JPH0526110A - 断熱ピストン - Google Patents
断熱ピストンInfo
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- JPH0526110A JPH0526110A JP3204655A JP20465591A JPH0526110A JP H0526110 A JPH0526110 A JP H0526110A JP 3204655 A JP3204655 A JP 3204655A JP 20465591 A JP20465591 A JP 20465591A JP H0526110 A JPH0526110 A JP H0526110A
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- heat insulating
- insulating plate
- piston head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ピストンヘッドとピストンスカー
トとの間で良好な断熱状態を確保し且つ両者の間に介在
する断熱プレートとガスケットとの反力を自由にコント
ロールできる断熱ピストンを提供する。 【構成】 この断熱ピストンは、ピストンヘッド1のク
ラウン部8とピストンスカート2の上端壁部4との間
に、部分安定化ジルコニア等の低熱伝導材から成る断熱
プレート7及びガスケット10を配置し、ピストンヘッ
ド1とピストンスカート2とをメタルフロー金属部材6
を塑性変形させて固定すると共に、ピストンスカート2
の結合部分24を塑性変形させてピストンスカート2の
上端壁部4の上面13を断熱プレート7の下面16に密
着させる。
トとの間で良好な断熱状態を確保し且つ両者の間に介在
する断熱プレートとガスケットとの反力を自由にコント
ロールできる断熱ピストンを提供する。 【構成】 この断熱ピストンは、ピストンヘッド1のク
ラウン部8とピストンスカート2の上端壁部4との間
に、部分安定化ジルコニア等の低熱伝導材から成る断熱
プレート7及びガスケット10を配置し、ピストンヘッ
ド1とピストンスカート2とをメタルフロー金属部材6
を塑性変形させて固定すると共に、ピストンスカート2
の結合部分24を塑性変形させてピストンスカート2の
上端壁部4の上面13を断熱プレート7の下面16に密
着させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セラミック製ピスト
ンヘッドと該ピストンヘッドに固定した金属製ピストン
スカートから成る断熱ピストンに関する。
ンヘッドと該ピストンヘッドに固定した金属製ピストン
スカートから成る断熱ピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、断熱ピストンの構造としては、図
4に示すように、セラミック材或いは該セラミック材と
熱膨張係数がほぼ等しい材料で作られたピストンヘッド
1をピストンスカート2に取付け、その取付構造とし
て、ピストンヘッド1には取付軸部3を形成し、ピスト
ンスカート2の上端壁部4の中央に取付孔5を形成し、
取付軸部3を取付孔5に嵌合して両者にわたって金属材
料から成る結合リング6を塑性変形で嵌入してピストン
ヘッド1とピストンスカート2とは固定されている。更
に、場合によっては、ピストンヘッドに断熱材を介在さ
せてセラミック薄板を取付けたものが開示されている。
このような断熱ピストンとしては、例えば、特開昭63
−302164号公報、特開昭63−255552号公
報等に開示されたものがある。
4に示すように、セラミック材或いは該セラミック材と
熱膨張係数がほぼ等しい材料で作られたピストンヘッド
1をピストンスカート2に取付け、その取付構造とし
て、ピストンヘッド1には取付軸部3を形成し、ピスト
ンスカート2の上端壁部4の中央に取付孔5を形成し、
取付軸部3を取付孔5に嵌合して両者にわたって金属材
料から成る結合リング6を塑性変形で嵌入してピストン
ヘッド1とピストンスカート2とは固定されている。更
に、場合によっては、ピストンヘッドに断熱材を介在さ
せてセラミック薄板を取付けたものが開示されている。
このような断熱ピストンとしては、例えば、特開昭63
−302164号公報、特開昭63−255552号公
報等に開示されたものがある。
【0003】ところで、ピストンヘッド1をピストンス
カート2に取付け、ピストンヘッド1のクラウン部8の
下面12とピストンスカートの上端壁部4の上面13と
の間にリング状の断熱プレート7を介在させた断熱ピス
トンについては、該断熱ピストンに加わる力について
は、ピストンヘッド1をピストンスカート2に取付ける
場合に、ピストンスカート2にピストンヘッド1を嵌合
して組付ける時にかかる組付力、及び組付け後にピスト
ンスカート2の取付孔5とピストンヘッド1の取付軸部
3との周方向溝部9にメタルフロー金属の結合リング6
を塑性変形で嵌入する時にかかるメタルフロー金属の締
付力によるものである。他には、ピストンの実働即ち往
復運動中に加わる力即ち筒内圧である。
カート2に取付け、ピストンヘッド1のクラウン部8の
下面12とピストンスカートの上端壁部4の上面13と
の間にリング状の断熱プレート7を介在させた断熱ピス
トンについては、該断熱ピストンに加わる力について
は、ピストンヘッド1をピストンスカート2に取付ける
場合に、ピストンスカート2にピストンヘッド1を嵌合
して組付ける時にかかる組付力、及び組付け後にピスト
ンスカート2の取付孔5とピストンヘッド1の取付軸部
3との周方向溝部9にメタルフロー金属の結合リング6
を塑性変形で嵌入する時にかかるメタルフロー金属の締
付力によるものである。他には、ピストンの実働即ち往
復運動中に加わる力即ち筒内圧である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属製
のピストンスカート2にジルコニア等の低熱膨張のセラ
ミックス材料の断熱部材即ち断熱プレート7を介在して
窒化ケイ素、サーメット等のセラミック製のピストンヘ
ッド1を取付ける場合に、断熱プレート7にピストンヘ
ッド1を接触させて負荷させると、或いはピストンが熱
負荷を受けた状態で往復運動を行うと、ピストンヘッド
1とピストンスカート2との間に介在しているセラミッ
クスから成る断熱プレート7が大きな接触応力を受け、
断熱プレート7にクラック、亀裂等が発生したり、或い
は断熱プレート7が割れ、破損等が起こり、場合によっ
ては飛散するという問題が発生する。
のピストンスカート2にジルコニア等の低熱膨張のセラ
ミックス材料の断熱部材即ち断熱プレート7を介在して
窒化ケイ素、サーメット等のセラミック製のピストンヘ
ッド1を取付ける場合に、断熱プレート7にピストンヘ
ッド1を接触させて負荷させると、或いはピストンが熱
負荷を受けた状態で往復運動を行うと、ピストンヘッド
1とピストンスカート2との間に介在しているセラミッ
クスから成る断熱プレート7が大きな接触応力を受け、
断熱プレート7にクラック、亀裂等が発生したり、或い
は断熱プレート7が割れ、破損等が起こり、場合によっ
ては飛散するという問題が発生する。
【0005】そのため、断熱プレート7は勿論のこと、
ピストンヘッド1の外周リング部20の下端面14とピ
ストンスカート2の外周上端面16との間に介在した断
熱部材、カーボンシール等のガスケット10に対して付
与される反力が不確定な状態になり、ピストンヘッド1
とピストンスカート2との間にガタが発生し、両者間の
空間部材11のシール機能が劣化すると共に、断熱プレ
ート7及びガスケット10の破損等が発生する。前掲特
開昭63−255552号公報に開示された断熱ピスト
ンの構造についても、同様の問題を有している。
ピストンヘッド1の外周リング部20の下端面14とピ
ストンスカート2の外周上端面16との間に介在した断
熱部材、カーボンシール等のガスケット10に対して付
与される反力が不確定な状態になり、ピストンヘッド1
とピストンスカート2との間にガタが発生し、両者間の
空間部材11のシール機能が劣化すると共に、断熱プレ
ート7及びガスケット10の破損等が発生する。前掲特
開昭63−255552号公報に開示された断熱ピスト
ンの構造についても、同様の問題を有している。
【0006】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、ピストンヘッドとピストンスカー
トとを固定する場合に、前記ピストンスカートの上端壁
部の上面と前記ピストンヘッドのクラウン部の下面との
間に介在しているガスケットは勿論のこと、両者間の中
央部位に配置した断熱プレートに発生する各反力を、結
合リング及びピストンスカートの上端壁部の結合部分の
塑性変形でコントロールし、それによって両者間の良好
なシール状態を確保し且つ前記断熱プレートの破損を防
止すると共に、前記ピストンスカートと前記ピストンヘ
ッドとの対向面の加工を高精度に加工する必要がないよ
うにし、製造コストを低減した断熱ピストンを提供する
ことである。
解決することであり、ピストンヘッドとピストンスカー
トとを固定する場合に、前記ピストンスカートの上端壁
部の上面と前記ピストンヘッドのクラウン部の下面との
間に介在しているガスケットは勿論のこと、両者間の中
央部位に配置した断熱プレートに発生する各反力を、結
合リング及びピストンスカートの上端壁部の結合部分の
塑性変形でコントロールし、それによって両者間の良好
なシール状態を確保し且つ前記断熱プレートの破損を防
止すると共に、前記ピストンスカートと前記ピストンヘ
ッドとの対向面の加工を高精度に加工する必要がないよ
うにし、製造コストを低減した断熱ピストンを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、金属製上端壁部に取付孔を形成したピスト
ンスカート、前記取付孔に嵌合する取付軸部とを備えた
セラミック製ピストンヘッド、前記上端壁部の上面と前
記ピストンヘッドのクラウン部の下面の間に配置した断
熱プレートとガスケット、及び前記ピストンスカートと
前記ピストンヘッドを結合する金属製結合リングを有す
る断熱ピストンにおいて、前記結合リングを構成する金
属部材と前記上端壁部の結合部分を加熱して塑性変形さ
せ、前記金属部材を前記取付孔と前記取付軸部の間及び
前記取付軸部の外周面に形成した周方向溝部に嵌入する
と共に、前記結合部分を前記断熱プレートに密着させ、
前記上端壁部を前記クラウン部側へ押圧することで前記
断熱プレートと前記ガスケットの反力を調節したことを
特徴とする断熱ピストンに関する。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、金属製上端壁部に取付孔を形成したピスト
ンスカート、前記取付孔に嵌合する取付軸部とを備えた
セラミック製ピストンヘッド、前記上端壁部の上面と前
記ピストンヘッドのクラウン部の下面の間に配置した断
熱プレートとガスケット、及び前記ピストンスカートと
前記ピストンヘッドを結合する金属製結合リングを有す
る断熱ピストンにおいて、前記結合リングを構成する金
属部材と前記上端壁部の結合部分を加熱して塑性変形さ
せ、前記金属部材を前記取付孔と前記取付軸部の間及び
前記取付軸部の外周面に形成した周方向溝部に嵌入する
と共に、前記結合部分を前記断熱プレートに密着させ、
前記上端壁部を前記クラウン部側へ押圧することで前記
断熱プレートと前記ガスケットの反力を調節したことを
特徴とする断熱ピストンに関する。
【0008】
【作用】この発明による断熱ピストンは、以上のように
構成されており、次のように作用する。この断熱ピスト
ンは、結合リングを構成する金属部材とピストンスカー
トの上端壁部の結合部分を加熱して塑性変形させ、前記
金属部材を前記ピストンスカートの取付孔とピストンヘ
ッドの取付軸部の間及び前記取付軸部の外周面に形成し
た周方向溝部に嵌入すると共に、前記上端壁部を前記ピ
ストンヘッドのクラウン部側へ押圧したので、両者間の
断熱プレート及びガスケットの反力を最適状態にコント
ロールでき、良好なシール状態を確保でき、且つ前記ピ
ストンヘッドと前記ピストンスカートの対向面の加工精
度を要求されなくて済む。しかも、前記断熱プレートが
破損しないように該断熱プレートの反力をコントロール
でき、前記ピストンスカートの前記上端壁部の前記結合
部分が塑性変形して前記断熱プレートに密着するので、
前記断熱プレートには、ピストンの往復運動或いは熱負
荷による外力がかかったとしても、偏荷重とはならない
ので、前記断熱プレートの亀裂、割れ等の発生を避ける
ことができ、信頼製に富んだシール状態及び断熱状態を
確保することができる。
構成されており、次のように作用する。この断熱ピスト
ンは、結合リングを構成する金属部材とピストンスカー
トの上端壁部の結合部分を加熱して塑性変形させ、前記
金属部材を前記ピストンスカートの取付孔とピストンヘ
ッドの取付軸部の間及び前記取付軸部の外周面に形成し
た周方向溝部に嵌入すると共に、前記上端壁部を前記ピ
ストンヘッドのクラウン部側へ押圧したので、両者間の
断熱プレート及びガスケットの反力を最適状態にコント
ロールでき、良好なシール状態を確保でき、且つ前記ピ
ストンヘッドと前記ピストンスカートの対向面の加工精
度を要求されなくて済む。しかも、前記断熱プレートが
破損しないように該断熱プレートの反力をコントロール
でき、前記ピストンスカートの前記上端壁部の前記結合
部分が塑性変形して前記断熱プレートに密着するので、
前記断熱プレートには、ピストンの往復運動或いは熱負
荷による外力がかかったとしても、偏荷重とはならない
ので、前記断熱プレートの亀裂、割れ等の発生を避ける
ことができ、信頼製に富んだシール状態及び断熱状態を
確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による断熱
ピストンの実施例を説明する。図1はこの発明による断
熱ピストンの実施例を全体的に示す断面図、図2は図1
