JPH10307763A - バス監視装置 - Google Patents

バス監視装置

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JPH10307763A
JPH10307763A JP9117776A JP11777697A JPH10307763A JP H10307763 A JPH10307763 A JP H10307763A JP 9117776 A JP9117776 A JP 9117776A JP 11777697 A JP11777697 A JP 11777697A JP H10307763 A JPH10307763 A JP H10307763A
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JP
Japan
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bus
transaction
slot
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information
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JP9117776A
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Inventor
Yuichi Tokunaga
雄一 徳永
Hitoshi Ishida
仁志 石田
Eiichi Muraki
栄一 村木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスシステムにおける未使用のバススロット
に基板を挿入し、システム実動作中におけるバス状態を
監視し、障害解析を可能とするバス監視装置を提供す
る。 【解決手段】 プロセッサと周辺装置がバスで接続さ
れ、拡張用のバススロットを有した計算機システムのバ
ススロットに挿入されたモジュールにおいて、バス上の
データを時系列によってサンプリングし、サンプリング
結果をバストランザクションとして検出するバス監視回
路と、検出したバストランザクションを一定周期で追加
記憶すると同時に古いデータから順に削除していくキュ
ー装置と、キュー装置内のデータを用いてバス使用率を
演算する演算装置と、バス使用率を表示するための表示
制御装置を備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バスのスロット
に挿入して性能、動作を監視するバス監視装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバス監視装置は、監視開始時刻か
ら監視終了時刻までタイマを動作させてバス監視期間を
記憶し、このバス監視期間内に行われたバスリード及び
バスライト動作をカウントし、演算器によってカウント
数をバス監視期間で除算することにより各々の動作にお
けるバス使用率を算出していた。このような装置は、例
えば特開平6−4359で開示されている。
【0003】また、別のバス監視装置では、データパス
の処理応答時間を監視し、次のデータ転送要求周期を決
定する回路を各入出力装置毎に備え、データパスの処理
能力に追随していた。このような装置は、例えば特開昭
59−216227で開示されている。
【0004】さらに、別の実動作中の計算機を監視する
装置について、特開平7−230432に基づいて説明
する。図15において、1001および1002はそれ
ぞれ第1、第2のプロセッサ、1003は共有メモリ、
1004はこれら全てを接続するバス、1005は各プ
ロセッサからの要求を入力とし、許可を与えるプロセッ
サの番号を出力とするアービタである。1010はバス
監視手段であり、この中の1011はバス1004に接
続したバストランザクション検出回路、1012は各プ
ロセッサ1001、1002からの異常信号を入力とす
る異常信号検出回路、1013はメモリ制御回路であ
る。1020は履歴記憶手段であり、この中で1021
はタイマ、1022と1023は各々タイマ1021を
構成するカウンタとオーバフロウフラグ、1024はバ
ス1004とアービタ1005とタイマ1021の出力
とメモリ制御回路1013からの制御信号を入力とする
不揮発メモリである。
【0005】次に、動作について説明する。第2のプロ
セッサ1002から第1のプロセッサ1001へのバス
トランザクションがあるとバストランザクション検出回
路1011がこれを検出し、メモリ制御回路1013が
履歴記憶手段1020に制御信号を送る。履歴記憶手段
1020ではこの制御信号を受けて、タイマ1021の
出力であるカウンタ1022及びオーバフロウフラグ1
023の値と、バス1004上の信号値と、アービタ1
005の出力であるプロセッサ番号とを不揮発メモリ1
024に書き込む。ここで、カウンタ1022は常時カ
ウントアップしており、上限値まで進むとオーバフロウ
フラグ1023をセットして0に戻るようになってい
る。オーバフロウフラグ1023は、タイマ1021の
出力が不揮発メモリに書き込まれた時にクリアされる。
以上の動作を繰り返して、全てのバストランザクション
の情報が不揮発メモリ1024に書き込まれる。なお不
揮発メモリ1024は最終アドレスまで書き込まれると
再び最初のアドレスから上書きされるので、常に最新の
バストランザクションの情報が保存されていることにな
る。以上のように動作した結果、不揮発メモリ1024
にはバストランザクションが起きた時間、起こしたプロ
セッサ番号、バストランザクションの内容等の情報が保
存される。ここでどれか1つのプロセッサで障害が発生
した時は、異常信号検出回路1012で検出し、メモリ
制御回路1013が制御信号を送るのを停止させる。障
害発生から再開した時は、どれか1つのプロセッサから
バストランザクション検出回路1011にバス1004
を通してコマンドを送ることにより、メモリ制御回路1
013が制御信号を送るのを停止させる。以降は不揮発
メモリ1024の内容は書き換えられず、障害が発生す
る直前のバストランザクションの情報が不揮発メモリ1
024に保存される。障害を解析する時は、この不揮発
メモリ1024の情報を読み出すことによって障害がど
のバストランザクションと因果関係があるか、又どのプ
ロセッサの障害が最初で他のプロセッサの障害が2次的
なものなのかを解析できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバス監視装置は
上記のようにして実現されていたので、設定する監視開
始時刻と監視終了時刻間のバス使用率を算出できるが、
次の監視開始時刻の設定は前の監視終了時刻の後の時刻
にしか設定できない。従って、設定するバス監視期間の
中間の期間のバス使用率が算出できないため、実時間で
のバスの使用率を知ることができないという問題点があ
った。
【0007】また、転送先に拘わらず一つ前の処理応答
時間により次のデータ転送周期が決定されるため、デー
タバス上の低速デバイスをアクセスした後に別のデバイ
スをアクセスする際には必ず余分な待ち状態が発生する
ことに加えて、各入出力装置毎に監視/制御回路を備え
るため、装置当たりのハードウェアのオーバーヘッドが
増加するという問題点があった。
【0008】さらに、計算機自体にバス監視装置が埋め
込まれていたため、異常検知方法が固定であり、異常を
再現させようとしても実動作状態のバスを監視している
だけで、積極的に過負荷状態を作り出してバス状態の解
析を行うことができないという問題点があった。
【0009】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、バスシステムにおける未使用のバス
スロットに基盤を挿入し、システムの実動作中における
バスの状態を監視し、さらに異常状態を作り出して障害
解析を可能とするバス監視装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるバス
監視装置は、プロセッサと周辺装置がバスで接続され、
拡張用のバススロットを有した計算機システムのバスス
ロットに挿入されたモジュールにおいて、該モジュール
がバス上のデータを時系列によってサンプリングし、サ
ンプリング結果をバストランザクションとして検出する
バス監視回路と、検出したバストランザクションを一定
周期で追加記憶すると同時に古いデータから順に削除し
ていくキュー装置と、キュー装置内のデータを用いてバ
ス使用率を演算する演算装置と、バス使用率を表示する
ための表示制御装置を備えるようにしたものである。
【0011】第2の発明は第1の発明に係わるバス監視
装置において、上記バス監視回路がトランザクションデ
ータ、および該トランザクションの宛て先情報をサンプ
リングし、演算装置は、サンプリング結果に基づいて少
なくとも宛て先毎のバス使用率を得るようにしたもので
ある。
【0012】第3の発明に係わるバス監視装置は、プロ
セッサと周辺装置がバスで接続され、拡張用のバススロ
ットを有した計算機システムのバススロットに挿入され
たモジュールにおいて、該モジュールがバス上のデータ
を時系列によってサンプリングし、トランザクション起
動時間、該トランザクションの相手先アドレス、および
該トランザクションに対する応答結果を検出するバス監
視回路と、サンプリング結果を一定周期で追加記憶する
と同時に古いデータから順に削除していくキュー装置
と、キュー装置内に格納されたサンプリングデータに基
づいて単位時間当たりにおけるバス負荷率およびトラン
ザクション相手先毎の負荷率を算出する演算装置と、負
荷率情報を格納したレジスタを備えることにより、負荷
状況に応じたシステム運用が可能となるようにしたもの
である。
【0013】第4の発明は第3の発明に係わるバス監視
装置において、負荷率情報を格納したレジスタ内容をバ
スを介して該バススロットに挿入された他モジュールに
通知する通信手段を備えるようにしたものである。
【0014】第5の発明は第3の発明に係わるバス監視
装置において、負荷率情報を格納したレジスタ内容を専
用線を介して該バススロットに挿入された他モジュール
に通知する通信手段を備えるようにしたものである。
【0015】第6の発明に係わるバス監視装置は、プロ
セッサと周辺装置がバスで接続され、拡張用のバススロ
ットを有した計算機システムのバススロットに挿入され
たモジュールにおいて、該モジュールがバス信号を収集
するためのバスインタフェース装置と、バス信号からト
ランザクション情報および該トランザクションの転送ア
ドレス情報を抽出するバス情報抽出手段と、抽出結果を
集計する集計手段と、集計結果を表示するための表示手
段を備えるようにしたものである。
【0016】第7の発明に係わるバス監視装置は、プロ
セッサと周辺装置がバスで接続され、拡張用のバススロ
ットを有した計算機システムのバススロットに挿入され
たモジュールにおいて、該モジュールがオペレータの指
示を受信して記憶するためのコンソールインタフェース
装置と、オペレータの指示内容に基づいてバスへ疑似ア
クセスを実行するためのバスリクエスト信号を生成する
バスマスタ実行手段と、上記バスリクエスト信号をバス
へ出力するためのバスインタフェース装置を備えるよう
