JPH064453A - 計算機サブシステム - Google Patents

計算機サブシステム

Info

Publication number
JPH064453A
JPH064453A JP4157995A JP15799592A JPH064453A JP H064453 A JPH064453 A JP H064453A JP 4157995 A JP4157995 A JP 4157995A JP 15799592 A JP15799592 A JP 15799592A JP H064453 A JPH064453 A JP H064453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
directory
channel
reserve
forced
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4157995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kiyono
博之 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4157995A priority Critical patent/JPH064453A/ja
Publication of JPH064453A publication Critical patent/JPH064453A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】CPUのチャネルにディレクトリを介して複数
のデバイスを接続した計算機サブシステムに関し、CP
Uがサブシステムにアクセスする際のチャネルからディ
レクトリを介してデバイスに至るパス中での障害発生に
対しシステムダウンを回避して有効にアクセスを可能と
する。 【構成】デバイス6−0〜6−nの各々に少なくとも2
つのポートα,βを設け2つのデバイス制御部4−0,
4−1の間をデバイスインタフェース5で2重化する。
またデバイス6−0〜6−nの各々にリザーブ解除通知
手段10を設け、一方のディレクトリ4−0からの受け
たリザーブ指示の実行状態で他方のディレクトリ4−1
から強制リザーブ指示を受けて実行した時には、以前に
リザーブしていたディレクトリ4−0に対し他のディレ
クトリからの強制リザーブ指示によりリザーブ状態が解
除されたことを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUのチャネルにデ
ィレクトリを介して複数のデバイスを接続した計算機サ
ブシステムに関する。磁気ディスク装置等の外部記憶装
置を計算機本体に接続したサブシステムにあっては、C
PUがチャネル、ディレクトリ、デバイスとなる経路で
パスを接続してアクセスするが、パス接続中やパス接続
前のリザーブ中にチャネル或いはディレクトリが障害を
起こすと、サブシステムダウンを起してしまう場合があ
り、このような一部の機器のダウンに起因したシステム
障害を回避可能とすることが望まれる。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機サブシステムとしては例え
ば図9に示すものが知られている。図9において、CP
U1は4つのチャネル(CH)2−0〜2−3を備え、
デバイス制御部として動作する2台のディレクトリ(D
IR)4−0,4−1をBMCインタフェース(Block
Multiplex Channel Interface )で接続している。
【0003】サブシステム内ではディレクトリ4−0,
4−1と例えば5台のデバイス6−0〜6−nがSCS
Iインタフェース5で接続されている。このような計算
機サブシステムにあっては、例えばデバイス6−0がデ
ィレクトリ4−0からリザーブされている時に、他のデ
ィレクトリ4−1からの強制リザーブ指示を受けると、
ディレクトリ4−0からのリザーブ状態を解除し、ディ
レクトリ4−1のリザーブ状態となる強制リザーブ機能
が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな強制リザーブ機能を備えた計算機サブシステムにあ
っては、CPU1が例えばチャネル2−0,ディレクト
リ4−0及びデバイス6−0を使用してジョブを実行す
る時、障害要因によってはいずれかがダウンする可能性
があり、この場合、次の下の3つの障害問題が考えられ
る。 [ケース1]チャネル2−0,ディレクトリ4−0及び
デバイス6−0がパス接続中にチャネル2−0がダウン
した場合;パス接続中のためチャネル2−0,ディレク
トリ4−0およびデバイス6−0が接続されたままとな
る。チャネル2−0以外のシステムは正常なため、CP
U1は他のチャネル2−1〜2−3のいずれかを使用し
てサブシステムへのアクセスを試みる。しかし、ディレ
クトリ4−0とデバイス6−0が接続されたままである
ことからSCSIインタフェース5がバスビジー状態に
あり、CPU1はサブシステムにアクセスすることがで
きず、サブシステムダウンになってしまう。 [ケース2]チャネル2−0,ディレクトリ4−0及び
デバイス6−0がパス接続中にディレクトリ4−0がダ
ウンした場合;パス接続中の障害であるが、チャネル2
−0は正常に動作可能で有るため、ディレクトリ4−0
の異常を検出し、ディレクトリ4−0に対しリセット指
示を行う。しかし、ディレクトリ4−0がダウンしてい
るため、リセット指示を受けてもディレクトリ4−0と
デバイス6−0の接続が解除できず、SCSIインタフ
ェース5はバスビジー状態のままとなる。このためCP
U1はサブシステムにアクセスすることができず、サブ
システムダウンとなる。 [ケース3]チャネル2−0がディレクトリ4−0を介
してデバイス6−0をリザーブした後、パスが接続され
る前にチャネル2−0がダウンした場合;パスが接続さ
れていないので、CPU1はデバイス6−1〜4へのア
クセスは可能である。しかし、デバイス6−0はチャネ
ル2−0にリザーブされているため、デバイス6−0へ
のアクセスはチャネル2−0及びディレクトリ4−0を
使用しなければアクセスできない。このとき、デバイス
6−0はディレクトリ4−0にリザーブされていること
を記憶しているため、ディレクトリ−1からのアクセス
に対してはデバイスビジーを応答する。
【0005】CPU1は、チャネル2−0がダウンした
ことを検出し、チャネル2−1を使用してデバイス6−
0に対し、強制リザーブを実行しようとする。チャネル
2−1が使用できる場合は、ディレクトリ4−0を経由
してデバイス6−0に強制リザーブ指示できるので、以
後チャネル2−0を使用禁止としてサブシステムにアク
セスすることができる。
【0006】もしチャネル2−1を他のI/O装置で使
用中の場合、CPU1はチャネル2−2または2−3を
使用しディレクトリ4−1を介してデバイス6−0に強
制リザーブを実行する。デバイス6−0は強制リザーブ
指示を受けると、ディレクトリ4−0のリザーブを解除
し、ディレクトリ4−1のリザーブ状態となるので、C
PU1はディレクトリ4−1を経由してデバイス6−0
にアクセス可能になる。
【0007】しかし、ディレクトリ4−0はデバイス6
−0のリザーブが解除されたことが判らないため、チャ
ネル2−1からデバイス6−0へのアクセスに対しては
デバイスビジーが応答され続け、チャネル2−1からデ
ィレクトリ4−0を経由したデバイス6−0へのアクセ
スができなくなる。もしチャネル2−0がデバイス6−
0〜6−nの全てにリザーブを指示した後にダウンした
場合、ディレクトリ4−0は、チャネル2−1からの全
てのアクセスに対してデバイスビジーを応答するため、
ディレクトリ4−0は正常であるにも係わらず、事実
上、ディレクトリ4−0がダウンしたように見える。こ
のためCPU1がサブシステムへアクセスするには、デ
ィレクトリ4−1しか使用できず、ディレクトリ4−0
が使用できない分だけスループットが低下してしまう。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、CPUがサブシステムにアクスセする際のチャネ
ルからディレクトリを介してデバイスに至るパス中での
障害発生に対し障害を回避して有効にCPUアクセスを
可能とする計算機サブシステムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、CPU1に設けた複数のチャ
ネル2−0〜2−3に対しチャネルインタフェース(B
MCインタフェース)3を介して少なくとも2台のデバ
イス制御部4−0,4−1を接続し、このデバイス制御
部4−0,4−1の各々にデバイスインタフェース(S
CSIインタフェース)5を介して複数のデバイス6−
0〜6−nを接続した計算機サブシステムを対象とす
る。
【0009】このような計算機サブシステムにつき本発
明にあっては、デバイス6−0〜6−nの各々に少なく
とも2つのポートα,βを設け、2つのデバイス制御部
4−0,4−1を前記ポートα,βの各々に個別にデバ
イスインタフェース5を介して接続する。同時にデバイ
ス6−0〜6−nの各々に、一方のディレクトリ4−0
から受けたリザーブ指示の実行状態で他方のディレクト
リ4−1から強制リザーブ指示を受けて実行した時に
は、以前にリザーブしていたディレクトリ4−0に対し
他のディレクトリからの強制リザーブ指示によりリザー
ブ状態が解除されたことを通知するリザーブ解除通知手
段10を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成を備えた本発明の計算機サブシ
ステムによれば、SCSIインタフェース5に対する各
デバイス6−0〜6−nのポートをポートα,βの2つ
にし、各デバイス6−0〜6−nを例えばディレクトリ
4−0がリザーブ中としていても、他のディレクトリ4
−1から強制リザーブ指示が実行された時には、以前に
リザーブしていたディレクトリ4−0に対し、他のディ
レクトリからの強制リザーブ指示によりリザーブ状態が
解除されたことを通知するができる。
【0011】このためチャネル2−0,ディレクトリ4
−0及びデバイス6−0がパス接続中にチャネル2−0
がダウンしても、CPU1はダウンしたチャネル2−0
を使用不可とし、正常な残りチャネル2−1〜2−3を
使用してサブシステムをアクセスできる。またチャネル
2−0,ディレクトリ4−0及びデバイス6−0がパス
接続中にディレクトリ4−0がダウンしても、CPU1
はダウンしたチャネル2−0を使用したアクセスを禁止
し、正常なディレクトリ4−1側のチャネル2−2,2
−3を使用してサブシステムをアクセスできる。
【0012】更に、チャネル2−0からディレクトリ4
−0を介してデバイス6−0をリザーブ後、パスの接続
前にチャネル2−0がダウンした場合にも、CPU1は
ダウンしたチャネル2−0を使用不可とし、正常な残り
チャネル2−1〜2−3を使用してサブシステムをアク
セスできる。
【0013】
【実施例】図2は本発明の第1実施例を示した実施例構
成図である。図2において、1は計算機のCPUであ
り、CPU1にはCH0〜CH3で示す4つのチャネル
2−0〜2−3が設けられている。チャネル2−0〜2
−3に対してはBMCインタフェース3を介してサブシ
ステムのデバイス制御部として動作するディレクトリ4
−0,4−1が接続される。
【0014】即ち、チャネル2−0,2−1に対しディ
レクトリ4−0のポートA,Bが接続され、また、チャ
ネル2−2,2−3に対しディレクトリ4−1のポート
A,Bが接続される。ディレクトリ4−0,4−1に対
しては、この実施例にあっては5台のデバイス6−0〜
6−4をデバイスインタフェースとして知られたSCS
Iインタフェース5を介して接続している。
【0015】ここで、デバイス6−0〜6−4はSCS
Iインタフェース5に対するポートとしてポートαとポ
ートβの2つを備えている。デバイス6−0〜6−4の
一方のポートαに対してはディレクトリ4−0をSCS
Iインタフェース5によって接続する。また、デバイス
6−0〜6−4のポートβに対してはディレクトリ4−
1をSCSIインタフェース5により接続する。
【0016】このように本発明にあっては、デバイス6
−0〜6−4のSCSIインタフェース5に対するポー
トが二重化されている。更に、チャネル2−0〜2−3
からデバイス6−0〜6−4に至るパス接続を行うBM
Cインタフェース3及びSCSIインタフェース5にあ
っては、デバイスをセーブするためのリザーブ機能に加
え、リザーブ中であっても強制的にリザーブを解除して
占有することのできる強制リザーブ機能が設けられてい
る。
【0017】このシステムのもつ強制リザーブ機能に対
応してデバイス6−0〜6−4のそれぞれには図1の原
理説明図に示したようにリザーブ解除通知手段が設けら
れる。例えば、デバイス6−0のリザーブ解除通知手段
を例にとると、ディレクトリ4−0から受けたリザーブ
指示の実行状態、即ちリザーブ中に他方のディレクトリ
4−1から強制リザーブ指示を受けて実行したとき、即
ちそれまでのディレクトリ4−0によるリザーブを解除
して新たに指示されたディレクトリ4−1からのリザー
ブを受け入れときには、他のディレクトリ4−1からの
強制リザーブ指示によりリザーブ指示が解除されたこと
をディレクトリ4−0に通知するようになる。
【0018】次に図2の実施例において、チャネルから
デバイスまでのパス接続中あるいはパス接続前のリザー
プ中に特定の機器で障害が発生してダウンした場合の回
避動作を説明する。 [ケース1]チャネル2−0,ディレクトリ4−0及び
デバイス6−0がパス接続中にチャネル2−0がダウン
した場合;このようなパス接続中にチャネル2−0がダ
ウンすると、チャネル2−0,ディレクトリ4−0及び
デバイス6−0は接続されたままとなり、デバイス6−
0のポートαのSCSIインタフェース5のバスはバス
ビジー状態にあるが、ポートβは使用可能である。
【0019】そこで、CPU1はチャネル2−0,ディ
レクトリ4−0及びデバイス6−0のパスがダウンした
ことを検出し、ディレクトリ4−1側のチャネル2−2
または2−3のいずれかを使用してデバイス6−0のポ
ートβに強制リザーブを指示する。ここで、CPU1が
チャネル2−1を使用してデバイス6−0をリザーブし
ようとしても、障害を起こしているパスのディレクトリ
4−0が使用中でコントロールユニットビジーが応答さ
れるため、CPU1はチャネル2−1が使用できないこ
とを判別でき、従ってチャネル2−2または2−3を使
用することになる。
【0020】チャネル2−2または2−3からディレク
トリ4−1を経由してデバイス6−0のポートβに対し
行われたCPU1からの強制リザーブ指示を受けたデバ
イス6−0は、強制リザーブ指示を実行してそれまでの
リザーブを解除し、同時にディレクトリ4−0に対し他
のディレクトリ4−1からの強制リザーブ指示を受けて
実行したことを報告し、ディレクトリ4−0との接続を
切り離す。
【0021】ディレクトリ4−0は強制リザーブ指示の
実行報告を受けるとチャネル2−0に対し他のディレク
トリ4−1からの強制リザーブ指示によりデバイス6−
0との接続が解除されたことを報告し、チャネル2−0
との接続を切り離す。このときチャネル2−0は障害に
よりダウンしているため、ディレクトリ4−0からの強
制リザーブによる接続解除の報告に対する応答を出さな
い場合があるが、この場合にはディレクトリ4−0はチ
ャネル2−0の異常として接続を切り離す。
【0022】この結果、障害を越こしたチャネル2−
0,ディレクトリ4−0及びデバイス6−0の接続パス
はすべて切り離され、以後、CPU1はダウンしたチャ
ネル2−0を使用不可とし、残りの正常なチャネル2−
1〜2−3を使用してサブシステムを使用することにな
る。 [ケース2]チャネル2−0,ディレクトリ4−0及び
デバイス6−0がパス接続中にディレクトリ4−0がダ
ウンした場合;パス接続中の障害であるが、チャネル2
−0は正常に動作可能であるため、ダウンしたディレク
トリ4−0の異常を検出し、ディレクトリ4−0に対し
リセット指示を行う。しかし、ディレクトリ4−0はダ
ウンしているためにリセット指示を受けてもデバイス6
−0のポートαとの接続が解除できず、ポートαに対す
るSCSIインタフェース5のバスはバスビジー状態の
ままとなる。
【0023】尚、ディレクトリ4−0へのアクセスはS
CSIインタフェース5のバスビジーによるコントロー
ルビジーが応答される。しかし、デバイス6−0のポー
トβのSCSIインタフェースのバスは使用できるた
め、CPU1はチャネル2−2または2−3及びディレ
クトリ4−1を経由してデバイス6−0のポートβに対
し強制リザーブを指示する。
【0024】デバイス6−0はポートβの強制リザーブ
指示によりディレクトリ4−0によるリザーブを解除
し、ポートαからディレクトリ4−0に強制リザーブが
実行されたことを報告し、ポートαの接続を切り離す。
尚、ディレクトリ4−0はダウンしているため、デバイ
ス6−0のポートαからの強制リザーブ実行報告に対し
ては応答がない場合があるが、この場合にはデバイス6
−0はディレクトリ4−0の異常としてポートαの接続
を切り離す。
【0025】以後、CPU1は正常なディレクトリ4−
1側のチャネル2−2または2−3を介してサブシステ
ムを使用する。更に、CPU1はダウンしているディレ
クトリ4−0からチャネル2−0に対しデバイス6−0
が他のディレクトリ4−1からの強制リザーブ指示を実
行したという報告がないことを検出し、ディレクトリ4
−0のダウンと判断してディレクトリ4−0を経由した
サブシステムのアクセスを禁止し、同じ障害の発生を未
然に防止する。 [ケース3]チャネル2−0がディレクトリ4−0を介
してデバイス6−0をリザーブした後、パスが接続され
る前にチャネル2−0がダウンした場合;CPU1はチ
ャネル2−0がダウンしたことを検出し、このときチャ
ネル2−1を他のI/O装置で使用していた場合には、
チャネル2−2または2−3を使用してデバイス6−0
に強制リザーブを実行する。
【0026】デバイス6−0はCPU1からの強制リザ
ーブ指示を受けてダウン側に位置するディレクトリ4−
0のリザーブを解除し、ディレクトリ4−1側のリザー
ブ状態となる。このため、CPU1はディレクトリ4−
1を経由してデバイス6−0にアクセスすることができ
る。また、デバイス6−0は強制リザーブ指示を実行す
るとディレクトリ4−0に対し他のディレクトリ4−1
からの強制リザーブ指示によりリザーブ状態を解除した
ことを報告する。ディレクトリ4−0はデバイス6−0
からの強制リザーブ実行結果の報告を受け、チャネル2
−0に対し他のディレクトリ4−1からの強制リザーブ
指示の実行報告を行い、チャネル2−0,2−1からの
コマンド受付け可能状態となる。
【0027】このとき、チャネル2−0のダウンにより
ディレクトリ4−1からの強制リザーブ実行報告に対し
応答できない場合が考えられるが、この場合にはディレ
クトリ4−0はチャネル2−0に対するデバイス6−0
の基板による割込み保留のままチャネル2−0からデバ
イス6−0以外のデバイス6−1〜6−4及びチャネル
2−1からのコマンド受付け可能状態となる。
【0028】以後、CPU1はダウンしたチャネル2−
0を使用禁止とし、正常なチャネル2−1〜2−3を使
用してサブシステムにアクセスすることができ、チャネ
ル2−0の障害によるスループットの低下を最小限に抑
えることができる。図3は図2のチャネルからデバイス
に対するパス接続中に強制リザーブ指示を受けたときの
デバイス6−0〜6−4における応答処理を示したフロ
ーチャートである。
【0029】図3において、デバイスのポートαの接続
中にポートβに対して強制リザーブ指示が行われるとス
テップS1でポートβのセレクトを判別し、ステップS
2で起動受付処理を実行し、処理の順番が回ってくると
ステップS3で強制リザーブ指示の有無をチェックし、
強制リザーブ指示であった場合にはステップS4でポー
トβのリザーブ処理を実行し、ステップS5でポートα
からディレクトリに対しポートβから受けた他のディレ
クトリによる強制リザーブ指示の実行報告を行う。
【0030】続いてステップS6でポートαに対するデ
ィレクトリからの応答をチェックし、応答があればステ
ップS8に進み、ポートαの切離し処理を行う。また応
答がなかった場合にはステップS7に進んでディレクト
リのダウンとして処理し、同様にステップS8でポート
αの切離し処理を行う。一方、ステップS3で強制リザ
ーブ指示でなかった場合にはステップS10でデバイス
ビジーとして報告される。更に、ステップS9でコマン
ドを終了した場合にもステップS8でポートαを切り離
す。
【0031】図4は図3の処理に従ってデバイス側から
強制リザーブ実行報告を受けたディレクトリの処理動作
を示したフローチャートである。図4において、ステッ
プS1で他のディレクトリからの強制リザーブ指示の実
行報告を受けると、ステップS2でデバイスのリザーブ
によるパス接続を行っていたポートαの切離し処理を実
行し、ステップS3でチャネルに対し他のディレクトリ
による強制リザーブ実行報告があったことを通知する。
【0032】続いてステップS4でチャネルからの応答
を待ち、ステップS5でチャネルとのバス接続を切離
す。応答がなければステップS5でデバイス機番でのチ
ャネルへの割り込みを保留したままステップS6に進ん
でチャネルとの間のバス切離し処理を行う。勿論、ステ
ップS7でコマンド終了を判別すればステップS6でチ
ャネルとの間のバス切離し処理を行う。
【0033】図5はポートαのリザーブ後でパス接続前
にポートβから強制リザーブ指示を受けたときのデバイ
ス応答処理を示したフローチャートである。図5におい
て、ステップS1においてポートβの起動を判別すると
ステップS2で起動受付処理を行い、ポートαでリザー
ブ中にあることをステップS3で判別するとステップS
4に進み、強制リザーブ指示の有無をチェックする。強
制リザーブ指示であればステップS5でポートαのリザ
ーブ解除とポートβのリザーブ処理を実行し、ステップ
S6でポートαのディレクトリへの割り込みをかける。
【0034】続いてステップS7でディレクトリからの
ポートαへの応答を待ち、応答が得られればステップS
8でポートβから他のディレクトリによる強制リザーブ
指示を受けて実行したことを報告する。ステップS7で
割り込みに対する応答がなければステップS9でポート
αのディレクトリに対する割り込みを保留したものとす
る。
【0035】尚、ステップS3でポートαがリザーブ中
でなければポートβから受けた強制リザーブ指示に従っ
たコマンドをステップS10で実行する。また、ステッ
プS4で強制リザーブ指示でなかった場合にはステップ
S11でデバイスビジー報告を行う。図6は図5のデバ
イス側からの強制リザーブ実行報告に対するディレクト
リの処理動作を示したフローチャートである。
【0036】図6において、ステップS1でデバイスか
らの割り込みが判別されるとステップS2で起動受付処
理を行い、他のディレクトリからの強制リザーブ指示に
よる実行報告か否かをステップS3で判別し、強制リザ
ーブ実行報告であればステップS4でデバイスに対する
リザーブ解除処理を行う。続いてステップS5でデバイ
スをリザーブしているチャネルに対する割り込みを行
い、ステップS6でチャネルからの応答を待ってステッ
プS7で他のディレクトリからの強制リザーブ指示に基
づく実行報告を行う。ステップS6でチャネル応答が得
られなければチャネルに対する割り込み要因を保持した
ままとする。
【0037】尚、ステップS3で強制リザーブ実行報告
でなければステップS9で割り込みを受信し、割り込み
に対する処理を実行する。図7は本発明の第2実施例を
示した実施例構成図であり、この第2実施例にあっては
ディレクトリ4−0,4−1のSCSIインタフェース
5に対するポートを2つ設けたことを特徴とする。
【0038】即ち、ディレクトリ4−0についてはポー
トa,bの2つを設け、ポートaはデバイス6−0〜6
−4のポートαに接続し、ポートbはポートβに接続す
る。同様に、ディレクトリ4−1についても2つのポー
トc,dを設け、デバイス6−0〜6−4のポートα,
βのそれぞれに接続する。このようにディレクトリ4−
0,4−1がSCSIインタフェース5に対するポート
を2つもつことで、1つのディレクトリがデバイス6−
0〜6−4に設けた2つのポートα,βのそれぞれにア
クセスすることができる。
【0039】従って、例えばディレクトリ4−0がデバ
イス6−0にアクセスしたいときに、他のディレクトリ
4−1がポートαを使用してデバイス6−1と接続中の
ときは、デバイス6−0のポートαはバスビジーとなる
が、ディレクトリ4−0はポートβを使用してデバイス
6−0にアクセスできるため、SCSIインタフェース
5におけるバスビジーによるコントロールユニットビジ
ー報告の回数を低減することができる。
【0040】図8は本発明の第3実施例を示した実施例
構成図であり、図7の実施例と同様、ディレクトリ4−
0,4−1のSCSIインタフェース5に対するポート
を2つ設け、更にデバイス6−0〜6−4の5台を1グ
ループとして、この実施例ではAグループとBグループ
とし、サブシステム配下のデバイス数を増やすことがで
きるようにしたことを特徴とする。
【0041】即ち、グループAのデバイス6−0〜6−
4については、図7の実施例と同様、ディレクトリ4−
0のポートaとディレクトリ4−1のポートcのそれぞ
れに対しポートα,βを接続している。一方、Bグルー
プのデバイス6−0〜6−4については、例えばディレ
クトリ4−1のポートdにポートβによって接続するこ
とでサブシステム配下のデバイスを倍に増やすことがで
きる。
【0042】この場合、ディレクトリ4−0のポートb
が空いていることから、破線で示すようにBグループの
デバイス6−0〜6−4のポートαに接続しても良い。
また、ディレクトリ4−0のポートbは3番目のCグル
ープの増設用として空けておいても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、サブシステム内のディレクトリに対しデバイス側を
二重化することでパス接続中あるいはリザーブ後のパス
接続前の障害発生に対し強制リザーブ指示による実行結
果を報告する機能により障害箇所の限定,障害箇所の回
避ができ、障害発生によるサブシステムのダウンやスル
ープットの低下を最小限に抑えることができる。
【0044】また、デバイス側のポートを2つとしたこ
とで、コントロールユニットビジーの発生率を低下さ
せ、スループットを向上できる。更に、デバイスポート
の二重化でサブシステムの配下に置かれるデバイス数を
増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1実施例を示した実施例構成図
【図3】チャネルからデバイスへのパス接続中に強制リ
ザーブ指示を受けた時のデバイス応答処理を示したフロ
ーチャート
【図4】チャネルからデバイスへのパス接続中に他のデ
ィレクトリによる強制リザーブ実行報告をリザーブ中の
デバイアスから受けた時のディレクトリの応答処理を示
したフローチャート
【図5】リザーブ後のパス接続前に強制リザーブ指示を
受けた時のデバイス応答処理を示したフローチャート
【図6】リザーブ後のパス接続前に他のディレクトリに
よる強制リザーブ実行報告をデバイアスから受けた時の
ディレクトリの応答処理を示したフローチャート
【図7】本発明の第2実施例を示した実施例構成図
【図8】本発明の第3実施例を示した実施例構成図
【図9】従来の計算機サブシステムの説明図
【符号の説明】
1:CPU 2−0〜2−3:チャネル(CH) 3:チャネルインタフェース(BMCインタフェース) 4−0,4−1:デバイス制御部(ディレクトリ;DI
R) 5:デバイスインタフェース(SCSIインタフェー
ス) 6−0〜6−n,6−10〜6−14:デバイス 10:リザーブ解除通知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU(1)に設けた複数のチャネル(2
    −0〜2−3)に対しチャネルインタフェース(3)を
    介して2台のデバイス制御部(4−0,4−1)を接続
    し、該デバイス制御部(4−0,4−1)の各々にデバ
    イスインタフェース(5)を介して複数のデバイス(6
    −0〜6−n)を接続した計算機サブシステムに於い
    て、 前記デバイス(6−0〜6−n)の各々に少なくとも2
    つのポート(α,β)を設け、前記2つのデバイス制御
    部(4−0,4−1)を前記ポート(α,β)の各々に
    個別にデバイスインタフェース(5)を介して接続し、 更に前記デバイス(6−0〜6−n)の各々に、前記一
    方のディレクトリ(4−0)から受けたリザーブ指示の
    実行状態で他方のディレクトリ(4−1)から強制リザ
    ーブ指示を受けて実行した時には、以前にリザーブして
    いたディレクトリ(4−0)に対し他のディレクトリか
    らの強制リザーブ指示によりリザーブ状態が解除された
    ことを通知するリザーブ解除通知手段(10)を設けた
    ことを特徴とする計算機サブシステム。
JP4157995A 1992-06-17 1992-06-17 計算機サブシステム Withdrawn JPH064453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157995A JPH064453A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 計算機サブシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157995A JPH064453A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 計算機サブシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064453A true JPH064453A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15661945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4157995A Withdrawn JPH064453A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 計算機サブシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064453A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6792482B2 (en) 1999-06-24 2004-09-14 Fujitsu Limited Device controller and input/output system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6792482B2 (en) 1999-06-24 2004-09-14 Fujitsu Limited Device controller and input/output system
US7409472B2 (en) 1999-06-24 2008-08-05 Fujitsu Limited Device controller and input/output system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3787816A (en) Multiprocessing system having means for automatic resource management
JPH05181823A (ja) 区画区分式プロセス環境における区画間制御のための方法及び装置
JP3537281B2 (ja) 共有ディスク型多重系システム
JPH064453A (ja) 計算機サブシステム
JPH09171475A (ja) 複合コンピュータシステム
JP2985188B2 (ja) 二重化計算機システム
JPH0264845A (ja) 主制御部多重化電子計算機
JP2929864B2 (ja) 構成制御方法
JP2778328B2 (ja) 回線切換え装置の同時制御システム
JP2815730B2 (ja) アダプタ及びコンピュータシステム
JPH06301658A (ja) 疎結合電子計算機システムのリカバリ方式
JP2541686B2 (ja) 入出力制御方法
JP2001022712A (ja) 情報処理装置の初期設定方式
JPS584365B2 (ja) リセツト制御システム
JPS59119451A (ja) 電子計算機システムの診断方式
JPS58115520A (ja) デ−タ処理装置におけるクロスコ−ル制御方式
JPS6113627B2 (ja)
JPS59154563A (ja) マルチプロセサシステム
JPS62296264A (ja) デ−タ処理システムの構成制御方式
JPS638500B2 (ja)
JPH05257728A (ja) 二重化構成装置
JP2604706B2 (ja) 二重化ファイル制御方式
JP2630100B2 (ja) プロセッサ間通信用バスの障害処理方式
JPS6130309B2 (ja)
JPH05158905A (ja) 分散処理機能を持つマイクロプロセッサ応用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831