JPH0525937A - 低流動変形性モルタル圧送方法 - Google Patents

低流動変形性モルタル圧送方法

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JPH0525937A
JPH0525937A JP3203587A JP20358791A JPH0525937A JP H0525937 A JPH0525937 A JP H0525937A JP 3203587 A JP3203587 A JP 3203587A JP 20358791 A JP20358791 A JP 20358791A JP H0525937 A JPH0525937 A JP H0525937A
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mortar
pressure
hopper
force
feeding
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Application number
JP3203587A
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English (en)
Inventor
Kazuo Awata
和男 粟田
Naritaka Kitazaki
也隆 北崎
Yoshio Iwasaki
善雄 岩崎
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Kowa Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kowa Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 土木補修工事などの厚付け吹付けに使用され
る低流動変形性モルタルの圧送方法を提供する。 【構成】 低流動変形性モルタルをホッパー2,カップ
リング8,9,10及び圧送ホース14、耐性ビニール
ホース15に振動を与えながら圧送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、土木補修工事
用における厚付け吹付用の低流動変形性モルタルを圧送
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、老朽劣化あるいは強度不足などを
きたす恐れのあるトンネル、橋梁あるいは鉄筋コンクリ
ート建造物などの補修補強工事が盛んに行われており、
その工期の短縮、作業能率の向上から一層必要になって
きている。
【0003】特に鉄道トンネルの補修、補強工事におい
ては、列車運行のダイヤとの関連から、例えば最終車か
ら始発車までの深夜のわずかな数時間が工事の実質施工
時間枠という厳しい制約がある。
【0004】そのため、トンネルの壁面修復工事におけ
る吹き付け用モルタルには下地面との付着強度はもちろ
んのこと厚付が可能であり、適切な硬化速度を持つとい
う物性が要求される。
【0005】最近上記の物性を満足するモルタルが開発
されており、そのモルタルによってトンネルの垂直壁面
や逆水平面(天井面)にスプレーガンの一度吹きで数c
m以上の厚付けが可能となった。
【0006】従来の硬練りの吹付用セメントモルタルは
スプレーガンの一度吹きで垂直壁面で1〜2cm程度、
逆水平面で約1cmであり、それ以上吹付ると下地面か
らの落下や、ダレを生じる。従って、一度吹き後硬化を
待って再び吹き付ける、所謂二度吹き、三度吹きが普通
である。しかも、吹付後のコテ押えはその都度行うこと
になり作業能率上の支障は大きい。
【0007】モルタルとは一般的には結合材、細粒骨
材、及び水を基本構成とするものである。しかし、本発
明における低流動変形性モルタルとは、セメントを主体
とする結合材、珪砂などを主体とする細粒骨材、特殊な
繊維、混和剤等の材料、粒度、形状などの選定と配合組
成に工夫のあるプレミックスモルタルを適正水比で混練
した硬練り状態のモルタルである。例えば、CEM−4
0(恒和化学工業株式会社製、厚付モルタル)の商品名
で市販されている。このモルタルの持つ低流動変形性
は、セメントや骨材粒子及び繊維間の摩擦やからみ合い
などによる流動変形抵抗の増大がその一因と考えられ
る。さらに、スプレーガンの一度吹きで数cmの厚付け
をしても落下することのない付着力とダレを生じること
のない静止形状保持性を有しているのが特徴である。そ
