JPH05258164A - 自動販売機の冷却装置 - Google Patents

自動販売機の冷却装置

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JPH05258164A
JPH05258164A JP4141849A JP14184992A JPH05258164A JP H05258164 A JPH05258164 A JP H05258164A JP 4141849 A JP4141849 A JP 4141849A JP 14184992 A JP14184992 A JP 14184992A JP H05258164 A JPH05258164 A JP H05258164A
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circulating air
compressor
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昌三 岩本
Yukio Kimura
幸雄 木村
Tetsuya Miyao
哲也 宮尾
Katsutoshi Hashiguchi
勝敏 橋口
Katsuya Kanzaki
克也 神崎
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の商品収納室別の蒸発器へ冷媒を分配する
分配器に偏りを生じ、商品収納室の冷え方に差が生じて
も、電磁弁の制御によってこの冷え方の差を無くす。 【構成】最も冷えにくい商品収納室の温度と冷え易い商
品収納室の温度との差が許容温度差ΔT(この場合3de
g)以上開くと冷え易い商品収納室の蒸発器の電磁弁を閉
じ、冷えにくい商品収納室の蒸発器へ冷媒を集中して流
すようにし、結果として全ての商品収納室の温度をほぼ
同温度とする。但しこの制御のみでは前記温度の差が例
えば10deg以上と極端に大きい場合、高温側商品収
納室の蒸発器のみへいつまでも冷媒が集中して流れ続
け、充分冷えていた筈の低温側商品収納室の商品温度が
上がり過ぎるので上記冷媒集中制御を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の独立した商品収
納室を有し複数種類の商品の販売を可能にした自動販売
機の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による自動販売機の冷却装置を
図面によって説明する。図5は従来例の自動販売機の冷
却装置の概略構成を説明するための(a)は正面方向断
面図、(b)は側面方向断面図である。図5において、
1は自動販売機の本体筐体であり、この筐体1の中に商
品収納室A,B,Cが断熱材で互いに独立して区画形成
されている。それぞれの商品収納室A,B,Cには、商
品2を収納する商品収納装置3、商品2を冷却する冷却
源としての冷媒蒸発器4A,4B,4C(総称する場合
は、単に4とする)、それぞれの前記蒸発器4A,4
B,4Cが発生する冷熱を前記商品2に伝達するために
それぞれの前記商品収納室A,B,C内の空気を循環さ
せるファン5、それぞれのこのファン5で得られる循環
風6を前記商品2ならびに前記蒸発器4A,4B,4C
に還流させるための風胴7を配設している。
【0003】商品収納室A,B,Cの循環風6の温度を
代表するものとして前記蒸発器4A,4B,4Cの温度
を検出しており、蒸発器4A,4B,4Cのそれぞれに
は、その温度を検出するためのON/OFF接点を内蔵
した温度センサとしてのガス式サーモスタット51A,
51B,51Cが装着されている。商品収納室A,B,
Cの下部には前記蒸発器4A,4B,4Cとともに冷却
回路を構成する圧縮機9、冷媒凝縮器10などが装着さ
れている。筐体1の前面開口部1aは内扉11で仕切ら
れている。商品収納室A,B,Cにはこの他に商品を加
温する電気ヒータや商品搬出機構等が組み込まれ、また
内扉11の外側には販売ボタンや商品取出部等を備えた
外扉が取り付けられるが、本発明の要旨ではないのでそ
れらの説明は省く。
【0004】次に蒸発器4A,4B,4C、圧縮機9、
冷媒凝縮器10等を用いる冷却装置を説明する。図6は
図5に対応する自動販売機の冷却装置の制御回路ととも
に示した冷却回路図である。図6において、4A,4
B,4Cは図5に関する説明でも述べた冷媒12を蒸発
させて冷熱を発生させる冷媒蒸発器、9は蒸発器4A,
4B,4Cで冷熱を発生して低圧となった冷媒12を加
圧圧縮する圧縮機、さらに、10は圧縮機9で圧縮され
高温となった冷媒12を冷却する冷媒凝縮器、13は冷
媒12中の水分や塵埃を除去するストレーナ、52は冷
媒12をそれぞれの前記蒸発器4A,4B,4Cに分流
する分配器、14はそれぞれの前記蒸発器4A,4B,
4Cに直列に接続されて冷媒12の流路を開閉する電磁
弁、15はそれぞれの前記蒸発器4A,4B,4Cに直
列に接続されて前記圧縮機9で圧縮され高圧となった冷
媒12を減圧する減圧装置としてのキャピラリーチュー
ブ、16は分流していた冷媒12を再び集合させる集合
器、53は未蒸発の液状冷媒を貯留するアキュームレー
タである。
【0005】それぞれの前記キャピラリーチューブ15
の流体抵抗を適切に選定し、前記蒸発器4A,4B,4
Cに所望の量の前記冷媒を通流させるようにしている。
また、前記分配器52はほぼ円筒状の容器を備え、底面
には1本の入口管をまた頂部には前記蒸発器4A,4
B,4Cの設置台数3台と同数の3本を同心上に配置し
た出口管を有する。54は制御部であり、前記ガス式サ
ーモスタット51A,51B,51CからのON/OF
F信号を受けて前記電磁弁14の開閉ならびに前記圧縮
機9の運転/停止を行う信号を出力する。
【0006】制御器54による商品収納室内空気温度の
制御状況を図7により説明する。図7は一例として商品
収納室AおよびCに着目して、自動販売機の運転開始か
らの両室の温度推移とそれにともなう冷却装置を構成す
る機器の動作を例示したものである。図7において、自
動販売機の運転開始とともに圧縮機9は運転を開始し、
電磁弁14が開放されて各機器に冷媒12が通流するの
で、商品収納室AおよびC内の循環風6の温度は図示の
ごとく運転継続とともに降下していく。まず商品収納室
Aの循環風6の温度が許容下限値Tβに到達するが、こ
れをサーモスタット51Aが蒸発器4Aの温度で検出
し、接点OFF信号を制御器54に送出する。制御器5
4はこれを受けて蒸発器4Aに接続された電磁弁14を
閉止する信号を出力し、これによりこの電磁弁14は閉
止される。これにともない商品収納室Aの循環風6の温
度は上昇を開始する。
【0007】続いて商品収納室Cの循環風6の温度が許
容下限値Tβに到達するが、これをサーモスタット51
Cが蒸発器4Cの温度で検出し、接点OFF信号を制御
器54に送出する。制御器54はこれを受けて蒸発器4
Cに接続された電磁弁14を閉止する信号を出力し、こ
れによりこの電磁弁14は閉止される。これにともない
商品収納室Cの循環風6の温度は上昇を開始する。
【0008】またこの時、商品収納室Aの循環風6の温
度は、まだ許容上限値Tαに到達していないので、蒸発
器4Aに接続された電磁弁14は閉止されたままであ
る。この全ての電磁弁14が閉止されている条件では、
制御器54は圧縮機9を停止する信号を出力し、これに
より圧縮機9は停止し、全ての商品収納室の循環風6の
温度が上昇状態となる。
【0009】やがて、商品収納室Aの循環風6の温度が
許容上限値Tαに到達するが、これをサーモスタット5
1Aが蒸発器4Aの温度で検出し、接点ON信号を制御
器54に送出する。これを受けて、制御器54は圧縮機
9の運転の再開を指令する信号、および蒸発器4Aに接
続された電磁弁14を開放する信号を出力し、これによ
り圧縮機9は運転を再開し、またこの電磁弁14は開放
される。これにともない商品収納室Aの循環風6の温度
は再び降下を開始する。続いて商品収納室Cの循環風6
の温度が許容上限値Tαに到達するが、これをサーモス
タット51Cが蒸発器4Cの温度で検出し、接点ON信
号を制御器54に送出する。制御器54はこれを受けて
蒸発器4Cに接続された電磁弁14を開放する信号を出
力し、これによりこの電磁弁14は開放される。これに
ともない商品収納室Cの循環風6の温度も再び降下を開
始する。以降、自動販売機は各商品収納室A,B,Cの
温度を、許容上限温度Tαと許容下限温度Tβの間の適
正な温度に維持し、商品2を常時販売可能な状態で運転
を継続する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る自動販売機の冷却装置においては、商品を常時、所望
の温度に維持して販売可能な状態で運転を継続すること
はできるのであるが、分配器の底面に設けられた入口管
が底面に対して傾いて装着されたような場合には、分配
器内部における冷媒の流れも傾き、冷媒の流れは同心上
に均等に分布せず、偏った動圧が存在することとなる。
このため、冷媒は出口管から均等の圧力で流れ出ないの
で、各蒸発器の所望の量の冷媒を与えることができなく
なり、商品収納室の温度を適正な温度に維持できないと
いう問題を生ずる。
【0011】また、自動販売機の運転状況によっては、
冷却回路で生成する冷熱量が商品収納室を適正な温度に
維持するのに必要な冷熱量よりも大幅に過剰となり、ア
キュームレータの貯留能力をこえて未蒸発冷媒が生成さ
れることがある。この場合には、液状冷媒が圧縮機に流
入して圧縮機に損傷を与えるという問題を生ずる。ま
た、自動販売機の運転状況によっては商品収納室の温度
を降下する運転状態の際に、異なる商品収納室間の温度
に大きな差を生ずることがある。このためより低い温度
となった商品収納室には外部から余分な量の熱量が侵入
するので、エネルギーが余分に消費されるという問題が
生ずる。
【0012】さらに、温度センサにON/OFF接点を
内蔵したガス式サーモスタットを用いているので、前述
のより低い温度となった商品収納室への外部からの余分
な熱侵入を低減する制御を実施しようとしても適切な制
御を行うことができないという問題があった。本発明
は、前述の従来技術の問題点に鑑みなされたものであ
り、その第1の目的は、分配器内部にオリフィスを設け
ることで、入口管が分配器に傾いて装着されても冷媒は
出口管から均等の圧力で流れ出る自動販売機の冷却装置
を提供することにある。
【0013】また、その第2の目的は、アキュームレー
タに熱交換部も設けてこの熱交換部に凝縮器を通過し
た、まだ高温の冷媒を通流するようにすることで、アキ
ュームレータ中に過剰の未蒸発冷媒が貯留されることの
ない自動販売機の冷却装置を提供することにある。ま
た、その第3の目的は、循環風の温度を検出する温度セ
ンサは循環風の温度に応じて連続的に変化する電気信号
を出力するものとし、また制御器として、最も高い循環
風の温度に対して他のいずれかの商品収納室の循環風の
温度があらかじめ設定された許容温度差より上回る条件
になると、そのいずれかの電磁弁を閉止し、さらにまた
最も高い循環風の温度に対していずれかの循環風の温度
があらかじめ設定された許容温度差より下回る条件にな
ると、そのいずれかの電磁弁を開放するよう制御する制
御器を備えることで、商品収納室への余分な熱量の侵入
を低減でき、且つたとえ分配器の冷媒分配に偏りが生じ
てもこの偏りをより少なくするように制御できる自動販
売機の冷却装置を提供することにある。
【0014】ところで第3の目的に記したように各蒸発
器への冷媒の流れの偏り等により、冷え方に差が生じな
いように、各商品収納室の循環風の温度をもとに冷え方
の差を判断し、冷えている方の商品収納室の蒸発器への
電磁弁を閉じて冷媒の流れを制限し、冷却が同等に行わ
れるように制御した場合、この制御のままでは例えば特
定の商品収納室の運転モードを加熱モードから冷却モー
ドに切替えたとか、その特定の商品収納室の商品の補充
量が特に多い等の理由によって、その特定の商品収納室
の縦貫風の温度が他の商品収納室の循環風温度と比べて
極端に高い場合には、その特定の商品収納室内の蒸発器
に冷媒が集中して流れ続け、その結果、元々充分に冷却
されていた他の商品収納室の商品温度が、上がりすぎて
しまうという問題が生ずる。
【0015】そこでさらに第4の目的はこの問題を解消
するように制御できる自動販売機の冷却装置を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では前述の目的
は、下記のような手段によって達成される。 1)販売に供する商品を収納する複数の商品収納室のそ
れぞれに設置され前記商品を冷却するために冷媒を蒸発
させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発器の下流
に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキュームレ
ータと、このアキュームレータの下流に設置されて前記
冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧圧縮する
圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった冷媒を冷
却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前記蒸発器
に分流する分配器と、この分配器の下流に接続され前記
圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する減圧装置
と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接続回路の
それぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷媒流路を
開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発生する冷
熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記商品収納
室内空気を循環させて循環風を生成するファンと、前記
商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならびに前記圧
縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号を出力す
る温度センサを備え、前記分配器が1本の入口管と前記
蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動販売機の
冷却装置において、分配器が入口管と出口管との中間に
前記冷媒の流れを前記分配器の中央に通流させるオリフ
ィスを備えた構成とする。
【0017】2)前記1項記載の手段において、分配器
のオリフィスよりも下流にその尖端が前記オリフィスの
中央と合致する円錐体を備えた構成とする。 3)販売に供する商品を収納する複数の商品収納室のそ
れぞれに設置され前記商品を冷却するために冷媒を蒸発
させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発器の下流
に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキュームレ
ータと、このアキュームレータの下流に設置されて前記
冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧圧縮する
圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった冷媒を冷
却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前記蒸発器
に分流する分配器と、この分配器の下流に接続され前記
圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する減圧装置
と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接続回路の
それぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷媒流路を
開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発生する冷
熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記商品収納
室内空気を循環させて循環風を生成するファンと、前記
商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならびに前記圧
縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号を出力す
る温度センサを備え、前記分配器が1本の入口管と前記
蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動販売機の
冷却装置において、アキュームレータに熱交換部を設け
た構成とし、この熱交換部に前記冷媒凝縮器を流れ出た
前記冷媒を通流させてこのアキュームレータ中に貯留さ
れた液状冷媒を気化させるようにする。
【0018】4)前記3項記載の手段において、アキュ
ームレータに設ける熱交換部は、前記アキュームレータ
の外周に巻き付けられ、しかもこの外周に蝋付けされた
金属管よりなる構成とする。 5)販売に供する商品を収納する複数の商品収納室のそ
れぞれに設置され前記商品を冷却するために冷媒を蒸発
させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発器の下流
に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキュームレ
ータと、このアキュームレータの下流に設置されて前記
冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧圧縮する
圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった冷媒を冷
却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前記蒸発器
に分流する分配器と、この分配器の下流に接続され前記
圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する減圧装置
と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接続回路の
それぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷媒流路を
開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発生する冷
熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記商品収納
室内空気を循環させて循環風を生成するファンと、前記
商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならびに前記圧
縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号を出力す
る温度センサを備え、前記分配器が1本の入口管と前記
蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動販売機の
冷却装置において、温度センサは前記循環風の温度に応
じて連続的に変化する電気信号を出力するものであり、
またこの温度センサからの電気信号を受けて前記電磁弁
の開閉ならびに前記圧縮機の運転/停止を行う信号を出
力する制御器を備えた構成とする。
【0019】6)前記5項記載の手段において、制御器
は、それぞれの前記循環風の温度が許容下限値(Tβな
ど)に到達するとそれぞれの前記電磁弁を閉止し、また
それぞれの循環風の温度が第1の許容上限値(Tαな
ど)に到達するとそれぞれの前記電磁弁を開放し、また
全ての前記電磁弁が閉止される条件になると前記圧縮機
の運転を停止し、またいずれかの前記電磁弁が開放され
る条件になると前記圧縮機の運転を再開し、また圧縮機
の運転時に於いて、最も高い循環風の温度と他のいずれ
かの循環風の温度との差があらかじめ設定された第1の
許容温度差(ΔT=3degなど)を上回る条件になる
とそのいずれかの電磁弁を閉止し、さらにまたこの電磁
弁の閉止状態の時最も高い循環風の温度に対してそのい
ずれかの循環風の温度があらかじめ設定された第2の許
容温度差(ΔT’=0degなど)より下回る条件にな
るとその電磁弁を開放する信号を出力するものであるよ
うにする。
【0020】7)前記6項記載の手段において、前記制
御器は、最も高い循環風の温度と他のいずれかの循環風
の温度との差が前記第1の許容温度差よりさらに大きい
所定の第3の許容温度差(10degなど)を上回る場
合には、そのいずれかの電磁弁の前記の閉止を中止する
ものであるようにする。 8)前記6項記載の手段において、前記制御器は、最も
高い循環風の温度と他のいずれかの循環風の温度との差
が前記第1の許容温度差を上回る条件において、そのい
ずれかの循環風の温度が前記第1の許容上限値より高い
所定の第2の許容上限値(15℃など)を下回り、かつ
最も高い循環風の温度がこの第2の許容上限値を上回る
場合には、そのいずれかの電磁弁の前記の閉止を中止す
るものであるようにする。
【0021】
【作用】本発明においては前述の構成として、分配器内
部にオリフィスを設けることで、入口管が分配器に傾い
て装着されて入口管出口の冷媒の流れに傾きが生じて
も、分配器中の冷媒の流れは入口室でいったん減速さ
れ、そのうえでオリフィスによって動圧が減衰されてそ
の分静圧に転化される。さらにオリフィスから通流する
冷媒は、あたかもオリフィスから湧出するごとき流速分
布となるので、入口管の傾き度合にかかわらず、分配器
中央を流れることとなる。これらにより、冷媒は複数の
出口管に対して均等の圧力で流れ出ることとなる。ま
た、オリフィスよりも下流にその先端が前記オリフィス
の中央と合致する円錐体を備えた場合には、分配器中央
を流れる冷媒流は円錐体によって複数の出口管に対して
均等に分流されて、複数の出口管に対してより確実に均
等の圧力で流れ出ることとなる。また、アキュームレー
タに熱交換部を設けてこの熱交換部に凝縮器を通過し
た、まだ高温の冷媒を通流すると、アキュームレータ中
の未蒸発冷媒は、減圧装置を通過して低圧となっている
ので気化が容易のため容易に気化されて、アキュームレ
ータに残留する未蒸発冷媒すなわち液状冷媒の量を充分
に減少させるたとができ、アキュームレータから余剰の
液状冷媒が圧縮機に流出することを防止する。また、こ
の熱交換部を、アキュームレータ容器の外周に金属管を
巻き付けた構成とすることで、簡単な構造により熱交換
部を構成することができることとなる。
【0022】さらに、循環風の温度に応じて連続的に変
化する電気信号を制御器に出力する温度センサを備え、
しかも、最も高い(つまり最も冷えにくい商品収納室
の)循環風の温度と他のいずれかの循環風の温度との差
があらかじめ設定された許容温度差を上回る条件になる
と、前記温度センサからの出力を受けてそのいずれかの
電磁弁を閉止し、さらにまたこの電磁弁の閉止状態の
時、最も高い循環風の温度に対していずれかの循環風の
温度があらかじめ設定された許容温度差を下回る条件に
なると、前記温度センサからの出力を受けてそのいずれ
かの電磁弁を開放するよう制御する制御器を備えること
で、各商品収納室の循環風の相互間の許容温度差を、必
要に応じる狭い温度差に設定することができ、これによ
りいずれの商品収納室の温度も最も高い循環風の温度と
ほぼ同温度となるので、商品収納室と外気間の温度差に
比例する外気から商品収納室への侵入熱量は、最も高い
温度を持つ商品収納室(従って最も少ない侵入熱量値を
持つ)とほぼ同値となしえ、余分なエネルギーの消費を
低減できる。
【0023】また前述のように前記制御器は最も冷えに
くい商品収納室の循環風温度に対し、該商品収納室より
冷えやすい商品収納室の循環風温度の温度差が所定値以
上になると冷えやすい商品収納室の蒸発器の電磁弁を閉
止し、冷えにくい商品収納室の蒸発器側へ冷媒を集中さ
せるようにするので、各蒸発器へ冷媒を分配する分配器
の分配に偏りが生じても、これを電磁弁の制御によって
是正することができる。
【0024】但し特定の商品収納室の運転モードを加熱
モードから冷却モードに切換えたり、あるいはその特定
の商品収納室の商品補充量が特に多いなどの要因でその
特定の商品収納室の循環風温度が他の商品収納室の循環
風温度に比べて極端に高い場合には、上述した冷えやす
い商品収納室の蒸発器の電磁弁を閉止し、冷えにくい商
品収納室の蒸発器側へ冷媒を集中させる制御を中止する
ようにするので、元々充分に冷却されていた商品収納室
の商品温度が上がり過ぎてしまうことを防ぐことができ
る。
【0025】
【実施例】
実施例1;図1(a),(b)は本発明の請求項1,2
に対応した自動販売機の冷却装置用分配器の一実施例に
よる(a)は側断面図、(b)は(a)におけるX−X
断面図である。図1(a),(b)において、17は分
配器であり、密閉された容器17a、容器17aの底部
17bに装着された冷媒12を流入させる入口管18、
入口管18の冷媒流に関して下流にあり、容器17aの
側壁に固着され、しかも中央にオリフィス19を持つオ
リフィス板19a、容器17aの頂部17cに装着され
た冷媒12を流出させる同心上に配置された出口管2
0、容器17aの頂部17cの内側に形成されしかもそ
の尖端がオリフィス19の中心に合致する円錐体21、
底部17bとオリフィス板19aとの間に形成された入
口室17d、およびオリフィス板19aと頂部17cの
間に形成された出口室17eを備えている。入口管18
には従来例の図6におけるストレーナ13からの配管が
接続され、また出口管20には同じく図6におけるそれ
ぞれの蒸発器4A,4B,4Cに通じる配管が接続され
る。
【0026】本発明では前述の構成としたので、たとえ
入口管18が底部17bに対してやや傾きを持って装着
されたとしても、入口管18を通流して分配器17に流
入した冷媒12は、入口管18に比較して広い流路面積
を持つ入口室17dでまず減速されたうえで、オリフィ
ス19によって動圧が減衰されてその分、静圧に転化さ
れる。さらにオリフィス19から通流する冷媒12は、
あたかもオリフィス19から湧出するごとき流速分布と
なるので、入口管18の傾き度合にかかわらず、分配器
17の中央を流れることとなり、同心上の複数の出口管
20に対して均等の圧力で流れ出ることとなる。これに
より、図6におけるキャピラリーチューブ15の流体抵
抗に従う所望の量の冷媒12を、図6における蒸発器4
A,4B,4Cに通流させることができ、各商品収納室
の温度を適正な温度に維持することが可能となる。さら
にオリフィス19よりも下流に円錐体21を形成するこ
とで、出口室17eにおける冷媒流路は頂部17cに近
ずくほどその流路面積を除々に減少していくので、出口
管20に対して冷媒がスムーズに流入することとなる。
これにより、蒸発器4A,4B,4Cには所望の量の冷
媒を与えて、各商品収納室の温度をより適正な温度に維
持することが可能となる。
【0027】実施例2;図1(c)は本発明の請求項
3,4に対応した自動販売機の冷却装置用アキュームレ
ータの一実施例による斜線図である。図1(c)におい
て、22はアキュームレータであり、容器22a、容器
22aの外周に巻付けられ、しかもこの外周に蝋付けさ
れた熱交換部としての金属管22bを備えている。容器
22aには、図6における集合器16からの配管と圧縮
機9への配管が接続され、集合器16からの冷媒をいっ
たん貯留する。また金属22bには同じく図6における
ストレーナ13からの配管および分配器52または17
への配管がそれぞれ接続される。(後記する図3も参
照) 本発明では前述の構成とすることで、容器22aに貯留
される冷媒12中の未蒸発分は、減圧装置を通過して低
圧となっているので気化が容易のために、図6または図
3における凝縮器10を出たばかりの、まだ高温の冷媒
12で加熱を受けて容易にガス化される。これにより、
自動販売機の運転状態が極めて低負荷となり、そのまま
では多量の未蒸発冷媒が生成されるような場合でも、大
きな容積の容器を準備することなしに、集合器16から
の冷媒12をいったん貯留し、ガス成分だけを圧縮機9
へ送り出すことが可能となる。これにより圧縮機へ液状
冷媒が流入して圧縮機に損傷を与えるという問題を解消
することができる。
【0028】実施例3;図2は本発明の請求項5,6に
対応した自動販売機の冷却装置の一実施例の概略構成を
説明するための(a)は正面方向断面図、(b)は側面
方向断面図である。図5の従来例の自動販売機の冷却装
置と同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略す
る。但し図2(a)においては各商品収納室A,B,C
別のファン5A,5B,5C(総称する場合は図5で述
べた5である)、および電磁弁14A,14B,14C
(総称する場合は図6で述べた14である)が図示され
ている。また図2において、23A,23B,23C
(総称する場合は、単に23とする)はそれぞれの商品
収納室A,B,C中の循環風6の流路中に、例えば風胴
7の商品収納装置3が配設されている側の面に固定され
るなどして設置されて、循環風6の温度を検出するため
の、連続した温度信号を出力する例えばサーミスタ式の
温度センサである。
【0029】図3は、図2に対応する自動販売機の冷却
装置の制御回路とともに示した冷却回路図である。図6
の従来例の冷却回路図と同一部分には同じ符号を付し、
その説明を省略する。但し図3においては説明の便宜
上、各蒸発器4A,4B,4Cに対応する電磁弁を夫々
14A,14B,14C(総括する場合は単に14とす
る)で示している。
【0030】また図3において、17は冷媒12をそれ
ぞれの前記蒸発器4A,4B,4Cに分流する前述の分
配器、22は未蒸発の液状冷媒を貯留する前述のアキュ
ームレータである。24は制御部であり、前記温度セン
サ23A,23B,23Cからの温度信号を受けて電磁
弁14の開閉ならびに圧縮機9の運転/停止を行う信号
を出力する。
【0031】また241は各商品収納室A,B,C毎の
冷却または加熱の組合せモードを制御器24に設定入力
する運転モード設定スイッチである。制御器24による
商品収納室内空気温度の制御状況を図4および図8によ
り説明する。図4は一例として最も冷えやすい商品収納
室Aおよび最も冷えにくい商品収納室Cに着目して、自
動販売機の運転開始からの両室の温度推移と、それにと
もなう冷却装置を構成する機器の動作を例示したもので
ある。なおこの場合、運転モード設定スイッチ241の
設定モードは全商品収納室A,B,Cを冷却するモード
であるものとする。
【0032】また図8は制御器24の動作の要部、即ち
各商品収納室A,B,C別の冷却の偏りを是正するため
の動作部分を示すフローチャートである。なお以下S1
〜S8の符号は図8中のステップを示す。図4,図8に
おいて、各温度センサ23A,23B,23Cからの温
度信号は、常時、制御器24に入力されている(S
1)。自動販売機の運転開始とともに圧縮機9は運転を
開始し、全ての電磁弁14が開放されて各機器に冷媒1
2が通流するので、商品収納室AおよびC内の循環風6
の温度は図示のごとくに降下していく。この際、最も高
い循環風の温度(この場合“商品収納室C”)と他のい
ずれかの循環風の温度(この場合“商品収納室A”)と
の差があらかじめ設定された許容温度差(ΔT)を上回
る条件になると(発明者らの実験結果によると、この許
容温度差(ΔT)の値は約3degが適当である。)
(S2→S3,分岐“3deg以上”)、制御器24は
商品収納室A用の蒸発器4Aに連なる電磁弁14Aを閉
止する信号を出力し(S4)、これによりこの電磁弁1
4Aは閉止される。これにともない商品収納室Aの循環
風6の温度は上昇を開始する。この間、商品収納室Cの
循環風6の温度は降下を続けるが、この場合電磁弁14
Aの閉止によって、圧縮機9は冷媒を商品収納室Cの蒸
発器4Cに集中して流す方向に動作するので商品収納室
Cの温度降下は促進される。次にこの電磁弁14Aの閉
止状態の時、商品収納室Aの循環風6の温度が最も高い
商品収納室Cの循環風6の温度に対してあらかじめ設定
された許容温度差(ΔT’)になると(発明者らの実験
結果によると、この許容温度差(ΔT’)は零が適当で
ある。)(S3,分岐“3deg未満”→S5,分岐
“閉”→S6,分岐“≦0deg”)、制御器24は商
品収納室A用の蒸発器4Aに連なる電磁弁14Aを開放
する信号を出力し(S7)、これによりこの電磁弁14
Aは再び開放される。以降この動作を繰り返し、全ての
商品収納室の循環風6の温度はほぼ同じ温度で降下して
いく。
【0033】またこのような制御器24の制御動作によ
って、たとえ分配器17の冷媒の分配に偏りを生じて
も、この偏りが是正されることになる。次に、まず商品
収納室Aの循環風6の温度が許容下限値Tβ(発明者ら
の実験結果によると、この許容下限値は1〜2℃が適当
である。)に到達することになるが、この時、制御器2
4は蒸発器4Aに接続された電磁弁14Aを閉止する信
号を出力し、これによりこの電磁弁14Aは閉止され
る。これにともない商品収納室Aの循環風6の温度は上
昇を開始する。続いて図外の商品収納室Bの循環風6の
温度が許容下限値Tβに到達して、制御器24により蒸
発器4Bに接続された電磁弁14Bが閉止され、さらに
商品収納室Cの循環風6の温度が許容下限値Tβに到達
し、制御器24は蒸発器4Cに接続された電磁弁14C
を閉止する信号を出力し、これによりこの電磁弁14C
は閉止されるとともに、圧縮機9を停止する信号も出力
し、これにより圧縮機9は停止されて、全ての商品収納
室の循環風6の温度が上昇状態となる。
【0034】やがて、商品収納室Aの循環風6の温度が
許容上限値Tα(発明者らの実験結果によると、この許
容上限値は8〜10℃が適当である。)に到達するが、
この時、制御器24は、圧縮機9の運転の再開を指令す
る信号、および蒸発器4Aに接続された電磁弁14Aを
開放する信号を出力し、これにより圧縮機9は運転が再
開され、またこの電磁弁14Aは開放される。これにと
もない商品収納室Aの循環風6の温度は再び降下を開始
する。続いて図外の商品収納室Bの循環風6の温度も同
様に許容上限値Tαに到達して制御器24により電磁弁
14Bが開放され、さらに続いて商品収納室Cの循環風
6の温度が許容上限値Tαに到達し、制御器24は蒸発
器4Cに接続された電磁弁14Cを開放する信号を出力
し、これによりこの電磁弁14Cは開放される。これに
ともない商品収納室Cの循環風6の温度も再び降下を開
始する。この両商品収納室A,Cの温度が降下する運転
状態において、運転開始初期と同様に、商品収納室Aの
循環風6の温度があらかじめ設定された許容温度差(Δ
T)より上回る条件になると、制御器24は商品収納室
A用の蒸発器4Aに連なる電磁弁14Aを閉止する信号
を出力し、これによりこの電磁弁14Aは閉止され、ま
た、商品収納室Aの循環風6の温度があらかじめ設定さ
れた許容温度差(ΔT’)を満足する温度になると、制
御器24は商品収納室A用の蒸発器4Aに連なる電磁弁
14Aを開放する信号を出力し、これによりこの電磁弁
14Aは再び開放される。以降、自動販売機は各商品収
納室A,B,Cの温度を、許容上限温度Tαと許容下限
温度Tβの間の適正な温度に維持し、商品2を常時販売
可能な状態で運転を継続する。
【0035】本発明では前述の構成とすることで、温度
センサ23の出力は連続出力であるので、各商品収納室
A,B,Cの循環風6相互間の許容温度差(ΔTおよび
ΔT’)は必要に応じる狭い温度差に設定することがで
き、各商品収納室A,B,Cの循環風6の温度をほぼ同
一値で運転することができる。これにより、商品収納室
と外気間の温度差に比例する外気から商品収納室への侵
入熱量は、最も高い温度を持つ商品収納室(従って最も
少ない侵入熱量値を持つ)とほぼ同値に抑制することが
できる。
【0036】次に図9,図10は夫々図2の制御器24
の請求項7,8に関わる動作の実施例を示すフローチャ
ートである。即ち特定の商品収納室が加熱運転モードか
ら冷却運転モードに切換った直後であるとか、あるいは
特定の商品収納室に収納した商品量が特に多い等の理由
でその特定の商品収納室の循環風の温度が極端に高い場
合、図8の制御手順のままでは特定の商品収納室の蒸発
器にのみ冷媒が集中して流れ続け、充分冷却されていた
商品収納室の商品温度が上り過ぎてしまうので、図9,
図10の制御手順ではこのような場合には低温側の商品
収納室の蒸発器への冷媒流入の制限を解除するようにし
たものである。次に図9を説明する。同図では図8に対
し、ステップS3とS4との間にステップS11が付加
されている点が異なる。即ちステップS3で最も高い循
環風温度に対する着目した当該の商品収納室の循環風温
度の差が3deg以上あると判別した場合、さらにステ
ップS11でこの温度差が10deg以上あるか否かを
判別する。そしてこの温度差が10deg未満であれば
図8の場合と同様、着目した商品収納室の蒸発器に連な
る電磁弁を閉じて循環風温度の高い商品収納室側へ冷媒
を集中させるようにするが、前記のステップS11で温
度差が10deg以上と判別したときは、もはや前記の
冷媒集中は低温側の商品収納室の充分冷えている商品温
度まで高めてしまい返って不都合と判別して着目した商
品収納室に対応する電磁弁は閉じないようにする。
【0037】また図10では図8に対しステップS2
1,S22が追加されている点が異なる。即ちステップ
S3で循環風の温度差が3deg以上あった場合でも、
ステップS21の判別で当該の商品収納室の循環風温度
が15℃未満であり(つまりその庫内は充分に冷却され
ている可能性が高く)、かつステップS22の判別で最
高の循環風温度が15℃以上である(つまり極端に温度
が高い可能性がある)のであればその着目した当該の商
品収納室に対応する電磁弁は閉じないようにして高温の
商品収納室側への連続冷媒集中を妨ぐ。
【0038】但し前記ステップS21の判別で当該の商
品収納室の循環風温度が15℃以上であるか(なおこの
場合最高の循環風温度は当該の商品収納室の循環風温度
に等しいか又はさらに高い温度である)、または前記ス
テップS22の判別で最高の循環風温度が15℃未満で
あれば高温の商品収納室側への冷媒集中制御は無害また
は有効と見てステップS4で当該の商品収納室に対応す
る電磁弁を閉じるようにする。
【0039】
【発明の効果】本発明においては、分配器内部にオリフ
ィスを設けることで、入口管が分配器に傾いて装着され
て分配器内部の冷媒の流れに傾きが生じても、冷媒の流
れはオリフィスによって規制を受け、このためにオリフ
ィスから流れ出る冷媒は、入口管の傾き度合にかかわら
ず、分配器中央を流れることとなり、複数の出口管に対
して均等の圧力で流れ出ることとなる。また、オリフィ
スよりも下流にその先端が前記オリフィスの中央と合致
する円錐体を備えた場合には、分配器中央を流れる冷媒
流は円錐体によって複数の出口管に対して均等に分流さ
れて、複数の出口管に対してより確実に均等の圧力で流
れ出ることとなる。これらにより、各蒸発器に所望の量
の冷媒を正確に供給することができ、各商品収納室を適
切な温度で運転することができる。
【0040】また、アキュームレータに熱交換部を設け
てこの熱交換部に凝縮器を通過したまだ高温の冷媒を通
流するようにすることで、アキュームレータ中の未蒸発
冷媒を強制的に気化させて、アキュームレータに残留す
る未蒸発冷媒すなわち液状冷媒の量を充分に減少させる
ことができることとなり、アキュームレータに貯留され
る液状冷媒に余剰を生じてこの液状冷媒が圧縮機に流出
することを防止することができ、圧縮機が液状冷媒の流
入で損傷を破るのを防止できる。またこの熱交換部を、
アキュームレータ容器の外周に金属管を巻き付けた構成
とすることで、簡単な構造により熱交換部を構成するこ
とができることとなる。
【0041】さらに、循環風の温度に応じて連続的に変
化する電気信号を制御器に出力する温度センサを備え、
しかも、最も高い循環風の温度に対して他のいずれかの
商品収納室の循環風の温度があらかじめ設定された許容
温度差より上回る条件になると前記温度センサからの出
力を受けてそのいずれかの電磁弁を閉止し、さらにまた
最も高い循環風の温度に対していずれかの循環風の温度
があらかじめ設定された許容温度差より下回る条件にな
