溶融体の温度分布幅が小さい成形機を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者が開発した前記の
新しい樹脂温度の測定方法に基づいて、各種寸法および
形状のスクリュに関して、射出の1ショット内のスクリ
ュ軸方向の基準状態に補正された樹脂温度分布を測定
し、各種検討を行なった。
【0010】その結果、前記目的を達成するための成形
機は、間欠的および/または周期的に樹脂を可塑化させ
る成形機において、溶融溝および固体溝を形成する主フ
ライトおよび副フライトとを有し、該溶融溝の深さが供
給部の固体溝深さの50%以上の深さに形成されている
バリアフライトスクリュを備えていることを特徴とする
ものである。
【0011】なお、以上の成形機でも前記目的を達成す
ることができるが、さらに好結果を望む場合には、前記
バリアフライトスクリュの軸方向における前記副フライ
トが設けられている領域長さが、スクリュ直径の7倍以
上であることが好ましい。また、前記副フライトは、そ
の高さが主フライトよりも0.3mm以上1mm未満低いこ
とが好ましい。さらに、主フライトのピッチは、スクリ
ュ直径の0.9倍以上であることが好ましい。
【0012】
【作用】従来のスクリュであるスクリュNo.10の他
に各種寸法および形状のスクリュに関して、スクリュ軸
方向の樹脂温度分布に関して測定し、各種検討を行なっ
た結果、従来のスクリュNo.10が前述したような温
度分布を示す理由は、以下の要因に基づくものであるこ
とが判明した。
【0013】スクリュ・ストロ−ク前半の高温部は、直
前のサイクルにおいてスクリュの計量部溝内に存在して
いた溶融体が、加熱筒リザ−バへの移送時のスクリュ回
転によるせん断発熱で温度が上昇したと考えられる。ま
た、スクリュ・ストロ−ク後半の低温部は、直前のサイ
クル中にスクリュ圧縮部から供給部にかけての加熱筒温
度の低い場所に存在しているため、予熱不足から十分に
温度が上昇していない樹脂が、その後の行程での樹脂温
度の上昇があるにもかかわらず、加熱筒設定温度まで昇
温できないために形成されたと考えられる。一般的に、
単に樹脂の温度を上昇させるのであれば、伝熱による熱
供給の他に、動的エネルギーの熱エネルギーへの変換、
具体的には、スクリュ背圧を大きくするなどして、容易
に達成できる。逆に、一旦上昇した樹脂の温度を低下さ
せるには熱伝導だけしか方法がなく、これを低下させる
のは非常に困難である。
【0014】そこで、本発明では、まず、低温部の解消
のために、副フライトを導入することとした。副フライ
トには、未溶融の樹脂塊が固体溝から溶融溝に移行する
のを防止する作用がある。このため、低温の樹脂塊の移
行が防止され、低温部が解消される。しかし、単に副フ
ライトを導入しただけでは、高温部の温度がさらに上昇
し、樹脂成形には好ましくない温度分布となる。こと
に、高温部の温度が加熱筒設定温度を超えるようなこと
は、樹脂が熱分解する危険性が増大するため、できるか
ぎり避ける必要がある。
【0015】そこで、本発明では、主フライトおよび副
フライト(以下、バリアフライトとする)との間に交互
に形成される固体溝と溶融溝の互いの深さ比(溶融溝の
溝深さ/供給部における固体溝の溝深さ=Hm/Hf)
を0.5以上にすることとした。このように溶融溝を深
溝化することにより、高温部発生の原因であるスクリュ
回転によるせん断発熱を軽減することができ、高温部を
解消することができる。 以上のように、バリアフライ
トの導入と、溝深さ比を0.5以上にすることとで、基
本的には、本発明の目的を達成することができるが、よ
り樹脂温度分布幅を小さくすると供に、可塑化速度を速
くするためには、前述したように、副フライトが設けら
れている領域長さをスクリュ直径の7倍以上にし、副フ
ライトの高さを主フライトよりも0.3mm以上1mm未満
低くし、主フライトのピッチをスクリュ直径の0.9倍
