JPH05257362A - 像担持体接触用回転体 - Google Patents

像担持体接触用回転体

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JPH05257362A
JPH05257362A JP8654892A JP8654892A JPH05257362A JP H05257362 A JPH05257362 A JP H05257362A JP 8654892 A JP8654892 A JP 8654892A JP 8654892 A JP8654892 A JP 8654892A JP H05257362 A JPH05257362 A JP H05257362A
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JP
Japan
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image carrier
image
central part
contacting
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP8654892A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakahara
敏夫 中原
Junji Kurokawa
純二 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP8654892A priority Critical patent/JPH05257362A/ja
Publication of JPH05257362A publication Critical patent/JPH05257362A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体に接触して、安定して従動回転でき
る回転体を提供する。 【構成】 芯金軸17C上に、中央部部材17Aと端部
部材17Bを一体に設ける。端部部材17Bを高摩擦部
材とする。像担持体1の非作像領域1Bに端部部材17
Bを対応させる。像担持体1の回転を主として端部部材
17Bにより回転体に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザープリ
ンタ、ファクシミリ、コンピュータ、ワードプロセッサ
等の画像形成装置において、像担持体表面に接触して回
転する帯電ローラや転写ローラの如き像担持体接触用回
転体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置であるレーザープリンタ
は、その一例を図6に示す如く、帯電ローラ2により帯
電させられた回転ドラム型の像担持体1上に、レーザー
光3を照射して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像装
置4によりトナーを接触させて可視像を作り、該可視像
上に、カセット5から送り出された用紙6をレジストロ
ーラ7によってタイミングを合わせて重ね合わせ、転写
ローラ8によりトナー像を用紙6に転写し、続いて、上
記用紙6を像担持体1から分離させて定着装置9へ送
り、該定着装置9でトナー像を定着した後の用紙6を排
紙させるようにし、一方、用紙6を分離した後の像担持
体1上の残留トナーをクリーニング装置10でクリーニ
ングするようにしてある。なお、図中、11は帯電ロー
ラ2を感光体1に対して従動回転させるために芯金軸2
aの両端に係合させた導電性スプリング、12は該導電
性スプリング11を介して帯電ローラ2に電圧を印加す
る外部電源、13は帯電ローラ2用のブレードクリーナ
ーであり、又、同様に、14は転写ローラ8の芯金軸8
aの両端に係合させた導電性スプリング、15は外部電
源、16はブレードクリーナーである。
【0003】上記レーザープリンタにおいて、帯電ロー
ラ2や転写ローラ8では、ローラ表面にトナーが固着す
るとその機能が損なわれてしまうので、通常は、導電性
弾性体の表面に非接着性被膜を被覆した構成としてある
(特開昭58−194061号等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、帯電ローラ
2や転写ローラ8は、上記した如く、スプリングにより
像担持体1に圧接させて従動回転させる方式であること
から、ローラ表面を非接着性被膜として滑り易い構造と
した場合には、大きな圧力で圧接させないと従動回転で
きなくなってしまうが、帯電ローラ2や転写ローラ8を
像担持体1に対して大きな圧力で接触させると、両端加
圧であるため、図7及び図8に示す如く、芯金軸2a,
