JPH0525790B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0525790B2 JPH0525790B2 JP59084705A JP8470584A JPH0525790B2 JP H0525790 B2 JPH0525790 B2 JP H0525790B2 JP 59084705 A JP59084705 A JP 59084705A JP 8470584 A JP8470584 A JP 8470584A JP H0525790 B2 JPH0525790 B2 JP H0525790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- follower
- bin
- cam
- sheet
- bins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 241001411320 Eriogonum inflatum Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H39/00—Associating, collating, or gathering articles or webs
- B65H39/10—Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad
- B65H39/11—Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad in superposed carriers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2408/00—Specific machines
- B65H2408/10—Specific machines for handling sheet(s)
- B65H2408/11—Sorters or machines for sorting articles
- B65H2408/113—Sorters or machines for sorting articles with variable location in space of the bins relative to a stationary in-feed path
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複写機、印刷機、記録機その他のシ
ート状部材(例えば複写紙、印刷紙、記録紙等シ
ート状の各種部材を含む)を搬送する機構を具備
する各種機械等(以下画像形成装置という)から
搬出されるシート状部材(以下、単にシートとい
う)の分配、集積等に用いるシート分類装置(以
下ソータともいう)に関するものである。
ート状部材(例えば複写紙、印刷紙、記録紙等シ
ート状の各種部材を含む)を搬送する機構を具備
する各種機械等(以下画像形成装置という)から
搬出されるシート状部材(以下、単にシートとい
う)の分配、集積等に用いるシート分類装置(以
下ソータともいう)に関するものである。
従来、この種の装置は例えば第1図に示すよう
に(詳細は特開昭56−78770号に記載)ビン後端
1が保持されておりビン2先端の係合部材3とゼ
ネ歯4又は、溝一本よりなる螺旋カムの係合によ
り各ビンの先端のみが、1ビンずつ上・下方向に
順次移動する構成となつていた。この構成では、
シート搬送方向に対するビンの傾斜角をαとする
と、各ビンごとにαが異つているためシートの積
載性が各ビンにより異なるという欠点があつた。
この欠点を除く方法として(ビンの傾斜角αを一
定にするため)ビン群を一体で上下移動させると
共に、シート搬送出口では一方の側から他方の側
へビンを順次移動させる間にビン間を拡大する方
法がある。例えば、第2図に示すように、ビン6
に設けられた係合部材6a,6bの移動方向の離
間(6a−9a,6b−6b間)が支持枠体1
2,15により規制されており、又ビン後端に設
けられた係合部材(図示しない)も支持枠体12
により保持されているため一条よりなる螺旋カム
とビン先端の係合部材(例えば6a,6b)が係
合することにより、支持枠体12自身が上・下移
動するためビン群が一体で上・下移動する。この
構成では、上記の各ビンごとの積載性の不均一と