の断熱ピストンの組立前の状態を示す要部の一部拡大断
面図、及び図3は図1の断熱ピストンの組立後の状態を
示す要部の一部拡大断面図である。図1、図2及び図3
に示す断熱ピストンの部品に付した符号は、図4に示す
断熱ピストンの部品と同一の部品には同一の符号を付し
ている。
ピストンの実施例を説明する。図1はこの発明による断
熱ピストンの実施例を全体的に示す断面図、図2は図1
の断熱ピストンの組立前の状態を示す要部の一部拡大断
面図、及び図3は図1の断熱ピストンの組立後の状態を
示す要部の一部拡大断面図である。図1、図2及び図3
に示す断熱ピストンの部品に付した符号は、図4に示す
断熱ピストンの部品と同一の部品には同一の符号を付し
ている。
【0010】図1に示すように、この発明による断熱ピ
ストンは、主として、シリンダ内を往復運動するピスト
ンヘッド1と該ピストンヘッド1に固定したピストンス
カート2を有している。ピストンヘッド1は窒化ケイ
素、炭化ケイ素、サーメット等のセラミック材料或いは
複合材料で製作され、また、ピストンスカート2はアル
ミニウム合金(Al)、鋳鉄(FC)等の金属材料から
製作されている。ピストンヘッド1は、クラウン部8、
該クラウン部8の周囲から下方に伸びる外周リング部2
0及びクラウン部8の中央付近から下方に伸びる取付部
を構成する取付軸部3を有している。ピストンスカート
2は、取付軸部3が嵌合する中央に取付孔5を形成した
上端壁部4を有している。また、ピストンヘッド1の取
付軸部3の外周には、メタルフロー金属が塑性変形で嵌
入するように周方向溝部9が形成されている。ピストン
ヘッド1とピストンスカート2とは、メタルフロー金属
が周方向溝部9に塑性流動で嵌入されて硬化したメタル
フロー金属部材即ち結合リング6によって固定されてい
る。
ストンは、主として、シリンダ内を往復運動するピスト
ンヘッド1と該ピストンヘッド1に固定したピストンス
カート2を有している。ピストンヘッド1は窒化ケイ
素、炭化ケイ素、サーメット等のセラミック材料或いは
複合材料で製作され、また、ピストンスカート2はアル
ミニウム合金(Al)、鋳鉄(FC)等の金属材料から
製作されている。ピストンヘッド1は、クラウン部8、
該クラウン部8の周囲から下方に伸びる外周リング部2
0及びクラウン部8の中央付近から下方に伸びる取付部
を構成する取付軸部3を有している。ピストンスカート
2は、取付軸部3が嵌合する中央に取付孔5を形成した
上端壁部4を有している。また、ピストンヘッド1の取
付軸部3の外周には、メタルフロー金属が塑性変形で嵌
入するように周方向溝部9が形成されている。ピストン
ヘッド1とピストンスカート2とは、メタルフロー金属
が周方向溝部9に塑性流動で嵌入されて硬化したメタル
フロー金属部材即ち結合リング6によって固定されてい
る。
【0011】この断熱ピストンは、ピストンヘッド1の
クラウン部8の下面12とピストンスカート2の上端壁
部4の上面13との間に形成される空間部11に、部分
安定化ジルコニア(マグネシア系ジルコニア)、ムライ
トとチタン酸アルミニウムの複合材等のセラミックスの
低熱伝導材料から製作された断熱プレート7が介在して
いる。断熱プレート7は、取付軸部3と取付孔5との近
傍即ち中央の取付軸部3の周囲に配置され、ピストンヘ
ッド1のクラウン部8とシリンダ内を摺動運動するピス
トンスカート2の上端壁部4との間を断熱するために配
置されている。また、ピストンヘッド1の外周リング部
20の下端面14とピストンスカート2の上端壁部4の
外周上端面15との間には、例えば、カーボンシールに
よるシール機能と断熱材による断熱機能を有するガスケ
ット10が配置されている。なお、ガスケット10は、
図では、1つの部材として示されているが、図5に示す
ように、外周側に断熱材を且つ内周側にカーボンシール
を配置するように構成できることが勿論である。
クラウン部8の下面12とピストンスカート2の上端壁
部4の上面13との間に形成される空間部11に、部分
安定化ジルコニア(マグネシア系ジルコニア)、ムライ
トとチタン酸アルミニウムの複合材等のセラミックスの
低熱伝導材料から製作された断熱プレート7が介在して
いる。断熱プレート7は、取付軸部3と取付孔5との近
傍即ち中央の取付軸部3の周囲に配置され、ピストンヘ
ッド1のクラウン部8とシリンダ内を摺動運動するピス
トンスカート2の上端壁部4との間を断熱するために配
置されている。また、ピストンヘッド1の外周リング部
20の下端面14とピストンスカート2の上端壁部4の
外周上端面15との間には、例えば、カーボンシールに
よるシール機能と断熱材による断熱機能を有するガスケ
ット10が配置されている。なお、ガスケット10は、
