JPH05257729A - オフライン・メンテナンス装置 - Google Patents

オフライン・メンテナンス装置

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JPH05257729A
JPH05257729A JP4057657A JP5765792A JPH05257729A JP H05257729 A JPH05257729 A JP H05257729A JP 4057657 A JP4057657 A JP 4057657A JP 5765792 A JP5765792 A JP 5765792A JP H05257729 A JPH05257729 A JP H05257729A
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JP
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function
bus
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terminal
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JP4057657A
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Yutaka Namito
裕 波戸
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子交換機やコンピュータ等の処理装置に接続
して、メンテナンスを行う装置に関し、処理装置の内部
に直接アクセスして処理装置内部の情報収集,診断,メ
ンテナンスをオフラインで実施可能にすることを目的と
する。 【構成】バスインタフェース部3で処理装置1の内部バ
ス2とのインタフェースをとり、端末インタフェース部
5で端末4とのインタフェースをとり、メンテナンス機
能部6で端末4からの指示に応じてバスインタフェース
部3を介して処理装置1の内部に直接アクセスして、処
理装置1内部の情報収集,診断,メンテナンスをオフラ
インで実施して、処理結果を端末4に表示することによ
って構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換機やコンピュ
ータ等の処理装置に接続して、メンテナンスを行うため
の装置に関し、特にこれら処理装置の内部に直接アクセ
スすることによって、処理装置内部の情報収集,診断,
メンテナンスをオフラインで実施可能にしたオフライン
・メンテナンス装置に関するものである。
【0002】近年において、電子交換機やコンピュータ
等は、大規模LSIの採用によって、ハードウエアが複
雑化するとともに、多様なサービスを提供するためにソ
フトウエアが膨大になってきた。そのため、一旦、障害
が発生すると、その原因の究明,対策の実施に時間がか
かる場合が多く、これを短時間で実施できるようにする
ことが求められている。
【0003】これに対して、電子交換機やコンピュータ
の保守装置として、オンラインプログラムで動作する保
守用端末装置が一般に用いられているが、装置本体が故
障した場合には、当然、これらの装置も動作することが
できない。
【0004】そこで、装置本体とは独立に、かつ直接的
に、処理装置内部の情報収集,診断,メンテナンスを実
施し、障害発生時の原因の究明,対策の実施を行うとと
もに、データの収集を行うことができる、オフライン・
メンテナンス装置の実現が要望されている。
【0005】
【従来の技術】従来の保守用装置は、本体のオンライン
プログラムで動作するか、または本体と独立であって
も、情報収集等を実施する場合には、本体のプログラム
を起動させて行うのが普通であって、本体と全く独立に
機能するものは少ない。従って、装置本体が故障した場
合には、メンテナンス動作を行うことができない。また
保守機能を変更,追加する場合には、本体側のオンライ
ンプログラムを変更しなければならない。
【0006】また、本体と独立に機能するものとして
は、オプショナルコンソール等があるが、その機能は限
定されていて、本体側との間に専用のインタフェース回
路を必要とし、独立性が低いものであった。
【0007】さらに、診断を実施する場合にも、本体の
診断プログラムを起動させて行うのが一般的であって、
オフライン的に外部から診断することができるものは稀
であった。
【0008】従来のメンテナンス方式を例示すれば、例
えば図7に示されたような、呼制御処理装置CNP0〜
CNPn,信号処理装置SGP00〜SGPn1,処理
装置間通信制御装置IPC0,IPC1,共通メモリ共
通チャネル装置CMCCH0,CMCCH1からなるマ
ルチプロセッサ構成の電子交換機において、一つの信号
処理装置SGP01を診断する場合には、予備系の処理
装置間通信制御装置IPCを使用して、マスターとなる
呼制御処理装置CNPから信号処理装置SGP00へ診
断プログラムを転送し、信号処理装置SGP00に診断
プログラムの実行を指示することによって、診断を実施
していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置本
体の診断プログラムによる診断の場合は、通常のオンラ
イン処理と時分割処理によって診断を行うため、診断時
間が長時間化したり、オンライン処理との競合によっ
て、システムに異常をきたす可能性もあるという問題が
あった。また診断プログラムを変更,追加する場合に
は、本体側のオンラインプログラムを更新しなければな
らないという厄介さがあった。
【0010】本発明はこのような従来技術の課題を解決
しようとするものであって、処理装置のバスに直接的に
接続され、処理装置にバスコマンドを直接送出すること
によって、本体のプログラムを起動することなく、本体
と独立に動作することができる、オフライン・メンテナ
ンス装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のオフライン・メ
ンテナンス装置は、バスインタフェース部3によって、
処理装置1の内部バス2とのインタフェースをとり、端
末インタフェース部5によって、端末4とのインタフェ
ースをとり、メンテナンス機能部6によって、端末から
の指示に応じてバスインタフェース部3を介して処理装
置の内部に直接アクセスして、処理装置内部の情報収
集,診断,メンテナンスをオフラインで実施して、処理
結果を端末4に表示するものである。
【0012】また本発明のオフライン・メンテナンス装
置は、上述のメンテナンス機能部6が、メモリR/W等
のコンソール機能によって、端末4の指示に応じて処理
装置1の内部メモリとの情報の送受を行い、マイクロプ
ログラムのメンテナンス機能によって、端末4の指示に
応じて処理装置1のマイクロプログラムとの情報の送受
を行い、処理装置の診断機能によって、処理装置1の診
断を行い、プログラムの走行履歴収集機能によって、処
理装置1におけるプログラムの走行履歴を収集し、特定
命令出現監視機能によって、処理装置1に対する特定命
令の出現を監視し、特定命令出現頻度測定機能によっ
て、処理装置1に対する特定命令の出現頻度を測定し、
バスエラー通信モニタ機能によって、内部バス2におい
てエラーとなった通信をモニタし、バスシーケンス監視
機能によって、内部バス2における各種制御信号の出現
と消滅のシーケンスを監視し、制御信号異常監視機能に
よって、内部バス2における制御信号の異常を監視し、
マイクロプログラム走行履歴収集機能によって、マイク
ロプログラムの走行履歴を収集することによって、処理
装置1内部の情報収集,診断,メンテナンスをオフライ
ンで実施して、処理結果を端末4に表示するものであ
る。
【0013】
【作用】本発明のオフライン・メンテナンス装置は、図
1に示されるような原理的構成を有し、処理装置の内部
バス等とのインタフェースを持ち、直接処理装置の内部
にアクセスすることによって、処理装置内部の情報収
集,診断,メンテナンスをオフラインで実施可能とする
ものである。
【0014】従って、本体が故障した場合でも動作可能
であり、保守,診断機能の変更,追加は、本体と独立に
実施することができる。また処理装置にバスコマンドを
直接送出するため、幅広い機能を持たせることが可能で
ある。さらに診断も、オンラインプログラムとは独立
に、その処理装置内で閉じて実行するため、診断時間を
短縮するとともに、オンラインプログラムへの擾乱を防
止することができる。
【0015】本発明のオンライン・メンテナンス装置の
使用時の接続構成は、図2に示すようなものであって、
本体の処理装置11のバスにコネクタ12を介して直接
接続するインタフェースカード13と、インタフェース
カード13とケーブル14を介して接続するパソコン等
の端末装置15からなり、端末装置15からインタフェ
ースカード13を介して、直接、処理装置11のバスと
の間でバスコマンドの送受を行うことができるようにな
っている。
【0016】処理装置11とインタフェースカード13
とは、バスを介して図3に示すように相互に接続され
る。処理装置11は例えば、全体の処理を制御するプロ
セッサ(CPU)21と、プロセッサ21の使用するプ
ログラムやデータを格納するメインメモリ(MM)22
と、外部とのデータの入出力を行う入出力装置(IO)
23とがバス24に接続され、さらにプロセッサ21に
対してバス25を介してマイクロプログラム(μP)メ
モリ26,外部レジスタ(EXR)27が接続された構
成を有している。
【0017】これに対してインタフェースカード13
は、バス24とバス25を介して、処理装置11の各部
と接続されるとともに、ケーブル14を介して図示され
ない端末装置(バソコン等)を接続されるようになって
いる。従って端末装置は、インタフェースカード13を
通じて、直接、処理装置のバスとの間でバスコマンドの
送受を行うことができる。
【0018】またこの場合のバスの動作は、図4に示さ
れるようなものであって、送信装置31と受信装置32
との間において、バス競合回路33を介して、バス使用
要求BREQ,バス使用許可BACK,アドレス/デー
タA/D,アドレスストローブADS,同期信号SY