ると、前記温度センサからの出力を受けてそのいずれか
の電磁弁を開放するよう制御する制御器を備えること
で、いずれの商品収納室の温度もほぼ同温度となしえる
とともに、商品収納室と外気間の温度差に比例する外気
から商品収納室への侵入熱量は、最も高い温度を持つ商
品収納室(従って最も少ない侵入熱量値を持つ)とほぼ
同値となしえ、余分なエネルギーの消費がなくなり、省
エネルギー化を可能とするという効果を奏する。
【0042】またこのとき制御器は最も冷えにくい商品
収納室の温度と冷えやすい商品収納室の温度との差が所
定値以上開くと冷え易い商品収納室の蒸発器の電磁弁を
閉止し、冷えにくい商品収納室の蒸発器へ冷媒を集中し
て流す方向に作動するので、たとえ分配器の冷媒分配に
偏りが生じても、この偏りを是正するように働くことに
なる。
【0043】但し上記のように、冷えにくい商品収納室
の蒸発器に冷媒を集中して流そうとする場合に、当該の
低温側の商品収納室の温度と最も高温の商品収納室の温
度との差が所定の上限値以上のとき、または当該の低温
側の商品収納室の温度が所定の上限値より低く且つ最も
高温の商品収納室の温度が所定の上限値以上のときに
は、制御器は当該の商品収納室に対応する電磁弁を閉止
せず、冷媒の流れの制限を解除するようにしたので、加
熱運転モードから冷却運転モードに切換ったばかりと
か、商品の補充量が特に多いなどの理由で特定の商品収
納室の温度が他の商品収納室と比べて極端に高かった場
合に、元々充分に冷却されていた当該の低温側の商品収
納室の商品温度が、上がり過ぎてしまうということを防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の冷却装置用分配器の一実
施例による(a)は側断面図、(b)は(a)における
X−X断面図、(c)は本発明の自動販売機の冷却装置
用アキュームレータの一実施例による斜視図
【図2】本発明の自動販売機の冷却装置の一実施例の概
略構成を説明するための(a)は正面方向断面図、
(b)は側面方向断面図
【図3】図3に対応する自動販売機の冷却装置の制御回
路とともに示した冷却回路図
【図4】本発明の自動販売機の冷却装置の商品収納室内
空気温度の制御状況の説明図
【図5】従来例の自動販売機の冷却装置の概略構成を説
明するための(a)は正面方向断面図、(b)は側面方
向断面図
【図6】図6に対応する自動販売機の冷却装置の制御回
路とともに示した冷却回路図
【図7】従来例の自動販売機の冷却装置の商品収納室内
空気温度の制御状況の説明図
【図8】本発明の自動販売機の冷却装置の制御器の請求
項6に関わる動作を示すフローチャート
【図9】本発明の自動販売機の冷却装置の制御器の請求
項7に関わる動作を示すフローチャート
【図10】本発明の自動販売機の冷却装置の制御器の請
求項8に関わる動作を示すフローチャート
【符号の説明】
2 商品 4 冷媒蒸発器 5 ファン 6 循環風 9 圧縮機 10 冷媒凝縮器 12 冷媒 14 電磁弁 15 減圧装置 17 分配器 18 入口管 19 オリフィス 19a オリフィス板 20 出口管 21 円錐体 22 アキュームレータ 22b 金属管(熱交換部) 23 温度センサ 24 制御器 A 商品収納室 B 商品収納室 C 商品収納室 Tα 許容上限温度 Tβ 許容下限温度 ΔT 許容温度差 ΔT’ 許容温度差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋口 勝敏 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 神崎 克也 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売に供する商品を収納する複数の商品収
    納室のそれぞれに設置され前記商品を冷却するために冷
    媒を蒸発させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発
    器の下流に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキ
    ュームレータと、このアキュームレータの下流に設置さ
    れて前記冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧
    圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった
    冷媒を冷却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前
    記蒸発器に分流する分配器と、この分配器の下流に接続
    され前記圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する
    減圧装置と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接
    続回路のそれぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷
    媒流路を開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発
    生する冷熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記
    商品収納室内空気を循環させて循環風を生成するファン
    と、前記商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならび
    に前記圧縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号
    を出力する温度センサを備え、前記分配器が1本の入口
    管と前記蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動
    販売機の冷却装置において、分配器が入口管と出口管と
    の中間に前記冷媒の流れを前記分配器の中央に通流させ
    るオリフィスを備えたことを特徴とする自動販売機の冷
    却装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動販売機の冷却装置にお
    いて、分配器の入口管と出口管との中間に設置されたオ
    リフィスよりも下流に、その尖端が前記オリフィスの中
    央と合致する円錐体を備えたことを特徴とする自動販売
    機の冷却装置。
  3. 【請求項3】販売に供する商品を収納する複数の商品収
    納室のそれぞれに設置され前記商品を冷却するために冷
    媒を蒸発させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発