8aの撓みにより、ローラ2,8の接触状態が両端部と
中央部とで異なってしまって均一にならず、作像精度を
劣化させる原因となる。又、帯電ローラ2や転写ローラ
8の表面には摺動タイプのクリーナーが付いているた
め、各ローラ2,8は一層回転抵抗が増え、より像担持
体1との圧接力が必要で、上記不具合が増加する傾向に
ある。
【0005】そのため、帯電ローラや転写ローラを外部
駆動方式とする場合もある(特公昭59−11111
号)が、帯電ローラや転写ローラは、一般に、導電性弾
性体製としてあって、軟質導電性ゴム等を用いているた
め、像担持体に圧接すると、凹みを生じた状態で転動す
ることになり、互いの周速度に誤差が生じることから、
ローラ周面が像担持体の周面上をスリップしながら転動
するようになってしまい、傷や破損の原因となったり、
段々の縞模様の画像を形成してしまうなどの問題が惹起
される。
【0006】そこで、本発明は、大きな圧接力を掛けな
くても安定した従動回転が得られ、特に、画像形成装置
の帯電ローラや転写ローラとして用いて有利な像担持体
接触用回転体を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、像担持体の表面に圧接して摩擦力により
従動回転させるようにしてある像担持体接触用回転体に
おいて、芯金軸上に中央部部材と端部部材とを設け、且
つ該端部部材を、上記中央部部材よりも摩擦係数の大き
な部材製としてなる構成とする。
【0008】また、中央部部材と端部部材とを一体構成
したり、端部部材を、像担持体の非作像領域に対応させ
るようにしたり、端部部材を、中央部部材よりも高硬度
としたり、中央部部材の直径を、端部部材よりも大きく
したり、中央部部材と端部部材との境界部付近のクリー
ナー幅と対応する位置に、円環状の溝を形成した構成と
するとよい。
【0009】
【作用】端部部材を中央部部材に比して高摩擦部材とし
たことから、像担持体への圧接力を小さくしても、安定
した従動回転が得られ、スリップを起こすこともなくな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は本発明の一実施例を示すもので、
図6で示したレーザープリンタの如き画像形成装置で帯
電ローラ2や転写ローラ8として用いる像担持体接触用
回転体において、導電性芯金軸17C上に、像担持体1
の中央部作像領域1Aに対応させるようにした中央部部
材17Aと、像担持体1の両端部の非作像領域1Bに対
応させるようにした端部部材17Bとを一体的に設け、
且つ上記中央部部材17Aを、導電性ゴム層17aの外
周面に潤滑性の良好な導電性被膜(表面滑性被膜)17
bで覆った構成とすると共に、上記端部部材17Bを、
中央部部材17Aよりもはるかに摩擦係数の大きいゴム
の如き材料製とした構成とする。
【0011】上記構成とした本発明の回転体を、図6に
示すレーザープリンタの帯電ローラ2として用いると、
端部部材17Bが高摩擦部材であるため、像担持体1へ
の圧接力が小さくても安定して従動回転できることにな
る。すなわち、中央部部材17Aを必要以上凹ますこと
なく回転させることができる。この際、高摩擦部材であ
る上記端部部材17Bを、像担持体1の非作像領域1B
に対応させるようにしてあることから、強度の弱い作像
領域1Aに傷を付けたり汚れを付けたりすることがな
く、したがって、像担持体1の長寿命化を図ることがで
きる。更に、像担持体1への圧接力が弱くて済むことか
ら、スリップを起こすこともなく精度のよい画像を得る
ことができる。又、上記において、端部部材17Bに中
央部部材17Aよりも高硬度な材質を選定すると、中央
部部材17Aと像担持体1との間にはニップが形成され
にくくなるので、ニップ幅を必要としない接触帯電ロー
ラとしての採用に極めて有利となる。
【0012】次に、図3及び図4は本発明の他の実施例
を示すもので、図6における転写ローラ8への採用に適
した回転体を示す。図1に示したものと同様な構成にお
いて、中央部部材17Aを、軟質導電性ゴム製として端
部部材17Bの直径よりも大きくし、端部部材17B
を、中央部部材17Aよりも高硬度で高摩擦部材とした
ものである。
【0013】転写ローラ8では、転写時のトナー散りや
乱れを防止するために、ローラ軸方向で一様な所定幅の
ニップが必要となるが、図3、図4の実施例の場合、中
央部部材17Aが両端部部材17Bよりも大径で軟質で
あるため、所定幅のニップNを円滑に形成することがで
きる。
【0014】続いて、図5は本発明の更に他の実施例を
示すもので、図1及び図2の実施例と同様な構成におい
て、中央部部材17Aと端部部材17Bとの境界部付近
におけるブレードクリーナー13(又は16)の幅と対
応する位置に、円環状の溝17Dをそれぞれ設けたもの
である。
【0015】図5の実施例の場合には、ブレードで掻き
落されてサイドへ回り込んだトナーを、矢印の如く溝1
7Dから落下させることができるので、端部部材17B
と像担持体との間への進入を防止でき、したがって、汚
れを防止できることにより摩擦力の劣化を防止すること
ができる。
【0016】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の像担持体接触
用回転体によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 端部部材を中央部部材よりも摩擦係数の大きな部材
としたことにより、低圧接力で安定した従動回転が得ら
れて中央部部材の凹みを防止できるため、スリップを防
止できて画像精度を向上することができると共に、像担
持体やローラ表面の破損事故を未然に防止することがで
きる。 (2) 一体構成であるため、加工が容易で低価格で製作す
ることができる。 (3) 像担持体の非作像領域に高摩擦部材製の端部部材が
対応するので、強度の弱い作像領域に傷や汚れを付ける
心配がなく、像担持体の長寿命化を図り得る。 (4) 端部部材を中央部部材よりも高硬度とすることによ
り、ニップ幅を余り必要としない帯電ローラに適用して
有利である。 (5) 中央部部材の直径を端部部材の直径よりも大きくす
ることにより、ローラ軸方向に一様な所定幅のニップを
得ることができ、したがって、転写時のトナー散りや乱
れを防止する必要のある転写ローラに適用して極めて有
利である。 (6) 中央部部材と端部部材との境界部付近に溝を設ける
ことにより、ローラクリーニングをする場合に、クリー
ナー両端からローラ端部へのトナー等の回り込みによる
汚れを防止でき、摩擦力の低下を防止できてスリップの
発生を防止でき、常に正確な回転を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の像担持体接触用回転体の一実施例を示
す断面図である。
【図2】回転体の一実施例を示すもので、(イ)は図1
のIIイ−IIイ矢視図、(ロ)は図1のIIロ−II
ロ矢視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】使用状態を示す図3の中央縦断面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す斜視図である。
【図6】レーザープリンタの一例を示す概要図である。
【図7】従来の帯電ローラの一例を示す使用状態の概略
図である。
【図8】図7に示す帯電ローラの端部と中央部の形状を
示すもので、(イ)は図7のVIIIイ方向矢視図、
(ロ)は図7のVIIIロ方向矢視図である。
【符号の説明】
1 像担持体 1B 非作像領域 13,16 ブレードクリーナー 17A 中央部部材 17B 端部部材 17C 芯金軸 17D 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の表面に圧接して摩擦力により
    従動回転させるようにしてある像担持体接触用回転体に
    おいて、芯金軸上に中央部部材と端部部材とを設け、且
    つ該端部部材を、上記中央部部材よりも摩擦係数の大き
    な部材製としてなることを特徴とする像担持体接触用回
    転体。
  2. 【請求項2】 中央部部材と端部部材とを一体構成した
    請求項1記載の像担持体接触用回転体。
  3. 【請求項3】 端部部材を、像担持体の非作像領域に対
    応させるようにした請求項1記載の像担持体接触用回転
    体。
  4. 【請求項4】 端部部材を、中央部部材よりも高硬度と
    した請求項1記載の像担持体接触用回転体。
  5. 【請求項5】 中央部部材の直径を、端部部材よりも大
    きくした請求項4記載の像担持体接触用回転体。
  6. 【請求項6】 中央部部材と端部部材との境界部付近の
    クリーナー幅と対応する位置に、円環状の溝を形成した
    請求項1記載の像担持体接触用回転体。
JP8654892A 1992-03-11 1992-03-11 像担持体接触用回転体 Pending JPH05257362A (ja)

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JPH05257362A true JPH05257362A (ja) 1993-10-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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