にしたものである。
【0017】第8の発明は第7の発明に係わるバス監視
装置において、上記バスマスタ実行手段はオペレータの
指示内容に基づいて指定されたバストランザクションを
検出するためのトランザクション比較手段と、指定され
たバストランザクションにバス上で外乱を与えるための
外乱発生手段と、を備えるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明すべての実施形態
にかかる構成図である。図において、100は計算機シ
ステムにおけるシステムバス、101は本発明における
バス監視装置、102、103は実システムを構成する
制御装置に対応した基板、110は基板101〜103
が挿入されるバススロットである。バス監視装置101
は、通常空きスロットとされているシステムバス100
のバススロット110に挿入されて、バスの解析に必要
な動作を行う。以下、実施形態に従ってバス装置101
について説明する。
【0019】実施の形態1.本発明の第1の実施形態に
ついて図2、図3に基づいて説明する。図2はバス装置
101をバス使用率監視装置として構成した場合を示
し、図において、2001はバス上のトランザクション
情報を記憶する記憶手段、2002は記憶手段に格納さ
れた情報を元にバス負荷を解析しレジスタ群に書き込む
解析手段、2003はバス負荷を格納するレジスタ群、
2004はバス負荷を表示する表示手段である。記憶手
段2001において、2100は記憶装置、2101は
バス上の電気信号を入力として時系列によってそれをサ
ンプリングしサンプリングしたデータをバストランザク
ションとして解釈するバス監視回路である。2102は
バス監視回路2101が解釈したバストランザクション
をスタックするキュー、2106は記憶装置2100の
キュー2102に格納されたバストランザクションの個
数を集計するトランザクション集計回路、2103は集
計結果を格納するレジスタである。2104はバス監視
回路2101のサンプリング周期および記憶装置210
0内のキュー2102及びトランザクション集計回路2
106の制御をするためのタイマ、2105は記憶装置
2100のレジスタ2103に格納されたバストランザ
クション数からバス使用率を算出するための演算装置で
ある。
【0020】次に動作について説明する。バス監視回路
2101はバス上の電気信号をタイマ2104によって
Δt時間毎に時系列に従ってサンプリングする。バス動
作のサンプリング期間内において、サンプリングした信
号をバストランザクションとして解釈した場合に”1”
を、そうでない場合は”0”をデータとして記憶装置2
100に送る。図3において、バス2201はバスを時
系列で示したものである。2203、2204を含む黒
で塗られた部分がバストランザクションが存在している
ことをを示す。バス監視回路2101から送られたデー
タは、複数個のレジスタからなるキュー2102の最後
尾にΔt時間毎に格納され、キュー2102のレジスタ
群に格納された先頭のデータはタイマ2104によって
Δt時間毎に削除されていく。例えば、キュー2102
を構成しているレジスタの個数を100とした場合、キ
ュー2102はキュースコープ2202で示した現在の
時刻から100Δt時間前までのバス情報を保持し、こ
こで、100Δtはバス監視期間を示す。バストランザ
クション集計回路2106は、Δt時間毎にキュー21
02の先頭と最後尾のデータを読み込み、キュー210
2の先頭のデータが”1”であった場合は、レジスタ2
103の内容から”1”を減算し、キュー2102の最
後尾のデータが”1”であった場合は、記憶装置210
0内のレジスタ2103の内容に”1”を加算する。キ
ュー2102のレジスタの個数を100とした場合、も
しキュー2102内のバストランザクション数が50な
らば、バス使用率はバス使用時間50Δtをバス監視期
間100Δtで除算すれば算出できる。即ち、解析手段
2002内の演算装置2105はレジスタ2103の内
容をキュー2102のレジスタの個数で除算してバス使
用率を算出する。
【0021】以上のように、図1に示す空きスロットを
利用してバスの使用率を表示させる装置を組み込むこと
で、実システム上でのバスの利用状況を解析することが
可能となる。
【0022】実施の形態2.本発明の第2の実施形態に
ついて、図4、図5を用いて説明する。図において、図
2、図3と同一の符合は同一または相当の部分を表す。
図4はバス装置101を動作内容別バス使用率監視装置
として構成した場合を示し、3001はキュー2102
に格納された各バストランザクションを解釈しその結果
を格納するレジスタ群、3002は解析手段2002に
おいてレジスタ群3001内のバス動作内容の内選択し
た項目のバス使用率の算出を選択するための測定制御装
置である。
【0023】次に動作について説明する。バス監視回路
2101はサンプリングしたバストランザクションか
ら、転送される宛先がどのカードであるかというスレー
ブ情報を抽出し、データとしてカード番号を、またその
時トランザクションが転送データ2204であると解釈
した場合はデータとして”1”を、即ちカード番号及び
転送データか否かという2個のデータを記憶装置210
0に送る。一方、バスがアイドル状態である場合、バス
監視回路2101は、データ”0”及び”0”を記憶装
置2100に送る。記憶装置2100は、バス監視回路
2101から送られたデータをΔt時間毎キュー210
2の最後尾に格納し、キュー2102に格納された先頭
のデータはタイマ2104によってΔt時間毎に削除さ
れていく。バストランザクション集計回路2106は、