図では、1つの部材として示されているが、図5に示す
ように、外周側に断熱材を且つ内周側にカーボンシール
を配置するように構成できることが勿論である。
【0012】この断熱ピストンにおいて、ピストンヘッ
ド1とピストンスカート2とは、次のようにして組立て
ることができる。先ず、ピストンヘッド1のクラウン部
8の頂面18を組付ベース19上に設置すると共に、ピ
ストンヘッド1の取付軸部3にリング状の断熱プレート
7を嵌合してクラウン部8の下面12上に配置する。更
に、ピストンヘッド1のクラウン部8の周囲から下方に
伸びる外周リング部20の下端面14上に、リング状ガ
スケット10を配置する。次いで、ピストンヘッド1の
取付軸部3にピストンスカート2の上端壁部4の取付孔
5を嵌合し、外周リング部20の下端面14をピストン
スカート2の上端壁部4の周囲上端面15に対向させ、
クラウン部8の下面12と上端壁部4の上面13との間
に断熱プレート7を且つ外周リング部20の下端面14
と上端壁部4の周囲上端面15との間にガスケット10
が位置するように設定する。
ド1とピストンスカート2とは、次のようにして組立て
ることができる。先ず、ピストンヘッド1のクラウン部
8の頂面18を組付ベース19上に設置すると共に、ピ
ストンヘッド1の取付軸部3にリング状の断熱プレート
7を嵌合してクラウン部8の下面12上に配置する。更
に、ピストンヘッド1のクラウン部8の周囲から下方に
伸びる外周リング部20の下端面14上に、リング状ガ
スケット10を配置する。次いで、ピストンヘッド1の
取付軸部3にピストンスカート2の上端壁部4の取付孔
5を嵌合し、外周リング部20の下端面14をピストン
スカート2の上端壁部4の周囲上端面15に対向させ、
クラウン部8の下面12と上端壁部4の上面13との間
に断熱プレート7を且つ外周リング部20の下端面14
と上端壁部4の周囲上端面15との間にガスケット10
が位置するように設定する。
【0013】ピストンヘッド1上にピストンスカート2
を設定した状態では、ピストンヘッド1のクラウン部8
の下面12上に配置された断熱プレート7の面と、ピス
トンスカート2の上端壁部4の上面13との間には、若
干の隙間25が存在する状態でもよい。即ち、ピストン
ヘッド1のクラウン部8の下面12とピストンスカート
2の上端壁部4の上面13とは、互いに高精度に加工す
る必要がなく、両者を対向させた場合に、両者はある程
度整合すれば十分である。
を設定した状態では、ピストンヘッド1のクラウン部8
の下面12上に配置された断熱プレート7の面と、ピス
トンスカート2の上端壁部4の上面13との間には、若
干の隙間25が存在する状態でもよい。即ち、ピストン
ヘッド1のクラウン部8の下面12とピストンスカート
2の上端壁部4の上面13とは、互いに高精度に加工す
る必要がなく、両者を対向させた場合に、両者はある程
度整合すれば十分である。
【0014】この状態で、ピストンヘッド1とピストン
スカート2とを、結合リング6のメタルフロー即ち塑性
変形によって互いに固定する。即ち、ピストンヘッド1
の取付軸部3の外周面21とピストンスカート2の上端
壁部4に形成した大径孔17との間に形成された穴部
に、結合リング6となるメタルフロー金属部材を配置す
る。高周波コイル等の加熱手段22でメタルフロー金属
及びピストンスカート2の上端壁部4の結合部分24を
加熱し、メタルフロー金属と結合部分24とを高温に昇
温し、プレス用治具23によってメタルフロー金属を押
圧することによってメタルフロー金属を塑性変形させて
穴部に嵌入即ち侵入させると共に、取付軸部3の周方向
溝部9にメタルフロー金属を塑性変形で侵入させると共
に、特に、図2の矢印Aで示す方向にピストンスカート
2の上端壁部4の結合部分24を塑性変形させて、図3
に示すように、結合部分24を断熱プレート7に密着さ
せる。次いで、高周波コイル等の加熱手段22によるメ
タルフロー金属及び結合部分24の加熱を停止し、メタ
ルフロー金属及び結合部分24を硬化させ、メタルフロ
ー金属は金属部材即ち結合リング6となってピストンヘ
ッド1とピストンスカート2とを強固に固定する。
スカート2とを、結合リング6のメタルフロー即ち塑性
変形によって互いに固定する。即ち、ピストンヘッド1
の取付軸部3の外周面21とピストンスカート2の上端
壁部4に形成した大径孔17との間に形成された穴部
に、結合リング6となるメタルフロー金属部材を配置す
る。高周波コイル等の加熱手段22でメタルフロー金属
及びピストンスカート2の上端壁部4の結合部分24を
加熱し、メタルフロー金属と結合部分24とを高温に昇
温し、プレス用治具23によってメタルフロー金属を押
圧することによってメタルフロー金属を塑性変形させて
穴部に嵌入即ち侵入させると共に、取付軸部3の周方向
溝部9にメタルフロー金属を塑性変形で侵入させると共
に、特に、図2の矢印Aで示す方向にピストンスカート
2の上端壁部4の結合部分24を塑性変形させて、図3
に示すように、結合部分24を断熱プレート7に密着さ
せる。次いで、高周波コイル等の加熱手段22によるメ
タルフロー金属及び結合部分24の加熱を停止し、メタ
ルフロー金属及び結合部分24を硬化させ、メタルフロ
ー金属は金属部材即ち結合リング6となってピストンヘ
ッド1とピストンスカート2とを強固に固定する。
【0015】従って、ピストンヘッド1とピストンスカ
ート2とを結合するためのメタルフロー時に、ピストン
スカート2の上端壁部4の結合部分24にメタルフロー
荷重即ち押圧荷重がかかり、ピストンスカート2の上端
壁部4の取付孔5近傍が若干塑性変形を起こし、図3に
示すように、結合部分24が断熱プレート7に密着す
る。従って、ピストンヘッド1のクラウン部8の下面1
2及び下端面14と、ピストンスカート2の上端壁部4
の上面13及び上端面15との対向部分に対する加工精
度を高精度に加工する必要がなく、結合部分24の塑性
変形で加工精度上の問題を吸収することができる。それ
故、ピストンヘッド1とピストンスカート2との加工コ
ストを低減することができる。
ート2とを結合するためのメタルフロー時に、ピストン
スカート2の上端壁部4の結合部分24にメタルフロー
荷重即ち押圧荷重がかかり、ピストンスカート2の上端
壁部4の取付孔5近傍が若干塑性変形を起こし、図3に
示すように、結合部分24が断熱プレート7に密着す
る。従って、ピストンヘッド1のクラウン部8の下面1
2及び下端面14と、ピストンスカート2の上端壁部4
の上面13及び上端面15との対向部分に対する加工精
度を高精度に加工する必要がなく、結合部分24の塑性
変形で加工精度上の問題を吸収することができる。それ
故、ピストンヘッド1とピストンスカート2との加工コ
ストを低減することができる。
【0016】ところで、従来の断熱ピストンを組み立て
る場合に、ピストンヘッドとピストンスカートとの組付
けでは、ピストンヘッドとピストンスカートとの寸法精
度に従ってガスケットと断熱プレートとの反力は決定し
ていた。そのため、ガスケットと断熱プレートとの反力
をコントロールする場合には、ピストンヘッドとピスト
ンスカートとの寸法精度を1〜2μmの加工精度の範囲
でコントロールする必要があった。
る場合に、ピストンヘッドとピストンスカートとの組付
けでは、ピストンヘッドとピストンスカートとの寸法精
度に従ってガスケットと断熱プレートとの反力は決定し
ていた。そのため、ガスケットと断熱プレートとの反力
をコントロールする場合には、ピストンヘッドとピスト
ンスカートとの寸法精度を1〜2μmの加工精度の範囲
でコントロールする必要があった。
【0017】この発明による断熱ピストンについては、
特に、ピストンヘッド1とピストンスカート2とを上記
のようにメタルフロー金属部材即ち結合リング6の塑性
変形によって固定すると共に、ピストンスカート2の上
端壁部4の結合部分24を塑性変形させる構成を有する
ので、結合リング6と結合部分24の塑性変形の程度を
コントロールすることで、断熱プレート7及びガスケッ
ト10に発生する反力の大きさを自由にコントロールす
ることができる。従って、断熱プレート7及びガスケッ
ト10の反力を最適状態にコントロールすることで、ピ
ストンがその往復運動及び熱負荷等による外力を受けた
としても、ピストンヘッド1とピストンスカート2との
間のシール状態を良好に維持でき、しかも介在している
セラミック製の断熱プレート7及びガスケット10が亀
裂、割れ、破損等に到ることがなく、断熱プレート7及
びガスケット10は十分に強度を確保され、製品の信頼
性及び耐久性に富んだピストンを提供することができ
る。
特に、ピストンヘッド1とピストンスカート2とを上記
のようにメタルフロー金属部材即ち結合リング6の塑性
変形によって固定すると共に、ピストンスカート2の上
端壁部4の結合部分24を塑性変形させる構成を有する
ので、結合リング6と結合部分24の塑性変形の程度を
コントロールすることで、断熱プレート7及びガスケッ
ト10に発生する反力の大きさを自由にコントロールす
ることができる。従って、断熱プレート7及びガスケッ
ト10の反力を最適状態にコントロールすることで、ピ
ストンがその往復運動及び熱負荷等による外力を受けた
としても、ピストンヘッド1とピストンスカート2との
間のシール状態を良好に維持でき、しかも介在している
セラミック製の断熱プレート7及びガスケット10が亀