C,バスエラーBSERを、図5に示すようなタイミン
グで送受するものである。なお、SYCは送信同期信
号、SYCは受信同期信号である。
【0019】アドレス/データ(多重)A/Dにおいて
は、アドレス(A)とデータ(D)とが多重して伝送さ
れる。プロセッサがメインメモリから命令をフェッチし
たときは、Aがフェッチしたメインメモリのアドレスを
示し、Dがフェッチした命令そのものを示すものとす
る。また装置間のコマンドのときは、Aが送信/受信装
置番号,コマンド種別を示し、Dがコマンド種別,アン
サデータ等を示すものとする。
【0020】さらにインタフェースカードは、本体と端
末装置間の中継を行うだけでなく、本体側のバスの状態
(すなわち本体側の動き)をモニタし、各種情報を収集
可能にする機能も具備している。この機能ごとに、イン
タフェースカードの種別をわけてもよい。収集した情報
は、インタフェースカードを中継して、リアルタイムで
端末装置に表示させたりすることができる。または、イ
ンタフェースカード内のメモリに蓄えておいて、後で端
末装置を介して読み取ることもできる。
【0021】本発明のオンライン・メンテナンス装置の
機能は、次のようなものである。 (1) メモリR/W等のコンソール機能 通常のオプションコンソールで実施している、FFG
(フリップフロップグループ),レジスタ,メモリのリ
ード(R)/ライト(W)機能その他、バスコマンドで
実施可能な制御はすべて行うことができる。
【0022】(2) マイクロプログラムのメンテナンス機
能。 インタフェースカードは、プロセッサ(CPU)のマイ
クロプログラムメモリのバスにも接続されていて、プロ
セッサに代わってリードまたはライトする機能を有する
とともに、マイクロ命令による診断の実施時に、そのプ
ログラムを書き込んだり、デバッグ用のパッチの投入を
行ったりすることができる。
【0023】(3) 処理装置の診断機能 インタフェースカードを通じて、メインメモリ(MM)
に診断プログラムを投入し、スタートさせて、その処理
装置内で閉じて、自己診断を実行させることができる。
診断結果は、メインメモリ(MM)上に設定されるの
で、端末装置に読み出すことによって、良(GOO
D),否(NG)が判定される。
【0024】(4) プログラムの走行履歴収集機能 障害発生前後のオンラインプログラムの走行状態をモニ
タし、履歴をとることによって、ソフトウェア的に障害
発生のメカニズムの解析ができるような情報を確保す
る。
【0025】(5) 特定命令出現監視機能 特定の命令を実行した場合に、障害が発生するケース等
で、その命令の出現を監視し、出現した時点の情報を収
集する等の機能を行うことができる。
【0026】(6) 特定命令出現頻度測定機能 各命令のある一定時間内ごとの出現頻度を測定し、各命
令の実行時間から処理装置の処理能力(例えば平均命令
実行時間)等を評価したり、コンパイラの性能向上に役
立てたりすることができる。
【0027】(7) バスエラー通信モニタ機能 バスエラー発生時のアドレス,データその他の制御信号
から、どのような通信においてバスエラーが発生してい
るかを解析して、障害装置の切り分けや、原因の解明を
短時間で実行できるようにする。
【0028】(8) バスシーケンス監視機能 各種制御信号をモニタし、その出現順序を監視すること
によって、異常時におけるハードウェア上の故障原因の
解明に役立てることができる。
【0029】(9) 制御信号異常監視機能 各種制御信号をモニタして、その信号が規定時間以上継
続したり、いわゆる“ひげ”状になっていたりする場合
を監視し、ハードウェア上の故障原因の解明に役立てる
ことができる。
【0030】(10)マイクロプログラム走行履歴収集機能 プロセッサの実行するマイクロプログラムの走行履歴を
収集することによって、障害時のプロセッサの動作をダ
イレクトに観測でき、障害原因の早期解明を実現するこ
とができる。
【0031】
【実施例】本発明の一実施例における、インタフェース
カードの構成は図6に示されるようなものであって、図
中、51はプロセッサバス/マイクロメモリバス、52
はプロセッサバス/マイクロメモリバス51とのインタ
フェースをとるバスインタフェース回路、53はプロセ
ッサバス/マイクロメモリバス51に対するアクセスを
制御するバス制御回路、54は処理装置との間で送受す
るアドレスを保持するアドレスレジスタ、55は処理装
置との間で送受するデータを保持するデータレジスタ、
56はパソコンを接続するケーブル、57はパソコンと
のインタフェースをとるパソコンインタフェース回路、
58はパソコンとの間で送受するデータを保持するパソ
コンレジスタ回路、59はパソコンに対するアクセスを
制御するパソコン制御回路である。
【0032】また、60はバスのシーケンスを制御する
バスシーケンス回路、61は処理装置からのアドレス/
データを解析するアドレス/データ解析回路、62はプ
ロセッサバス/マイクロメモリバス51へ送出するアド
レス/データを編集するアドレス/データ編集回路、6
3は与えられたコマンドの実行を制御するコマンド実行
制御回路、64はメンテナンスの対象となるデータを蓄