Δt時間毎にキュー2102の先頭と最後尾のデータを
読み込む。レジスタ3001は、転送される宛先のカー
ド毎に用意されたスレーブトランザクション数カウンタ
と、全てのカードの転送データ数を集計した結果を格納
する転送データ数カウンタから構成されている。バスト
ランザクション集計回路2106は、キュー2102か
ら読み入んだデータのカード番号によりレジスタ300
1からスレーブトランザクション数カウンタを選択す
る。カード番号に対応したトランザクションが”0”の
場合、バストランザクションは存在しないと解釈してレ
ジスタ3001に対する以下の操作は行わない。選択さ
れたスレーブトランザクション数カウンタに格納された
値に対し、キュー2102から読みだしたデータがトラ
ンザクションデータか否かを示す値が”1”の場合、転
送データ数カウンタに格納された値に対して、キュー2
102の先頭のデータの場合には”1”を減算、キュー
2102の最後尾のデータの場合には”1”を加算す
る。測定制御装置3002は、選択されたバス使用率を
求めるために演算装置2105を制御する。演算装置2
105は、各レジスタ3001を用いて宛先スレーブ毎
のバス使用率、全スレーブで合計した転送データのバス
使用率を算出する。
【0024】以上のように、記憶手段2001及び解析
手段2002がバストランザクションをスレーブ動作・
転送データ数に基づいて解析することによって、バス動
作内容に対するより詳細なバス使用率を求めることがで
きる。
【0025】実施の形態3.本発明の第3の実施形態に
ついて、図6、図7に基づいて説明する。図6におい
て、図1〜5と同一の符号は同一または相当の部分を表
わす。図6はバス装置101をシステム性能調整用バス
監視装置として構成した場合を示し、400はバス上の
トランザクションを監視し必要な情報を記憶手段に書き
込むバス監視回路、401はバス上のトランザクション
の情報を記憶する記憶装置、402は記憶装置に格納さ
れた情報をもとにバス負荷、並びにスレーブの負荷を解
析しレジスタに書き込む解析手段、403は解析手段が
アドレスからスレーブを特定するために参照するアドレ
ステーブル、404はバス負荷を格納するレジスタ群、
405はスレーブの負荷を格納するレジスタ群である。
【0026】次に動作について図7を用いて説明する。
バス監視回路400は、バス上で実行されるトランザク
ションを監視し、トランザクションの情報を記憶装置4
01に書き込む。書き込む情報は、以下の通りである。 ・起動時間:バス上のトランザクション開始信号が有意
にドライブされた時間 ・アドレス:トランザクション開始信号が有意にドライ
ブされた時のアドレス ・スレーブ応答:開始されたトランザクションに対する
スレーブの応答(正常/異常) それぞれの情報は、図7に示されるタイミングで書き込
まれる。バス監視回路400は、開始信号が有意になる
と(時刻T1と時刻T3)、記憶装置401に起動時間
と、その時点でのアドレス線上のデータを書き込む。更
に、アクノリッジ信号が有意になることで正常終了と判
断し(時刻T2)、エラー信号が有意になることで異常
終了を判断する(時刻T4)。解析手段402は、記憶
装置401に格納されたトランザクションの起動時間か
ら単位時間当たりのトランザクション数をバス負荷を格
納するレジスタ群404に書き込む。また、記憶装置4
01に格納されたアドレスとアドレステーブル403か
らスレーブを特定し、スレーブ毎にアクセス回数とその
応答(正常/異常)をスレーブ負荷を格納するレジスタ
群405に格納する。ここで、上記レジスタ群はCPU
から直接読みだし可能なアドレス空間に割り付けられて
いる。CPUはバス負荷レジスタ群404の値を参照
し、予め与えられた優先度によりレジスタの値の重みづ
けを行い、他カードへのアクセス頻度/インターバルを
変更する。また、スレーブ負荷レジスタ405の値を参
照し、予め与えられた優先度によりレジスタの値の重み
づけを行ない、負荷の高いスレーブへのアクセス頻度を
低下させる。
【0027】以上のようにして、バス上の負荷又はスレ
ーブの負荷に従って動的にシステム動作を調整できるた
めシステム全体の処理性能を向上させることができる。
【0028】実施の形態4.本発明の第4の実施形態に
ついて、図8を用いて説明する。図8において、図1〜
7と同一の符号は同一または相当の部分を表わす。図8
もバス装置101をシステム性能調整用バス監視装置と
して構成した場合を示し、図において、501は記憶手
段に格納された情報をもとにバス負荷、並びにスレーブ
の負荷を解析しレジスタに書き込むと同時に通信手段に
通知する解析手段、502は解析手段からの通知を受け
てレジスタ群の値をCPUに転送する通知手段である。
【0029】次に動作について説明する。解析手段50
1は、記憶手段401に格納されたトランザクションの
起動時間から単位時間当たりのトランザクション数を、
バス負荷を格納するレジスタ404に書き込む。また、
記憶装置401に格納されたアドレスとアドレステーブ
ル403からスレーブ毎にアクセス回数とその応答をス
レーブ負荷を格納するレジスタ405に格納すると同時
に、通知手段502にレジスタ群を更新したことを通知
する。通知手段502は、解析手段501からの通知を
受けて、レジスタ404、405の値を読み込む。値を
読み込んだ後、システムバス100の使用権を獲得し、
CPUをターゲットとしてライトトランザクションを起
動する。その際のアドレスは、予め指定されたCPUが
システムバスを介することなくリード可能な領域であ
り、データはレジスタ群404、405の値である。C
PUは、アプリケーションの合間に転送されているデー
タを読みだし、データの値に予め与えられた優先度によ
り重みづけを行ない、他カードへのアクセス頻度/イン
ターバルを変更する。また、スレーブ毎の負荷と、予め
与えられた優先度によりレジスタの値の重みづけを行な
い、負荷の高いスレーブへのアクセス頻度を低下させ
る。
【0030】以上のようにして、システムバスの負荷を
あげることなく、CPUがバス負荷情報を獲得できるた
めシステム全体の処理性能を向上させることができる。
【0031】実施の形態5.本発明の第5の実施形態に
ついて、図9を用いて説明する。図9において、図1〜
8と同一の符号は同一または相当の部分を表わす。本実
施形態もシステム性能調整用バス監視装置に関するもの
であり、図において 601は解析手段からの通知を受
けてレジスタ群の値をCPUに転送する通知手段、60
2は通知手段とCPUを直接接続する専用線である。
【0032】次に動作について説明する。通知手段60
1は、解析手段501からの通知を受けて、レジスタ4
04、405の値を読み込む。その後、専用線602を
介してCPUへバス負荷情報とスレーブ毎の負荷情報を
転送する。CPUは、アプリケーションの合間に転送さ
れているデータを読みだし、データの値に予め与えられ
た優先度により重みづけを行ない、他カードへのアクセ
ス頻度/インターバルを変更する。また、スレーブ毎の
負荷と、予め与えられた優先度によりレジスタの値の重
みづけを行ない、負荷の高いスレーブへのアクセス頻度
を低下させる。
【0033】以上のようにして、バス上の処理を妨げる
ことなくバス負荷情報を伝達できるためシステム全体の
処理性能を向上させることができる。
【0034】実施の形態6.本発明の第6の実施形態に
ついて、図10を用いて説明する。前記実施形態まで
は、計算機システムが正常に動作している場合の監視に
着目したものであったが、本実施形態は故障した時の解
析性の効率化を目的にしたものであり、空きスロットに
本装置を挿入し、バスを流れる転送から得られる全ての
情報を獲得、表示するようにしたものである。
【0035】図10において、701はバススロットか
らバス信号を入力するためのバスインタフェース、70
2、703、704はそれぞれ、バスインタフェース7
01が保持したリクエスト信号から送信者のスロット番
号を判別するイニシエータ判別手段、送信先のスロット
番号を判別するターゲット判別手段、トランザクション
の種別を判別するトランザクション判別手段である。7
05はイニシエータ判別手段702からの送信者スロッ
ト番号、ターゲット判別手段703からの送信先スロッ
ト番号、トランザクション判別手段704からの書き込
み/データ転送数、バスインタフェース701からのデ
ータ値を集計し、ログとしてキャラクタ化する集計手
段、706はログを表示させるための表示手段、707
はログを記憶する記憶手段、708、709はターゲッ
ト判別手段703でスロット番号を決定するために参照
するシステム情報およびアドレスマップである。また、
710はターゲット判別手段703でアドレスをスロッ
ト番号に変換するための変換装置、711、712はト
ランザクション判別手段704で書き込み/読み出しを
判別するR/W判別装置および転送長を判別する転送長
判別装置である。
【0036】次に動作について説明する。通常、バスに
はバスの使用を要求するリクエスト、通信先を指定する
アドレス、読み出し/書き込みや1回のトランザクショ
ンで転送するデータ量を指定するコマンド、データ、等
の情報が、専用の信号線またはタイミングによって共有
されながら流れている。従って、バスシステムの特徴と
しては、これらの信号を全スロットから平等に読み取る
ことが可能である。空きスロットに挿入された本装置の
バスインタフェース701は、バス信号線から各情報を
各々の情報が有効になるタイミングで取り込む。取り込
まれた情報は、各判別手段によって必要な情報に変換さ
れる。イニシエータ判別手段702は各スロットのリク
エスト情報から送信者のスロット番号値に変換する。タ
ーゲット判別手段703は受信アドレスをシステムのア
ドレスマップ709と照合しメモリ領域/IO領域を決
定し、さらにシステム構成情報708からその領域を受
け持つ基板の挿入されているスロット番号を判別する。
トランザクション判別手段704はコマンドからR/W
判別装置711で読み出し/書き込みを判別し、転送長
判別装置712でデータ転送数に変換する。これらの変
換情報は集計手段705によってまとめられ、キャラク
タ化され、1トランザクションに対するログとして表示
手段706経由でディスプレイに表示されるとともに、
記憶手段707によって保持される。故障が発生しバス
が停止した場合は、表示が更新されないため故障の原因
となるトランザクションの情報が表示されたままとな
り、故障要因の解析に利用することができる。なお、故
障時に表示を停止させるために、バス上のエラー信号を
モニタし、これが有意になった時に監視と表示を停止さ
せたり、また、監視中の情報からアドレスやプロトコル
の正当性を独自にチェックし、故障監視させることも可
能である。
【0037】以上のように、空きスロットを利用してバ
スの詳細情報を表示させる装置を組み込むことで、実動
作中のシステムに異常が発生した場合においても、異常
状態を再現させることなく原因解析を行うことが可能と
なる。
【0038】実施の形態7.本発明の第7の実施形態に
ついて、図11、図12、図13に基づいて説明する。
本実施形態では、空きスロットに本装置を挿入し、バス
に能動的に影響を与えることでバスへ通常時より高い負
荷を加え、システムの耐負荷性を試験できるようにした
ものである。
【0039】図11において、801は本装置がバスア
クセスを実行する上に必要な指示を受信し記憶するコン
ソールインタフェース、802はコンソールインタフェ
ースが保持した情報から実際のバスアクセスを生成する
バスマスタ実行手段、803はバススロットからのバス
信号を入力し、バスマスタ実行手段802からの信号を
バスへ出力するためのバスインタフェース、804は周
期的にマスタ実行させるための周期計測タイマ、805
はバス使用権を獲得するためのバスリクエスト制御装置
である。
【0040】次に動作について説明する。オペレータに
よる実行指示が端末からコンソールインタフェース80
1によって受信される。最も簡単な手段としては、バス
アクセスの周期、バスを獲得している期間を指示する。
コンソールインタフェース801は、実行指示をバスマ
スタ実行手段802へ伝え、バスマスタ実行手段802
のバスリクエスト制御装置はバスに対してバスリクエス
トを発行し、指定された期間だけバス所有権を有し、リ
クエストを送出する。図12のタイミング図に示すよう
に、本試験装置がバスを所有している間は、他のスロッ
トに挿入された制御装置は本装置によるバスアクセスが
終了するまで待たなければならず、本装置のバス所有が
終了した後、溜った他制御装置によるバスアクセスが一
気に放出される。この動作を周期計測タイマ804に繰
り返し実行させることによって、その期間だけ実システ
ムを構成する制御装置がバスを使えなくなり、実システ
ムからは、「バスが高負荷」であるとみなされることに
なる。また、実システムにおいてバスアクセス時間を監
視しエラー対策を施しているようなの場合、本装置がバ
ス獲得している期間を、実システムのバスアクセスタイ
ムアウト時間より長く設定することで、故意にエラーを
発生させ、実システム上でのエラー試験を実施すること
もできる。
【0041】さらに、他スロットに挿入された制御装置
に対して実際にトランザクションを発生させる手段を加
えることによって、送信先の制御装置の受信負荷を上げ
ることも可能である。図13において、806はバスマ
スタ実行手段802でコンソールからのトランザクショ
ン情報を記憶するバッファ、807はバストランザクシ
ョンを制御するためのバスマスタ信号制御装置、その他
は図11と同じである。この場合は実行指示として、ア
ドレス、データ、アクセス方法(リード/ライト等)を
コンソールインタフェース801へ与える。バスマスタ
実行手段802は、これらのトランザクション情報をバ
ッファ806へ保持する。バスリクエスト制御805に
よってバスを獲得した後、バスマスタ信号制御装置80
7の制御のもとで、バッファ806の情報を出力し、指
定されたバスアクセスを実行する。
【0042】以上のように、空きスロットを利用してバ
スへ負荷を与える装置を組み込むことで、アプリケーシ
ョンの動作している実システムでは通常発生し難い高負
荷状態を作り出すことが可能となる。
【0043】実施の形態8.本発明の第8の実施形態に
ついて、図14に基づいて説明する。本実施形態では、
空きスロットに本試験装置を挿入し、実システムとして
動作しているバスアクセスに外乱を入れることでエラー
を強制的に発生させ、実稼動状態では起こり難いエラー
にたいする対障害性を試験するものである。
【0044】図14において、901は本装置がバスア
クセスを実行する上に必要な指示を受信し記憶するコン
ソールインタフェース、902はバスアドレスを監視
し、コンソールインタフェース901からの指定アドレ
スと一致するかを判別するアドレス比較器、903はコ
ンソールインタフェース901からの妨害の種類に従っ
てバスへ妨害信号を発生させる妨害発生手段、904は
バススロットからのバス信号を入力し、妨害発生手段9
03からの信号をバスへ出力するためのバスインタフェ
ース、905は妨害発生手段903で妨害を出すタイミ
ングを制御する制御装置、906は各種妨害生成装置で
ある。
【0045】次に動作について説明する。オペレータは
妨害を与えるトランザクションに対するアドレスと、妨
害の種類をコンソールから指示する。妨害の種類は実シ
ステムのエラー処理方法に依存するが、例えばバスのデ
ータパリティやトランザクションの種類、転送長などを
指定するコマンド、アドレスなどが妨害の対象になる。
コンソールからの指示はコンソールインタフェース90
1で保持され、指定アドレスがアドレス比較器902
へ、妨害の種類が妨害発生手段903へ伝えられる。ア
ドレス比較器902は常にバスを流れるアドレスを監視
し、コンソールインタフェース901からの指定アドレ
スと一致した場合、トリガ信号が妨害発生手段903へ
転送される。妨害発生手段903は妨害の種類によっ
て、データパリティエラーを発生させたい時はパリティ
信号を、コマンドエラーを発生させたい時はコマンド信
号を、送信先不在のエラーを発生させたい時はアドレス
信号を妨害生成装置906で生成し、妨害出力タイミン
グ制御装置905の制御のもとで、バスのプロトコルに
合ったタイミングで出力し、バスインタフェース904
経由でバスへ送る。バスには実際の送信者が送る信号と
本試験装置が送る信号が混在し、エラー状況を作り出す
ことによって実システムにおけるエラー処理が試験され
る。
【0046】以上のように、空きスロットを利用してバ
スへ妨害を与える装置を組み込むことで、アプリケーシ
ョンの動作している実システム上で、通常発生し難いバ
ス異常状態を作り出すことが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によればバスの空
きスロットに監視装置を挿入することでバスを監視する
ようにしたので、特別な回路を計算機に組み入れること
なく実使用状態におけるバスの状態を監視できる。ま
た、バス監視装置は、バス上のトランザクションを一定
間隔でサンプリングし、結果を一定の深さを有するキュ
ーに追加記憶し、同時に古い内容から順番に削除するよ
うにしたので、キューに蓄えられているバストランザク
ション数に基づいてバスの瞬時ごとの使用率をリアルタ
イムで算出することができる。
【0048】また、バス上のトランザクションと該トラ
ンザクションの宛て先情報をサンプリングし、区分して
追加記憶するようにしたので、バス使用率をトランザク
ションの宛て先に応じて、より詳細に算出することがで
きる。
【0049】また、バストランザクションが発生する毎
にバス上で実行される処理を記憶し、単位時間毎にバス
使用率およびトランザクションの送受信先モジュールの
負荷を算出するようにしたので、相手先別の負荷情報を
作成することができる。
【0050】さらに、記憶されているバス使用率および
トランザクションの送受信先別の負荷情報を他制御装置
に通知し、該負荷情報に基づいてバスアクセスを制御す
るようにしたのでシステム全体の処理性能を向上させる
ことができる。
【0051】さらに、バストランザクションが発生する
毎にバス上の信号を収集し、転送情報を抽出して表示さ
せるようにしたので、実行中のバストランザクションの
内容を容易に把握でき、異常が発生した場合にも再現さ
せることなく原因を解析することが可能となる。
【0052】さらに、受信したオペレータの指示内容に
基づいて疑似バスアクセス制御コマンドを生成してバス
アクセスを行うようにしたので、実装置を接続すること
なく、人為的にバス負荷状況を操作することができると
いう効果がある。
【0053】加えて、受信したオペレータの指示内容に
基づいて、指定されたトランザクションを抽出し、バス
上の該トランザクションに対する妨害コマンドを生成し
てバスへ送出するようにしたので、実稼動状態において
は発生し難いバス異常状態を作り出すことができ、不具
合に対する限界試験を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるバス監視装置を含む全体構成
図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態におけるバス監視装
置の詳細構成図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態におけるバス監視装
置中のキュー動作を示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態におけるバス監視装
置の詳細構成図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態におけるバス監視装
置中のキュー動作を示す図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態におけるバス監視装
置の詳細構成図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態におけるバス監視装
置の動作を示すタイミング図である。
【図8】 本発明の第4の実施形態におけるバス監視装
置の詳細構成図である。
【図9】 本発明の第5の実施形態におけるバス監視装
置の詳細構成図である。
【図10】 本発明の第6の実施形態におけるバス監視
装置の詳細構成図である。
【図11】 本発明の第7の実施形態におけるバス監視
装置の詳細構成図である。
【図12】 本発明の第7の実施形態におけるバス監視
装置の動作を説明するタイミング図である。
【図13】 本発明の第7の実施形態における他のバス
監視装置の詳細構成を示す図である。
【図14】 本発明の第8の実施形態におけるバス監視
装置の詳細構成図である。
【図15】 従来のバス監視装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】 101 バス監視装置、102、103 実システム基
板、400 バス監視回路、401 記憶装置、402
解析手段、403 アドレステーブル、404 バス
負荷レジスタ、405 スレーブ負荷レジスタ、501
解析手段、502 通知手段、601 通知手段、6
02 専用線、701 バスインタフェース、702
イニシエータ判別手段、703 ターゲット判別手段、
704トランザクション判別手段、705 集計手段、
706 表示手段、707 記憶手段、708 システ
ム構成情報、709 アドレスマップ、710 ターゲ
ットスロット番号変換装置、711 R/W判別装置、
712 転送調判別装置、801 コンソールインタフ
ェース、802 バスマスタ実行手段、803バスイン
タフェース、804 周期計測タイマ、805 リクエ
スト制御装置、806 バッファ、807 バスマスタ
信号制御装置、901 コンソールインタフェース、9
02 アドレス比較器、903 妨害発生手段、904
バスインタフェース、905 妨害タイミング制御装
置、906 妨害生成装置、2001 記憶手段、20
02 解析手段、2003 レジスタ群、2004 表
示制御部、2100 記憶装置、2101 バス監視回
路、2102 キュー、2103 レジスタ、2104
タイマ、2105 演算装置、2106 トランザク
ション集計回路、2201 バス、2202 キュース
コープ、2203バス上ターゲットアドレス、2204
バス上データ、3001 レジスタ群、3002 測
定制御装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと周辺装置がバスで接続さ