のうえ、吹付後のコテ押えにおける追従変形性とコテば
なれが極めて良好であるため工期の短縮、施工時間の制
約下での作業能率の向上にも極めて効果的である。
【0008】そして、低流動変形性モルタルを用いて補
修補強工事を行うに当っては、該モルタルを圧送装置の
ホッパーに入れ、圧送装置に圧送ホース等の圧送手段を
接続して補修補強作業現場まで該モルタルを圧送してス
プレーガンで補修補強する箇所を充填したり、補修面に
吹き付ける作業を行う。
【0009】スプレーガンは作業する者が手に持って操
作するために労力を有することから吹付作業が楽に行え
るように、圧送ホース等より軽量の耐圧ビニールホース
を圧送ホースに接続し、耐圧ビニールホースにスプレー
ガンを接続して作業を行っている。
【0010】しかしながら、この低流動変形性モルタル
は、ミキサーで均等質に混練後、スプレーガンまでの圧
送工程において、従来の硬練り吹付用モルタルの圧送に
は無かった新たな問題を生じた。
【0011】すなわち、上述した低流動変形性モルタル
を圧送装置のモルタル供給用ホッパーに入れて圧送装置
でスプレーガンまで圧送しようとしても該モルタルはホ
ッパーの下開放口から圧送装置のモルタル導入部へ落ち
て行かず、ホッパー内でそのままの静止状態を保ってい
る。
【0012】このため棒状体を用いてホッパー内の該モ
ルタルを絶えず下方へ押し込む作業を人力によって行
い、圧送しているのが現状であり、作業能率向上、人的
労力の軽減の面で問題である。また、圧送装置による該
モルタルの圧送を一時的に中断し、再び圧送装置を作動
し、前述したホッパー内の該モルタルを人力により棒状
体で下方へ押し込む作業を行っても、圧送装置と接続さ
れた圧送ホース等の圧送手段によるスプレーガン迄の圧
送経路内を充たして静止していた該モルタルは静止状態
を保ったままとなりスプレーガンから噴射されない。
【0013】このため人力により、圧送経路を構成する
部材をハンマーでたたいたり、曲げたりすることにより
圧送経路内の該モルタルの静止状態を乱して圧送装置か
ら新たに圧送させる該モルタルの圧送圧によって圧送経
路内を移行させ、スプレーガンから噴射させているのが
現状である。
【0014】これらの現状は、作業効率向上、人的労力
の軽減の上で問題であり、解決策が望まれていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、土木
補修工事などで厚付け吹付けに使用される低流動変形性
モルタルがホッパー内および圧送装置に接続されたスプ
レーガンまでの圧送経路内で静止状態になることを防止
する低流動変形性モルタルの圧送方法を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の低流動変形性モ
ルタル圧送方法は、上記課題を解決するために、圧送装
置及び前記圧送装置に接続された圧送経路によって圧送
する方法において、前記供給用ホッパーに振動を与えな
がら前記モルタルを圧送すること、および前記圧送装置
に接続された圧送経路に振動を与えながら前記モルタル
を圧送することを特徴とする。
【0017】
【作用】前記低流動変形性モルタル(以下必要により、
厚付けモルタルという)を振動するホッパーに入れるこ
とにより、厚付けモルタルのホッパー壁との接触層が振
動によって厚付けモルタルの構成材料の分離現象を生起
し、ホッパー壁と厚付けモルタルの接触界面全域に分離
水の薄層が形成する。この水の薄層によりホッパー壁と
厚付けモルタルとの接触摩擦抵抗は極めて小さくなり、
厚付けモルタルは自重によってホッパーの下端の下開放
口に順次移行し圧送装置のモルタル導入口に導入するこ
とができる。
【0018】圧送装置から送り出された厚付けモルタル
は圧送装置とカップリングで接続された圧送ホース、耐
圧ビニールホース及びスプレーガンまでの圧送経路に入
る。この圧送経路内面はあらかじめ水およびセメントペ
ーストで濡れている状態にしておくことにより厚付けモ
ルタルを順次圧送経路に圧送することができる。
【0019】スプレーガンに入った厚付けモルタルは加
圧空気と混合されて噴射され補修壁面に厚付け吹付けさ
れる。
【0020】次に、上述の圧送方法により厚付けモルタ
ルを圧送してスプレーガンより噴射、吹付を行った後、
圧送を一時停止し、圧送経路を厚付けモルタルで充たし
た状態のまま厚付けモルタルが硬化するまでには充分時
間の余裕がある中で、圧送を中断し再び厚付けモルタル
を圧送するにあたり、ホッパーを振動させると共に、圧
送経路を振動させる。
【0021】ホッパーを振動させて厚付けモルタルをホ
ッパー内で静止状態になることを防止して圧送装置に導
入することができることは前述の通りである。
【0022】圧送中断時、圧送経路で経路内の段差のあ
る複雑な形状で静止状態となっている厚付けモルタル
は、圧送再開にあたり圧送経路に振動が与えられること
により、厚付けモルタルの圧送経路内面との接触層に厚
付けモルタル構成材料の分離現象が生起し、圧送経路内
面と厚付けモルタルとの界面に分離水の薄層が形成され
ると共に厚付けモルタルの段差形状が乱される。そし
て、圧送経路内面と厚付けモルタルとの接触摩擦抵抗は
極めて小さくなり圧送装置から新たに圧送される厚付け
モルタルの後方からの圧送圧によって、順調に圧送経路
を経てスプレーガンから噴射、補修壁に厚付け吹付けを
行うことが再開できる。
【0023】この圧送経路の振動は、厚付けモルタルの
スプレーガンからの噴射が始まれば止めてもさしつかえ
ない。
【0024】また、圧送経路に厚付けモルタルが存在し
ない新たな圧送の場合でも、圧送経路を予め水及びセメ
ントペーストで濡らしてあっても圧送経路の振動を厚付
けモルタルが順調にスプレーガンから噴射されるまで併
用してもよい。
【0025】なお、圧送経路への振動の与え方は、経路
内が細長く、面積も小さいことから、界面に水の薄層が
生起する程度の弱振動で良く、小さな振動機の複数個
を、カップリングあるいはその近傍、圧送ホースの中間
などに取扱いに便利なように取付けるのが適当である。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0027】図1は、請求項1及び請求項2の実施例に
使用する装置を示す。圧送装置1は、ホッパー2とホッ
パー2の側面に設置された振動装置3とを備え、ホッパ
ー2の下端は、開放口(図示せず)を有し、圧送装置1
の導入部5の上部に接着された弾力性体4によつて支持
され、ホッパー2の内部は開放口を通じて導入部5の内
部に連通される。厚付けモルタルは、ホッパー2の上方
より入れられ、下端の開放口を通過し、導入部5の内部
に至る。ホッパー2は、弾力性体4に支持されているた
めに振動装置3を作動させることで導入部5と独立して
振動される。
【0028】圧送装置1は、従来公知のもので、駆動用
のモータ21、モータ21の出力軸にベルトを介して連
絡された減速機22、導入部5及び圧送部6を有し、導
入部5には、減速機21の出力軸に接続されたスクリュ
ー(図示せず)が内在し、ホッパー2の開放口より導入
される厚付けモルタルを攪拌しながら、導入部5と連通
した圧送部6に送り込む。圧送部6は、内部に固定され
た雌ねじのステータ(図示せず)の中をスクリューに連
結した雄ねじのロータ(図示せず)が回転して、ステー
タとロータの隙間に入ってくる厚付けモルタルを順次前
方に移動させ、ヘッド7より圧送する。
【0029】振動装置3は、偏心体を回転させたり、重
錘体を往復運動したりする従来公知のもので、図示して
いない駆動電源に接続され、ホッパー2の側面に設置さ
れている。振動装置3を作動することでホッパー2を振
動させる。
【0030】圧送装置1のヘッド7には、厚付けモルタ
ル圧送用の圧送ホース14の一端がカップリング8によ
って接続される。圧送ホース14の他端はカップリング
9によって耐圧ビニールホース15の一端に接続され、
耐圧ビニールホース15の他端がカップリング10によ
りスプレーガン16のモルタル導入口20に接続され
る。
【0031】スプレーガン16は、モルタル導入口20
と空気圧入口19を有し、空気の圧力を利用して厚付け
モルタルを空気と混ぜてノズル23から噴射する従来公
知のもので、エアーホース18を介して圧力装置17に
接続されている。
【0032】カップリング8,9及び10は、従来公知
のカムレバー式のカップリングで、その内部にゴムパッ
キンを備えている。
【0033】そして、各接続箇所のカップリング8,
9,10には、各々小型の振動器11,12,13が接
着テープ等により取り付けられている。
【0034】以下、図1に示した装置を使用して、低流
動変形性モルタルの圧送方法について説明する。
【0035】まず、請求項1の圧送方法の実施例につい
て説明する。
【0036】振動装置3を作動させ、圧送装置1のホッ
パー2の上方より厚付けモルタルを入れる。この方法の
場合、小型の振動器11,12および13は作動させて
