JPH05257878A - バッファ装置 - Google Patents

バッファ装置

Info

Publication number
JPH05257878A
JPH05257878A JP4057702A JP5770292A JPH05257878A JP H05257878 A JPH05257878 A JP H05257878A JP 4057702 A JP4057702 A JP 4057702A JP 5770292 A JP5770292 A JP 5770292A JP H05257878 A JPH05257878 A JP H05257878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage means
data
stage
input
priority
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4057702A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Hirai
孝太郎 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4057702A priority Critical patent/JPH05257878A/ja
Publication of JPH05257878A publication Critical patent/JPH05257878A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶手段がフル状態になるまで命令キャッシ
ュ側及びデータキャッシュ側の外部装置へのアクセスの
要求とそのアドレスを記憶することができ、BCUに内
蔵される記憶手段全てを有効に利用する。 【構成】 バッファ装置は、外部から入力されるデータ
41と2段目の記憶手段に記憶されているデータを入力
とし、その出力を出力データとして外部に出力する第2
の記憶手段から成る1段目の記憶手段1(1)と、外部か
ら入力されるデータと(i−1)段目[2≦i≦(N−
1)]の記憶手段に記憶されているデータと(i+1)
段目の記憶手段に記憶されているデータを入力とする第
1の記憶手段から成るi段目の記憶手段1(2)〜1(n-1)
と、外部から入力されるデータと(N−1)段目の記憶
手段に記憶されているデータを入力とする第2の記憶手
段から成るN段目の記憶手段1(n)をN段(N≧2)接
続した記憶手段群1と、外部から入力される制御信号3
1により記憶手段群1を制御する内部制御信号5を生成
する制御装置2とを備えた構成を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプロセッサにお
いて、マイクロプロセッサと外部装置との間でデータ転
送を行なうためのバッファ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年マイクロプロセッサには、マイクロ
プロセッサと外部装置との間で効率良くデータの転送を
行なうためにバスコントロールユニット(以下BCUと
呼ぶ)が内蔵されており、データの転送効率の向上のた
めにBCU内部にはデータの読み出し専用のリードバッ
ファやデータの書き込み専用のライトバッファなど、目
的に応じたバッファを独立に複数個内蔵するものが増加
してきている。
【0003】またマイクロプロセッサには、命令キャッ
シュとデータキャッシュの2つを内蔵するものが多く、
外部装置とのデータ転送に対するアクセスの要求信号及
びアドレスは、この2つキャッシュから発行される場合
が多い。すなわち、命令キャッシュ側からのデータ転送
のアクセスの要求及びアドレスと、データキャッシュ側
のデータ転送のアクセスの要求及びアドレスとが存在す
るため、BCU内部にはそれぞれのアクセスの要求に対
するアドレスを一時的に記憶するバッファが独立して存
在する。データ転送の順番は命令側のアクセスとデータ
側のアクセスの優先順位に従って行なう。
【0004】以下図面を参照しながら、上記した従来の
BCUの内蔵されているバッファ装置の一例について説
明する。図6は、命令キャッシュ側及びデータキャッシ
ュ側の外部に発行するアドレスを記憶する箇所の従来の
BCUに内蔵されるバッファ装置の構成図である。図6
において、11は命令キャッシュからのアドレス411
を記憶する命令側のバッファ、12はデータキャッシュ
からのアドレス412を記憶するデータ側のバッファ、
61は前記2つのバッファ11,12から出力されるア
ドレスを優先順位に従い、いずれか一方のアドレスを選
択し外部装置に出力データ41として出力するためのセ
レクタ装置である。また、2は外部から入力される制御
信号31を用いて、命令側のバッファ11を制御する制
御信号51、データ側のバッファ12を制御する制御信
号52、セレクタ装置61を制御する制御信号62及び
外部へ出力する制御信号32を生成する制御装置であ
る。バッファ11及びバッファ12はそれぞれ1段とす
る。外部装置へのアクセスは命令キャッシュ側よりデー
タキャッシュ側の方が優先順位が高いものと仮定する。
【0005】以上のように構成されたバッファ装置につ
いてその動作について説明する。本マイクロプロセッサ
以外の外部装置が外部バスを使用している際に、命令及
びデータキャッシュからの外部装置へのアクセスの要求
が出され、それに対するアドレスが各キャッシュから発
行される場合、バッファ11は命令キャッシュからアド
レスを、バッファ12はデータキャッシュからのアドレ
スを記憶する。その後、外部装置が外部バスの使用権を
放棄し、本マイクロプロセッサが外部バスの使用権を得
ると、外部装置に対しアクセスを開始する。この時、ア
クセスの要求は命令キャッシュ側とデータキャッシュ側
の両方からあるので、セレクタ装置61が優先順位の高
いデータキャッシュ側のバッファ12の出力であるアド
レスを選択し外部装置に出力する。データ側のアクセス
の終了後、残りの命令キャッシュ側のバッファ12の出
力であるアドレスを選択し外部装置に出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構成
では、2個あるバッファ11,12を有効に使用してい
ない。例えば、データキャッシュ側からはアクセスの要
求が有りデータ側のバッファ12にアドレスが記憶さ
れ、命令キャッシュ側からはアクセスの要求が無く命令
側のバッファ11にはアドレスが記憶されていない場合
を考える。この時、外部バスを他の外部装置が使用して
いる場合、データ側のアドレスを発行することができな
い。そこで、データキャッシュが次のアクセスの要求が
発行をしようとしても、データ側のバッファ12はフル
の状態であるためアクセスの要求を受け付けることがで
きない。BCU内に存在する2つバッファのうち、命令
側のバッファ11にはアドレスが記憶されていない。し
かし、命令側のバッファ11とデータ側のバッファ12
は独立して存在し、独立に動作するため、データ側のア
クセスの要求で命令側のバッファ11を使用することが
できない。以上説明した状況においてBCUに内蔵され
るバッファを有効に利用していないという問題点を有し
ていた。
【0007】従って、本発明は上記の問題点を解決する
もので、その目的はBCUに内蔵されるバッファを有効
に利用することが可能なバッファ装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明のバッファ装置は、記憶手段をN段(N≧
2)直列に接続した記憶手段群と、外部から入力される
制御信号により前記記憶手段群を制御する内部制御信号
と前記記憶手段群の内部状態を示す外部制御信号を生成
する制御手段とを備え、前記記憶手段群に入力されたデ
ータを任意のルールに従い出力させることを特徴とする
ものである。
【0009】さらに詳細に述べると、本発明のバッファ
装置は、外部から入力されるデータと2段目の記憶手段
に記憶されているデータを入力とし、その出力を出力デ
ータとして外部に出力する第2の記憶手段から成る1段
目の記憶手段と、外部から入力されるデータと(i−
1)段目[2≦i≦(N−1)]の記憶手段に記憶され
ているデータと(i+1)段目の記憶手段に記憶されて
いるデータを入力とする第1の記憶手段から成るi段目
の記憶手段と、外部から入力されるデータと(N−1)
段目の記憶手段に記憶されているデータを入力とする第
2の記憶手段から成るN段目の記憶手段をN段(N≧
2)接続した記憶手段群と、外部から入力される制御信
号により前記記憶手段群を制御する内部制御信号を生成
する制御装置とを備えた構成を採用するものである。ま
た、記憶手段は複数の入力データからいずれか1つを選
択し記憶するものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、命令キャッシ
ュ側とデータキャッシュ側の記憶手段を1つにまとめ、
記憶手段がフルの状態になるまで命令キャッシュ及びデ
ータキャッシュ側の外部装置へのアクセスのためのアド
レスを連続に記憶することができ、BCUに内蔵される
複数の記憶手段を有効に利用することができることにな
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1〜図5
を参照しながら説明する。図2は本発明の第1の実施例
におけるバッファ装置の構成図である。本実施例はバッ
ファを2段(N=2)と仮定する。従って、1段目の記
憶手段11は外部から入力されるデータと2段目の記憶
手段12から出力されるデータの2つが入力となり、ま
た2段目の記憶手段12は外部からの入力されるデータ
と1段目の記憶手段11から出力されるデータの2つが
入力となる。入力データ41の優先順位は、プライオリ
ティ信号314により示され、また、記憶手段11、1
2に記憶されているデータの優先順位はプライオリティ
ビット221、222によって示される。優先順位は0
より1の方が高いものと仮定する。つまり、命令キャッ
シュ側:0、データキャッシュ側:1とする。
【0012】図2において、11はイネーブル信号51
2の立ち上がりでデータをラッチするエッジトリガ型の
フリップフロップ111と、入力セレクト信号511に
より入力データを選択する2つのパストランジスタから
成る2入力セレクタ112より構成される1段目の記憶
手段、12はイネーブル信号522の立ち上がりでデー
タをラッチするエッジトリガ型のフリップフロップ12
1と、入力セレクト信号521により入力データを選択
する2つのパストランジスタから成る2入力セレクタ1
22より構成される2段目の記憶手段である。2入力セ
レクタ112は、入力セレクト信号511が0の時外部
から入力される入力データ41を選択し、1の時2段目
の記憶手段12の出力であるデータを選択する。また、
2入力セレクタ122は、入力セレクト信号521が0
の時外部から入力される入力データ41を選択し、1の
時1段目の記憶手段11の出力であるデータを選択す
る。アドレスは命令側キャッシュ及びデータキャッシュ
側共に入力データ41としてバッファ装置に入力され
る。どちらから入力されたアドレスかは、プライオリテ
ィ信号314を見ればわかる。また、外部へ出力される
出力データ42は1段目の記憶手段11の出力である。
【0013】制御装置2は、内部に1段目の記憶手段1
1に対応したバリットビット211、プライオリティビ
ット221と、2段目の記憶手段12に対応したバリッ
トビット212、プライオリティビット222の4つの
内部状態ビットを持つ。バリッドビットは、各記憶手段
のデータが有効であるか無効であるのかを示す内部状態
ビットであり、1の時有効、0の時無効を示す。プライ
オリティビットは、各記憶手段に保持されているデータ
の優先順位を示す状態状態ビットである。また、制御装
置2には、外部から入力される制御信号311〜315
によって制御される制御装置であり、制御信号311〜
315としては同期クロック311、リセット信号31
2、アクセスの要求である(入力データが有効であるこ
とを示す)リクエスト信号313、現入力データのプラ
イオリティを示すプライオリティ信号314、外部装置
にデータを出力に関する要求の出力イネーブル信号31
5である。また、制御装置2が次のアクセスの要求が受
け付けられることを示すアクノレッジ信号321を外部
に出力している。それぞれの内部状態ビット211、2
12、221、222は、リセット信号が入力されると