    れ、拡張用のバススロットを有した計算機システムのバ
    ススロットに挿入されたモジュールにおいて、 上記モジュールはバス上のデータを時系列によってサン
    プリングし、サンプリング結果をバストランザクション
    として検出するバス監視回路と、 検出したバストランザクションを一定周期で追加記憶す
    ると同時に古いデータから順に削除していくキュー装置
    と、 キュー装置内のデータを用いてバス使用率を演算する演
    算装置と、 バス使用率を表示するための表示制御装置を備えるよう
    にしたことを特徴とするバス監視装置。
  2. 【請求項2】 上記バス監視回路はトランザクションデ
    ータ、および該トランザクションの宛て先情報をサンプ
    リングし、 上記演算装置は、サンプリング結果に基づいて少なくと
    も宛て先毎のバス使用率を得るようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のバス監視装置。
  3. 【請求項3】 プロセッサと周辺装置がバスで接続さ
    れ、拡張用のバススロットを有した計算機システムのバ
    ススロットに挿入されたモジュールにおいて、 上記モジュールはバス上のデータを時系列によってサン
    プリングし、トランザクション起動時間、該トランザク
    ションの相手先アドレス、および該トランザクションに
    対する応答結果を検出するバス監視回路と、 上記サンプリング結果を一定周期で追加記憶すると同時
    に古いデータから順に削除していくキュー装置と、 キュー装置内に格納されたサンプリングデータに基づい
    て単位時間当たりにおけるバス負荷率およびトランザク
    ション相手先毎の負荷率を算出する演算装置と、 上記負荷率情報を格納したレジスタを備えることによ
    り、負荷状況に応じたシステム運用を可能としたことを
    特徴とするバス監視装置。
  4. 【請求項4】 上記負荷率情報を格納したレジスタ内容
    をバスを介して該バススロットに挿入された他モジュー
    ルに通知する通信手段を備えるようにしたことを特徴と
    する請求項3記載のバス監視装置。
  5. 【請求項5】 上記負荷率情報を格納したレジスタ内容
    を専用線を介して該バススロットに挿入された他モジュ
    ールに通知する通信手段を備えるようにしたことを特徴
    とする請求項3記載のバス監視装置。
  6. 【請求項6】 プロセッサと周辺装置がバスで接続さ
    れ、拡張用のバススロットを有した計算機システムのバ
    ススロットに挿入されたモジュールにおいて、 上記モジュールはバス信号を収集するためのバスインタ
    フェース装置と、 バス信号からトランザクション情報および該トランザク
    ションの転送アドレス情報を抽出するバス情報抽出手段
    と、 上記抽出結果を集計する集計手段と集計結果を表示する
    ための表示手段を備えるようにしたことを特徴とするバ
    ス監視装置。
  7. 【請求項7】 プロセッサと周辺装置がバスで接続さ
    れ、拡張用のバススロットを有した計算機システムのバ
    ススロットに挿入されたモジュールにおいて、 上記モジュールはオペレータの指示を受信して記憶する
    ためのコンソールインタフェース装置と、 オペレータの指示内容に基づいてバスへ疑似アクセスを
    実行するためのバスリクエスト信号を生成するバスマス
    タ実行手段と、 上記バスリクエスト信号をバスへ出力するためのバスイ
    ンタフェース装置を備えるようにしたことを特徴とする
    バス監視装置。
  8. 【請求項8】 上記バスマスタ実行手段はオペレータの
    指示内容に基づいて指定されたバストランザクションを
    検出するためのトランザクション比較手段と、 指定されたバストランザクションにバス上で外乱を与え
    るための外乱発生手段と、を備えるようにしたことを特
    徴とする請求項7記載のバス監視装置。
JP9117776A 1997-05-08 1997-05-08 バス監視装置 Pending JPH10307763A (ja)

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JP9117776A JPH10307763A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 バス監視装置

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ID=14720051

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6880061B2 (en) 2001-03-30 2005-04-12 Sony Computer Entertainment Inc. System and method for monitoring data, computer program and data storage therefor
JP2011227646A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 計算機の診断装置及び診断方法
CN102338755A (zh) * 2010-07-15 2012-02-01 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电子元件接触点失效分析方法

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