JPH05258185A - 画像によるセキュリティシステム - Google Patents
画像によるセキュリティシステムInfo
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- JPH05258185A JPH05258185A JP8823792A JP8823792A JPH05258185A JP H05258185 A JPH05258185 A JP H05258185A JP 8823792 A JP8823792 A JP 8823792A JP 8823792 A JP8823792 A JP 8823792A JP H05258185 A JPH05258185 A JP H05258185A
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- Japan
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- surveillance camera
- monitoring
- control unit
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】盗難防止や安全確保をすべき箇所に監視用カメ
ラをその監視視野が可変であるように設置して、盗難防
止や安全確保のために必要な画像情報を要所に伝達する
ことができる、画像によるセキュリティシステム。 【構成】監視カメラ１からの侵入者等の異常物体に関す
るアナログ信号を対応のデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換部２；デジタル信号に基づいて把握された侵入者等
の異常物体を検出する物体検出部３；侵入者等の異常物
体に関する情報を時系列的に記憶する外部メモリ部４；
所定のＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とを備えた内部メモ
リ部５；所要のデータ処理機能および制御機能を実施す
る制御部（ＣＰＵ）６；監視カメラ１を動かす追従制御
部７；監視カメラ１で捉えられた情報を画像として表示
する表示部（ＣＴＲ）１０；および、情報の変動に基づ
いて動作する警報部１１；を備える。
ラをその監視視野が可変であるように設置して、盗難防
止や安全確保のために必要な画像情報を要所に伝達する
ことができる、画像によるセキュリティシステム。 【構成】監視カメラ１からの侵入者等の異常物体に関す
るアナログ信号を対応のデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換部２；デジタル信号に基づいて把握された侵入者等
の異常物体を検出する物体検出部３；侵入者等の異常物
体に関する情報を時系列的に記憶する外部メモリ部４；
所定のＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とを備えた内部メモ
リ部５；所要のデータ処理機能および制御機能を実施す
る制御部（ＣＰＵ）６；監視カメラ１を動かす追従制御
部７；監視カメラ１で捉えられた情報を画像として表示
する表示部（ＣＴＲ）１０；および、情報の変動に基づ
いて動作する警報部１１；を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は画像によるセキュリテ
ィシステムに関するものであり、特に、盗難防止や安全
確保をすべき箇所にＩＴＶカメラ等の監視用カメラをそ
の監視視野が可変であるように設置して、前記の盗難防
止や安全確保のために必要な画像情報を要所に伝達する
ことができる、画像によるセキュリティシステムに関す
るものである。そして、この発明に係るセキュリティシ
ステムによれば、システムに含まれている追従制御装置
によって異常物体の動きを追従しながら適当な記録媒体
に詳細な記録をとることができるために、前記異常物体
の動きを詳細に分析することが可能であり、また、使用
される監視用カメラにズーム機能を持たせることによ
り、更に詳細な記録をとることもできる。
ィシステムに関するものであり、特に、盗難防止や安全
確保をすべき箇所にＩＴＶカメラ等の監視用カメラをそ
の監視視野が可変であるように設置して、前記の盗難防
止や安全確保のために必要な画像情報を要所に伝達する
ことができる、画像によるセキュリティシステムに関す
るものである。そして、この発明に係るセキュリティシ
ステムによれば、システムに含まれている追従制御装置
によって異常物体の動きを追従しながら適当な記録媒体
に詳細な記録をとることができるために、前記異常物体
の動きを詳細に分析することが可能であり、また、使用
される監視用カメラにズーム機能を持たせることによ
り、更に詳細な記録をとることもできる。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のセキュリティシステムにお
いては、例えば倉庫や金庫等の出入口のような見張りを
要する箇所にＩＴＶカメラ等を設置して、事務室や守衛
室等の離隔した位置に設けたＣＲＴ等のディスプレイ装