いう欠点は除去されるが、反して高速ソーターに
際しては、ビントレイ群を上・下方向へ移動させ
る場合、重量の大きなものを間欠的にかつ高速で
移動するための弊害、例えば振動、騒音、衝撃等
による機械的摩耗、損傷を伴う欠点をもつ。例え
ば、第2図においてビンがすべて上昇している場
合を考えるとビン9の係合部材9a,9bがビン
群の全荷重を支えており、ビン9が下方へ移動す
る際にはビン群の荷重はビン8の係合部材8a,
8bに移行する。この全荷重の移行が断続的に行
われることにより、騒音や振動が大きくなり機械
的摩耗を促進し、しいては寿命を短くすることに
なる。
に(詳細は特開昭56−78770号に記載)ビン後端
1が保持されておりビン2先端の係合部材3とゼ
ネ歯4又は、溝一本よりなる螺旋カムの係合によ
り各ビンの先端のみが、1ビンずつ上・下方向に
順次移動する構成となつていた。この構成では、
シート搬送方向に対するビンの傾斜角をαとする
と、各ビンごとにαが異つているためシートの積
載性が各ビンにより異なるという欠点があつた。
この欠点を除く方法として(ビンの傾斜角αを一
定にするため)ビン群を一体で上下移動させると
共に、シート搬送出口では一方の側から他方の側
へビンを順次移動させる間にビン間を拡大する方
法がある。例えば、第2図に示すように、ビン6
に設けられた係合部材6a,6bの移動方向の離
間(6a−9a,6b−6b間)が支持枠体1
2,15により規制されており、又ビン後端に設
けられた係合部材(図示しない)も支持枠体12
により保持されているため一条よりなる螺旋カム
とビン先端の係合部材(例えば6a,6b)が係
合することにより、支持枠体12自身が上・下移
動するためビン群が一体で上・下移動する。この
構成では、上記の各ビンごとの積載性の不均一と
いう欠点は除去されるが、反して高速ソーターに
際しては、ビントレイ群を上・下方向へ移動させ
る場合、重量の大きなものを間欠的にかつ高速で
移動するための弊害、例えば振動、騒音、衝撃等
による機械的摩耗、損傷を伴う欠点をもつ。例え
ば、第2図においてビンがすべて上昇している場
合を考えるとビン9の係合部材9a,9bがビン
群の全荷重を支えており、ビン9が下方へ移動す
る際にはビン群の荷重はビン8の係合部材8a,
8bに移行する。この全荷重の移行が断続的に行
われることにより、騒音や振動が大きくなり機械
的摩耗を促進し、しいては寿命を短くすることに
なる。
さらに、このような欠点を除去すべき方法とし
てビン群の移動手段とシート搬出口でビン間隔を
拡大する手段を分割して別々にする方法が知られ
ている。例えば第3図で示うようにビンフレーム
20にビン群の荷重を支えるビン21を設け、こ
のビン21を螺旋溝形状を有するリードカム軸2
2で係合されてビン群一体の連続的な上・下移動
を行う。又シート搬出口では一条の溝からなる螺
旋カム24により例えばビン231を231′に移
動し、ビン232とのビン間隔を拡大する構成で
ある。この構成にすることにより前記の各ビンご
との積載性の不均一及び騒音という欠点を除去す
ることができる。しかし、この構成においてもリ
ードカム軸22、係合ビン21又、螺旋カム24
とリードカム軸の溝の形状相違により高さ方向に
位相差が生じるため、これを緩和する機構が必要
で、又、大きなリードカム軸22が余分に2本必
要になるなどの機構が複雑化かつ、大型化すると
共にリードカム軸との係合箇所が4ヶ所もあり組
立性、サービス性を著しく阻害するという欠点が
ある。
てビン群の移動手段とシート搬出口でビン間隔を
拡大する手段を分割して別々にする方法が知られ
ている。例えば第3図で示うようにビンフレーム
20にビン群の荷重を支えるビン21を設け、こ
のビン21を螺旋溝形状を有するリードカム軸2
2で係合されてビン群一体の連続的な上・下移動
を行う。又シート搬出口では一条の溝からなる螺
旋カム24により例えばビン231を231′に移
動し、ビン232とのビン間隔を拡大する構成で
ある。この構成にすることにより前記の各ビンご
との積載性の不均一及び騒音という欠点を除去す
ることができる。しかし、この構成においてもリ
ードカム軸22、係合ビン21又、螺旋カム24
とリードカム軸の溝の形状相違により高さ方向に
位相差が生じるため、これを緩和する機構が必要
で、又、大きなリードカム軸22が余分に2本必
要になるなどの機構が複雑化かつ、大型化すると
共にリードカム軸との係合箇所が4ヶ所もあり組
立性、サービス性を著しく阻害するという欠点が
ある。
そこで、本発明は以上のような諸欠点に鑑みて
改良した新規なシート分類装置を提供することを
目的とするものである。
改良した新規なシート分類装置を提供することを
目的とするものである。
本発明の別の目的は、前述のような螺旋カムの
溝形状を1条目を例えば一様な勾配の螺旋形状と
し、2条目を例えばビン停止部材を有する不連続
溝形状とした2条巻きの螺旋カム部材を用いるシ
ート分類装置を提供することである。
溝形状を1条目を例えば一様な勾配の螺旋形状と
し、2条目を例えばビン停止部材を有する不連続
溝形状とした2条巻きの螺旋カム部材を用いるシ
ート分類装置を提供することである。
即ち、本発明の上記目的を達成できる主要な構
成によればビンユニツト全体は係合部と滑らかな
部分によつて移動が行われ、ビンの間口を開く動
作のみを別の係合部で行うことができるものであ
る。
成によればビンユニツト全体は係合部と滑らかな
部分によつて移動が行われ、ビンの間口を開く動
作のみを別の係合部で行うことができるものであ
る。
以下、本発明の具体的実施例について図に従つ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第4図は本発明の一実施例を示すシート分類装
置の側断面図である。複写機31の排紙ローラ対
32から連続して排出されるシートは、排紙ロー
ラ対32に対向して配されたシート分類装置33
の入口案内板34を介して搬送ローラ対35によ
つてビン36〜39へ送り込まれ収納される。搬
送ローラ対35は駆動モータ(不図示)により、
ビン間が拡大されてビンが停止しているとき、回
動される。重ねられた複数のビン36〜39の後
端361,371,381,391は、シート分類装
置本体33の支持アーム40によつて支承され、
各ビン36〜39の後端361,371,381,
391は互いに摺動可能に重ねられている。
置の側断面図である。複写機31の排紙ローラ対
32から連続して排出されるシートは、排紙ロー
ラ対32に対向して配されたシート分類装置33
の入口案内板34を介して搬送ローラ対35によ
つてビン36〜39へ送り込まれ収納される。搬
送ローラ対35は駆動モータ(不図示)により、
ビン間が拡大されてビンが停止しているとき、回
動される。重ねられた複数のビン36〜39の後
端361,371,381,391は、シート分類装
置本体33の支持アーム40によつて支承され、
各ビン36〜39の後端361,371,381,
391は互いに摺動可能に重ねられている。
シート分類装置のシート受入側には上記装置本
体33の支柱44,45が左右に配設され(第6
図)、各々支柱の側壁には鉛直方向にのびたスロ
ツト41が形成されている。このスロツト41に
はビンの先端左右側面に設けられた円柱状のフオ
ロワー36a,36b,37a,37b,38
a,38b,39a,39bが摺動可能に係合し
ている(第6図)。そして更に上記フオロワー3
6a,36b,37a,37b,38a,38
b,39a,39bは支持枠42にも係合してい
る。
体33の支柱44,45が左右に配設され(第6
図)、各々支柱の側壁には鉛直方向にのびたスロ
ツト41が形成されている。このスロツト41に
はビンの先端左右側面に設けられた円柱状のフオ
ロワー36a,36b,37a,37b,38
a,38b,39a,39bが摺動可能に係合し
ている(第6図)。そして更に上記フオロワー3
6a,36b,37a,37b,38a,38
b,39a,39bは支持枠42にも係合してい
る。
第5図は一方の支持枠42と各フオロワーの係
合状態を示す側面図である。支持枠42には上記
スロツト41と同様に長穴43が形成されてお
り、スロツト41に沿つて上下に摺動可能であ
る。支持枠42の上部にはビン群の荷重を支える
位置決めビン6′bが係合され、従つて、本実施
例では位置決めビン6′bの上下移動により支持
枠42は昇降する。ビン36,37,38,39
の左右のフオロワー36a,36b,37a,3
7b,38a,38b,39a,39bは左右の
支持枠42の長穴43を上下に昇降移動自在に係
合されている。
合状態を示す側面図である。支持枠42には上記
スロツト41と同様に長穴43が形成されてお
り、スロツト41に沿つて上下に摺動可能であ
る。支持枠42の上部にはビン群の荷重を支える
位置決めビン6′bが係合され、従つて、本実施
例では位置決めビン6′bの上下移動により支持
枠42は昇降する。ビン36,37,38,39
の左右のフオロワー36a,36b,37a,3
7b,38a,38b,39a,39bは左右の
支持枠42の長穴43を上下に昇降移動自在に係
合されている。
第6図はビンの後端から見た第4図のAA矢視
断面図である。左右の支柱44,45には1条目
には一様な勾配をもつ螺旋溝54′、2条目には
ビン間を拡間するための螺旋溝をもつ54″、2
条の螺旋溝が施された一対の溝型螺旋カムの対5
4が設けられ、垂直な回動軸48,49の上部に
嵌合支持される。上記回動軸48,49の下部に
はスプロケツト50,51が設けられており、チ
エーン52を介し、モータ53の回動力を歯車5
9,60を介して螺旋カム対54に伝達する。モ
ータ53は正逆回転可能であり、以後の説明では
回動軸49をD方向に回転させる場合(ビンを上
昇する場合)を正転と呼ぶ。
断面図である。左右の支柱44,45には1条目
には一様な勾配をもつ螺旋溝54′、2条目には
ビン間を拡間するための螺旋溝をもつ54″、2
条の螺旋溝が施された一対の溝型螺旋カムの対5
4が設けられ、垂直な回動軸48,49の上部に
嵌合支持される。上記回動軸48,49の下部に
はスプロケツト50,51が設けられており、チ
エーン52を介し、モータ53の回動力を歯車5
9,60を介して螺旋カム対54に伝達する。モ
ータ53は正逆回転可能であり、以後の説明では
回動軸49をD方向に回転させる場合(ビンを上
昇する場合)を正転と呼ぶ。
第7図及び第8図は本発明に係る螺旋カム54
の外周展開図である。図中ニ′〜ニの行程が螺旋
カム54の1回転の軌跡である。本実施例の螺旋
カム54には1回転でフオロワー36a,36
b,37a,37b,38a,38b,39a,
39bを螺旋カムの下面から上面へとすくい上げ
るようにピツチが定められている。
の外周展開図である。図中ニ′〜ニの行程が螺旋
カム54の1回転の軌跡である。本実施例の螺旋
カム54には1回転でフオロワー36a,36
b,37a,37b,38a,38b,39a,
39bを螺旋カムの下面から上面へとすくい上げ
るようにピツチが定められている。
以下、上述の第4図乃至第8図によりシート分
類動作について詳述する。停止中のシート分類装
置が複写機31からの入力指示によつて作動を始
めると、モータ53が逆転D′して支持枠42が
ビン群の先端と共にスロツト41に沿つて下降す
る(第7図のニ′の状態である)。第7図におい
て、ニの状態は第4図におけるビン群のそれぞれ
のフオロワーの位置を表わす。支持枠42を介し
てフオロワー36′bにはビン36,37,38,
39の全ての重量が作用している。
類動作について詳述する。停止中のシート分類装
置が複写機31からの入力指示によつて作動を始
めると、モータ53が逆転D′して支持枠42が
ビン群の先端と共にスロツト41に沿つて下降す
る(第7図のニ′の状態である)。第7図におい
て、ニの状態は第4図におけるビン群のそれぞれ
のフオロワーの位置を表わす。支持枠42を介し
てフオロワー36′bにはビン36,37,38,
39の全ての重量が作用している。
従つて、ロの状態で示されるように螺旋カム5
4の1条目54′にフオロワー36′bが螺旋カム
54の2条目54″にビン36のフオロワー36
bが係合している状態で螺旋カム54が1回逆転
すると、フオロワー36′bがビン36のフオロ
ワー36bの位置にまで下降し、ビン36がビン
37の位置まで下降する。そして螺旋カム54の
2条目の平滑面62(第8図)で回転が停止する
ようになつており、この部分でフオロワー36b
が停止している(ニ′の状態)。支持枠42はビン
群と共にスロツト下端55迄下降する。スロツト
41の下端に配したマイクロスイツチ56に支持
枠42の最下端が触れ、かつ螺旋カム54が正規
の停止位置(第7図中ニ′の位置を示す。マイク
ロスイツチ56に触れるのはイの位置からであ
る)に至つたことを透過形センサーが検知すると
逆転D′が終了する。モータ直結ギア59はカム
駆動ギア60と1:1の歯数で形成され、モータ
が1回転することによりカム54も1回転する。
回転検知板58は円周の一部が切欠かされてい
て、透過型センサー57に達すると検知信号を発
しモータの回転を停止させる。この動作は、モー
タ1回転ごとに随時くり返される。詳細な動作は
後述するが、モータの回転は透過型センサー57
の信号に基づき、いずれの方向に対しても1回転
ずつ、間欠駆動をくり返すことができる。
4の1条目54′にフオロワー36′bが螺旋カム
54の2条目54″にビン36のフオロワー36
bが係合している状態で螺旋カム54が1回逆転
すると、フオロワー36′bがビン36のフオロ
ワー36bの位置にまで下降し、ビン36がビン
37の位置まで下降する。そして螺旋カム54の
2条目の平滑面62(第8図)で回転が停止する
ようになつており、この部分でフオロワー36b
が停止している(ニ′の状態)。支持枠42はビン
群と共にスロツト下端55迄下降する。スロツト
41の下端に配したマイクロスイツチ56に支持
枠42の最下端が触れ、かつ螺旋カム54が正規
の停止位置(第7図中ニ′の位置を示す。マイク
ロスイツチ56に触れるのはイの位置からであ
る)に至つたことを透過形センサーが検知すると
逆転D′が終了する。モータ直結ギア59はカム
駆動ギア60と1:1の歯数で形成され、モータ
が1回転することによりカム54も1回転する。
回転検知板58は円周の一部が切欠かされてい
て、透過型センサー57に達すると検知信号を発
しモータの回転を停止させる。この動作は、モー
タ1回転ごとに随時くり返される。詳細な動作は
後述するが、モータの回転は透過型センサー57
の信号に基づき、いずれの方向に対しても1回転
ずつ、間欠駆動をくり返すことができる。
逆転行程の終了と同時に搬送ローラ対35が回
り始め、排紙ローラ対32から送り込まれたシー
トをビン36に送り込む。シートの通過は搬送ロ
ーラ対35の下流に設けたマイクロスイツチ48
(第4図)で検知する。シートの静電気は除電ブ
ラシ48′に接触させて除電する。
り始め、排紙ローラ対32から送り込まれたシー
トをビン36に送り込む。シートの通過は搬送ロ
ーラ対35の下流に設けたマイクロスイツチ48
(第4図)で検知する。シートの静電気は除電ブ
ラシ48′に接触させて除電する。
シートがマイクロスイツチ48を通過して搬送
ローラ対35での紙無しが検知されると搬送ロー
ラ35の回転が停止され、同時にモータ53が正
転Dを始める。この場合のビン始動位置は第7図
中ニ′である。1回の正転Dにより螺旋カム54
の2条目の平滑面63にあるフオロワー36′b
が一様な勾配の螺旋溝54′に沿つて支持枠42
と共に上昇し、又螺旋カム54の2条目の螺旋溝
54″の下端を形成する鋭角のすくい上げ部61
がフオロワー36bの下部円周面に接触しフオロ
ワー36bのみが2条目の螺旋溝54″に沿つて
押し上げる。そして、他のビン37,38,39
は螺旋カム54の2条目の螺旋溝54″に案内さ
れないが支持枠42により、螺旋カム54の底部
外周に沿つて形成された凹部に迄、引き上げられ
る。フオロワー36bは螺旋カム54の2条目の
平滑面62の正規の停止位置ニに至り正転Dが停
止される。この時、すでに、螺旋カム54の2条
目の平滑面64に位置していたフオロワー36′
bは1条目の螺旋溝54′に沿つて上昇した後フ
オロワー36bの上に積み重ねられる。
ローラ対35での紙無しが検知されると搬送ロー
ラ35の回転が停止され、同時にモータ53が正
転Dを始める。この場合のビン始動位置は第7図
中ニ′である。1回の正転Dにより螺旋カム54
の2条目の平滑面63にあるフオロワー36′b
が一様な勾配の螺旋溝54′に沿つて支持枠42
と共に上昇し、又螺旋カム54の2条目の螺旋溝
54″の下端を形成する鋭角のすくい上げ部61
がフオロワー36bの下部円周面に接触しフオロ
ワー36bのみが2条目の螺旋溝54″に沿つて
押し上げる。そして、他のビン37,38,39
は螺旋カム54の2条目の螺旋溝54″に案内さ
れないが支持枠42により、螺旋カム54の底部
外周に沿つて形成された凹部に迄、引き上げられ
る。フオロワー36bは螺旋カム54の2条目の
平滑面62の正規の停止位置ニに至り正転Dが停
止される。この時、すでに、螺旋カム54の2条
目の平滑面64に位置していたフオロワー36′
bは1条目の螺旋溝54′に沿つて上昇した後フ
オロワー36bの上に積み重ねられる。
この1回転によりビン群はフオロワーの直径分
だけ上方に移動されると同時にビン36,37の
間隔が拡大される。同時に搬送ローラ対35が回
動を始めシートをビン37に送り込む。送り込み
の終了をマイクロスイツチ48で検知すれば、再
び搬送ローラ対35が停止され、螺旋カム54が
更に1回正転Dする。この時、フオロワー37b
は前記凹部に位置しているのですくい上げ部61
が確実に係合する。ニ′,イ,ロ,ハ,ニの行程
を経て、ビン38がシートを受ける位置に上昇さ
れる。
だけ上方に移動されると同時にビン36,37の
間隔が拡大される。同時に搬送ローラ対35が回
動を始めシートをビン37に送り込む。送り込み
の終了をマイクロスイツチ48で検知すれば、再
び搬送ローラ対35が停止され、螺旋カム54が
更に1回正転Dする。この時、フオロワー37b
は前記凹部に位置しているのですくい上げ部61
が確実に係合する。ニ′,イ,ロ,ハ,ニの行程
を経て、ビン38がシートを受ける位置に上昇さ
れる。
螺旋カム54が(ビン数−1)回だけ回転する
と最下段のビン39のフオロワー39bが螺旋カ
ム54の下面近傍に至る。下から2番目のビン3
8のフオロワー38bは、既に螺旋カムの2条目
の平滑面62に積載支承されているビン36,3
7のフオロワー36b,37bの積み上げ位置に
達する。透過型検知センサーのパルス始動数を計
数して最下段のビン39がシートの受け入れ位置
に達したことを確認した後、搬送ローラ対35を
回転させてシートをビン39へ送り込む。
と最下段のビン39のフオロワー39bが螺旋カ
ム54の下面近傍に至る。下から2番目のビン3
8のフオロワー38bは、既に螺旋カムの2条目
の平滑面62に積載支承されているビン36,3
7のフオロワー36b,37bの積み上げ位置に
達する。透過型検知センサーのパルス始動数を計
数して最下段のビン39がシートの受け入れ位置
に達したことを確認した後、搬送ローラ対35を
回転させてシートをビン39へ送り込む。
以上詳述したように本実施例では、例えば第7
図中において、ニ′の状態から出発してニの状態
に至るサイクルでは、支持枠42で係合された全
てのビンの重量が螺旋溝54″にかかるのではな
く、フオロワー36bが最上段のフオロワー3
6′bに接するハの状態迄は単1のビン36のフ
オロワー36bを螺旋溝54′に沿つて滑り上げ
さえすればよい。即ち、ビンのフオロワー全てが
螺旋溝に係合しているものと異なり、多数のフオ
ロワーを螺旋溝54″を滑らすのではないからこ
の間の駆動力は小さくてすむ。
図中において、ニ′の状態から出発してニの状態
に至るサイクルでは、支持枠42で係合された全
てのビンの重量が螺旋溝54″にかかるのではな
く、フオロワー36bが最上段のフオロワー3
6′bに接するハの状態迄は単1のビン36のフ
オロワー36bを螺旋溝54′に沿つて滑り上げ
さえすればよい。即ち、ビンのフオロワー全てが
螺旋溝に係合しているものと異なり、多数のフオ
ロワーを螺旋溝54″を滑らすのではないからこ
の間の駆動力は小さくてすむ。
次にビンの下降行程ではビン38のフオロワー
38bには2条目の平滑面64を滑る間、支持枠
42を介してビン36,37,38,39の自重
が働いている(ビン38のフオロワー38bが平
滑面64上に存る状態から開始の場合)。しかし、
螺旋カム54の1条目の螺旋溝54′の上端を形
成する鋭角のすくい上げ部61′がフオロワー3
8bの上部円周面に接触しフオロワー38bが2
条目の螺旋溝54″を下降していく状態では1条
目の螺旋溝54′上にあるフオロワー37bが全
荷重を支える。同様の動作が第7図のニ′の状態
までくり返され、この状態においてもフオロワー
36′bがビン群の荷重を支えている。このよう
に下降時には常に1条目の螺旋溝54′と2条目
の平滑面64が全荷重を支えることになる。
38bには2条目の平滑面64を滑る間、支持枠
42を介してビン36,37,38,39の自重
が働いている(ビン38のフオロワー38bが平
滑面64上に存る状態から開始の場合)。しかし、
螺旋カム54の1条目の螺旋溝54′の上端を形
成する鋭角のすくい上げ部61′がフオロワー3
8bの上部円周面に接触しフオロワー38bが2
条目の螺旋溝54″を下降していく状態では1条
目の螺旋溝54′上にあるフオロワー37bが全
荷重を支える。同様の動作が第7図のニ′の状態
までくり返され、この状態においてもフオロワー
36′bがビン群の荷重を支えている。このよう
に下降時には常に1条目の螺旋溝54′と2条目
の平滑面64が全荷重を支えることになる。
以上説明したように、本発明の構成によれば、
シート分類装置におけるビン群の移動に少なくと
も2条以上の係合部を用いたことにより、各ビン
群の移動をその移動目的に応じて異なる係合部を
用いることができ、力を分散できるので、各ビン
群の移動を滑らかにすることができるものであ
る。
シート分類装置におけるビン群の移動に少なくと
も2条以上の係合部を用いたことにより、各ビン
群の移動をその移動目的に応じて異なる係合部を
用いることができ、力を分散できるので、各ビン
群の移動を滑らかにすることができるものであ
る。
更に、第1の係合部に案内されて上昇するフオ
ロワーが第2の係合部に案内されて上昇するフオ
ロワーに係合するので、係合時の衝撃が小さくて
済むという効果がある。
ロワーが第2の係合部に案内されて上昇するフオ
ロワーに係合するので、係合時の衝撃が小さくて
済むという効果がある。
第1図〜第3図は従来の実施例を示す断面図、
第4図は本発明の実施例を示すシート分類装置の
側断面図、第5図は支持枠と各フオロワーの係合
状態を示し一部破れ部を含んだ第6図のCC矢視
断面図、第6図は第4図のAA矢視断面図、第7
図は螺旋カムとフオロワーとの係合状態を示す外
周展開図、第8図は螺旋カムの詳細図である。 36,37,38,39……ビン、36′,3
6′b,36a,36b,37a,37b,38
a,38b,39a,39b……フオロワー、4
2……支持枠、54……螺旋カム、54′……螺
旋カムの一条目、54″……螺旋カムの二条目、
61……すくい上げ部、62……平滑面。
第4図は本発明の実施例を示すシート分類装置の
側断面図、第5図は支持枠と各フオロワーの係合
状態を示し一部破れ部を含んだ第6図のCC矢視
断面図、第6図は第4図のAA矢視断面図、第7
図は螺旋カムとフオロワーとの係合状態を示す外
周展開図、第8図は螺旋カムの詳細図である。 36,37,38,39……ビン、36′,3
6′b,36a,36b,37a,37b,38
a,38b,39a,39b……フオロワー、4
2……支持枠、54……螺旋カム、54′……螺
旋カムの一条目、54″……螺旋カムの二条目、
61……すくい上げ部、62……平滑面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シート受け入れ口と、 縦方向に並んで配列された複数のビンと、 上記ビンの各フオロワーが係合する螺旋状係合
部を有していて、回転することによつて上記フオ
ロワーを上昇させて各ビンを順に上記シート受け
入れ口に対向させる螺旋カムと、を備えるシート
分類装置において、 上記螺旋カムの螺旋状係合部は、上記シート受
け入れ口の下方にあるビンのフオロワーを案内し
て上昇させる第1の螺旋状係合部と、上記シート
受け入れ口の上方にあるビンのフオロワーを案内
して上昇させる第2の螺旋状係合部とを有し、 上記第1の螺旋状係合部に案内されて上昇する
フオロワーは上記第2の螺旋状係合部に案内され
て上昇するフオロワーに下方から係合することを
特徴とするシート分類装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8470584A JPS60228357A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | シ−ト分類装置 |
US07/436,091 US4941657A (en) | 1984-04-26 | 1989-11-13 | Sheet sorting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8470584A JPS60228357A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | シ−ト分類装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60228357A JPS60228357A (ja) | 1985-11-13 |
JPH0525790B2 true JPH0525790B2 (ja) | 1993-04-14 |
Family
ID=13838073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8470584A Granted JPS60228357A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | シ−ト分類装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60228357A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4854571A (en) * | 1986-03-12 | 1989-08-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet sorting device |
EP0704399B1 (en) * | 1994-09-30 | 2000-01-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Sorter and image forming apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58183566A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | Canon Inc | シ−ト分類装置 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8470584A patent/JPS60228357A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58183566A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | Canon Inc | シ−ト分類装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60228357A (ja) | 1985-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0168548A2 (en) | Product supply system for accumulation packaging machine | |
EP0026562B1 (en) | Sheet collection apparatus and sorters incorporating same | |
US5660030A (en) | High speed envelope inserting station | |
US5048820A (en) | Compact sorter | |
US6062555A (en) | Sheet sorter and method of controlling the sheet sorter | |
JPH0525790B2 (ja) | ||
US4854571A (en) | Sheet sorting device | |
US4962920A (en) | Sheet sorting device | |
JPS62282988A (ja) | 用紙丁合装置 | |
JPH0217462B2 (ja) | ||
JP2565364B2 (ja) | シート分類装置 | |
JPS58135053A (ja) | 板紙計数集積装置 | |
US4941657A (en) | Sheet sorting device | |
JPS6236948B2 (ja) | ||
JPS63336B2 (ja) | ||
JPH034470B2 (ja) | ||
US5090688A (en) | Sheet sorter having movable bin trays | |
JPS60112568A (ja) | シ−ト分類装置 | |
US3297200A (en) | Dual feed of transversely disposed tubes | |
KR930006965B1 (ko) | 복사지 분류장치(Compact Sorter) | |
JPH01203166A (ja) | シート分類装置 | |
JPH0433709B2 (ja) | ||
US4982941A (en) | Slotted link side-to-side jogging apparatus | |
JPH0192173A (ja) | ソータ | |
KR960006812B1 (ko) | 스택커 기능을 갖는 소터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |