JPH05257728A - 二重化構成装置 - Google Patents
二重化構成装置Info
- Publication number
- JPH05257728A JPH05257728A JP4089946A JP8994692A JPH05257728A JP H05257728 A JPH05257728 A JP H05257728A JP 4089946 A JP4089946 A JP 4089946A JP 8994692 A JP8994692 A JP 8994692A JP H05257728 A JPH05257728 A JP H05257728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- act
- switching
- task
- act switching
- cpu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hardware Redundancy (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タスク処理を停止することなくACT切替を
行なうとともに、上位装置におけるACT系の誤認を防
止する。 【構成】 上位装置からACT切替要求31,32が発
生すると、ACT系のCPUはACT切替準備33とし
て監視タスクを起動する。同監視タスクは処理タスクが
処理を完了するごとに起動し、キューデータの有無を監
視する。キューデータがなくなると、バス制御回路15
または20にACT切替準備完了34を出力する。バス
制御回路15または20は適当なバストランシーバを制
御してACT切替35を行なった後、CPUにACT切
替の報告36を行ない、同時に上位装置に対してACT
切替完了37を通知する。CPUはACT切替の報告を
受けると、通常の処理を開始する。
行なうとともに、上位装置におけるACT系の誤認を防
止する。 【構成】 上位装置からACT切替要求31,32が発
生すると、ACT系のCPUはACT切替準備33とし
て監視タスクを起動する。同監視タスクは処理タスクが
処理を完了するごとに起動し、キューデータの有無を監
視する。キューデータがなくなると、バス制御回路15
または20にACT切替準備完了34を出力する。バス
制御回路15または20は適当なバストランシーバを制
御してACT切替35を行なった後、CPUにACT切
替の報告36を行ない、同時に上位装置に対してACT
切替完了37を通知する。CPUはACT切替の報告を
受けると、通常の処理を開始する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重化構成装置に関
し、特に、キューにデータを積み込むことによって複数
のタスクを起動するオペレーティングシステムを持つフ
ァームウェアを備えた二重化構成装置に関する。
し、特に、キューにデータを積み込むことによって複数
のタスクを起動するオペレーティングシステムを持つフ
ァームウェアを備えた二重化構成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重化構成装置におけるACT切
替のシーケンスを図3に示す。なお、ACT系のCPU
バスと非ACT系のCPUバスとのそれぞれにはキュー
データを保持する非同期RAMが備えられるとともに、
両CPUバスはバストランシーバを介して接続され、さ
らに両CPUバスを接続するバスにはそれぞれの非同期
RAMのデータを他の系のCPUバスにおける非同期R
AMへ転送する際の一時記憶領域となる同期RAMが備
えられているものとする。
替のシーケンスを図3に示す。なお、ACT系のCPU
バスと非ACT系のCPUバスとのそれぞれにはキュー
データを保持する非同期RAMが備えられるとともに、
両CPUバスはバストランシーバを介して接続され、さ
らに両CPUバスを接続するバスにはそれぞれの非同期
RAMのデータを他の系のCPUバスにおける非同期R
AMへ転送する際の一時記憶領域となる同期RAMが備
えられているものとする。
【0003】上位装置からACT切替要求1,2が発生
すると、CPUはACT切替準備3として非同期RAM
上のキューデータを同期RAMにコピーしてからバス制
御回路にACT切替準備完了4を出力する。バス制御回
路は、適当なバストランシーバを制御してACT切替5
を行なった後、CPUにACT切替6の報告を行なう。
CPUはACT切替後処理7として同期RAM上のキュ
ーデータを非同期RAMにコピーして上位装置にACT
切替完了8,9を通知する。
すると、CPUはACT切替準備3として非同期RAM
上のキューデータを同期RAMにコピーしてからバス制
御回路にACT切替準備完了4を出力する。バス制御回
路は、適当なバストランシーバを制御してACT切替5
を行なった後、CPUにACT切替6の報告を行なう。
CPUはACT切替後処理7として同期RAM上のキュ
ーデータを非同期RAMにコピーして上位装置にACT
切替完了8,9を通知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の二重化
構成装置においては、キューデータをACT切替前のA
CT系非同期RAMから同期RAMを介してACT切替
後のACT系非同期RAMへコピーする必要があり、そ
の間のタスク処理は全て停止するという課題があった。
また、ACT切替と上位装置へのACT切替完了の通知
とが時間的に一致しないためにその間に障害発生などの
理由で装置が停止すると、上位装置のACT系認識と実
際のACT系装置が異なってしまうことになるという課
題もあった。
構成装置においては、キューデータをACT切替前のA
CT系非同期RAMから同期RAMを介してACT切替
後のACT系非同期RAMへコピーする必要があり、そ
の間のタスク処理は全て停止するという課題があった。
また、ACT切替と上位装置へのACT切替完了の通知
とが時間的に一致しないためにその間に障害発生などの
理由で装置が停止すると、上位装置のACT系認識と実
際のACT系装置が異なってしまうことになるという課
題もあった。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、タスク処理を停止することなくACT切替を行
なうとともに、上位装置におけるACT系の誤認を防止
することが可能な二重化構成装置の提供を目的とする。
もので、タスク処理を停止することなくACT切替を行
なうとともに、上位装置におけるACT系の誤認を防止
することが可能な二重化構成装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、キューにデータを積み込
むことによって複数のタスクを起動するオペレーティン
グシステムを備えた二重化構成装置において、ACT切
替要求が発生したときにタスクが処理を完了するごとに
キューデータの有無を監視するタスクを起動させる監視
タスク起動手段と、この監視タスク起動手段にてキュー
データがないと判断されたときにACT切替を許可する
切替許可制御手段とを備えた構成としてある。
め、請求項1にかかる発明は、キューにデータを積み込
むことによって複数のタスクを起動するオペレーティン
グシステムを備えた二重化構成装置において、ACT切
替要求が発生したときにタスクが処理を完了するごとに
キューデータの有無を監視するタスクを起動させる監視
タスク起動手段と、この監視タスク起動手段にてキュー
データがないと判断されたときにACT切替を許可する
切替許可制御手段とを備えた構成としてある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、監視タスク起動手段はACT切替要求が発生
したときにタスクが処理を完了するごとにキューデータ
の有無を監視するタスクを起動させ、この監視タスク起
動手段にてキューデータがないと判断されたときに切替
許可制御手段がACT切替を許可する。すなわち、キュ
ーデータがなくなったときに初めてACT切替が許可さ
れる。
おいては、監視タスク起動手段はACT切替要求が発生
したときにタスクが処理を完了するごとにキューデータ
の有無を監視するタスクを起動させ、この監視タスク起
動手段にてキューデータがないと判断されたときに切替
許可制御手段がACT切替を許可する。すなわち、キュ
ーデータがなくなったときに初めてACT切替が許可さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかる二重化構成
装置のブロック図である。同図において、CPU11の
バスにはROM12と非同期RAM13とバス制御回路
15とが接続され、CPU16のバスにはROM17と
非同期RAM18とバス制御回路20とが接続されてい
る。また、それぞれのバスはバストランシーバ21〜2
3を介して接続され、かつ、バストランシーバ21とバ
ストランシーバ23との間には同期RAM14が接続さ
れ、バストランシーバ23とバストランシーバ22との
間には同期RAM19が接続されている。
明する。図1は、本発明の一実施例にかかる二重化構成
装置のブロック図である。同図において、CPU11の
バスにはROM12と非同期RAM13とバス制御回路
15とが接続され、CPU16のバスにはROM17と
非同期RAM18とバス制御回路20とが接続されてい
る。また、それぞれのバスはバストランシーバ21〜2
3を介して接続され、かつ、バストランシーバ21とバ
ストランシーバ23との間には同期RAM14が接続さ
れ、バストランシーバ23とバストランシーバ22との
間には同期RAM19が接続されている。
【0009】ファームウェアのプログラムはROM1
2,17上に位置し、タスクを起動するキューデータは
非同期RAM13,18上に位置する。同期RAM1
4,19はタイミングを取ってタスクを起動する場合に
非同期RAM13,18のキューデータを一時的に記憶
する。また、バス制御回路15,20はバストランシー
バ21〜23を制御して同期RAM14,19の属する
系装置を決定する。すなわち、CPU11がACT系で
ある場合は、バストランシーバ22を切り離し、CPU
16がACT系である場合は、バストランシーバ21を
切り離し、CPU11とCPU16が独立する場合はバ
ストランシーバ23を切り離す。
2,17上に位置し、タスクを起動するキューデータは
非同期RAM13,18上に位置する。同期RAM1
4,19はタイミングを取ってタスクを起動する場合に
非同期RAM13,18のキューデータを一時的に記憶
する。また、バス制御回路15,20はバストランシー
バ21〜23を制御して同期RAM14,19の属する
系装置を決定する。すなわち、CPU11がACT系で
ある場合は、バストランシーバ22を切り離し、CPU
16がACT系である場合は、バストランシーバ21を
切り離し、CPU11とCPU16が独立する場合はバ
ストランシーバ23を切り離す。
【0010】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。図2は、ACT切替の際のシーケンス図であ
る。上位装置からACT切替要求31,32が発生する
と、ACT系のCPUはACT切替準備33として監視
タスクを起動する。同監視タスクは処理タスクが処理を
完了するごとに起動し、キューデータの有無を監視す
る。キューデータがなくなると、バス制御回路15また
は20にACT切替準備完了34を出力する。
説明する。図2は、ACT切替の際のシーケンス図であ
る。上位装置からACT切替要求31,32が発生する
と、ACT系のCPUはACT切替準備33として監視
タスクを起動する。同監視タスクは処理タスクが処理を
完了するごとに起動し、キューデータの有無を監視す
る。キューデータがなくなると、バス制御回路15また
は20にACT切替準備完了34を出力する。
【0011】バス制御回路15または20は、適当なバ
ストランシーバを制御してACT切替35を行なった
後、CPUにACT切替の報告36を行ない、同時に上
位装置に対してACT切替完了37を通知する。CPU
はACT切替の報告を受けると、通常の処理を開始す
る。
ストランシーバを制御してACT切替35を行なった
後、CPUにACT切替の報告36を行ない、同時に上
位装置に対してACT切替完了37を通知する。CPU
はACT切替の報告を受けると、通常の処理を開始す
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、キューデ
ータがなくなってからACT切替を行なうので、キュー
データをコピーする必要がなく、タスク処理を停止させ
ることなくACT切替を行なうことが可能な二重化構成
装置を提供することができる。また、ACT切替と上位
装置へのACT切替完了通知とが時間的に一致するの
で、上位装置のACT系認識と実際のACT系装置が異
なることはない。
ータがなくなってからACT切替を行なうので、キュー
データをコピーする必要がなく、タスク処理を停止させ
ることなくACT切替を行なうことが可能な二重化構成
装置を提供することができる。また、ACT切替と上位
装置へのACT切替完了通知とが時間的に一致するの
で、上位装置のACT系認識と実際のACT系装置が異
なることはない。
【図1】本発明の一実施例にかかる二重化構成装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明におけるACT系切替のシーケンスを示
す図である。
す図である。
【図3】従来におけるACT系切替のシーケンスを示す
図である。
図である。
11,16…CPU 12,17…ROM 13,18…非同期RAM 14,19…同期RAM 15,20…バス制御回路 21〜23…バストランシーバ 31,32…ACT切替要求 33…ACT切替準備 34…ACT切替準備完了 35…ACT切替 36…ACT切替報告 37…ACT切替完了
Claims (1)
- 【請求項1】 キューにデータを積み込むことによって
複数のタスクを起動するオペレーティングシステムを備
えた二重化構成装置において、 ACT切替要求が発生したときにタスクが処理を完了す
るごとにキューデータの有無を監視するタスクを起動さ
せる監視タスク起動手段と、 この監視タスク起動手段にてキューデータがないと判断
されたときにACT切替を許可する切替許可制御手段と
を具備することを特徴とする二重化構成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089946A JPH05257728A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 二重化構成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089946A JPH05257728A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 二重化構成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05257728A true JPH05257728A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13984875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4089946A Pending JPH05257728A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 二重化構成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05257728A (ja) |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4089946A patent/JPH05257728A/ja active Pending
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