JPH0525774Y2 - - Google Patents

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JPH0525774Y2
JPH0525774Y2 JP10675687U JP10675687U JPH0525774Y2 JP H0525774 Y2 JPH0525774 Y2 JP H0525774Y2 JP 10675687 U JP10675687 U JP 10675687U JP 10675687 U JP10675687 U JP 10675687U JP H0525774 Y2 JPH0525774 Y2 JP H0525774Y2
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JP
Japan
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circular saw
safety cover
cover
operator
base
Prior art date
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JP10675687U
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JPS6412727U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、卓上切断機の安全カバーに関するも
のである。
〔考案の背景〕
従来技術の全体構成を第5図及び第7図を用い
て説明する。
1はベースである。ベース1上部には被切断材
7を支持するバイス2が設置されている。ベース
1後方に設けられたヒンジ3にはモートル部4が
揺動自在に軸支されるとともに、モートル部4に
は回転駆動される丸のこ5と、丸のこ5の上半部
を覆うカバー10及びモートル部4の揺動操作を
行うためのハンドル8が備えられている。さら
に、カバー10の下部に露出した丸のこ5の下半
部は、カバー10後方に設けた支点9を中心に揺
動する安全カバー6によりガードされている。
安全カバー6は、下方部を、作業者に対向する
側から支点9方向にかけてほぼ丸のこ5の刃先円
周に沿つた円弧状に形成されるとともに、作業者
側前面部及び下端部は第6図の如く単に丸のこ5
の側方のみをガードする構成と成つている。
従つて、上記構成においては、安全カバー6に
作業者側よりB方向の外力が加わると、この力が
安全カバー6を上へ回動させようとする力、すな
わち、C方向への力に変換されるので安全カバー
6を上昇させ、容易に丸のこ5を露出させてしま
う。特に、安全カバー6の作業者側前面部及び下
端部にかけては丸のこ5刃先のガード部分が全く
ない状態であつたため、丸のこ5への接触事故が
発生するなど安全上好ましくなかつた。また、切
断作業の際には、安全カバー6が被切断材に当接
すると作業者側に露出する丸のこ部が生じてしま
うなど安全カバーの役割が果たされていなかつ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、安全な卓上切断機を提供することである。
〔考案の概要〕
本考案は、丸のこの下半部をガードする安全カ
バーを、ベース上面に対しほぼ平行な直線部で形
成した下端部と、前記直線部を作業者側へ引き伸
ばし形成した突出部及び作業者に対向する側の辺
を下へ向かうに従い突出した傾斜辺とで構成した
側板部と、前記両側板間の作業者側に生じる〓間
を覆う前面部と、前記両側板間の被切断材に当接
する側に生じる〓間を覆う下面部とで構成すると
ともに、前記下面部に丸のこの揺動に必要とする
最小開口部を設ければ作業者側より外力が加わつ
ても安全カバーは回動せず、また、作業者側への
丸のこの露出を確実に防ぐことができ、無駄な丸
のこの露出部分を大幅に減少できる点に着目し、
安全カバーの回動支点及び安全カバーの形状に工
夫したものである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を説明する。なお、全体構成の
説明は従来例と同一符号を用いることにより省略
する。
13は安全カバーである。安全カバー13はカ
バー10後方に設けた支点9を中心に自重で揺動
する。
安全カバー13は、後に説明する側板部、前面
部及び下面部で構成する。
前記側板部は、丸のこ5の下半部両側面をガー
ドする部分であつて、第1図の如く、下端部をベ
ース1上面に対しほぼ平行な直線部で形成すると
ともに前記直線部を作業者側へ引き伸ばし突出部
11を形成している。
さらに、前記側板部の作業者側に対向する辺
は、上から下(突出部11)へ向かうに従いわず
かに突出する傾斜辺に形成している。従つて、作
業者側よりB方向からの外力が加わつた際でも、
この力をC方向の力に変換するので、安全カバー
13の回動は防がれる。
前記前面部は、前記側板部間に生じる作業者側
の〓間を覆う部分であつて、第2図の如く、丸の
こ5刃先と作業者間とを完全にガードしている。
前記下面部は、前記側板部間に生じる被切断材
当接部を覆う部分であつて、第3図の如く、丸の
この揺動動作に妨げにならず、且つ、余分な露出
を生じさせないよう最小開口部12を形成してい
る。
上記構成において、第4図の如く、モートル部
4を下降させ被切断材7の切断を行つても、突出
部11により作業者側への丸のこ5の露出は確実
に防ぎ、作業者が安全カバー13を持ち上げ回動
させる操作をしない限り、作業者側に丸のこ5が
露出されることはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、カバー後方に揺動支点を備え
る安全カバーを、下端部をベース上面に対しほぼ
平行な直線部で形成するとともに前記直線部を作
業者側へ引き伸ばし形成した突出部及び作業者に
対向する辺を下へ向かうに従い突出する傾斜辺を
有する側板部と、前記側板間の作業者側に生じる
〓間を覆う前面部と、前記両側板間の被切断材に
当接する側に生じる〓間を覆う下面部とで構成す
るとともに、前記下面部には丸のこの揺動に必要
とする最小開口部を設けたので、安全カバーに作
業者側からの外力が働いても、従来のように安全
カバーが回動されることなく、丸のこの無駄な部
分の露出が極めて少ない安全が卓上切断機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案となる卓上切断機の一実施例を
示す側面図、第2図は第1図におけるD−D線断
面図、第3図は第1図におけるE−E線断面図、
第4図は本考案の切断状態を示す側面図、第5図
は従来技術を示す側面図、第6図は第5図におけ
るF−F線断面図、第7図は従来の切断状態を示
す側面図である。 図において、1はベース、2はバイス、3はヒ
ンジ、4はモートル部、5は丸のこ、6及び13
は安全カバー、7は被切断材、8はハンドル、9
は支点、10はカバー、11は突出部、12は最
小開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース1後方のヒンジ部3に、丸のこ5及び丸
    のこ5上半部を覆うカバー10を備えたモートル
    部4を軸支させ、カバー10下部より露出する丸
    のこ5下半部を、カバー10後方に設けた支点9
    を中心に揺動する安全カバー6によりガードして
    成る卓上切断機において、安全カバーを、ベース
    上面に対しほぼ平行な直線部で形成した下端部
    と、前記直線部を作業者側へ引き伸ばし形成した
    突出部11及び作業者に対向する側の辺を下へ向
    かうに従い突出した傾斜辺とで構成した側板部
    と、前記両側板間の作業者側に生じる〓間を覆う
    前面部と、前記両側板間の被切断材に当接する側
    に生じる〓間を覆う下面部とで構成するととも
    に、前記下面部には丸のこ5の揺動に必要とする
    最小開口部を設けたことを特徴とする卓上切断機
    の安全カバー。
JP10675687U 1987-07-10 1987-07-10 Expired - Lifetime JPH0525774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10675687U JPH0525774Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JP10675687U JPH0525774Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6412727U JPS6412727U (ja) 1989-01-23
JPH0525774Y2 true JPH0525774Y2 (ja) 1993-06-29

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ID=31340555

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JP10675687U Expired - Lifetime JPH0525774Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JPS6412727U (ja) 1989-01-23

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