JP2564078Y2 - 給紙ロール - Google Patents

給紙ロール

Info

Publication number
JP2564078Y2
JP2564078Y2 JP6752792U JP6752792U JP2564078Y2 JP 2564078 Y2 JP2564078 Y2 JP 2564078Y2 JP 6752792 U JP6752792 U JP 6752792U JP 6752792 U JP6752792 U JP 6752792U JP 2564078 Y2 JP2564078 Y2 JP 2564078Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
paper feed
idler roller
feed roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6752792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0624948U (ja
Inventor
恭二 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiho Kogyo Co Ltd filed Critical Taiho Kogyo Co Ltd
Priority to JP6752792U priority Critical patent/JP2564078Y2/ja
Publication of JPH0624948U publication Critical patent/JPH0624948U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2564078Y2 publication Critical patent/JP2564078Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コピー機やプリンター
等の紙送り機構を備える各種の装置に利用することがで
き、紙粉を随時除去して送紙の走行不良や汚れの発生を
防止することができる給紙ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の再利用が積極的に図られ、
更生紙の使用が増加するにつれて過去にはあまり問題で
はなかった紙粉の問題が増大している。この紙粉の問題
とは、コピー機やプリンター等における走行ロール等に
主に紙粉或いはその他の塵埃が付着し、これが継続使用
においてさらに堆積して引き起こす種々の問題である。
例えば、紙粉が付着することにより走行ロールの摩擦係
数を低下させて送紙の走行不良を生じる。また、凝集し
た紙粉が送紙に付着され、その紙粉にインクやトナーが
吸着され、さらにこれが装置内の走行部材や他の送紙等
に転写されて汚れを生じる。したがって、特に装置構成
が複雑になっている場合には定期的に業者に洗浄を依頼
しなければならず、前記紙粉の除去を簡単に行うことが
できるような方法が希求されていた。
【0003】そこで、粘着剤層を形成させたクリーニン
グシートを走行させ、紙粉を粘着剤層に付着、固定させ
て除去する方法が例えば特開平2−198934号公
報、特公平1−25064号公報等により提案されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記ク
リーニングシートを使用する方法では表面に何等突起物
のないタイヤローラーを軸着した走行ロール等には有効
であるが、例えばヒダ状に突出部が放射状に設けられて
いるゴムヒダローラーを軸着した走行ロール等には紙粉
が谷部に留っているために充分に確実な効果がない。
【0005】また、クリーニングシートによる紙粉の除
去は、定期的に、或いは一定枚数を走行させた後に行う
のであるが、これらは操作的には簡易であっても人的な
管理を必要とするために面倒であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み提案
されたもので、柔軟性を有する複数の突出部を放射状に
有する遊転ローラーと、該遊転ローラーを遊転可能に軸
着する固定式のシャフト材とからなり、前記遊転ローラ
ーの各突出部の間には、少なくとも一側端が深くなるよ
うに傾斜する谷部を形成したことを特徴とする給紙ロー
ルに関するものである。
【0007】
【作用】本考案の給紙ロールは上記構成であるため、送
紙は突出部に当接して遊転ローラーを回転させながら走
行するのであるが、遊転ローラーの谷部に留った紙粉は
突出部の変形により深くなった端縁へ押し出される。そ
して、このような作用は随時行われるので、前記クリー
ニングシートを使用する方法のように人的な管理は殆ど
必要としない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明
する。
【0009】本考案の給紙ロール1は、概略すると複数
の突出部21を放射状に有する遊転ローラー2と、該遊
転ローラー2を遊転可能に軸着する固定式のシャフト材
3とからなる。
【0010】上記遊転ローラー2は、ゴム等の柔軟性を
有する材質のものであれば特にその材質を限定するもの
ではない。そして、複数のヒダ状の突出部4…を放射状
に形成すると共に、各突出部4…の間には、少なくとも
一側端が深くなるように傾斜する谷部5…を形成した。
尚、図1〜3に示す本考案の第1実施例では、上記谷部
5は底面が一側端へ直線状に傾斜する形状とした。ま
た、遊転ローラー2の軸中央にはシャフト材3よりも僅
かに大きな径の孔6を開設した。
【0011】そして、棒材であるシャフト材3を上記遊
転ローラー2の孔6に挿通させるだけで本考案の給紙ロ
ール1を作製することができる。
【0012】このように構成された給紙ロール1は、適
宜に紙送り機構を有する装置内に適用することができ
る。そして、送紙に突出部4が当接して遊転ローラー2
が回転し、その際に突出部4が送紙或いは対向するロー
ル(図示せず)により押圧されて変形するので、谷部5
の間隔を狭めて谷部5に留った紙粉を端縁から押し出す
ことになる。こうして谷部5は紙粉を常に端縁から押し
出して前述した送紙の走行不良や送紙の汚れを生ずるこ
とがない。
【0013】尚、図示実施例では実用的なその他の構成
については特に示していないが、例えば遊転ローラー2
が常にシャフト材3の所定位置に配置するようにシャフ
ト3の表面に適宜に位置規制部材(図示せず)を固定し
ても良いし、遊転ローラー2の遊転を円滑にする構成を
付加するようにしても良い。さらに、遊転ローラー2の
下方に回収部材(図示せず)を臨ませて谷部5から押し
出された紙粉を装置内に飛散させることなく回収して廃
棄するようにしても良い。
【0014】次に、図4に示す本考案の第2実施例の給
紙ロール1’は、表面に紙粉を付着することができる付
着ローラー7を遊転ローラー2の側端に臨ませてシャフ
ト材3に固定した構成である。
【0015】上記付着ローラー7は、前記遊転ローラー
2の最外径よりも小さい径を有して送紙と非接触状態に
構成される。そして、例えば円盤状の支持部材の周表面
に粘着テープを粘着層が表面側へ配置されるように巻き
付けたものを使用することができる。
【0016】尚、この第2実施例における遊転ローラー
2は、ベアリングが内部に装着されたボビン8を介して
シャフト材3に遊転可能に軸着されている。そして、前
記付着ローラー7はこのボビン8の端部に接合状に臨ん
でいる。
【0017】このように構成されたされた給紙ロール
1’は、遊転ローラー2の側端から押し出された紙粉が
付着ローラー7に付着して装置内に飛散させることがな
く、安定に送紙を走行させることができ、継続的に適用
することができる。
【0018】また、図5に示す遊転ローラー2”のよう
に、谷部5”を両側端が深くなるように且つ曲面状に傾
斜させるように構成しても良い。このような構成の遊転
ローラー2”では谷部5”の両側端から紙粉が押し出さ
れるので、前記付着ローラー7を設ける場合には遊転ロ
ーラー2”の両側端に臨むように配設することが望まし
い。
【0019】以上、本考案を実施例に基づいて説明した
が、本考案は前記した実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しな
い限りどのようにでも実施することができる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案の給紙ロール
は極めて簡単な構成であり、適宜に紙送り機構に適用す
ることができる。そして、傾斜状に設けた谷部の端縁よ
り紙粉を押し出して遊転ローラーに紙粉を留めることが
ないので、送紙の走行不良を生じたり、送紙に汚れを付
着させたりすることがない。
【0021】また、上記作用は随時行われるので、人的
な管理を必要とすることなく継続的に送紙を安定に走行
させることができる。
【0022】さらに、遊転ローラーの側端に付着ローラ
ーを臨ませるようにした給紙ロールは、遊転ローラーよ
り押し出された紙粉をその表面に付着させるので、装置
内に紙粉を飛散させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】第1実施例に使用する遊転ローラーの斜視図で
ある。
【図3】第1実施例に使用する遊転ローラーの断面図で
ある。
【図4】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図5】遊転ローラーの他の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 給紙ロール 2 遊転ローラー 3 シャフト材 4 突出部 5 谷部 7 付着ローラー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有する複数の突出部を放射状に
    有する遊転ローラーと、該遊転ローラーを遊転可能に軸
    着する固定式のシャフト材とからなり、前記遊転ローラ
    ーの各突出部の間には、少なくとも一側端が深くなるよ
    うに傾斜する谷部を形成したことを特徴とする給紙ロー
    ル。
  2. 【請求項2】 表面に紙粉を付着することができる付着
    ローラーを遊転ローラーの一側端若しくは両側端に臨ま
    せてシャフト材に固定させたことを特徴とする請求項1
    に記載の給紙ロール。
JP6752792U 1992-09-03 1992-09-03 給紙ロール Expired - Fee Related JP2564078Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6752792U JP2564078Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 給紙ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6752792U JP2564078Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 給紙ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0624948U JPH0624948U (ja) 1994-04-05
JP2564078Y2 true JP2564078Y2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=13347543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6752792U Expired - Fee Related JP2564078Y2 (ja) 1992-09-03 1992-09-03 給紙ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2564078Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105346224A (zh) * 2015-12-14 2016-02-24 重庆正合印务有限公司 一种纸箱印刷机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0624948U (ja) 1994-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09244359A (ja) 画像形成装置
JP2834716B2 (ja) クリーニングローラ及びトナー供給ローラの製造方法
JP2564078Y2 (ja) 給紙ロール
US4127082A (en) Wiper roller for drying a wet sheet in a copying machine
US4821077A (en) Cleaner for toner fixing device
US5130755A (en) Cleaning device
JPH02188332A (ja) 紙搬送装置
JP2000047491A (ja) 湿式印刷機用スキ―ズロ―ラのクリ―ニング装置
JP3403816B2 (ja) 転写搬送装置
JPH05257362A (ja) 像担持体接触用回転体
JPH0312015B2 (ja)
JP2000016627A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP3537016B2 (ja) 画像形成装置のトナー回収装置
JPS60144781A (ja) 感光体走行装置
JP3611922B2 (ja) 用紙搬送装置
JPS5882930A (ja) 給紙装置
JPH074935Y2 (ja) リボンカセット
JPH0721686B2 (ja) クリーニングブレード及びこのクリーニングブレードを用いた画像形成装置
JPS5986529A (ja) 給紙装置
JPH0748594Y2 (ja) 画像形成装置
JP3932846B2 (ja) 搬送部材
JPH07302004A (ja) 画像形成装置の転写前ガイド
JPH11143323A (ja) クリーニング装置
JPH0121323Y2 (ja)
JPH06332346A (ja) 電子写真記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees