JPH0525U - コンバインの稈長検出構造 - Google Patents

コンバインの稈長検出構造

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JPH0525U
JPH0525U JP4803891U JP4803891U JPH0525U JP H0525 U JPH0525 U JP H0525U JP 4803891 U JP4803891 U JP 4803891U JP 4803891 U JP4803891 U JP 4803891U JP H0525 U JPH0525 U JP H0525U
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JP
Japan
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culm
stem
culm length
length
potentiometer
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Pending
Application number
JP4803891U
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English (en)
Inventor
晴充 牧園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0525U publication Critical patent/JPH0525U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバインの植立茎稈の稈長を検出する構造
において、検出精度を向上させる。 【構成】 上方に移動する係止爪6bにより植立茎稈を
引き起こす茎稈引起し装置6における引き起こし経路の
近くに、前記係止爪6bによる引き起こし作用を受ける
茎稈に接当作用して、茎稈の稈長に応じて揺動量が異な
る揺動アーム10を設けるとともに、この揺動アーム1
0の揺動角度を検出するポテンショメータPMを設けて
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば扱き深さ制御等の制御基準となる植立茎稈の稈長を検出する ためのコンバインにおける稈長検出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記コンバインにおける稈長検出構造において、従来では、例えば特開平3− 103119号公報に開示されるように、コンバインにおける縦送り搬送装置の 搬送経路途中に稈長レベル幅検出用の上下一対のオンオフ型茎稈センサを配設し 、これらのセンサの検出結果に基いて縦搬送装置の傾斜角度を変更制御するよう 構成したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来構造においては、搬送途中の茎稈は株元側は挟持搬送装置 により確実に挟持された状態となるが、茎稈の穂先先端部分は搬送案内板に載置 支持された状態であるから、茎稈の穂先側が風等の影響で屈曲した状態となって いるような場合には、前記茎稈センサによる稈長検出が精度よく行えないことが あり、その結果、扱き深さ制御に誤差が生じて、脱穀性能が低下する等の弊害が 発生するものであった。 本考案は、合理的構造改良により上記不具合点を解消することを目的としてい る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴構成は、冒頭に記載したコンバインの稈長検出構造において、上 方に移動する係止爪により植立茎稈を引き起こす茎稈引起し装置における引き起 こし経路の近くに、前記係止爪による引き起こし作用を受ける茎稈に接当作用し て、茎稈の稈長に応じて揺動量が異なる揺動アームを設けるとともに、この揺動 アームの揺動角度を検出するポテンショメータを設けてある点にある。
【0005】
【作用】
茎稈引起し装置における係止爪によって強制的に引起し作用を受けている植立 茎稈が、揺動アームに接当してこれを揺動させるので、この揺動アームは植立茎 稈の稈長に応じた揺動量となり、この揺動量をポテンショメータにより検出して 、茎稈の稈長検出結果として、他の制御に制御基準に供されるのである。
【0006】
【考案の効果】
従って、係止爪による強制引起しされているときに検出を行う構造であるから 、穂先側が自由状態となっている状態で検出を行う従来の構造に比較して、常に 正確な稈長検出が行えるものとなり、しかも、検出結果はポテンショメータによ るアナログ値で出力されるから、他の制御における制御の精度を向上させること ができる利点もある。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を図面に基いて説明する。 図4にコンバインの前部を示している。このコンバインは、クローラ走行装置 1を備えた機体フレーム2上に脱穀装置3を搭載するとともに、機体前部に横軸 芯P周りで昇降自在に刈取前処理装置4を連結し、この刈取前処理装置4の横側 に操縦部5を配設して構成してある。
【0008】 前記刈取前処理装置4は、倒伏した植立穀稈を立姿勢に引起こす茎稈引起し装 置6、引起こされた穀稈の株元を切断するバリカン型刈取装置7、刈取られた穀 稈の株元側を挟持するとともに穂先側を係止して、立姿勢から徐々に横向き姿勢 に姿勢変更しながら搬送する縦搬送装置8等から成り、機体フレーム2に対して 横軸芯P周りで昇降揺動自在に枢支連結してある。前記縦搬送装置8は、図3に 示すように、株元側を挟持搬送する株元挟持搬送装置8a、穂先側を係止搬送す る穂先係止搬送装置8b及び穀稈の穂先側を載置支持する搬送載置板8c等で構 成され、これらを中継フレーム9により一体的に設け、前記横軸芯P周りで搬送 始端側が一体的に上下揺動自在となるように設けられ、その上下揺動駆動は正逆 転自在な電動モータ12の駆動により行うよう構成してある。
【0009】 そして、穀稈の稈長を検出して、この検出結果に基いて前記縦搬送装置8を上 下揺動駆動して脱穀装置3に対する扱き深さを所定範囲に収めるよう制御する扱 き深さ制御手段を備えてある。詳述すると、図1、図2に示すように、引起し装 置6における引起しケース6aの上部横側部に、引起し用係止爪6bにより引起 し作用を受ける穀稈に対して接当して、穀稈の稈長に応じて揺動量を異なる揺動 アーム10を設けるとともに、この揺動アーム10の揺動角度を検出するポテン ショメータPMを配設してある。つまり、前記揺動アーム10は穀稈引起し経路 と直交する軸芯X周りで揺動自在に設けられ、引起し作用を受ける穀稈の穂先側 に接当して上方に向けて揺動するよう構成してある。従って、穀稈の稈長が長い ときは揺動アーム10の上方揺動量が大きくなり、短いときは上方揺動量が小さ くなるのである。又、この揺動アーム10に接当する穀稈は最後まで係止爪6b による強制引起し作動を受けているので、確実な稈長検出が行える。
【0010】 前記ポテンショメータPMによる検出結果は制御装置11に与えられ、この制 御装置11が前記電動モータ12を正逆駆動して扱き深さを所定範囲内に収める よう制御するのである。即ち、ポテンショメータPMからのアナログ信号のレベ ルを判断して、所定の不感帯幅を越える場合には縦搬送装置8の始端側が上方に 揺動するよう電動モータ12を駆動し、不感帯幅を下回る場合には縦搬送装置8 の始端側が下方に揺動するよう電動モータ12を駆動させ、常に、ポテンショメ ータPMの出力が前記不感帯幅内に収まるよう制御して、脱穀装置3への供給時 における扱き深さを一定に維持するのである。このようにして扱き深さ制御手段 を構成する。
【0011】 前記ポテンショメータPMの出力は、扱き深さ制御用の制御基準として用いる ものに代えて、例えば排ワラ結束装置の自動位置合わせ制御等のその他の制御機 構の基準として用いてもよい。
【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】引起し装置の正面図
【図2】引起し装置の側面図
【図3】扱き深さ制御系統図
【図4】コンバインの側面図
【符号の説明】
6 茎稈引起し装置 6b 係止爪 10 揺動アーム PM ポテンショメータ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 上方に移動する係止爪(6b)により植
    立茎稈を引き起こす茎稈引起し装置(6)における引き
    起こし経路の近くに、前記係止爪(6b)による引き起
    こし作用を受ける茎稈に接当作用して、茎稈の稈長に応
    じて揺動量が異なる揺動アーム(10)を設けるととも
    に、この揺動アーム(10)の揺動角度を検出するポテ
    ンショメータ(PM)を設けてあるコンバインの稈長検
    出構造。
JP4803891U 1991-06-25 1991-06-25 コンバインの稈長検出構造 Pending JPH0525U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183453U (ja) * 1974-12-24 1976-07-05

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236934A (en) * 1975-09-19 1977-03-22 Canon Inc Optical input device

Patent Citations (1)

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