    器の下流に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキ
    ュームレータと、このアキュームレータの下流に設置さ
    れて前記冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧
    圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった
    冷媒を冷却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前
    記蒸発器に分流する分配器と、この分配器の下流に接続
    され前記圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する
    減圧装置と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接
    続回路のそれぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷
    媒流路を開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発
    生する冷熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記
    商品収納室内空気を循環させて循環風を生成するファン
    と、前記商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならび
    に前記圧縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号
    を出力する温度センサを備え、前記分配器が1本の入口
    管と前記蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動
    販売機の冷却装置において、アキュームレータに熱交換
    部を設け、この熱交換部に前記冷媒凝縮器を流れ出た前
    記冷媒を通流させてこのアキュームレータ中に貯留され
    た液状冷媒を気化させることを特徴とする自動販売機の
    冷却装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の自動販売機の冷却装置にお
    いて、熱交換部は、前記アキュームレータの外周に巻き
    付けられ、しかもこの外周に蝋付けされた金属管よりな
    ることを特徴とする自動販売機の冷却装置。
  5. 【請求項5】販売に供する商品を収納する複数の商品収
    納室のそれぞれに設置され前記商品を冷却するために冷
    媒を蒸発させて冷熱を発生する冷媒蒸発器と、この蒸発
    器の下流に設置されて未蒸発の液状冷媒を貯留するアキ
    ュームレータと、このアキュームレータの下流に設置さ
    れて前記冷媒蒸発器で蒸発して低圧となった冷媒を加圧
    圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮され高温となった
    冷媒を冷却する冷媒凝縮器と、この冷媒をそれぞれの前
    記蒸発器に分流する分配器と、この分配器の下流に接続
    され前記圧縮機で圧縮され高圧となった冷媒を減圧する
    減圧装置と、前記蒸発器ならびに前記減圧装置の直列接
    続回路のそれぞれに直列に接続されて前記蒸発器への冷
    媒流路を開閉する電磁弁と、それぞれの前記蒸発器が発
    生する冷熱を前記商品に伝達するためにそれぞれの前記
    商品収納室内空気を循環させて循環風を生成するファン
    と、前記商品の温度に対応して前記電磁弁の開閉ならび
    に前記圧縮機の運転/停止を行うために必要な温度信号
    を出力する温度センサを備え、前記分配器が1本の入口
    管と前記蒸発器の設置台数と同数の出口管を有する自動
    販売機の冷却装置において、温度センサは前記循環風の
    温度に応じて連続的に変化する電気信号を出力するもの
    であり、またこの温度センサからの電気信号を受けて前
    記電磁弁の開閉ならびに前記圧縮機の運転/停止を行う
    信号を出力する制御器を備えたことを特徴とする自動販
    売機の冷却装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の自動販売機の冷却装置にお
    いて、制御器は、それぞれの前記循環風の温度が許容下
    限値に到達するとそれぞれの前記電磁弁を閉止し、また
    それぞれの循環風の温度が第1の許容上限値に到達する
    とそれぞれの前記電磁弁を開放し、また全ての前記電磁
    弁が閉止される条件になると前記圧縮機の運転を停止
    し、またいずれかの前記電磁弁が開放される条件になる
    と前記圧縮機の運転を再開し、また圧縮機の運転時に於
    いて、最も高い循環風の温度と他のいずれかの循環風の
    温度との差があらかじめ設定された第1の許容温度差を
    上回る条件になるとそのいずれかの電磁弁を閉止し、さ
    らにまたこの電磁弁の閉止状態の時最も高い循環風の温
    度に対してそのいずれかの循環風の温度があらかじめ設
    定された第2の許容温度差より下回る条件になるとその
    電磁弁を開放する信号を出力するものであることを特徴
    とする自動販売機の冷却装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の自動販売機の冷却装置にお
    いて、前記制御器は、最も高い循環風の温度と他のいず
    れかの循環風の温度との差が前記第1の許容温度差より
    さらに大きい所定の第3の許容温度差を上回る場合に
    は、そのいずれかの電磁弁の前記の閉止を中止するもの
    であることを特徴とする自動販売機の冷却装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の自動販売機の冷却装置にお
    いて、前記制御器は、最も高い循環風の温度と他のいず
    れかの循環風の温度との差が前記第1の許容温度差を上
    回る条件において、そのいずれかの循環風の温度が前記
    第1の許容上限値より高い所定の第2の許容上限値を下
    回り、かつ最も高い循環風の温度がこの第2の許容上限
    値を上回る場合には、そのいずれかの電磁弁の前記の閉
    止を中止するものであることを特徴とする自動販売機の
    冷却装置。
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