全て0の値を保持する。この状態が初期化直後の状態と
する。内部状態ビットの値は、(表1)に示すように全
部で6種類である。
【0014】
【表1】
【0015】次に、このバッファ装置の動作を説明す
る。状態遷移は図3(a)に示す通り19通り存在する。
【0016】(1)状態S0から状態S0へ リクエスト信号313及び出力イネーブル信号315が
アサートされていないので、内部の状態は変化しない。
従って、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段1
2を動作させる制御信号511、512、521、52
2も変化せず、また1段目の記憶手段11及び2段目の
記憶手段12には何も保持されない。
【0017】(2)状態S0から状態S1へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が0であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
ないので、1段目の記憶手段11に対応したバリッドビ
ット211は1となり、プライオリティビット221は
0を保持する。そのため、セレクト信号511は0すな
わち入力データ41を選択し、イネーブル信号512が
アサートされ、その立ち上がりでフリップフロップ11
2に入力データ41を記憶する。また2段目の記憶手段
12を動作させる制御信号521、522は変化しない
ので2段目の記憶手段12には何も保持されない。
【0018】(3)状態S0から状態S2へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が0であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
ないので、1段目の記憶手段11に対応したバリッドビ
ット211は1となり、プライオリティビット221は
1を保持する。そのため、セレクト信号511は0すな
わち入力データ41を選択し、イネーブル信号512が
アサートされ、その立ち上がりでフリップフロップ11
2に入力データ41を記憶する。また2段目の記憶手段
12を動作させる制御信号521、522は変化しない
ので2段目の記憶手段12には何も保持されない。
【0019】(4)状態S1から状態S3へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が0であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
ない。また、バッファ11には優先順位0のデータが保
持されており、これは入力データの優先順位と同じであ
るので、1段目の記憶手段11を動作させる制御信号5
11、512は変化しないので前サイクルまで記憶して
いたデータを記憶したままである。また、2段目の記憶
手段12に対応したバリッドビット212は1となり、
プライオリティビット222は1を保持する。そのた
め、セレクト信号521は0すなわち入力データ41を
選択し、イネーブル信号522がアサートされ、その立
ち上がりでフリップフロップ122に入力データ41を
記憶する。
【0020】(5)状態S1から状態S4へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が1であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
ない。また、1段目の記憶手段11には優先順位0のデ
ータが保持されているので、これは入力データの優先順
位より低いので1段目の記憶手段11に保持されている
データは2段目の記憶手段12に、入力データ41は1
段目の記憶手段11に保持させる。従って、1段目の記
憶手段11に対応したバリッドビット211は1とな
り、プライオリティビット221は1を保持し、2段目
の記憶手段12に対したバリッドビット212は1とな
り、プライオリティビット222は0を保持する。その
ため、セレクト信号521は0すなわち入力データ41
を選択し、セレク信号521は1すなわち1段目の記憶
手段11に記憶されているデータを選択する。また、イ
ネーブル信号512、522は同時にアサートされ、そ
の立ち上がりでフリップフロップ111に入力データ4
1を記憶し、フリップフロップ121に1段目の記憶手
段11に保持されているデータを記憶する。
【0021】(6)状態S2から状態S4へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が0であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
ない。また、1段目の記憶手段11には優先順位1のデ
ータが保持されているので、これは入力データの優先順
位よりも高いので、1段目の記憶手段11を動作させる
制御信号511、512は変化しないので前サイクルま
で記憶していたデータを記憶したままである。また、2
段目の記憶手段12に対応したバリッドビット212は
1となり、プライオリティビット222は0を保持す
る。そのため、セレクト信号521は0すなわち入力デ
ータ41を選択し、イネーブル信号522がアサートさ
れ、その立ち上がりでフリップフロップ122に入力デ
ータ41を記憶する。
【0022】(7)状態S2から状態S5へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が1であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
ない。また、1段目の記憶手段11には優先順位1のデ
ータが保持されているので、これは入力データの優先順
位と同じであるので、1段目の記憶手段11を動作させ
る制御信号511、512は変化しないので前サイクル
まで記憶していたデータを記憶したままである。また、
2段目の記憶手段12に対応したバリッドビット212
は1となり、プライオリティビット222は1を保持す
る。そのため、セレクト信号521は0すなわち入力デ
ータ41を選択し、イネーブル信号522がアサートさ
れ、その立ち上がりでフリップフロップ122に入力デ
ータ41を記憶する。
