JPH0526070Y2 - - Google Patents

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JPH0526070Y2
JPH0526070Y2 JP1985139048U JP13904885U JPH0526070Y2 JP H0526070 Y2 JPH0526070 Y2 JP H0526070Y2 JP 1985139048 U JP1985139048 U JP 1985139048U JP 13904885 U JP13904885 U JP 13904885U JP H0526070 Y2 JPH0526070 Y2 JP H0526070Y2
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JP
Japan
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packaging
circuit board
bent pieces
notches
packaging box
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JP1985139048U
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JPS6248992U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、包装箱内に回路基板を支持するため
の矩形枠状をなす包装部材を備えた回路基板の包
装装置に関する。
[考案の技術的背景] 従来より、多数個の電子部品を取付けてなる回
路基板を包装する場合には、矩形状をなすダンボ
ール製の包装箱の内部に複数枚の段ボール製の仕
切板を格子状に配列して多数の室を仕切り形成
し、これらの各室に前記回路基板を1枚ずつ収納
するようにしている。
[背景技術の問題点] 然しながら、上記従来の回路基板の包装装置で
は、仕切板で仕切られた各室に回路基板を収納す
るだけであるので、回路基板の安定性が悪く運搬
時にがたつく不具合があり、又、回路基板が削ら
れて細かい削り屑が生じて回路基板に付着したり
するので回路基板をポリエチレン製の袋或いはシ
ードで包む必要があり、特に静電気に弱い特性の
回路基板の場合にはコスト高な導電性のポリエチ
レン製の袋が必要であり、包装箱内に格子状に仕
切板を配列する作業が面倒であることと相俟つて
包装作業に手間がかかり、総じて高価になるとい
う不具合がある。
又、包装箱に収納できる回路基板の最大枚数は
一定であるので、運搬すべき回路基板の枚数が最
大枚数を上回つたときは、包装箱を複数運搬しな
ければならず、運搬が煩わしい。さらに、このよ
うな場合には、複数の包装箱に収納される回路基
板の枚数がそれらによる最大収納枚数を大きく下
回るようになり、総じて運搬効率が著しく低下し
てしまう虞がある。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、回路基板を確実に固定でき、回
路基板を包むポリエチレン製の袋或いはシートが
不要であり、包装作業が容易で安価になし得、さ
らには運搬効率を高めることができる回路基板の
包装装置を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、矩形枠状をなす包装部材の対応する
一対の辺部に内方に折込まれる折曲片を形成し、
この各折曲片に互いに対向する多数の切込みを形
成し、回路基板の両端部をその各折曲片の対向す
る切込みに差し込むようにしたところに特徴を有
する。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例につき図面に基づき説
明する。
1は包装部材で、これは第2図に示される段ボ
ールシートを縦の折曲線(点線で示す)に従つて
折曲げることにより、対応する一対の片部たる長
辺部2,2とこれに隣接する短辺部3,3とを有
する矩形枠状に形成され、一方の長辺部2の端部
4が一方の短辺部3に接着されている。5,5は
長辺部2,2に連接された折曲片であり、これら
は先端が下方に指向するように内方に折込まれて
長辺部2,2の内面に接着されている。そして、
各折曲片5,5には折曲状態で互いに対向すると
共に折曲位置から折曲げ方向の先端位置まで至る
多数の切込み6,6が所定の間隔を存して且つ長
辺部2,2にも若干くい込んで形成されている。
7は段ボールからなる矩形状の包装箱であり、そ
の上面開口部の各四辺部にはフラツプ7aが連設
されている。そして、この包装箱7の内部には例
えば3個の包装部材1が収納されるようになつて
いる。
次に電子部品等を取付けてなる回路基板8を包
装する場合につき説明する。
先ず、包装部材1の各長辺部2,2の折曲片
5,5の互いに対向する切込み6,6に回路基板
8の両端部を上方から差し込んでいく(第3図参
照)。このような差し込み作業を他の多数の回路
基板8,…に対しても繰返し行なうことにより、
3個の包装部材1に多数の回路基板8,…が互い
に平行となるように配列されるようになる(第4
図参照)。
そして、上述のように回路基板8が収納された
包装部材1を包装箱7に収納する。このとき、第
4図に示すように包装箱7の収納容積を包装部材
1の例えば3個分に設定することにより、1つの
包装箱7に3個の包装部材1を収納することがで
きる。
このような本実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。即ち、回路基板8の両端部
を包装部材1の一対の長片部2,2の折曲片5,
5に対向して形成した多数の切込み6,6に差し
込むことにより、回路基板8の前後方向の移動を
切込み6により規制すると共に、左右方向の移動
を長辺部2により規制するようにしたので、回路
基板8を包装部材1に確実に固定でき、従つて、
従来とは異なり運搬時に回路基板8ががたつくこ
とはなく、がたつきにより段ボールの細かい削り
屑が生じないので、回路基板8をポリエチレン製
の袋或いはシートで包む必要がなくなり、これに
より、包装作業が容易になり、総じて安価になし
得るものである。
又、1つの包装箱7に所定数の包装部材1を収
納するようにしたので、包装箱7の収納容積を変
更することによりこれに収納できる包装部材1の
数を任意に変更することができる。従つて、運搬
できる回路基板の最大枚数が固定的である従来例
と違つて、運搬する回路基板8の数の変更に対し
て簡単に対応することができると共に、斯様に運
搬枚数が変更された場合であつても、1つの包装
箱7により回路基板8を運搬することができるの
で、その運搬効率が低下してしまうことはない。
尚、上記実施例では包装部材1の長辺部2,2
に折曲片5,5を設けるようにしたが、短辺部
3,3に同様の折曲片を設けるようにしてもよ
い。
[考案の効果] 本考案は以上述べたように、回路基板の両端部
を包装部材の各折曲片の対向する切込みに差し込
むようにしたので、回路基板を確実に固定でき、
包装作業が容易で安価にでき、さらには運搬効率
を高めることができるという実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は包装
部材の斜視図、第2図は包装部材を展開した状態
の斜視図、第3図は要部の拡大斜視図、第4図は
全体の斜視図である。 図面中、1は包装部材、2は長辺部(一対の辺
部)、5は折曲片、6は切込み、7は包装箱、8
は回路基板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形枠状をなし対応する一対の辺部に内方に折
    込まれる折曲片を有しその各折曲片に折曲状態で
    互いに対向すると共に折曲位置から折曲げ方向の
    先端位置まで至る多数の切込みが形成された包装
    部材と、この包装部材を所定数だけ収納する包装
    箱とを備え、各折曲片の対向する切込みに回路基
    板の両端部を差し込むようにしたことを特徴とす
    る回路基板の包装装置。
JP1985139048U 1985-09-11 1985-09-11 Expired - Lifetime JPH0526070Y2 (ja)

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JPS6248992U JPS6248992U (ja) 1987-03-26
JPH0526070Y2 true JPH0526070Y2 (ja) 1993-06-30

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JP2012071877A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 電気回路基板ユニットの梱包装置

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JPS6248992U (ja) 1987-03-26

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