置の表示画面上に、前記ＩＴＶカメラ側から送信された
現場の画像を映し出すようにされている。そして、在室
の守衛や監視員等の担当者が、この表示画面上に映し出
された画像をモニタしながら、画像に現れた事態の異常
性の程度に応じて必要な対策をとるようにされている。
しかるに、このような従来のやり方では少なくとも担当
者が常時表示画面上の画像をモニタせねばならないとい
う難点がある。
いては、例えば倉庫や金庫等の出入口のような見張りを
要する箇所にＩＴＶカメラ等を設置して、事務室や守衛
室等の離隔した位置に設けたＣＲＴ等のディスプレイ装
置の表示画面上に、前記ＩＴＶカメラ側から送信された
現場の画像を映し出すようにされている。そして、在室
の守衛や監視員等の担当者が、この表示画面上に映し出
された画像をモニタしながら、画像に現れた事態の異常
性の程度に応じて必要な対策をとるようにされている。
しかるに、このような従来のやり方では少なくとも担当
者が常時表示画面上の画像をモニタせねばならないとい
う難点がある。
【０００３】前記のような難点をなくすような改善を施
したセキュリティシステムとしては、例えば、特開平２
−３８８８号公報に開示されたものを挙げることができ
る。このセキュリティシステムにおいては、監視をして
いる箇所に異常事態が生じたときには、自動的に警報を
発して前記異常事態の発生を知らせるとともに、この異
常事態を表す画像を担当者側に伝送するようにされてい
る。ここで、平常時と異常時との差異については、前記
平常時の状態を初期基準状態を表す信号として予め適所
に記憶させておき、モニタ操作が開始されてから順次伝
送されてくる現在の状態を表す入力信号をこれと比較し
て両者間の差をみるようにされている。そして、この両
者間の差がある所定の許容値を越えたときには、看過で
きない異常事態が生じたと判断されることになる。とこ
ろで、この特開平２−３８８８号公報に記載されている
技術によれば、異常物体の検出は可能であるけれども、
余り詳細な記録はできないし、監視されている前記の異
常物体がＩＴＶカメラの視野範囲から外れてしまうと、
その正確な監視や記録が全く不可能になる。もっとも、
このようなシステムを適当な台数用意すれば一応これに
対応できるようになるけれども、経済的なデメリットが
大きくなってくる。
したセキュリティシステムとしては、例えば、特開平２
−３８８８号公報に開示されたものを挙げることができ
る。このセキュリティシステムにおいては、監視をして
いる箇所に異常事態が生じたときには、自動的に警報を
発して前記異常事態の発生を知らせるとともに、この異
常事態を表す画像を担当者側に伝送するようにされてい
る。ここで、平常時と異常時との差異については、前記
平常時の状態を初期基準状態を表す信号として予め適所
に記憶させておき、モニタ操作が開始されてから順次伝
送されてくる現在の状態を表す入力信号をこれと比較し
て両者間の差をみるようにされている。そして、この両
者間の差がある所定の許容値を越えたときには、看過で
きない異常事態が生じたと判断されることになる。とこ
ろで、この特開平２−３８８８号公報に記載されている
技術によれば、異常物体の検出は可能であるけれども、
余り詳細な記録はできないし、監視されている前記の異
常物体がＩＴＶカメラの視野範囲から外れてしまうと、
その正確な監視や記録が全く不可能になる。もっとも、
このようなシステムを適当な台数用意すれば一応これに
対応できるようになるけれども、経済的なデメリットが
大きくなってくる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の技術に
おいては、上記されたように監視対象としての異常物体
の検出は一応可能ではあるけれども余り詳細な記録は可
能でなく、特に、監視されている前記の異常物体がＩＴ
Ｖカメラの視野範囲から外れるとその正確な監視や記録
が全く不可能になってしまう。もっとも、このようなシ
ステムを適当な台数用意すれば一応これに対応できるよ
うにはなるけれども、経済的なデメリットが著しく大き
くなるという問題点があった。
おいては、上記されたように監視対象としての異常物体
の検出は一応可能ではあるけれども余り詳細な記録は可
能でなく、特に、監視されている前記の異常物体がＩＴ
Ｖカメラの視野範囲から外れるとその正確な監視や記録
が全く不可能になってしまう。もっとも、このようなシ
ステムを適当な台数用意すれば一応これに対応できるよ
うにはなるけれども、経済的なデメリットが著しく大き
くなるという問題点があった。
【０００５】この発明は上記された問題点を解決するた
めになされたものであって、盗難防止や安全確保をすべ
き箇所にＩＴＶカメラ等の監視用カメラをその監視視野
が可変であるように設置して、前記の盗難防止や安全確
保のために必要な画像情報を要所に伝達することが可能
にされた、画像によるセキュリティシステムを提供する
ことを目的とするものである。
めになされたものであって、盗難防止や安全確保をすべ
き箇所にＩＴＶカメラ等の監視用カメラをその監視視野
が可変であるように設置して、前記の盗難防止や安全確
保のために必要な画像情報を要所に伝達することが可能