積するメモリ、65はメモリ64の書き込みを制御する
メモリ制御回路、66は与えられたコマンドを解析する
コマンド解析回路、67は実行中の各機能を表示する各
機能実行中表示回路である。
【0033】図6に示された実施例では、前述の各機能
は次のようにして実行される。 (1) メモリR/W等のコンソール機能 ケーブル56を介して接続された図示されないパソコン
から、パソコンインタフェース回路57を経由して、パ
ソコンレジスタ回路58へデータを設定する。そのデー
タをコマンド解析回路66で解析して、例えば“メモリ
リード”の場合は、コマンド実行制御回路63内の“メ
モリリード”のコントロールツリーを起動する。
【0034】そしてコントロールツリーから得られるタ
イミングに従って、パソコンレジスタ回路58に設定さ
れたデータを、アドレス/データ編集回路62でプロセ
ッサバス51へ送出可能なデータに編集して、これをア
ドレスレジスタ54に設定する。次にバス制御回路53
を起動して、バスインタフェース回路52を経由して、
プロセッサバスへのアクセスを実行する。
【0035】また、図示されないメインメモリからのリ
ードデータを、バスインタフェース回路52を介してデ
ータレジスタ55にセットする。そのデータをアドレス
/データ編集回路62を経由して、パソコンレジスタ回
路58に設定する。そして、パソコン制御回路59から
のパソコンへの割り込み信号とともに、パソコンレジス
タ回路58に設定されたデータを、パソコンインタフェ
ース回路57を経由して、ケーブル56からパソコンへ
返送する。パソコンは、このデータを受信して、画面表
示等を行う。
【0036】(2) マイクロプログラムのメンテナンス機
能 この場合の動作内容は、(1) に示されたメモリR/W等
のコンソール機能の場合とほぼ同様であって、メインメ
モリの代わりに、マイクロプログラムメモリを指定す
る。
【0037】(3) 処理装置の診断機能 実行すべき診断プログラムを、(1) に示されたコンソー
ル機能で処理装置のメモリに書き込み、(1) のコンソー
ル機能でスタート指示を送出して、プロセッサにその診
断プログラムを実行させる。
【0038】(4) プログラムの走行履歴収集機能 (1) に示されたメモリR/W等のコンソール機能の場合
と同様に、“プログラムの走行履歴収集機能”の登録コ
マンドをパソコンレジスタ回路58に設定し、コマンド
解析回路66を経由して、各機能実行中表示回路67に
表示する。
【0039】これによって、バスインタフェース回路5
2は、バスをモニタする状態となり、バス上のアドレス
/データを、アドレスレジスタ54,データレジスタ5
5を経由して、アドレス/データ解析回路61に設定す
る。アドレス/データ解析回路61では、これによっ
て、次のような動作を行う。
【0040】バス制御回路53経由で得られたバスの制
御信号から、そのときのアドレス情報が、プロセッサが
処理装置のメモリから命令をフェッチしてきたときのメ
モリアドレスであることが判明したときは、メモリ制御
回路65を経て、このアドレス情報をメモリ64に書き
込む。このようにしてメモリ64内には、プロセッサが
実行した命令が格納されていたアドレスが蓄積される。
【0041】予め設定されているトリガ条件(例えば特
定のアドレス情報やデータ情報の出現)が成立した場合
には、パソコン制御回路59を起動して、パソコンへ割
り込み信号を送出する。
【0042】パソコン側では、この割り込み信号を受信
したとき、“メモリ読出コマンド”を送出することによ
って、パソコンレジスタ回路58,コマンド解析回路6
6,コマンド実行制御回路63を経由して、メモリ64
の内容をパソコンへ読み出す。パソコン側では、これを
表示して、プロセッサが実行した命令が格納されていた
アドレス、すなわちプログラムの走行履歴をみることが
できる。
【0043】(5) 特定命令出現監視機能 (4) に示されたプログラムの走行履歴収集機能の場合と
同様にして、“特定命令出現監視機能”を各機能実行中
表示回路67に表示する。これによって、バスインタフ
ェース回路52は、バスをモニタする状態となり、バス
上のアドレス/データをアドレスレジスタ54,データ
レジスタ55を経由して、アドレス/データ解析回路6
1に設定する。これによって、アドレス/データ解析回
路61では、以下のような動作を行う。
【0044】バス制御回路53経由で得られたバスの制
御信号から、そのときのデータ情報が、プロセッサが処
理装置のメモリからフェッチしてきた命令であることが
判明したときは、このデータ情報の命令コード部分と、
予め登録されている命令コードとを比較して、一致した
場合、メモリ制御回路65を起動して、そのときのアド
レス情報/データ情報をメモリ64に書き込む。またパ
ソコン制御回路59を起動して、パソコンへ割り込み信
号を送出して、パソコン側にその情報を読み取らせ、表
示させる。
【0045】(6) 特定命令出現頻度測定機能 (4) に示されたプログラムの走行履歴収集機能の場合と
同様にして、“特定命令出現頻度測定機能”を各機能実
行中表示回路67に表示する。これによって、バスイン
タフェース回路52は、バスをモニタする状態となり、
バス上のアドレス/データをアドレスレジスタ54,デ
ータレジスタ55を経由して、アドレス/データ解析回
路61に設定する。アドレス/データ解析回路61で
は、以下のような動作を行う。
【0046】バス制御回路53経由で得られたバスの制
御信号から、そのときのデータ情報が、プロセッサが処
理装置のメモリからフェッチしてきた命令であることが
判明したときは、このデータ情報の命令コード部分と、
予め登録されている命令コードとを比較して、一致した
場合の数をカウントして、一定期間の計数値をメモリ6
5に書き込む。このような動作を繰り返して行うことに
よって、一定期間内に特定命令を何回実行したかの情報
が得られる。このような処理を、各種命令について実行
する。
【0047】(7) バスエラー通信モニタ機能 (4) に示されたプログラムの走行履歴収集機能の場合と
同様にして、“バスエラー通信モニタ機能”を各機能実
行中表示回路67に表示する。これによって、バスイン
タフェース回路52は、バスをモニタする状態となり、
バス上のアドレス/データを、アドレスレジスタ54,
データレジスタ55を経由して、アドレス/データ解析
回路61に設定する。アドレス/データ解析回路61
は、以下のような動作を行う。
【0048】バス制御回路53経由で、バスエラー信号
を受信したときは、メモリ制御回路64を起動して、そ
のときのアドレス情報/データ情報をメモリ65に書き
込む。またパソコン制御回路59を起動して、パソコン
へ割り込み信号を送出して、パソコン側にその情報を読
み取らせ、表示させる。
【0049】(8) バスシーケンス監視機能 (4) に示されたプログラムの走行履歴収集機能の場合と
同様にして、“バスシーケンス監視機能”を各機能実行
中表示回路67に表示する。これによって、バスインタ
フェース回路52は、バスをモニタする状態となり、バ
ス上のアドレス/データをアドレスレジスタ54,デー
タレジスタ55を経由して、アドレス/データ解析回路
61に設定する。これによってバスシーケンス制御回路
60では、以下のような動作を行う。
【0050】バス制御回路53経由で得られた各種制御
信号については、その出現順序,消滅順序を監視し、予
め設定された正解順序と異なる場合には、そのときの信
号の種類,出現順序,消滅順序およびアドレス情報/デ
ータ情報をメモリ64に書き込み、またパソコン制御回
路59を起動して、パソコンへ割り込み信号を送出し
て、パソコン側にその情報を読み取らせ、表示させる。
【0051】(9) 制御信号異常監視機能 (4) に示されたプログラムの走行履歴収集機能の場合と
同様にして、“制御信号異常監視機能”を各機能実行中
表示回路67に表示する。これによって、バスインタフ
ェース回路52はバスをモニタする状態となり、バス上
のアドレス/データをアドレスレジスタ54,データレ
ジスタ55を経由して、アドレス/データ解析回路61
に設定する。これによってバスシーケンス制御回路60
では、以下のような動作を行う。
【0052】バス制御回路53経由で得られた各種制御
信号について、そのオン時間を測定し、予め設定されて
いる最小値に満たない場合、および最大値を超えている
場合は、そのときの信号の種類,オン時間およびアドレ
ス情報/データ情報をメモリ64に書き込み、またパソ
コン制御回路59を起動して、パソコンへ割り込み信号
を送出して、パソコン側にその情報を読み取らせ、表示
させる。
【0053】(10)マイクロプログラム走行履歴収集機能 (4) に示されたプログラムの走行履歴収集機能の場合と
同様にして、“マイクロプログラム走行履歴収集機能”
の登録コマンドをパソコンレジスタ回路58に設定し、
コマンド解析回路66を経由して、各機能実行中表示回
路67に表示する。これによって、バスインタフェース
回路52は、マイクロメモリバスをモニタする状態とな
り、マイクロメモリバス上のアドレス/データをアドレ
スレジスタ54,データレジスタ55,アドレス/デー
タ解析回路61を介して、メモリ65に書き込む。これ
によってアドレス/データ解析回路61では、以下のよ
うな動作を行う。
【0054】予め設定されたトリガ条件(例えば特定の
アドレス情報やデータ情報の出現)が成立した場合に
は、パソコン制御回路59を起動して、パソコンへ割り
込み信号を送出して、パソコン側にその情報を読み取ら
せ、表示させる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のオフライン
・メンテナンス装置によれば、電子交換機やコンピュー
タ等の処理装置のメンテナンスをオフラインで実施する
際に、処理装置の内部に直接アクセスすることによっ
て、処理装置内部の情報収集,診断,メンテナンスをオ
フラインで実行することができるので、障害時の原因究
明や対策の実施を短期間で行うことができるとともに、
有用なデータを収集することによって、電子交換機やコ
ンピュータ等の処理装置の安定運用に寄与することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明のオフライン・メンテナンス装置の接続
構成を示す図である。
【図3】処理装置の構成とインタフェースカードの接続
とを例示する図である。
【図4】バスの動作を例示する図である。
【図5】バスのタイミングを例示する図である。
【図6】本発明の一実施例のインタフェースカードの構
成を示す図である。
【図7】電子交換機におけるマルチプロセッサの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 内部バス 3 バスインタフェース部 4 端末 5 端末インタフェース部 6 メンテナンス機能部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置(1)の内部バス(2)とのイ
    ンタフェースをとるバスインタフェース部(3)と、 端末(4)とのインタフェースをとる端末インタフェー
    ス部(5)と、 該端末(4)からの指示に応じて該バスインタフェース
    部(3)を介して処理装置(1)の内部に直接アクセス
    して、該処理装置(1)内部の情報収集,診断,メンテ
    ナンスをオフラインで実施して、処理結果を該端末
    (4)に表示するメンテナンス機能部(6)とからなる
    ことを特徴とするオフライン・メンテナンス装置。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンス機能部(6)が、前記
    端末(4)の指示に応じて前記処理装置(1)の内部メ
    モリとの情報の送受を行うメモリR/W等のコンソール
    機能と、 前記端末(4)の指示に応じて前記処理装置(1)のマ
    イクロプログラムとの情報の送受を行うマイクロプログ
    ラムのメンテナンス機能と、 前記処理装置(1)の診断を行う処理装置の診断機能
    と、 前記処理装置(1)におけるプログラムの走行履歴を収
    集するプログラムの走行履歴収集機能と、 前記処理装置(1)に対する特定命令の出現を監視する
    特定命令出現監視機能と、 前記処理装置(1)に対する特定命令の出現頻度を測定
    する特定命令出現頻度測定機能と、 前記内部バス(2)においてエラーとなった通信をモニ
    タするバスエラー通信モニタ機能と、 前記内部バス(2)における各種制御信号の出現と消滅
    のシーケンスを監視するバスシーケンス監視機能と、 前記内部バス(2)における制御信号の異常を監視する
    制御信号異常監視機能と、 前記マイクロプログラムの走行履歴を収集するマイクロ
    プログラム走行履歴収集機能とを備えて、前記処理装置
    (1)内部の情報収集,診断,メンテナンスをオフライ
    ンで実施して、処理結果を前記端末(4)に表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のオフライン・メンテナ
    ンス装置。
JP4057657A 1992-03-16 1992-03-16 オフライン・メンテナンス装置 Withdrawn JPH05257729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4057657A JPH05257729A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 オフライン・メンテナンス装置

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JP4057657A JPH05257729A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 オフライン・メンテナンス装置

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JPH05257729A true JPH05257729A (ja) 1993-10-08

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JP4057657A Withdrawn JPH05257729A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 オフライン・メンテナンス装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108201A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fujitsu Ltd 情報処理装置、診断方法および診断プログラム

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JP2011108201A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fujitsu Ltd 情報処理装置、診断方法および診断プログラム

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