いない。
【0037】ホッパー2の上方より入れらた厚付けモル
タルは、下端の開放口を通過し、導入部5の内部に至
る。振動装置3が作動していてホッパー2に振動を与え
ているため、ホッパー2の振動は厚付けモルタルのホッ
パー壁との接触層に伝幡して、厚付モルタルの構成材料
の分離現象を生起し、ホッパー2と厚付けモルタルとの
接触界面全域に亘り、分離水の薄層が形成される。
【0038】この水の薄層の形成により、ホッパー2と
厚付けモルタルとの接触摩擦抵抗が殆ど無くなるため
に、厚付けモルタルは順調にホッパー2内を下方に移行
してホッパー2の下端の開放口より圧送装置1の導入部
5に入り、導入部5内のスクリューが回転して、ホッパ
ー2の開放口より導入される厚付けモルタルを攪拌しな
がら、導入部5と連通した圧送部6に送り込む。
【0039】圧送部6は内部に固定された雌ねじのステ
ータの中をスクリューに連結した雄ねじのロータが回転
しており、圧送部6内に送られた厚付けモルタルは、ス
テータとロータの隙間に入り、順次前方に移動させら
れ、ヘッド7より送り出され、カップリング8内に至
る。
【0040】カップリング8を通過した厚付けモルタル
は、圧送ホース14内を経由してカップリング9に至
る。続いてカップリング9を通過し、耐圧ビニールホー
ス15を経由してカップリング10に達する。さらに、
カップリング10を通過してスプレーガン16のモルタ
ル導入口20を通り、空気圧入口19からの空気と混ぜ
合わされてノズル23から噴射され、図示されていない
が、補修壁面に吹付けられる。
【0041】次に、請求項2の圧送方法の実施例を説明
する。
【0042】上述した請求項1の圧送方法の実施例を実
施した後、圧送ホース14からスプレーガン16に至る
経路が厚付けモルタルで充たされたまま厚付けモルタル
の供給及び圧送装置の作動の停止状態で、厚付けモルタ
ルの硬化には十分な時間の余裕はあるがある程度の時
間、例えば20分経過させた。
【0043】所定時間経過したのち、振動装置3及び小
型の振動機11,12,13を作動させ、圧送装置1の
ホッパー2の上方より厚付けモルタルを入れる。
【0044】ホッパー2の上方より入れられた厚付けモ
ルタルは、前記請求項1の実施例と同様の経路でカップ
リング8に至る。
【0045】一方、圧送装置1の作動が停止していた
時、圧送ホース14からスプレーガン16に至る圧送経
路を充たしていた厚付けモルタルは圧送装置1から順次
圧送される厚付けモルタルにより、圧送経路を順次移行
し、スプレーガン16より噴射される。
【0046】圧送装置1の作動を上述のように一時停止
状態にした後、圧送装置1を作動して圧送を再開する場
合、圧送停止中の圧送経路内の厚付けモルタルは静止状
態となり、その低流動変形性と圧送経路内面との接触摩
擦抵抗が大であり、圧送経路後方より圧送圧をかけて
も、圧送経路中の静止している厚付けモルタルを移行さ
せることは困難である。特に、カップリング8内では圧
送装置1のヘッド7と圧送ホース14とがゴムパッキン
グを介して接合しているが、それぞれの内径が異なるた
めに接続部分に段差が生じ接続部分における静止厚付け
モルタルは段差形状となっている。
【0047】カップリング9及び10における接続部分
も同様に段差形状をなしており、このような圧送経路中
の静止厚付けモルタルに、たとえ後方から大きい圧送圧
をかけてみても移行させることは極めて困難である。
【0048】しかしながら、カップリング8,9及び1
0に取付けられた小型の振動機11,12及び13の作
動により、各カップリング及び耐圧ホースなど圧送経路
を構成する部材に振動を与えているので、カップリング
及び耐圧ホースなどの内面と接触層の厚付けモルタルに
振動が伝幡し接触層部分の厚付けモルタルに構成材料の
分離現象を生起せしめ、接触界面全域にわずかな分離水
の薄層が形成されると共に、段差形状が崩壊されるの
で、圧送経路内面と静止していた厚付けモルタルとの接
触摩擦抵抗は実質的に無くなり、圧送経路後方より圧送
されてくる厚付けモルタルにより、圧送経路内で静止し
ていた厚付けモルタルは順次移行し、スプレーガン16
のモルタル導入口20を通り、空気圧入口19から空気
と合流してノズル23から噴射される。
【0049】
【発明の効果】本発明の低流動変形性モルタルの圧送方
法によれば、低流動変形性であり、接触摩擦抵抗が大き
く、一時的に静止状態になると、その静止状態を変形さ
せがたい厚付けモルタルでも、圧送装置のホッパー、圧
送装置から圧送されスプレーノズルに至る圧送経路部材
を振動させることにより、ホッパー内壁、圧送経路部材
内面と厚付けモルタルとの接触界面に水の薄層を形成さ
せ、接触摩擦抵抗を実質的に無くし、順調に圧送するこ
とができ、しかも、厚付けモルタルの均等質に混練され
ている構成材料の実質的分離をきたさず厚付け特性を損
なうことがない、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る低流動変形性モルタル圧
送方法に使用する装置の概略側面図
【符号の説明】
1 圧送装置 2 ホッパー 3 振動装置 4 弾力性体 5 導入部 6 圧送部 7 ヘッド 8 カップリング 9 カップリング 10 カップリング 11 振動器 12 振動器 13 振動器 14 圧送ホース 15 耐圧ビニールホース 16 スプレーガン 17 圧力装置 18 エアーホース 19 空気圧入管 20 モルタル導入口 21 モータ 22 減速機 23 ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、土木補修工事
における厚付け吹付用の低流動変形性モルタルを圧送す
る方法に関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】今日、老朽劣化あるいは強度不足などを
きたす恐れのあるトンネル、橋梁あるいは鉄筋コンクリ
ート建造物などの補修補強工事が盛んに行われており、
その工期の短縮、作業能率の向上が一層必要になってき
ている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】圧送装置1は、従来公知のもので、駆動用
のモータ21、モータ21の出力軸にベルトを介して連
絡された減速機22、導入部5及び圧送部6を有し、導
入部5には、減速機22の出力軸に接続されたスクリュ
ー(図示せず)が内在し、ホッパー2の開放口より導入
される厚付けモルタルを攪拌しながら、導入部5と連通
した圧送部6に送り込む。圧送部6は、内部に固定され
た雌ねじのステータ(図示せず)の中をスクリューに連
結した雄ねじのロータ(図示せず)が回転して、ステー
タとロータの隙間に入っている厚付けモルタルを順次前
方に移動させ、ヘッド7より圧送する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】そして、各接続箇所のカップリング8,
9,10には、各々小型の振動機11,12,13が接
着テープ等により取り付けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】振動装置3を作動させ、圧送装置1のホッ
パー2の上方より厚付けモルタルをいれる。この方法の
場合、小型の振動機11,12および13は作動させて
いない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 圧送装置 2 ホッパー 3 振動装置 4 弾力性体 5 導入部 6 圧送部 7 ヘッド 8 カップリング 9 カップリング 10 カップリング 11 振動機 12 振動機 13 振動機 14 圧送ホース 15 耐圧ビニールホース 16 スプレーガン 17 圧力装置 18 エアーホース 19 空気圧入管 20 モルタル導入口 21 モータ 22 減速機 23 ノズル
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低流動変形性モルタルを供給用ホッパ
    ー、圧送装置及び前記圧送装置に接続された圧送経路に
    よって圧送する方法において、前記供給用ホッパーに振
    動を与えながら前記モルタルを圧送することを特徴とす
    る低流動変形性モルタル圧送方法。
  2. 【請求項2】 前記圧送装置に接続された圧送経路に振
    動を与えながら前記モルタルを圧送することを特徴とす
    る請求項1の低流動変形性モルタル圧送方法。
JP3203587A 1991-07-19 1991-07-19 低流動変形性モルタル圧送方法 Pending JPH0525937A (ja)

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Cited By (5)

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