にされた、画像によるセキュリティシステムを提供する
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像によ
るセキュリティシステムは上記の目的を果たすためにな
されたものであり、侵入者等の異常物体の存否を可変の
視野にわたって監視する監視カメラ１；前記監視カメラ
１からの侵入者等の異常物体に関するアナログ信号を対
応のデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部２；前記Ａ／
Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づいて把握された侵
入者等の異常物体を検出する物体検出部３；前記物体検
出部３からの検出信号に基づいて前記侵入者等の異常物
体に関する情報を時系列的に記憶する外部メモリ部４；
所定のＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とを備えた内部メモ
リ部５；所要のデータ処理機能および制御機能を実施す
る制御部（ＣＰＵ）６；垂直用駆動モータ８と水平用駆
動モータ９とからなり、制御部（ＣＰＵ）６からの所要
の指令に基づいて監視カメラ１を動かす追従制御部７；
前記制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監
視カメラ１で捉えられた情報を画像として表示する表示
部（ＣＴＲ）１０；および、前記の監視カメラ１で捉え
られた情報の変動に基づいて動作する警報部１１；を備
えてなることを特徴とするものである。
るセキュリティシステムは上記の目的を果たすためにな
されたものであり、侵入者等の異常物体の存否を可変の
視野にわたって監視する監視カメラ１；前記監視カメラ
１からの侵入者等の異常物体に関するアナログ信号を対
応のデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部２；前記Ａ／
Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づいて把握された侵
入者等の異常物体を検出する物体検出部３；前記物体検
出部３からの検出信号に基づいて前記侵入者等の異常物
体に関する情報を時系列的に記憶する外部メモリ部４；
所定のＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とを備えた内部メモ
リ部５；所要のデータ処理機能および制御機能を実施す
る制御部（ＣＰＵ）６；垂直用駆動モータ８と水平用駆
動モータ９とからなり、制御部（ＣＰＵ）６からの所要
の指令に基づいて監視カメラ１を動かす追従制御部７；
前記制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監
視カメラ１で捉えられた情報を画像として表示する表示
部（ＣＴＲ）１０；および、前記の監視カメラ１で捉え
られた情報の変動に基づいて動作する警報部１１；を備
えてなることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】この発明に係る画像によるセキュリティシステ
ムにおいて、ＩＴＶカメラ等からなる監視カメラ１は、
可変にされているある所与の監視分野にわたって、侵入
者等の異常物体の存否を監視している。この監視カメラ
１において捉えられた画像に関するアナログ信号は、後
での処理や記憶の便のために、Ａ／Ｄ変換部２において
対応のデジタル信号に変換される。物体検出部３は、Ａ
／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づいて、監視カメ
ラ１において捉えられた画像内に何等かの物体（例え
ば、異常物体）が存在することを検出する。例えばフロ
ッピ・ディスクやカセット式の磁気テープ等からなる外
部メモリ部４には、物体検出部３からの検出信号に基づ
いて前記何等かの物体に関する情報が後での検討等のた
めに時系列的に記憶される。例えばＩＣメモリからなる
内部メモリ部５は制御部（ＣＰＵ）６に付設されてお
り、好適には、ＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とが含まれ
ている。そして、そのＲＯＭ機能部には所要のプログラ
ムが格納されていて、制御部（ＣＰＵ）６はこのプログ
ラムに基づく所定のデータ処理操作や各種の制御操作を
実行する。また、そのＲＡＭ機能部には、監視カメラ１
の起動時における監視視野に関する初期情報（即ち、基
準情報）やそれ以降の変動情報等が記憶される。制御部
（ＣＰＵ）６は、比較処理等の論理機能を含む所要のデ
ータ処理機能や各種の制御機能を備えた適当なマイクロ
コンピュータからなるものであり、この制御部（ＣＰ
Ｕ）６の比較処理の論理機能により前述の初期情報と変
動情報との比較をして、監視カメラ１による監視の対象
に無視できない程度の変動が生じたか否かの（即ち、異
常物体が存在するか否かの）判定をする。また、この制
御部（ＣＰＵ）６においては、前記異常物体の中心（こ