【0023】(8)状態S1から状態S1へ リクエスト信号313及び出力イネーブル信号315が
アサートされていないので、内部の状態は変化しない。
従って、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段1
2を動作させる制御信号511、512、521、52
2も変化せず、1段目の記憶手段11には前のデータ
が、また2段目の記憶手段12には何も記憶されていな
い。または、リクエスト信号313がアサートされ、現
入力データ41の優先順位を示すプライオリティ信号3
14が0であり、かつ出力イネーブル信号315がアサ
ートされている。この時、優先順位が0である1段目の
記憶手段11に記憶されているデータは出力データ42
として外部に出力されと同時に、1段目の記憶手段11
に入力データ41が保持される。すなわち、1段目の記
憶手段11に対応したバリッドビット211は1とな
り、プライオリティビット212は0を保持する。その
ため、セレクト信号511は0すなわち入力データ41
を選択し、イネーブル信号512がアサートされ、その
立ち上がりでフリップフロップ111に入力データ41
を記憶する。また2段目の記憶手段12を動作させる制
御信号521、522は変化しないので2段目の記憶手
段12には何も保持されない。
【0024】(9)状態S2から状態S2へ リクエスト信号313及び出力イネーブル信号315が
アサートされていないので、内部の状態は変化しない。
従って、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段1
2を動作させる制御信号511、512、521、52
2も変化せず、1段目の記憶手段11には前のデータ
が、また2段目の記憶手段12には何も保持されていな
い。または、リクエスト信号313がアサートされ、現
入力データ41の優先順位を示すプライオリティ信号3
14が1であり、かつ出力イネーブル信号315がアサ
ートされている。この時、優先順位が1である1段目の
記憶手段11に記憶されているデータは出力データ42
として外部に出力されと同時に、1段目の記憶手段11
に入力データ41が保持される。すなわち、1段目の記
憶手段11に対応したバリッドビット211は1とな
り、プライオリティビット212は1を保持する。その
ため、セレクト信号511は0すなわち入力データ41
を選択し、イネーブル信号512がアサートされ、その
立ち上がりでフリップフロップ111に入力データ41
を記憶する。また2段目の記憶手段12を動作させる制
御信号521、522は変化しないので2段目の記憶手
段12には何も保持されない。
【0025】(10)状態S1から状態S2へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が1であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
る。この時、優先順位が0である1段目の記憶手段11
に記憶されているデータは出力データ42として外部に
出力されと同時に、1段目の記憶手段11に入力データ
41が保持される。すなわち、1段目の記憶手段11に
対応したバリッドビット211は1となり、プライオリ
ティビット212は1を保持する。そのため、セレクト
信号511は0すなわち入力データ41を選択し、イネ
ーブル信号512がアサートされ、その立ち上がりでフ
リップフロップ111に入力データ41を記憶する。ま
た2段目の記憶手段12を動作させる制御信号521、
522は変化しないので2段目の記憶手段12には何も
保持されない。
【0026】(11)状態S2から状態S1へ リクエスト信号313がアサートされ、現入力データ4
1の優先順位を示すプライオリティ信号314が0であ
り、かつ出力イネーブル信号315がアサートされてい
る。この時、優先順位が1である1段目の記憶手段11
に記憶されているデータは出力データ42として外部に
出力されと同時に、1段目の記憶手段11に入力データ
41が保持される。すなわち、1段目の記憶手段11に
対応したバリッドビット211は1となり、プライオリ
ティビット212は0を保持する。そのため、セレクト
信号511は0すなわち入力データ41を選択し、イネ
ーブル信号512がアサートされ、その立ち上がりでフ
リップフロップ111に入力データ41を記憶する。ま
た2段目の記憶手段12を動作させる制御信号521、
522は変化しないので2段目の記憶手段12には何も
保持されない。
【0027】(12)状態S3から状態S3へ リクエスト信号313及び出力イネーブル信号315が
アサートされていないので、内部の状態は変化しない。
従って、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段1
2を動作させる制御信号511、512、521、52
2も変化せず、1段目の記憶手段11、2段目の記憶手
段12には前のデータが保持されている。
【0028】(13)状態S4から状態S4へ リクエスト信号313及び出力イネーブル信号315が
アサートされていないので、内部の状態は変化しない。
従って、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段1
2を動作させる制御信号511、512、521、52
2も変化せず、1段目の記憶手段11、2段目の記憶手
段12には前のデータが保持されている。
【0029】(14)状態S5から状態S5へ リクエスト信号313及び出力イネーブル信号315が
アサートされていないので、内部の状態は変化しない。
従って、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段1
2を動作させる制御信号511、512、521、52
2も変化せず、1段目の記憶手段11、2段目の記憶手
段12には前のデータが保持されている。
【0030】(15)状態S1から状態S0へ 出力イネーブル信号315がアサートされ、リクエスト
信号313がアサートされていないので、1段目の記憶
手段11に記憶されているデータは出力データ42とし
て外部に出力される。その時、1段目の記憶手段11に
対応するバリッドビット211は0となり、プライオリ
ティビット212は0を保持する。また、1段目の記憶
手段11及び2段目の記憶手段12を動作させる制御信
号511、512、521、522は変化しない。
【0031】(16)状態S2から状態S0へ 出力イネーブル信号315がアサートされ、リクエスト
信号313がアサートされていないので、1段目の記憶
手段11に記憶されているデータは出力データ42とし
て外部に出力される。その時、1段目の記憶手段11に
対応するバリッドビット211は0となり、プライオリ
ティビット212は0を保持する。また、1段目の記憶
手段11及び2段目の記憶手段12を動作させる制御信
号511、512、521、522は変化しない。
【0032】(17)状態S3から状態S1へ 出力イネーブル信号315がアサートされ、リクエスト
信号313がアサートされていないので、1段目の記憶
手段11に記憶されているデータは出力データ42とし
て外部に出力されると同時に、2段目の記憶手段12に
記憶されているデータは1段目の記憶手段11に記憶さ
れる。すなわち、1段目の記憶手段11に対応するバリ
ッドビット211は1となり、プライオリティビット2
12は0を保持する。また2段目の記憶手段12に対応
するバリッドビット221は0、プライオリティビット
222は0を保持する。すなわち、セレクト信号511
は1すなわち2段目の記憶手段12に記憶されているデ
ータを選択し、イネーブル信号512がアサートされ、
その立ち上がりでフリップフロップ111に2段目の記
憶手段12から出力されるデータを記憶する。2段目の
記憶手段12を動作させる制御信号521、522は変
化しない。
【0033】(18)状態S4から状態S1へ 出力イネーブル信号315がアサートされ、リクエスト
信号313がアサートされていないので、1段目の記憶
手段11に記憶されているデータは出力データ42とし
て外部に出力されると同時に、2段目の記憶手段12に
記憶されているデータは1段目の記憶手段11に記憶さ
れる。すなわち、1段目の記憶手段11に対応するバリ
ッドビット211は1となり、プライオリティビット2
12は0を保持する。また2段目の記憶手段12に対応
するバリッドビット221は0、プライオリティビット
222は0を保持する。すなわち、セレクト信号511
は1すなわち2段目の記憶手段12に記憶されているデ
ータを選択し、イネーブル信号512がアサートされ、
その立ち上がりでフリップフロップ111に2段目の記
憶手段12から出力されるデータを記憶する。2段目の
記憶手段12を動作させる制御信号521、522は変
化しない。
【0034】(19)状態S5から状態S2へ 出力イネーブル信号315がアサートされ、リクエスト
信号313がアサートされていないので、1段目の記憶
手段11に記憶されているデータは出力データ42とし
て外部に出力されると同時に、2段目の記憶手段12に
記憶されているデータは1段目の記憶手段11に記憶さ
れる。すなわち、1段目の記憶手段11に対応するバリ
ッドビット211は1となり、プライオリティビット2
12は1を保持する。また2段目の記憶手段12に対応
するバリッドビット221は0、プライオリティビット
222は0を保持する。すなわち、セレクト信号511
は1すなわち2段目の記憶手段12に記憶されているデ
ータを選択し、イネーブル信号512がアサートされ、
その立ち上がりでフリップフロップ111に2段目の記
憶手段12から出力されるデータを記憶する。2段目の
記憶手段12を動作させる制御信号521、522は変
化しない。
【0035】また制御手段の遷移条件は図3(b)に示す
ように全部で8種類ある。 (1)遷移条件1は、リクエスト信号313及びアウト
プットイネーブル信号315がアサートされていない場
合。
【0036】(2)遷移条件2は、アウトプットイネー
ブル信号315がアサートされていないで、リクエスト
信号313がアサートされそのデータの優先順位が0の
場合。
【0037】(3)遷移条件3は、アウトプットイネー
ブル信号315がアサートされていないで、リクエスト
信号313がアサートされそのデータの優先順位が1の
場合。
【0038】(4)遷移条件4は、リクエスト信号31
3がアサートされていないで、アウトプットイネーブル
信号315がアサートされている場合。
【0039】(5)遷移条件5は、リクエスト信号31
3及びアウトプットイネーブル信号315がアサートさ
れていない場合。及び、リクエスト信号313及びアウ
トプットイネーブル信号315がアサートされておりデ
ータの優先順位が0の場合。
【0040】(6)遷移条件6は、リクエスト信号31
3及びアウトプットイネーブル信号315がアサートさ
れていない場合。及び、リクエスト信号313及びアウ
トプットイネーブル信号315がアサートされておりデ
ータの優先順位が1の場合。
【0041】(7)遷移条件7は、リクエスト信号31
3及びアウトプットイネーブル信号315がアサートさ
れておりデータの優先順位が1の場合。
【0042】(8)遷移条件8は、リクエスト信号31
3及びアウトプットイネーブル信号315がアサートさ
れておりデータの優先順位が0の場合である。
【0043】図4に制御装置2からの出力される制御信
号の論理条件を示す。図5にこのバッファ装置の幾つか
の動作を示す図である。図5(a)は、状態遷移がS0→
S1→S3→S1→S0の状態遷移を示すもの、すなわ
ち優先順位が0の入力データが連続に2つバッファ装置
に入力され、続いて連続に出力した場合である。
【0044】1クロック目は状態S0から状態S0への
遷移であり、リクエスト信号313及び出力イネーブル
信号315がアサートされていないので、内部の状態は
変化しない。従って、1段目の記憶手段11及び2段目
の記憶手段12を動作させる制御信号511、512、
521、522も変化せず、また1段目の記憶手段11
及び2段目の記憶手段12には何も保持されない。ま
た、この時2つの記憶手段11、12共の空いている状
態であるので、アクノレッジ信号321をハイに変化さ
せ、リクエストを受け付けられる状態であることを外部
に示す。
【0045】2クロック目は状態S0から状態S1への
遷移であり、リクエスト信号313がアサートされ、現
入力データ41の優先順位を示すプライオリティ信号3
14が0であり、かつ出力イネーブル信号315がアサ
ートされていないので、1段目の記憶手段11に対応し
たバリッドビット211は1となり、プライオリティビ
ット221は0を保持する。そのため、セレクト信号5
11は0すなわち入力データ41を選択し、イネーブル
信号512がアサートされ、その立ち上がりでフリップ
フロップ112に入力データ41を記憶する。また2段
目の記憶手段12を動作させる制御信号521、522
は変化しないので2段目の記憶手段12には何も保持さ
れない。
【0046】3クロック目は状態S1から状態S3への
遷移であり、リクエスト信号313がアサートされ、現
入力データ41の優先順位を示すプライオリティ信号3
14が0であり、かつ出力イネーブル信号315がアサ
ートされていない。また、バッファ11には優先順位0
のデータが保持されており、これは入力データの優先順
位と同じであるので、1段目の記憶手段11を動作させ
る制御信号511、512は変化しないので前サイクル
まで記憶していたデータを記憶したままである。また、
2段目の記憶手段12に対応したバリッドビット212
は1となり、プライオリティビット222は1を保持す
る。そのため、セレクト信号521は0すなわち入力デ
ータ41を選択し、イネーブル信号522がアサートさ
れ、その立ち上がりでフリップフロップ122に入力デ
ータ41を記憶する。またこの時2つの記憶手段11、
12はフルの状態になるため、アクノレッジ信号321
をローに変化させ次のリクエストを受け付けることがで
きないことを外部に示す。
【0047】4クロック目は状態S3から状態S3への
遷移であり、リクエスト信号313及び出力イネーブル
信号315がアサートされていないので、内部の状態は
変化しない。従って、1段目の記憶手段11及び2段目
の記憶手段12を動作させる制御信号511、512、
521、522も変化せず、1段目の記憶手段11、2
段目の記憶手段12には前のデータが保持されている。
【0048】5クロック目は状態S3から状態S1への
遷移であり、出力イネーブル信号315がアサートさ
れ、リクエスト信号313がアサートされていないの
で、1段目の記憶手段11に記憶されているデータは出
力データ42として外部に出力されると同時に、2段目
の記憶手段12に記憶されているデータは1段目の記憶
手段11に記憶される。すなわち、1段目の記憶手段1
1に対応するバリッドビット211は1となり、プライ
オリティビット212は0を保持する。また2段目の記
憶手段12に対応するバリッドビット221は0、プラ
イオリティビット222は0を保持する。すなわち、セ
レクト信号511は1すなわち2段目の記憶手段12に
記憶されているデータを選択し、イネーブル信号512
がアサートされ、その立ち上がりでフリップフロップ1
11に2段目の記憶手段12から出力されるデータを記
憶する。2段目の記憶手段12を動作させる制御信号5
21、522は変化しない。また、この時記憶手段12
が空いている状態になるので、アクノレッジ信号321
をハイに変化させ、リクエストを受け付けられる状態で
あることを外部に示す。
【0049】6クロックめは状態S1から状態S0への
遷移であり、出力イネーブル信号315がアサートさ
れ、リクエスト信号313がアサートされていないの
で、1段目の記憶手段11に記憶されているデータは出
力データ42として外部に出力される。その時、1段目
の記憶手段11に対応するバリッドビット211は0と
なり、プライオリティビット212は0を保持する。ま
た、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段12を
動作させる制御信号511、512、521、522は
変化しない。
【0050】次に図5(b)は、S0→S1→S4→S1
→S0の状態遷移を示すもの、すなわち優先順位が0の
データがバッファ装置に入力後、優先順位が1のデータ
が入力しデータを優先順位の高い順に並び替えて記憶
し、続いて優先順位が高い順に連続に出力した場合を示
す。
【0051】1クロック目は状態S0から状態S0への
遷移であり、リクエスト信号313及び出力イネーブル
信号315がアサートされていないので、内部の状態は
変化しない。従って、1段目の記憶手段11及び2段目
の記憶手段12を動作させる制御信号511、512、
521、522も変化せず、また1段目の記憶手段11
及び2段目の記憶手段12には何も保持されない。ま
た、この時2つの記憶手段11、12共の空いている状
態であるので、アクノレッジ信号321をハイに変化さ
せ、リクエストを受け付けられる状態であることを外部
に示す。
【0052】2クロック目は状態S0から状態S1への
遷移であり、リクエスト信号313がアサートされ、現
入力データ41の優先順位を示すプライオリティ信号3
14が0であり、かつ出力イネーブル信号315がアサ
ートされていないので、1段目の記憶手段11に対応し
たバリッドビット211は1となり、プライオリティビ
ット221は0を保持する。そのため、セレクト信号5
11は0すなわち入力データ41を選択し、イネーブル
信号512がアサートされ、その立ち上がりでフリップ
フロップ112に入力データ41を記憶する。また2段
目の記憶手段12を動作させる制御信号521、522
は変化しないので2段目の記憶手段12には何も保持さ
れない。
【0053】3クロック目は状態S1から状態S4への
遷移であり、リクエスト信号313がアサートされ、現
入力データ41の優先順位を示すプライオリティ信号3
14が1であり、かつ出力イネーブル信号315がアサ
ートされていない。また、1段目の記憶手段11には優
先順位0のデータが保持されているので、これは入力デ
ータの優先順位より低いので1段目の記憶手段11に保
持されているデータは2段目の記憶手段12に、入力デ
ータ41は1段目の記憶手段11に保持させる。従っ
て、1段目の記憶手段11に対応したバリッドビット2
11は1となり、プライオリティビット221は1を保
持し、2段目の記憶手段12に対したバリッドビット2
12は1となり、プライオリティビット222は0を保
持する。そのため、セレクト信号521は0すなわち入
力データ41を選択し、セレク信号521は1すなわち
1段目の記憶手段11に記憶されているデータを選択す
る。また、イネーブル信号512、522は同時にアサ
ートされ、その立ち上がりでフリップフロップ111に
入力データ41を記憶し、フリップフロップ121に1
段目の記憶手段11に保持されているデータを記憶す
る。またこの時2つの記憶手段11、12はフルの状態
になるため、アクノレッジ信号321をローに変化させ
次のリクエストを受け付けることができないことを外部
に示す。
【0054】4クロック目は状態S4から状態S4への
遷移であり、リクエスト信号313及び出力イネーブル
信号315がアサートされていないので、内部の状態は
変化しない。従って、1段目の記憶手段11及び2段目
の記憶手段12を動作させる制御信号511、512、
521、522も変化せず、1段目の記憶手段11、2
段目の記憶手段12には前のデータが保持されている。
【0055】5クロック目は状態S4から状態S1への
遷移であり、出力イネーブル信号315がアサートさ
れ、リクエスト信号313がアサートされていないの
で、1段目の記憶手段11に記憶されているデータは出
力データ42として外部に出力されると同時に、2段目
の記憶手段12に記憶されているデータは1段目の記憶
手段11に記憶される。すなわち、1段目の記憶手段1
1に対応するバリッドビット211は1となり、プライ
オリティビット212は0を保持する。また2段目の記
憶手段12に対応するバリッドビット221は0、プラ
イオリティビット222は0を保持する。すなわち、セ
レクト信号511は1すなわち2段目の記憶手段12に
記憶されているデータを選択し、イネーブル信号512
がアサートされ、その立ち上がりでフリップフロップ1
11に2段目の記憶手段12から出力されるデータを記
憶する。2段目の記憶手段12を動作させる制御信号5
21、522は変化しない。また、この時記憶手段12
が空いている状態になるので、アクノレッジ信号321
をハイに変化させ、リクエストを受け付けられる状態で
あることを外部に示す。
【0056】6クロックめは状態S1から状態S0への
遷移であり、出力イネーブル信号315がアサートさ
れ、リクエスト信号313がアサートされていないの
で、1段目の記憶手段11に記憶されているデータは出
力データ42として外部に出力される。その時、1段目
の記憶手段11に対応するバリッドビット211は0と
なり、プライオリティビット212は0を保持する。ま
た、1段目の記憶手段11及び2段目の記憶手段12を
動作させる制御信号511、512、521、522は
変化しない。
【0057】以上の様に、本実施例によれば入力データ
の優先順位に従い、入力データを記憶する記憶手段を制
御し優先順位に従いデータを出力させる。なお、本実施
例は2段のバッファ群について説明したが、バッファの
段数は2段以上なら何段でも構成可能であり、この場合
図1に示した構成をとる。つまり、図1のバッファ装置
は、記憶手段(1)〜1(n)をN段(N≧2)直列に接続
した記憶手段群1と、外部から入力される制御信号31
により記憶手段群1を制御する内部制御信号5(1)〜5
(n)と記憶手段群1の内部状態を示す外部制御信号31
を生成する制御手段2とを備え、記憶手段群1に入力さ
れたデータを任意のルールに従い出力データ42として
出力させる構成をとる。
【0058】また、優先順位が2通りの場合について記
述したが、優先順位が2つ以上の場合でも適用可能であ
る。この場合、プライオリティビットは1つの記憶手段
に対して数ビットずつ持つことになる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記憶手段
をN段(N≧2)直列に接続した記憶手段群と、外部か
ら入力される制御信号により前記記憶手段群を制御する
内部制御信号と前記記憶手段群の内部状態を示す外部制
御信号を生成する制御手段とを備え、前記記憶手段群に
入力されたデータを任意のルールに従い出力させること
により、記憶手段がフル状態になるまで外部装置へのア
クセスの要求と、そのアドレスを記憶することができ記
憶手段の全てを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッファ装置の概念図
【図2】本発明の第1の実施例におけるバッファ装置の
構成図
【図3】(a)は同実施例における動作説明のための状態
遷移図 (b)は制御手段の遷移条件を示す図
【図4】制御装置2からの出力される制御信号の論理条
件を示す図
【図5】同実施例における動作説明のための状態遷移を
示した波形図
【図6】従来のBCUに内蔵されるバッファ装置の構成
【符号の説明】
1 記憶手段群 11,12 記憶手段 2 制御装置 31 入力制御信号 32 出力制御信号 41 入力データ 42 出力データ 5 内部制御信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶手段をN段(N≧2)直列に接続した
    記憶手段群と、外部から入力される制御信号により前記
    記憶手段群を制御する内部制御信号と前記記憶手段群の
    内部状態を示す外部制御信号を生成する制御手段とを備
    え、前記記憶手段群に入力されたデータを任意のルール
    に従い出力させることを特徴とするバッファ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記憶手段群は、3つの入力
    データのうちいずれか1つの入力データを選択する第1
    の選択手段と、前記第1の選択手段の出力を入力とし一
    時的にデータを保持するデータ保持手段から成る(N−
    2)個の第1の記憶手段と、2つの入力データのうちい
    ずれか1つの入力データを選択する第2の選択手段と、
    前記第2の選択手段の出力を入力とし一時的にデータを
    保持するデータ保持手段から成る2個の第2の記憶手段
    とを備えたバッファ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の記憶手段群は、外部から入
    力されるデータと2段目の記憶手段に記憶されているデ
    ータを入力とし、前記データ保持手段に格納されたデー
    タを出力データとして外部に出力する前記第2の記憶手
    段を1段目の記憶手段とし、外部から入力されるデータ
    と(i−1)段目[2≦i≦(N−1)]の記憶手段に
    記憶されているデータと(i+1)段目の記憶手段に記
    憶されているデータを入力とする前記第1の記憶手段を
    i段目の記憶手段とし、外部から入力されるデータと
    (N−1)段目の記憶手段に記憶されているデータを入
    力とする前記第2の記憶手段をN段目の記憶手段とした
    バッファ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の制御手段は、記憶手段群の
    内部状態を記憶する少なくとも1種類のコントロールビ
    ットを持ち、外部から入力される制御信号により前記コ
    ントロールビットの更新の制御と、前記制御信号と前記
    コントロールビットに記憶されている内部状態を用いて
    記憶手段群を制御する内部制御信号及び前記記憶手段群
    の内部状態を示す外部制御信号を生成するバッファ装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の制御手段は、コントロール
    ビットのうち1つをデータの優先順位を記憶するビット
    とし、入力データの優先順位と前記コントロールビット
    の優先順位と比較し、定められた規則により前記記憶手
    段群のデータと前記入力データを並び替えて前記記憶手
    段群に記憶させるための内部制御信号を生成するバッフ
    ァ装置。
JP4057702A 1992-03-16 1992-03-16 バッファ装置 Pending JPH05257878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4057702A JPH05257878A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 バッファ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4057702A JPH05257878A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 バッファ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05257878A true JPH05257878A (ja) 1993-10-08

Family

ID=13063273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4057702A Pending JPH05257878A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 バッファ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05257878A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001256200A (ja) * 2000-02-11 2001-09-21 Canon Inc Fifo管理方法及びパイプラインプロセサシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001256200A (ja) * 2000-02-11 2001-09-21 Canon Inc Fifo管理方法及びパイプラインプロセサシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4486854A (en) First-in, first-out memory system
US5097442A (en) Programmable depth first-in, first-out memory
US4712190A (en) Self-timed random access memory chip
JP2538067B2 (ja) 条件書き込み手段を有するランダム・アクセス・メモリ回路
JPH07282576A (ja) Fifoモジュール
JPH01182992A (ja) 半導体記憶装置
WO2001042926A1 (en) Interface for a memory unit
JPH0391188A (ja) Fifoメモリ
EP0803800B1 (en) A sort processor and a sort processing device
EP0057096A2 (en) Information processing unit
JPH05257878A (ja) バッファ装置
US6763422B2 (en) Cache memory capable of reducing area occupied by data memory macro units
TW446875B (en) Instruction memory circuit
US6175518B1 (en) Remote register hierarchy accessible using a serial data line
JP3528198B2 (ja) 計算機システム
JP3520570B2 (ja) メモリアクセス制御装置
JP2000105723A (ja) メモリの空き管理装置
JP3254781B2 (ja) 半導体装置
US7409479B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JPH0212358A (ja) データ転送方式
JPS6145359A (ja) 情報処理装置
JP2000137677A (ja) レジスタアクセス回路、及びこのレジスタアクセス回路を用いたデ―タ処理方法
US20140250252A1 (en) First-in First-Out (FIFO) Modular Memory Structure
JPH07141880A (ja) メモリ装置及びデータ処理装置
JPH05181784A (ja) データ転送装置