裂、割れ、破損等に到ることがなく、断熱プレート7及
びガスケット10は十分に強度を確保され、製品の信頼
性及び耐久性に富んだピストンを提供することができ
る。
【0018】
【発明の効果】この発明による断熱ピストンは、以上の
ように構成したので、次のような効果を有する。この断
熱ピストンは、結合リングとなるメタルフロー金属部材
とピストンスカートの上端壁部の結合部分を加熱して塑
性変形させ、前記結合リングを前記ピストンスカートの
取付孔とピストンヘッドの取付軸部の間及び前記取付軸
部の外周面に形成した周方向溝部に嵌入すると共に、前
記上端壁部を前記ピストンヘッドのクラウン部側へ押圧
して両者を組付けたので、前記ピストンヘッドと前記ピ
ストンスカートとの間に介在している断熱プレートとガ
スケットの反力を自由にコントロールすることができ
る。前記クラウン部と前記上端壁部との間に配置した断
熱プレートの反力は自由に最適状態にコントロールでき
るので、前記断熱プレートに接触応力、繰り返し応力が
かかったとしても、前記断熱プレート及び前記ガスケッ
トに亀裂、割れ等の発生を避けることができ、良好なシ
ール状態を維持できることは勿論のこと、前記断熱プレ
ートの耐久性を確保し、良好な断熱性を維持できる。ま
た、前記ピストンヘッドと前記ピストンスカートとの寸
法精度を高精度に加工する必要がなく、加工コストを大
幅に低減できる。
ように構成したので、次のような効果を有する。この断
熱ピストンは、結合リングとなるメタルフロー金属部材
とピストンスカートの上端壁部の結合部分を加熱して塑
性変形させ、前記結合リングを前記ピストンスカートの
取付孔とピストンヘッドの取付軸部の間及び前記取付軸
部の外周面に形成した周方向溝部に嵌入すると共に、前
記上端壁部を前記ピストンヘッドのクラウン部側へ押圧
して両者を組付けたので、前記ピストンヘッドと前記ピ
ストンスカートとの間に介在している断熱プレートとガ
スケットの反力を自由にコントロールすることができ
る。前記クラウン部と前記上端壁部との間に配置した断
熱プレートの反力は自由に最適状態にコントロールでき
るので、前記断熱プレートに接触応力、繰り返し応力が
かかったとしても、前記断熱プレート及び前記ガスケッ
トに亀裂、割れ等の発生を避けることができ、良好なシ
ール状態を維持できることは勿論のこと、前記断熱プレ
ートの耐久性を確保し、良好な断熱性を維持できる。ま
た、前記ピストンヘッドと前記ピストンスカートとの寸
法精度を高精度に加工する必要がなく、加工コストを大
幅に低減できる。
【0019】また、この断熱ピストンにおいて、前記断
熱プレートの上下面は、前記ピストンスカートの結合部
分が塑性変形することによって、前記ピストンヘッドの
クラウン部の下面と前記ピストンスカートの前記上端壁
部の上面との間で密着状態に配置されているので、接触
荷重は前記断熱プレートに均一に作用し、偏荷重のかか
るのを避けることができ、前記断熱プレートの強度を確
保でき、前記断熱プレートの割れを防止でき、耐久性を
向上できると共に、断熱性を維持できる。
熱プレートの上下面は、前記ピストンスカートの結合部
分が塑性変形することによって、前記ピストンヘッドの
クラウン部の下面と前記ピストンスカートの前記上端壁
部の上面との間で密着状態に配置されているので、接触
荷重は前記断熱プレートに均一に作用し、偏荷重のかか
るのを避けることができ、前記断熱プレートの強度を確
保でき、前記断熱プレートの割れを防止でき、耐久性を
向上できると共に、断熱性を維持できる。
【図1】この発明による断熱ピストンの実施例を全体的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
【図2】図1の断熱ピストンの組付け前の状態を示す要
部の一部拡大断面図である。
部の一部拡大断面図である。
【図3】図1の断熱ピストンの組付け後の状態を示す要
部の一部拡大断面図である。
部の一部拡大断面図である。
【図4】従来の断熱ピストンの一例を示す断面図であ
る。
る。
1 ピストンヘッド 2 ピストンスカート 3 取付軸部 4 上端壁部 5 取付孔 6 結合リング(メタルフロー金属部材) 7 断熱プレート 8 クラウン部 9 周方向溝部 10 ガスケット 12 下面 13 上面 14 下端面 15 上端面 19 組立てベース 20 外周リング部 22 高周波コイル 23 プレス治具 24 結合部分 25 隙間
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製上端壁部に取付孔を形成したピス
トンスカート、前記取付孔に嵌合する取付軸部とを備え
たセラミック製ピストンヘッド、前記上端壁部の上面と
前記ピストンヘッドのクラウン部の下面の間に配置した
断熱プレートとガスケット、及び前記ピストンスカート
と前記ピストンヘッドを結合する金属製結合リングを有
する断熱ピストンにおいて、前記結合リングを構成する
金属部材と前記上端壁部の結合部分を加熱して塑性変形
させ、前記金属部材を前記取付孔と前記取付軸部の間及
び前記取付軸部の外周面に形成した周方向溝部に嵌入す
ると共に、前記結合部分を前記断熱プレートに密着さ
せ、前記上端壁部を前記クラウン部側へ押圧することで
前記断熱プレートと前記ガスケットの反力を調節したこ
とを特徴とする断熱ピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03204655A JP3109156B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 断熱ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03204655A JP3109156B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 断熱ピストン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526110A true JPH0526110A (ja) | 1993-02-02 |
JP3109156B2 JP3109156B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=16494097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03204655A Expired - Fee Related JP3109156B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 断熱ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109156B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008089803A1 (de) * | 2007-01-25 | 2008-07-31 | Ks Kolbenschmidt Gmbh | Verfahren zur herstellung eines kolbens für eine brennkraftmaschine mit einem kühlkanal, realisiert durch fügen des kolbenoberteiles und des kolbenunterteiles mit hilfe einer schmiede-stauchverbindung |
DE102009032912A1 (de) * | 2009-07-14 | 2011-01-20 | Mahle International Gmbh | Mehrteiliger Kolben für einen Verbrennungsmotor |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP03204655A patent/JP3109156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008089803A1 (de) * | 2007-01-25 | 2008-07-31 | Ks Kolbenschmidt Gmbh | Verfahren zur herstellung eines kolbens für eine brennkraftmaschine mit einem kühlkanal, realisiert durch fügen des kolbenoberteiles und des kolbenunterteiles mit hilfe einer schmiede-stauchverbindung |
DE102009032912A1 (de) * | 2009-07-14 | 2011-01-20 | Mahle International Gmbh | Mehrteiliger Kolben für einen Verbrennungsmotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3109156B2 (ja) | 2000-11-13 |
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