の中心の算出については幾つかのやり方がある）が表示
部（ＣＴＲ）１０の中心位置にくるように、垂直用駆動
モータ８と水平用駆動モータ９とからなる追従制御部７
の駆動制御をする。即ち、追従制御部７内に設けられて
いる垂直用駆動モータ８および水平用駆動モータ９は、
制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づいて、監視
カメラ１を任意所望の方向に向けるように動かして、異
常物体の中心が前述の位置になるようにする。守衛室等
の適所に設置された表示部（ＣＴＲ）１０は、例えば、
テレビ受像機等でも好適に使用されるディスプレイから
なるものであり、前記制御部（ＣＰＵ）６からの所要の
指令に基づき、監視カメラ１で捉えられた情報を画像と
して表示して、担当の監視者による確認が可能にされ
る。また、例えばブザーやサイレンのような音響発生手
段からなる警報部１１は、前記の監視カメラ１で捉えら
れた情報の変動がある所定の許容限度を越えたときに
（即ち、異常物体の検出がされたときに）制御部（ＣＰ
Ｕ）６の所要の指令により動作して、担当の監視者の注
意を喚起する機能を果たす。
ムにおいて、ＩＴＶカメラ等からなる監視カメラ１は、
可変にされているある所与の監視分野にわたって、侵入
者等の異常物体の存否を監視している。この監視カメラ
１において捉えられた画像に関するアナログ信号は、後
での処理や記憶の便のために、Ａ／Ｄ変換部２において
対応のデジタル信号に変換される。物体検出部３は、Ａ
／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づいて、監視カメ
ラ１において捉えられた画像内に何等かの物体（例え
ば、異常物体）が存在することを検出する。例えばフロ
ッピ・ディスクやカセット式の磁気テープ等からなる外
部メモリ部４には、物体検出部３からの検出信号に基づ
いて前記何等かの物体に関する情報が後での検討等のた
めに時系列的に記憶される。例えばＩＣメモリからなる
内部メモリ部５は制御部（ＣＰＵ）６に付設されてお
り、好適には、ＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とが含まれ
ている。そして、そのＲＯＭ機能部には所要のプログラ
ムが格納されていて、制御部（ＣＰＵ）６はこのプログ
ラムに基づく所定のデータ処理操作や各種の制御操作を
実行する。また、そのＲＡＭ機能部には、監視カメラ１
の起動時における監視視野に関する初期情報（即ち、基
準情報）やそれ以降の変動情報等が記憶される。制御部
（ＣＰＵ）６は、比較処理等の論理機能を含む所要のデ
ータ処理機能や各種の制御機能を備えた適当なマイクロ
コンピュータからなるものであり、この制御部（ＣＰ
Ｕ）６の比較処理の論理機能により前述の初期情報と変
動情報との比較をして、監視カメラ１による監視の対象
に無視できない程度の変動が生じたか否かの（即ち、異
常物体が存在するか否かの）判定をする。また、この制
御部（ＣＰＵ）６においては、前記異常物体の中心（こ
の中心の算出については幾つかのやり方がある）が表示
部（ＣＴＲ）１０の中心位置にくるように、垂直用駆動
モータ８と水平用駆動モータ９とからなる追従制御部７
の駆動制御をする。即ち、追従制御部７内に設けられて
いる垂直用駆動モータ８および水平用駆動モータ９は、
制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づいて、監視
カメラ１を任意所望の方向に向けるように動かして、異
常物体の中心が前述の位置になるようにする。守衛室等
の適所に設置された表示部（ＣＴＲ）１０は、例えば、
テレビ受像機等でも好適に使用されるディスプレイから
なるものであり、前記制御部（ＣＰＵ）６からの所要の
指令に基づき、監視カメラ１で捉えられた情報を画像と
して表示して、担当の監視者による確認が可能にされ
る。また、例えばブザーやサイレンのような音響発生手
段からなる警報部１１は、前記の監視カメラ１で捉えら
れた情報の変動がある所定の許容限度を越えたときに
（即ち、異常物体の検出がされたときに）制御部（ＣＰ
Ｕ）６の所要の指令により動作して、担当の監視者の注
意を喚起する機能を果たす。
【０００８】
【実施例】図１は、この発明の実施例に係る画像による
セキュリティシステムの例示図である。この図１におい
て、１は監視カメラであって、例えばＩＴＶカメラ等か
らなるものであり、ある所与の監視分野（この監視分野
は後述のように可変のものである）での侵入者等の異常
物体の存否を監視するものである。２はＡ／Ｄ変換部で
あって、前記監視カメラ１において捉えられた侵入者等
の異常物体に関するアナログ信号を対応のデジタル信号
に変換するものである。３は物体検出部であって、前記
Ａ／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づいて把握され
た侵入者等の異常物体を検出するものである。４は外部
メモリ部であって、例えばフロッピ・ディスクやカセッ
ト式の磁気テープ等からなるものであり、前記物体検出
部３からの検出信号に基づいて前記侵入者等の異常物体
に関する情報を時系列的に記憶させるものである。５は
内部メモリ部であって例えばＩＣメモリからなるもので
あり、後述の制御部（ＣＰＵ）６に付設されている。こ
の内部メモリ部５にはＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とが
含まれており、前者のＲＯＭ機能部には例えば所要のプ
ログラムが格納されていて、制御部（ＣＰＵ）６はこの
プログラムに基づく所定のデータ処理操作や各種の制御
操作を実行するようにされる。また、後者のＲＡＭ機能
部には監視カメラ１の起動時における監視視野の初期情
報（即ち、基準情報）やそれ以降の変動情報等を記憶す
るようにされる。６は制御部（ＣＰＵ）であって、比較
処理機能のような所要のデータ処理機能や各種の制御機
能を備えたマイクロコンピュータ等であればよく、この
制御部（ＣＰＵ）６の動作により例えば前述の初期情報
と変動情報との比較をして、監視カメラ１による監視の
対象に無視できない程度の変動が生じたか否かの判定を
する。７は追従制御部であって、垂直用駆動モータ８と
水平用駆動モータ９とからなるものであり、制御部（Ｃ
ＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視カメラ１が任
意所望の方向に向くように動かして、その監視視野を適
宜に変動させる。１０は表示部（ＣＴＲ）であって、前
記制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視
カメラ１で捉えられた情報を画像として表示し、担当の
監視者による確認が可能にされる。また、１１は警報部
であって例えばブザーやサイレン等であればよく、例え
ば、前記の監視カメラ１で捉えられた情報の変動がある
所定の許容限度を越えたときに動作して、担当の監視者
の注意を喚起するものである。
セキュリティシステムの例示図である。この図１におい
て、１は監視カメラであって、例えばＩＴＶカメラ等か
らなるものであり、ある所与の監視分野（この監視分野
は後述のように可変のものである）での侵入者等の異常
物体の存否を監視するものである。２はＡ／Ｄ変換部で
あって、前記監視カメラ１において捉えられた侵入者等
の異常物体に関するアナログ信号を対応のデジタル信号
に変換するものである。３は物体検出部であって、前記
Ａ／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づいて把握され
た侵入者等の異常物体を検出するものである。４は外部
メモリ部であって、例えばフロッピ・ディスクやカセッ
ト式の磁気テープ等からなるものであり、前記物体検出
部３からの検出信号に基づいて前記侵入者等の異常物体
に関する情報を時系列的に記憶させるものである。５は
内部メモリ部であって例えばＩＣメモリからなるもので
あり、後述の制御部（ＣＰＵ）６に付設されている。こ
の内部メモリ部５にはＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とが
含まれており、前者のＲＯＭ機能部には例えば所要のプ
ログラムが格納されていて、制御部（ＣＰＵ）６はこの
プログラムに基づく所定のデータ処理操作や各種の制御
操作を実行するようにされる。また、後者のＲＡＭ機能
部には監視カメラ１の起動時における監視視野の初期情
報（即ち、基準情報）やそれ以降の変動情報等を記憶す
るようにされる。６は制御部（ＣＰＵ）であって、比較
処理機能のような所要のデータ処理機能や各種の制御機
能を備えたマイクロコンピュータ等であればよく、この
制御部（ＣＰＵ）６の動作により例えば前述の初期情報
と変動情報との比較をして、監視カメラ１による監視の
対象に無視できない程度の変動が生じたか否かの判定を
する。７は追従制御部であって、垂直用駆動モータ８と
水平用駆動モータ９とからなるものであり、制御部（Ｃ
ＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視カメラ１が任
意所望の方向に向くように動かして、その監視視野を適
宜に変動させる。１０は表示部（ＣＴＲ）であって、前
記制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視
カメラ１で捉えられた情報を画像として表示し、担当の
監視者による確認が可能にされる。また、１１は警報部
であって例えばブザーやサイレン等であればよく、例え
ば、前記の監視カメラ１で捉えられた情報の変動がある
所定の許容限度を越えたときに動作して、担当の監視者
の注意を喚起するものである。
【０００９】次に、上記図１における実施例システムの
動作について説明する。いま、この発明の実施例に係る
画像によるセキュリティシステムが、ある所定の起動ス
イッチ（図示されない）等を作用させることによって所
要の動作が始まっているものとする。ＩＴＶカメラ等か
らなる監視カメラ１は、可変にされているある所与の監
視分野にわたって、侵入者等の異常物体の存否を監視し
ている。なお、この監視カメラ１は必要に応じてズーム
機能を有することが可能であり、監視視野に写る画像の
一部を拡大してその内容を確認することもできる。この
監視カメラ１において捉えられた画像に関するアナログ
信号は、後での処理や記憶の便のために、Ａ／Ｄ変換部
２において対応のデジタル信号に変換される。物体検出
部３は、Ａ／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づい
て、監視カメラ１において捉えられた画像内に何等かの
物体が存在することを検出する。外部メモリ部４は、例
えばフロッピ・ディスクやカセット式の磁気テープ等か
らなるものであり、物体検出部３からの検出信号に基づ
いて前記何等かの物体に関する情報が時系列的に記憶さ
れる。なお、この外部メモリ部４はの内容の確認は、こ
の実施例システムによって行うことも可能であるが、そ
の取り外しや搬送が可能であることから、別の場所に設
けた所定の確認手段（図示されない）によってその確認
をすることもできる。内部メモリ部５は例えばＩＣメモ
リからなるものであって、後述の機能を果たす制御部
（ＣＰＵ）６に付設されており、好適には、この内部メ
モリ部５にはＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とが含まれて
いる。そして、前者であるＲＯＭ機能部には所要のプロ
グラムが格納されていて、制御部（ＣＰＵ）６はこのプ
ログラムに基づく所定のデータ処理操作や各種の制御操
作を実行する。また、後者であるＲＡＭ機能部には、監
視カメラ１の起動時における監視視野に関する初期情報
（即ち、基準情報）やそれ以降の変動情報等が記憶され
る。制御部（ＣＰＵ）６は、比較処理等の論理機能を含
む所要のデータ処理機能や各種の制御機能を備えた適当
なマイクロコンピュータからなるものであり、この制御
部（ＣＰＵ）６の比較処理の論理機能により前述の初期
情報と変動情報との比較をして、監視カメラ１による監
視の対象に無視できない程度の変動が生じたか否かの
（即ち、異常物体が存在するか否かの）判定をする。ま
た、この制御部（ＣＰＵ）６においては、前記異常物体
の中心（後述の表示部（ＣＴＲ）１０の表示画面上での
垂直、水平方向の座標の最大値と最小値とから算出され
る）が表示部（ＣＴＲ）１０の中心位置にくるように、
後述の垂直用駆動モータ８と水平用駆動モータ９とから
なる追従制御部７の駆動制御をする。即ち、追従制御部
７内に設けられている垂直用駆動モータ８および水平用
駆動モータ９は、制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令
に基づいて、監視カメラ１を任意所望の方向に向けるよ
うに動かして、異常物体の中心が前述の位置になるよう
にする。なお、この異常物体の中心については、当該異
常物体の占める面積の重心として求めることも可能であ
る。表示部（ＣＴＲ）１０は、例えばテレビ受像機等で
も好適に使用されるディスプレイからなるものであり、
前述されたように、守衛室等のしかるべき場所に設置さ
れている。そして、この表示部（ＣＴＲ）１０は、前記
制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づき、監視カ
メラ１で捉えられた情報を画像として表示して、担当の
監視者による確認が可能にされる。また、警報部１１は
例えばブザーやサイレンのような音響発生手段が好適で
あり、例えば、前記の監視カメラ１で捉えられた情報の
変動がある所定の許容限度を越えたときに制御部（ＣＰ
Ｕ）６の所要の指令により動作して、担当の監視者の注
意を喚起する機能を果たす。
動作について説明する。いま、この発明の実施例に係る
画像によるセキュリティシステムが、ある所定の起動ス
イッチ（図示されない）等を作用させることによって所
要の動作が始まっているものとする。ＩＴＶカメラ等か
らなる監視カメラ１は、可変にされているある所与の監
視分野にわたって、侵入者等の異常物体の存否を監視し
ている。なお、この監視カメラ１は必要に応じてズーム
機能を有することが可能であり、監視視野に写る画像の
一部を拡大してその内容を確認することもできる。この
監視カメラ１において捉えられた画像に関するアナログ
信号は、後での処理や記憶の便のために、Ａ／Ｄ変換部
２において対応のデジタル信号に変換される。物体検出
部３は、Ａ／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基づい
て、監視カメラ１において捉えられた画像内に何等かの
物体が存在することを検出する。外部メモリ部４は、例
えばフロッピ・ディスクやカセット式の磁気テープ等か
らなるものであり、物体検出部３からの検出信号に基づ
いて前記何等かの物体に関する情報が時系列的に記憶さ
れる。なお、この外部メモリ部４はの内容の確認は、こ
の実施例システムによって行うことも可能であるが、そ
の取り外しや搬送が可能であることから、別の場所に設
けた所定の確認手段（図示されない）によってその確認
をすることもできる。内部メモリ部５は例えばＩＣメモ
リからなるものであって、後述の機能を果たす制御部
（ＣＰＵ）６に付設されており、好適には、この内部メ
モリ部５にはＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部とが含まれて
いる。そして、前者であるＲＯＭ機能部には所要のプロ
グラムが格納されていて、制御部（ＣＰＵ）６はこのプ
ログラムに基づく所定のデータ処理操作や各種の制御操
作を実行する。また、後者であるＲＡＭ機能部には、監
視カメラ１の起動時における監視視野に関する初期情報
（即ち、基準情報）やそれ以降の変動情報等が記憶され
る。制御部（ＣＰＵ）６は、比較処理等の論理機能を含
む所要のデータ処理機能や各種の制御機能を備えた適当
なマイクロコンピュータからなるものであり、この制御
部（ＣＰＵ）６の比較処理の論理機能により前述の初期
情報と変動情報との比較をして、監視カメラ１による監
視の対象に無視できない程度の変動が生じたか否かの
（即ち、異常物体が存在するか否かの）判定をする。ま
た、この制御部（ＣＰＵ）６においては、前記異常物体
の中心（後述の表示部（ＣＴＲ）１０の表示画面上での
垂直、水平方向の座標の最大値と最小値とから算出され
る）が表示部（ＣＴＲ）１０の中心位置にくるように、
後述の垂直用駆動モータ８と水平用駆動モータ９とから
なる追従制御部７の駆動制御をする。即ち、追従制御部
７内に設けられている垂直用駆動モータ８および水平用
駆動モータ９は、制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令
に基づいて、監視カメラ１を任意所望の方向に向けるよ
うに動かして、異常物体の中心が前述の位置になるよう
にする。なお、この異常物体の中心については、当該異
常物体の占める面積の重心として求めることも可能であ
る。表示部（ＣＴＲ）１０は、例えばテレビ受像機等で
も好適に使用されるディスプレイからなるものであり、
前述されたように、守衛室等のしかるべき場所に設置さ
れている。そして、この表示部（ＣＴＲ）１０は、前記
制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づき、監視カ
メラ１で捉えられた情報を画像として表示して、担当の
監視者による確認が可能にされる。また、警報部１１は
例えばブザーやサイレンのような音響発生手段が好適で
あり、例えば、前記の監視カメラ１で捉えられた情報の
変動がある所定の許容限度を越えたときに制御部（ＣＰ
Ｕ）６の所要の指令により動作して、担当の監視者の注
意を喚起する機能を果たす。
【００１０】
【発明の効果】以上説明されたように、この発明に係る
画像によるセキュリティシステムは：侵入者等の異常物
体の存否を可変の視野にわたって監視する監視カメラ
１；前記監視カメラ１からの侵入者等の異常物体に関す
るアナログ信号を対応のデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換部２；前記Ａ／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基
づいて把握された侵入者等の異常物体を検出する物体検
出部３；前記物体検出部３からの検出信号に基づいて前
記侵入者等の異常物体に関する情報を時系列的に記憶す
る外部メモリ部４；所定のＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部
とを備えた内部メモリ部５；所要のデータ処理機能およ
び制御機能を実施する制御部（ＣＰＵ）６；垂直用駆動
モータ８と水平用駆動モータ９とからなり、制御部（Ｃ
ＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視カメラ１を動
かす追従制御部７；前記制御部（ＣＰＵ）６からの所要
の指令に基づいて監視カメラ１で捉えられた情報を画像
として表示する表示部（ＣＴＲ）１０；および、前記の
監視カメラ１で捉えられた情報の変動に基づいて動作す
る警報部１１；を備えて構成されたものであり、システ
ム内に含まれている追従制御手段によって異常物体の動
きを追従しながら適当な記録媒体に必要な記録を詳細に
とることができるために、前記異常物体の動きを詳細に
分析することが可能であり、また、使用される監視用カ
メラにズーム機能を持たせることにより、更に詳細な記
録をとることも可能にされるものである。
画像によるセキュリティシステムは：侵入者等の異常物
体の存否を可変の視野にわたって監視する監視カメラ
１；前記監視カメラ１からの侵入者等の異常物体に関す
るアナログ信号を対応のデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換部２；前記Ａ／Ｄ変換部２からのデジタル信号に基
づいて把握された侵入者等の異常物体を検出する物体検
出部３；前記物体検出部３からの検出信号に基づいて前
記侵入者等の異常物体に関する情報を時系列的に記憶す
る外部メモリ部４；所定のＲＯＭ機能部とＲＡＭ機能部
とを備えた内部メモリ部５；所要のデータ処理機能およ
び制御機能を実施する制御部（ＣＰＵ）６；垂直用駆動
モータ８と水平用駆動モータ９とからなり、制御部（Ｃ
ＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視カメラ１を動