以上にすることが好ましい。
【0016】これらの要件は、いずれも基本的に可塑化
速度を速くするものであるが、可塑化速度が速くなる
と、スクリュからリザーバへの樹脂の移行が短時間で行
なえるため、温度上昇の抑制も行なわれる。したがっ
て、以上の要件をすべて備えることにより、樹脂分布幅
の縮小と可塑化速度の増大とを高次元で実現することが
できる。
【0017】
【実施例】従来のスクリュに関して試験を行なった結
果、前述したように、スクリュ回転速度により温度分布
幅は大きく変わり、さらに、スクリュ・ストロ−クの前
半に高温部が現われ、後半に低温部が現われることが判
明した。この結果から、射出の動的安定状態において1
ショット内のスクリュ軸方向の樹脂温度分布は、射出さ
れた樹脂量を示すスクリュ・ストロ−クとスクリュ溝の
体積との関係から、直前のサイクルにおいて、スクリュ
・ストロ−ク前半の高温部がスクリュ計量部溝内に存在
していた樹脂に相当し、スクリュ・ストロ−ク後半の低
温部がスクリュ圧縮部以降のスクリュ溝内に存在してい
た樹脂に相当すると、定量的に考えられる。しかし、樹
脂温度分布については、具体的にスクリュの如何なる部
分がどの程度作用して樹脂の温度を支配しているかにつ
いては、不明である。そこで、形状および寸法の異なる
スクリュを複数本試作し、実際に射出の動的安定状態で
の1ショット内の樹脂温度分布等を測定して、この樹脂
温度分布等に関してスクリュ相互に比較した。なお、本
発明に係るものを「実施例」として、それ以外のものを
「参考例」として、以下に説明する。
【0018】ここで、試験を行なった機器の概要、およ
び試験の成形条件について、説明する。試験は、図6に
示すように、射出成形機(UN−50,(株)新潟鉄工
所製)を一部改良し、これに各種形状のスクリュを取付
けて行なった。この射出成形機の加熱筒10には、その
前部11、中部12、後部(前)13、および後部
(後)14に、加熱筒10の当該部分における温度を測
定する熱伝対15,16,…が設けられている。また、
ノズル20には、ノズル20自身の温度を測定する熱伝
対21と、射出される樹脂の温度を熱伝対22とが、設
けられている。ノズル20には、さらに、射出時の流路
抵抗を一定とするために、孔径1mm,孔長さ20mmのキ
ャピラリを有するキャピラリダイ25が設けられてい
る。
【0019】射出条件は、図8に示すように、例えば、
加熱筒10の前部11における設定温度は230℃如く
に設定した。また、樹脂としては、射出成形グレ−ドの
高密度ポリエチレン(スタフレンE880,日本石油化
学(株)製)を用いた。なお、測定に当たって、加熱筒
温度が設定温度に達した後、30分間静置して、加熱筒
リザ−バ19内の樹脂温度を加熱筒設定温度と等しくか
つ均一にした。また、試験では、各種スクリュの樹脂温
度的評価を行なうため、図9に示すように、各種スクリ
ュそれぞれについて、200rpmのスクリュ回転数下の
射出の動的安定状態で、所定のスクリュ・ストロ−ク
(95mm)を後退するのに必要な樹脂供給時間から算出
した可塑化速度(リッタ−/時間)と、200rpmのス
クリュ回転数での射出ストロ−クを5mm間隔で測定した
20点の樹脂温度から計算された平均樹脂温度と、これ
ら20点の温度測定で得られたショット間の温度変動を
示す標準偏差の平均値とを求めた。なお、図9には、ス
クリュ・デザインによって可塑化速度が大幅に異なって
もスクリュ相互間の比較が容易にできるように、可塑化
速度を15l/hrに規格化した場合のスクリュ回転
数、および樹脂温度分布幅(射出の動的安定状態の1シ
ョット内の最高と最低の樹脂温度差)も併記した。
【0020】「参考例」まず、汎用のフルフライト・ス
クリュであるスクリュNo.1について、試験を行なっ
た。スクリュNo.1は、その基本形状は、図2に示す
ように、前述した従来のスクリュであるスクリュNo.
