JP2778328B2 - 回線切換え装置の同時制御システム - Google Patents

回線切換え装置の同時制御システム

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JP2778328B2
JP2778328B2 JP4025429A JP2542992A JP2778328B2 JP 2778328 B2 JP2778328 B2 JP 2778328B2 JP 4025429 A JP4025429 A JP 4025429A JP 2542992 A JP2542992 A JP 2542992A JP 2778328 B2 JP2778328 B2 JP 2778328B2
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英樹 久保田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優先度により自機が制
御可能か否か判断することで競合を防ぐ、回線切換え装
置の同時制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行におけるオンラインシステムの様
に、高信頼性を要求されるオンライントランザクション
処理は、今日の社会において不可欠なものとなってい
る。その高信頼性を実現するために、例えばホストコン
ピュータに障害が発生した時は、障害の発生したコンピ
ュータと端末とを結ぶ回線を他の稼働中のコンピュータ
または待機系のコンピュータに切り換え、そのコンピュ
ータへと取り込むといったリカバリシステムが必要とな
る。
【0003】このように複数のコンピュータが回線を切
り換えて使用する場合、従来、図4に示すようにコンピ
ュータと切換え装置とが2対1の関係であるのが一般的
である。その場合、ある一本の回線に着目すればコンピ
ュータからは主従関係による制御となる。それは、2台
のコンピュータの片側が主(メイン)コンピュータとな
り、通常は共有する回線切換え装置の制御を行い回線を
使用しているが、主コンピュータの障害時には、従(ス
レーブ)コンピュータが、回線切換え装置の制御を行い
回線を自機側に切り換えるというものである。この様な
リカバリシステムにより、ホストシステムの二重化が可
能となる。
【0004】さらに、複数のコンピュータに接続される
回線を任意のコンピュータに切り換えることが可能な装
置(「マトリックス・スイッチ」)の登場により、多数
のコンピュータを必要とするシステムで、障害対策上よ
り柔軟なシステムが実現可能となったのである。
【0005】しかし、2台を越えるコンピュータからの
制御は、主(マスタ)従(スレーブ)の関係のみでは、
対応できない場合がある。例えば、稼働系3台、待機系
2台からなるシステムについて考えてみる。まず、初期
状態(全回線未接続状態)から一斉に立ち上げた時に
は、稼働系それぞれから「マトリックッス・スイッチ」
に対し切換え指示を出すが、この場合、競合を防ぐため
の制御が必要となる。例えば、制御側のコンピュータ間
でやりとりをした上で優先度を決め、優先順位の高いも
のから順に制御を行っていくという方法がある。あるい
は、コンピュータ間での関係は特に持たず、切換え装置
の状態をチェックし他が使用中であれば終了するまで待
ち合わせるという方法も考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数コンピュータから
回線の切換え制御を行うとき、通常、回線切換え装置を
排他的に使用するためには、回線切換え装置に対しどの
コンピュータからでもわかるフラグ(I/Oフラグ)を
用意し、そのフラグをチェックすることにより、他との
競合を防ぐものとしている。
【0007】従って、切換え指示を出すコンピュータ間
でやりとりを行わず他のコンピュータが使用中か否かチ
ェックすることで複数のコンピュータからの切換え指示
を制御しようとするシステムにおいて、ほぼ同時に複数
のコンピュータが切換え動作に入ったとすると、まずフ
ラグチェック時にはどのコンピュータもフラグ未セット
状態であり、すべてのコンピュータからフラグのセット
がされ切換え指示が競合する可能性がないとはいえない
また、あるコンピュータがフラグをセットしたままの状
態(例えば、無限ループに陥るetc.)になった場
合、他のコンピュータから回線を切り換えるためにフラ
グのチェックを行うと他コンピュータのフラグがリセッ
トされるまで待ち続けるため、システムがデッドロック
状態となってしまう恐れがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記、従来の欠点を解決
することを目的として、本発明の回線切換え装置の同時
制御システムは、切換え指示、障害情報を識別する入力
制御部、入力制御部からの回線切換え指示により回線切
換え装置の状態を装置監視部から得、他コンピュータが
回線切換え装置を使用中でなければ切換え制御部に対し
切換え指示を発行し、他コンピュータが回線切換え装置
を使用中の場合、自機より優先度の高いコンピュータが
使用中であればリトライカウンタをカウントしながら同
じ処理を繰り返し、ある一定の間隔を過ぎても回線切換
え装置の状態が変化しない場合は他コンピュータがデッ
ドロック状態であるものとみなし切換え制御部に対し切
り換えを指示し、優先度の低い他コンピュータが使用中
であれば、ある一定間隔状態をチェックし自分より優先
度の高い他コンピュータが使用中でないのを確認した上
で切換え制御部に切り換えを指示する切換え処理部、切
換え処理部の切り換え指示に基づいて切換え情報テーブ
ルより必要情報を獲得し回線切換え装置に対し切り換え
を行う切換え制御部、回線切換え装置の状態を監視し通
知する装置監視部、自機が回線の切り換えを行うために
必要とする情報を格納する切換え情報テーブル、切換え
処理部の通知により切換え結果を表示する出力制御部、
とからなる優先切換え制御部を設け、優先度により自機
が制御可能か否か判断することで複数コンピュータから
の切換え指示の競合を防ぎ、またデッドロックによるシ
ステム停止を防止することを特徴としている。
【0009】
【作用】複数の回線を複数のコンピュータからの指示に
より切換える回線切換え装置において、複数のコンピュ
ータについて、予め、切換えの優先順位を設定してお
き、複数のコンピュータより同時に切換え指示がある場
合に、優先順位に従って切換えを実行する。また或るコ
ンピュータが回線切換え装置を制限時間以上に使用して
いる場合には、そのコンピュータがデッドロック状態で
あると判断する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。
【0012】図中、点線枠で囲む部分は、ネットワーク
を形成する複数台のコンピュータがそれぞれ有する優先
切換え制御部を示す(その内の一つのみを図示する)も
のである。
【0013】ネットワーク管理プロセッサ1は、ネット
ワーク全体の管理をしておりネットワークを構成する複
数台のコンピュータの状態を監視し、例えばあるコンピ
ュータに障害があった場合、関連機器に対しその旨の通
知を行い、回線切換えの必要がある場合は他のコンピュ
ータに対し切換え指示を出す機能を有する。
【0014】次に、各コンピュータが有する優先切換え
制御部は、それぞれ、主に以下の入力制御部2、切換え
処理部3、切換え制御部4等から構成されている。
【0015】入力制御部2は、ネットワーク管理プロセ
ッサ1からの切換え指示が自機に対してであるかを識別
するものである。
【0016】切換え処理部3は、入力制御部2よりの切
換え指示に従い、指定されたコンピュータが自機である
ことを識別した結果、自機に回線を切り換えるためのも
のである。まずマトリックス・スイッチ9の状態をチェ
ックするため、装置監視部5に対し他系のコンピュータ
が使用中かどうかのチェック指示を出し、その結果自機
より優先度の高いコンピュータが使用中でなければ、切
換え制御部4に対しマトリックス・スイッチ9に対し自
機が使用する為の宣言としてI/Oフラグをセットし、
その上で再度装置監視部5に対し自系以外の他系のコン
ピュータが使用中かどうかのチェック指示を出し、同様
に自機よりも優先度の高いコンピュータが使用中でない
とき、はじめて切換え制御部4に対し該当コンピュータ
の回線切換え指示を出す。
【0017】切換え制御部4は、切り換える系毎の切換
え情報を有する切換えテーブル8を参照しマトリックス
・スイッチ9に対し切換え指示を出す。また上記タイミ
ングで他系のコンピュータが使用中であればリトライカ
ウンタ7に加算しリトライカウンタ7が閾値を越えるま
で本処理を繰り返す。リトライカウンタ7が閾値を越え
た場合は、他系のコンピュータがI/Oフラグをセット
したまま障害になったとみなし、切換え制御部4に対し
強制的に自機のI/Oフラグをセットし該当コンピュー
タの回線を自系へ切換える指示をマトリックス・スイッ
チ9に対し出す。
【0018】次に、本発明、実施例における制御の動作
について、図面を参照しながら、説明する。
【0019】図2は、本発明の実施例における処理手順
を示す流れ図であり、図3−A、Bは、マトリックス・
スイッチの切換え状態を示す図である。
【0020】まず、図3−Aに示すように稼働系ホスト
A,B,C,及びDに対し、回線1,2,3,及び4が
接続しているものとし、待機系のホストとしてE,Fが
ある。この状態において、稼働系ホストB,Dが同時に
障害となったとする。この時、待機系ホストE,Fが同
時に回線2,4をそれぞれ自機に切り換える動作に入っ
たとする。ここで、A,B,C,D,E,Fの順に優先
度が高いものとする。
【0021】待機系ホストE,Fは処理30によりリト
ライカウンタ7を0にクリアする。処理31はリトライ
カウンタ7のチェックであるが閾値は越えていないの
で、処理32となり自機より優先度の高いコンピュータ
が使用中かどうかチェックするが、処理が同時であれば
どちらもまだI/Oフラグをセットしていないので、処
理33で待機系ホストE,FはどちらもI/Oフラグの
セットを行う。
【0022】次に処理34で自機より優先度の高いコン
ピュータのI/Oフラグをチェックする。
【0023】優先度により待機系ホストEはA,B,
C,DのI/Oフラグをチェックするが使用中ではない
ので処理35でマトリックス・スイッチに対し切換え指
示を出し、完了後処理36によりI/Oフラグをリセッ
トする。
【0024】また、待機系ホストFでの処理34につい
ては、待機系ホストEが待機系ホストFより優先するこ
とにより待機系ホストFはA,B,C,D,EのI/O
フラグをチェックするが、待機系ホストEが使用中であ
るため処理37によりリトライカウンタに1加算し、再
度処理31を行う。このように待機系ホストEがI/O
フラグをリセットするまで待機系ホストFは、処理を繰
り返し、待機系ホストEがI/Oフラグをリセットした
時点で、処理34に続いて処理35,36を行い、切換
えが完了し、図4−Bで示したように回線が切り替わっ
た状態となる。
【0025】一方、他系のコンピュータがI/Oフラグ
をセットしたまま、リトライカウンタ7が閾値を越えた
場合は、他系のコンピュータがI/Oフラグをセットし
たまま、障害になったとみなし、処理31より処理35
へと進み、マトリックス・スイッチに対し切換え指示を
出すことになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、例え
ば複数の回線を複数のコンピュータからの指示により切
り換えることが可能なシステムにおいて、複数のコンピ
ュータが同時に回線の切換え動作に入った場合でも、優
先度の高い順序に従って切換えることで回線切換え装置
の競合を起こさずに順次切り換えられ、またシステムが
デッドロック状態となるのを防ぐという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明実施例における処理手順を示す流れ図で
ある。
【図3】マトリックス・スイッチの切換え状態を示す図
である。
【図4】主従関係にあるコンピュータの回線切換えシス
テムの構成図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク管理プロセッサ 2 入力制御部 3 切換え処理部 4 切換え制御部 9 マトリックス・スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線を複数のコンピュータからの
    指示により回線切換え装置で切換える回線切換え制御シ
    ステムにあって、上記の各コンピュータは、 切換え指示、障害情報を識別する入力制御部、 入力制御部からの回線切換え指示により回線切換え装置
    の状態を装置監視部から得、他コンピュータが回線切換
    え装置を使用中でなければ切換え制御部に対し切換え指
    示を発行し、他コンピュータが回線切換え装置を使用中
    の場合、自機より優先度の高いコンピュータが使用中で
    あればリトライカウンタをカウントしながら同じ処理を
    繰り返し、ある一定の間隔を過ぎても回線切換え装置の
    状態が変化しない場合は他コンピュータがデッドロック
    状態であるものとみなし切換え制御部に対し切り換えを
    指示し、優先度の低い他コンピュータが回線切換え装置
    を使用中であれば、ある一定間隔状態をチェックし自分
    より優先度の高い他コンピュータが使用中でないのを確
    認した上で切換え制御部に切り換えを指示する切換え処
    理部、 切換え処理部の切り換え指示に基づいて、切換え情報テ
    ーブルより必要情報を獲得し回線切換え装置に対し切り
    換えを行う切換え制御部、 回線切換え装置の状態を監視し通知する装置監視部、 自機が回線の切り換えを行うために必要とする情報を格
    納する切換え情報テーブル、 切換え処理部の通知により切換え結果を表示する出力制
    御部、 とからなる優先切換え制御部を具備し、 優先度により自機が制御可能か否か判断することで複数
    コンピュータからの切換え指示の競合を防ぎ、またデッ
    ドロックによるシステム停止を防止することを特徴とす
    る回線切換え装置の同時制御システム。
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