かす追従制御部７；前記制御部（ＣＰＵ）６からの所要
の指令に基づいて監視カメラ１で捉えられた情報を画像
として表示する表示部（ＣＴＲ）１０；および、前記の
監視カメラ１で捉えられた情報の変動に基づいて動作す
る警報部１１；を備えて構成されたものであり、システ
ム内に含まれている追従制御手段によって異常物体の動
きを追従しながら適当な記録媒体に必要な記録を詳細に
とることができるために、前記異常物体の動きを詳細に
分析することが可能であり、また、使用される監視用カ
メラにズーム機能を持たせることにより、更に詳細な記
録をとることも可能にされるものである。
【図１】 この発明の実施例に係るセキュリティシステ
ムの概略的な構成を示すブロック図である。
ムの概略的な構成を示すブロック図である。
１：監視カメラ； ２：Ａ／Ｄ変換部； ３：物体検出部； ４：外部メモリ部； ５：内部メモリ部； ６：制御部（ＣＰＵ）； ７：追従制御部； ８：垂直用駆動モータ； ９：水平用駆動モータ； １０：表示部（ＣＴＲ）； １１：警報部。
Claims (1)
- 【請求項１】画像によるセキュリティシステムであっ
て：侵入者等の異常物体の存否を可変の視野にわたって
監視する監視カメラ１；前記監視カメラ１からの侵入者
等の異常物体に関するアナログ信号を対応のデジタル信
号に変換するＡ／Ｄ変換部２；前記Ａ／Ｄ変換部２から
のデジタル信号に基づいて把握された侵入者等の異常物
体を検出する物体検出部３；前記物体検出部３からの検
出信号に基づいて前記侵入者等の異常物体に関する情報
を時系列的に記憶する外部メモリ部４；所定のＲＯＭ機
能部とＲＡＭ機能部とを備えた内部メモリ部５；所要の
データ処理機能および制御機能を実施する制御部（ＣＰ
Ｕ）６；垂直用駆動モータ８と水平用駆動モータ９とか
らなり、制御部（ＣＰＵ）６からの所要の指令に基づい
て監視カメラ１を動かす追従制御部７；前記制御部（Ｃ
ＰＵ）６からの所要の指令に基づいて監視カメラ１で捉
えられた情報を画像として表示する表示部（ＣＴＲ）１
０；および前記の監視カメラ１で捉えられた情報の変動
に基づいて動作する警報部１１；を備えてなることを特
徴とする、画像によるセキュリティシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8823792A JPH05258185A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 画像によるセキュリティシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8823792A JPH05258185A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 画像によるセキュリティシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258185A true JPH05258185A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13937259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8823792A Pending JPH05258185A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 画像によるセキュリティシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05258185A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8624798B2 (en) | 2006-10-16 | 2014-01-07 | Sony Corporation | Imaging display apparatus and method |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP8823792A patent/JPH05258185A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8624798B2 (en) | 2006-10-16 | 2014-01-07 | Sony Corporation | Imaging display apparatus and method |
| US9665167B2 (en) | 2006-10-16 | 2017-05-30 | Sony Corporation | Imaging display apparatus and method |
| US9772686B2 (en) | 2006-10-16 | 2017-09-26 | Sony Corporation | Imaging display apparatus and method |
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