10と同様であり、各部の寸法は、図7に示すように形
成されているものである。なお、同図には、以下に説明
する各種スクリュの各部寸法も相互に比較できるように
併記した。スクリュNo.1は、基本形状がスクリュN
o.10と同様なので、このスクリュを用いた場合にお
ける樹脂温度分布も同様の傾向が見られる。つまり、図
10に示すように、射出の動的安定状態の1ショット内
において、スクリュ・ストロ−クの前半で高温部が現わ
れ、後半で低温部が現れる。また、高温部と低温部との
温度差は、スクリュの回転速度の増大とともに拡大す
る。
【0021】そこで、このスクリュNo.1に見られる
低温部の解消を目的として、試作されたのがスクリュN
o.2である。このスクリュNo.2は、樹脂がスクリ
ュ計量部溝内を通過する時に容易に周囲の加熱筒10か
ら熱を受取れるように、スクリュの計量部溝深さHmを
2mmから1.5mmに浅くして、圧縮比CR(=Hf/H
m)を3.3と増加させたものである。同時に、スクリ
ュの圧縮比CRの影響を知る目的で、計量部溝深さHm
をスクリュNo.1と同じ1.5mmとし、供給部溝深さ
Hfを5mmから3.75mmと浅くして、圧縮比CRを
2.5としたのがスクリュNo.3である。スクリュ計
量部の浅溝化によって、図10に示すように、100〜
300rpmのスクリュ回転数の検討範囲内で確かにスク
リュ・ストロ−ク後半の低温部は消滅している。しか
し、スクリュ・ストロ−ク前半の高温部での樹脂温度は
より高くなり、同時に、95mmのストロ−ク量に応じた
樹脂を供給するのに必要な時間は延長され、可塑化速度
の低下を招いている。
【0022】低温部の解消に有効と思われる他の方法が
バリアフライトの導入である。バリアフライトの主な作
用は固体溝から溶融溝に未溶融の樹脂の塊が移行するの
を防止することであり、押出成形においてもソリッド・
ベッドの断片の混入防止には大いに役立つことが知られ
ている。そこで、図3に示すように、スクリュNo.1
およびNo.2の圧縮部に主フライトよりも0.4mm高
さが低い、つまりダム・クリアランスΔH0.4mmのバ
リアフライトを導入したのが、それぞれスクリュNo.
4、No.5である。この両者のスクリュでは、スクリ
ュNo.2、No.3と同様に、低温部の解消に有効で
はあるが、スクリュ回転速度を増大させるほど全体的に
樹脂温度が上昇し、可塑化速度は、図9に示すように、
スクリュNo.1およびNo.2と比べると著しく低下
することが判明した。
【0023】この温度上昇の第1の原因は、樹脂の可塑
化時に圧縮部においてバリアフライトが樹脂の移動を妨
げ、樹脂内部で大きなせん断発熱を起こすものと推定さ
れる。温度上昇の第2の原因としては、スクリュ計量部
通過中の樹脂の流動による粘性発熱と、スクリュ回転に
よるせん断発熱とが考えられる。粘性発熱に関しては、
流路の寸法から決まるせん断速度に支配されるので、ス
クリュのフライトを削り落として平らにすることで、流
路幅の拡大と流路長さの短縮が同時に行われて、樹脂温
度上昇が抑制されるであろう。また、スクリュ回転によ
るせん断発熱に関しては、スクリュが回転している供給
時間を短くすることで、樹脂温度上昇を抑制することが
できると予測される。
【0024】そこで、温度上昇の原因が、粘性発熱によ
るものが支配的であるのか、またはスクリュ回転による
せん断発熱によるものが支配的であるかを判断するため
に試作したものが、スクリュNo.6である。このスク
リュNo.6は、図4に示すように、スクリュNo.5
の計量部フライトを長さで約半分削除もので、さらに残
りの半分を削り落としたのがスクリュNo.7である。
結果は、スクリュNo.5と樹脂温度分布に殆ど変化が
ない。一方、いずれのスクリュにおいても、一定のスク
リュ回転速度下では、樹脂供給時間の長さと第2ショッ
トの樹脂温度上昇とが強い相関が見られる。したがっ
て、スクリュ回転によるせん断発熱が、スクリュ・スト
ロ−ク前半の高温部の原因と考えられる。
【0025】そこで、この高温部の発生を抑制するに
は、樹脂を短時間でスクリュからリザ−バへ移送する必
要があり、換言すれば、可塑化速度を大きくすることで
ある。図5に示すように、スクリュNo.4のバリアフ
ライト領域を圧縮部ばかりでなく計量部にまで拡大し
て、可塑化速度の増加を試みたのがスクリュNo.8で
ある。汎用のフルフライト・スクリュであるスクリュN
o.1と比べると、図9に示すように、樹脂温度の平均
標準偏差と温度分布幅の点で、かなりの改善の跡が見ら
れる。しかし、平均樹脂温度(232.5℃)は、加熱
筒設定温度(230℃)よりも高い点、および可塑化速
度が遅い点で、満足できる結果とは言えない。ことに、
樹脂温度が、加熱筒設定温度よりも高い場合には、樹脂
の熱分解の危険性が増大することになるので避ける必要
がある。樹脂温度は、スクリュ回転速度の増大と供に、
上昇する傾向にあるので、スクリュ回転速度を高く設定
して運転する場合には、必ず避けなければならない。
【0026】このため、スクリュNo.8のバリアフラ
イトの高さを0.2mm削り落として低くし、つまり、ス
クリュNo.8のダム・クリアランスΔHを0.6mmに
し、溶融樹脂がダムクリアランスを容易に通過できるよ
うにすることで可塑化速度の増大を計ったのが、スクリ
ュNo.81である。また、バリアフライトの高さの影
響を知るために、スクリュNo.8のバリアフライトの
高さを0.4mm削り落として低くし、つまり、スクリュ
No.8のダム・クリアランスΔHを0.8mmにしたも
のがスクリュNo.82である。いずれのスクリュN
o.81、No.82においても、図9に示すように、
スクリュNo.8よりも、可塑化速度の上昇および平均
樹脂温度の低下が見られ、さらに改善されたことが判明
した。しかし、スクリュNo.82では、スクリュ・ス
トロ−ク後半で高いスクリュ回転数下で低温部が現れ始
め、ダム・クリアランスΔHの大きさにも自ずと制約が
あることが判明した。
【0027】「実施例1」得られた前記参考例を統合し
て考えると、以下の点を考慮して設計することが好まし
いことが判明した。
【0028】第1点は、供給部,圧縮部および計量部の
3部から構成される従来形のフルフライト・スクリュ
は、長さが制約された射出成形や中空成形用のスクリュ
としては、満足できる温度分布のスクリュを設計するこ
とは不可能に近い。そこで、ソリッド・ベッドの断片の
混入によるスクリュ・ストロ−ク後半での低温部を低減
および消滅させるため、バリアフライトの導入が必要で
ある。
【0029】第2点は、単にバリアフライトを導入した
だけでは、前記参考例のスクリュNo.4およびNo.
5のように、可塑化速度が著しく低下するばかりか樹脂
温度の異常な上昇を招くので、バリアフライトの設置領
域をある程度長くする必要がある。この長さは、バリア
フライトの設置領域長さを変えて試験を行なったとこ
ろ、7D(Dはスクリュ直径)以上が好ましいことが判
明した。
【0030】第3点は、主フライトとバリアフライトの
高さの差であるダム・クリアランスΔHを適切な寸法に
することである。これは、前記参考例のスクリュNo.
8のように、ダム・クリアランスΔHが狭いと、樹脂の
流動を妨げて可塑化速度を低下させるし、また、スクリ
ュNo.82のように、ダム・クリアランスΔHが広過
ぎると未溶融のソリッド・ベッドの断片が固体溝から溶
融溝に流れ込み、スクリュ・ストロ−ク後半の樹脂温度
の異常な低温部が発生する危険性が増大するためであ
る。このダム・クリアランスΔHの適切な寸法範囲は、
ダム・クリアランスΔHの寸法を変えて試験を行なった
ところ、樹脂のペレットの寸法から0.3mm以上1.0
mm未満の範囲とすべきであることが判明した。
【0031】第4点は、溶融溝深さを従来のスクリュよ
りも深くして供給部の固体溝深さの50%以上とするこ
とである。これは、スクリュ・ストロ−ク前半の高温部
の樹脂温度は、スクリュの回転によるせん断発熱が原因
であることが、同一回転速度下での供給時間と樹脂温度
上昇との関係から明らかになったので、溶融溝深さ深く
して樹脂のせん断発熱を軽減させるためである。ところ
で、計量部と供給部の溝深さの比で表される圧縮比CR
(=Hf/Hm)は、2以上の値とするのが普通で、む
しろ圧縮比をスクリュNo1やNo.10のように大き
くして、計量部の浅溝化の方向にある。したがって、本
発明のように、溶融溝の深溝化は、時代の流れに逆行す
るものであり、前記の科学的根拠なくしては採用し得な
い。溶融溝の溝深さに関しては、溶融溝深さと樹脂温度
上昇量に関して試験を行なったので、その結果を図12
に示す。同図に示すように、溶融溝の溝深さと供給部の
固体溝深さとの比(Hm/Hf)が0.5以上、Hf/
Hmでは2以下になると、樹脂温度上昇量がほとんど変
化しなくなる。したがって、溝深さ比を0.5以上にす
ると、溶融溝の深溝化の効果は達成される。なお、溝深
さ比は、スクリュ製作上の観点から1.0以内であるこ
とが好ましい。
【0032】第5点は、さらなる樹脂の可塑化速度およ
び移送速度の増大のために、主フライトのピッチPを
0.9D以上にすることである。可塑化速度が小さいと
同一スクリュ回転数では長時間スクリュが回転している
ことになり、樹脂温度は上昇せざるを得なくなるからで
ある。
【0033】以上の点を考慮して試作したたのが、本発
明に係るスクリュNo.9である。このスクリュNo.
9は、図1に示すように、バリアフライトスクリュで、
各部の寸法は、図7に示すように、バリアフライト35
の設置領域長さLbがスクリュ直径D(=25)の7倍
以上である245mm(Lb/D=9.8)で、ダム・ク
リアランスΔHが0.4mmで、供給部31の固定溝36
深さに対する溶融溝37深さの比(=Hm/Hf)が
0.5以上である0.6(Hf/Hmでは2以下の1.
67)で、主フライト33のピッチPがスクリュ直径D
(=25)の0.9倍以上である25mm(P/D=1.
0)である。
【0034】このような形状および寸法に設定されたス
クリュNo.9は、図9や図10に示すように、すべて
の評価項目において、従来のスクリュであるスクリュN
o.10よりも優れ、可塑化速度の増大と、樹脂温度分
布幅を小さくすることとを達成している。また、スクリ
ュNo.9は、ショット間のバラツキの指標である平均
標準偏差もスクリュNo.10の4分の1以下に小さく
することを実現している。樹脂温度分布に及ぼすスクリ
ュ回転速度の影響については、図11と図14を比較す
ると明瞭に理解できる。スクリュNo.10では、スク
リュ回転速度が増大すると、温度分布幅の変化が非常に
大きくなるのに対して、スクリュNo.9では、スクリ
ュ回転速度が増大しても、温度分布幅の変化は非常に小
さく、ほとんどのスクリュストローク該当位置での温度
が、設定温度よりも低くかつ設定温度からの低さは6℃
以内に収まっていることがわかる。なお、このスクリュ
No.9は、図11より、平均樹脂温度をスクリュ回転
速度の増大とともに低下させる伝熱律速形のスクリュと
なっていることがわかる。
【0035】「実施例2」本実施例に基づくスクリュN
o.11は、2Dの長さの混練部を持つことを前提とし
て設計されている。混練部には各種形状のミキシング・
ヘッドを取付けることができるが、スクリュNo.11
ではスクリュ溶融溝と同じ直径の単なる丸棒になってお
り、スクリュの詳細寸法は図7に記した通りである。
【0036】このスクリュNo.11も、スクリュN
o.9と同様に、図9や図10に示すように、すべての
評価項目において、従来のスクリュであるスクリュN
o.10よりも優れ、可塑化速度の増大と供に、樹脂温
度分布幅を小さくすることを達成している。ところで、
図9における各評価項目について、スクリュNo.11
とスクリュNo.9とを比較すると、スクリュNo.1
1は、主フライト幅Wおよびバリアフライト幅Wbの減
少によるスクリュ溝体積の増加分を反映して、可塑化速
度が僅かに増大し、平均樹脂温度が低下している。
【0037】なお、以上に、本発明に係る2つの実施例
について説明したが、これらは、いずれも、前述した5
点の要素をすべて含む、最も好ましい態様を示すもので
あるが、第1点と第4点の要素を含むものであれば、樹
脂の可塑化速度を低下させることなく、樹脂温度分布幅
を低減させることができ、本発明の目的を達成すること
ができることを、ここで言及しておく。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、樹脂の可塑化速度を低
下させることなく、射出の動的安定状態におけるショッ
ト内の樹脂温度分布幅を低減させることができると供
に、ショット間の樹脂温度変動を軽減でき、成形品の生
産性を維持しつつ、高品質化および高精密化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のスクリュ(スクリュN
o.9)の要部側面図である。
【図2】本発明に係る一参考例のスクリュ(スクリュN
o.1)の要部側面図である。
【図3】本発明に係る一参考例のスクリュ(スクリュN
o.4)の要部側面図である。
【図4】本発明に係る一参考例のスクリュ(スクリュN
o.6)の要部側面図である。
【図5】本発明に係る一参考例のスクリュ(スクリュN
o.8)の要部側面図である。
【図6】成形機の要部断面図である。
【図7】各種スクリュの主要部寸法を示す説明図であ
る。
【図8】各種スクリュの樹脂温度的性能評価試験を行な
う際の条件を示す説明図である。
【図9】各種スクリュの樹脂温度的性能評価試験の結果
を示す説明図である。
【図10】各種スクリュの樹脂温度分布特性を示すグラ
フである。
【図11】本発明に係る一実施例のスクリュ(スクリュ
No.9)の各種回転数における樹脂温度分布特性を示
すグラフである。
【図12】溝深さ比(Hm/Hf)と溶融溝内での温度
上昇量との関係を示すグラフである。
【図13】従来のスクリュ(スクリュNo.10)の要
部側面図である。
【図14】従来のスクリュ(スクリュNo.10)の各
種回転数における樹脂温度分布特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10…加熱筒、20…ヘッド、31…供給部、33…主
フライト、35…バリアフライト(副フライト)、36
…固体溝、37…溶融溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリュが間欠的および/または周期的に
    回転して樹脂を可塑化させる成形機において、 前記スクリュは、溶融溝および固体溝を形成する主フラ
    イトおよび副フライトとを有し、該溶融溝の深さが供給
    部の固体溝深さの50%以上の深さに形成されているバ
    リアフライトスクリュであることを特徴とする成形機。
  2. 【請求項2】スクリュが間欠的および/または周期的に
    回転して樹脂を可塑化させる成形機において、 前記スクリュは、溶融溝および固体溝を形成する主フラ
    イトおよび副フライトとを有し、スクリュ直径が25.
    0mmで、前記溶融溝の深さが2.5mm以上の深さに形成
    されているバリアフライトスクリュであることを特徴と
    する成形機。
  3. 【請求項3】前記バリアフライトスクリュの軸方向にお
    ける前記副フライトが設けられている領域長さは、スク
    リュ直径の7倍以上であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の成形機。
  4. 【請求項4】前記副フライトは、その高さが主フライト
    よりも0.3mm以上1mm未満低いことを特徴とする請求
    項1、2または3記載の成形機。
  5. 【請求項5】主フライトのピッチが、スクリュ直径の
    0.9倍以上であることを特徴とする請求項1、2、3
    または4記載の成形機。
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CA2064329A1 (en) 1992-10-17
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